JPS6121581Y2 - - Google Patents

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JPS6121581Y2
JPS6121581Y2 JP4429180U JP4429180U JPS6121581Y2 JP S6121581 Y2 JPS6121581 Y2 JP S6121581Y2 JP 4429180 U JP4429180 U JP 4429180U JP 4429180 U JP4429180 U JP 4429180U JP S6121581 Y2 JPS6121581 Y2 JP S6121581Y2
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JP
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board
coil
electronic circuit
winding
input terminal
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JP4429180U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関に使用される点火装置の改良
構造に関するもので、特に点火コイルと該点火コ
イルの一次電流を制御する一次電流制御用回路と
を備えた点火装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、鉄心、一次コイル、二次コイル、一次電
流制御用回路とを備えた点火装置において、一次
電流制御用回路を実装する基板の一面に銅箔等に
より回路パターンが構成され、反回路パターン側
に電子回路部品を実装し、電子回路部品の引き出
し線を基板に設けられた穴を通して回路パターン
側に引き出し、半田付等により結線し、回路を構
成している。そして、この基板を二次コイルの外
周に配置すると共に、外部よりの入力を受けるた
めのリード線が基板の回路パターンに半田付けし
てある(例えば、実開昭54−130124号公報)。こ
こで外部よりの入力を受け入れるのにリード線の
代わりに端子(カプラ端子)を用いることが一般
的に知られているが、端子の他端を前記基板の反
回路パターン側より基板に挿入し、回路パターン
側にて回路パターンと半田付結線してから該端子
にカプラを挿入して、入力部及び回路を構成する
のが一般的である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来方式による入力端子と回路パタ
ーンとの結線では、端子の長さが長く(約30mm)
端子と基板とが十分固定されていないので、基板
に対して端子がぐらつき、端子と回路パターンと
の半田付部で、回路パターンが基板からはがれた
り、半田付部分に亀裂が起きたりして導通不良が
発生し問題となつていた。
また、二次コイルの外周に基板が配置されてい
るので、二次コイルに発生する高電圧により基板
に装着された電子回路部品が破壊される可能性が
あるという問題があつた。
そこで本考案は入力端子と回路パターンとの導
通不良を防止すると共に、基板に装着された電子
回路部品の高電圧による破壊を防止するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案は、一次コイルおよび二次ボビ
ンの複数の巻線溝に分割して巻線された二次コイ
ルを有する点火コイルと、該点火コイルの一次電
流を制御する一次電流制御用回路とを備える内熱
機関点火装置において、前記一次電流制御用回路
を構成する電子回路部品が基板に装着され、該基
板は前記二次コイルの低圧側に配置され、さらに
前記基板は樹脂成形にて入力端子用カプラ部と回
路構成用基板部とが一体に形成されており、かつ
前記カプラ部に挿入される入力端子部と回路構成
用パターン部とを一体に形成してなるターミナル
を前記基板に固定したことを特徴とする内熱機関
点火装置を提供するものである。
〔作用〕
これにより、ターミナルの入力端子部と一体に
回路構成用パターン部が形成されて、端子と回路
パターンとの半田付けによる接続部分がなくな
り、かつ基板とカプラとが一体に形成されてカプ
ラ単体が不要になり、さらに二次ボビンの巻線溝
に分割して巻線された二次コイルの低圧側に基板
が配置されて基板に装着された電子回路部品と二
次コイルの高圧側との間の絶縁距離を十分とるこ
とができる。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図乃至第4図において、1は磁性板を積
層した鉄心、2は樹脂により鉄心1をインサート
成形した一次ボビンで、201は巻枠を構成する
