JPS61229677A - 自動車用動力操向装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分配弁装置を介して圧力流体源からの圧力流
体を選択的に供給される２つの対向する室を具えた流体
アクチュエー夕と、流体アクチュエー夕の２つの室を相
互に連結するブリッジ回路内に設けられ、電気制御回路
に接続される電磁制御弁装置とを包含する、変速機のレ
バーを備えた自動車用の動力操向装置に関するものであ
る。

この型の動力操向装置がヨーロッパ特許出願公開第０．
１０９，０８５号明細書に記載されている。この出願で
は、電磁制御弁装置は、内部通路を有し且つ比例作動の
ソレノイドによってスプリングに抗して作動される調整
スライダを包含し、ソレノイドは特に車速の関数として
の電気信号の振幅によって制御されるようになっており
この構成では、作動が相当複雑で故障し易く、又、磁界
を制御して調整スライダの位置を常に制御し流体アクチ
ュエータによって有効に得られる動力を調整するための
電気制御回路が必要である。

事実、実際には、動力操向装置は実質的に駐車操作時に
のみ全動力を必要とするだけてあり、車両の幹線道路あ
るいは市街地走行時には、車速にかかわりなく小さい動
力で十分である。

本発明の目的は、車両の運転状態に応じて２つのモード
で流体動力を制御できるように構成し、しかも、構造が
簡単で頑丈であり、作動信頼性が高く、安価な部品だけ
で製作できるようにした上記型の動力操向装置を提供す
ることにある。

この目的を達成するため、本発明の特徴によると、電磁
制御弁装置は、ブリッジ回路内に介在され且つ電磁アク
チュエー夕のプランジャと協働する弁部材によって選択
的に閉じられる弁座を含み、電気制御回路は自動車の変
速機のレバーによって作動される少なくとも１つの電気
スイッチを含んでいる。

この構成によると、第１速ギヤ又は後退ギヤが入った時
に電気スイッヂが閉じて弁部材を弁座に＝３一 着座させることができるので、通常の駐車状態では、流
体アクチュエータが全動力を与え、他の変速ギヤが入る
と直ちに電磁アクチュエータが消勢され、流体アクヂュ
エータの室を連結するブリッジ回路が開いて、流体アク
チュエー夕の室に供給される圧力流体の一部を減じ、全
動力援助特性とは異なった特性の動力援助を車両の操行
装置に与えることとなり、車両が再び駐車状態となると
直ちに全動力援助が再び与えられる。本発明による動力
操向装置は、駐車および後退位置を有するセレクタレバ
ーを備えた自動変速機を装備した車両にも適するもので
ある。

本発明の上記及び他の特徴及び利点は、添付図面を参照
して行う実施例の下記説明から明白となるであろう。

以下の説明及び図面において、同一又は類似の構成部品
には同一符号を付してある。

第１図は車両用動力操向装置の全体概略図を示しており
、動力操向装置は周知の態様で車両のステアリングホイ
ール２によって駆動される分配サ一４一 −ボ弁装置１を包含し、ザーボ弁装置ｌは一体型流量調
整装置を備えた圧力流体源３と低圧リザーバ又はタンク
４との間に介装されて、流体アクチュエータ５の対向す
る圧力室ｖＩとＶ２に圧力流体を選択的に供給し操向装
置に動力援助を与える。本発明によると、分配サーボ弁
装置１から流体アクチュエータ５に通じる供給ラインと
は別個のブリッジ回路６ａ，６ｂが、流体アクチュエー
タ５の２つの圧力室■１と■２を相互に連結している。

ブリッジ回路６ａ，６’ｂ内には総括的に符号１０で示
す電磁制御弁装置が介在されており、この弁装置は、第
２図及び第３図に明瞭に示されているように、ブリッジ
回路の２つの部分６ａと６ｂを連結する流体通路を内部
に形成し、この流体通路は弁部材１２によって閉じられ
る弁座１１を備え、弁部材１２は付勢状態及び消勢状態
を有する型の電磁アクヂュエータ１４のプランジャ１３
と協働し、電磁アクヂュエー夕のコイル１５は、少なく
とも１つの開閉式電気スイッチ１８ａ．＋８ｂを含む電
気制御ライン１７によって電源１６に接続されている。

本発明によると、電気スイッチ１８ａ。

１８ｂは車両の変速機の変速レバー１９と協働する。ヨ
ーロッパ型ゲートを備えた手動変速機に相当する第１図
に示す実施例では、２つの電気スイッチ１８ａと１８ｂ
が、変速レバー１９を第１速ギヤ及び後退ギヤに入れた
時に夫々閉じられろようにゲートに対して配設されてい
る。従って、上述したように、変速レバー１９を第１速
ギヤ又は後退ギヤにいれると、対応する電気スイッチ１
８ａ又は１８ｂが閉じて電気制御ライン１７を閉成し、
電磁アクチュエータ１４を付勢して弁部材１２を弁座１
１上に保持しブリッジ回路の部分６ａと６ｂを互いに遮
断する。しかし、変速レバー１９を他の変速ギヤに入れ
た場合には、電気スイッチ１８ａと１８ｂが開き、この
結果電磁アクチュエータ１４が消勢され、弁部材１２が
弁座１１から離隔されて流体アクチュエータ５の２つの
圧力室■、とＶ。

