JPS61209769A - Tig溶接における複合開先 - Google Patents

Tig溶接における複合開先

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JPS61209769A
JPS61209769A JP4819785A JP4819785A JPS61209769A JP S61209769 A JPS61209769 A JP S61209769A JP 4819785 A JP4819785 A JP 4819785A JP 4819785 A JP4819785 A JP 4819785A JP S61209769 A JPS61209769 A JP S61209769A
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JP
Japan
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welding
bead
shape
groove
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4819785A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Fujioka
藤岡 忠志
Shigemasa Kobayashi
重政 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、TIG溶接における複合開先に関し、殊にパ
イプに対する片面全姿勢裏波TIG溶接を行う場合にお
ける開先形状に関するものでるる。
〔従来の技術〕
パイプラインの現地配管溶接における円周溶接などでは
管を回転させることができないので、溶接姿勢を刻々と
変える全姿勢溶接が行われている。
この場合管゛内面に溶接機や作業員が入れなかったり、
或いは入れたとしても作業環境が悪いなどの理由により
、管外面からのみ溶接を行う場合が多い。このような場
合の一般的な溶接法は被覆アーク溶接や炭酸ガスアーク
溶接であるが、裏波ピード形状が重視される場合は、初
層のみ或いは初層と2層目に、TIG溶接が適用される
ことが多い。
この理由はTIG溶接による裏波ビード形成が安定で、
しかも溶接姿勢の変化に十分追随できることによる。と
ころが海底配管敷設工事などのように高速高能率溶接が
必要な場合には通常のTIG溶接では溶接速度・溶着速
度が遅いという理由により、従来専用に開発された自動
溶接装置によるGMA法による下進溶接が多く適用され
てきた。
しかるに近年、腐食性流体の輸送や貯留及び使用環境の
厳しい所でのパイプラインの敷設が多く計画されるよう
になシ、し次がって溶接部に対する要求も次第に厳しく
なっている。
このような情勢下で、従来のGMA法は溶接部の硬化、
耐食性の劣化といった問題がるるためにそれに代って再
びTIG溶接法が脚光を浴びてきているが、従来から自
動TIG溶接に使用されている第4図に示すようなU形
開先形状では以下のような問題がめった。
03時から6時までの位置における初層ビード形状のコ
ントロールは難しく、裏波ビード形状を重視し念溶接条
件を採用すると、ビード妹面が凸になる、この状態にお
けるビードの断面形状を第5図に示す。同図において(
1)ViU形開先、(2)は初層のビードである。
第5図のようにビード(2)狭面が凸になっているとビ
ード(2)の両脇KU形開先(りのアール部との間で谷
ができ、第2層溶接時に、第6図に示すような融合不良
の個所が発生する危険がめる。
第6図において(3)は第2層のビードで(4)は融合
不良個所である。
■上記■の問題を解決するため、ビード(2)の真面形
状を凹にしようとして溶接電流を増加させると、逆に裏
波ビードの形状が凹んだり、溶は落ちを起こしたりする
ので、この方法は採用できない。
このため、現在良好な初層ビードの異臭面形状を得るた
めに次のような方法が知られている。
(1ン第1の方法は、電極先端と母材間の距離(以下ア
ーク長という)を短くする方法でろる。この方法による
溶接電流(A)−アーク電圧(ト)とビード断面形状と
の関係を第7図に示す。この場合、横軸の溶接電流(A
)に対し縦軸にアーク電圧間をとって示しであるが、こ
れは、TIGアークでは溶接電流が同一のときには、ア
ーク電圧とアーク長は比例するので定量的に把握しやす
いアーク電圧を代用した方が便利だからである。なお、
第7図は、溶接姿勢:立向下進、溶接速度:500 f
i/−1= 、 ’ツイヤ送給量:27f/−*(D場
