JPS61254569A - 1,3−二置換イミダゾリウム塩 - Google Patents

1,3−二置換イミダゾリウム塩

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JPS61254569A
JPS61254569A JP61094986A JP9498686A JPS61254569A JP S61254569 A JPS61254569 A JP S61254569A JP 61094986 A JP61094986 A JP 61094986A JP 9498686 A JP9498686 A JP 9498686A JP S61254569 A JPS61254569 A JP S61254569A
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lower alkyl
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hydrogen
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JP61094986A
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エーフア・マリア・カルピツチユカ
ビルヘルム・クレツツアー
ヘルムート・リンク
マルク・モンタフオン
レナーテ・ミユスナー
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/56Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached to ring carbon atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイミダゾリウム化合物に関する。一般式 式中、記号Qはアリーレンまたはヘテロアリーレンを表
わし、基−NR’R”は塩基性アミノ基を表わし、R1
は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル、低級
アルコキシアルキルまたは低級ハロアルキルを表わし、
R4は塩基性アミノ基または基−N=CRc Ra %
−(NH)n−CH(Rc )−Ra ’ 、→1−C
O−Rbもしくは−CH2−Co−Rb ヲ表わし、R
1+ は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル
、低級アルコキシアルキル、低級ハロアルキル、アリー
ルまたは融合したベンゼン環を表わし、R6は水素また
は低級アルキルを表わし、Raはアリール、ヘテロアリ
ールまたは塩基性アミノ基を表わし、Ra’  はアリ
ールまたはへテロアリールを表わし、Hbは水素、−Q
′、−〇Q′または随時低級アルキル基を介して結合し
ていてもよいアリール、ヘテロアリールもしくは塩基性
アミノ基を表わし、Rcは水素または低級アルキルを表
わし、nは数Oまたは1を表わし、点線は追加の二重結
合を表わし、記号Q′は随時エーテル及び/またはアル
コール型〈おいて酸素原子1.(Iまたは2個を含んで
いてもよい飽和または一部不飽和の低級炭化水素基を表
わし、そして記号Y”−は製薬学的に許容し得るアニオ
ンを表わす、の化合物及びその製薬学的に許容し得る塩
は価値ある薬理学的特性を有している。殊に、本化合物
は抗バクテリア(antibacterial)、抗糸
状菌(antimycotic)、殺原虫類(prot
ozoacidaI)及び/または駆虫(inthel
mint ic)特性を有している。
本発明の目的は、式I(但し、R4が基−N=CH−Q
−NR’ R”を表わし、R自及びR1が各々メチルを
表わし、Rs及びR6が各水素を表わし、Qが1,4−
)ユニしンを表わし、そしてYが塩素を表わす場合、R
sは水素またはメチル以外のものを表わすものとする)
の化合物及びその製薬学的に許容し得る酸付加塩自体;
その製造に対する方法及び中間体;治療的に活性物質の
製造に対する中間体の用途;治療的に活性物質として使
用するための上記式!の化合物及びその製薬学的に許容
し得る酸付加塩;式Iの化合物及びその製薬学的に許容
し得る酸付加塩に基づく薬剤及びその製造;病気の抑制
または予防においてこれらの化合物の用途;並びに抗バ
クテリア、抗糸状菌、殺原虫類及び/または駆虫剤活性
を有する薬剤のH11□ 製造に対するこれらの化合物の用途である。
「低級」なる用語は最大7個、好ましくは最大4個の炭
素原子を有する残基及び化合物を表わす。
「アルキル」なる用語は、単独または組合せ、例えば「
アルキル基」、「アルコキシ」及び「アルキルチオ」で
あっても、直鎖状または分枝鎖状の飽和炭化水素残基、
例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、S−ブチル、イソブチル及びt−ブチルを
表わす。「飽和または一部不飽和炭化水素基」なる用語
は開鎖及び環式基並びにその組合せを表わす。飽和及び
一部子飽和低級炭化水素基の例は次のものである:低級
アルキル基例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、S−ブチル及びイソブチル;低級アルケニル基例
工ば2−プロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル及び
2−メチル−2−プロペニル;随時低級アルキル基で置
換されていてもよい低級シクロアルキル基、例えばシク
ロプロピル、シクロペンチル、2−メチルシクロペンチ
ル、シクロヘキシル及び3−メチルシクロヘキシル;随
時低級アルキル基で置換されていてもよいシクロアルケ
ニル基、例工ば3−シクロペンテニル、l−メチル−3
−シクロペンテニル及び3−シクロヘキセニル;低級シ
クロアルキルまたはシクロアルケニルで置換された低級
アルキルまたはアルケニル基、例えばシクロプロピルメ
チル、シクロプロピルエチル、シクロペンチルメチル、
シクロヘキシルメチル、2−シクロヘキセニルメチル及
ヒ3−シクロプロピル−2−プロペニル。エーテル及び
/またはアルコール型において1(1または2個の酸素
原子を含む飽和または一部不飽和低級炭化水素基の例は
次のものである:低級アルコキシアルキル基、例えばメ
トキシメチル、エトキシメチル及び2,2−ジェトキシ
エチル、並びに低級ヒドロキシアルキル基、例えばヒド
ロキシメチル、1−ヒドロキシエチル及び2−ヒドロキ
シエチル。
「アリール」なる用語は炭素環式芳香族基、好ましくは
単環式または二環式基、特にフェニル及びナフチル基を
表わし、該基は随時塩基性アミノ基で置換されていても
よく、そして加えて、低級アルキル、低級アルコキシ、
低級アルキルチオ、低級アルカノイル、低級アルコキシ
カルボニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロメチル
、ヒドロキシ、ニトロ及びシアノよシなる群からの1個
または2個の置換基で置換されていてもよい。
「アリーレン」なる用語は2つの遊離原子価を有する炭
素環式芳香族基、好ましくは単環式または二環式基、特
[1,4−または1.2−フェニレン及び1,4−1た
は1,2−ナフチレン基を表わし、該基は低級アルキル
、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルカノイ
ル、低級アルコキシカルボニル、アリール、ハロゲン、
トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ニトロ及びシアノよ
シなる群からの1個または2個の置換基で置換されてい
てもよい。
「ヘテロアリール」なる用語は複素環式芳香族基、好ま
しくは単環式または二環式基、特に5−または6−員の
芳香族複素環式基(随時ベンゼン環と融合していてもよ
い)を表わし、該基は随時塩基性アミノ基で置換されて
いてもよく、そして加えて、低級アルキル、低級アルコ
キシ、低級アルキルチオ、低級アルカノイル、低級アル
コキシカルボニル、アリール、ハロゲン、トリフルオロ
メチル、ヒドロキシ、ニトロ及びシアノよシなる群から
の1個または2個の置換基で置換されていてもよい。5
−員の芳香族複素環式基は好ましくはヘテロ環員(複数
)として酸素もしくは硫黄原子またはイミノ基及び随時
更に窒素原子1個または2個を含んでいてもよい。6−
員の芳香族複素環式基は好ましくは環員(複数)として
窒素原子1個、2個または3個を含む。「ヘテロアリー
レン」なる用語は2つの遊離原子価を有する複素環式芳
香族基、好ましくは単環式または二環式基、特に2つの
遊離原子価を有する5−及び6−員の芳香族複素環式基
(随時ベンゼン環と融合していてもよい)を表わし、該
基は低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ
、低級アルカノイル、低級アルコキシカルボニル、アリ
ール、ハロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ニ
トロ及びシアノよりなる群からの1個または2個の置1
′、 換基で置換されていてもよい。
「ハロゲン」なる用語は4種、フッ素、塩素、臭素及び
ヨウ素を表わす。
「塩基性アミノ基」なる用語は塩基特性を有する未置換
または−もしくは二置換されたアミノ基を表わす。塩基
性アミン基は一般式−NR’R’によって表わすことが
できる。この式において R1は好ましくは水素または
低級アルキルを表わし、セしてR2は好ましくは水素ま
たは随時エーテル及び/またはアルコール型における酸
素原子1個または2個を含んでいてもよい飽和または一
部不飽和低級炭化水素基を表わすか、或いはR1及びR
2は窒素原子と一緒になって、好ましくは5−員〜7−
員の飽和N−複素環式基を表わし、該基は随時1個また
は2個の低級アルキル基で置換されていてもよく、そし
て1個のメチレン基の代9に環員として酸素もしくは硫
黄原子または基>SOl>SO,、>COl>CH−R
dもしくは>N−Rcを含むことができ、ここにRdは
ヒドロキシ、低級アルカノイル、低級アルコキシカルボ
ニル、カルバモイル、モノ−もしくはジ(低級アルキル
)カルバモイルまたは飽和もしくは一部不飽和低級炭化
水素基を表わし、該基は随時酸素原子を介して結合して
いてもよく、そして加えて、随時エーテル及び/または
アルコール型における酸素原子1 (ffdまたは2個
を含んでいてもよい、そしてRcは水素、低級アルカノ
イル、低級アルコキシカルボニル、カルバモイル、モノ
−モジくハシ(低級アルキル)カルバモイルまたは飽和
もしくは一部不飽和低級炭化水素基を表わし、該基は随
時エーテル及び/またはアルコール型における酸素原子
1個または2個を含んでいてもよい。
式■の化合物が1個よシ多い塩基性アミノ基を含む場合
、これらの基は同一もしくは相異なるものであることが
できる。
特定の具体例においては、本発明はR4が基−N=CR
’−Q−NR’ R”を表わす上記式Iの化合物、即ち
、一般式 式中、R1、R1、R3、R1、R6、Q及びY−は上
記の意味を有し、これKよって各々の場合における記号
Q、R1、R1及びR6は同一もしくは相異なるもので
あることができる、 の化合物に関する。
記号Qは好ましくは1.4−フェニレンまたは1.4−
ナフチレンを表わし、該基は随時低級アルキル及び低級
アルコキシよりなる群からのl個または2個の置換基で
置換されていてもよい。特に好ましい具体例においては
、記号Qはl、4−フェニレンを表わす。
R1及びR1は各々好ましくは水素または低級アルキル
を表わすか、或いは窒素原子と一緒になって、4−モル
ホリニル、l−ピペラジニル、4−(低級アルキル)−
1−ピペラジニル、4−(低級アルコキシカルボニル)
−1−ピペラジニルまたは1−ピロリジニルを表わし、
該基は随時1個または2個の低級アルキル基で置換され
ていてもよい。特に好ましい具体例においては、R1及
びR1は各々低級アルキルを表わす。
R3は好ましくは低級アルキルを表わし、少なくとも2
個の炭素原子を有する低級アルキル基が特に好ましい。
記号R4が基−N=CR’ −Q−NR’ R” を表
わす限シにぷいては、該基は好ましくは基−N=CRc
 −Raまたは−CH2−CO−Rbを表わし、ここに
、Raは好ましくは随時低級アルキル、低級アルコキシ
、低級アルキルチオ、低級アルコニル、低級アルコキシ
カルボニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキ
シ、ニトロ及びシアノよシなる群からの1個または2個
の置換基で置換されていてもよいフェニルを表わし、そ
してB、bは好ましくは低級アルキル、低級アルコキシ