をバイパス連通させる。

第２図及び第３図に明瞭に示されているように、弁部材
１２は円筒状室又は凹所２０内に配置され、この凹所内
には電磁アクチュエータ１４の管状装着台２１が嵌合し
ている。弁座１１は凹所２０内に嵌装された挿入体２２
に形成され、挿入体２２はブリッジ回路の２つの部分６
ａと６ｂ間で調整絞りを形成する縮小断面積の通路を具
えている。変形例として、第１図に示されているように
、前記電磁制御弁装置■０と同様の電磁制御弁装置１０
０を備えた他のブリッジ回路６０ａ、６０ｂがブリッジ
回路６ａ、６ｂと並列に設けられていてもよく、電磁制
御弁装置１００は、幹線道路走行用の変速ギヤが入って
いる時に変速レバー１９により作動される電気スイッチ
１８０を含む電気制御ライン１７０によって制御される
。この構成では、電磁制御弁装置１００の弁部材は通常
開じている型のものであり、幹線道路走行用の変速ギヤ
がはいっている時には開いて、電磁制御弁装置１０の弁
座１１による絞りに加え、大きい断面積のしぼりを介し
て流体アクチュエータ５の圧力室ｖｌと　■２を相互に
連通して流体アクチュエータ５による援助動力を更に減
少させることとなる。

＝７− 第３図は、分配サーボ弁装置を本発明による動力操向装
置内に一体化した他の実施例を示している。この第３図
は分配サーボ弁装置を断面で示しており、分配サーボ弁
装置は、ステアリングホイール２に結合された入力軸２
４によって弁ボデー２６の孔２５内を回転駆動される回
転弁組立体２３を備えている。孔２５内には、圧力流体
源３の出口に連結された入口２７と、低圧リザーバ４に
連結された出口２８と、流体アクチュエータの圧力室Ｖ
、とＶ、に夫々連結された２つの分配口２９゜と２９．
とが開口している。この実施例では、ブリッジ回路６ａ
、６ｂが凹所２ｏと共に弁ボデー２６内に形成されてい
て、回転弁組立体２３の外方スリーブの環状溝を介して
分配口２９．と２９２に連通している。この実施例では
、弁座１１によって形成された絞りに加え、小さい断面
積の固定絞り３０がブリッジ回路６ａ、６ｂ内に有益的
に設けられている。電磁制御弁装置１０は他の構造につ
いては第１図及び第２図に関して上述したものと同一で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による動力操向装置の一実施例を示す全
体概略図、第２図は第１図の電磁制御弁装置の断面図、
第３図は本発明による動力操向装置の他の実施例を部分
的に断面で示す概略図である。 １・・分配サーボ弁装置、２・・ステアリングホイール
、３・・圧力流体源、４・・低圧リザーバ、５・・流体
アクチュエータ、６ａ、６ｂ、６０ａ。 ６０ｂ　・・ブリッジ回路の部分、１０，１００・・電
磁制御弁装置、１１・・弁座、１２・・弁部材、１３・
・プランジャ、Ｉ４・・電磁アクチュエータ、１６・・
電源、１７；　　１７０・・電気制御ライン、１８ａ、
］　８ｂ、１８０−−電気スイッチ、１９・・変速レバ
ー、２０・・円筒状凹所、２１・・管状装着台、２３・
・回転弁組立体、２６・・弁ボデー、２９．．２９．−
　・分配口、Ｖ、、Ｖ。 （ほかｌる） ＦＩＧ−３ −５１７一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　分配弁装置（１）を介して圧力流体源（３）からの
   圧力流体を選択的に供給される２つの対向する室（Ｖ＿
   １、Ｖ＿２）を具えた流体アクュエータ（５）と、流体
   アクチュエータ（５）の２つの室を相互に連結するブリ
   ッジ回路（６ａ、６ｂ；６０ａ、６０ｂ）内に設けられ
   、電気制御回路（１６、１７；１７０）に接続される電
   磁制御弁装置（１０；１００）とを包含するものにおい
   て、電磁制御弁装置（１０；１００）が、ブリッジ回路
   （６ａ、６ｂ；６０ａ、６０ｂ）内に介在され且つ電磁
   アクュエータ（１４）のプランジャ（１３）と協働する
   弁部材（１２）によって選択的に閉じられる弁座（１１
   ）を含み、電気制御回路（１６、１７；１７０）が自動
   車の変速機のレバー（１９）によって作動される少なく
   とも一つの電気スイッチ（１８ａ、１８ｂ；１８０）を
   含んでいることを特徴とする自動車用動力操向装置。 ２　弁座（１１）がブリッジ回路内で調整絞りを形成し
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の動
   力操向装置。 ３　弁部材（１２）がブリッジ回路の一部をなす凹所（
   ２０）内に収蔵され、この凹所に電磁アクチュエータ（
   １４）の装着台（２１）が嵌合していることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項又は第２項記載の動力操向装置
   。 ４　分配弁装置（１）が、弁組立体（２３）を収容し流
   体アクチュエータ（５）の室（Ｖ＿１、Ｖ＿２）に夫々
   連結された２つの分配口（２９＿１、２９＿２）を具え
   たボデー（２６）を含み、ブリッジ回路（６ａ、６ｂ）
   がボデー（２６）内に形成され、電磁制御弁装置（１０
   ）がボデー（２６）に装着されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記
   載の動力操向装置。 ５　ブリッジ回路（６ａ、６ｂ）がボデー（２６）内で
   分配口（２９＿１、２９＿２）に連通し、凹所（２０）
   がボデー（２６）内に形成されてることを特徴とする特
   許請求の範囲第３項又は第４項記載の動力操向装置。