JPS61250026A - ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 - Google Patents
ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法Info
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- JPS61250026A JPS61250026A JP9185085A JP9185085A JPS61250026A JP S61250026 A JPS61250026 A JP S61250026A JP 9185085 A JP9185085 A JP 9185085A JP 9185085 A JP9185085 A JP 9185085A JP S61250026 A JPS61250026 A JP S61250026A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/12—Making granules characterised by structure or composition
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B13/00—Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
- B29B13/10—Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by grinding, e.g. by triturating; by sieving; by filtering
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリカーボネート樹脂の固形化方法に関し、
詳細には、湿式粉砕法を用いることにより、ポリカーボ
ネート樹脂がビーズ状の固形化粒子として分散した水ス
ラリー液を製造する方法であり、該水スラリー°液は、
製造工程におけるスラリーの移送などによる微細な「ゴ
ミjの混入が少な(、かつ濾過および乾燥も容易になさ
れるものであり、特に光学用のポリカーボネート樹脂、
を製造する方法として好適なものである。
詳細には、湿式粉砕法を用いることにより、ポリカーボ
ネート樹脂がビーズ状の固形化粒子として分散した水ス
ラリー液を製造する方法であり、該水スラリー°液は、
製造工程におけるスラリーの移送などによる微細な「ゴ
ミjの混入が少な(、かつ濾過および乾燥も容易になさ
れるものであり、特に光学用のポリカーボネート樹脂、
を製造する方法として好適なものである。
従来、ポリカーボネート樹脂溶液からペレットの製造な
どに用いる乾燥した固形の粉体を取り出す方法は、通常
、固形化槽で固形化した半結晶性もしくは不定形の固形
化物を濾過分離し、粉砕し、ついで乾燥する方法によっ
ている。この方法は、製造装置の大きさおよび処理効率
の点から好ましいものであるが、固形化物の水スラリー
液の移送工程〜固形化物の粉砕工程たおいて、配管およ
び機器からの「ゴミ」の発生、混入という問題点があり
、より高品質−すなわち「ゴミjの少ないものの要求さ
れる用途−特に光学用途などのポリカーボネート樹脂を
製造する方法としては不十分な場合もあった。
どに用いる乾燥した固形の粉体を取り出す方法は、通常
、固形化槽で固形化した半結晶性もしくは不定形の固形
化物を濾過分離し、粉砕し、ついで乾燥する方法によっ
ている。この方法は、製造装置の大きさおよび処理効率
の点から好ましいものであるが、固形化物の水スラリー
液の移送工程〜固形化物の粉砕工程たおいて、配管およ
び機器からの「ゴミ」の発生、混入という問題点があり
、より高品質−すなわち「ゴミjの少ないものの要求さ
れる用途−特に光学用途などのポリカーボネート樹脂を
製造する方法としては不十分な場合もあった。
本発明者らは、配管中の移送〜固形化物の粉砕による「
ゴミ」の発生の実質的にない方法について鋭意検討した
結果、固形化と同時に湿式粉砕する方法を見出し、本発
明を完成させた。
ゴミ」の発生の実質的にない方法について鋭意検討した
結果、固形化と同時に湿式粉砕する方法を見出し、本発
明を完成させた。
すなわち、本発明は、精製されたポリカーボネート樹脂
溶液に、精製された固形化用溶媒を添加混合し、加熱下
の温水中に該混合溶液を添加しつつ溶媒及び固形化用溶
媒を留去してポリカーボネート樹脂固形化物の水スラリ
ー液を製造する方法において、固形化過程の液を湿式粉