またはフェニルを表ワし、該フェニルは随時低級アルキ
ル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルカノ
イル、低級アルコキシカルボニル、ハロゲン、トリフル
オロメチル、ヒドロキシ、ニトロ及びシアノヨリなる群
からの1個または)シ個の置換基で置換されていてもよ
い。
記号RI 、R11及び’flcは好ましくは水素を表
わす。
下記のイミダゾリウム塩は一般式Iによって定義される
物質の代表的な群である: 1.3−ビスCCp−(ジメチルアミノ)ベンジリデン
〕アミノ〕イミダゾリウム塩、3−[p−(クロロベン
ジリデン)アミノ〕−1−((p−(ジメチルアミノ)
ベンジリデン〕アミノ〕−2−エチルイミダゾリウム塩
3−Cp−(ジメチルアミノ)フェナシル〕−1−((
p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕−2−
エチルイミダゾリウム塩、1.3−ビスCCp−(ジメ
チルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕−2−メチルイミ
ダゾリウム塩、 1.3−ビスCCp−(ジメチルアミノ)ベンジリデン
〕アミン〕−2−エチルイミダゾリウム塩、 1−〔(p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ
〕−2−エチル−3−[(p−ニトロベンジリデン)ア
ミン〕イミダゾリウム塩及び1.3−ビス〔(p−(ジ
メチルアミノ)ベンジリデン〕アミン〕−2−プロビル
イミダゾリウム塩0 式Iの新規化合物及びその製薬学的に許容し得る酸付加
塩は本発明に従って、 a) 一般式 式中、R1、R” 、Ra 、R’ 、R’ 、R’及
びQは上記の意味を有し、そしてYa−はアニオンを表
わす の化合物をそれぞれ一般式 %式% 式中、R’ 、R” 、R’ 、Ra、Rc 及びQは
上記の意味を有し、Ra*は塩基性アミノ基を表わし、
そしてR′は低級アルキルを表わす、 のカルボニル化合物と反応させるか、 b) 一般式 式中、R’ 、R” 、R’ XR’ 、R’及びQは
上記の意味を有する、 の化合物を一般式 %式% 式中、R4′は基−CM(Rc )−Ra ’  また
は−CH,−Co−Rbを表わし、 Xは離脱性基を表わし、そしてRa /、Rb及びRc
は上記の意味を有する、 の化合物と反応させるか、 C) 上記式Ha /の化合物を一般式Ra’−CM(
Rc)X      ■a式中、Ra’、Rc  及び
Xは上記の意味を有する、 の化合物と反応させるか、 d) 上記式1a /の化合物を一般式Rb’ −Co
−X      X1 式中、Rb’は水素−Q′、 OQ /、アリール、ヘ
テロアリール、第二塩基性アミン基、または低級アルキ
ル基を介して結合するアリール、ヘテロアリールもしく
は塩基性アミノ基を表わし、そしてQ′及びXは上記の
意味を有する、 の化合物と反応させるか、或いは \・ e) 一般式 式中、R1、R1、R8、R5、R6、Q及びYa−は
上記の意味を有し、セしてRは随時低級アルキル、低級
アルコキシまたは110ゲンで置換されていてもよいフ
ェニルを表わす、の化合物をアンモニアまたは対応する
塩基性第一もしくは第二アミンと反応させ、 f) 場合によっては、得られる化合物においてYa−
によって表わされるアニオンを製薬学的に許容し得るア
ニオンと置換し、そして g) 必要に応じて、得られる式■の化合物を製薬学的
に許容し得る塩に転化する ことによって製造することができる。
本発明による上記の数種の方法において、出発物質に存
在する全ての反応性アミノ及び/lたはヒドロキシル基
を保護基によって封鎖することが必要である。これらの
場合は当該分野に精通せる者にとっては容易に認められ
、またそれぞれの適当な保護基の選択も問題はない。
方法a)によるアミンとアルデヒド、ケトンまたはアセ
タールとの反応はそれ自体公知の且つ当該分野に精通せ
る者にとってはよく知られた反応である0溶媒として例
えば低級脂肪酸、例えば酢酸及びプロピオン酸、低級ア
ルコール、例えばメタノール、エタノール及び2−プロ
パツール、低級脂肪酸エステル、例えば酢酸エチル、低
級エーテル、例えばジエチルエーテル、t−ブチルメチ
ルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、テ
トラヒドロフラン及びジオキサン、ハロゲン化された低
級炭化水素、例えば塩化メチレン、クロロホルム及び塩
化エチレン、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエ
ン及びキシレン、アセトニトリル、N、N−ジメチルホ
ルムアミド並びにジメチルスルホキシドが適当である。
反応温度は臨界的ではない。この反応は例えば約o℃か
ら選んだ溶媒の沸騰温度までの範囲で行うことができる
。しかしながら、この反応を好ましくは室温で行う。式
ff (Rc =低級アルキル)の反応性の小さいケト
ン及びケタールとの反応においては、好ましくは縮合剤
、例えばテトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム
を用いる。
方法b)に従って、R6が基−CH(Rc )−Ra 
’または−CH,−Co−Rbを表わす式Iの化合物は
式y a /のイミダゾール誘導体をアルキル化するこ
とによって製造することができる。またこの反応はそれ
自体公知の且つ当該分野に精通せる者にとってはよく知
られた反応である。適当な溶媒は例えばハロゲン化され
た低級炭化水素、例えば塩化メチレン、クロロホルム及
び塩化エチレン、開鎖または環式エーテル、例えばジエ
チルエーテル、1−プチルメチルエーテル、エチレング
リコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジ
オキサン、低級脂肪酸エステル、例えば酢酸エチル、低
級アルコール、例えばメタノール、エタノール及びイソ
プロパツール、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トル
エン及びキシレン、アセトニトリル、N、N−ジメチル
ホルムアミド並びにジメチルスルホキシドである。反応
温度は臨界的ではない。例えばこの反応を約0℃から溶
媒の沸騰温度までの範囲で行うことができる。
方法C)に従って、R6が基−NH−CH(Rc )−
Ra’を表わす式夏の化合物は式1 a /のアミンを
アルキル化することくよって製造することができる。ま
たこの反応はそれ自体公知の且つ当該分野に精通せる者
にとってはよく知られた反応である。溶媒として、特に
有極性溶媒、例えば低級アルコール、例えばメタノール
、エタノール、イソプロパ/ −ル、開鎖及び環式エー
テル、例えばエチレングリコールジメチルエーテル、テ
トラヒドロフラン及びジオキサン、N、N−ジメチルホ
ルムアミド並びにジメチルスルホキシドが適当である。
反応温度は臨界的ではなく、この反応を例えば約0℃か
ら選んだ溶媒の沸騰温度までの範囲で行うことができる
方法d)に従って、R1が基→旧−Co−Rb’を表わ
し、そして、Rb/が水素、了り−ル、ヘテロアリール
、第二塩基性アミン基、低級アルキル基を介して結合す
るアリール、ヘテロアリールもしくは塩基性アミノ基、
または随時酸素を介して結合していてもよく且つ随時エ
ーテル及び/またはアルコール型における酸素原子1個
または2個を含んでいでもよい飽和または一部不飽和低
級炭化水素基を表わす式Iの化合物は式1a’のアミン
をアシル化することによって製造することができる。ま
たこの反応はそれ自体公知の且つ当該分野に精通せる者
にとってはよく知られた反応である。適当な溶媒は特に
上記の有極性溶媒である。反応温度は臨界的ではない。
この反応は約O℃から選んだ溶媒の沸騰温度までの範囲
で行うことができる。
しかしながら、この反応を好ましくは約0℃乃至室温の
範囲で行う。
方法e)に従って、R4が基−NH−(刀−Rb“を表
わし、そしてRh“が塩基性アミノ基を表わす式Iの化
合物は式■の化合物をアミド化することによって製造す
ることができる。またこの反応はそれ自体公知の且つ当
該分野に精通せる者にとってはよく知られた反応である
。適当な溶媒は例えば開鎖及び環式エーテル、例えばジ
エチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン及びジオキサン、N、N−ジメチルホルムア
ミド並びにジメチルスルホキシドである。反応温度は臨
界的ではなく、この反応を例えば約0℃から選んだ溶媒
の沸騰温度までの範囲で行うことができる。しかしなが
ら、この反応を好ましくは室温で行う。
方法f)K従って、得られる化合物忙おいてYsで表わ
されるアニオンを製薬学的に許容し得るアニオンで置換
することがで希る。またこの置換はそれ自体公知の且つ
当該分野に精通せる者にとってはよく知られた反応であ
る。好ましくは、製薬学的に許容し得るアニオンを負荷
させた普通のイオン交換体を用いるn 方法g)に従って、式Iの化合物を製薬学的に許容し得
る酸付加塩に転化することができる。かかる酸付加塩は
それ自体公知の且つ当該分野に精通せる者にとってはよ
く知られた方法に従って製造することができる。この場
合、無機酸による塩のみならず、また有機酸による塩、
例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、クエン
酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、メタンスル
ホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等が考えられ出発
物質として述べた種々な化合物は次の反応式lに従って
製造することができる:反応式中、R’、R”、R”、
R”、R”、R”、Ra5=Ra′、Rb2、R,b“
% ’ttc、 Rs Q及びYa−は上記の意味を有
する。
点線の矢印は、示した出発物質の全てをこの反応に考慮
していないことを表わす;次の参照番号l)〜4)に対
する詳細記述参照。
1) この反応に対する出発物質はRa が随時低級ア
ルキル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換されてい
てもよいフェニルを表わし、そしてRcが水素を表わす
弐Vaの化合物である。
2) この反応に対する出発物質はRaが随時低級アル
キル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換されていて
もよいフェニルを表わし、そしてRcが水素を表わす式
1aの化合物である。
3) この反応に対する出発物質は基=CRc −Ra
が基=C(R’)−Q−NR’R”を表わし、そしてQ
 、 R1運びにR2及びR6が上記の意味を有する弐
Ha の化合物である。
4) この反応に対する出発物質はRaがアリールまた
はへテロアリールを表わす式1aの化合物である。
以下に更に詳細に説明する反応工程A−Hの場合、反応
は例外なくそれ自体公知の且つ当該分野に精通せる者に
とってはよく知られた方法であるOAa: この反応工
程は親電子的アミン化剤、例えばヒドロキシアミンO−
スルホン酸または無機塩基によるその塩による親電子的
アミン化である。
好ましくは、対応するアルカリ金属塩、例えばナトリウ
ム塩を用い、そして反応を水溶液中で行う。
この場合、一般に式冨のジアミン及び式■のモノアミン
からなる混合物が得られる。この2種の化合物をそれ自
体公知の且つ当該分野に精通せる者にとってはよく知ら
れた方法に従って相互に分離することができる。後記の
実施例には、得られる混合物の分離に関する詳細な情報
が含まれている。
Ab: この反応工程は親電子的アミノ化剤、例えばO
−ジフェニルホスフィニルヒドロキシルアミンによる親
電子的アミン化であシ、かくして、親電子的アミン化剤
との反応前に1式■の化合物を強塩基によってアルカリ
金属塩に転化する。適当な塩基は例えば低級アルカリ金
属アルコキシド、例えばナトリウムメトキシド及びナト
リウムエトキシド並びにアルカリ金属水素化物例えば水
素化ナトリウムである。適当な溶媒は例えばN−メチル
ピロリドン、N、N−ジメチルホルムアミド、低級アル
コール、エーテル例えばテトラヒドロフラン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジエチルエーテル及びジエチレングリコールジブチルエ
ーテルである。反応温度は好ましくは約o℃〜loo℃
の範囲であり、この反応を好ましくは室温で行う。
Ac:  この反応工程は親電子的アミン化剤、例えば
O−ジフェニルホスフィニルヒドロキシルアミンによる