合f6る。また、図中矢印はパラメータの変化の方向を
示しているもので、矢印の方向に変化が進んだときに起
こる代表的な現象が付記してめる。
さらに、a −eの各点における代表的なビードのマク
ロ断面形状を併記しである。
(2)第2の方法は、ルートフェースを薄くする方法で
ある。
実験室的にはルートフェースを1■程度にまで減少させ
、低目の溶接電流とワイヤ送給量を 2採用することに
より、ビードの表裏面形が良くなることがわかっている
(3)第3の方法は、溶接電流を周期的に変化させるパ
ルス電流を採用する方法である。通常、この第3の方法
が自動パルスTIG溶接法といわれるものであり、高級
管の全姿勢裏波溶接に用いられている。すなわち第8図
に示すように、時間比で約7(lの小さな溶接電流と溶
加材で、主として良好なビード裏面を形成し、約50q
bの大きな溶接電流で凸状のビード裏面を改善する方法
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記第1の方法では各点において次のような問題点がめ
った。すなわち、a点においてはビード狭面が凸であり
、この状態で第2層の溶接を行うと第6図で示し九よう
な融合不良が発生する。このためにグラインダ等により
狭面ビードの整形を行わなければならない。b点におい
てはビード裏面が凹んでおり、また、は麦はだしい場合
には開先底部に穴がめき、通常いわれる溶は落ちを生じ
る。この場合は補修溶接を行わねばならない。次に0点
の場合、最も一般的な形状であり、この穆度であればグ
ラインダ作業は省略できるが、第2層での溶接条件を融
合不良の生じにくいように設定しなければならない。す
なわち、ワイヤ送給量を減少し、初層の両脇の谷を十分
溶かすようにすることでるる。しかしこの場合溶着断面
積が減少し、溶接層数が増える欠点がある。さらにd点
ではビード断面形状は良好でらるが、アーク長が短いこ
とから溶融池の金属とタングステン電極が接触しやすい
危険があり、接触すればタングステン巻き込みという溶
接欠陥を生じるので、アーク長を極端に短くした条件は
採用することができない。
e点においては、投下する電力(アーク電圧×アーク電
流)が小さいので溶融池も小さい。このためワイヤ挿入
位置やアークのねらい位置が少しでもずれると片寄った
ビードになり溶は込み不足という欠陥を生じる。
次に上記第2の方法では、いわゆるのど厚が小さいので
第2層溶接時に初層ビードを再溶融し裏波ビードが凹に
なったり、はなはだしいときには溶は落ちを起こす。ま
た開先加工時にルートフェース部の剛性不足のため、バ
イトの加圧により変形し、開先精度の保証ができないの
で実工事には用いられない。
上記第6の方法では、全姿勢裏波溶接で良好なビードを
得ることができるが、溶接速度が60〜100■/−と
遅い、溶着量が5〜10fμと少ない、パルス電流発生
装置及び溶加材をパルス電流と同期送りにするための機
器が必要でめるなどの問題点がめる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、片面全姿勢TIG溶接を行うにめ九り、特殊
形状の開先、すなわち従来のU形開先の底部にさらに内
側又は外側からV形又はU形もしくはこれらに類似する
形状の小開先を設は九複合開先とすることである。
〔作用〕
本発明においては、上記のよう表特殊形状の複合開先で
めるため、その小開先はルートフェースの等測的な板厚
を薄くして裏波ビードの形成を容易にし、また溶接中に
添加する溶加材によるビードの盛り上がりを防止するの
で初層ビードの両脇に谷ができず、そのビードの次面形
状はほぼ平らなものになる。
〔実施例〕
以下図面により実施例を説明する。
第1図は本発明による複合開先の一実施例を示す拡大断
面図である。すなわちこの実施例の場合、U形開先(1
)の底部に外側からV形の小開先(5)を設けてなるも
のである。小開先(5)の角度θは深さhの寸法にもよ
るが約60位まで任意に選定できる。
また、小開先(5)の形状もV形のみならずU形その他
これらに類似する形状でも差し支えない。
このような複合開先に対しTIG溶接を行った場合、初
層ビード(2)の艮面形状は第2図に示すように、小開
先(5)の存在によってビードの盛り上がりがなくなる
ためにほぼ平らになる。また、小開先(5)によるルー
トフェースの減少により、初層ビード(2)の裏面形状
つまり裏波ビードの形状も凸状の良好なものとなる。さ
らに、この初層ビード(2)上に第2層を溶接し几場合
にも初層ビード(2)の両脇に谷ができないので、従来
