JPS61231073A - ポリアミド系接着剤組成物 - Google Patents
ポリアミド系接着剤組成物Info
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- JPS61231073A JPS61231073A JP7337485A JP7337485A JPS61231073A JP S61231073 A JPS61231073 A JP S61231073A JP 7337485 A JP7337485 A JP 7337485A JP 7337485 A JP7337485 A JP 7337485A JP S61231073 A JPS61231073 A JP S61231073A
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- JP
- Japan
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- vinylpyridine
- methacrylate
- nylon
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
星!上公■艮方!
本発明は、ポリアミド系接着剤組成物に関する。
炙米■返薫
ポリアミド系樹脂は、一般にアミド結合を有する樹脂の
総称であり、その代表的なものにナイロンがある。ナイ
ロンは、繊維製品、成形品、フィルム等に広く使用され
、また一部がホットメルト接着剤に用いられている。斯
かるポリアミド系接着剤は、樹脂中のアミド結合により
分子量の割に強靭性を示し、また各種の材質に対する親
和性がよい等の特徴を有しているが、耐熱性の点で充分
ではなく、より一層の改善が望まれている。
総称であり、その代表的なものにナイロンがある。ナイ
ロンは、繊維製品、成形品、フィルム等に広く使用され
、また一部がホットメルト接着剤に用いられている。斯
かるポリアミド系接着剤は、樹脂中のアミド結合により
分子量の割に強靭性を示し、また各種の材質に対する親
和性がよい等の特徴を有しているが、耐熱性の点で充分
ではなく、より一層の改善が望まれている。
1里り亘煎及亘璽羞
本発明者らは、従来のポリアミド系接着剤の耐熱性を改
善すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリアミド系樹脂に下
記に示す単独重合体又は共重合体を添加配合した場合に
本発明の所期の目的を達成し得ることを見い出し、ここ
に本発明を完成するに至った。
善すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリアミド系樹脂に下
記に示す単独重合体又は共重合体を添加配合した場合に
本発明の所期の目的を達成し得ることを見い出し、ここ
に本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ポリアミド系樹脂、及び一般式(1)
(式中R1は水素原子又はアルキル基を示す。)で表わ
されるビニルピリジン類の単独重合体及び/又は該ビニ
ルピリジン類と一般式(2)〔式中R2は水素原子又は
メチル基を、R3はアルキル基を示す。〕で表わされる
アクリレート化合物との共重合体を含有することを特徴
とするポリアミド系接着剤組成物に係る。
されるビニルピリジン類の単独重合体及び/又は該ビニ
ルピリジン類と一般式(2)〔式中R2は水素原子又は
メチル基を、R3はアルキル基を示す。〕で表わされる
アクリレート化合物との共重合体を含有することを特徴
とするポリアミド系接着剤組成物に係る。
本発明において、ポリアミド系樹脂としては、従来公知
のものを広く使用でき、例えばナイロン−6、ナイロン
−11、ナイロン−12、ナイロン−6,6、ナイロン
−6,10等やこれらのアミド基の活性水素をアルコキ
シメチル化したアルコキシメチル化変性体、また該活性
水素をジアルキル化したジメチルアミノ化変性体等を挙
げることができる。
のものを広く使用でき、例えばナイロン−6、ナイロン
−11、ナイロン−12、ナイロン−6,6、ナイロン
−6,10等やこれらのアミド基の活性水素をアルコキ
シメチル化したアルコキシメチル化変性体、また該活性
水素をジアルキル化したジメチルアミノ化変性体等を挙
げることができる。
上記一般式(1)において、R1で示されるアルキル基
としては、例えば炭素数1〜8のアルキル基、好ましく
は炭素数1〜4のアルキル基を挙げることができる。ま
た、一般式(2)において、R3で示されるアルキル基
としては、例えば炭素数1〜20のアルキル基、好まし