親電子的アミノ化である。適当な溶媒は例えばハロゲン
化された低級炭化水素、例えばクロロホルム、塩化メチ
レン及び塩化エチレン、エーテル例えばジエチルエーテ
ル及びテトラヒドロフラン、低級アルコール、例エバエ
タノール、アセトニトリル、N、N−、−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド、並びにその混合物で
ある。
反応温度は約O℃から選んだ溶媒の沸騰温度までの範囲
である。この反応を好ましくは室温で行う。
B:この反応工程においては、対応する出発物質を上記
式■の化合物と反応させる。適当な溶媒は例えばハロゲ
ン化された低級炭化水素、例えば塩化メチレン、クロロ
ホルム及び塩化エチレン、開鎖及び環式エーテル、例え
ばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジオキサン
、アセトニトリル並びにN、N−ジメチルホルムアミド
である。この反応は約0℃乃至選んだ溶媒の沸騰温度の
範囲で行うことができる。
C:この反応工程においては、対応する出発物質を式■
のアルデヒドまたはケトンと反応させ、それぞれ対応す
るアルジミンまたはケチミンを生成させる。適当な溶媒
は例えば低級脂肪酸、例えば酢酸及びプロピオン酸、低
級アルコール、例えばメタノール、エタノール及び2−
プロパツール、ハロゲン化された低級炭化水素、例えば
塩化メチレン、クロロホルム及び塩化エチレン、開鎖及
び環式エーテル、例えばジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、t−7’チルメチルエーテル、エチレン
クリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン及ヒジオキサン、
アセトニトリル、N、N−ジメチルホルムアミド並びに
ジメチルスルホキシドである。この反応は約0℃乃至選
んだ溶媒の沸騰温度の範囲で行うことができる。この反
応を好ましくは室温で行う。式ff(Rc=低級アルキ
ル)の反応性の小さいケトン及びケタールとの反応にお
いては、好ましくは縮合剤、例えばテトラフルオロホウ
酸トリエチルオキソニウムを用いる。
D=この反応工程はアルジミンの加水分解から々る。好
ましい具体例釦おいては、対応する出発物質を水性酸で
処理し、得られる芳香族アルデヒドを水蒸気蒸留によっ
て除去する。適当な酸は例えば希塩酸及び希釈臭化水素
酸である。
Ea: この反応工程においては、対応する出発物質を
上記式xiの化合物と反応させる。適当な溶媒は例えば
ハロゲン化された低級炭化水素、例えば塩化メチレン、
クロロホルム及び塩化エチレン、開鎖及び環式エーテル
、例えばジエチルエーテル、ジインプロピルエーテル、
t−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジ
オキサン、低級脂肪酸、例えば酢酸エチル及び酢酸メチ
ル、並びにアセトニトリルである。この反応は約℃乃至
選んだ溶媒の沸騰温度の範囲で行うことができるO Eb: この反応は一般式 %式% 式中、X′はハロゲンを表わし、そしてRは上記の意味
を有する、 の化合物によるアシル化である。この反応はEaによっ
て表わされた反応工程と同一条件下で行うことができる
F:この反応工程においては、対応する出発物質をアン
モニアまたは対応する第一もしくは第二アミンと反応さ
せる。適当な溶媒は例えば開鎖及び環式エーテル、例え
ばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジオキサ
ン、N、N−ジメチルホルムアミド韮びにジメチルスル
ホキシドである。この反応は約θ℃から選んだ溶媒の沸
騰温度の範囲で行うことができる。しかしながら、この
反応を有利には室温で行う。
G:この反応工程においては、対応する出発物質を上記
式Viaの化合物と反応させる。適当な溶媒は例えば開
鎖及び環式エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン及びジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド並びにジメチルスルホキシドである。この反応は
約O℃から選んだ溶媒の沸騰温度までの範囲で行うこと
ができる。
しかしながら、この反応は室温で有利に行われる。
H:この反応工程においては、出発物質として用いるア
ルジミンまたはケチミンを対応するアミン如還元する。
この還元は好ましくは適当な触媒□の存在下において元
素水素によって行われる。適当な触媒は例えばハフシウ
ム/炭素及び酸化白金である。適当な溶媒ば特に低級ア
ルコール、例えばメタノール及びエタノールである。還
元は好ましくは室温で行われる。
出発物質として用いる上記の新規化合物及び共通の構造
式的特徴として一般式 式中、R” 、R’及びY−は上記の意味を有する、 の基を有する治療的活性物質の製造に対するその用途は
また本発明の一目的である。これらの化合物は式ff、
I(R”が水素またはメチル以外の意味を有する限シ)
及び■の上に定義した化合物並びに一般式 式中、Rマは基−(NH)n7CH(Rc) Ra’、
−Nu−Co−Rb X−CH,−Co−Rb iタハ
−Nu−COORを表わし、R8は基→←CRc−Ra
−CH(Rc)−Ra’、−NH−Co−Rb 、 −
CH2−CO−−Rbまたは−NH−COORヲ表わし
、RS I ハ少なくとも炭素原子2個を有する低級ア
ルキル、低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキシアル
キルまたは低級ハロアルキルを表わし、そしてR% R
” 、R’ 、Ra、Ra’、Rb1RcsYa−及び
nは上記の意味を有する、 の化合物である。
前記の如く、式Iの化合物は価値ある薬理学的特性を有
している。例えば本化合物は駆虫特性(antipar
asitic  properties)を示し、原虫
類(protozoa)及び嬬虫類(worms)に対
して特に活性である。寄生中に対して、特にフイラリア
(f目aria)の如き線虫に対するその活性が特に強
調される。これらの薬理学的特性は公知の且つ当該分野
に精通せる者にとってはよく知られた試験方法によって
決定することができる。
式Iの化合物の殺フイ2リア活性は例えばIJ )モソ
イデスーカリニイ(Litomosoides car
i−nii)に感染した朝鮮ねずみ(Sigmodon
 hi−spidus)ににおいて決定することができ
る。リトモソイデス・カリニイによる感染を吸血ダニの
イエダニ(Bdellonyssus bacoti)
によって移し、このダニの体内でミクロフイラリア(m
ic−rofilaria)の感染しやすい幼虫への発
育が起こる。朝鮮ねずみを、感染したダニにかみつかせ
て感染させた。感染して14週間後、2〜4匹の動物群
を試験化合物で皮下的に処置した。試験化合物で処置し
て42日後、実験動物を解剖し、成体フイラリアを胸膜
腔から除去した。生存及び死亡または被のうした(en
capsulated)虫を相互に分離し、そして秤量
した。殺フイラリア活性を処置した群当りの死亡したマ
クロフイラリアの百分率として表わす。次KED、。を
プロビット(pr6bit)分析によって、異なる投薬
量群からの値を用いて測定する。FJ)o。は胸膜腔か
ら除去した虫の90%が死亡した投薬量である。次の第
1表において、一般式■によって定義される化合物群の
代表的なものを用いて、上記の試験において得られた結
果を集計した。更に、該表には、叩/ゆにおいてマウス
IC1同経口的に投与した場合のこれらの成る化合物の
急性毒性に関するデータが含まれる。
式Iの化合物は例えば経腸または非経腸用途に対する農
薬学的調製物の形態における薬剤として用いることがで
きる。これらのものは例えば錠剤、被覆された錠剤、糖
衣丸、硬質及び軟質ゼラチンカプセル剤、溶液、乳液ま
たは懸濁液の形態において経口的に、例えば坐薬の形態
忙おいて肛門部に、或いは注射溶液の形態において非経
口的に投与することができる。
製薬学的調製物の製造は、当該分野に精通せる者にとっ
てはよく知られた方法において、適当な無毒性の不活性
な治療的に適合し得る固体または液体の担体物質及び、
必要に応じて、普通の製薬学的補助剤と共に、場合によ
っては、他の治療的に価値ある物質と組合わせて、上記
の物質をガレスス法(galenical)投与形態に
することによって行うことができ右。
担体物質として、無機担体物質のみならず、また有機担
体物質も適当である。かくて、錠剤、被覆された錠剤、
糖衣丸及び硬質ゼラチンカプセル剤に対する担体物質と
して、例えばラクトース、トウモロコシ殿粉またはその
誘導体、タルク、ステアリン酸またはその塩を用いるこ
とができる。
軟質ゼラチンカプセル剤に対する適当な担体は例えば植
物油、ロウ、脂肪並びに半固体及び液体ポリオールであ
る(しかし彦がら、活性物質の性質に応じて、軟質ゼラ
チンカプセル剤の場合には担体を必要としない)。溶液
及びシロップを製造する際の適当な担体物質は例えば水
、ポリオール、サッカロース、転化糖及びグルコースで
ある。注射溶液に対する適当な担体物質は例えば水、ア
ルコール、ポリオール、グリセリン及び植物油である。
坐薬に対する適当な担体物質は例えば天然または硬化油
、ロウ脂肪及び半固体または液体ポリオールである。
製薬学的補助剤として、普通の安定剤、保存剤、湿潤及
ぶ乳化剤、風味改善剤、浸透圧を変えるための塩、緩衝
剤物質、溶解剤、着色剤、被覆剤及び酸化防止剤が考え
られる。
上記物質の投薬量は処置する病気、年齢及び患者の個々
の症状並びに投与方法に応じて広い範囲に変えることが
でき、勿論、各々特定の場合に個々の必要性に対して調
節されよう。バクテリア、菌・カビまたは寄生虫に起因
する感染病の予防及び治療のためには、成人患者に対し
て1日当り約0.01〜4g、特に約0.05〜29の
投薬量が考えられる。投薬量に応じて、1日当シの投薬
量を数回に分けて投与することが有利である。
本発明における装薬学的調製物は有利には本発明におけ
る物質的10〜1000”9、好ましくは50〜500
9を含有する。
以下の実施例は本発明を更に詳細に説明するものである
。しかしながら、該実施例は決して本発明の範囲を限定
するものではない。全ての温度はセラ民度で示す。
実施例1 a)  水7oar中の2−エチルイミダゾール21.
19(211ミリモル)の溶液を、0℃で製造した水1
50mt中のヒドロキシルアミンO−スルホン酸25.
0g(221ミリモル)及び炭酸水素ナトリウム18.
5.1220ミリモル)の溶液で30分間以内に処理し
た。この間、反応溶液を約30℃に加温した。この溶液
を室温で20時間攪拌し、2N塩酸65−で酸性にし、
これにエーテル5oar中のベンズアルデヒド15.J
F(146ミリモル)の溶液を加え、この混合物を6時
間攪拌した。沈殿した生成物を戸別し、メタノールから
再結晶させた。融点180〜182℃の1.3−ビス(
ベンジリデンアミノ)−2−エチルイミダゾリウムベン
ズアルドキシムO−スルホネートが得られた。
母液をエーテルで洗浄し、3N水酸化ナトリウム溶液で
中和し、そして塩化メチレンで抽出した。
抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させ、かぐし
て得られた物質をエーテル/石油エーテルから結晶させ
た後、融点67〜68℃の1−ベンジリデンアミノ−2
−エチルイミダゾールが得られた。
1.3−ビス(ベンジリデンアミノ)−2−エチルイミ
ダゾリウムベンズアルドキシムO−スルホネートZ5g
(7,4ミリモル)、水20jlj及び2N塩酸9.2
dを水蒸気浴上で加温し、生じたアルデヒドを水蒸気蒸
留によって除去した。得られた溶液を真空下で蒸発させ
た。後に残った残渣をアンバーライト(Amberl 
1ts) IRA 400 (クロライド)20gを詰
め九カラムに入れ、次に溶離を水で行った□水溶液を蒸
発させ(最終的に高真空下で)、残渣をエタノール/エ
ーテルから結晶させた。融点181〜182℃の白色結
晶として、1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウ
ムクロライドが得られた。
1.5N塩酸200m中の1−ベンジリデンアミノ−2
−エチルイミダゾール19.9g(0,1モル)の溶液
を、もはやベンズアルデヒドが生じなくなるまで、水蒸
気蒸留した。この混合物を蒸発させ、得られた生成物を
エタノール/エーテルから再結晶させた。融点90〜9
1.℃の1−アミノ−2−エチルイミダゾール塩酸塩1
45gが得られた。
同様の方法において、 b)  2−(ヒドロキシメチル)イミダゾールから、
