JPS61190602A - 調節装置 - Google Patents

調節装置

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JPS61190602A
JPS61190602A JP2944285A JP2944285A JPS61190602A JP S61190602 A JPS61190602 A JP S61190602A JP 2944285 A JP2944285 A JP 2944285A JP 2944285 A JP2944285 A JP 2944285A JP S61190602 A JPS61190602 A JP S61190602A
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JP
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integral
input
differential
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JP2944285A
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Kazuo Hiroi
広井 和男
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Toshiba Corp
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Priority to DE3650164T priority patent/DE3650164T2/de
Priority to IN148/MAS/86A priority patent/IN169101B/en
Publication of JPS61190602A publication Critical patent/JPS61190602A/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B11/00Automatic controllers
    • G05B11/01Automatic controllers electric
    • G05B11/36Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential
    • G05B11/42Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential for obtaining a characteristic which is both proportional and time-dependent, e.g. P. I., P. I. D.

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はプロセス制御に用いられ目標値変化と外乱と
の双方への同時の最適化を図った調節装置に関する。
[技術的背景とその問題点] 近年、プロセス制御においては、省資源・省エネルギー
化、省力化・省人化、均質化・高品質化、安全化、フレ
キシブル化等の要請の高度化に伴ない、増々高い制御性
を有する調節装置が求められて来ている。このため、特
に連続プロセスなどでは、個々の制御系が生産母の変化
、各種外乱、目標変更などの変動要因に乱れを生ぜずに
最適応答づるよう調節装置の制御性を極限まで向上さ「
ることが基本となる。
従来、このような制御性の向上はP(比例)、I(積分
)、D(微分)の各制ta要素の構造、組合せを変える
ことにより行なわれて来た。このような調節Ve置とし
て従来知られている代表例には、いわゆる標準型PID
調節装置、目標値フィルタ付PID調節装置、I−PD
調節装置、などがあり、そのブロック図を第9〜11図
に示す。
第9図に示す標準型PID調節装置101は、[T1標
値S■と測定値P■との偏差をP■D演算部103に入
力して「比例モ積分十微分」演算し、その出)jを操作
信号MVとして制御対象105に印加して、測定1mP
Vが目標値SVに等しくなるよう調節するものである。
第10図に示す目標値フィルタ付PID調節装賃111
は、標準型PID調節装置において目標+訂svを一次
遅れフィルタ113を介して入力するようにしたもので
ある。