砕機に循環しつつ固形化することを特徴とするビーズ状
ポリカーボネート固形粒子水スラリー液の製造法であり
、好ましい実施態様に於いては、固形化用溶媒を、ポリ
カーボネート樹脂溶液の0.1〜0.5容量倍用いて、
温度45℃〜100℃にて固形化すること、固形化過程
の液の湿式粉砕機への循環量が全固形イヒ液の1〜30
倍/時間で行うことにより、乾燥後の固形分の90重量
%以上がビーズ状ポリカーボネート固形粒子であり、か
つ該ビーズの平均直径が0.5〜2 mm、嵩比重が0
.3〜0.6 g/ccであるものを得るものであり、
これに使用する精製されたポリカーボネート樹脂溶液の
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量が13.000
〜20,000の範囲で、かつ濃度が10重量%〜25
重量%のものを使用するものである。
溶液に、精製された固形化用溶媒を添加混合し、加熱下
の温水中に該混合溶液を添加しつつ溶媒及び固形化用溶
媒を留去してポリカーボネート樹脂固形化物の水スラリ
ー液を製造する方法において、固形化過程の液を湿式粉
砕機に循環しつつ固形化することを特徴とするビーズ状
ポリカーボネート固形粒子水スラリー液の製造法であり
、好ましい実施態様に於いては、固形化用溶媒を、ポリ
カーボネート樹脂溶液の0.1〜0.5容量倍用いて、
温度45℃〜100℃にて固形化すること、固形化過程
の液の湿式粉砕機への循環量が全固形イヒ液の1〜30
倍/時間で行うことにより、乾燥後の固形分の90重量
%以上がビーズ状ポリカーボネート固形粒子であり、か
つ該ビーズの平均直径が0.5〜2 mm、嵩比重が0
.3〜0.6 g/ccであるものを得るものであり、
これに使用する精製されたポリカーボネート樹脂溶液の
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量が13.000
〜20,000の範囲で、かつ濃度が10重量%〜25
重量%のものを使用するものである。
以下、本発明の構成について説明する。
本発明のポリカーボネート樹脂溶液とは、従来のポリカ
ーボネート樹脂の製法と同様の製法、即ち、界面重合法
により、二価フェノール系化合物(以下、BPと略記す
る)を主成分とし、少量の分子量調節剤および所望によ
り分岐化剤を用いてホスゲンと反応させることに°よっ
て作られる芳香族ポリカーボネート樹脂のホモ−もしく
はコーポリ・7−の溶液である。
ーボネート樹脂の製法と同様の製法、即ち、界面重合法
により、二価フェノール系化合物(以下、BPと略記す
る)を主成分とし、少量の分子量調節剤および所望によ
り分岐化剤を用いてホスゲンと反応させることに°よっ
て作られる芳香族ポリカーボネート樹脂のホモ−もしく
はコーポリ・7−の溶液である。
本発明のBPとして好ましいものは、下記一般式(11
で表される化合物であり、 一般式(1): (式中のRは、炭素数1〜15の二価の脂肪族、脂環族
、もしくはフェニル置換アルキル基、又は、−0−、−
3−、−5o−、−3(h−9−CO−である。
で表される化合物であり、 一般式(1): (式中のRは、炭素数1〜15の二価の脂肪族、脂環族
、もしくはフェニル置換アルキル基、又は、−0−、−
3−、−5o−、−3(h−9−CO−である。
Xはアルキル基、アリール基、ハロゲン原子であり、p
、qは0〜2の整数である。)具体的には、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)ケトン、1.1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)エタン、2.2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プ
ロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−31,ブロモ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
3−クロロフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロ
パン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−
フェニルエタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジフ
ェニルメタンが例示される。