分解点230℃の1.3−ビス(ベンジリデンアミノ)
−2−(ヒドロキシメチル)イミダゾリウムクロライド
及び融点136〜138℃の1−ベンジリデンアミノ−
2−(ヒドロキシメチル)イミダゾールが得られ; 1.3−ビス(ベンジリデンアミノ)−1−(ヒドロキ
シメチル)イミダゾリウムクロライドから、融点126
〜128℃の1.3−ジアミノ−2−(ヒドロキシメチ
ル)イミダゾリウムクロライドが得られ: l−ベンジリデンアミノ−2−(ヒドロキシメチル)イ
ミダゾールから、融点150〜152℃の1−アミノ−
2−(ヒドロキシメチル)イミダゾール塩酸塩が得られ
; c)  4−メチルイミダゾールから、分解点137〜
139℃の1,3−ビス(ベンジリデンアミノ)−4−
メチルイミダゾリウムクロライドが得られ; 1.3−ビス(ベンジリデンアミノ)−4−メチルイミ
ダゾリウムクロライドから、融点194〜196℃(エ
タノールから再結晶)の1.3−ジアミノ−4−メチル
イミダゾリウムクロライドが得られ: d)4−(ヒドロキシメチル)イミダゾールから、融点
173〜175℃の1,3−ビス(ベンジリデンアミノ
)−4−(ヒドロキシメチル)イミダゾリウムクロライ
ドが得られ: 1.3−ビス(ベンジリデンアミノ)−3−(ヒドロキ
シメチル)イミダゾリウムクロライドから、融点60〜
61℃の1,3−ジアミノ−4−(ヒドロキシメチル)
イミダゾリウムクロライドが得られ: e)  2−(エトキシメチル)イミダゾールから、融
点205〜206℃(エタノールから再結晶)の1.3
−ビス(ベンジリデンアミノ)−2−(エトキシエチル
)イミダゾリウムクロライドが得られ; 1.3−ビス(ベンジリデンアミノ) −2−(エトキ
シメチル)イミダゾリウムクロライドから、融点129
〜130℃の1,3−ジアミノ−2−(エトキシメチル
)イミダゾリウムクロライドが得られ; f)  1.3−ビス(ベンジリデンアミノ)−2−(
クロロメチル)イミダゾリウムクロライド(1,3−ビ
ス(ベンジリデンアミノ) −4−(ヒドロキシメチル
)イミダゾリウムクロライドをチオニルクロライドで処
理して得られたもの;融点138〜160℃(エタノー
ルから再結晶)〕から、〕1,3−ジアミノー2−クロ
ロメチル)イミダゾリウムクロライドが得られた。
g) 4−ジメチルアミノベンズアルデヒド705η(
47ミリモル)を氷酢酸4.4d中の1.3−ジアミノ
−2−エチル−イミダゾリウムクロライド348rng
(11ミリモル)の溶液に加え、この混合物を20時間
攪拌した。得られた黄色の結晶をエタノールから再結晶
させた。融点248℃の1.3−ビスC[:p−(ジメ
チルアミノ)ヘンジリデン〕アミン〕−2−エチルイミ
ダゾリウムクロライドが得られた。
同様の方法において、 h)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド及び4−ジエチルアミノベンズアルデヒドか
ら、融点225〜226℃(エタノール/エーテルから
再結晶)の1.3−ビス〔〔p−(ジエチルアミノ)ベ
ンジリデン〕アミン〕−2−エチル−イミダゾリウムク
ロライドが得られ;;)  1.3−ジアミノ−2−エ
チルイミダゾリウムクロライド及び4−ジメチルアミノ
−3゜5−ジメトキシ−ベンズアルデヒドかう、融点2
23〜224℃(エタノール/エーテルかう再結晶)の
1.3−ビスCC4−Cジメチルアミノ)−3,5−ジ
メトキシベンジリデン〕アミン〕−2−エチルイミダゾ
リウムクロライドが得られ;j)  1.3−ジアミノ
−2−エチルイミダゾリウムクロライド及び4−アミノ
−3,5−ジメトキシ−ベンズアルデヒドから、融点2
26〜)11.” 228℃(エタノール/エーテルから再結晶)の1.3
−ビス〔(4−アミノ−3,5−ジメトキシベンジリデ
ン)アミン〕−2−エチルイミダゾリウムクロライドが
得られ; k)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド及びp−(4−メチル−1−ピペラジニル)
ベンズアルデヒドから融点242℃(エタノール/エー
テルから再結晶)の2−エチル−1,3−ビス〔(p−
(4−メチル−1−ピペラジニル)ベンジリデン〕アミ
ン〕イミダゾリウムクロライドが得られ; 1)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド及びp−(N−モルホリノ)ベンズアルデヒ
ドから、融点244〜245℃(エタノールから再結晶
)の2−エチル−1,3−ビス〔(p−モルホリノベン
ジリデン)アミノ〕イミダゾリウムクロライドが得られ
; m)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド及び4−ジメチルアミン−1−ナフタレン−
カルボキシアルデヒドから、融点215℃(エタノール
/エーテルから再結晶)の1.3−ビス[CC4−(ジ
メチルアミノ)−1−ナフチル〕メチリデン〕アミン〕
−2−エチルイミダゾリウムクロライドが得られ; n)  1.3−ジアミノ−2−(ヒドロキシメチル)
イミダゾリウムクロライド及び4−ジメチルアミノベン
ズアルデヒドから、分解点265℃(メタノールから再
結晶)の1.3−ビス〔〔p−(ジメチルアミノ)ベン
ジリデン〕アミン〕−2−(ヒドロキシメチル)イミダ
ゾリウムクロライドが得られた; o)  1.3−ジアミノ−4−メチルイミダゾリウム
クロライド及び4−ジメチルアミノベンズアルデヒドか
ら、融点230〜232℃(メタノール/エーテルから
再結晶)の1.3−ビス〔cp−(ジメチルアミノ)ベ
ンジリデン〕アミノ〕−4−メチルイミダゾリウムクロ
ライドが得られ:p )  1 + 3−ジアミノ−4
−(ヒドロキシメチル)イミダゾリウムクロライド及び
4−ジメチルアミノベンズアルデヒドから、分解点24
3〜245℃(エタノールから再結晶)の1.3−ヒス
[:[p−(ジメチルアミノ)ベンジリデンコアミノ)
−4−(ヒドロキシメチル)イミダゾリウムクロライド
が得られ; q)  1.3−ジアミノ−2−(エトキシメチル)イ
ミダゾリウムクロライド及び4−ジメチルアミノベンズ
アルデヒドから、融点244℃(メタノールから再結晶
)の1.3−ヒス〔(p −(ジメチルアミノ)ベンジ
リデンコアミノ〕−2−(エトキシメチル)イミダゾリ
ウムクロライドが得られ、 r)  1.3−ジアミノ−2−(クロロメチル)イミ
ダゾリウムクロライド及び4−ジメチルアミノベンズア
ルデヒドから、分解点242℃(メタノールから再結晶
)の1,3−ビス([p−(ジエチルアミノ)ベンジリ
デンコアミノ)−2−(クロロメチル)イミダゾリウム
クロライドが得られ; s)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド及び2−(ジメチルアミノ)−5−メチルベ
ンズアルデヒドから、融点185℃(エタノール/エー
テルから再結晶)の1.3−ビス(C2−(ジメチルア
ミノ)−5−メチルベンジリデンコアミノ〕−2−エチ
ルイミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例2 a)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド1.O,16,2ミリモル)をアンバーライ
トlR45(アセテ−))30gを詰めたカラムに入れ
、溶離を水約600ffi/によって行った。溶離剤を
蒸発させた。融点はぼ20〜25℃を有する1、3−ジ
アミノ−2−エチル−イミダゾリウムアセテートが得ら
れた。
b) 1.3−ジアミノ−2−エチル−イミダゾリウム
アセテート1.15g(6,2ミリモル)を氷酢酸IQ
++/に溶解し、この溶液を4−ジメチルアミノベンズ
アルデヒド1.85g(12、4ミリモル)で処理した
。この混合物を室温で16時間放置し、この溶液をエタ
ノール30+7で希釈し、生成物をエーテルの添加によ
って沈殿させた。エタ11、p ノール/エーテルから再結晶後、融点166〜167℃
(分解)の1,3−ビス〔〔(p−ジメチルアミノ)ベ
ンジリデン〕アミン〕−2−エチルイミダゾリウムアセ
テートが得られた。
実施例3 氷酢酸10117中の1,3−ジアミノ−2−エチル−
イミダゾリウムアセテート0.69g(3,7ミリモル
)の溶液にp−(4−(エトキシカルボニル)−1−ピ
ペラジニル〕ペンズアルデヒ)”1.959 (7,4
ミUモル)を加え、この混合物を室温で18時間放置し
、次にエタノール30mで希釈し、生成物をエーテルの
添加によって晶出させた。融点187〜188℃の1,
3−ビス〔〔(p −(4−エトキシカルボニル)−1
−ピペラジニル〕ベンジリデン〕アミン〕−2−エチル
イミダゾリウムアセテートジアセテートが得られた。
実施例4 a)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド1.5g(9,2sミリモル)をアンバーラ
イトlR45(プロピオネート)30gを詰め九カラム
に入れ、溶離を水約6001によって行った。溶離剤を
蒸発させた。融点はぼ20〜25℃を有する1、3−ジ
アミノ−2−エチルイミダゾリウムプロピオネートが得
られた。
b) プロピオン酸10−中の1.3−ジアミノー2−
エチルイミダゾリウムプロピオネート1.85g(9,
25ミリモル)の溶液に、4−ジメチルアミノ−3,5
−ジメトキシベンズアルデヒド3.88.ll&5ミリ
モル)を加えた。この混合物を室温で16時間保持し、
生成物をエーテル及び石油エーテルの添加によって晶出
させた。エーテルから再結晶後、融点138〜139℃
の1.3−ビス[[”4−(ジメチルアミノ)−3゜5
−ジメトキシベンジリデン〕アミン〕−2−エチルイミ
ダゾリウムプロピオネートが得られた。
実施例5 a)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
クロライド324#(2ミリモル)をアンバーライトl
R45(シトレート)3(L9を詰めたカラムに入れ、
溶離を水約500−によって行った。溶離剤の蒸発後、
黄色油として、1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾ
リウムシトレートが得られた。
b)  1.3−ジアミノ−2−エチルイミダゾリウム
シトレー)910#(1,5ミリモル)を2−プロパツ
ール20agに溶解し、この溶液を4−ジメチルアミノ
−3,5−ジメトキシベンズアルデヒド630/119
(3ミリモル)で処理し、室温で2日間放置し、次にこ
の黄色溶液を濃縮した。生成物を石油エーテルの添加に
よって晶出させた。
エタノール/石油エーテルから再結晶後、融点140〜
144℃の1.3−ビスCC4−(ジメチルアミノ)−
3、5−ジメトキシベンジリデン〕アミン〕−2−エチ
ルイミダゾリウムシトレートが得られた。
実施例6 a) 氷酢酸1817中の1.3−ジアミノ−2−エチ
ルイミダゾリニウムクロライド3.24g(20ミリモ
ル)の溶液にp−ジメチルアミノベンズアルデヒド2.
98I(20ミリモル)を加えた。この混合物を室温で
50時間攪拌し、次釦沈殿した1、3−ビス[(p−(
ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕−2−エチル
イミダゾリウムクロライドをF別し、エタノールで洗浄
した。
母液を蒸発させ、残渣をシリカゲル(粒径:0.063
〜0.200w) 20011を詰めたカラムに入れた
。塩化メチレン/メタノール(9: lv/v)を用い
て溶離し、1.3−ビスCCp−(ジメチルアミノ)ベ
ンジリデン〕アミン〕−2−エチルイミダゾリウムクロ
ライドの更に一部が得られた。
塩化メチレン/メタノール(3: 2 v/v)で溶離
し、次に生じた物質をエタノール/エーテルから再結晶
させ、融点207〜208℃(分解)の3−アミノ−1
−CCp−(ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕
−2−エチルイミダゾリウムクロライドが得られた。
b)  3−アミノ−11:[:p−(ジメチルアミノ
)ベンジリデン〕アミノ〕−2−エチルイミダゾリウム
クロライドz93*(1ミリモル)をエタノール49d
に溶解し、次忙溶液をパラジウム(炭素上の5%)50
ダ上にて室温で水素添加した。エタノール/エーテルか
ら結晶させた後、融点153〜154℃の3−アミノ−
1−〔(p−(ジメチルアミノ)ベンジル〕アミン〕−
2−エチルイミダゾリウムクロライドが得られた。
C) 氷酢酸15−中の3−アミノ−1−〔〔p−(ジ
メチルアミン)ベンジル〕アミノ〕−2−エチルイミダ
ゾリウムクロライド1.0g(3,38ミリモル)の溶
液にp−ジメチルアミノベンズアルデヒド0.5.!?
