JPS6121328Y2 - - Google Patents

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JPS6121328Y2
JPS6121328Y2 JP234080U JP234080U JPS6121328Y2 JP S6121328 Y2 JPS6121328 Y2 JP S6121328Y2 JP 234080 U JP234080 U JP 234080U JP 234080 U JP234080 U JP 234080U JP S6121328 Y2 JPS6121328 Y2 JP S6121328Y2
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JP
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sled
parts
pieces
straight
truck
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JP234080U
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Description

【考案の詳細な説明】 従来から、重量物を階段を昇つて上げて行く作
業者は、ほとんどがその運搬の専業者であり、疲
労や危険が大きいことを承知の上で作業をしてい
る。また従来から、蓄電池やモータを用いたいわ
ゆるリフトカートなどがある。この先行技術で
は、その自重がたとえば40Kg程度にもなつて大き
く、しかも階段などを迅速に荷物を上げることが
困難であり、また保守が面倒であつた。
したがつて本考案の主な目的は、簡単な構造で
安全・迅速に荷物を階段などで上昇することがで
きる運搬具を提供することである。
本考案は、複数の支持部材3,4,5;6,7
を枠状に組合せて台車8を構成し台車8の先端に
設けられている先端支持部材3の前面は上方に彎
曲して形成されており、この台車8はその下部に
4つのキヤスタ9を有し、台車8の前記先端支持
部材3では反対側の部分には外方に向けて上方に
傾斜した直線状に延びる傾斜部材11が連なり、
この傾斜部材11の上端部から上方に直線部2
2,23が延び、その直線部22,23の上端部
は曲成部24,25に連なりこうして直線部2
2,23と曲成部24,25によつてそり26が
構成され、前記直線部22,23間に亘つてその
長手方向に間隔をあけて複数のそり用支持部材2
9,30が配置されこれらのそり用支持部材2
9,30にはそり26の幅方向に間隔をあけて逆
L字状の載置片31,32が固着され、載置片3
1,32の上部31a,32aは相互に対向して
おり、載置片31,32の直立部31b,32b
にはそりの幅方向に延びる軸線を有するピン42
によつて大略的にL字状の係止片34,35が枢
支され、、この係止片34,35の内部34bが
そり用支持部材29に突設して係止片34,35
の遊端34cがそり26の直線上の部分22,2
3の滑走面から突出することができ傾斜部材11
の台車8側の部分から前記直線上の部分22,2
3に亘つて傾斜部材11から離間してもう1つの
載置片45,46が固定されることを特徴とする
運搬具である。
第1図は本考案の一実施例の全体の斜視図、第
2図はその正面図、第3図はその側面図、第4図
はその底面図である。一対の相互に間隔をあけて
設けられた支持体1,2の下部は、支持部材3,
4,5によつて連結される。これらの支持部材
3,4,5は、支持部材6,7によつて連結され
る。こうして台車8が構成される。この台車8
は、その下部に4つのキヤスタ9を有する。台車
8の先端に設けられている支持部材3は、その前
面が上方に彎曲して形成されており、これによつ
て台車8上に荷物Wの下部を滑らせて台車8上に
載置し易くされる。
支持体1,2は、台車8の一端部において上方
に外向きに(第1図および第3図に明らかなごと
く左上方に)部分的に屈曲して形成される。この
屈曲角度αは、キヤスタ9に接する床と支持板1
0の表面との成す角度であり、たとえば30゜であ
る。この支持体1,2間に支持板10が固着され
る。こうして支持体1,2の屈曲部13,14と
支持板10によつて、傾斜部材11が形成され
る。支持体1,2の屈曲部13,14は、同一形
状を有し、台車8の下方に延在する延長部材1
5,16に連続する。延長部材15,16は、台
車8の支持体1,2にその長手方向に沿つて固着
されている。延長部材15は、屈曲部13に連続
する延長部分41と、この延長部分41に連なる
水平な部分17と、上方に延びる取り付け部分1
8とを有する。この取り付け部分18は、支持体
1の台車8における下部に固着される。
