JPS61253187A

JPS61253187A - 自動溶接装置

Info

Publication number: JPS61253187A
Application number: JP60093552A
Authority: JP
Inventors: Yuji Ikeda; 雄二池田; Yoshinobu Kawasaki; 川崎　義信
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-05-02
Filing date: 1985-05-02
Publication date: 1986-11-11
Also published as: JPH0370590B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動車車体のフロアパネルのような大型のワ
ークに小物部品を載置して溶接するための自動溶接装置
に関する。

（従来の技術）従来この種の溶接作業は、ワークを固定の治具台にセッ
トし、その周囲に配置したクランプ装置により小物部品
をワーク上に位置決め固定した状態で行うを一般とする
。

（発明が解決しようとする問題点）上記のものにおいては、クランプ装置のクランプアーム
がワークの外側からその内方の小物部品のセット位置に
のびてこれをクランプしているため、溶接ロボットによ
り小物部品の溶接を行う場合、クランプアームとの干渉
を避ける上で溶接ロボットの動作範囲が狭められて作業
性が悪くなり、又治具台上へのワークのセット作業やワ
ーク上への小物部品のセット作業に時間がかかり、サイ
クルタイムの短縮を図る上での障害となっている。

本発明は、かかる問題点を解決し、大型のワークへの小
物部品の溶接を能率良く行い得られるようにした自動溶
接装置を提供することをその目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記目的を達成すべく、上面にワークをセラ
１〜自在のレッド台車を後方のセットステーションと前
方の溶接ステーションとの間に往復動自在に設け、該セ
ット台車を該溶接ステーションにおいてリフタにより昇
降自在とすると共に、該セットステーションの上方位置
と該溶接ステーションの上方位置との間に往復動自在の
架台を設けて、該架台に下面に小物部品をセット自在の
セット治具を昇降自在に吊持し、該セット台車の該溶接
ステーションにおける所定の上昇位置で該セット台車上
のワークに該セット治具を介して小物部品を載置自在と
し、更に該溶接ステーションの両側に該上昇位置におい
て該セット台車上のワークを受取るワーク保持装置と、
小物部品をワークに溶接する溶接ロボットその他の溶接
装置とを設けたことを特徴する。

（実施例）本発明を、第７図に示す自動車車体のフロアパネルから
成る大型のワーク１にタイヤ取付用ボスやクロスメンバ
から成る小物部品１ｌＩ２．１１１３を溶接するのに適
用した図示の実施例に付説明する。

第１図及び第２図を参照して、（１）は後方のセットス
テーションＡと前方の溶接ステーションＢとの間に敷設
した左右１対のガイドレール（２）（２）に沿って図示
しないチェーンその他の搬送手段により該両ステーショ
ンＡ、Ｂ間に往復動されるセット台車を示し、該セット
台車（１）の上面に、第２図及び第３図に示ず如く、ワ
ーク−４の後部の１対の孔Ｉｔｌａ、ＷＩａに係合する
１対のピン型クランプ部材（１ａＨ１ａ）と、ワークＷ
、の前部両側を受ける１対のワーク受け（１ｂ）（Ｉｂ
）とを設けて、該セットステーションＡにおいて該セッ
ト台車（１）上にワークｈをセット自在とし、又該溶接
ステーションＢにシリンダ（３）により駆動されるリフ
タ（４）を設けて、該溶接ステーションＢにおいて該セ
ット台車（１）を該リフタ（４）により昇降自在とした
。

