JPH0623543A - 二重管の管端シール溶接方法 - Google Patents

二重管の管端シール溶接方法

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JPH0623543A
JPH0623543A JP2574692A JP2574692A JPH0623543A JP H0623543 A JPH0623543 A JP H0623543A JP 2574692 A JP2574692 A JP 2574692A JP 2574692 A JP2574692 A JP 2574692A JP H0623543 A JPH0623543 A JP H0623543A
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JP
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welding
tig
mig
electrode
pipe
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Yukiyoshi Kitamura
征義 北村
Sadao Toshima
貞雄 都島
Yukihiko Horii
行彦 堀井
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブローホール欠陥の発生を的確に抑止しなが
ら良好なビードの形成を能率よく行なえる、二重管の管
端シール溶接方法を提供する。 【構成】 電極配置角を20度〜80度としてTIG法
の溶接電極を下り坂位置に配置し、電極配置角を5度〜
20度としてMIG法の溶接電極を下り坂位置に配置
し、二重管の管端嵌合境界部に対しTIG法の溶接電極
で初層一周溶接を実施し、第2層以降の積層溶接をTI
G法の溶接電極とMIG法の溶接電極で管表面部まで連
続して実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油・天然ガス採掘用の
油井管や輸送用のラインパイプ、廃液処理プラントの配
管等の分野で使用される二重管の管端部のシール溶接方
法に関するものである。
【0002】硫化水素などの腐食性ガスや強酸性・強ア
ルカリ性廃液等に曝される菅類では、製造コストを合理
的範囲内に抑えながら高い機械的強度と耐食性を確保す
るために、例えば高ニッケル合金製の内側金属管と低合
金鋼製の外側金属管を焼き嵌め法などによってメカニカ
ルに嵌合した、二重管の需要が高まりつつある。
【0003】
【従来の技術】二重管は施工現場で一連に接合すること
によって所要長さのパイプラインを形成するのである
が、メカニカルに嵌合された内側金属管と外側金属管の
境界部には僅かながら隙間が存在しているため、管端の
突き合わせ円周溶接時に隙間起因によるブロ−ホ−ル欠
陥が発生することがある。そのため、二重管は工場段階
で予め管端のシ−ル溶接を行ない、該溶接ビードに所要
の開先を施してから出荷されている。
【0004】管端シ−ル溶接には現在、シールドガス中
でタングステン電極と母材間にアークを発生させて、母
材と溶加材を溶融させるTIG(ティグ)法が採用され
ているが、TIG溶接は溶着速度が低いため、内管表面
から外管表面まで、即ち外管の全肉厚にわたって積層す
るには、表1に示したように非常に時間が掛っている。
このように管端処理ための溶接能率が悪いので、二重管
全体の生産性が著しく阻害されている。
【表1】
【0005】一方、溶加材ともなる消耗電極ワイヤーを
定速度送給し、シールドガス中で消耗電極ワイヤと母材
間にアークを発生させて、消耗電極ワイヤと母材を溶融
させるMIG(ミグ)法は、TIG溶接よりも高い溶着
速度を期待できるが、使用する溶接入力が大きくなって
隙間起因によるブロ−ホ−ル欠陥が初層に多発するた
め、現在は二重管の管端シール溶接には採用されていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は管端嵌合境界
部における溶接形態について各方面からの分析を行な
い、溶接諸条件等について種々の研究を重ねることによ
って得られたものであり、本発明の目的はTIG法とM
IG法の長所を有効利用し、ブローホール欠陥の発生を
的確に抑止しながら良好なビードの形成を能率よく行な
える管端シール溶接方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、図示の参照符号を
用いて説明すると、二種類の金属管1,2をメカニカル
に嵌合した二重管3の管端シール溶接を行う本発明方法