支持体1,2は、傾斜部材11における屈曲部
13,14から上方に延びる直線部22,23
と、曲成部24,25とを形成して、そり26を
構成する。そり26の曲成部24,25間にわた
つて支持板28が連結される。また直線部22,
23間にわたつて相互に間隔をあけて支持部材2
9,30が連結される。
支持部材29にはそり26の幅方向に間隔をあ
けて逆L字状の載置片31,32が固着される。
載置片31,32の上部31a,32aは相互に
対向している。この上部31a,32aの上面に
は、荷物Wの滑り止めのための合成樹脂製のテー
プ66,67が貼着される。載置片31の直立部
31bでの外側部には、そり26の幅方向に軸線
を有するピン42によつて大略的にL字状の係止
片34が枢支される。もう一つの直立部32bに
も、同様にして、その外側部に略L字状の係止片
35が枢支される。係止片34の屈曲部34aに
おける内部34bは、ストツパとしての支持部材
29と第3図の仮想線36で示すごとく当接し
て、そり26の滑走方向(第1図の上方)の逆方
向(第1図の下方)に角変位すること、すなわち
第3図の時計回りの回動が阻止される。そり26
の直線部22,23が第1図および第3図のごと
く直立の状態にあるときには、係止片34はその
自重によつて遊端34cを直線部22,23の滑
走面から突出することはない、そり26を階段の
稜線に後述のごとく滑らせる場合には、係止片3
4の遊端34cがその自重によつて滑走面から突
出して第3図の仮想線36の状態となり、係止片
34の背部34dが階段の踏面に当り、運搬具が
滑り落ちることが阻止されるとともに、横ゆれが
防がれる。
支持部材30には、逆L字状の載置片43,4
4が固着される。この載置片43,44の上部4
3a,44aにもまた、前述の載置片31,32
と同様に滑り止めのためのテープ68,69が貼
着される。支持体1,2の屈曲部13,14と直
線部22,23とにわたつて載置片45,46が
固着される。この載置片45,46にもまた、台
車8寄りの部分に、滑り止めのためのテープ6
4,65が貼着される。支持板28の上面にも同
様なテープ70が貼着される。台車8に載置され
た荷物Wの側部を、支持板28および載置片3
1,32,43,44,45,46に貼着されて
いるテープに当接させ、さらに載置片43,44
に装着されているバンド47,48で縛速するこ
とによつて、荷物Wを本件運搬具に一体的に固定
することができる。
そり26の曲成部24,25付近には、プラケ
ツト50,51が固着される。このブラケツト5
0,51には引張りロープ52の端部が連結され
る。引張りロープ52は、紐を複数の短管53に
挿通し、途中に複数の握り玉54を設けたもので
ある。短管53によつて、引張りロープ52が絡
まるのを防ぐことができる。握り玉54によつ
て、引張りロープ52を握つて引張ることが容易
となる。この引張りロープ52は、不使用時に
は、支持部材30に立設されたピン55,56間
に回して掛けられる。
そり26の曲成部24,25および直線部2
2,23、傾斜部材11における屈曲部13,1
4ならびに延長部材15,16には、プロピレン
などの合成樹脂から成る帯状のシート57,58
が固着される。シート57,58は、摩擦抵抗を
小さくして、軽快な滑走を可能にする。本件考案
者の実験によれば、シートを貼着しなかつたとき
摩擦係数が0.24であつたところ、プロピレンのシ
ート57,58を設けることによつて摩擦係数が
0.07に減少したことが確認された。
第5図1を参照して、トラツクの荷台62から
荷物Wを降して運搬具を直立状態としておき、台
車8上に荷物Wを載せる。この荷物Wをを移動す
るときには、第5図2のごとく支持部材29,3
0などを操作員が手で引張つて移動することがで
きる。第5図3において、段差63を越えるとき
には、傾斜部材11を段差63上に載せて引張
る。こうして、荷物Wを載せた運搬具を段差63
上に引上げることができる。第5図4のごとく、
階段59を利用して荷物Wを引上げる場合には、
そり26を階段59の稜線60に載せ、引張りロ
ープ52を引張ることによつて運搬が可能であ
る。もう一人の操作員は台車8の裏を押上げても
よい。第5図5において、本件考案者の実験によ
ると、そり26の直線部22,23の長さl1は
階段59の稜線60間の長さl2の2倍を超える
長さが必要であることがわかつた。その理由は、
そり26の直線部22,23の長さl1が稜線間
の長さl2の2倍よりも小さいときには、そり2
6の曲成部24,25が仮想線61のごとく階段
59の稜線60に激突し、このため作業員の疲労
度が非常に大きくなるためである。この衝激を可
及的に小さくして運搬を階段59上で円滑に上昇
するために、そり26の曲成部24,25が形成
