JPS61236266A - 電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は予め電話機でその電話機にかかってきた電話を
他の電話機に転送するように指定しておけば、それに応
じて自動的に上記他の電話機に転送する機能を有する電
子交換装置、ボタン電話装置等の電話装置に関する。

従来の技術 一般に電子交換装置やボタン電話装置等において予め電
話機でその電話機にかかって来た電話を他の電話機に転
送するように指定しておけばそれに応じてかかって来た
電話を自動的に上記他の電話機に転送するように構成し
たものが知られている。ところで、この種のものでは、
電話機においてその電話機にかかって来た電話を伯の電
話機に転送するように指定した場合、必ずそのことが上
記電話機において表示されなければならない。なぜなら
、上記電話機においてその電話機にかかって来た電話を
他の電話機に転送するように指定したことを忘れると、
その電話機にかかって来た電話がすべて他の電話機に自
動的に転送され、その電話機の使用者がその電話機の近
くに居ても常に他の電話機に転送され、その電話機を使
用できなくなるからである。

従来、このような問題を解決するために着信時に他の電
話機に転送するように指定した電話機でも１度だけ呼出
音が鳴動するようにし、これに応答してハンドセット等
を上げても単に通常の発呼許可のためのダイヤルトーン
しか聞えないようにしたものがある。

第２図は従来のこの種の電話装置の概略構成図であり、
図中２１は交換装置、２２は中央制御装置、２３は主記
憶装置、２４は加入者走査回路、２５は呼出音発生回路
、２６〜２８は加入者回路、２９〜３１は電話機、３２
はダイヤルトーン送出回路である。そして、第３図は主
記憶装置２３内の呼情報テーブルを示しており、上記テ
ーブル内には各電話機の電話番号転送設定時のフラッグ
、転送先電話機の電話番号の各情報をそれぞれメモリす
るエリヤ−を有している。

次に上記従来例の動作について説明する。第２図におい
て、電話機３０で予め定められた特殊な操作を行ない、
引き続いて電話機３１の電話番号を入力すると、これが
中央制御装置２２によって検出され、主記憶装置２３内
の呼情報テーブルに書込まれる。すなわち、電話機３０
の電話番号を記憶するエリアのフラッグ記憶エリアに１
°、転送先電話機の電話番号を記憶するエリアに電話Ｉ
ａ３１の電話番号がそれぞれ記憶される。ここで電話機
２９より電話機３０に着信があると電話機３０の転送設
定にしたがって電話機３１に転送され、電話機３１で通
常の呼出音が発生し、電話機３１で応答すると電話機３
］と電話機２９の間で通話可能な状態になる。そして、
電話機３１で通常の呼出音が発生したとき電話機３０で
も同時に予め定められた一定時間（たとえば１秒間）だ
け呼出音が発生し、このことによって電話機３０が転送
設定されていることを通知する。

このように、従来の電話装置でも呼出音を予め定められ
た一定時間だけ発生させることにより、その電話機が転
送設定されていることをその電話機の使用者に着信があ
るたびに知らせることができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来のこの種の電話装置では、転送設定し
ている電話機よりその電話機に着信があるたびに短かい
時間ではあるが呼出音が発生し、非常にうるさいという
問題があった。そして、特であれば、その呼出音によっ
て誤まってハンドセットを上げることもあり、きわめて
不都合であった。

本発明は以上のような従来の欠点を除去するものであり
、予め転送設定されている電話機を用いて発信操作した
ときにのみ、その電話機の使用者にその電話機が予め転
送設定されていることを知らせる優れた電話装置を提供
することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するためにダイヤル許可を示す
ダイヤルトーン送出用のダイヤルトーン送出回路の他に
別の特殊なダイヤルトーンを送出する特殊ダイヤルトー
ン送出回路を設け、予め転送設定されている電話機を用
いて発呼のためのオフフック操作をしたとき、これによ
って上記特殊ダイヤルトーンが上記電話機より出力する
ように構成したものである。

作用 したがって、本発明によれば予め転送設定されている電
話機を用いて発信操作しようとしたとき、ダイヤル許可
を示すダイヤルトーンとは別の特殊なダイヤルトーンが
その電話機より出力されることになり、特殊なダイヤル
トーンが出力されたことによってその電話機が予め転送
設定されていることが容易に判別できることになる。

実施例 第１図は本発明の電話装置における一実施例の概略構成
図であり、図中、１は交換装置、２は中央制御装置、３
は主記憶装置、４は加入者走査回路、５は特殊ダイヤル
トーン送出回路、６は呼出音送出回路、７はダイヤル許
可を示す通常のダイヤルトーンを送出するダイヤルトー
ン送出回路、８〜ｌＯは加入者回路、１１〜１３は電話
機である。

上記実施例において、電話機１２がオフフックすると、
これが中央制御装置２で検出され、主記憶装置３内の呼
情報テーブルが検索される。電話機Ｉ２で予め転送設定
していなければ呼情報テーブルのフラッグエリヤ−が”
０゛であり、したがって、この場合には通常のダイヤル
トーンを送出するダイヤルトーン送出回路７より上記電
話機１２に対し、通常の上記ダイヤルトーンが送出され
る。そのため、この状態で、電話機１２を用いて他の電
話機の電話番号をダイヤルすれば通常の電話装置と同様
に他の電話機を呼出し両者で通信可能な状態にすること
ができる。

