JPS61166385A - 菜種粕の処理法 - Google Patents
菜種粕の処理法Info
- Publication number
- JPS61166385A JPS61166385A JP60007056A JP705685A JPS61166385A JP S61166385 A JPS61166385 A JP S61166385A JP 60007056 A JP60007056 A JP 60007056A JP 705685 A JP705685 A JP 705685A JP S61166385 A JPS61166385 A JP S61166385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rapeseed meal
- rapeseed
- aspergillus
- koji
- rapeseed cake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Fodder In General (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は菜種粕の処理法に関するものであり、菜種粕中
に存在するチオゲルコシル−トを除去する方法に関する
。
に存在するチオゲルコシル−トを除去する方法に関する
。
菜llN子にはプロゴイトリン(Progojtr直n
)。
)。
グルコナピン(Gluconapin) sグルコブラ
シカナビン(Glucobrassjcanapjn)
などのチオゲルコシル−トがかなり多量に含有される。
シカナビン(Glucobrassjcanapjn)
などのチオゲルコシル−トがかなり多量に含有される。
プロゴイトリンの加水分解生成物の一つであるゴイトリ
ノは抗甲状腺物質としてよく知られている。
ノは抗甲状腺物質としてよく知られている。
したがって、高水準のチオゲルコシル−トを含有するナ
タネ粕を動物飼料の蛋白質源として使う場合には使用量
を制限されている。チオゲルコシル−トの除去方法とし
て、高温通温加熱する方法(特開昭49−115885
号)、含硫アミノ酸を添加する方法(特開昭55−70
58号)、アルカリ性の条件で熱水抽出する方法(間u
stakas、 G、 C,、at al、、 J、^
mer。
タネ粕を動物飼料の蛋白質源として使う場合には使用量
を制限されている。チオゲルコシル−トの除去方法とし
て、高温通温加熱する方法(特開昭49−115885
号)、含硫アミノ酸を添加する方法(特開昭55−70
58号)、アルカリ性の条件で熱水抽出する方法(間u
stakas、 G、 C,、at al、、 J、^
mer。
Oil Chew、 Soc、 45. 53〜58)
などが知られているが条件が苛酷であり、育効性リジン
の分解等が起こり、栄養低下の原因となっていた。本発
明者らは菜種相中のチオゲルコシル−トを除去する他の
方法を種々検討した結果、アスペルギルスI!lWを用
いて製麹することによりチオゲルコシル−トが分解され
ることを発見し本発明を完成するに至った。
などが知られているが条件が苛酷であり、育効性リジン
の分解等が起こり、栄養低下の原因となっていた。本発
明者らは菜種相中のチオゲルコシル−トを除去する他の
方法を種々検討した結果、アスペルギルスI!lWを用
いて製麹することによりチオゲルコシル−トが分解され
ることを発見し本発明を完成するに至った。
本発明で用いる菜種粕はBrassica napus
及びB、 cawpestrisなどの菜1iii子よ
り採油した粕であれば、品質、起源などどのようなもの
でもよい。採油方法については圧搾法、抽出法など特に
限定するものではない。
及びB、 cawpestrisなどの菜1iii子よ
り採油した粕であれば、品質、起源などどのようなもの
でもよい。採油方法については圧搾法、抽出法など特に
限定するものではない。
アスペルギルス属菌としてはアスベルギルス−シ、ドウ
イー(Asp、 sydowi) 、アスペルギルス・
オリーゼ−(^sp、oryzae) 、アスペルギル
ス・ツヤ−(Asp、 5ojae)などの黄麹閉、ア
スペルギルス・ア7そり(Asp、 awa■ori)
、アスペルギルス・カワチ(Asp、 kawach
ll) 、アスペルギルス・イヌイ(Asp、 1nu
ii)などの白麹菌、アスペルギルス・ニガー(Asp
、 niger)などの黒麹菌を挙げることができる。
イー(Asp、 sydowi) 、アスペルギルス・
オリーゼ−(^sp、oryzae) 、アスペルギル
ス・ツヤ−(Asp、 5ojae)などの黄麹閉、ア
スペルギルス・ア7そり(Asp、 awa■ori)
、アスペルギルス・カワチ(Asp、 kawach
ll) 、アスペルギルス・イヌイ(Asp、 1nu
ii)などの白麹菌、アスペルギルス・ニガー(Asp
、 niger)などの黒麹菌を挙げることができる。
特に黄麹菌に属する苗はチオグルコシダーゼ活性が優れ
ている。
ている。
菜種粕に、アスペルギルス属菌をtf一種し、製麹する
。菜種粕を予め水分含ff125ないし40%、好まし