第11図に示すI−PD調節装置121は、目標値S■
と測定値P■との偏差を積分演算部123に入力して積
分演算し、その出力と測定値PVを比例・微分演算部1
25に入力して「比例+微分j演算した出力との差を求
め、この差に比例部127により比例ゲインKpを乗じ
た出力を操作信号MVとして制御対象105に印加して
、測定値PVが目標値SVに等しくなるよう調節するも
のである。
しかしながら、このような従来の装置はいずれもそれな
りの制御性の改善があるものの、大きな欠陥も併有して
いる。
即ち、標準型PID調節装置101では、目標値追従に
最適なPIDパラメータ(以下、対目標値最適パラメー
タという)と外乱抑制に最適なP10パラメータ(以下
、対外乱最適パラメータという)とが別値で存在するた
めに、追従制御の場合、対目標値と対外乱の両最適パラ
メータの中間的値にPIDパラメータを設定して妥協し
ているのが実情である。
このことを、対外乱最適パラメータと封目標値ワ適パラ
メータの特色が顕著に表われるレベル制’*I’3どの
無定位プロセスについて説明する。
ここで、無定位プロレスのモデルGo  (S)として
G p(S ) −a−”)’ (S・ <1+S>1
−・(1)をとりあげる。
第3図はこのモデルにおける、PIDパラメータ、つま
り比例ゲインKp、積分時間Ti、微分時間Tdについ
ての対外乱最適パラメータKl)d、T id、 Td
d及び対目標値最適パラメータKps、Tis、 Td
sの値を示したものである。また、これら各最適パラメ
ータを使用した時の、ステップ外乱に対する応答を第4
図に、目標isvの単位ステップ変化に対する応答を第
5図に示す。
第4図に示すように、ステップ外乱に対しては、対外乱
最適パラメータKDd、 Tid、 Tddを設定した
場合にはグラフ(A>に示すごとく良好な応答がiI7
られるが、ヌ・j目標値最適パラメータKps、Tis
、Tc1sを設定した場合にはグラフ(C)に示すごと
く定常偏差が生じてしまう。
その逆に、第5図に示ずように、目標値SVのステップ
変化に対しては、対目標値最適パラメータKps、 T
is、 Tdsを設定した場合にはグラフ<C>に示す
ごとく良好な応答であるが、対外乱最適パラメータKp
d、 Tid、 Tddを設定した場合にはグラフ(A
)に示すごとくオーバーダンピングを生じ振動的となる
そこで、この点を解決すべく考えられたのが第10図に
示した目櫟値フィルタ付P(01節装置111で、これ
は前記標準型PID調節装置に対して対外乱最適パラメ
ータKDd、 Tid、 Tddを設定しておき、上述
したような目標値Svの変化に対するオーバーダンピン
グを防止するため、目標値Svに一次遅れフィルタ11
3を介して変化を遅らせてその影響をゆるやかにしよう
とするものである。しかし、これとても全体の応答を遅
らせたのみで目標値追従に最適化させたわけではない。
また、第11図に示したI−PD調節装置121は、前
記の対外乱最適パラメータKDd、Tid、丁ddを設
定しておけば、外乱に対しては第4図のグラフ(B)で
示すように良好な応答となるが、目標値追従については
、目標値Svの変化に対し積分演算部123のみで修正
を行なっているので第5図のグラフ(B)で示すごとく
応答が非常に遅いという致命的な欠陥がある。
このように、従来の調節装置はいずれも「目標値追従」
と「外乱抑制」との双方に対し同時に最適化ざゼること
ができないため、プラントの個々の制御系の制御性を極
限まで向上させることができず、また、制御系ごとにそ
のプロセス特性に応じた制御特性を有する調節装置を適
用しなければならないので多種多様の構造の調節装置を
用息しなげはならないという問題があった。
[発明の目的] この発明は、上記問題を除去し、「目標値追従」と「外
乱抑制」の両目的に対して同時に最適化することができ
る調節装置を提供することを目的とづる。
[発明の概要] 上記目的を達成するため、第1の発明は、比例演算を行
なう比例演算手段と、積分演算を行なう積分演算手段と
を有する調節装置において、比例演算手段の目標値入力
経路に目標値の大きさを調節する調節手段を設けて測定
値と調節手段を介した目標値との比較結果を比例演算手
段に入力するとともに、積分演算手段の目標値入力経路
に遅れ要素を設けて測定値と遅れ要素を介した目標値と
の比較結果を積分演算手段に入力するようにしたことを
要旨とする。
また、第2の発明は、比例演算を行なう比例演算手段と