、qは0〜2の整数である。)具体的には、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)ケトン、1.1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)エタン、2.2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プ
ロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−31,ブロモ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
3−クロロフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロ
パン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−
フェニルエタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジフ
ェニルメタンが例示される。
分岐化剤としては、フロログリシン、2.6−シメチル
ー2.4.6− トリ (4−ヒドロキシフェニル)ヘ
ブテン−3,4,6−シメチルー2.4.6− トリ
(4−ヒドロキシフェニル)へブテン−2,1,3,5
−トリ (2−ヒドロキシフェニル)ペンゾール、1,
1.1−)リ (4−ヒドロキシフェニル)エタン、2
,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−
4−メチルフッエノール、α、α’、(r”−1’リ
(4−ヒドロキシフェニル)〜1.3.5− 1−リイ
ソブロピルベンゼンなどで例示されるポリヒドロキシ化
合物、及び3,3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オ
キシインドール(=イサチンビスフェノール)、5−ク
ロルイサチンビスフェノール、5.7−シクロルイサチ
ンビスフエノール、5−ブロムイサチンビスフェノール
などが例示される分岐化剤を上記の一般式(1)の二価
フェノール系化合物に対して、通常0.02〜3モル%
、好ましくは0.1〜1.0モル%の範囲用いる。
ー2.4.6− トリ (4−ヒドロキシフェニル)ヘ
ブテン−3,4,6−シメチルー2.4.6− トリ
(4−ヒドロキシフェニル)へブテン−2,1,3,5
−トリ (2−ヒドロキシフェニル)ペンゾール、1,
1.1−)リ (4−ヒドロキシフェニル)エタン、2
,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−
4−メチルフッエノール、α、α’、(r”−1’リ
(4−ヒドロキシフェニル)〜1.3.5− 1−リイ
ソブロピルベンゼンなどで例示されるポリヒドロキシ化
合物、及び3,3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オ
キシインドール(=イサチンビスフェノール)、5−ク
ロルイサチンビスフェノール、5.7−シクロルイサチ
ンビスフエノール、5−ブロムイサチンビスフェノール
などが例示される分岐化剤を上記の一般式(1)の二価
フェノール系化合物に対して、通常0.02〜3モル%
、好ましくは0.1〜1.0モル%の範囲用いる。
また、分子量調節剤または末端停止剤としては一価芳香
族ヒドロキシ化合物が使用され、m−およびp−メチル
フェノール、m−およびp−プロピルフェノール、p−
ブロモフェノール、p−tert−ブチルフェノールお
よびP−長鎖アルキル置換フェノール、P−長鎖アルキ
ルエーテル化フェノール、P−ヒドロキシアル・キルベ
ンゾエートなどが好ましい。
族ヒドロキシ化合物が使用され、m−およびp−メチル
フェノール、m−およびp−プロピルフェノール、p−
ブロモフェノール、p−tert−ブチルフェノールお
よびP−長鎖アルキル置換フェノール、P−長鎖アルキ
ルエーテル化フェノール、P−ヒドロキシアル・キルベ
ンゾエートなどが好ましい。
芳香族ポリカーボネート樹脂としては、特に、ビスフェ
ノールAを主原料とするポリカーボネートが挙げられ、
これに例えばビスフェノールZなどを併用して得られる
ポリカーボネート共重合体、これらの分岐化物や末端長
鎖アルキル変性したものが挙げられる。
ノールAを主原料とするポリカーボネートが挙げられ、
これに例えばビスフェノールZなどを併用して得られる
ポリカーボネート共重合体、これらの分岐化物や末端長
鎖アルキル変性したものが挙げられる。
反応に使用する溶媒としては、塩素化された脂肪族また
