JPS61219040A - 写真感光材料収納マガジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プリンターに写真感光材料を供給する際に使
用される写真感光材料収納マガジンに関するものである
。

（従来の技術） 従来、プリンター写真感光材料を供給する際には、明室
で該感光材料を感光させることなく着脱できるように、
遮光された箱の中にこの感光材料を詰めて、遮光機構を
施したスリットより感光材料を引き出すことＫより行っ
ていた。このような目的に使用される写真感光材料収納
マガジンとしては、従来次の２種類のものが用いられて
いる。

（１）機器付属のマガ・シンに、ニーデーが暗室で収納
し、明室でオリンターに装着する方式（繰り返し使用マ
ガジン）。

（２）感光材料メーカーが予めマガジンに収納した包装
形態で出荷し、ユーザーがこれをそのままプリンターに
装着する方式（使い捨てマガジン）。

そして、繰り返し使用マガジンはコスト高となる上、ユ
ーザーの収納の手間が煩維となるので、使い捨てマガジ
ンとして、例えば第８図に示すものが提案されている。

この収納マガジンは、プラスチ、りで形成された２つの
外殻２１、からなる箱２２内にポビン２３に巻きつけた
感光紙２４を収納し、ポビン２３両端に固着するプラス
チ、りで形成された端板２４の軸２５を、外殻２１に形
成した軸受２６で軸支したものである。（フランス国特
許２５１０３４００号） （発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の感光材料収納マガジンは、第８図
の例に示すように、その遮光箱等がプラスチックで形成
され、かつその構造自体も複雑なものとなっていたので
製造コストが高くなり使い捨て商品として利用できるに
は至っていなかった。

また、プラスチックで形成されていたため使用後の廃棄
性が唖めて悪いという問題点もあった。

本発明は以上の問題点を解消し、安価であるとともに廃
棄も容易である写真感光材料収納マガジンを提供するこ
とを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために遮光箱等の部材を紙
で形成するとともに、紙であっても充分な強度を持って
写真感光材料を円滑に引出し可能な新規な構造にしたも
のである。すなわち、紙で形成された遮光箱と、該遮光
箱内に設けられロール状写真感光材料を回転自在に支持
しかつ紙で形成された円筒体と、該円筒体を支持しかつ
紙で形成された支持部材とからなることを特徴とするロ
ール状写真感光材料を引き出し自在に収納する写真感光
材料収納マガジンである。

遮光箱は写真感光材料を遮光下で収納し、かつプリンタ
ーに装着するためのものである。この遮光箱は紙で形成
されるが、遮光性及び使用に耐え得るだけの強度を有す
れば紙の種類、厚さ等は問わない。また遮光性を有する
箱状に形成されるの鶴 であれば、１枚の縦を折曲して箱状に形成しても、遮光
箱の隅角部内側に遮光部材を設けることができる。この
遮光部材は隅角部からの光の漏れを防止するためのもの
である。この遮光部材によってより完全に遮光性を保つ
ことができる。遮光部材としては、光を透過させずかつ
折曲自在のシート状のもの、例えば黒紙、黒色ポリエス
テルシート等が用いられる。

円筒体は、遮光箱の所定箇所にロール状の写真感光材料
を回転自在に保持し、写真感光材料の引出しを円滑にす
るためのものである。この円筒体は紙で形成されるが、
写真感光材料を回転自在に保持できるだけの強度を有す
れば、その紙の種類、厚さ等は問わない。そして、この
円筒体は２つの支持部材で支持されている。

支持部材は、それ自体自立して円筒体を所定位置に支持
するためのものである。支持部材は自立しかつ円筒体を
支持固定できる構造であればよい。

例えば、支持部材が方形板状の角フランジに形成され、
その略中夫に写真感光材料の円孔の長さの十以上の長さ
を有する円筒体を固着し、２つの支持部材を互いの円筒
体端面が当接するように配置させ、両支持部材の一体と
なった円筒体に写真感光材料を遊嵌支持させる。

また、支持部材が断面「コ」字状に形成されるとともに
、その両側板端部に円筒体と略同じ径であって略半円状
の凹部が穿設され、両支持部材の凹部で円筒体を挾持固
定してもよい。なお、前記凹部は円筒体を固定できれば
、四角形等であってもよいものである。

さらに支持部材力へ板状の角フランジに形成され、一方
の支持部材に前記円筒体が固着され、他方の支持部材に
円筒体の孔に嵌合する連結筒が固着され、連結筒を孔に
挿入嵌合して両支特体が自立するとともに円筒体が支持
固定されるようにしてもよい。

（作　用） 以上のような写真感光材料収納マガジンは、遮光箱が光
を遮断して明室において写真感光材料をプリンターに供
給するときでも写真感光材料が感光するのを防止する。

支持部材は円筒体を固定して自立し、この円筒体が写真
感光材料を遊嵌支持している。そして写真感光材料は引
っ張られることにより円筒体を中心軸として回転し、写
真感光材料の引き出しを円滑に行なわせる。また、支持
部材と円筒体が写真感光材料を支持するので、遮光箱を
簡単な構造にして紙で形成することができるようにして
いる。

（実施例） 以下、本発明の写真感光材料収納マガジンの一実施例を
第１図から第５図に基づいて説明する。

第１図は本発−−真感光材料収納〜ガジンの構造を示す
斜視図、第２図はこれを一部切欠いた斜視図、第３図は
同上の支持部材の分解斜視図、第４図は同上の遮光箱の
展開図そして第５図は遮光箱の隅角部の斜視図である。