の要旨は、TIG法とMIG法を併用し、二重管3の管
端嵌合境界部4に対しTIG法で初層一周溶接を実施
し、第2層以降の積層溶接をTIG法とMIG法の併用
によって管表面部まで連続して実施する。
【0008】TIG溶接による初層ビード5と第2層以
降の積層溶接によるTIGビード6aおよびMIGビー
ド6を良好に形成するためには、二重管3の管端の外側
空間に配置されるTIG法の溶接電極8とMIG法の溶
接電極10は、通常は下り坂側の位置、すなわち管回転
方向Rにおいて見たとき管頂点Pよりも後方側に配置さ
れる。
【0009】電極配置角とは、溶接電極の狙い位置と管
頂点Pが管中心Oに対してなす角度のことであるが、T
IG法の溶接電極8については、望ましい電極配置角β
は20度〜80度の範囲内である。電極配置角βが20
度未満であるときには、溶接電極8がMIG法の溶接電
極10と干渉することになり、80度を越えるときには
ビード5の形状が劣化する。
【0010】MIG法の溶接電極10については、望ま
しい電極配置角αは5度〜20度の範囲内である。電極
配置角αが5度未満であるときには、ビ−ドが山型にな
ったり、溶融金属が後方に流れ落ちたりする。電極配置
角αが20度を越えると溶融プ−ルヘッドが大きくなり
過ぎて、溶け込み不足や溶融金属の前方流れ落ちといっ
た問題が生じる。
【0011】TIG法による初層溶接は、高合金製の内
側金属管1の溶接部耐食性を考慮し、溶加材として高合
金ワイヤ11を用いて実施される。また、TIG法とM
IG法による第2層以降の積層溶接は、ビード5と第2
層ビード6aとの融合性を良くし、第3層以降のビード
6および6aにおける金属組成上の一体性を確保するた
めに同じ高合金ワイヤを用いて実施される。
【0012】第2層以降ではTIG法とMIG法による
溶接はMIG法の溶接速度で進行するため、TIG法の
溶接については、通常の適用におけるTIG法の限界溶
接速度を超えることになる。そのため、TIG溶接のビ
ード表面形状はやや劣化するが、それに引き続くMIG
溶接において、このビード不安定部が再溶融されるの
で、欠陥として残ることはない。
【0013】高能率化の面だけから見れば、初層から最
終層まで積層溶接を全てMIG法で実施することが考え
られるが、高合金ワイヤをMIG法による初層溶接に適
用した場合には、以下に示すようにブロ−ホ−ル欠陥の
発生抑制と良好なビ−ド形成を両立させることが困難で
あり、そのため本発明方法では初層溶接をTIG法のみ
で実施する。
【0014】すなわち、MIG法で消耗電極として用い
る高合金ワイヤ(例えばINCO.625など)は低合金に比較
して電気抵抗が著しく高いため、ワイヤ突き出し部分で
のジュ−ル加熱分が大きく、図7に示したように低合金
ワイヤに比べ、同一溶接電流でもワイヤ溶融効率が高く
なり、少ない溶接入力でも多量のワイヤが溶融する。そ
の結果、ワイヤ溶着量当りの入熱が少なくなり、熱不足
によるビ−ド不良を起こし易いため、良好なビ−ド形状
を得るにはある程度以上溶接入力を高める必要がある。
【0015】しかしながら、溶接入力が大きくなるにつ
れて溶融プ−ル量が増え、プールも長くなり、また、低
合金鋼に比べて凝固温度が150℃程度低く、溶融金属
の滞留時間も長くなるので、ブロ−ホ−ルが生長し易い
環境が醸成されることになり、結局、ブロ−ホ−ル欠陥
発生の抑制と良好なビ−ドの形成という要請を同時に満
足させることは困難である。
【0016】一方、TIG法の溶接では、溶加ワイヤと
溶接入力を独立して制御できるので、溶融プ−ルを小さ
くしてブロ−ホ−ル生成のない良好なビ−トを形成する
のに適している。TIG法の溶接速度はMIG法の溶接
速度よりも低いが、TIG法の溶接速度が適用されるの
は、初層溶接の段階のみであるから、全体としての能率
低下はさしたる問題とはならない。
【0017】
【作用】図1のMIG法とTIG法の複合溶接装置にお
いて、水平に横倒し配置された二重管3は左右一対のタ
ーニングロール12,12に載置され、矢視R方向に回
転させられる。TIG法の溶接トーチ7の狙い位置には
ワイヤ送給器13から溶加材の高合金ワイヤ11が順次
送給され、MIG法の溶接トーチ9には溶加材と消耗電
極を兼ねる高合金ワイヤ10がワイヤ送給器14から所
定速度で送給される。
【0018】MIG法の溶接トーチ9とTIG法の溶接
トーチ7を所要の電極配置角α,βに設定する。次に溶
接速度を設定し、タ−ニングロ−ル12を回転させると
同時に、高合金ワイヤ11を用いてTIG溶接のみを開
始し、管端嵌合境界部4を初層一周だけ溶接を行う。そ
して、タ−ニングロ−ル12の回転速度を上昇させ、管