くは炭素数1〜10のアルキル基を挙げることができる
。
としては、例えば炭素数1〜8のアルキル基、好ましく
は炭素数1〜4のアルキル基を挙げることができる。ま
た、一般式(2)において、R3で示されるアルキル基
としては、例えば炭素数1〜20のアルキル基、好まし
くは炭素数1〜10のアルキル基を挙げることができる
。
一般式(1)のビニルピリジン類としては、従来公知の
ものを広く使用でき、例えば2−ビニルピリジン、4−
ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン、2
−メチル−6−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニ
ルピリジン等を挙げることができる。本発明では、これ
らを単独で又は2種以上混合して使用できる。
ものを広く使用でき、例えば2−ビニルピリジン、4−
ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン、2
−メチル−6−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニ
ルピリジン等を挙げることができる。本発明では、これ
らを単独で又は2種以上混合して使用できる。
また、一般式(2)のアクリレート化合物としても、従
来公知のものを広く使用でき、例えばメチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタク
リレート、2−エチルへキシルアクリレート、2−エチ
ルへキシルメタクリレート、プロピルアクリレート、プ
ロピルメタクリレート、オクチルアクリレート、オクチ
ルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメ
タクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメ
タクリレート等を挙げることができる。本発明では、こ
れらを単独で又は2種以上混合して使用できる。
来公知のものを広く使用でき、例えばメチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタク
リレート、2−エチルへキシルアクリレート、2−エチ
ルへキシルメタクリレート、プロピルアクリレート、プ
ロピルメタクリレート、オクチルアクリレート、オクチ
ルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメ
タクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメ
タクリレート等を挙げることができる。本発明では、こ
れらを単独で又は2種以上混合して使用できる。
本発明においてポリアミド系樹脂に添加配合される重合
体は、上記一般式(1)のビニルピリジン類の単独重合
体又は該ビニルピリジン類と一般式(2)のアクリレー
ト化合物とを共重合させて得られる共重合体である。こ
れらの重合体は、従来公知の重合方法、例えばラジカル
重合、イオン重合等に従い容易に製造され得る。該重合
体を製造するための好ましい実施態様を示せば、例えば
一般式(1)のビニルピリジン類、又はこれと一般式(
2)のアクリレート化合物とを所定量配合し、アゾビス
イソブチロニトリル(AIBN>等のアゾビスシアノ化
合物、過酸化ベンゾイル等の過酸化物、アルキルリチウ
ム、エチルアルミニウムジクロリド等の有機金属化合物
、弗化硼素等の無機ハロゲン化合物等の重合開始剤の存
在下、溶液重合、懸濁重合、乳化重合又は塊状重合させ
ればよい。溶液重合に使用される溶媒としてはメタノー
ル、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシド等が挙げられる。
体は、上記一般式(1)のビニルピリジン類の単独重合
体又は該ビニルピリジン類と一般式(2)のアクリレー
ト化合物とを共重合させて得られる共重合体である。こ
れらの重合体は、従来公知の重合方法、例えばラジカル
重合、イオン重合等に従い容易に製造され得る。該重合
体を製造するための好ましい実施態様を示せば、例えば
一般式(1)のビニルピリジン類、又はこれと一般式(
2)のアクリレート化合物とを所定量配合し、アゾビス
イソブチロニトリル(AIBN>等のアゾビスシアノ化
合物、過酸化ベンゾイル等の過酸化物、アルキルリチウ
ム、エチルアルミニウムジクロリド等の有機金属化合物
、弗化硼素等の無機ハロゲン化合物等の重合開始剤の存
在下、溶液重合、懸濁重合、乳化重合又は塊状重合させ