、積分演算を行なう積分演算手段と、微分演算を行なう
微分演算手段とを有する調節装置において、比例演算手
段の目標値入力経路に目標値の大きさを調節する第1の
調節手段を設けて測定値と第1の調節手段を介した目標
値との比較結果を比例演算手段に入力し、微分演算手段
の目標値入力経路に目標値の大きさを調節する第2の調
節手段を設けて測定値と第2の調節手段を介した目標値
との比較結果を微分演算手段に入力するとともに、積分
演算手段の目標値入力経路に遅れ要素を設けて測定値と
遅れ要素を介した目標値との比較結果を積分演算手段に
入力するようにしたことを要旨とする。
[発明の実施例] 以下、図面に従い実施例を説明する。
第1図は、この発明の第一実施例に係る調節装置のブロ
ック図を示す。
図示のように、当該調節装置1は、目標値SVの比例、
積分、微分の各制御要素への入力経路に夫々第1係数部
3、第2係数部5及び−次遅れフィルタ7を設けたとこ
ろが前述の標準型PID調節装置と異なる特徴である。
つまり、まず、目標値SVは並列的に第1係数部3、第
2係数部5、−次遅れフィルタ7に入力される。第1係
数部3では目標値Svに係数αが乗じられ、その出力α
Svは第1減算部9に入力されて制御対象11から検出
された測定値PVとの偏差D1が演算される。第2係数
部5では目標値SVに係数βが乗じられ、その出力βS
Vは第2減算部13に入力されて測定値PVとの偏差D
2が演算され、偏差D2は微分演算部15により微分時
間Tdで微分演算が施される。−次遅れフィルタ7は目
標値SVをその変化に時間遅れを与えて出力するもので
、その出力DSVは第3減算部17に入力されて測定値
PVとの偏差D3が演算され、偏差D3は積分演算部1
9より積分時間Tiで積分演算が施される。
そして、偏差D+ 、微分演算部15による偏差D2の
微分値DD2及び積分演算部19による偏差D3の積分
値ID3は加算部21に入力されて加算合成された後、
比例部23に入力されて比例ゲインKpを乗じられ、操
作信号MVとして制御対象11に印加される。これによ
り、測定値PVが目標値SVに等しくなるように制御さ
れる。
このような構成において、P■DパラメータKp、Ti
、Td及び係数α、β並びに−次遅れフィルタ7の時定
数TOを次のように設定することにより、「目標値追従
」と「外乱抑制」の双方に同時に最適化させることがで
きるようになっている。
(I)まず、PIDパラメータKO、Ti 、 Tdの
夫々につき標準PID調節装置の対外乱最適パラメータ
KDd、 T 1d1Tddを設定する。
即ら、 Kp=Kpd 「1=Tid Td=Tdd と設定する。
この調節H置1はその構成から判るように測定値PVに
対しては標準型PID調節装置と同一の作用を為すので
、上記のような設定により測定値Pvに対しては対外乱
最適パラメータK pd、 T id。
Tddに従う動作が得られ外乱に対する応答は良好なも
のとなる。
(1)次に、係数α、βにつき、標準PMD調節装置の
対外乱、対目標値最適パラメータのうらの対外乱最適比
例ゲインKpd、対外乱最適微分時間Tdd、対目標値
最適比例ゲインKps、対目標値最適微分時間Tdsに
基づき、 α= K ps/ K pd・・・・・・(2)β=α
xTds/Tdd・・・・・・(3)と設定する。
この調節装置1では係数α、βの作用により目11tl
!SVに対する実質比例ゲインはα×Kp、実質微分時
間はβxKpXTdである。従って、上記のような係数
α、βの設定をすれば、Kl) 、 TdはすでにK 
pd、 T daに設定されているので、目標値Svに
対する実質比例ゲインはKps、実質微分時間はK l
l5X Tdsとなる。即ち、目標値SVに対しては、
標準型PID調節装置に対目標値最適パラメータKl)
S、 Tis、 7dsを設定したのと同様の比例、微
分動作が得られる。
(I[[)  次に、時定数Toを調整して、目標値S
Vに対する実質積分時間が、標準型PID調節装置に対
目標値最適パラメータfls、 Tis、 Tdsを設
定したときの積分時間T is/ K l)Sに等しく
なるようにする。
この時定数Toの調整は例えば次のようにして行なう。
ステップ(I)により、積分演算部19の積分時間Ti
は対外乱最適積分時間T 1c11.:設定されている
。よって、目標値Svに対する積分動作の伝達関数Gi
  (S)は、 Gi  (S)=1/(Tid−8・(1+To −8
