JPH0945571A - 内燃機関用点火コイルの2次コイルの製作方法 - Google Patents

内燃機関用点火コイルの2次コイルの製作方法

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JPH0945571A
JPH0945571A JP7210222A JP21022295A JPH0945571A JP H0945571 A JPH0945571 A JP H0945571A JP 7210222 A JP7210222 A JP 7210222A JP 21022295 A JP21022295 A JP 21022295A JP H0945571 A JPH0945571 A JP H0945571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
connecting member
base
bobbin
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP7210222A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Tanaka
徹 田中
Rei Takada
玲 高田
Shinichiro Morinaga
真一郎 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
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Publication of JPH0945571A publication Critical patent/JPH0945571A/ja
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次コイルの側面に沿わせて2次コイルの巻
終端部を高圧端子などに接続すべき接続部材を有する2
次コイルの生産性を向上する。 【解決手段】 2次ボビン10の一端部に2次電線の巻
始め端部を連結する連結部材9を取付け、2次電線の巻
終り端部を連結する基部16と、該基部から2次ボビン
の側面に沿って延び、先端部で高圧端子5、又は点火プ
ラグと接続する延長片17とからなる接続部材15を、
前記延長片17を2次ボビンの側面に沿わせないで、前
記基部により2次ボビンの他端部に取付け、2次電線の
巻始め端部を連結部材に連結して2次電線を2次ボビン
に巻線し、その巻終り端部を接続部材の基部16に連結
して巻線を終りその後、接続部材の延長片17を折り曲
げて2次コイルの側面に沿わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ン等の内燃機関の点火プラグに火花放電を生じさせるた
めの高電圧を供給する点火コイルに関し、特にその2次
コイルの巻終り端部を高圧端子又は点火プラグに電気的
に接続する接続部材の組付けを簡略化する2次コイルの
製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、内部に高圧端子5を
有する高圧タワー4が側面から一体に突出する絶縁ケー
ス3の開口部3´を上に向け、ケースの内部に1次コイ
ル1と、2次電線の巻終り端部を直角に曲がった基部7
に取付けて2次コイルの側面に沿って延びる接続部材6
を備えた2次コイル2を同心状に上下方向に収容すると
共に、上記接続部材の先端部を高圧タワー内の高圧端子
5に電気的に接続し、絶縁ケース内に絶縁樹脂を注型
し、硬化した絶縁樹脂層8中に前記1次コイル、2次コ
イルを固定したモールド型点火コイルは従来から公知で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記点火コイルの2次
コイルの場合、2次ボビンの鍔に基部を固定した接続部
材をボビンの側面に沿わせておくと、接続部材に邪魔さ
れて2次電線を2次ボビンに巻線することが不可能であ
る。そこで、従来は2次ボビン10の一端の鍔11に2
次電線の巻始め端部を巻付ける連結部材9を取付け、他
端の鍔12には巻終り端部を巻付ける巻付け部13を設
け、2次ボビンを巻線機にセットし、2次電線の巻始め
端部2aを連結部材に巻付けて巻線機により2次電線を
2次ボビンに巻線し、巻終り端部2bを巻付け部13に
巻付けて2次コイルを巻線機から外し、その後、図4に
示すように基部7が直角に曲がった接続部材6の上記基
部を2次ボビンの他端の鍔に固定して接続部材を2次コ
イルの側面に沿わせていた。しかし、これでは接続部材
の基部7を2次ボビンの他端の鍔12に固定する作業、
及び巻付け部に巻付けいている2次電線の巻終り端部2
bを巻付け部13から外し、接続部材6の基部7に巻付
ける巻替え作業は機械による自動化が行えないため手作
業でするしかなく、非常に手数がかゝり、生産性が阻害
された。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解消するために開発されたもので、2次ボビンの一端部
に2次電線の巻始め端部を連結する連結部材を取付け、
2次電線の巻終り端部を連結する基部と、該基部から2
次ボビンの側面に沿って延び、先端部で高圧端子、又は
点火プラグと接続する延長片とからなる接続部材を、前
記延長片を2次ボビンの側面に沿わせないで、前記基部
により2次ボビンの他端部に取付け、2次電線の巻始め
端部を連結部材に連結して2次電線を2次ボビンに巻線
し、その巻終り端部を接続部材の基部に連結して巻線を
終りその後、接続部材の延長片を折り曲げて2次コイル
の側面に沿わせることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態、図
2は同じく第2実施形態を示し、図3,図4と同じ構成
部品には同じ符号を付してある。各実施形態において、
2次ボビン10は軸方向に多数の鍔を有する分割巻き用
で、その一端の鍔11には金属線材をU字形に曲げた連
結部材9が、ボビンを成形する際に、両端部を外に出し
てインサートモールドで一体に固定してある。連結部材
の一方の脚の端部は1次コイルの巻終り端部を巻付ける
ためのものであり、他方の脚の端部は2次電線の巻始め
端部2aを巻付けるためのものである。2次ボビンの他
端の鍔12には接続部材の基部を差込んで固定する溝孔
14が形成してある。