第１図ないし第３図において、１はロール状の写真感光
材料でこの写真感光材料１の円孔２に円筒体３が回転自
在に遊挿される。円筒体３は写真感光材料１０円孔２の
長さの十より若干長く形成され、支持部材としての角フ
ランジ４に固着されている。そして互いの円筒体３の端
面が当接するように対向して配設され、この両支持部材
３が一体となって円筒体３に前記写真感光材料１が装填
される。なおこの支持部材４は段ポールで形成されてい
る。

この写真感光材料１が装填された支持部材４と円筒体３
が遮光箱５に収納される。この遮光箱５は第４図に示す
ような一枚の紙を折れ線にＧって折曲貼付して箱状に形
成されたものである。

遮光箱５の写真感光材料引出口には、第１図に示す如く
、写真感光材料１を挾む引出し部遮光用布６．７が設け
られている。また、この遮光箱５の隅角部には遮光部材
としての黒紙８が設けられ、遮光箱５の折曲形成に伴っ
て第５図に示すように折曲形成される。

第６図は写真感光材料を支持する円筒体と支持部材の他
の例を示した斜視図である。この例の支持部材４は、断
回路「コ」字状をした基板９と両側板１０とからなり、
側板１０の側端部中央には円筒体３の径と略同−である
半円状の凹部１１が穿設されている。円筒体３は支持部
材４とは別体であって、その筒長方向の長さは両側の側
板１０間の長さと同一に形成されている。そして、写真
感光材料１を遊嵌した円筒体１０両端の突出個所を、両
側の支持部材４の凹部１１で挾持し、写真感光材料１を
回転自在に支持する。

第７図も写真感光材料を支持する円筒体と支持部材の他
の例を示した斜視図である。この例の支持部材４は方形
板状に形成されており、一方の支持部材４の略中央には
円筒体３が固着され、他方の支持部材４には円筒体３の
連結孔１２に挿入嵌合する連結筒１３が固着されている
。そして、円筒体３にロールペーノぐ−１を遊嵌させた
後、連結筒１３を連結孔１２に挿入し、両支持部材４で
写真感光材料１を回転自在に支持する。

（発明の効果） 本発明は、遮光箱で遮光性を維持するとともに、別体で
ある支持部材と円筒体で写真感光材料を支持するという
構造とすることにより、支持部材、円筒体及び遮光箱を
紙で形成するようＫしたので、安価に提供でき使い捨て
が可能になる。すなわち、収納マガジンへの写真感光材
料の装填はメーカーサイドで実施し、ユーザーは何ら手
を加えずそのままプリンターに装着してプリントし、全
写真感光材料をプリント後は収納マガジンを捨て新たに
購入するだけでよく、使い勝手が極めてよくなる。

また、紙で形成されているので廃棄処分が極めて容易で
ある。さらに、極めて簡単な構造であるので、組立時に
超音波等の特殊な機械を必要とせず簡易に製造できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の写真感光材料収納マガジンの一実施例
の構造を示す斜視図、第２図はその一部を切欠いた斜視
図、第３図は同上の写真感光材料の支持部分の分解斜視
図、第４図は同上の遮光箱の展開図、第５図は遮光箱の
隅角部の斜視図、第６図及び第７図は写真感光材料の支
持部分の分解斜視図、そして第８図は従来の収納マガジ
ンの分解斜視図である。 １・・・写真感光材料、２・・・円孔、３・・・円筒体
、４・・・支持部材、５・・・遮光箱、６，７・・・引
出し部遮光用布、８・・・遮光部材、９・・・基板、ｌ
Ｏ・・・側板、１１・・・凹部、１２・・・連結孔、１
３・・・連結筒特許出願人　　富士写真フィルム株式会
社代理人弁理士　　１）　中　　政　　浩第１図 第２因 第４図 第５図 第６図 第８囚 手続補正書（自発） 昭和６０年６月　６日 特許庁長官　志　賀　　　学　殿 １事件の表示　　　　　　　　　　　　遍特願昭６０−
５８１１４号 ２発明の名称 写真感光材料収納マガジン 名称　（５２０）富士写真フィルム株式会社４代理人 居所　〒１０４東京都中央区八丁堀三丁目２１番３−６
０７号明細書の発明の詳細な説明の欄 ６補正の内容 明細書第４頁第７行に記載された「利用・・・なかった
。」を「は利用価値が低いものである。」と補正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）紙で形成された遮光箱と、該遮光箱内に設けられ
   ロール状の写真感光材料を回転自在に支持しかつ紙で形
   成された円筒体と、該円筒体を支持しかつ紙で形成され
   た支持部材とからなることを特徴とするロール状の写真
   感光材料を引き出し自在に収納する写真感光材料収納マ
   ガジン （２）支持部材が１対の方形板よりなり、円筒体の長さ
   が写真感光材料のロール幅よりやや長いものであって２
   つに分割されその各々が前記方形板の対応する位置に直
   立して固着されている特許請求の範囲第１項記載の写真
   感光材料収納マガジン（３）支持部材は、断面略「コ」
   字状に形成されるとともにその両側板端部にいずれも凹
   部が穿設され、該凹部で円筒体を挾持している特許請求
   の範囲第１項記載の写真感光材料収納マガジン（４）支
   持部材は、方形板状に形成されるとともに円筒体が固着
   された主支持板と、略同形の方形板状に形成されるとと
   もに円筒体の孔に嵌挿される連結筒が固着された副支持
   板とからなる特許請求の範囲第１項記載の写真感光材料
   収納マガジン（５）遮光箱の隅角部は遮光部材で遮光さ
   れている特許請求の範囲第１項、第２項、第３項または
   第４項記載の写真感光材料収納マガジン （６）遮光箱は一枚の紙を折曲貼付して形成されている
   特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項または
   第５項記載の写真感光材料収納マガジン