は芳香族の炭化水素、例えばメチレンクロライド、1,
1−ジクロロエタン、クロロベンゼン及びクロロトルエ
ンが例示され、特にメチレンクロライドが好ましい。
は芳香族の炭化水素、例えばメチレンクロライド、1,
1−ジクロロエタン、クロロベンゼン及びクロロトルエ
ンが例示され、特にメチレンクロライドが好ましい。
以上の方法で製造したポリカーボネート樹脂溶液を通常
の方法、触媒の除去、中和、水洗、濃縮等を行い、更に
精密濾過して本発明の精製されたポリカーボネート樹脂
溶液とする。
の方法、触媒の除去、中和、水洗、濃縮等を行い、更に
精密濾過して本発明の精製されたポリカーボネート樹脂
溶液とする。
ここに、精製されたポリカーボネート樹脂溶液中の微細
な「ゴミ」の量としては、少ないもの程好ましいもので
あるが、例えば、粒子直径が0.5−以上の「ゴミ」が
lcc中、1.000個以下とするのがよく、また、濃
度は10〜25重量%の範囲、特に 10〜20重景%
とするのが好ましい。
な「ゴミ」の量としては、少ないもの程好ましいもので
あるが、例えば、粒子直径が0.5−以上の「ゴミ」が
lcc中、1.000個以下とするのがよく、また、濃
度は10〜25重量%の範囲、特に 10〜20重景%
とするのが好ましい。
この精製されたポリカーボネート樹脂溶液に、通常、室
温下に固形化用溶媒を添加混合し、ついで加熱下の温水
中に該混合溶液を添加しつつ溶媒及び固形化用溶媒を留
去しつつ、湿式粉砕機に該固形化液を循環し粉砕する。
温下に固形化用溶媒を添加混合し、ついで加熱下の温水
中に該混合溶液を添加しつつ溶媒及び固形化用溶媒を留
去しつつ、湿式粉砕機に該固形化液を循環し粉砕する。
固形化用溶媒としては、ポリカーボネート樹脂溶液の0
.1〜0.5容量倍、好ましくは0.2〜0.4容量倍
用いて、温度45℃〜100℃、好ましくは45℃〜6
0℃にて固形化する。固形化溶媒の添加量と添加温度と
は、固形化溶媒添加後の溶液が、同温度下に静置された
場合にゲルとなるか又は温度を下げた場合に沈澱が生じ
る量とする。
.1〜0.5容量倍、好ましくは0.2〜0.4容量倍
用いて、温度45℃〜100℃、好ましくは45℃〜6
0℃にて固形化する。固形化溶媒の添加量と添加温度と
は、固形化溶媒添加後の溶液が、同温度下に静置された
場合にゲルとなるか又は温度を下げた場合に沈澱が生じ
る量とする。
この溶液を、加熱下の温水中に添加しつつ、溶媒及び固
形化用溶媒を通常0.1〜1.0時間、好ましくは0.
5〜1.0時間で留去するように添加するとともに該固
形化過程の液を湿式粉砕機へ全固形化液の1〜30倍/
時間、好ましくは5〜20倍/時間の量で循環し湿式粉
砕を行う。
形化用溶媒を通常0.1〜1.0時間、好ましくは0.
5〜1.0時間で留去するように添加するとともに該固
形化過程の液を湿式粉砕機へ全固形化液の1〜30倍/
時間、好ましくは5〜20倍/時間の量で循環し湿式粉
砕を行う。
ここに、湿式粉砕機としては、市販のもので良く、例え
ば、相用鉄工■製のボラトール(商品名)、小松ゼノア
■製のディスインテグレータ(商品名)等が好ましい。
ば、相用鉄工■製のボラトール(商品名)、小松ゼノア
■製のディスインテグレータ(商品名)等が好ましい。
以上の方法により本発明のビーズ状ポリカーボネート固
形粒子水スラリー液が得られる。
形粒子水スラリー液が得られる。
この水スラリー液中のポリカーボネート固形粒子は、乾
燥後の固形分の90重量%以上がビーズ状ポリカーボネ
ート固形粒子であり、かつ該ビーズの平均直径が0.5
〜2寵、嵩比重が0.3〜0.6g/ccであるものと
して得られ、このものは、水スラリーの状態に於ける配
管中の移送による抵抗が小さく、且つ、後処理工程にお
ける水分離および乾燥も効率よく行え、かつ乾燥粉体と
しても形状がビーズ状であることから、配管や機器壁と
の接触による「ゴミ1の発生や混入も低減されるもので
ある。
燥後の固形分の90重量%以上がビーズ状ポリカーボネ
ート固形粒子であり、かつ該ビーズの平均直径が0.5
〜2寵、嵩比重が0.3〜0.6g/ccであるものと
して得られ、このものは、水スラリーの状態に於ける配
管中の移送による抵抗が小さく、且つ、後処理工程にお
ける水分離および乾燥も効率よく行え、かつ乾燥粉体と
しても形状がビーズ状であることから、配管や機器壁と
の接触による「ゴミ1の発生や混入も低減されるもので
ある。
以下、実施例等によって具体的に説明する。
実施例−1
水酸化ナトリウム117 kgを水13201に溶解し