【0006】第1実施形態の接続部材15は、図1
(A)に示すように、U字形の基部16と、基部の一方
の脚16aがそのまゝ延長した延長片17とからなり、
基部16を前記溝孔14に差込んで接続部材を図1
(B)に示すように固定し、基部の他方の脚16bを溝
孔の外に短く突出させる。
【0007】この状態で2次ボビンを巻線機にセット
し、2次電線の巻始め端部2aを連結部材9の脚の一方
の端部に巻付けて2次電線をボビンの鍔の間に分割巻線
したのち巻終端部2bを接続部材の基部の脚16bに巻
付け、2次コイルにする。そして、巻線機から2次コイ
ルを外した後、図1(C)に矢印で示したように延長片
17を直角に曲げて2次コイルの側面に沿わせ、図1
(D)の製品にする。
【0008】第2実施形態の接続部材15は、図2
(A)に示すように、U字形の基部16と、基部と同一
面で、基部の一方の脚16aから直角に曲がって延びる
延長片17とからなり、基部16を前記溝孔14に差込
んで接続部材を図2(B)に示すように固定し、基部の
他方の脚16bを溝孔の外に短く突出させる。
【0009】この状態で2次ボビンを巻線機にセット
し、2次電線の巻始め端部2aを連結部材9の脚の一方
の端部に巻付けて2次電線をボビンの鍔の間に分割巻線
したのち巻終端部2bを接続部材の基部の脚16bに巻
付け、2次コイルにする。そして、巻線機から2次コイ
ルを外した後、図2(C)に矢印で示したように延長片
17を直角に曲げ起して2次コイルの側面に沿わせ、図
2(D)の製品にする。
【0010】図示の各実施形態では、接続部材の先端部
は高圧タワー内に保持された高圧端子と接続するものと
して説明したが、エンジンの気筒の1つ宛に装着される
点火コイルであって高圧タワーに高圧端子を有さず、高
圧タワーを直接にエンジンの点火プラグに嵌合し、接続
部材の先端部を点火プラグの電極に接触させるものであ
ってもよい。
【0011】又、接続部材は適度の弾力性があるリン青
銅の線材で成形したが、同様な金属の薄帯板で成形して
もよい。
【0012】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明では2次
コイルの側面に沿わせるべき接続部材の延長片を、巻線
時は2次電線と干渉しないように2次ボビンの側面に沿
わせないでおき、その基部に2次電線の巻終り端部を連
結して巻終終了後に、延長片を折り曲げて2次コイルの
側面に沿わせるようにしたので、2次ボビンの他端部に
2次電線の巻終り端部を仮に連結する巻付け部を設けた
り、巻線後に接続部材を手作業で2次ボビンの他端部に
取付け、巻付け部に連結した2次電線の巻終り端部を手
作業で接続部材の基部に巻替えることが不要になり、接
続部材の基部を2次コイルの他端部に取付ける作業、巻
線後に接続部材の延長片を2次コイルの側面に沿わせる
作業を機械化し、2次コイルの生産性を著しく向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は2次ボビンと、第1実施形態の接続部
材の分解状態の斜視図、(B)は同上の巻線時の斜視
図、(C)は巻線後に延長片を折り曲げて2次コイルの
側面に沿わせることの説明図、(D)は製品の斜視図で
ある。
【図2】(A)は2次ボビンと、第2実施形態の接続部
材の分解状態の斜視図、(B)は同上の巻線時の斜視
図、(C)は巻線後に延長片を折り曲げて2次コイルの
側面に沿わせることの説明図、(D)は製品の斜視図で
ある。
【図3】高圧端子部が絶縁ケースの側面にある点火コイ
ルの断面図である。
【図4】従来の2次コイルの接続部材の取付け状況を示
す斜視図である。
【符号の説明】
2 2次コイル 3 絶縁ケース 4 高圧タワー 5 高圧端子 9 連結部材 10 2次ボビン 11 2次ボビンの一端の鍔 12 2次ボビンの他端の鍔 14 溝孔 15 接続部材 16 接続部材の基部 17 接続部材の延長片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次ボビンの一端部に2次電線の巻始め
    端部を連結する連結部材を取付け、2次電線の巻終り端
    部を連結する基部と、該基部から2次ボビンの側面に沿
    って延び、先端部で高圧端子、又は点火プラグと接続す
    る延長片とからなる接続部材を、前記延長片を2次ボビ
    ンの側面に沿わせないで、前記基部により2次ボビンの
    他端部に取付け、2次電線の巻始め端部を連結部材に連
    結して2次電線を2次ボビンに巻線し、その巻終り端部
    を接続部材の基部に連結して巻線を終りその後、接続部
    材の延長片を折り曲げて2次コイルの側面に沿わせるこ
    とを特徴とする内燃機関用点火コイルの2次コイルの製
    作方法。
JP7210222A 1995-07-27 1995-07-27 内燃機関用点火コイルの2次コイルの製作方法 Pending JPH0945571A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1128403A1 (en) * 2000-02-28 2001-08-29 Hitachi, Ltd. Ignition coil for an internal combustion engine
US7312681B1 (en) 2006-08-30 2007-12-25 Mitsubishi Electric Corporation Internal combustion engine ignition apparatus and method for manufacturing a secondary coil thereof
JP2009038199A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Denso Corp 点火コイル
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JPS61224B2 (ja) * 1979-01-29 1986-01-07 Aisin Seiki
JPH05121252A (ja) * 1991-10-28 1993-05-18 Nippondenso Co Ltd 内燃機関用点火装置の製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407