(3,38ミリモル)を加え、この混合物を室温で24
時間攪拌し、この溶液を蒸発させ、粗製の生成物をシリ
カゲル(粒径0.063〜0.200 ms ) 60
9上で、塩化メチレン/メタノール(3:1v/v)で
溶離しながらクロマトグラフィーにかけた。生じた物質
をエタノール/エーテルから再結晶させた後、融点20
1〜202℃の2−エチル−1−((p−(ジメチルア
ミノ)ベンジルコアミノ)−3−C[p−(ジメチルア
ミノ)ベンジリデン〕アミノ〕イミダゾリウムクロライ
ドが得られた。
実施例7 氷酢酸10m中の3−アミノ−1−[:[p−(ジメチ
ルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕−2−エチルイミダ
ゾリウムクロライド1.19g(4ミリモル)の溶液に
p−ニトロベンズアルデヒド0.61g(4ミリモル)
を加え、この混合物を室温で16時間攪拌し、生成物を
エーテルの添加によって沈殿させた。次に生成物を戸別
し、エタノールから再結晶させた。融点250℃の1−
〔〔p−(ジメチルアミノ〕ベンジリデン〕アミノ〕−
2−エチル−3−〔(p−ニトロベンジリデン)アミン
〕イミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例8 氷酢酸40に/中の3−アミノ−1−CCp−(ジメチ
ルアミノ)ベンジリデン〕アミン〕−2−エチルイミダ
ゾリウムクロライド1.0g(4,1sミリモル)の溶
液にp−クロロベンズアルデヒド0、58 Q (4,
14ミリモル)を加え、この混合物を室温で24時間放
置した。次に生成物を戸別し、エーテルで洗浄し、エタ
ノールから再結晶させた。
融点246℃(分解)の3−(p−(クロロベンジリデ
ン)アミノ〕 1−(Cp−(ジメチルアミノ)ベンジ
リデン〕アミノ〕−2−エチルイミダゾリウムクロライ
ドが得られた□ 実施例9 a) アセトニトリル1QaZ中の1−ベンジリデンア
ミノ−2−エチルイミダゾール1.9’1(10ミリモ
ル)の溶液に3.4.5−トリメトキシベンジルクロラ
イドZ16.!i’(10ミリモル)を加え、この混合
物を還流下で28時間加熱した。
晶出した生成物を炉別し、エーテルで洗浄した。
融点205℃の1−ベンジリデンアミノ−2−エチル−
3−(3、4、5−トリメトキシベンジル)イミダゾリ
ウムクロライドが得られた。
b) 1−ベンジリチンアミノ−2−エチル−3−(3
,4,5−トリメトキシベンジル)イミダゾリウムクロ
ライド3.1g(7645ミリモル)を水79mに溶解
し、この溶液を25%塩酸8dで処理した。生じたベン
ズアルデヒドを水蒸気蒸留によって除去した。蒸発後、
生成物をエタノール/エーテルから再結晶させた。融点
174℃の1−アミノ−2−エチル−3−(a、4.s
−トリメトキシベンジル)イミダゾリウムクロライドが
得られた。
c)  l−アミノ−2−エチ/l/−3−(3、4゜
5−トリメトキシベンジル)イミダゾリウムクロライド
1.9 g(5,8ミリモル)を氷酢酸33a/に溶解
し、この溶液をp−ジメチルアミノベンズアルデヒド0
.86 g(5,8ミリモル)で処理し、室温で52時
間攪拌し、次に蒸発させた。生成物をエタノール/エー
テルから再結晶させた。融点211℃の2−エチル−1
−((p−(ジメチルアミノ)ベンジリデンコアミノ]
−3−(3,4゜5−トリメトキシベンジル)イミダゾ
リウムクロライドが得られた。
実施例10 a) 塩化エチレン80aZ中の1−ベンジリデンアミ
ノ−2−エチルイミダゾール1.99g(10ミリモル
)の溶液に4−メトキシフェナシルプロ11′ マイトZ239 (10ミリモル)を加えた。この混合
物を60℃で3時間攪拌し、晶出した生成物を戸別し、
エーテルで洗浄した。融点221〜222℃の1−(ベ
ンジリデンアミノ)−2−二チルー3−(p−メトキシ
フェナシル)イミダゾリウムブロマイドが得られた。
b) 1−(ベンジリデンアミノ)−2−エチル−3−
(p−メトキシフェナシル)イミダゾリしたベンズアル
デヒドを水蒸気蒸留によって除去した。蒸発後に得られ
た生成物をエタノール/エーテルから再結晶させた。融
点213〜215℃の1−アミノ−2−エチル−3−(
p−メトキシフェナシル)−2−エチルイミダゾリウム
ブロマイドが得られた。
C) 氷酢酸4Qa/中の1−アミノ−2−エチル−3
−(p−メトキシフェナシル)−2−エチルイミダゾリ
ウムブロマイド2711(7,9ミリモル) f)溶液
にp−ジメチルアミノベンズアルデヒド1.18g(7
,9ミリモル)を加えた。この混合物を室温で4日間攪
拌し、生成物をエーテルの添加によって晶出させ、そし
て戸別した。このものを水で洗浄し、室温で乾燥し、エ
タノールから再結晶させた。融点244〜246℃の1
−[[:p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ
〕−2−エチル−3−(p−メトキシフェナシル)イミ
ダゾリウムブロマイドが得られた。
実施例11 a)[化エチレン30 m中の1−ブロモ−3,3−ジ
メチル−2−ブタノン1.799(lOミリモル)の溶
液に1−(ベンジリデンアミノ)−2−エチルイミダゾ
ール1.99.!i+(10ミリモル)を加え、この混
合物を60℃で5時間攪拌した。晶出した生成物を戸別
し、エーテルで洗浄した。融点219〜221tl:の
1−(ベンジリデンアミノ)−2−エチル−3−(ピバ
ロイルメチル)イミダゾリウムブロマイドが得られた。
b)  1−(ヘンノリテ°ンアミノ)−2−エチル−
3−(ピバロイルメチル)イミダゾリウムブロマイド7
56謡g(2ミリモル)を水5tal及び48%臭化水
素酸1輸!の混合物中で、ベンズアルデヒドをもはや放
出しなくなるまで、水蒸気蒸留した。
そこですぐに混合物を蒸発させ、残渣をエタ/−ル/エ
ーテルから再結晶させた。融点222〜223℃の1−
7ミノー2−エチル−3−(3,3−ツメチル−2−オ
キソブチル)イミダゾリウムブロマイドが得られた。
c)  1−7ミノー2−エチル−3−(3,3−ツメ
チル−2−オキソブチル)イミグゾリウムプロマイ1′
2・ 38g(8,2ミリモル)を氷酢酸30IIll
に溶解し、この溶液をp−ツメチルアミ/ベンズアルデ
ヒド1.22g(8,2ミリモル)で処理した。室温で
48時間攪拌した後、生成物をエーテルの添加によって
再結晶させ1、シリカゲル(粒径0.063−0.20
0mm)20g上テ、溶離剤として塩化/チレン/メタ
ノール(19:lv/v)を用いてクロマトグラフィー
にかけ、エタノール/エーテルから再結晶させた。融点
188〜189℃の1−[[4−(ツメチルアミノ)ペ
ンゾリデン]アミノ]−2−エチル−3−(ピバロイル
メチル)イミダゾリウムブロマイドが得られた。
実施例2 a) 氷酢酸40tal中の1−7ミノー2−エチルイ
ミダゾール塩酸塩2. 22g(15ミリモル)の溶液
にρ−ジメチルアミ/ベンズ7ルデヒド2゜24g(1
5ミリモル)を加えた。室温で24時間放置した後、生
成物をエーテルの添加によって晶出させ、次にエタノー
ル/エーテルから再結晶させな。融点226〜228℃
の−〔〔p−(ツメチルアミ/)ベンジリデン1アミノ
]−2−二チルイミダゾール塩酸塩が得られた。
同様の方法において、1−7ミノー2−(ヒト)、 ロキシメチル)イミダゾール塩酸塩を用いて、融点24
5〜247℃(エタノールから再結晶)の1−〔〔p−
(ジメチルアミ7)ベンジリデンコアミノ1−2−(ヒ
ドロキシメチル)イミダゾール塩酸塩が得られた。
b)  1−[[ρ−(ジメチルアミ/)ベンジリデン
1アミ/]−2−エチルイミダゾール塩酸塩7.3g(
26ミリモル)から、飽和炭酸水素ナトリウム溶液によ
って塩基を遊離させた。この塩基を塩化メチレンに採り
入れた。この溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして
濃縮した。融点120〜121℃の1−〔〔p−(ジメ
チルアミノ)ベンジリデン1アミ/]−2−エチルイミ
ダゾールが得られた。
同様′の方法において、炭酸ナトリウム溶液を用いて1
−〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデンコアミノ]
−2−(ヒドロキシメチル)イミダゾール塩酸塩から、
融点205〜207℃の1−〔〔p−(ツメチル7ミノ
)ベンジリデン1アミ/]−2−(ヒドロキシメチル)
イミダゾールが得られた。
c)1−〔〔p−(ツメチルアミ/)ベンジリデン]ア
ミノ1−2−エチルイミダゾール1.82g(7゜5ミ
リモル)を塩化エチレン50m1に溶解し、この溶液を
ブロモ酢酸t−ブチル1.95g(10ミリモル)で処
理した。室温で18時間放置した後、溶液を濃縮し、エ
タ/−ル/エーテルから再結晶させた。融点192℃(
分解)の3−[(t−ブトキシカルボニル)メチル]−
1−p−[[(ジメチルアミノ)ベンジリデン1アミノ
]−2−エチルイミダゾリウムブロマイドが得られた。
d) 同様の方法において、1−〔〔p−(ジメチルア
ミノ)ベンジリデン1アミノ]−2−(ヒドロキシメチ
ル)イミダゾールから、融点195〜196℃(水から
再結晶)の3−((t−ブトキシカルボニル)メチル]
−1−p−[[(ジメチルアミノ)ベンジリデン1アミ
/]−2−(ヒドロキシメチル)イミダゾリウムブロマ
イドが得られた。
実施例13 a)1−〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンクリデン]ア
ミノ1−2−エチルイミダゾール1.44g(6ミリモ
ル)を塩化メチレン20鰺lに溶解した。この溶液を3
.4.5−)リメトキシ7エナシルブロマイド1.72
g(6ミリモル)で処理し、室温で46時間放置した。
生成物をエーテルの添加によって晶出させ、エタ/−ル
から再結晶させた。融点232℃(分解)の1−〔〔p
−(ジメチルアミノ)ベンジリデン]アミ/]−2−エ
チル−3−(3,4+5−トリメトキシ7エナシル)イ
ミダゾリウムブロマイドが得られた。
b) 同様の方法において、1−〔〔p−(ジメチルア
ミ/)ベンジリデン1アミノ】−2−イソプロビルイミ
ダゾール及び1−プロモービナコロンから、融点236
〜237℃(分解;7セトニトリル/エーテルから再結
晶)の3〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン】ア
ミノ1−2−イソプロピル−1−(ピパロイルメチル)
イミダゾリウムブロマイドが得られた。
実施例14 1’−〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン1アミ
ノ]−2−エチルイミダゾール2.42g(10ミリモ
ル)の溶液なp−ツメチルアミノ7エナシルプロマイド
2.42g(10ミリモル)で処理した。
40℃で30分間攪拌し後、生成物をエーテルの添加に
よって晶出させ、塩化メチレン/エーテルから再結晶さ
せた。融点247℃の3−[p−(ツメチルアミノ)7
エナシル]−1−〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリ
デン】アミノ1−2−エチルイミダゾリウムブロマイド
が得られた。
実施例15 a)  2−プロピルイミダゾール25g(0,23モ
ル)を水70IIiに懸濁させ、次にこの懸濁液を攪拌
しながら、0℃で製造した水150m1中のヒドロキシ
ルアミンO−スルホン酸25g(0,22モル)及び炭
酸水素ナトリウム18.5g(0゜22モル)の溶液で
20分以内に処理した。室温で20時間攪拌した後、混
合物を2N塩II!65 m!で酸性にし、これにエー
テル50111中のベンズアルデヒド15.5g(0,
15モル)の溶液を加え、この混合物を室温で6時間攪
拌した。白色結晶を生じ、これを炉別し、塩化メチレン
に溶解した。母液を上記の如1..、くしで更に処理し
た。この溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、残
渣をエーテルの添加によって晶出させた。エタノールか
ら再結晶後、融点143〜145℃の1.3−ビス[[
ベンジリデンlアミノ1−2−プロビルイミグゾリウム
ベンズアルドキシムO−スルホネートが得られた。
b)上記の母液をエーテルで洗浄し、3N水酸化ナトリ
ウム溶液60mfで処理し、塩化メチレンで抽出した。
抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥した後、帯赤色の油が
得られ、このものをシリカゲル(粒径0.063〜0.
2mm)上で、溶離剤として塩化メチレン/メタノール
(99:lv/v)を用いてクロマトグラフィーにかけ
た。融点61〜62℃の1−(ベンジリデン)アミノ−
2−プロビルイミダゾールが得られた。
C) 同様の方法において、2−ブチルイミダゾール、
ヒドロキシルアミンO−スルホン酸及びベンズアルデヒ
ドから、融点137〜140℃(再結晶せず)の1.3
−ビス[[ベンジリデン]アミノ1−2−プチルイミグ
ゾリウムベンズアルドキシムO−スルホネート及び d) 融点60〜61℃(ペンタンから再結晶)の1−
(ベンジリデン)アミノ−2−ブチルイミダゾールが得
られた。
e)  1.3−ビス[[ベンジリデン]アミノ]−2
−プロビルイミダゾリウムベンズアルドキシム〇−スル
フェート18.6g(36ミリモル)を水10011及
V2N塩酸70IIiに懸濁サセ、ベンズアルデヒドを
もはや放出しなくなるまで、水蒸気浴上で水蒸気蒸留し
た。この溶液を蒸発させ、残渣をエタノール/エーテル
から結晶させた。粗製の生成物を、イオン交換樹脂アン
バーライ)IRA400(クロライド)200a+j!