のような融合不良は発生しないのである。
なお、溶加材の添加量は小開先(5)の断面積に裏波ビ
ードの断面積量論えた穆変の量が適当でめるが、第2層
溶接時の溶は落ちを防止する九めに必要なのど厚が得ら
れるように若干の増量は可能でめる。
第3図は本発明による初層ビードの断面形状を溶接電流
(4)−アーク電圧(至)との関係で示した図で従来の
場合の第7図に対応するものである。なお。
溶接姿勢二立向下進、溶接速度:500■/―、ワイヤ
送給量:25f/−でめった。
第3図のA−Hの各車における初層ビードの断面形状か
らも明らかなようにすべてのものについて第7図の0点
、d点又は0点の断面形状と同等か、或いはそれ以上に
狭裏面形状が改善されている。
欠に賢1は溶接条件の比較を示すデータで、従来の場合
として、前述の自動パルスT I G溶接法の場合と第
6図の場合を挙げた。
表1.溶接条件の比較 (注)(1)自動パルスTIG溶接法の場合である。
(2)第6図の溶接条件の場合でるる。
狭1の比較データかられかるように、本発明は自動パル
スTIG溶接法に比べて溶接速度、溶接能率の向上に寄
与する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、U形開先の底部にさらに
内側又は外側から小開先を設けたので、初層ビードの表
裏面形状が良好なものとなり、第2層溶接時に初層ビー
ドの両脇に融合不良を発生させることもない。さらに小
開先のために初層ビードの表面が盛り上がらないので、
アーク長を短くすることができる。このためタングステ
ン巻込みなどの溶接欠陥を生ずることなく、裏波ビード
を容易に形成することができる。またパルス電流を使っ
てビード表面形状を改善する必要はないので、パルス電
流発生のための機器が不用になると共に、溶接速度を増
大させることができ、ま九第2層の融合不良の心配がな
いことから、第2層の溶着量を大きくすることが可能に
なり、溶接能率の向上にも投置つなど多大の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の拡大断面図、第2図は本発明
の複合開先に初層ビードを溶接したときの断面図、第3
図は本発明の複合開先を使用した場合の溶接電流−アー
ク電圧とビード断面形状の関係図、第4図は従来のU形
開先の拡大断面図、第5図及び第6図は従来の開先に初
層及び第2層をそれぞれ溶接したときの断面図、第7図
は従来の開先を使用した場合の溶接電流−アーク電圧と
ビード断面形状の関係図、第8図は自動パルスTIG溶
接の概念図でろる。 (υ:U形開先、(5):小開先。 代理人 弁理士 木 村 三 朗 第2図 t6f!J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. U形開先の底部にV形又はU形もしくはこれらに類似す
    る形状の小開先を設けたことを特徴とするTIG溶接に
    おける複合開先。
JP4819785A 1985-03-13 1985-03-13 Tig溶接における複合開先 Pending JPS61209769A (ja)

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JP4819785A JPS61209769A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 Tig溶接における複合開先

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JPS61209769A true JPS61209769A (ja) 1986-09-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011163654A1 (en) * 2010-06-25 2011-12-29 Arcelormittal Investigacion Y Desarrollo, S.L. Nickel-base radiant tube and method for making the same
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JP6006366B1 (ja) * 2015-04-21 2016-10-12 株式会社クラウン 複合開先付き異形棒鋼とその杭頭接合構造

Cited By (6)

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