JPS61183248A - ジクロルニトロベンゼン異性体の分離方法 - Google Patents

ジクロルニトロベンゼン異性体の分離方法

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JPS61183248A
JPS61183248A JP2197285A JP2197285A JPS61183248A JP S61183248 A JPS61183248 A JP S61183248A JP 2197285 A JP2197285 A JP 2197285A JP 2197285 A JP2197285 A JP 2197285A JP S61183248 A JPS61183248 A JP S61183248A
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JP
Japan
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dcnb
isomers
adsorbent
isomer
dichloronitrobenzene
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Kinoo Miwa
輝之男 三輪
Kuniyuki Tada
多田 国之
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C201/00Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
    • C07C201/06Preparation of nitro compounds
    • C07C201/16Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はジクロルニトロベンゼン(以下DCNBと略す
)異性体の吸着分離方法に関するものである。
〔従来の技術〕
DCNB異性体は農薬、医薬の中間体として重要な物質
である。特に医薬品の原料として該異性体を用いるとき
、該異性体に含まれる不純物による薬効以外の副作用を
減するために高純化したDCNB異竹イ本が要求される
ところがDCNB異性体をジクロルベンゼン(以下DC
UBと略す)異性体の二1〜ロ化反応によって得ようと
すると、例えばM−DCBからは2 4−DcNBおよ
び26−DCNBが、0−DCBからは2.3−DCN
Bおよび3.4−DCNBが生成する。これらDCBの
二1〜ロ化反応によって生成したDCNB異性体同志の
沸点は非常に似通っており、精留によって高純のDCN
B異性体を分離回収することが非常に困難となる。また
、これら異性体を高純で分離回収する経済的な手段も未
だ見当らない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的はDCNB異性体混合物から高純のDCN
B異性体を吸着分離することにある。特に、−M−DC
Bのニトロ化にJ:って生成した2  4−DCNBど
2 6−DCNBを吸着力#t′?l−ることにある。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するために、少なくとも2種以
上のジクロルニトロベンゼン異性体を含むジクロルニ1
〜[1ベンゼン異性体混合物を分離するに際し−C1該
異性体混合物をボージャサイ1〜型ゼオライト系吸着剤
と接触させることを特徴どするジクロルニトロベンゼン
異性体の分離方法である。
本発明において使用されるボージャサイ1〜型ゼオライ
1〜とは、次式で示される結晶性アルミノシリケートで
ある。
0.9±0.2M且0 : AI 203  :XS!
0 2  :   y ト1 □  OここでMはカチ
オンを示し、nはその原子価を表す。上式のボージャサ
イ1〜型ゼオライ1へはX型とY型とに分類され、X型
はX−2,5±0.5であり、Y型はx=3〜6で表わ
される。またyは水和の程度により異なる。カチオンと
しては、周期律表の第1A族、第1B族および第■A族
の例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、銀、カル
シウム、バリウム等から選ばれた少なくとも1種が含ま
れるのが好ましい。カチオンiよ、分Ml−!II−る
目的物により適宜選択するのが好ましい。
本発明で使用するト記ホーシャザイ1〜型げオシイトは
、一般に先ずN4のカチオンを含む粉末状の合成品を得
、このゼオライ1〜の粉末にバインダーどして、例えば
粘土系物質あるいはアルミナゾルを加え、必要なら界面
活性剤あるいは他の¥態化合物を添加して混練したのち
、適当な大ぎさに成型し焼成づる。その後必要なカチオ
ンとイオン交換づる。これらカチオンのイオン交換方法
は、結晶性アルミノシリケ−1への製造に関づ−る知識
を有する当業者には広く知られており、通常はゼオライ
1−に加えようとする1種またはそれ以−1−の可溶性
の水溶液に、そのゼオライl〜を接触させることによっ
て実施されうる。
イオン交換温度は、通常、室温から100℃以下が好ま
しく、接触方法はバッチ方式でも流通方式でもよい。さ
らに、吸着剤として使用する前に焼成により吸着水の少
なくとも一部を離脱させ活性化させてから使用する。
本発明の方法を用いたDCNB異性体混合物を吸着弁l
vtするだめの技術は、いわゆるクロマト分取法であっ
てもよいし、またこれを連続化し1=擬似移動床による
吸着分離方法でもよい。
擬似移動床による連続的吸着分離技術は、基本的操作と
して次に示す吸着操作、am操作、脱着操作および脱着
剤回収操作を連続的に循環して実施される。
(1)吸着操作:DCNB異性体混合物がホージャサイ
ト型ゼオライト吸着剤と接触し、強吸着成分が選択的に
吸着される。
残りの弱吸着成分は、ラフィネート流れとして後で述べ
る脱着剤とともに回収される。
(2)!縮操作:強吸着成分を選択的に吸着した吸着剤
は後で述べるエクストラフ1〜の一部と接触させられ、