ればよい。溶液重合に使用される溶媒としてはメタノー
ル、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシド等が挙げられる。
これらの重合反応は、通常−80〜120’Cにて行な
われ、一般に反応時間は0.5〜10時間である。この
ようにして得られる本発明の単独又は共重合体の平均分
子量は、通常的500〜500000、好ましくは10
00〜 100000の範囲内である。また、上記で得られる共
重合体は、その組成がビニルピリジン類10〜90モル
%及びアクリレート化合物90〜10モル%からなるも
のである。共重合体の組成が上記範囲を逸脱すると、本
発明の所期の効果が発揮され得ない。
われ、一般に反応時間は0.5〜10時間である。この
ようにして得られる本発明の単独又は共重合体の平均分
子量は、通常的500〜500000、好ましくは10
00〜 100000の範囲内である。また、上記で得られる共
重合体は、その組成がビニルピリジン類10〜90モル
%及びアクリレート化合物90〜10モル%からなるも
のである。共重合体の組成が上記範囲を逸脱すると、本
発明の所期の効果が発揮され得ない。
本発明の接着剤組成物中に配合されるべきポリアミド系
樹脂及び上記重合体の割合としては、通常前者:後者=
5〜95:95〜5重量%、好ましくは前者:後者=3
0〜70 : 70〜30重量%とするのがよい。ポリ
アミド系樹脂の配合割合が上記範囲を越えると、両者併
用による相乗効果が発揮され得ず、接着強度が低下する
傾向が生ずる。また、ポリアミド系樹脂の配合割合が上
記範囲より少ないと、接着強度の低下及び耐熱性の劣化
の傾向が生ずる。
樹脂及び上記重合体の割合としては、通常前者:後者=
5〜95:95〜5重量%、好ましくは前者:後者=3
0〜70 : 70〜30重量%とするのがよい。ポリ
アミド系樹脂の配合割合が上記範囲を越えると、両者併
用による相乗効果が発揮され得ず、接着強度が低下する
傾向が生ずる。また、ポリアミド系樹脂の配合割合が上
記範囲より少ないと、接着強度の低下及び耐熱性の劣化
の傾向が生ずる。
本発明の接着剤組成物には、この種接着剤に通常配合さ
れている添加剤、例えば溶剤(例えばメチルエチルケト
ン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、メタノー
ル等のアルコール類、トルエン等の芳香族炭化水素類等
)、酸化防止剤、エラストマー、可塑剤、顔料、充填剤
等を適宜配合することができる。
れている添加剤、例えば溶剤(例えばメチルエチルケト
ン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、メタノー
ル等のアルコール類、トルエン等の芳香族炭化水素類等
)、酸化防止剤、エラストマー、可塑剤、顔料、充填剤
等を適宜配合することができる。
本発明の接着剤組成物の形態としては、特に制限がなく
、溶液の形態であってもよいし、粉末の形態であっても
よい。
、溶液の形態であってもよいし、粉末の形態であっても
よい。
本発明の接着剤組成物を使用するに際しては、接着すべ
き基材、例えばゴム、アルミニウム、鉄等の金属、繊維
強化プラスチック(FRP及びFRTP)等の複合体等
に本発明接着剤組成物を塗布し、乾燥後加熱加圧するか
、又は通常のホットメルト接着の手法を用いて上記基材
同士を接着させればよい。上記基材に塗布すべき本発明
接着剤組成物の量としては、塗布されるべき基材の種類
等により異なり一概にはいえないが、通常100〜50
0g/m2の割合で塗布すればよい。
き基材、例えばゴム、アルミニウム、鉄等の金属、繊維
強化プラスチック(FRP及びFRTP)等の複合体等
に本発明接着剤組成物を塗布し、乾燥後加熱加圧するか
、又は通常のホットメルト接着の手法を用いて上記基材
同士を接着させればよい。上記基材に塗布すべき本発明
接着剤組成物の量としては、塗布されるべき基材の種類
等により異なり一概にはいえないが、通常100〜50
0g/m2の割合で塗布すればよい。
塗布方法としては、従来公知の方法をいずれも採用する
ことができ、例えば浸漬法、ハケ塗り法、ロールコート
法、スプレー法等を例示できる。また、乾燥方法として
は、例えば常温乾燥、加熱乾燥等を採用することができ
る。乾燥後の加熱加圧処理条件としては、例えば100
〜250℃、0.1〜10kQ/cm2程度とするのが
よい。
ことができ、例えば浸漬法、ハケ塗り法、ロールコート
法、スプレー法等を例示できる。また、乾燥方法として
は、例えば常温乾燥、加熱乾燥等を採用することができ
