JPS61174180A - 繊維補強セメント結合板のセメント硬化促進法 - Google Patents

繊維補強セメント結合板のセメント硬化促進法

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JPS61174180A
JPS61174180A JP61011842A JP1184286A JPS61174180A JP S61174180 A JPS61174180 A JP S61174180A JP 61011842 A JP61011842 A JP 61011842A JP 1184286 A JP1184286 A JP 1184286A JP S61174180 A JPS61174180 A JP S61174180A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維で補強され、セメントで結合された板或は
像Ｌｐｒｏｆｉｌｅ　）のセメントの硬化を促進する方
法に関する。
セメントの硬化を促進するために、いわゆる炭酸化法（
ｃａｒｂｏｎｔｚａｔｔｏｎ　　ｐｒｏｃｅｓｓ　）が
コンクリート及びセメント工業で適用されてきたことは
よく知られた事実である。
その方法の本質的特徴は、セメントモルタル及び水と混
合されたセメント中にかなりの割合で存在するＣａ（Ｏ
Ｈ）ｚ化合物がＣＯ２ガスの影響化で石灰石へ転化する
という点に存在する。この方法、即ち炭酸化は非常に迅
速に行われ、それによって得られる石灰石の分子を相互
に結合する結合は非常に強いので、コンクリートの強度
は水和過程が未だ始まっていないにもかかわらず、２８
日の熟成強度の約３５〜５０％に達することがある。
炭酸化法及び適用法は、米国特許 第１０９，６６９号、第３．４６８，９９３号、第４．
３６２．６７９号及び 第４，０９３，６９０号、及び英国特許第１．４６０．
２８４号、スエーデン特許第１１０．７９２号、スイス
特許 第５８４．６６６号に詳細に記述されている。
上に列挙した特許から今迄に次のことが明らかになって
いる。
一一般に、セメントを含有し、炭酸化すべき材料は、閉
鎖することができる場所に配列しなければならない。
一上記場所にＣＯ２ガスを導入することにより過圧を確
立し、それと同時にＣＯ２ガスがその中に保存されたセ
メント含有材料の気孔中に浸透する。
一閉鎖することができる場所で、先ず空気を排出して真
空にし、然る後ＣＯ２ガスを導入する。
その結果ＣＯ２ガスがその中に保存されているセメント
含有材料の気孔中に容易に浸透する。
しかし炭酸化工程を実現するのに役立つ既知の用いられ
ていた技術的解決法には、セメント結合ＩＩＭ材料の取
扱いにどうしても閉鎖空間が必要で、その建造に非常に
費用がかかる限り、無視できない欠点が含まれている。
更に当業者にとってさえも最も複雑な仕事である適切な
気密な密封を得るのに問題が存在する。
本発明の目的は、繊維補強され、セメント結合された板
及び像のセメントの硬化する方法で、それによって既知
の欠点が除かれ、その適用によって簡単な技術を用いて
操作し、処理すべき材料の性質を利用して、全ての点で
適用条件に合致する生成物を得ることができるような硬
化方法を与えることである。
ｍ維補強セメント材料組成物は、炭酸化を実現する過程
で閉じた空間を確立するのによく用いることができる多
くの有利な性質を有することが見出されている。
第一に、どんなものから得られたものにせよ、［１材料
は常に弾力性を有する特徴をもっことを指摘したい。
更に別の有利な特徴は、繊維材料から水含有量を少なく
して（３０〜６０％の範囲）セメント結合したｍＨ材料
は緻密でない嵩ばった状態にあり、それらは加圧するこ
とができ、それを加圧するのに力を加えなければないな
いという点にある。一般に、ゆるく嵩ばったものは製造
された生成物の最終的嵩より２〜３倍大きい。
加圧したセメント結合繊維材料はセメントが硬化する前
に加圧力を止めると多少なりともはね返る（之は体積の
増加を意味する）。