端嵌合境界部をシ−ル溶接したTIG法のビ−ド5の上
に高合金ワイヤ11,10を用いて管表面までTIG法
とMIG法によって連続して積層溶接を行う。
【0019】第2層以降ではTIG法とMIG法による
溶接はMIG法の溶接速度で進行するため、TIG法の
溶接については、通常の適用におけるTIG法の限界溶
接速度を超えることになる。そのため、TIG溶接のビ
ード形状はやや劣化するが、それに引き続くMIG溶接
でこのビード不安定部は再溶融されるので、欠陥として
残ることはない。
【0020】図6に示したように管表面部まで積層溶接
が実施された後、鎖線で例示したように施工現場での突
き合わせ円周溶接のための開先加工が、ビード5と複数
のビード6および6aの集成体に対して施され、管端処
理済みの二重管として施工現場へ出荷される。
【0021】
【実施例】本発明方法が適用される二重管3の典型例
は、高合金製の内側金属管1と低合金鋼製の外側金属管
2を焼き嵌めしたものであり、内側金属管1と外側金属
管2の各端部の性状に応じて、二重管3の管端には図3
に示したようにシール溶接のための開先が施される。
【0022】MIG法の溶接電極10の電極配置角αと
TIG法の溶接電極8の電極配置角βは前記範囲内で選
定されるが、溶接電極10と溶接電極8はいずれも管表
面の狙い位置に立てた法線、すなわち溶接電極の狙い位
置と管中心Oを通る直線上にあることに限定されず、図
2に示したように一定の後退角γ,θの範囲内において
法線に対し傾けて配置することもできる。
【0023】一周溶接して次層の積層を開始するときに
は、図4に示したようにTIG溶接の第2層ではビード
5の厚さh1 分の分だけ、第3層溶接となるMIG溶接
ではh1 と第2層TIGビード6aの厚さh1 の和の分
だけ、被溶接面が上昇したものとして、それぞれの溶接
電極8,10の狙い位置を高め、TIG溶接電極8およ
びMIG溶接電極10と被溶接面との距離を一定値に維
持して第2、第3層溶接を開始する。第4層以降の電極
狙い位置は図5に示すように、TIGビード6aのビー
ド厚さh1 とMIGビード6のビ−ド厚さhの和づつ高
め、一定高さを維持する。また、開先壁15からワイヤ
先端までの距離xが一定になるように開先角度に見合っ
た分だけ開先壁15側に溶接電極8と溶接電極10を移
動させる制御を行う。このような積層移行時における電
極の位置制御によって、TIGアークとMIGア−クを
中断することなく、連続的に管表面部まで積層でき、溶
け込み不良欠陥発生の危険を回避することができる。な
お、積層時のTIG溶接は必ずしも管表面部まで行う必
要はなく、積層ビード高さと管表面までの距離との差が
MIG法の一周溶接で十分積層可能となる層までで適宜
溶接を停止してよい。
【0024】低合金鋼(API X60) 製で外径が220mm、
肉厚が12mmの外側金属管2と高合金材(ALLOY 825) 製
で肉厚が2mmの内側金属管1とから成る二重管3を9本
用意し、各二重管3の管端に図3に示した角度の開先を
施した。TIG法のみを使用するもの(A) 、MIG法
だけを使用するもの(B)、TIG法とMIG法を併用
してMIG法の電極配置角を小さく設定するもの
(C)、TIG法とMIG法を併用してMIG法の電極
配置角を大きく設定するもの(D)を比較例として、各
管端に積層溶接を実施した。また、TIG法とMIG法
を併用してTIG法とMIG法の各電極配置角を種々変
更したもの(E,F,G,H,I)を本発明例として、
各管端に積層溶接を実施した。各比較例と本発明例の溶
接条件は表2に示した通りである。なお、表2中の標準
溶接条件の溶接速度欄の斜線区分(/)の前側は初層溶
接速度を示し、後側は積層溶接速度を示している。
【表2】
【0025】高合金ワイヤ10,11にはINCO.625(JIS
Z3334 YNiCrMo-3相当) の1.2mm径のものを使用し
た。TIG法のシ−ルドガスには純アルゴンガス(Ar)
を使用し、MIG法のシールドガスには炭酸ガスとアル
ゴンガスの混合ガス(20%CO2+80%Ar)を使用し、各シー
ルドガスの流量は20 1/minに設定した。溶接状況を観察
し、溶接後にビ−ドの外観検査と溶接部全周のX線検査
を行ない、ビ−ドの良否の判定とピットやブローホール
の有無を判定した。この結果を表3に示す。
【表3】
【0026】比較例Aでは溶接ビ−ドは良好であるが、
溶接時間が長いので溶接能率の向上は期待できない。比
較例Bでは溶接能率は比較例Aの3倍以上に向上するけ
れども、初層にはピットが発生し、X線検査ではブロ−
ホ−ル欠陥が多数発見された。比較例CではMIG法の
電極配置角が小さ過ぎるため、溶融金属の後方への流れ