全電話機１２において、電話機１２にかかって来る電話
を予め電話機１３に転送するように設定しておきたいと
する。この場合には電話機１２をオフフックし、通常の
ダイヤルトーンが電話機１２に送出されるようになった
状態で、予め定められた特定の操作（たとえば特殊ボタ
ンあるいは特定の番号ボタン等を押圧操作する）を行な
う。このようにすると、その操作が中央制御装置２によ
って検出され、主記憶装置３内の呼情報テーブルに設け
た上記電話機１２に対応するフラッグ記憶エリヤに一１
−が記憶される。そして引き続いて電話機１２で転送し
たい電話機（この場合電話機１３）の電話番号を入力す
ると、これが同様に中央制御装置２で検出され、主記憶
装置３内の呼情報テーブルに設けた上記電話機１２に対
応する転送先電話機の電話番号エリヤ−に上記転送した
い転送先電話機１３の電話番号が記憶される。

このようにして電話機１２において、転送先電話機１３
を設定した状態で、次に電話機１１から電話機１２に向
けて発信が行なわれたとする。電話機１１において電話
機１１をオフフックし、電話機１２の電話番号をダイヤ
ルすると、中央制御袋ｆｉ１２がこれを検出し、主記憶
装置２内の呼情報テーブルにおける上記電話機１２に対
応するフラッグエリヤ−１転送光電話番号エリヤーをそ
れぞれ検索する。主記憶装置２内の呼情報テーブルにお
ける上記電話機１２に対応するフラッグエリヤ−や転送
先電話番号エリヤ−にはそれぞれ前述したように”１′
及び転送先電話機１３の電話番号が記憶されているため
、このことによって中央制御装置２が上記電話機１２か
らの発信を上記電話機１３に着信させる。すなわち、こ
の状態で呼出音送出回路６からの呼出音が電話機１３に
送出され、電話機１３ｇ４でこれに応答して電話機１３
をオフフックすると電話機１３と電話機１１の間で通話
可能な状態になる。

次に、電話機１２において電話機１２にかかつて来る電
話を予め電話機】３に転送するように設定した状態で、
電話機１２をオフフックしたとする。この場合には電話
機１２のオフフックが中央制御装置２によって検出され
、主記憶装置３内の呼情報テーブルに記憶された上記電
話機１２に対応するフラッグエリヤ−の情報“１”にも
とづいて、特殊なダイヤルトーンを送出する特殊ダイヤ
ルトーン送出回路４によって上記特殊なダイヤルトーン
が上記電話機１２に送出される。したがって、電話機１
２において、特殊なダイヤルトーンが聴取できれば、こ
れによってその電話機１２が転送設定中であることを容
易に知ることができる。なお、特殊なダイヤルトーンが
聴取できた状態ではその電話機において他の電話機の電
話番号をダイヤルしても、その電話機と他の電話機との
間で通話可能な状態にならないように構成されているこ
とは言うまでもないことである。

このように、上記実施例によれば、予め転送設定されて
いる電話機において、その電話機をオフフックした場合
にはダイヤル許可を示すダイヤルトーンとは別の特殊な
ダイヤルトーンが上記電話機に送出されることになり、
上記特殊なダイヤルトーンによって容易に上記電話機が
転送設定中であると判断することができる。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、予め転送設定
されている電話機ではその電話機をオフフックすると、
その段階でダイヤル許可を示すダイヤルトーンとは別の
特殊なダイヤルトーンが上記電話機に送出されるように
構成されており、したがって、本発明によれば上記電話
機をオフフックしたときに上記特殊なダイヤルトーンに
よって上記電話機が転送設定中であるということを知ら
せることになり、転送設定中であることを忘れて上記電
話機をオフフックしても、そのことを容易に知ることが
できる。そして、本発明によれば従来のように着信があ
るたびに呼出音が鳴動するということでないため、呼出
音で悩まされるということも全くないという利点を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電話装置における一実施例の概略構成
図、第２図は従来の電話装置の概略構成図、第３図は同
装置に使用する主記憶装置内の呼情報テーブルの概略説
明図である。 １・・・・・・交換装置、２・・・・・・中央制御装置
、３・・・・・・主記憶装置、４・・・・・・加入者走
査回路、５・・・・・・特殊ダイヤルトーン送出回路、
６・・・・・・呼出音送出回路、７・・・・・・ダイヤ
ルトーン送出回路、８〜ｌＯ・・・・・・加入者回路、
１１−１２・・・・・・電話機。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男ほか１名第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤル許可を示すダイヤルトーン送出用のダイヤルト
   ーン送出回路のほかに特殊なダイヤルトーンを送出する
   特殊ダイヤルトーン送出回路を設け、予め転送設定され
   ている電話機において、その電話機をオフフックしたと
   きにのみ上記電話機に上記特殊ダイヤルトーン送出回路
   より上記特殊ダイヤルトーンが送出されるように構成し
   た電話装置。