従って本発明の本質は、セメント結合ａｌｌｔＭ材料の
前記特徴を利用することによって、側面の閉鎖を繊維材
料自体によりもつとも容易なやり方で解決することがで
き、その結果、閉じた空間を次のような仕方で繊維材料
の内部に形成することができるというｉ！！ＩＩに基い
ている。
製造すべき生成物の縁に、即ちフランジ状の状態の四つ
の側面に、セメント結合された繊維材料がプレスの加圧
盤上に設置されているフランジによって、通常の厚さよ
り薄い厚さまで圧搾される。
製造すべき生成物の縁に、即ちフランジ状の状態の四つ
の側面に、比較的多量の繊維材料が導入され、それによ
って通常の厚さ迄それを圧搾した後、増大した密度をも
つ材料部分が得られ°る。
前記解決法のどれが用いられようとも、セメント含有繊
維材料上の縁に、フランジ状に、増大した密度をもつ繊
維材料が形成され、それはそのフランジ内の繊維材料よ
りもガスに対する透過性が低い。適切に選択された密度
により、炭酸塩化の実施に必要な気密さを得ることがで
きる。
本発明による方法は、付図を参照して、好ましい実施態
様により詳細に説明する。
実施例１ 加圧盤１及び２はは水圧プレスの部品である。
プレスの水圧円筒は加圧盤２の上げ下げを行う。
前記加圧盤の内側には夫々縦方向及び横方向に孔８が形
成されていて、それに、加圧盤１．２の表面に垂直に更
に孔９が結合されている。加圧盤１の孔８の出口には、
タップ３及び４が配備されている。加圧盤２の孔８はタ
ップ５と通じている。
板６には湿潤したセメント含有繊維材料が乗っており、
その板の助けにより、繊維材料がプレスの加圧盤の間に
置かれている。板６の四つの側縁は、数ｃｍの幅で孔が
おいておらず、一方残りの部分には篩の特性をもつ接近
してあいた孔が形成されている。孔のおいていない領域
は同時にその有孔板と加圧盤との間の両側を密封する機
能を果し、材料の品質と処理を適切に選択すべきである
。
加圧すべきセメント含有繊維材料は板６上に散布される
。前述の如く、四つの側面全ての繊維材料のフランジに
増加した量の繊維材料を適用する。
プレスを操作しながら、ゆるい繊維材料を加圧した状態
とする。圧搾中、ｌＩｉ［材料の気孔から空気がタップ
３を経て逃げる。圧力に対して繊維材料はプレスの加圧
盤ヘブレスされる。その力は繊維のはね返る力の大きさ
に対応しており、その結果加圧盤の表面に気密な条件が
達成される。プレスが繊維材料を製造体積迄圧搾すると
直ちにタップ３が閉じられる。この状態で繊維材料の二
枚の板がプレスの加圧盤によって閉じられ、一方繊維材
料の横の面が増大した密度をもつフランジの影響で気密
になる。そこでタップ５を開き、ＣＯ２ガスを板６を経
てセメント含有繊維材料へ導入する。ガスは過圧状態に
あり、繊維材料の気孔中に残っている空気を加圧盤の気
孔中へ移し、その結果炭酸化状態が確立される。炭酸化
工程が完了した後、水蒸気をセメント含有１１Ｍ材料中
へ導入することができ、水和の安全な完結を促進する。
実施例２ 加圧盤１及び２は水圧プレスの部品である。プレスの水
圧シリンダーは加圧盤２の上げ下げをする。加圧！！！
１は動かず、それは固定されている。
加圧５１１の内側には長手方向と横方向の孔８が形成さ
れており、それに更に孔９が接続され、加圧盤の表面に
垂直に走っている。加圧盤１の内側の孔は、タップ３，
４が設けられている二つの出口を有する。加圧盤は非中
空であり、その中に孔は含まれていない。板５には湿潤
した繊維材料が乗っており、その助けによって材料はプ
レスの加圧盤間に置かれている。
板６の四つの全ての側面に３〜４ｃｍ幅の孔のない領域
があり、残りの部分には近接した孔が形成されていて、
篩の性質を有する。両側の孔のない領域は同時に密封の
機能を果し、材料と処理はこの意味で選択されるべきで
ある。
圧搾すべき湿潤セメント含有繊維材料７は板１０上に散
布される。板６の孔のおいていない領域の下の板１０の
四つの全ての縁に供給された材料の爾は約１０〜１５％
増大する。
水圧プレスが操作されると繊維材料は加圧された状態に
なり、空気が圧搾された繊維材料の気孔を出る。上述の