吸着剤上に残存している弱吸着成分が追い出され、強吸
着成分が高純化される。
(3)脱着操作:高純化された強吸着成分を含む吸着剤
は脱着剤と接触させられ、高純の強吸着成分が吸着剤か
ら追い出され、脱着剤を伴なってエクストラク1へ流れ
として回収される。
(4)脱着剤回収操作:実質的に脱着剤のみを吸着して
いる吸着剤はラフイネ−1〜流れの一部と接触させられ
、該吸着剤に含まれる脱着剤の一部が脱着剤回収流れと
して回収される。
上記吸着分離方法に使用する脱着剤あるいはクロマl−
分取に使用する展開剤はl) CN Bと容易に蒸留分
離できる化合物が使用できる。
例えば、アルキル置換芳香族、ハロゲン置換芳香族、酸
素含有芳香族、アルコール類、ケトン類等である。好ま
しくは、C3〜C8のアルコール、アニソール、メチル
アニソール等である。脱着剤または展開剤の秤類は、分
離する目的物、ゼオライトのカチオンとの組合上等によ
り適宜選択するのが好ましい。
吸着分離をづるための操作条件としては、温度は室温か
ら350℃、好ましくは50〜250°Cであり、圧力
は大気圧から50に9/cti−G、好ましくは大気圧
から40Kg/ci・Gである。本発明による吸着分離
は気相でも液相でもよいが、操作温度を低くして原料供
給物あるいは脱着剤の好ましくない副反応を抑えるため
に液相で実施づるのが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明はホージャ1ノイ1へ型ゼオライ1〜型吸着剤を
用いることにより、従来分離し鈍かったジクロルニ1−
〇ベンゼン異性体混合物から、目的とする異性体を高純
度で分離することができる。特に2,4−DCNBと2
,6−DCNBを効率的に分離するのに顕著な効果を呈
する。
〔実施例] 次に本発明の方法を実施例をあげて説明づる。
実施例Cは、吸着剤の吸着特性を次式(1)の吸着選択
率(α)でもって表す。
ここで、A、BはD CN B異性体のどれか1つを示
し、Sは吸肴相、l−は吸肴相ど平衡状態にある液相を
示す。
上式の飴が1より人のどきA成分が選択的に吸着され、
1より小のとぎはB成分が選択的に吸着される。また、
上式のα値が1より人なる吸着剤(あるいは1j:り小
さくOに近い)はどAと8の吸着分離が容易となる。
実施例1 Na  X (S ! 02 / A I 203 去
2.5)およびNa−Y型(S! 02 /=7− AI 203 =5.2)のゼオ−ライ1−の粉末にバ
インダーとしてアルミナゾルをAl2O3換算で15W
1%添加し、混線後、押出し成型により24〜32%メ
ッシコの造粒品を得る。この造粒品を100 ’Cで約
12時間乾燥後、500℃で1時間焼成し、Na=Xお
よびNa−Y型吸肴剤を調製した。
さらに、これら吸着剤を表1に示したカチオンの硝酸塩
の10wt%水溶液で4回イオン交換し、表1に示す吸
着剤を調製した。
上記吸着剤のDCNB異性体間の吸着選択率を測定する
ために、内容積5dのオートクレーブ内に吸着剤約2g
および液相混合物的3gを充てんし、150℃で11)
8間ときどき撹拌しながら放置した。
仕込まれた液相混合物の組成は、mix −DCNB 
: n−ヘキサル4:n−ノナン=50 : 50 :
 5 [wt比]であり、mix、−DCNBはDCN
B異性体混合物で、その組成は2 4−DCNB:2 
5−DCNl                   
/B:2  6−DCNB=94.7:0.8:4.5
である。n−ヘキサノールはDCNBの溶媒として一使
用したもので、擬似移動床による吸着分離操作の際の吸
着剤どしても使用Cぎる。また、n−ノナンはガスクロ
マ1〜グラフイ一分析での内栓物質どして添加したもの
で、上記実験条件下では実質的に不活性な物質である。
吸着剤と接触させた後の液相混合物の組成をガスクロマ
トグラフィーにより分析し、DCNB異性体間の吸着選
択率αを求めた。
結果を表1に示す。
実施例2 実施例1で用いたDCNBの溶媒であるn−ヘキサノー
ルをアニソールに代えて実験した。他の実験条件は実施
例1ど同様である。実験により得られたDCNB異性体
間の吸着選択率を表1に示す。
実施例3 実施例1で調製したに−X型吸肴剤に含まるカチオンの
50/2mo1%に相当する硝酸バリウムを含む水溶液
で1回イオン交換し、0.58a −に−X吸着剤を調
製した。実施例1に承り方法により該吸着剤のDCNB
異性体間の吸着選択率を測定した。
結果を表1に示す。
実施例4 実施例1で調製したに−Y型吸肴剤を内径4mmφ、長
さ1200mmの管に充てんし、n−ヘキサノールと十
分接触させた後、mix −DCNB : n−ヘキサ
ノール−50:50[Wt比]からなる混合液を約1.
3CC注入し、引続いてn−ヘキサノールを約90cc
/hr (20°C)で送液し展開した。
このとき該吸着剤弁てん管内で展開されたm1x−DC
NBの流出液を、流出時間毎にガスクロマトグラフィー
で分析した結果を第1図に示す。使用したmix −D
CNBは実施例1で使用したものと同一のものである。
なお、第1図では2,6−DCNBおJ:び2 5−D
CNBの濃度を10倍にして作図した。
以  下  余  白
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例をカスクロマトグラフィー
で分析した結果である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも2種以上のジクロルニトロベンゼン異性体を
    含むジクロルニトロベンゼン異性体混合物を分離するに
    際して、該異性体混合物をホージャサイト型ゼオライト
    系吸着剤と接触させることを特徴とするジクロルニトロ
    ベンゼン異性体の分離方法。
JP2197285A 1985-02-08 1985-02-08 ジクロルニトロベンゼン異性体の分離方法 Granted JPS61183248A (ja)

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