くは30ないし35%に調整した後接種すればよい。水
分調整後、必要に応じて105℃15分程度の蒸分根行
ない殺菌しておけば菌が好ましく増殖する。アスペルギ
ルス属菌の胞子を接iI後、15ないし40℃好ましく
は30ないし35℃にて、2日ないし10日間製麹する
ことによりチオゲルコシル−トが分解される。菌の接種
量は生育原料(菜種粕)1gに対し105程度の胞子数
であればよい。
。菜種粕を予め水分含ff125ないし40%、好まし
くは30ないし35%に調整した後接種すればよい。水
分調整後、必要に応じて105℃15分程度の蒸分根行
ない殺菌しておけば菌が好ましく増殖する。アスペルギ
ルス属菌の胞子を接iI後、15ないし40℃好ましく
は30ないし35℃にて、2日ないし10日間製麹する
ことによりチオゲルコシル−トが分解される。菌の接種
量は生育原料(菜種粕)1gに対し105程度の胞子数
であればよい。
更に菜種粕に皺を添加することによって菌糸がよく増殖
し蛋白質の分解が促進され、飼料として特に好ましいも
のが得られる。
し蛋白質の分解が促進され、飼料として特に好ましいも
のが得られる。
実験例
φ16龍の試験管に下記組成(1を当り)の培地を3M
ずつ分注したものを液体培地として用いた。
ずつ分注したものを液体培地として用いた。
酵母エキス1 g 1K)IllPO42g s (N
H4)25O41gs NaNO30,9gs MgS
O44HsO0,9g。
H4)25O41gs NaNO30,9gs MgS
O44HsO0,9g。
CaCl20.3 g s Fructose 5
g 、 Mcllvainebuyer pH8,5
200M Sinigrin (東京化成製GR)
1 g、 pH8,5 この液体培地で、30℃、2週間表1に示すカビを培養
後、残存Sinigrinffiをグルコスタット(g
沢メディカルサプライ■発売)によって求め、逆にSi
nigrinの消費率すらThioglucosida
se活性を推定した。結果を表1に示す。
g 、 Mcllvainebuyer pH8,5
200M Sinigrin (東京化成製GR)
1 g、 pH8,5 この液体培地で、30℃、2週間表1に示すカビを培養
後、残存Sinigrinffiをグルコスタット(g
沢メディカルサプライ■発売)によって求め、逆にSi
nigrinの消費率すらThioglucosida
se活性を推定した。結果を表1に示す。
表1 カビのSinigrin消費
培堆中のSinigrinは、カビの分詔する酵素(S
inigrlnase、一般的にはβ−丁hioglu
cosidase)によってalkyl −1sot旧
ocyanateとグルコースおよび酸性硫酸カリウム
を生成し、グルコースはカビ生育の炭素源として利用さ
れる。したがってSinfgrin消費率はThiog
lucosidase活性の指標とみなし得る。Asp
、 sydowi、 Asp、 oryzae、 A
sp、 5ojaeは、いずれもほとんど100%のS
inigrin消費率を示し、Th10g1LICO8
idase活性が最も強力なことを認めた。
inigrlnase、一般的にはβ−丁hioglu
cosidase)によってalkyl −1sot旧
ocyanateとグルコースおよび酸性硫酸カリウム
を生成し、グルコースはカビ生育の炭素源として利用さ
れる。したがってSinfgrin消費率はThiog
lucosidase活性の指標とみなし得る。Asp
、 sydowi、 Asp、 oryzae、 A
sp、 5ojaeは、いずれもほとんど100%のS
inigrin消費率を示し、Th10g1LICO8
idase活性が最も強力なことを認めた。
実施例1
スウェーデン産菜種をコーヒーミルで粗く粉砕した後、
ヘキサンで脱脂してナタネ粕を得た。
ヘキサンで脱脂してナタネ粕を得た。
ナタネ拍に撒水して水分31.619Aに調整した後、
105℃、15分の蒸煮を行ない、30 ”Cにまで冷
却してから、表2に示すカビの胞子を接種し、シャーレ
内で、30”C13〜7日間製麹を行なった。白カラン
より調製したミロシナーゼ(Thioglucosid
ase)を加えてナタネ粕中のグルコシル−トを加水分
解し、これをチオ尿素化したものと、生成cottrt
n(5−vinyloxazolidine −2−t
hion以下roZTJと略記)のUV吸収を測定した
。前者(1sothiocyanateとOZTを併せ
たもの、即ち全ゲルコシル−トの加水分解物)は、3−
butenylisothiocyanate(以下
r3−BITCJと略記)として、後者はOZTあるい
はProgoitrinの量として表示した*(Wet
ter & voung、 J、 Amer。
105℃、15分の蒸煮を行ない、30 ”Cにまで冷
却してから、表2に示すカビの胞子を接種し、シャーレ
内で、30”C13〜7日間製麹を行なった。白カラン
より調製したミロシナーゼ(Thioglucosid
ase)を加えてナタネ粕中のグルコシル−トを加水分
解し、これをチオ尿素化したものと、生成cottrt
n(5−vinyloxazolidine −2−t
hion以下roZTJと略記)のUV吸収を測定した