、20℃に保ちながら、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(以下、BPAという) 250
kg、2.6−シメチルー2.4.6− トリ (4
−ヒドロキシフェニル)へブテン−30,883kg、
ハイドロサルファイ) 0.860kgを溶解した。
、20℃に保ちながら、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(以下、BPAという) 250
kg、2.6−シメチルー2.4.6− トリ (4
−ヒドロキシフェニル)へブテン−30,883kg、
ハイドロサルファイ) 0.860kgを溶解した。
これにメチレンクロライド9601を加えて攪拌しつつ
ホスゲン128kgを35分で吹き込んだ。
ホスゲン128kgを35分で吹き込んだ。
ホスゲン吹き込み終了後、p−tert−ブチルフェノ
ール(以下、PTBPという) 12.3 kgのメ
チレンクロライド溶液を添加し激しく攪拌して反応液を
乳化させ、乳化後、0.21のトリエチルアミン及びメ
チレンクロライド300Ilを加え約1時間攪拌を続は
重合させた。
ール(以下、PTBPという) 12.3 kgのメ
チレンクロライド溶液を添加し激しく攪拌して反応液を
乳化させ、乳化後、0.21のトリエチルアミン及びメ
チレンクロライド300Ilを加え約1時間攪拌を続は
重合させた。
重合液を、水相と有機相に分離し1.有機相をリン酸で
中和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返
し、精製されたポリカーボネート樹脂溶液とした。
中和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返
し、精製されたポリカーボネート樹脂溶液とした。
この精製溶液を濾過精度0.2fmのカートリッジフィ
ルターで精密濾過した。
ルターで精密濾過した。
この濾過精製溶液に同じく濾過精度0.24のカートリ
ッジフィルターで精密濾過したn−ヘキサンを室温で3
801攪拌下に加えて、ついでこの混合溶液を、加熱攪
拌下の温水中に添加しつつ、溶媒のメチレンクロライド
と固形化用溶媒のn−ヘキサンを留去しながらこの液を
湿式粉砕機(ボラトール:商品名)に40rrr/時間
の量で循環し湿式粉砕し、ビーズ状ポリカーボネート樹
脂固形物の濃度10重量%の水スラリー液を得た。固形
化時間は約1時間であった。
ッジフィルターで精密濾過したn−ヘキサンを室温で3
801攪拌下に加えて、ついでこの混合溶液を、加熱攪
拌下の温水中に添加しつつ、溶媒のメチレンクロライド
と固形化用溶媒のn−ヘキサンを留去しながらこの液を
湿式粉砕機(ボラトール:商品名)に40rrr/時間
の量で循環し湿式粉砕し、ビーズ状ポリカーボネート樹
脂固形物の濃度10重量%の水スラリー液を得た。固形
化時間は約1時間であった。
この水スラリー液よりクリーンルーム中で固形分を分離
し、クリーン空気を循環させた乾燥機で乾燥した。
し、クリーン空気を循環させた乾燥機で乾燥した。
この固形化物の測定結果を第1表に示した。
実施例−2〜4
実施例−1において、PTBPに代えて、p−オキシ安
息香酸ラウリル 22.4kg、 2.6−シメチルー
2.4.6トリ (4−ヒドロキシフェニル)へブテン
−3に代えてα、α′、α”−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)−1,3,5−) IJイソプロピルベンゼン
1.05kgに変更したもの(実施例−2)、実施例
−1において、PTBPに代えて、p−ドブシロキシフ
ェノール20.4kgに変更したもの(実施例−3)及
び実施例−1におし)で、PTBPに代えて、p−ステ
アリルフェノール 24.3ksr、 2.6−シメチ
ルー2.4.6− トリ (4−ヒドロキシフェニル
)へブテン−3に代えてα、α°。
息香酸ラウリル 22.4kg、 2.6−シメチルー
2.4.6トリ (4−ヒドロキシフェニル)へブテン
−3に代えてα、α′、α”−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)−1,3,5−) IJイソプロピルベンゼン
1.05kgに変更したもの(実施例−2)、実施例
−1において、PTBPに代えて、p−ドブシロキシフ
ェノール20.4kgに変更したもの(実施例−3)及
び実施例−1におし)で、PTBPに代えて、p−ステ
アリルフェノール 24.3ksr、 2.6−シメチ
ルー2.4.6− トリ (4−ヒドロキシフェニル
)へブテン−3に代えてα、α°。