))となる。
この伝達関数Gi  (S)の単位ステップ入力に対り
る出力ID3の応答特性を第2図に示す。
同図において、グラフ(A>は時定数To=0にしたと
き、つまり一次遅れフィルタ7が無いときの特性を示す
時定rilToを大きくしていくと、グラフ(8)→(
C)→(D)→(E)に示すように出力の時間遅れが大
きくなっていく。
ここで、一般に入力変化に対しては時間の小さいfJ1
域、例えば図示した時刻t1以下の領域で使用するので
、時定数Toを大きくすることは立ち上がりの傾斜を小
さくすることになり、目標値SVに対し積分時間T1を
大きくすることと略等価であることになる。従って、時
定数Toを′0゛。
から次第に大きくして行き、目標値SVに対する実質積
分時間が、比例ゲインKpに対目標値最適比例ゲインK
psを、積分時間Tiに対目標値最適積分時間Tisを
設定した場合と等価になるように時定数Toを設定すれ
ばよい。
上記ステップ(II)、(III)における係数α、β
及び時定数TOの設定により、目標値Svに対しては対
目標値最適パラメータKps、 Tis、 Tdsに従
った制御動作が得られるので良好な目標値追従の応答が
得られることになる。
以下、上記ステップ(I)、(■)、(I[[)につき
、前述した(1)式の無定位プロセスのモデルを取り上
げオペレータの操作手順及びパラメータの設定方法を具
体的に説明する。
(I)まず、オペレータはPIDパラメータKp。
Ti 、Tdの対外乱最適パラメータを設定するために
、対目標値最適化の係数α、βを変化させる以前の状態
で、目標値を所定量だけステップ状に変化させる。する
とこの変化はプロセスにおいて外乱変化と同様に測定口
PVに変動が生じ、この変動を最適化するように対外乱
最適パラメータを調整する。その例としては第3図に示
ツ如く、Kpd=o、188、Tid=14.6(分)
、7’dd=1.98 (分)となる。
(I[)  (I)により対外乱パラメータが設定され
ると、次にオペレータは対目標値変化を最適化すべく係
数α、βを設定する。
即ち、第3図により対外乱最適比例ゲインKpd、対目
標値最適比例ゲインK I)S、対外乱最適微分時間T
dd及び封目標値最適微分Fn間Tdsは、Kpd=0
.188. Kps=0.126Tdd=1.’98(
分) 、 Tds=2.04 <分)である。
これを前記(2)、(3)式に代入して、α= K p
s/ K pd −〇、12610.188 =0.67 β=αx T ds/ T dd −〇、67X2.04/1.98 =0.69 と設定される。
(III)次に、時定数Toを設定する。
即ら、すでに積分時間Tiは対外乱最適積分時間Tid
=14.6(分)に設定されているが、目標isvに対
しては、あたかも封目標値R適積分時間Ti5=■に設
定されているかのごとく作用するように時定数Toを調
整すればよい。しかし、実際には■゛′になるようには
出来ないので、実質的にTi″:Ti5−■とみなゼる
ように、時定数Toに十分大ぎい値を設定する。例えば
、時定数To =Tid= 14.6 (分)とすれば
、実用上は十分である。
以上の各ステップ(I)、  (I[)、(I[l)の
設定により、この調節装置1の応答は、ステップ外乱に
対しては第4図のグラフ(A)で示すような標準型PI
DUAffi5装置に対外乱最過パラメータKpd、 
Tid、 Tddを設定した場合と同様の応答が、また
目標値SVの単位ステップ変化に対しては第5図のグラ
フ(C)で示すような標準型PID調節装置に対目標値
最適パラメータKl)S、 Tis、 Tdsを設定し
た場合に極めて近い応答が得られ、「外乱抑制」と「目
標値追従」との双方に最適化されたことになる。
この結果、制御しようとするプロセス11が例えば[−
次遅れ+ムダ時間」の要素で構成されている場合の単位
ステップ応答としては、第6図の(A)、(B)に示す
ようになる。ヅなわら、外乱変化に対する制御性として
は時定数Toが大きくなってもオフセットを生じること
なく良好である(第6図(A))一方、目標値変化に対
する制御性についても第6図(B)に示す如くオーバシ
ュートが小さく高い追従性を得ることができる。
また、この調節装置にあっては、対外乱および対目標の
応答を最適化するため、制wJ装置全体に渡って対外乱
および対目標の応答性を同時に考慮しつつ各制御パラメ
ータを決定するという複雑な処理を行なう必要がなく、