一次ボビン2のつば部である。202はケース9
の嵌合部901とテーパ嵌合するテーパ部で、後
で述べる絶縁固定用注型樹脂10が漏れないよ
う、気密性を保つために一方のつば部201の外
周に設けてある。203は後述する基板3の位置
決め固定用の溝であり、他方のつば部201の一
側面に設けてある。3は樹脂成形よりなる基板で
あり、一次電流を制御する一次電流制御用回路を
構成する電子回路部品を装着する基板部300と
端子を挿入するカプラ部303とが一体に形成さ
れている。301は前記一次ボビン2に嵌合する
四角形の穴で、基板部300に設けてある。30
2は樹脂の弾性を利用して前記一次ボビンの溝2
03に挿入され一度挿入したら抜けないようなロ
ツク機構を構成する爪部で、穴301の一側面よ
りわん曲して基板部300に一体形成されてい
る。入力端子部が挿入されるカプラ部303は入
力端子部が裏面から挿入できるような形状になつ
ている。304は高圧コード引き出し用の壁部
で、基板部300の端面に高圧コード11を囲む
ようにコの字状に設けられており、高圧部との絶
縁が十分にとれるよう配慮してある。305は後
述する一次コイル巻線6の巻終り6b、二次コイ
ル巻線8の巻始め8a、及びコンデンサ4aの一
端を結線するために壁部304より突出して設け
られた突起部で、この突起部305に前記巻終り
6b、巻始め8a及びコンデンサ4aの引き出し
線を巻付けた後、半田付にて結線を行なう。30
6a〜306jは各電子回路部品4b〜4gを結
線回路構成するターミナルの電子回路部品結線部
が裏面より挿入される***であり、基板部300
の各所に設けてある。5a,5bは黄銅等よりな
る回路構成用ターミナルで、501a,501b
はその入力端子部、502a〜502eはその電
子回路部品結線部、503a,503bは入力端
子部501a,501bと電子回路部品結線部5
02a〜502e間との間を連結する回路構成用
パターン部であり、これら入力端子部501aあ
るいは501bと電子回路部品結線部502a〜
502dあるいは502eと回路構成用パターン
部503aあるいは503bとはそれぞれプレス
成形により一体に屈曲形成されている。そして、
各入力端子部501a,501bはカプラ部30
3内に挿入され、各電子回路部品結線部502a
〜502eは各***306a〜306eに嵌合固
定されている。また、残りの各***306f〜3
06jにも電子回路部品結線部502f〜502
jが嵌合固定されており、そのうち各電子回路部
品結線部502f〜502j間は図示しない回路
構成用パターン部により連結されプレス成形にて
一定形成されている。また、電子回路部品結線部
502jはリード線6cを介して鉄心1に結線さ
れ、この鉄心1を例えば自動二輪車の車体に取付
けることにより、この鉄心1を介してボデイーア
ースされる。6は一次ボビン2に巻線した一次コ
イル巻線で、その巻き始め6aは鉄心1に結線さ
れている。7は二次コイル巻線8を巻付ける二次
ボビンで複数の巻線溝に分割されている。8は二
次コイル巻線でその巻始め、巻終り部は中間部よ
り巻数が少なく巻かれている。801は二次コイ
ル巻線8の巻始め側で、802は二次コイル巻線
8の巻終り側となつており、電圧の低い巻始め側
801に電子回路部品4を装着した基板3が配置
されるように巻かれている。9は前記各部品を収
納するケースであり、901は前記一次ボビン2
のテーパ部202と嵌合して樹脂10が漏れない
ようにするケース9のテーパ部である。10は前
記ケース9に充填される樹脂でエポキシ等の樹脂
を使用し、コイルの絶縁及び各部品間の固着を行
うものである。11は高圧コードでその一端はケ
ース9内において二次コイル巻線8の巻終り8b
に結線され、他端は外部にて図示せぬ点火栓に接
続される。また、各電子回路部品4a〜4gにつ
いて詳細に説明すると、4aはコンデンサで二次
コイル巻線8の側方に配置されている。4b〜4
dはダイオード、4eは調整抵抗、4fは抵抗、
4gはサイリスタであり、これらは各電子回路部
品結線部502a〜502jに接続され、第5図
に示すごとき公知のコンデンサ放電式点火装置が
構成される。この第5図において、12は磁石発
電機のコンデンサ充電コイルで、このコンデンサ
充電コイル12に接続した図示せぬコネクタをカ
プラ部303に嵌合することにより、コンデンサ
充電コイル12の両端が各入力端子部501a〜
501b間に連結される。
上記実施例において、本考案の要旨に対応する
構成は、二次ボビン7の複数の巻線溝に分割して
巻線された二次コイル8の低圧側となる巻始め側
801に、電子回路部品4を装着した基板3を配
置し、この基板3の基板部300とカプラ部30
3とを樹脂成形にて一体に形成し、かつカプラ部
303に挿入される入力端子部501a,501