る。乾燥後の加熱加圧処理条件としては、例えば100
〜250℃、0.1〜10kQ/cm2程度とするのが
よい。
1豆のヱ1
本発明によれば、従来のポリアミド系接着剤の難点とさ
れている耐熱性が改善され、しかも接着性もより一層向
上された接着剤が提供される。本発明の接着剤組成物は
、ゴムとゴムとの接着やゴムと金属との接着ばかりでな
く、金属と金属との接着、金属と複合体との接着及び複
合体と複合体との接着にも極めて好適なものである。
れている耐熱性が改善され、しかも接着性もより一層向
上された接着剤が提供される。本発明の接着剤組成物は
、ゴムとゴムとの接着やゴムと金属との接着ばかりでな
く、金属と金属との接着、金属と複合体との接着及び複
合体と複合体との接着にも極めて好適なものである。
!−簾−1
実施例1
4−ビニルピリジン1モル及びAIBNO,01モルを
仕込み、メタノール20OQ中、反応温度68℃にて5
時間重合反応を行なった。
仕込み、メタノール20OQ中、反応温度68℃にて5
時間重合反応を行なった。
反応終了俊ヘキサン溶媒中で生成する4−ビニルピリジ
ン単独重合体(以下この重合体を「重合体A」という)
を析出させ、乾燥させた。
ン単独重合体(以下この重合体を「重合体A」という)
を析出させ、乾燥させた。
上記で得られた重合体Aの平均分子量は約70000で
あった。
あった。
上記で得られた重合体Aとポリアミド系樹脂(商品名ト
レジンーF30、ナイロン−6変性品、メトキシメチル
化率33%、帝国化学産業■製)とを下記第1表に示す
割合で混合して接着剤とした。
レジンーF30、ナイロン−6変性品、メトキシメチル
化率33%、帝国化学産業■製)とを下記第1表に示す
割合で混合して接着剤とした。
基材として鋼材ZtlA材、AQ/i又はFRP/AQ
を使用し、これらの基材(25mmx12゜5mm)に
上記で得られる接着剤を1500/m2の割合で塗布し
、175℃、3KCI/Cm2で15分間圧着した。接
着剤の引張りせん断接着強さ試験方法(J l5K−6
850>に従って引張りせん断接着強度を求め、その結
果を第1表に併せて示す。
を使用し、これらの基材(25mmx12゜5mm)に
上記で得られる接着剤を1500/m2の割合で塗布し
、175℃、3KCI/Cm2で15分間圧着した。接
着剤の引張りせん断接着強さ試験方法(J l5K−6
850>に従って引張りせん断接着強度を求め、その結
果を第1表に併せて示す。
混合割合 引張り
基 材 −Illu−一−せん新
型合体 ポリアミド 接着強度
A 1脂(にf/Cl112
1:034.0
鋼材/鋼材 1: 1 116.80:18
9.8 1:012.4 AQ/AQ 1 : 1 79.70
:146.0 1:025.5 FRP//l 1 : ’1 30.0
0:112.0 実施例2 上記実施例1で得られた重合体Aとポリアミド系樹脂(
商品名ヒレジンHF−30,ナイロン−6変性品、メト
キシメチル化率33%、帝国化学産業■製)とを下記第
2表に示す割合で混合して接着剤とした。この接着剤の
耐熱性を調べるため、基材としてAQ/AQを使用し、
該接着剤を150g/m2の割合で塗布し、175℃、
3KO/ Cm2で15分間圧着したものについて、接
着剤の軟化温度測定方法(JIS K−6844>に
従い軟化温度を測定した。結果を下記第2表に示す。
9.8 1:012.4 AQ/AQ 1 : 1 79.70
:146.0 1:025.5 FRP//l 1 : ’1 30.0
0:112.0 実施例2 上記実施例1で得られた重合体Aとポリアミド系樹脂(
商品名ヒレジンHF−30,ナイロン−6変性品、メト
キシメチル化率33%、帝国化学産業■製)とを下記第
2表に示す割合で混合して接着剤とした。この接着剤の
耐熱性を調べるため、基材としてAQ/AQを使用し、
該接着剤を150g/m2の割合で塗布し、175℃、
3KO/ Cm2で15分間圧着したものについて、接
着剤の軟化温度測定方法(JIS K−6844>に
従い軟化温度を測定した。結果を下記第2表に示す。
2表
混合割合 軟化
1:0 40
4 : 1 170
2:1 165
1 : 1 160
0:1 155
実施例3
上記実施例1で得られた重合体Aとナイロン−6変性品
(商品名可溶性ナイロン、ジメチルアミノ化率33%、
東し■製)又はナイロン−6(商品名東しナイロン6、
未変性品、束し■製)とを重量比で1:1の割合で混合
して接着剤とした。
(商品名可溶性ナイロン、ジメチルアミノ化率33%、
東し■製)又はナイロン−6(商品名東しナイロン6、
未変性品、束し■製)とを重量比で1:1の割合で混合