を詰めたカラムに入れ、溶離を水によって行った。溶離
剤を蒸発させ、残渣をエタ/−ル/エーテルから再結晶
させた。融点197〜199℃の1,3−ノアミノ−2
−プロとルイミグゾリウムクロライドが得られた。
f)  同様の方法において、1,3−ビス[[ベンジ
リデン]アミノ1−2−プチルイミグゾリウムベンズア
ルドキシムO−スルホネートから、融点146〜147
℃(エタノール/エーテルから再結晶)の1,3−ジア
ミノ−2−ブチルイミダゾリウムクロライドが得られた
g)氷酢酸15鋤β中の1,3−ジアミノ−2−プロピ
ルイミダゾリウムクロライド0.88g(5ミリモル)
の溶液に4−ツメチルアミノ−ベンズアルデヒド1.4
9g(10ミリモル)を加えた。
室温で2日問放置した後、生成物をエーテルの添加によ
って晶出させ、次にエタノールから再結晶させた。融点
252℃の1,3−ビス〔〔p−(ツメチル7ミノ)ベ
ンジリデン17ミ/]−2−プロピルイミダゾリウムク
ロライドが得られた。
同様の方法において: h)  1.3−ノアミノ−2−ブチルイミダゾリウム
クロライド及び4−ツメチルアミノベンズアルデヒドか
ら、融点240℃(エタノールから再結晶)(分解)の
2−ブチル−1,3−ビス〔〔p−(ジメチルアミノ)
ベンジリデンJアミノ1イミグゾリウムクロライドが得
られ; i)  1.3−シアミ/−2−イソプロピルイミグゾ
リフムクロライドから、融点241℃の1゜3−ビス[
(p−(7メチルアミノ)ベンノリデン]7ミノ1−2
−イソプロピルイミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例16 氷酢酸5−1中の1.3−ジアミノ−2−プロピルイミ
ダゾリウムクロライド0.60g(3,4ミリモル)の
溶液に4−ツメチルアミノ−3,5−ジメトキシベンズ
アルデヒド1.43g(6,8ミリモル)を加えた。1
6時間放置した後、生成物をエーテルの添加によって晶
出させ、次にエタノールから再結晶させた。融点218
〜219℃の1g3−ビス[[4−(ジメチルアミノ)
−3,5−ジメトキシベンジリデン1アミノ]−2−プ
ロピルイミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例17 a)水601Ii中のヒドロキシルO−スルホン酸10
g(88ミリモル)及び炭酸水素ナトリウム7.4g(
88ミリモノリの0℃で製造したS液を、水30曽!中
の2−メチルイミダゾール7.26゜(88ミリモル)
の溶液に滴下した。この間、温度が35℃に上昇した。
166時間攪拌た後、混合物を2N塩酸26mj!で酸
性にした。これにエーテル20m1中のベンズアルデヒ
ド6.26g(59ミリモル)を加え、この混合物を更
に6時間攪拌した6、沈殿した生成物を炉別し、メタノ
ール/エーテルから再結晶させた。融点249〜250
℃の1,3−ビス(ベンジリデンアミノ)−2−メチル
イミダゾリツムベンズアルドキシムO−スルホネートが
得られた。
b)  1.3−ビス(ベンジリデンアミ/ )−2−
メチルイミダゾリウムベンズアルドキシム0−スルホネ
ート19,2.(39ミリモル)を水100m1及び2
N塩酸70+jt中で、ベンズアルデヒドがもはや生じ
なくなるまで、水蒸気蒸留に付した。
混合物を蒸発させ、残渣をイオン交換樹脂アンバーライ
トIRA400(クロライド)200論lを詰めたカラ
ムに入れた。溶離を水約11で行い、溶離剤を蒸発させ
、得られた物質をエタノール/塩化メチレンから再結晶
させた。融点225〜227℃の193−ジアミノ−2
−メチルイミダゾリウムクロライドが得られた。
c)  1.3−ノアミノ−2−メチル−イミダゾリウ
ムクロライド1.Og(6,フロミリモル)を、アンバ
ーライトI R45(アセテート)30gを詰めたカラ
ムに入れ、次に溶離を水によって行った。
溶液の蒸発後、徐々に固化する粘性油として、1゜3−
ジアミノ−2−メチルイミグゾリウムアセテートが得ら
れた。
d)氷酢酸1111中の1,3−ノアミノ−2−メチル
イミダゾリウムフセテー) 1.1g(6,4ミリモル
)の溶液に4−ツメチル7ミノベンズアルデヒド1.9
g(12,8ミリモル)を加えた。
室温で16時間放置した後、エタノール50mj!を加
え、生成物をエーテルの添加によって晶出させた。エタ
ノール/エーテルから再結晶後、融点166〜167℃
(分解)の1,3−ビス[[(p−ツメチルアミノ)ペ
ンノリデン]アミノ1−2−メチルイミグゾリウムアセ
テートが得られた。
同様の方法において: e)  4−ピロリジノベンズアルデヒドを用いて、融
点258°(エタノール/エーテルから再結晶)の1,
3−ビス[[4−ビロリジノペンノリデン1アミノ1−
2−メチルイミダゾリウムクロライドが得られ; f)  3−(ツメチルアミ/)−5−フェニルベンズ
アルデヒドを用いて、シリカゲル上でn−ブタノール/
水/酢酸エチル(4:1:1)を用いてクロマトグラフ
ィーにかけた後、融点268〜270℃(エタノール性
塩酸から再結晶)の1,3−ビス[[2−(ジメチルア
ミノ) −5−フェニルベンジリデン】アミノコ−2−
メチルイミダゾリウムクロライド塩酸塩が得られ; g)  5−(ジメチルアミノ)−2−チオ7エンカル
ボキシアルデヒドを用いて、シリカゲル上でn−ブタ7
−ル/水/酢酸(4:1 :1 )を用いてクロマトグ
ラフィーにかけた後、融点260〜262℃(エタノー
ルから再結晶)の1.3−ビス[[5−(ツメチル7ミ
ノ)−2−チェニルメチレン1アミノ】−2−メチルイ
ミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例18 a) アセトニトリル10I6i中の1−(ベンジリデ
ン)アミノ−2−エチルイミダゾール1.99g(10
ミリモル)の溶液にp−クロロベンシルクロライド1.
61g(10ミリモル)を加えた。還流下で24時間加
熱した後、沈殿した生成物を炉別し、エタノール/エー
テルから再結晶させた。融点〉200℃の1−(ベンツ
11デン)アミ/−3−(p−90ロベンジル)−2−
エチルイミl’V’)’)ムクロライドが得られた。
b)  1−(ベンジリデン)アミノ−3−(p−クロ
ロペンシル)−2−二チルイミダゾリウムクロライド5
00mg(1,39ミリモル)を水5ml及び3N塩酸
2mj!中で、ベンズアルデヒドがもはや放出されな(
なるまで、水蒸気蒸留に付した。混合物を蒸発させ、残
渣をエタノール/エーテルから再結晶させた。融点22
3〜225℃の1−7ミノー3−(p−クロロペンシル
)−2−エチルイミダゾリウムクロライドが得られた。
c)  2−(p−クロロベンジル)−2−エチルイミ
ダゾリウムクロライド2.44g(9ミリモル)を氷酢
酸25mj!に溶解し、次にこの溶液を4−ツメチルア
ミノベンズアルデヒド1.34g(9ミリモル)で処理
した。室温で244時間攪拌た後、生成物をエーテルの
添加によって晶出させ、エタノール/エーテルから再結
晶させた。融点79〜8.1℃の3−(p−クロロベン
ジル)−1−[rp−(ツメチルアミノ)ベンジリデン
]アミノ1−2−エチルイミダゾリウムクロライドが得
られた。
実施例19 a)塩化エチレン30mf中の1−(ベンジリデン)ア
ミノ−2−イミダゾール1.99.(10ミリモル)の
溶液にp−りaロ7エナシルプロマイド2.33g(1
0ミリモル)を加えた。60℃で2時間攪拌した後、生
成物を炉別し、エーテルで洗浄した。融点236〜23
7℃の1−(ベンジリデン7ミノ)−3−(p−クロロ
7エナシル)−2−エチルイミダゾリウムクロライドが
得られた。
b)i−(ベンジリデンアミノ) −3−(p−クロロ
7エナシル)−2−エチルイミダゾリウムブロマイド8
64鯵g(2ミリモル)を水5−1)jA148%臭化
水素酸2−1の混合物中で、ベンズアルデヒドをもはや
放出しなくなるまで、水蒸気蒸留に付した。この溶液を
濃縮し、沈殿した生成物を炉別した。融点209〜21
0℃の1−7ミ/−3−(p−クロロ7エナシル)−2
−エチルイミダゾリウムブロマイドが得られた。
C)木酢fi15閣j!中の1−アミノ−3−(p−ク
ロロ7エナシル)−2−エチルイミダゾリウムブロマイ
ド1.72g(5ミリモル)及び4−ジメチルアミ/ベ
ンズアルデヒド0.74g(5ミリモル)からなる@濁
液を室温で48時間攪拌し、エーテルで処理し、そして
濾過した。炉別した粗製の生成物をシリカゾル(粒径0
,063〜0.200mm)上で、溶離剤として塩化メ
チレン/メタノール(9:1v/v)を用いてクロマト
グラフィーにかけ、次に塩化メチレン/メタノール/エ
ーテルから再結晶させた。融点252〜253℃の3−
(p−クロロ7エナシル)−1−ビス[[(p−ツメチ
ルアミノ)ベンジリデンJアミノ〕−2−エチルイミグ
ゾリウムプロマイドが得られた。
実施例20 1.3−ノアミノ−2−メチルイミダゾリウムクロライ
ド2.2g及び4−ツメチルアミノ−3゜5−ノットキ
シ−ベンズアルデヒド6.98を氷酢酸100mfに溶
解し、次にこの溶液を室温で48時間攪拌した。氷酢酸
を真空下で留去し、残渣を酢酸エチル100m1に溶解
した。、結晶化を開始した後、更にこれに酢酸エチル3
00IIlj!を加え、混合物を10℃に冷却した。晶
出した物質を吸引炉別し、酢酸エチル100m1で洗浄
し、水酸化カリウム上で真空下にて80℃で乾燥した。
分解点226℃の1.3−ビス[[4−(ジメチルアミ
ノ)−3,5−1メトキシベンジリデン1アミノ1−2
−メチルイミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例21 a)  1−アミノ−2−メチルイミダゾール塩酸塩1
.3g(10ミリモル)及びp−ジメチルアミノベンズ
アルデヒド2.2g(15ミリモル)を氷酢酸100m
ji中にて室温で16時間攪拌した。この混合物を蒸発
させ、残渣をエタノールで4回処理し、そして各々の場
合に蒸発させた。結晶性残渣をエーテルで洗浄し、飽和
炭酸水素ナトリウム溶液で処理した。この混合物を塩化
メチレンで抽出し、抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し
、蒸発させ、得られた物質を塩化メチレン/石油エーテ
ルから再結晶させた。融点166〜167℃の1−〔〔
p−(ジメチルアミ/)ベンジリデン1アミノ]−2−
メチルイミダゾールが得られた。
b)1−〔〔p−(ツメチルアミノ)ベンジリデンJア
ミノ]−2−メチルイミグゾール228−g(1ミリモ
ル)を塩化メチレン20s+1に溶解しく更に実験にお
いては、溶媒として塩化メチレン/エタノールを用いた
)、次にこの溶液を攪拌しながら2週間以内に0−ジフ
ェニルホスフィニルヒドロキシルアミン466mg(2
ミリモル)で一部づつ処理した。混合物を蒸発させた;
残渣を水200a1に採り入れ、イオン交換樹脂アンバ
ーライトIRA400(クロライド)10曽lを詰めた
カラムに入れた。溶離を水によって行い、溶離剤を蒸発
させ、得られた物質をシリカゲル(粒径0.063〜0
゜2ms+)20g上で、塩化メチレン/メタノール(
7:3v/v)を用いてクロマトグラフィーにかけた。
エタノール/エーテルから再結晶させ、融点230〜2
31℃の1−アミ/ −3−〔〔p−(ジメチル−アミ
ノ)ベンジリデン1アミノ]−2−メチルイミダゾリウ
ムクロ2イドが得られた。
c)  1−7ミノー3−〔〔p−(ツメチルアミノ)
ベンジリデン1アミノ]−2−メチルイミダゾリウムク
ロライド56mg(0,2ミリモル)及びp−二トロベ
ンズアルデヒド30mg(0,2ミリモル)を氷酢酸S
tagに溶解した。2日後、溶液を蒸発させ、残渣をシ
リカゲル(粒径0,063〜0.200履謄)5g上で
、溶離剤としてクロロホルム/メタノール(87:13
)を用いてクロマトグラフィーにかけ、塩化メチレン/
石油エーテルから再結晶させた。融点252℃(分解)
の1−〔〔p−(ジメチルアミ/)ベンジリデン]アミ
ノ]−2−メチル−3−〔〔p−ニトロベンジリデン]
アミノ】イミグゾリウムクロライドが得られた。
実施例22 a)水素化ナトリウム(油中の55〜60%分散体)7
.92g(171ミリモル)を無水テトラヒドロ7ラン
で洗浄した。N−メチルピロリドン356a+j!中の
2−メチル−4−フェニルイミグゾール13.2g(8
3ミリモル)の溶液を0℃で滴下した1次に混合物を、
ガスの放出がもはや認められなくなるまで、室温で攪拌
した。これにO−ジフェニルホスフイニルヒドロキシル
アミン39゜6g(171ミリモル)を一部づつ加え、
混合物を更に18時間攪拌した。これに水400mj!