α−トリ(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−ト
リイソプロピルベンゼン 1.05kgに変更したもの
(実施例−4)にそれぞれ変更する他は同様とした。
リイソプロピルベンゼン 1.05kgに変更したもの
(実施例−4)にそれぞれ変更する他は同様とした。
測定結果を第1表に示した。
比較例−1
実施例−1において、固形化過程の液を湿式粉砕機に循
環しつつ固形化する方法に代えて、固形化過程では湿式
粉砕機で循環粉砕しないで固形化し、得られた平均直径
約5鶴の固形化物の水スラリー液を湿式粉砕機に循環し
、粉砕する他は同様とした。
環しつつ固形化する方法に代えて、固形化過程では湿式
粉砕機で循環粉砕しないで固形化し、得られた平均直径
約5鶴の固形化物の水スラリー液を湿式粉砕機に循環し
、粉砕する他は同様とした。
結果を第1表に示した。
第1表
注)「ゴミ」の数は、固形化物1g当たりに換算したも
のである。
のである。
以上、詳細な説明および実施例から明らかな如く、本発
明の固形化方法によるポリカーボネート樹脂は、配管、
機器などからのrゴミ」の混入が極めて少なく、溶液に
おけると同様に極めて清浄なものであることがわかる。
明の固形化方法によるポリカーボネート樹脂は、配管、
機器などからのrゴミ」の混入が極めて少なく、溶液に
おけると同様に極めて清浄なものであることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 精製されたポリカーボネート樹脂溶液に、精製され
た固形化用溶媒を添加混合し、加熱下の温水中に該混合
物溶液を添加しつつ溶媒及び固形化用溶媒を留去してポ
リカーボネート樹脂固形化物の水スラリー液を製造する
方法において、固形化過程の液を湿式粉砕機に循環しつ
つ固形化することを特徴とするビーズ状ポリカーボネー
ト固形粒子の水スラリー液の製造法。 2 固形化用溶媒を、ポリカーボネート樹脂溶液の0.
1〜0.5容量倍用い、温度45℃〜100℃にて固形
化する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 固形化過程の液の湿式粉砕機への循環量が全固形化
液の1〜30倍/時間である特許請求の範囲第1項記載
の製造法。 4 乾燥後の固形化ポリカーボネート樹脂の90重量%
以上がビーズ状ポリカーボネート固形粒子であり、かつ
該ビーズの平均直径が0.5〜2mm、嵩比重が0.3
〜0.6g/ccである特許請求の範囲第1項記載の製
造法。 5 精製されたポリカーボネート樹脂溶液のポリカーボ
ネート樹脂の粘度平均分子量が13,000〜20,0
00の範囲で、かつ濃度が10重量%〜25重量%であ
る特許請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9185085A JPS61250026A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9185085A JPS61250026A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250026A true JPS61250026A (ja) | 1986-11-07 |
JPH0471412B2 JPH0471412B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=14038046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9185085A Granted JPS61250026A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250026A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1985
- 1985-04-27 JP JP9185085A patent/JPS61250026A/ja active Granted
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Also Published As
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---|---|
JPH0471412B2 (ja) | 1992-11-13 |
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