図面で（５）はセットステーションＡの上方位置と溶接
ステーションＢの上方位置との間に往復動自在に設（ｊ
だ架台を示し、該架台（５）に、下面に小物部品１Ｌ１
２、讐３をセット自在のセット治具（６）を昇降シリン
ダ（７）と前後１対のガイドバー（８）　（８）とで昇
降自在に吊持し、これを更に詳述するに、該溶接ステー
ションＢを囲むように設けた機枠（９）の天井部を該セ
ットステーションへの上方に張出させて、これに該両ス
テーションＡ、Ｂ間にのびる片側のガイドレールａ■を
固設し、該ガイドレール（ＩＯに該架台（５）を第３図
示の如くその側部の前後１対のローラ（５ａ）（５ａ）
において片持状態に支持させると共に、該ガイドレール
（ｌｏに沿わせて設けた搬送チェーンａｔ＋に該架台（
５）を連片（５ｂ）を介して連結し、かくで該架台（５
）を該チェーン（Ｉｔにより該ガイドレールａｏに沿っ
て該両ステーションＡ、Ｂの上方位置間に往復動自在と
し、又該セット治具（６）の下面に、小物部品−の孔Ｗ
２ａに係合してこれを保持するピン型のクランプ部ＩＩ
　（６ａ）と、小物部品Ｗ３を把持づ“る弾性クランプ
片（６ｂ、）　　（６Ｊ　）を有する１対のクランプ部
材（６ｂＨ６ｂ）とを取付け、前記セット台車（１）を
溶接ステーションＢにおいて前記リフタ（４）により所
定の上品位置に上昇させた状態で該台車（１）上のワー
クＷ１に該架台（５）の前進と該セット治具（６）の下
降とで該各クランプ部材（６ａＨ６ｂ）に予めセットし
た各小物部品−、Ｗ３を上方がら載置せしめるようにし
た。

尚、図示のものではセットステーション△の上下方向中
間位置に前記機枠（９）に固定の受台ａつを設け、該受
台（ｌｚ上に小物部品−２用のセット部（１３と、小物
部品−３の孔−３８に嵌合するピン（１４ａ）とその両
側の受座（１４ｂＨ１４ｂ）とを有する小物部品唱用の
セット部（Ｉ／Ｄとを設りて、該各セッ１〜部（１３（
ｌΦに置いた各小物部品内、誓３を該セット治具（６）
の下降で該各クランプ部材（６ａ）（６ｂ）に受取らけ
るようにした。

又、溶接ステーションＢの両側には、第１図に示すよう
に前記セット台車（１）上のワーク唱をその上昇位置で
受取るワーク保持装置ａＳと、各小物部品も、誓、をワ
ーク唱に溶接する溶接装置ａ９とを設けるもので、図示
のものでは該保持装置ｌ′１９を溶接ステーションＢの
各側に前後１対に設け、該各保持装置ｌ′１９は、第５
図に示すように、進退シリンダ（１５ａ）で進退される
ブラケット（１５ｂ）に開閉シリンダ（１５ｃ）で開閉
される１対のクランプアーム（１５ｄ）（１５ｄ）を取
付けて成るものとし、該セット台車（１）の所定の上昇
位置への上界でこれら各保持装置０のクランプアーム（
１５ｄ）（１５ｄ）を内方に前進させると共に閉じて、
該台車（１）上のワーク−１をその前後左右の４隅にお
いてクランプさせるようにした。

該溶接装置０ｅは、溶接ガン（１６ａ）を搭載した３軸
直交座標型の溶接ロボットで構成されるものとし、これ
を溶接ステーションＢの両側に各１台配置した。

又、図示のものでは溶接ステーションＢの上方位置とそ
の前方の払出ステーションＣの上方位置との間に往復動
自在の第２の架台ＣＤを設け、該架台ａ７）に加工済み
のワーク唱を把持りる払出治具ａｅを昇降シリンダａ９
とその前後のガイドバー■■とで昇隣自在に吊持し、前
記保持装置（Ｉ９に保持される加工済みのワーク−１を
該払出治具ａｅに受取らせて、該払出ステーションＣに
設けられる払出台σ上に搬出せしめるようにした。

尚、図示のものでは、前記機枠（９）の天井部を払出ス
テーションＣの上方に張出させ、これに前記した架台（
５）用ガイドレール（ＩＯとは逆側に位置させて溶接ス
テーションＢと該払出ステーションＣとの間にのびる片
側のガイドレール■を固設し、これに該架台ａ′？）を
その側部の前後１対のローラ（１７ａ）　（１７ａ）に
おいて片持状態に支持させると共に、該ガイドレールの
に沿わせて設けた搬送チェーンのに該架台（＋７１を連
片（１７ｂ）を介して連結し、かくて該架台（＋７１を
該搬送チェーンのにより該ガイドレール■に沿って該両
ステーションＢ、Ｃの上方位置間に往復動自在とした。

図面で（１１ａ）（２３ａ）は各搬送チェーンａｖＱ３
の駆動モータを示す。

（作　用）本発明の作用を上記実施例に基いて説明するに、先ずセ
ットステーション八においてセット台車（１）にワーク
Ｗ１と、セット治具（６）に小物部品内、−３とをセッ
トし、次いで該セット台車（１）を溶接ステーションＢ
に移動させてリフタ（４）により所定の上界位置に上昇
させると共に、架台（５）を溶接ステーションＢの上方
位置に移動させて該セット治具（６）を下降させ、該セ
ット台車（１）上のワーク誓１に該セット治具（６）に
より小物部品−２、讐、を載置する。