して接着剤とした。
基材として鋼材71gI材又はAQ/AQを使用し、こ
れらの基材(25mmX12.5mm>に上記で得られ
る接着剤を1500/m2の割合で塗布し、175°C
13Kq/cm2で15分間圧着した。接着剤の引張り
せん断接着強さ試験方法(JISK−6850>に従っ
て引張りせん断接管強度を求め、その結果を第3表に併
せて示す。
れらの基材(25mmX12.5mm>に上記で得られ
る接着剤を1500/m2の割合で塗布し、175°C
13Kq/cm2で15分間圧着した。接着剤の引張り
せん断接着強さ試験方法(JISK−6850>に従っ
て引張りせん断接管強度を求め、その結果を第3表に併
せて示す。
3表
ポリアミド 引張りせん断
基 材 系樹脂 接着強度(にf/cm2
) 鋼材/鋼材 ナイロン−6148,4実施例4 4−ビニルピリジン0.4モル、2−エチルへキシルメ
タクリレート0.4モル及びAIBNo、05モルを使
用し、メタノール400Cl中、反応温度68℃にて5
時間重合反応を行なった。
) 鋼材/鋼材 ナイロン−6148,4実施例4 4−ビニルピリジン0.4モル、2−エチルへキシルメ
タクリレート0.4モル及びAIBNo、05モルを使
用し、メタノール400Cl中、反応温度68℃にて5
時間重合反応を行なった。
反応終了後ヘキサン溶媒中で生成する共重合体(以下こ
の重合体を「重合体B」という)を析出させ、乾燥させ
た。得られた重合体Bのモノマー組成比は4−ビニルピ
リジン=2−エチルへキシルメタクリレート=1:1で
あり、該重合体Bの平均分子量は約5000であった。
の重合体を「重合体B」という)を析出させ、乾燥させ
た。得られた重合体Bのモノマー組成比は4−ビニルピ
リジン=2−エチルへキシルメタクリレート=1:1で
あり、該重合体Bの平均分子量は約5000であった。
上記で得られた重合体Bにポリアミド系樹脂(商品名ト
レジン1−IF−30、ナイロン−6変性品、メトキシ
メチル化率33%、帝国化学産業■製)を下記第4表に
示す割合で混合して接着剤とした。
レジン1−IF−30、ナイロン−6変性品、メトキシ
メチル化率33%、帝国化学産業■製)を下記第4表に
示す割合で混合して接着剤とした。
基材としてAQ/FRPを使用し、この基材(25mm
x125mm)に上記で得られた接着剤を1500/m
2の割合で塗布し、175℃、3KC1/Cm2で15
分間圧着した。接着剤の剥離接着強さ試験方法(J I
s K−6854>に従って剥離接着強度を求め、そ
の結果を第4表に併せて示す。
x125mm)に上記で得られた接着剤を1500/m
2の割合で塗布し、175℃、3KC1/Cm2で15
分間圧着した。接着剤の剥離接着強さ試験方法(J I
s K−6854>に従って剥離接着強度を求め、そ
の結果を第4表に併せて示す。
混 合 割 合 180度剥離強度重量
にOf/25mm) 重合体 ポリアミド 剥離速度 剥離速度B 系
樹 50mm/m1n) (200mm/m1n1
: 0 3.2 2.41: 1
9.2 6.70: 1 2.9
3.3また、上記で得られる接着剤の耐熱性を調べるた
め、基材としてAQ/AQを使用し、該接着剤を150
q/m2の割合で塗布し、175℃、3Kg/cm2で
15分間圧着したものについて、接着剤の軟化温度測定
方法(J l5K−6844)に従い軟化温度を測定し
た。結果を下記第5表に示す。
にOf/25mm) 重合体 ポリアミド 剥離速度 剥離速度B 系
樹 50mm/m1n) (200mm/m1n1
: 0 3.2 2.41: 1
9.2 6.70: 1 2.9
3.3また、上記で得られる接着剤の耐熱性を調べるた
め、基材としてAQ/AQを使用し、該接着剤を150
q/m2の割合で塗布し、175℃、3Kg/cm2で
15分間圧着したものについて、接着剤の軟化温度測定
方法(J l5K−6844)に従い軟化温度を測定し
た。結果を下記第5表に示す。
5 表
混合割合 軟化
1 ° 0 60
1 ° 1160
0:1 155
(以 上)
Claims (7)
- (1)ポリアミド系樹脂、及び一般式(1)▲数式、化
学式、表等があります▼(1) 〔式中R_1は水素原子又はアルキル基を示す。〕で表
わされるビニルピリジン類の単独重合体及び/又は該ビ
ニルピリジン類と一般式(2)▲数式、化学式、表等が
あります▼(2) 〔式中R_2は水素原子又はメチル基を、R_3はアル
キル基を示す。〕で表わされるアクリレート化合物との
共重合体を含有することを特徴とするポリアミド系接着
剤組成物。 - (2)ポリアミド系樹脂がナイロン−6、ナイロン−1