それぞれの制御ループについて別個独立に前述したステ
ップ(I)〜(I[[)に示した如き簡単な設定処理を
行なうだけでよいので調整が極めて容易になり、結局オ
ペレータのコンソール上での調整のみで足りる。
尚、今まで説明した無定位プロセスの最適化が最も難し
く、[−次遅れ士むだ時間」プロセス(e−夛(1+T
+  ・S>>や[二次遅れ+むだ時間」プロセス(e
−L/ (1+T+  −S) / (1+T2 ・S
))などであれば、対目標値最適積分時間Tisが無限
大になることがないので、最適化が一層容易となる。
また、係数α、βを“1°゛又は0゛に設定することに
より、従来の各種の制御方式を選択することもできる。
例えば、時定数To=Oとすれば   ゛以下のように
なる。
(I)α=β=1のとき 第1、第2係数部3.5を無くしたことになり、標準型
PID調節装置と等価になる。
(II)α=1.β=Oのとき 微分動作を測定値PVのみに作用させたことになり、い
わゆるPv微分先行型PID調節装置と等価になる。
(If)α=O0β=Oのとぎ 比例、微分動作を測定値Pvのみに作用させたことにな
り、I−PD調節装置と等価になる。
このように、本実施例に係る調節装@1は従来技術の欠
陥を解消するとともに、各種の従来の制御方式も自由に
選択でき、高い制御性と広い汎用性とを右するものであ
る。
従って、この調節装置1をプラント内にちりばめて適用
することにより、プラントの各制御が外乱と目標変更の
双方に対して最適化され、前述したような近年の厳しい
要請にこれまでよりもより一層応えることができ、産業
界への貢献は極めて大ぎいと言える。
尚、上記実施例において、微分動作については完全微分
(To−8)で説明したが、実際の場合は不完全微分(
TD/(1+γ・7o−8)。
γ=0.2〜0.3)を用いる。
第7図は、この発明の第2実施例に係る調節装置のブロ
ック図を示す。
図示するように、この調節装置31は、第1実施例から
微分動作に係わる第2係数部5、第2減算部13及び微
分演算部15を削除したもので、プロセスによってはP
I副制御十分な場合に適用されるものである。
本実施例においても、PI副制御範囲内で、第1実施例
と同様にして「目標値追従」と「外乱抑制」の双方に同
時に最適化することができる。
尚、以上の各実施例の変形例として次のようなものが考
えられる。
(I>−次遅れフィルタ7は次のように変形できる。
1/ (1+To −3)=1−To ・S/ (1+
To −8) 従って、積分動作の部分を第8図に示すように、目標値
S■と測定値PVとの偏差D4を演算し、この偏差D4
と目標SVを上式の第2項に係るフィルタ33を介した
値との偏差D3を演算し、この偏差D3を積分演算部1
9に加えるようにしても等価である。
(IF)実質比例ゲインの調整を微分、積分動作から独
立して行なえるようにするために、第1減算部つと加算
部21との間の位置に、新たに係数部を+J加したり、
或いはこの位置に比例部23を移してもよい。
(III)第1、第2、第3減算部9.13.17の測
定値PV入力経路に夫々新たに係数部を付加してもよい
。このようにすれば、より一層最適調整が容易になる。
(iV )今まで説明した位置形演算方式だけではなく
、DDCで多用される速度形演算方式においても本発明
は適用可能である。・ [発明の効果1 以上説明したように、第1の発明は比例及び積分演算手
段を有する調節装置において、比例演算手段の目標値入
力経路に目標値の大きさを調節する調節手段を設けると
ともに、積分演算手段の目標値入力経路に遅れ要素を設
け、また、第2の発明は比例、積分及び微分演算手段を
有する調節装置において、比例及び微分演算手段の各目
標値入力経路に目標値の大きさを夫々調節する第1及び
第2の調節手段を各々設(プるとともに、積分演算手段
の目標値入力経路に遅れ要素を設け、目標値と測定値の
夫々に対する実質比例ゲイン実質積分時間、及び第2の
発明にあっては更に実質微分時間を夫々独立に調整する
ことができるようにしているので、「目標値追従」と「
外乱抑制」の両目的に対し同時に最適化を図ることがで
きる調節装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例に係る調節装置のブロッ
ク図、第2図は積分動作の応答特性を示す図、第3図は
対外乱及び対目標値最適パラメータの値を示す図、第4
図は外乱に対する応答特性を示す図、第5図は目標値変