を加えた。混合物を1時間攪拌し、塩化メチレン各13
00m/で4回抽出した。抽出液を硫酸ナトリウム上で
乾燥し、そして蒸発させた。残渣をシリカブlしく粒径
0.063〜0.200m5)700gを詰めたカラム
に入れ、生成物を塩化メチレン/エタノール(98:2
)で溶離した。濃縮後に得られた油(N−7ミノー2−
メチル−4−7二二ルイミグゾール)を塩化メチレン1
150Illiで溶解し、0−ジフェニルホスフィニル
ヒドロキシルアミン13.94g(60ミリモル)で処
理した。3日間攪拌した後、これに更にO−ジフェニル
ホスフィニルヒドロキシルアミン13.94g(60ミ
リモル)を加え、この混合物を更に24時間攪拌した。
混合物を濃縮し、残渣を7ンバーライ)IRA400(
クロロホルム)を詰めたカラムに入れた6溶離を水によ
って行った。水溶液を蒸発させ、残渣をシリカゲル(粒
径0,063〜0.200mm)300gを詰めたカラ
ムに入れた。生成物を塩化メチレン/エタノール(1:
9)で溶離した。溶離液から、融点162〜163℃の
1.3−ジアミノ−2−メチル−4−フェニルイミダゾ
リウムクロライドが得られた。
b)上記のクロライド3.6g(16ミリモル)を氷酢
酸60噛lに溶解した。これにp−ツメチルアミ7ベン
ズアルデヒ#r4.78g(32ミリモル)を加えた。
20時間攪拌した後、これにエーテル10I111を加
え、この混合物を更に24時間攪拌した。混合物を濃縮
し、残渣をシリカゾル(粒径0.063〜0.200a
u*)280gを詰めたカラムに入れた。生成物を塩化
メチレンで溶離し、エタノール/エーテルから結晶させ
た。融点254℃の1,3−ビス〔〔p−(ジメチルア
ミノ)ベンジリデンJ7ミノ]−2−メチル−4−フェ
ニルイミダゾリウムクロライドが得られた。
同様の方法において、次のものが得られた:c)  1
.3−ビス〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン]
アミノ1−2−エチル−4−メチルイミダゾリウムクロ
ライド、融点218〜219℃;d)  1.3−ビス
〔〔p−(ツメチルアミノ)ベンジリデン1フミノ]−
2−二チルベンズイミダゾリウムクロライド、融点15
2−153℃。
実施例23 a)  4−ヒドロキシメチル−2−メチルイミダゾー
ル86.0g(767ミリモル)を水240m1に溶解
した。これに水390m1中の新しく製造したヒドロキ
シルアミイ、、1o−スルホン酸89.35g(790
ミリモル)及び重炭酸ナトリウム66゜4g(790ミ
リモル)を15分以内に滴下した。
この混合物を室温で20時間攪拌した。混合物を2N塩
酸200m1で酸性にし、これにエーテル280mfに
溶解したベンズアルデヒド55.4g(522ミリモル
)を加えた。混合物を6時間攪拌し、沈殿した生成物を
炉別し、水及びエーテルで洗浄し、高真空下にて40℃
で乾燥した。融点161〜162℃(粗製の生成物)の
1,3−ビス[[ベンジリデン1アミノ]−4−ヒドロ
キシメチル−2−メチルイミダゾリウムベンズアルドキ
シムO−。
スルホネートが得られた。
b)この生成物を水200m1及び3N塩酸100m1
に懸濁させ、この懸濁液を水蒸気浴上で、ベンズアルデ
ヒドをもはや放出しなくなるまで、水蒸気蒸留に付した
。この溶液を蒸発させ、残渣をイオン交換樹脂7ンバー
ライトIRA400(クロライド)100Illを詰め
たカラムに入れ、溶離を水によって行った。溶離液を蒸
発させ、残渣をエタノール/エーテルから結晶させた。
融点129〜130℃の1,3−ジアミ/−4−(ヒド
ロキシメチル)−2−メチルイミダゾリウムクロライド
が得られた。更に母液から、融点125〜126℃のも
のが得られた。
c)  1.3−ノアミノ−4−(ヒドロキシメチル)
−2−エチルイミダゾリウムクロライド0.89g(5
ミリモル)及び4−ジメチルアミノベンズアルデヒド1
.49g(10ミリモル)を氷酢酸20m1に溶解した
。22時間後、沈殿した生成物を枦別し、エタノールか
ら再結晶させた。融点237℃(分解)の1.3−ビス
〔〔p−(ジメチルアミノ)べ°ンジリデン1アミ/]
−4−(ヒドロキシメチル)−2−エチルイミダゾリウ
ムクロライドが得られた。
実施例24 1.3−ジアミノ−4−(ヒドロキシメチル)−2−メ
チルイミダゾリウムクロライド3.8g(21,3ミリ
モル)をジクロロメタン200I11に採り入れ、チオ
ニルクロライド2.56g(21,3ミリモル)で処理
した。この混合物を室温で3日間攪拌し、生成物を枦別
し、ジクロロメタンで洗浄し、高真空下にて40℃で乾
燥した。融点163〜165℃の1,3−ジアミノ−4
−(クロロメチル)−2−エチルイミダゾリウムクロラ
イドが得られた。
b)  1.3−ジアミノ−4−(クロロメチル)−2
−エチルイミダゾリウムクロライド0.985g及び4
−ジメチルアミノベンズアルデヒド7゜45g(5(1
9モル)を氷酢酸250輸lに溶解した。この溶液を室
温で36時間放置し、そして蒸発させた。残渣をシリカ
ゾル(粒径0,063〜0.2論−)150gを詰めた
カラムに入れ、生成物をクロロホルム/メタノール(9
:1)で溶離した。
溶離液を蒸発させ、生成物をエタノール/エーテルから
結晶させた。融点188℃(分解)の1,3−ビス〔〔
p−(ゾメチルアミノ)ベンジリデンJアミノ]−4−
(クロロメチル)−2−メチルイミダゾリウムクロライ
ドが得られた。
実施例25 a)氷酢酸150mI中の1.3−ノアミノ−2−エチ
ルイミダゾリウムクロライド3.24g(20ミリモル
)及びp−ニトロアセトフェノン16゜5g(100ミ
リモル)の混合物を2日間放置し、濃縮し、残渣をエタ
ノール/エーテルから結晶させた。この結晶をシリカゲ
ル50gを詰めたカラムに入れた。塩化メチレン/メタ
ノール(7:3)で溶離した物質をエタノールから再結
晶させた。
融点201〜203℃の1−7ミノー2−エチル−3−
[((1−メチル−p−ニトロベンジリデン)アミノ1
イミダゾリウムクロライドが得られた。
b)氷酢酸25+sl中の1−7ミノー2−エチル−3
−[(α−メチル−p−ニトロベンジリデン)アミノ】
イミグゾリウムクロライド1.15g(3゜7ミリモル
)及びp−ジメチルアミノベンズアルデヒド0.55g
(3,7ミリモル)の溶液を18時間攪伸した。生成物
をエーテルの添加によって晶出させた。生成物をエタノ
ール/エーテルから再結晶させた。融点233℃の3−
〔〔p−(ツメチルアミノ)ベンジリデン]アミノ]−
2−エチル−1−[(α−メチル−p−ニトロベンジリ
デン)7ミノ1イミダゾリウムクロラ、イドが得られた
実施例26 a)テトラフルオロホウ酸トリエチルオキソニウム38
0mg(2ミリモル)を塩化メチレン15m1に溶解し
た。これに−15℃でp−ジメチルアミノアセトフェノ
ン326w+g(2ミリモル)を加えた。5分後、これ
に同一温度で1.3−ノアミノ−2−エチルイミダゾリ
ウムクロライド162mg(1ミリモル)を加え、この
混合物を一10℃で1時間、そして0℃で2時間攪件し
た。少量のメタ/−ルの添加後、混合物を蒸発させ、残
渣をシリカゲル10gを詰めたカラムに入れた。生成物
をクロロホルム/メタ/−ル(87:1311量i)で
溶離し、エーテルを用いて結晶させた。この結晶を水8
0calに溶解し、イオン交換樹脂アンバーライトIR
A400(クロライド)を詰めたカラムに入れ、溶離を
水によって行った。溶離液を蒸発させ、残渣をエタノー
ル/エーテルから結晶させた。融点223〜225℃の
3−アミン−[rp−(ジメチルアミノ)−a−メチル
ベンノリデン]アミノ]−2−エチルイミダゾリウムク
ロライドが得られた。
b)  3−アミノ−1−〔〔p−(ジメチルアミノ)
−a−メチルベンジリデン1アミノ1−2−エチルイミ
ダゾリウムクロライド435mg(1,41ミリモル)
及びp−ノメチルアミノベンズアルデヒド210a+g
(1,41ミリモル)を氷酢酸30m1に溶解した。2
日後、溶液を蒸発させ、残渣をシリカゲル50gを詰め
たカラムに入れた。生成物をジクロロメタン/メタ/−
ル(9:1)で溶離シ、エタノール/エーテルから結晶
させた。融点〉202℃(分解)の3−〔〔p−(ジメ
チルアミノ)ベンジリデン]アミノ]−1−[(p −
(ジメチルアミノ)−α−メチルベンジリデン]アミノ
J−2−エチルイミダゾリウムクロライドが得られた。
実施例A 次の組成の錠剤を製造するために活性物質として、1,
3−ビス〔〔p−(ツメチルアミノ)ベンジリデンコア
 /]−2−エチルイミグゾリウムアセテートをそれ自
体公知の方法において用いた:吐l(漣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中、記号Qはアリーレンまたはヘテロアリーレンを表
    わし、基−NR^1R^2は塩基性アミノ基を表わし、
    R^3は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル
    、低級アルコキシアルキルまたは低級ハロアルキルを表
    わし、R^4は塩基性アミノ基または基−N=CRc−
    Ra、−(NH)_n−CH(Rc)−Ra′、−NH
    −CO−Rbもしくは−CH_2−CO−Rbを表わし
    、R^5は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキ
    ル、低級アルコキシアルキル、低級ハロアルキル、アリ
    ールまたは融合したベンゼン環を表わし、R^6は水素
    または低級アルキルを表わし、Raはアリール、ヘテロ
    アリールまたは塩基性アミノ基を表わし、Ra′はアリ
    ールまたはヘテロアリールを表わし、Rbは水素、−Q
    ′、−OQ′または随時低級アルキル基を介して結合し
    ていてもよいアリール、ヘテロアリールもしくは塩基性
    アミノ基を表わし、Rcは水素または低級アルキルを表
    わし、nは数0または1を表わし、点線は追加の二重結
    合を表わし、記号Q′は随時エーテル及び/またはアル
    コール型において酸素原子1個または2個を含んでいて
    もよい飽和または一部不飽和の低級炭化水素基を表わし
    、そして記号Y^−は製薬学的に許容し得るアニオンを
    表わし、ただし、R^4が基−N=CH−Q−NR^1
    R^2を表わし、R^1及びR^2が各々メチルを表わ
    し、R^5及びR^6が各水素を表わし、Qが1,4−
    フェニレンを表わし、そしてYが塩素を表わす場合、R
    ^3は水素またはメチル以外のものを表わすものとする
    、 の化合物及びその製薬学的に許容し得る酸付加塩。 2、R^3が水素または低級アルキルを表わし、R^4
    が基−N=CH−Ra、−(NH)_n−CH_2−R
    a′、−NH−CO−Rbまたは−CH_2−CO−R
    bを表わし、そしてR^5及びR^6が各々水素を表わ
    す特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、R^4が基−N=CR^6−Q−NR^1R^2を
    表わす特許請求の範囲第1項または第2項記載の化合物
    。 4、Qが1,4−フェニレンまたは1,4−ナフチレン
    を表わし、ここで、Qによって表わされる基が低級アル
    キル及び低級アルコキシよりなる群からの1個または2
    個の置換基で置換されていてもよい特許請求の範囲第3
    項記載の化合物。 5、Qが1,4−フェニレンを表わす特許請求の範囲第
    4項記載の化合物。 6、R^1及びR^2が各々水素または低級アルキルを
    表わすか、或いは窒素原子と一緒になって、随時1個ま
    たは2個の低級アルキル基で置換されていてもよい4−
    モルホリニル、1−ピペラジニル、4−(低級アルキル
    )−1−ピペラジニル、4−(低級アルコキシカルボニ
    ル)−1−ピペラジニルまたは1−ピロリジニルを表わ
    す特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の化合物
    。 7、R^1及びR^2が各々低級アルキルを表わす特許
    請求の範囲第6項記載の化合物。 8、R^3が低級アルキルを表わす特許請求の範囲第1
    〜7項のいずれかに記載の化合物。 9、R^4が基−N=CRc−Raまたは−CH_2−
    CO−Rbを表わし、Raが随時低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、低級アルキルチオ、低級アルカノイル、低級
    アルコキシカルボニル、ハロゲン、トリフルオロメチル
    、ヒドロキシ、ニトロ及びシアノよりなる群からの1個
    または2個の置換基で置換されていてもよいフェニルを
    表わし、そしてRbが低級アルキル、低級アルコキシま
    たは随時低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキル
    チオ、低級アルカノイル、低級アルコキシカルボニル、
    ハロゲン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ニトロ及
    びシアノよりなる群からの1個または2個の置換基で置
    換されていてもよいフェニルを表わす特許請求の範囲第
    2項及び第4〜8項のいずれかに記載の化合物。 10、R^5が水素を表わす特許請求の範囲第1〜9項
    のいずれかに記載の化合物。 11、R^6及びRcが水素を表わす特許請求の範囲第
    1〜10項のいずれかに記載の化合物。 12、3−〔p−(クロロベンジリデン)アミノ〕−1
    −〔〔(p−ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕
    −2−エチルイミダゾリウム塩である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 13、3−〔p−(ジメチルアミノ)フェナシル〕−1
    −〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン〕アミノ〕
    −2−エチルイミダゾリウム塩である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 14、1,3−ビス〔(p−(ジメチルアミノ)ベンジ