bと回路構成用パターン部503a,503bと
を一体に形成してなる回路構成用ターミナル5
a,5bを基板3に固定した点である。
また、上述した実施例においては、基板3を一
次ボビン2に位置決め固定するようにしたが、二
次ボビン7あるいはケース9に位置決め固定する
ようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、電子回路部
品結線部502jと鉄心1とをリード線6cを介
して接続したが、電子回路部品結線部502jに
連結した図示せぬ回路構成用パターン部に図示せ
ぬ別の電子回路部品結線部をプレス成形により一
体に設け、この結線部を鉄心1に設けた図示せぬ
切り起し部に直接接触させて半田付けするように
してもよい。
また、上述した実施例においては、コンデンサ
放電式点火装置に本考案を適用したがトランジス
タを用いた電流遮断式点火装置等の他の無接点式
点火装置にも本考案を適用できることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上のように構成したことにより本考案におい
ては、入力端子と回路パターンとの導通不良がな
く、品質向上が出来ると共に、基板とカプラが一
体に形成されているので、カプラ単体が不要とな
り、部品点数の低減、組付工数の低減になるとい
う優れた効果がある。その上、二次コイルを分割
ボビン巻きにして、二次コイルの低圧側に電子回
路部品を配置したことにより、電子部品が高電圧
により破壊されることもなくなり、より一層品質
が安定するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す平面図、
第2図は第1図図示のA−A′に沿う縦断面図、
第3図は第1図図示装置における基板を示す斜視
図、第4図A,Bは第1図図示装置におけるター
ミナルを示す斜視図、第5図は第1図図示装置に
おける電気回路図である。 3……基板、4a〜4g……一次電流制御用回
路を構成する電子回路部品、5a,5b……ター
ミナル、6……一次コイル、7……二次ボビン、
300……回路構成用基板部、303……入力端
子用カプラ部、501a,501b……入力端子
部、502a〜502e……電子回路部品結線
部、503a,503b……回路構成用パターン
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次コイルおよび二次ボビンの複数の巻線溝に
    分割して巻線された二次コイルを有する点火コイ
    ルと、該点火コイルの一次電流を制御する一次電
    流制御用回路とを備える内燃機関点火装置におい
    て、前記一次電流制御用回路を構成する電子回路
    部品が基板に装着され、該基板は前記二次コイル
    の低圧側に配置され、さらに前記基板は樹脂成形
    にて入力端子用カプラ部と回路構成用基板部とが
    一体に形成されており、かつ前記カプラ部に挿入
    される入力端子部と回路構成用パターン部とを一
    体に形成してなるターミナルを前記基板に固定し
    たことを特徴とする内燃機関点火装置。
JP4429180U 1980-04-01 1980-04-01 Expired JPS6121581Y2 (ja)

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JP4429180U JPS6121581Y2 (ja) 1980-04-01 1980-04-01

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JP4429180U JPS6121581Y2 (ja) 1980-04-01 1980-04-01

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JPS56145676U JPS56145676U (ja) 1981-11-02
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JP4429180U Expired JPS6121581Y2 (ja) 1980-04-01 1980-04-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0674782B2 (ja) * 1985-06-18 1994-09-21 日本電装株式会社 内燃機関用点火装置

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JPS56145676U (ja) 1981-11-02

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