更に対する応答特性を示す図、第6図は第1図の調節装
置における単位ステップ応答を示す図、第7図は第2実
施例に係る調節装置のブロック図、第8図は第1、第2
実施例の変形例の要部のブロック図、第9〜第11図は
従来例のブロック図である。 1.31・・・調節装置 3・・・第1係数部 5・・・第2係数部 7・・・−次遅れフィルタ 9・・・第1減算部 13・・・第2減算部 15・・・微分08部 17・・・第3減算部 19・・・積分演算部 23・・・比例部 SV・・・目標値 pv・・・測定値 第1図 1                ビ■L−一−−−
−−−−−−−−−−−−−一一−−−−−。 wL2図 第3図 第4図 TIME 第5図 TIME

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比例演算を行なう比例演算手段と、積分演算を行
    なう積分演算手段とを有する調節装置において、比例演
    算手段の目標値入力経路に目標値の大きさを調節する調
    節手段を設けて測定値と調節手段を介した目標値との比
    較結果を比例演算手段に入力するとともに、積分演算手
    段の目標値入力経路に遅れ要素を設けて測定値と遅れ要
    素を介した目標値との比較結果を積分演算手段に入力す
    るようにしたことを特徴とする調節装置。
  2. (2)比例演算を行なう比例演算手段と、積分演算を行
    なう積分演算手段と、微分演算を行なう微分演算手段と
    を有する調節装置において、比例演算手段の目標値入力
    経路に目標値の大きさを調節する第1の調節手段を設け
    て測定値と第1の調節手段を介した目標値との比較結果
    を比例演算手段に入力し、微分演算手段の目標値入力経
    路に目標値の大きさを調節する第2の調節手段を設けて
    測定値と第2の調節手段を介した目標値との比較結果を
    微分演算手段に入力するとともに、積分演算手段の目標
    値入力経路に遅れ要素を設けて測定値と遅れ要素を介し
    た目標値との比較結果を積分演算手段に入力するように
    したことを特徴とする調節装置。
JP2944285A 1985-02-19 1985-02-19 調節装置 Pending JPS61190602A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2944285A JPS61190602A (ja) 1985-02-19 1985-02-19 調節装置
US06/829,606 US4755924A (en) 1985-02-19 1986-02-14 Process controller having an adjustment system with two degrees of freedom
EP86102109A EP0192245B1 (en) 1985-02-19 1986-02-19 Process controller having an adjustment system with two degrees of freedom
CN86101892.3A CN1010433B (zh) 1985-02-19 1986-02-19 具有两个自由度的调节***的过程控制装置
DE3650164T DE3650164T2 (de) 1985-02-19 1986-02-19 Prozessregler mit einem System zur Einstellung mit zwei Freiheitsgraden.
IN148/MAS/86A IN169101B (ja) 1985-02-19 1986-03-04
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63219842A (ja) * 1987-03-06 1988-09-13 Hitachi Ltd 空燃比制御方法
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JP2000148250A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Hitachi Via Mechanics Ltd サーボ制御装置
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