そして、この状態のまま溶接ステーションＢの両側に備
える溶接位置ａｅを作動させて各小物部品−２、讐３を
ワーク−７に必要最小限の溶接箇所において仮付溶接す
るもので、この際各小物部品誓２、Ｗ３は該セット治具
（６）により上方から押圧固定され、その位置ずれを生
ずるようなことはない。

次いで、該セット治具（６）を上昇させると共に、該ス
テーションＢの両側のワーク保持ＨＪ■によりワークＷ
、を把持さけた状態で該セット台車（１）を下降させて
該保持装置（１９にワークＷ、を受取らＶ、該溶接装置
ａｅにより各小物部品町、讐３の残りの溶接箇所を増訂
溶接する。そして、この溶接作業中に該セラ１一台車（
１）をセットステーションＡに戻して次のワーク唱をセ
ットづ−ると共に、該セット治具（６）を架台（５）の
移動でセットステーションＡに戻してこれに次の小物部
品Ｗ２、−３をセットする。

この場合、実施例の如くセットステーションＡに受台（
′ｌＤを設けておけば、これに予め小物品品切２、−３
をセットしておき、該セット治具（６）を該ステーショ
ンＡに復帰後下降させてこれに該各部品−２、讐３を自
動的にセットでき、結局セット台車（１）とセット治具
（６）の該ステーションＡへの復帰後のセラ１一作業は
該セット台車〈１）へのワーク讐１のセットだけで済み
、レッド作業が容易になる。

そして、溶接ステーションＢでの溶接完了後、加工済み
のワーク唱を払出づと共に、セット台車（１）とセット
治具（６）とを該ステーションＢに移動させて、上記の
作動を繰返し、連続して溶接作業を行う。

（発明の効果）以上の如く本発明によるときは、ヒツト治具によりセッ
ト台車上のワークに小物部品を載置してこれを上方から
抑圧固定した状態で溶接装置による仮付溶接を行い青ら
れ、従来のようにワークの外側から内方に長手にのびて
小物部品をクランプする大型のクランプ装置は不要とな
り、又仮付溶接後ワークをワーク保持装置に受取らせて
、増訂溶接中にセット台車とセット治具とを溶接ステー
ションからセットステーションに戻してワークセット作
業を行い得られ、セット作業によるロスタイムが大巾に
短縮され、且つ該ワーク保持装置はワークの隅部を把持
する小型のもので足りて、これと溶接装置との干渉によ
る溶接作業性の悪化といった問題も生じず、全体として
サイクルタイムの大巾な短縮を図れる効果を有づる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明装置の１例の平面図、第２図はその■−
■線截線側断側面図３図は第２図の■−■線截断正面図
、第４図は第２図のＩＶ　−ＩＶ線截断平面図、第５図
は第１図のＶ−ｖ線から見たワーク保持装置の正面図、
第６図はワークの斜視図である。誓電・・・ワーク讐２、Ｗ３・・・小物部品Ａ・・・セットステーションＢ・・・溶接ステーション（１）・・・セット台車（４）・・・リフタ（５）・・・架台（６）・・・セット治具０・・・ワーク保持装置０θ・・・溶接装置菓３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

大型のワークに小物部品を載置して溶接するための自動
溶接装置であつて、上面にワークをセット自在のセット
台車を後方のセットステーションと前方の溶接ステーシ
ョンとの間に往復動自在に設け、該セット台車を該溶接
ステーションにおいてリフタにより昇降自在とすると共
に、該セットステーションの上方位置と該溶接ステーシ
ョンの上方位置との間に往復動自在の架台を設けて、該
架台に下面に小物部品をセット自在のセット治具を昇降
自在に吊持し、該セット台車の該溶接ステーションにお
ける所定の上昇位置で該セット台車上のワークに該セッ
ト治具を介して小物部品を載置自在とし、更に該溶接ス
テーションの両側に該上昇位置において該セット台車上
のワークを受取るワーク保持装置と、小物部品をワーク
に溶接する溶接ロボットその他の溶接装置とを設けたこ
とを特徴する自動溶接装置。