。前者(1sothiocyanateとOZTを併せ
たもの、即ち全ゲルコシル−トの加水分解物)は、3−
butenylisothiocyanate(以下
r3−BITCJと略記)として、後者はOZTあるい
はProgoitrinの量として表示した*(Wet
ter & voung、 J、 Amer。
0目 Chew、 Soc、、 53. 1 82
〜1 84)別に、ナタネ粕に上述のミロシナーゼを
作用させ、解裂グルコースをグルコスタットによって測
定し、 progottrtn量として表示することも
併せ行なった。(Van Etten et at、、
J、 Agr、 FoodChe+s、、 22.4
84〜487)蒸煮ナタネ粕、出麹の水分は140℃、
1時間の乾燥法、全糖は2.5%塩酸中で3時間加水分
解後、生成グルコースをグルコスタットで測定して求め
た。全窒素はケルチック法、ホルモール窒素は試料の熱
湯抽出液を作製し、常法によった。
〜1 84)別に、ナタネ粕に上述のミロシナーゼを
作用させ、解裂グルコースをグルコスタットによって測
定し、 progottrtn量として表示することも
併せ行なった。(Van Etten et at、、
J、 Agr、 FoodChe+s、、 22.4
84〜487)蒸煮ナタネ粕、出麹の水分は140℃、
1時間の乾燥法、全糖は2.5%塩酸中で3時間加水分
解後、生成グルコースをグルコスタットで測定して求め
た。全窒素はケルチック法、ホルモール窒素は試料の熱
湯抽出液を作製し、常法によった。
また、油分はエーテルを用いてンックスレー抽出器で抽
出を行ない、秤量によって求めた。
出を行ない、秤量によって求めた。
^sp、 sydowl (S −7およびS−10)
の麹におけるゲルコシル−トの消長を表2に示した。
の麹におけるゲルコシル−トの消長を表2に示した。
表2 ^Sp、 sydowtを使用した菜種粕麹にお
けるゲルコシル−トの消長(乾物中の%) ()内は蒸煮ナタネ相中の含量を100としたときの%
ナタネ粕中のゲルコシル−トの主体をしめるProgo
iLrin (OZ T結合態として測定)は蒸煮ナタ
ネ粕に1.32%含有されるが、5日後のS−7の出麹
では0.31%(蒸煮ナタネ粕中の23.5%)に、S
−10の出麹では0.54%(同40.9%)に減少
し、逆にOZT (遊jll)は蒸煮ナタネ粕に0.0
8%含まれたものが出麹S−7,5−10では0.37
%、0゜14%に増加していた。これは^sp、 sy
dowiの生成するTh iog Iucos 1da
seによって、Progoitrin−+ OZ T
(Goitrln)への加水分解がかなり行なわれたこ
とを示すものであるが、遊@ OZ Tと結合f!!0
ZT(残留Pro(oitrin中のもの)を併せたO
ZTの総量は、ナタネ粕中のものに比べて著しい減少は
みられなかった(S−7麹で95.8%、5−10麹で
64.6%残存)。
けるゲルコシル−トの消長(乾物中の%) ()内は蒸煮ナタネ相中の含量を100としたときの%
ナタネ粕中のゲルコシル−トの主体をしめるProgo
iLrin (OZ T結合態として測定)は蒸煮ナタ
ネ粕に1.32%含有されるが、5日後のS−7の出麹
では0.31%(蒸煮ナタネ粕中の23.5%)に、S
−10の出麹では0.54%(同40.9%)に減少
し、逆にOZT (遊jll)は蒸煮ナタネ粕に0.0
8%含まれたものが出麹S−7,5−10では0.37
%、0゜14%に増加していた。これは^sp、 sy
dowiの生成するTh iog Iucos 1da
seによって、Progoitrin−+ OZ T
(Goitrln)への加水分解がかなり行なわれたこ
とを示すものであるが、遊@ OZ Tと結合f!!0
ZT(残留Pro(oitrin中のもの)を併せたO
ZTの総量は、ナタネ粕中のものに比べて著しい減少は
みられなかった(S−7麹で95.8%、5−10麹で
64.6%残存)。
つまり、ナタネ粕中の抗甲吠腺物質として有害なGoi
trinの除去の効果は少ないことがわかった。
trinの除去の効果は少ないことがわかった。
3−BITCはナタネ粕中のGluconapinおよ
びProgoitrlnを併せたもの、すなわち全ゲル
コシル−トをこのインチオシアネートとして表わしたも
ので、上述のProgoitrin同様、Glucon
apin−+ 3−BITCへの加水分解はかなり行な
われるが、3−BITCの総量が、S−7の出麹では蒸
煮ナタネ相に対して60%、5−10の出麹54.5%
にとどまる点から、3−BITCの杯数あるいは分解消
失は比較的少ないと思われる。
びProgoitrlnを併せたもの、すなわち全ゲル
コシル−トをこのインチオシアネートとして表わしたも
ので、上述のProgoitrin同様、Glucon
apin−+ 3−BITCへの加水分解はかなり行な
われるが、3−BITCの総量が、S−7の出麹では蒸
煮ナタネ相に対して60%、5−10の出麹54.5%
にとどまる点から、3−BITCの杯数あるいは分解消
失は比較的少ないと思われる。
なお、表2にはグルコースの定量による製麹中のゲルコ
シル−ト、と(にProgoitrinの消長追跡の結