    リデン〕アミノ〕−2−エチルイミダゾリウム塩である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 15、1−〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン〕
    アミノ〕−2−エチル−3−〔(p−ニトロベンジリデ
    ン)アミノ〕イミダゾリウム塩である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 16、1,3−ビス〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジ
    リデン〕アミノ〕−2−プロピルイミダゾリウム塩であ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 17、治療的に活性な物質として使用するための一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中、記号Qはアリーレンまたはヘテロアリーレンを表
    わし、基−NR^1R^2は塩基性アミノ基を表わし、
    R^3は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル
    、低級アルコキシアルキルまたは低級ハロアルキルを表
    わし、R^4は塩基性アミノ基または基−N=CRc−
    Ra、−(NH)_n−CH(Rc)−Ra′、−NH
    −CO−Rbもしくは−CH_2−CO−Rbを表わし
    、R^5は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキ
    ル、低級アルコキシアルキル、低級ハロアルキル、アリ
    ールまたは融合したベンゼン環を表わし、R^6は水素
    または低級アルキルを表わし、Raはアリール、ヘテロ
    アリールまたは塩基性アミノ基を表わし、Ra′はアリ
    ールまたはヘテロアリールを表わし、Rbは水素、 −Q′、−OQ′または随時低級アルキル基を介して結
    合していてもよいアリール、ヘテロアリールもしくは塩
    基性アミノ基を表わし、Rcは水素または低級アルキル
    を表わし、nは数0または1を表わし、点線は追加の二
    重結合を表わし、記号Q′は随時エーテル及び/または
    アルコール型において酸素原子1個または2個を含んで
    いてもよい飽和または一部不飽和の低級炭化水素基を表
    わし、そして記号Y^−は製薬学的に許容し得るアニオ
    ンを表わす、 の化合物及びその製薬学的に許容し得る酸付加塩。 18、抗バクテリア、抗糸状菌、殺原虫類及び/または
    駆虫活性を有する物質として使用するための特許請求の
    範囲第17項記載の化合物。 19、特許請求の範囲第17項または第18項記載の化
    合物としての特許請求の範囲第1〜16項のいずれかに
    記載の化合物。 20、特許請求の範囲第17項または第18項記載の化
    合物としての1,3−ビス〔〔p−(ジメチルアミノ)
    ベンジリデン〕アミノ〕イミダゾリウムクロライド及び
    1,3−ビス〔〔p−(ジメチルアミノ)ベンジリデン
    〕アミノ〕−2−メチルイミダゾリウムクロライド。 21、特許請求の範囲第1〜16項のいずれかに記載の
    化合物を製造するにあたり、 a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼II▲数式、化学式、
    表等があります▼III ▲数式、化学式、表等があります▼IIIa′ 式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^
    6及びQは特許請求の範囲第1項記載の意味を有し、そ
    してYa^−はアニオンを表わす、の化合物をそれぞれ
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼IVa、 Ra′−C(Rc)=OIVbまたは Ra^*−CRc(OR′)_2IVc 式中、R^1、R^2、R^6、Ra′、Rc及びQは
    特許請求の範囲第1項記載の意味を有し、Ra^*は塩
    基性アミノ基を表わし、そしてR′は低級アルキルを表
    わす、 のカルボニル化合物と反応させるか、 b)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼Va′ 式中、R^1、R^2、R^3、R^5、R^6及びQ
    は特許請求の範囲第1項記載の意味を有する、の化合物
    を一般式 R^4^1−XVI 式中、R^4^1は基−CH(Rc)−Ra′または−
    CH_2−CO−Rbを表わし、Xは離脱性基を表わし
    、そしてRa′、Rb及びRcは特許請求の範囲第1項
    記載の意味を有する、 の化合物と反応させるか、 c)上記式IIIa′の化合物を一般式 Ra′−CH(Rc)−XVIa 式中、Ra′及びRcは特許請求の範囲第1項記載の意
    味を有し、そしてXは上記の意味を有する、 の化合物と反応させるか、 d)上記式IIIa′の化合物を一般式 Rb′−CO−XXIII 式中、Rb′は水素、−Q′、−OQ′、アリール、ヘ
    テロアリール、第二塩基性アミノ基、または低級アルキ
    ル基を介して結合するアリール、ヘテロアリールもしく
    は塩基性アミノ基を表わし、Q′は特許請求の範囲第1
    項記載の意味を有し、そしてXは上記の意味を有する、 の化合物と反応させるか、或いは e)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼VII 式中、R^1、R^2、R^3、R^5、R^6及びQ
    は特許請求の範囲第1項記載の意味を有し、Ya^−は
    上記の意味を有し、そしてR^は随時低級アルキル、低
    級アルコキシまたはハロゲンで置換されていてもよいフ
    ェニルを表わす、の化合物をアンモニアまたは対応する
    塩基性第一もしくは第二アミンと反応させ、 f)場合によっては、得られる化合物においてYa^−
    によって表わされるアニオンを製薬学的に許容し得るア
    ニオンと置換し、そして g)必要に応じて、得られる式 I の化合物を製薬学的
    に許容し得る塩に転化する ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜16項のいずれ
    かに記載の化合物の製造方法。 22、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼XV 式中、R^7は基−(NH)_n−CH(Rc)−Ra
    ′、−NH−CO−Rb、−CH_2−CO−Rbまた
    は−NH−COOR^を表わし、R^は随時低級アルキ
    ル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換されていても
    よいフェニルを表わし、R^3は水素、低級アルキル、
    低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキシアルキルまた
    は低級ハロアルキルを表わし、R^5は水素、低級アル
    キル、低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキシアルキ
    ル、低級ハロアルキル、アリールまたは融合したベンゼ
    ン環を表わし、Ra′はアリールまたはヘテロアリール
    を表わし、Rbは水素、−Q′、−OQ′、または随時
    低級アルキル基を介して結合していてもよいアリール、
    ヘテロアリールもしくは塩基性アミノ基を表わし、Rc
    は水素または低級アルキルを表わし、nは数0または1
    を表わし、点線は追加の二重結合を表わし、そしてYa
    ^−はアニオンを表わす、 の化合物。 23、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼II 式中、R^3は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシア
    ルキル、低級アルコキシアルキルまたは低級ハロアルキ
    ルを表わし、R^5は水素、低級アルキル、低級ヒドロ
    キシアルキル、低級アルコキシアルキル、低級ハロアル
    キル、アリールまたは融合したベンゼン環を表わし、点
    線は追加の二重結合を表わし、そしてYa^−はアニオ
    ンを表わす、 の化合物。 24、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼III′ 式中、R^3^1は少なくとも炭素原子2個を有する低
    級アルキル、低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキシ
    アルキルまたは低級ハロアルキルを表わし、R^4は塩
    基性アミノ基または基−N=CRc−Ra、−(NH)
    _n−CH(Rc)−Ra′、−NH−CO−Rbもし
    くは−CH_2−CO−Rbを表わし、R^5は水素、
    低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル、低級アルコキ
    シアルキル、低級ハロアルキル、アリールまたは融合し
    たベンゼン環を表わし、点線は追加の二重結合を表わし
    、Ya^−はアニオンを表わし、そしてRa、Ra′、
    Rb、Rcは特許請求の範囲第1項記載の意味を有する
    、 の化合物。 25、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼VII 式中、記号Qはアリーレンまたはヘテロアリーレンを表
    わし、基−NR^1R^2は塩基性アミノ基を表わし、
    R^3は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル
    、低級アルコキシアルキルまたは低級ハロアルキルを表
    わし、R^5は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシア
    ルキル、低級アルコキシアルキル、低級ハロアルキル、
    アリールまたは融合したベンゼン環を表わし、Rは随時
    低級アルキル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換さ
    れていてもよいフェニルを表わし、点線は追加の二重結
    合を表わし、そしてYa^−はアニオンを表わす、の化
    合物。 26、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼XVI′ 式中、R^6は基−N=CRc−Ra、−CH(Rc)
    Ra′、−NH−CO−Rb、−CH_2−CO−Rb
    または−NH−COORを表わし、Rは随時低級アルキ
    ル、低級アルコキシまたはハロゲンで置換されていても
    よいフェニルを表わし、R^3^1は少なくとも炭素原
    子2個を有する低級アルキル、低級ヒドロキシアルキル
    、低級アルコキシアルキルまたは低級ハロアルキルを表
    わし、R^5は水素、低級アルキル、低級ヒドロキシア
    ルキル、低級アルコキシアルキル、低級ハロアルキル、
    アリールまたは融合したベンゼン環を表わし、Raはア
    リール、ヘテロアリールまたは塩基性アノミ基を表わし
    、Ra′はアリールまたはヘテロアリールを表わし、R
    bは水素、−Q′、−OQ′または随時低級アルキル基
    を介して結合していてもよいアリール、ヘテロアリール
    もしくは塩基性アミノ基を表わし、Rcは水素または低
    級アルキルを表わし、そしてQ′は特許請求の範囲第1
    項記載の意味を有する、 の化合物。 27、共通の構造式的特徴として一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R^3、R^5及びY^−は特許請求の範囲第1
    項記載の意味を有する、 の基を有する治療的に活性な物質を製造するための特許
    請求の範囲第22〜26項のいずれかに記載の化合物の
    使用。 28、特許請求の範囲第1〜16項のいずれかに記載の
    化合物を製造するための特許請求の範囲第22〜26項
    のいずれかに記載の化合物の使用。 29、特許請求の範囲第1〜20項のいずれかに記載の
    化合物及び治療的に不活性な担体物質を含有することを
    特徴とする薬剤。 30、特許請求の範囲第1〜20項のいずれかに記載の
    化合物及び治療的に不活性な担体を含有する抗バクテリ
    ア、抗糸状菌、殺原虫類及び/または駆虫活性を有する
    薬剤。 31、病気の抑制または予防における特許請求の範囲第
    1〜20項のいずれかに記載の化合物の使用。 32、バクテリア、菌・カビ、寄生原虫類及び/または
    寄生虫に起因する感染の抑制または予防における特許請
    求の範囲第1〜20項のいずれかに記載の化合物の使用
    。 33、抗バクテリア、抗糸状菌、殺原虫類及び/または
    駆虫活性を有する薬剤を製造するための特許請求の範囲
    第1〜20項のいずれかに記載の化合物の使用。 34、特許請求の範囲第21項記載の方法または明らか
    にその化学的に同等の方法で製造した特許請求の範囲第
    1〜16項のいずれかに記載の化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018401A1 (fr) * 1998-09-29 2000-04-06 Takeda Chemical Industries, Ltd. Composition de medicament antimycotique
US7563782B2 (en) 2003-03-28 2009-07-21 Nissan Chemical Industries, Ltd. T-type calcium channel blocker
CN114957128A (zh) * 2022-05-31 2022-08-30 四川大学 一种二芳基咪唑鎓盐及其抗菌用途

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