されてある。
以上のように本考案の運搬具によれば、構造が
極めて簡単であり、したがつて軽量であり、しか
も取扱いが簡単であるので、荷物を水平面で移動
する場合はもちろんのこと、階段などを上昇する
場合においても、容易・安全かつ迅速な作業を行
なうことができるようになる。
特に本考案では、係止片34がそり用支持部材
29に当接して角変位したままとなり、これによ
つて階段の稜線に滑らせる場合に運搬具が滑り落
ちることが阻止されるとともに、横ゆれが防止さ
れる。傾斜部材11は直線状となつており、すな
わち円弧状ではなく、したがつて第5図3で示さ
れるように段差63を越えることが容易に可能で
ある。また先端支持部材3は、その前面が上方に
彎曲して形成されており、これによつて荷物Wの
下部を滑らせて台車8上に載置することが容易で
ある。載置片31,32は逆L字状に形成されて
おり、その上部に荷物Wが載置されるとともに、
もう1つの載置片45,46もまた傾斜部材11
付近に設けられ、、このようにして荷物Wはそり
26の直線状の部分22,23から間隔を隔てて
おり、したがつてその直線部22,23を手で掴
んで第5図1、第5図2および第5図3のように
荷物Wを運搬することが容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
その正面図、第3図は右側面図、第4図は底面
図、第5図は操作状態を示す図である。 1,2……支持部材、8……台車、11……傾
斜部材、26……そり。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の支持部材3,4,5;6,7を大略的に
    4角形の枠状に組合せて台車8を構成し、台車8
    の一側部を構成する支持部材3は、台車8の前記
    一側部部から外側方に遠去かるにつれて下方に傾
    斜した湾曲面を有し、この台車8はその下部に4
    つのキヤスタ9を有し、台車8の前記一側部とは
    反対側である他側部を構成する支持部材5には、
    前記他側部から外側方に遠去かるにつれて上方に
    傾斜した直線状に延びる傾斜部材11が設けら
    れ、この傾斜部材11の上端部から上方に一対の
    直線部22,23が延び、その直線部22,23
    の上端部の曲成部24,25に連なり、こうして
    直線部22,23と曲成部24,25に連なり、
    こうして直線部22,23と曲成部24,25と
    によつてそり26が構成され、前記直線部22,
    23間に亘つてその長手方向に間隔をあけて複数
    のそり用支持部材29,30が配置され、これら
    のそり用支持部材29,30には、そり26の幅
    方向に間隔をあけて逆L字状の載置片31,32
    が固着され、載置片31,32の上部31a,3
    2aは相互に対向しており、載置片31,32の
    直立部31b,32bにはそりの幅方向に延びる
    軸線を有するピン42によつて大略的にL字状の
    係止片34,35の一端部が枢支され、この係止
    片34,35の屈曲部34aにおける屈曲半径の
    内方の部分34bがそり用支持部材39に当接し
    て係止片34,35の遊端34cがそり26の直
    線部22,23の滑走面から突出することがで
    き、傾斜部材11の台車8側の部分から前記直線
    状の部分22,23に亘つて傾斜部材11から離
    間してもう1つの載置片45,46が固定される
    ことを特徴とする運搬具。
JP234080U 1980-01-11 1980-01-11 Expired JPS6121328Y2 (ja)

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JP234080U JPS6121328Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11

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JP234080U JPS6121328Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11

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JPS56103372U JPS56103372U (ja) 1981-08-13
JPS6121328Y2 true JPS6121328Y2 (ja) 1986-06-26

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