落ちなどが発生し、不安定なビ−ドになった。比較例D
ではMIG法の電極配置角が大き過ぎるため、溶融金属
の前方への流れ落ちが発生し、X線検査で溶け込み不足
による融合不良が発見された。
【0027】一方、本発明例E,F,G,H及びIでは
ビ−ドはいずれも安定しており、アーク時間も10〜1
2分であり、溶接能率はTIG法だけによる従来方法よ
り3倍以上に向上している。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の二重管の管端シー
ル溶接方法では、管端嵌合境界部に対し初層一周溶接を
TIG法で実施し、第2層以降の積層溶接をTIG法と
MIG法で管表面部まで連続して実施するものであり、
TIG法とMIG法の長所が有効に発揮されるので、ブ
ローホール欠陥の発生を的確に抑止しながら良好なビー
ドの形成を能率よく行なうことができる。
【0029】本発明方法では、TIG法の溶接電極が電
極配置角を20度〜80度にして下り坂位置に配置され
る一方、MIG法の溶接電極が電極配置角を5度〜20
度にして下り坂位置に配置され、第2層以降の各層にお
いてTIG溶接はMIG溶接に先行して実施されるの
で、TIG溶接はMIG溶接に対する予熱効果を有し、
MIG溶接でのコールドラップなどの溶込み不良欠陥発
生が抑制され、溶加材や溶接電流等の溶接条件を適宜選
択することによって従来方法の3倍以上の溶接能率で管
端のシール溶接を行えるものであり、これによって管端
処理された二重管の生産性を大幅に向上させることがで
き、コストの相当な節減が可能である。
【0030】このように管端のシール溶接が万全になさ
れているため、施工現場での管端開先の点検補修作業は
一切不要となり、二重管の突き合わせ円周溶接を高い信
頼性のもとに省力化して行なうことができ、石油採掘や
輸送施設の構築等において有用性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に使用されるMIG法とTI
G法の複合溶接装置の模式図である。
【図2】MIG法とTIG法の各溶接電極が管表面に対
してとり得る後退角を示す模式図である。
【図3】シール溶接のために開先された二重管の管端拡
大図である。
【図4】第2層まで積層溶接が実施された二重管の管端
拡大図である。
【図5】第4層まで積層溶接が実施された二重管の管端
拡大図である。
【図6】管表面部まで積層溶接が実施された二重管の管
端拡大図である。
【図7】MIG法における溶接電流とワイヤ溶着量との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】 1 内側金属管 2 外側金属管 3 二重管 4 管端嵌合境界部 5 ビード 6 ビード 6a ビード 7 TIG法の溶接トーチ 8 TIG法の溶接電極 9 MIG法の溶接トーチ 10 MIG法の溶接電極 11 高合金ワイヤ 12 ターニングロール 13 ワイヤ送給器 14 ワイヤ送給器 15 シール溶接用開先 L ワイヤ突き出し長さ O 管中心 P 管頂点 R 管回転方向 h ビード厚さ x 開先壁とワイヤ先端間の距離 α MIG法の電極配置角 β TIG法の電極配置角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 9/16 K 7920−4E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二種類の金属管がメカニカルに嵌合され
    た二重管の管端嵌合境界部に対しTIG法で初層一周溶
    接を実施し、第2層以降の積層溶接をTIG法とMIG
    法で管表面部まで連続して実施する二重管の管端シール
    溶接方法。
  2. 【請求項2】 電極配置角を20度〜80度にしてTI
    G法の溶接電極を下り坂位置に配置し、電極配置角を5
    度〜20度にしてMIG法の溶接電極を下り坂位置に配
    置して、各溶接を実施することを特徴とする請求項1に
    記載の管端シール溶接方法。
  3. 【請求項3】 溶加材として高合金ワイヤを用いてTI
    G法の溶接を実施し、同種の高合金ワイヤを用いてMI
    G法の溶接を実施することを特徴とする請求項1に記載
    の管端シール溶接方法。
  4. 【請求項4】 第2層以降のTIG法とMIG法の併用
    による積層溶接をMIG法の溶接速度で実施することを
    特徴とする請求項1に記載の管端シール溶接方法。
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