1、ナイロン−12、ナイロン−6,6,ナイロン−6
,10及びこれらのアルコキシメチル化変性体もしくは
ジメチルアミノ化変性体からなる群から選ばれた少なく
とも1種である特許請求の範囲第1項記載の接着剤組成
物。 - (3)ビニルピリジン類が2−ビニルピリジン、4−ビ
ニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン、2−
メチル−6−ビニルピリジン及び5−エチル−2−ビニ
ルピリジンからなる群から選ばれた少なくとも1種であ
る特許請求の範囲第1項記載の接着剤組成物。 - (4)アクリレート化合物がメチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート
、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、プロピルアクリレート、プロピルメ
タクリレート、オクチルアクリレート、オクチルメタク
リレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレ
ート、ステアリルアクリレート及びステアリルメタクリ
レートからなる群から選ばれた少なくとも1種である特
許請求の範囲第1項記載の接着剤組成物。 - (5)上記単独重合体及び共重合体の平均分子量が50
0〜500000である特許請求の範囲第1項記載の接
着剤組成物。 - (6)上記共重合体の組成がビニルピリジン類10〜9
0モル%及びアクリレート化合物90〜10モル%から
なるものである特許請求の範囲第1項に記載の接着剤組
成物。 - (7)ポリアミド系樹脂と上記単独重合体又は共重合体
との配合割合が前者:後者=5〜95:95〜5重量%
である特許請求の範囲第1項記載の接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337485A JPH0236631B2 (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | Horiamidokeisetsuchakuzaisoseibutsu |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337485A JPH0236631B2 (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | Horiamidokeisetsuchakuzaisoseibutsu |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61231073A true JPS61231073A (ja) | 1986-10-15 |
JPH0236631B2 JPH0236631B2 (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=13516338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7337485A Expired - Lifetime JPH0236631B2 (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | Horiamidokeisetsuchakuzaisoseibutsu |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236631B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222843A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング コンパニ− | ポリアミド−アクリルブレンド |
-
1985
- 1985-04-05 JP JP7337485A patent/JPH0236631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222843A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング コンパニ− | ポリアミド−アクリルブレンド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236631B2 (ja) | 1990-08-20 |
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