果も示したが、蒸璧ナタネ粕にかな妙の量の遊離グルコ
ースが含まれるため、やや不明確ではあるが、O2T測
定結果からの消長とほぼ一致していた。
シル−ト、と(にProgoitrinの消長追跡の結
果も示したが、蒸璧ナタネ粕にかな妙の量の遊離グルコ
ースが含まれるため、やや不明確ではあるが、O2T測
定結果からの消長とほぼ一致していた。
実施例2
^sp、 oryzae (S −3)を用い実施側型
と同様にしてナタネ粕におけるゲルコシル−トの消長を
測定した。結果を表3に示した。
と同様にしてナタネ粕におけるゲルコシル−トの消長を
測定した。結果を表3に示した。
蒸煮ナタネ相申に1.75%含まれるProgoitr
inは3日後の出麹で全く検出されなかった。また、P
rogoitrinの解裂によって生成した遊離OZT
は表3 Asp、 oryzaeを使用した菜種粕麹
におけるゲルコシル−トの消長 蒸煮ナタネ粕中よりわずかに増加して (0,17%)
はいるが、O2T総琶は蒸煮ナタネ粕中の29.3%に
減少していた。さらに、7日後の出麹では遊1i11i
0ZTは0.03%に、OZT総量は5.2%に減少し
ていた。このことは、Asp、 oryzaeの製麹で
は、3日後に、すでにこのカビのThioglu−co
sidaseによってProgoitrlnがすべてG
oitrnにまで解裂されるとともに、Go[trin
がさらに完全に分解、消失することがわかった。
inは3日後の出麹で全く検出されなかった。また、P
rogoitrinの解裂によって生成した遊離OZT
は表3 Asp、 oryzaeを使用した菜種粕麹
におけるゲルコシル−トの消長 蒸煮ナタネ粕中よりわずかに増加して (0,17%)
はいるが、O2T総琶は蒸煮ナタネ粕中の29.3%に
減少していた。さらに、7日後の出麹では遊1i11i
0ZTは0.03%に、OZT総量は5.2%に減少し
ていた。このことは、Asp、 oryzaeの製麹で
は、3日後に、すでにこのカビのThioglu−co
sidaseによってProgoitrlnがすべてG
oitrnにまで解裂されるとともに、Go[trin
がさらに完全に分解、消失することがわかった。
3−BITCの消長から、ナタネ粕中のGluco−n
apinあるいは全ゲルコシル−トは3日後の出麹です
でに完全にインチオシアネートにまで分解され、さらに
7日後の出麹ではこのインチオシアネートもほとんど完
全に消失することがわかった。
apinあるいは全ゲルコシル−トは3日後の出麹です
でに完全にインチオシアネートにまで分解され、さらに
7日後の出麹ではこのインチオシアネートもほとんど完
全に消失することがわかった。
以上の結果から、Asp、 oryzaeを用いた製麹
により、ナタネ粕中のチオゲルコシル−ト、とくに抗甲
吠腺物質Goitrinを含むProgoitrinを
完全に除去することが可能なことを児い出した。
により、ナタネ粕中のチオゲルコシル−ト、とくに抗甲
吠腺物質Goitrinを含むProgoitrinを
完全に除去することが可能なことを児い出した。
なお、表3中に示したように、製麹中にホルモール窒素
あるいは蛋白質の増加がみられた。前者は^sp、 o
ryzaeのプロテアーゼの作用、また後者はこのカビ
の菌体増加によるものとみなされ、チオゲルコシル−ト
の除去とともにナタネ粕の飼料価値の向上が期待できる
。
あるいは蛋白質の増加がみられた。前者は^sp、 o
ryzaeのプロテアーゼの作用、また後者はこのカビ
の菌体増加によるものとみなされ、チオゲルコシル−ト
の除去とともにナタネ粕の飼料価値の向上が期待できる
。
実施例3
表4は生菜種粕または蒸煮菜種粕を製麹原料とし、実験
例のAsp、 oryzae (S −3)または市販
種麹を接種し4日間製麹を行なった際のゲルコシル−ト
の消長を示したものである。
例のAsp、 oryzae (S −3)または市販
種麹を接種し4日間製麹を行なった際のゲルコシル−ト
の消長を示したものである。
表4−1 (蒸煮せずに製麹)
京(235,245,255nm) 本草(230,
245,200nm>本水車ヒグチモヤシ使用表4−2
(蒸煮したものを製麹) 京(235,245,255nm)水車(230,24
5,2(tons>本本本ヒグチモヤシ使用いずれも完
全にナタネ粕中のゲルコシル−トが除去されていた。
245,200nm>本水車ヒグチモヤシ使用表4−2
(蒸煮したものを製麹) 京(235,245,255nm)水車(230,24
5,2(tons>本本本ヒグチモヤシ使用いずれも完
全にナタネ粕中のゲルコシル−トが除去されていた。
実施例4
表5は蒸煮菜種粕に皺を5fff量%および10重量%
添加したものをaiI原料とし、実験例のAsp。
添加したものをaiI原料とし、実験例のAsp。
oryzae (S −3)を接種し4日間製麹した際
のゲルコシル−トの消長を示したものである。
のゲルコシル−トの消長を示したものである。
表 5
京(230,245,200nm) 水車 ^s
perg[l Ius oryzae S−3使用いず
れも完全にナタネ粕中のゲルコシル−トは除去されてい
た。これらの菜種粕は蛋白質の分解が進んでいることが