如く１０〜１５％過剰の材料は比較的大きな嵩密度を有
する繊維材料であり、その結果、次の工程で密封部とし
て働くフランジが形成される。プレスを閉じると、置き
換えられた空気は板６の孔のあいた部分からタップ３を
経て放出される。
繊維材料は最終生成物の大きさより小さい体積へ加圧さ
れる。この場合、プレスの加圧盤間に横たわる繊維材料
は、最終的体積の状態にある場合よりも少ない孔を含み
、一方プレスの加圧盤は、繊維材料の緩和圧力と釣合い
を保っている。
ここでタップ４を開け、ＣＯ２ガスを加圧盤１の孔８，
９中に流入させる。ＣＯ２ガスは前記孔中に残っていた
空気とタップ３を通って置換される。ガスによる空気排
気が終った後、タップ３を閉め、然る後加圧ピストン中
の水圧を、加圧盤が離れ、繊維材料が最終的大きさへは
ね返らせるような程度迄減少させる。その緩和の結果、
繊維材料内部に沈下孔が形成され、それへのＣＯ２ガス
の浸透が促進される。ＣＯ２ガス流は一層高い圧力（約
１５〜２０気圧）のガスを導入することにより強めるこ
とができる。
炭酸塩化を実現するため二つの開発された方法のどちら
でも用いられ、その方法は１０＋ａｍの板厚で３．５〜
４分間行われる。セメント結合した繊維材料の前処理硬
化は２８日強度の４０〜５０％に達する。化学的工程中
に用いられるＣＯ２ガスは、繊維材料に混合されたセメ
ントの重量の８〜１０％に達する。
【図面の簡単な説明】
第１　ａ図は、プレスの加圧盤上に取り付けられたフラ
ンジを示し、プレスを開いた状態で、その状態に関する
物理的及び機械的特性を示す概略的側面図である。 第１　ｂ図は、第１　ａ図と同じではあるが、プレスの
閉じた状態を示す概略的側面図である。 第２　ａ図は、プレスを開いた状態で、フランジに一層
多量の繊維材料を供給することによって得られたフラン
ジ付の同じ仕上り製品を示す概略的側面図である。 第２　ｂ図は、第２　ａ図と同じではあるがプレスを閉
じた状態の概略的側面図である。 第３図は実施例１による手段を例示する概略的断面図で
ある。 第４図は実施例２による手段を例示する概略的断面図で
ある。 １．２・・・加圧盤、３．４・・・タップ、６．１０・
・・板、７・・・セメント含有繊維材料、８．９・・・
孔。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）繊維補強及びセメント結合された板及び像の硬化
    を促進する方法において、水、セメント及び繊維材料を
    含む既知の組成物の材料複合物をプレスの加圧板間に入
    れ、加圧し、その間にプレスと同時に比較的密度の高い
    フランジを、製造すべき像上に形成し、気密又は準気密
    な限定表面間でそのようにして形成された物体をＣＯ＿
    ２ガスで炭酸化し、然る後、加圧力を低下させることを
    特徴とするセメント硬化促進法。
  2. （２）縁の周囲に比較的大きな密度が局部的な加圧の程
    度を増加することによつて生ずることを特徴とする前記
    第１項に記載の方法。
  3. （３）縁の周囲の密度が板に供給された繊維材料を増加
    することによつて増加されることを特徴とする前記第１
    項に記載の方法。
  4. （４）限定表面の一つの周囲、好ましくは限定表面の上
    に存在する閉じた空間中に過圧されたＣＯ＿２ガスを用
    いることにより繊維材料の孔から空気が排除されること
    を特徴とする前記各項のいずれか１項に記載の方法。
  5. （５）ＣＯ＿２ガスが製造すべき像の境界表面の間に導
    入され、一方圧力を低下することにより、繊維材料をは
    ね返らせ、その中に沈下孔を形成させることを特徴とす
    る前記各項のいずれか１項に記載の方法。
JP61011842A 1985-01-23 1986-01-22 繊維補強セメント結合板のセメント硬化促進法 Granted JPS61174180A (ja)

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