示唆された。
perg[l Ius oryzae S−3使用いず
れも完全にナタネ粕中のゲルコシル−トは除去されてい
た。これらの菜種粕は蛋白質の分解が進んでいることが
示唆された。
Claims (2)
- (1)菜種粕にアスペルギルス属菌を接種し、製麹する
ことを特徴とする菜種粕の処理法。 - (2)アスペルギルス属菌が、黄麹菌である特許請求の
範囲第(1)項記載の処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007056A JPH0616678B2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 菜種粕の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007056A JPH0616678B2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 菜種粕の処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166385A true JPS61166385A (ja) | 1986-07-28 |
JPH0616678B2 JPH0616678B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=11655407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60007056A Expired - Lifetime JPH0616678B2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 菜種粕の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616678B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011760A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Nisshin Oillio Group Ltd | 高蛋白質低グルコシノレート菜種ミールの製造方法。 |
CN105628838A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-06-01 | 吉林福康药业股份有限公司 | 一种蒲地蓝消炎片中板蓝根的检测方法 |
CN113229399A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-10 | 四川生力源生物工程有限公司 | 一种生物降解菜籽粕毒素并提高其营养价值的方法 |
CN114698726A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-05 | 播恩集团股份有限公司 | 一种低毒素高营养菜籽粕、分段发酵降解菜籽粕毒素的方法及应用 |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP60007056A patent/JPH0616678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011760A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Nisshin Oillio Group Ltd | 高蛋白質低グルコシノレート菜種ミールの製造方法。 |
CN105628838A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-06-01 | 吉林福康药业股份有限公司 | 一种蒲地蓝消炎片中板蓝根的检测方法 |
CN113229399A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-10 | 四川生力源生物工程有限公司 | 一种生物降解菜籽粕毒素并提高其营养价值的方法 |
CN113229399B (zh) * | 2021-04-28 | 2024-02-02 | 四川生力源生物工程有限公司 | 一种生物降解菜籽粕毒素并提高其营养价值的方法 |
CN114698726A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-07-05 | 播恩集团股份有限公司 | 一种低毒素高营养菜籽粕、分段发酵降解菜籽粕毒素的方法及应用 |
CN114698726B (zh) * | 2022-04-01 | 2022-11-25 | 播恩集团股份有限公司 | 一种低毒素高营养菜籽粕、分段发酵降解菜籽粕毒素的方法及应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616678B2 (ja) | 1994-03-09 |
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