JPS6115423Y2 - - Google Patents

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JPS6115423Y2
JPS6115423Y2 JP14486881U JP14486881U JPS6115423Y2 JP S6115423 Y2 JPS6115423 Y2 JP S6115423Y2 JP 14486881 U JP14486881 U JP 14486881U JP 14486881 U JP14486881 U JP 14486881U JP S6115423 Y2 JPS6115423 Y2 JP S6115423Y2
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JP
Japan
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heat
attached
section
fin
shaped
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JP14486881U
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JPS5852467U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は放熱器とりわけヒートパイプを用い
て放熱器に関する。
トランジスタやICの放熱は、音響機器、コン
ピユータなどの分野で大きな問題である。従来こ
の種の放熱器としては、第2図に示すように、前
後両端に水平断面L字形の間隔保持用屈曲部21
を有する多数枚のフイン22がヒートパイプ23
の凝縮部に装着されたものが提案されていた。し
かしこの場合、フインどうしは固着されていない
ため、放熱器は構造的に極めて不安定なものとな
つた。
この考案は、上記のような点に鑑みてなされた
もので、フイン相互を確実に固着して、構造的に
安定性のよい放熱器を提供することを目的とす
る。
以下、この考案による放熱器を図示の実施例に
より具体的に説明する。なお、この明細書におい
て前後関係は第1図を基準とし、同図中の矢印A
方向を前方と称することとする。
この考案による放熱器は、第1図に示すよう
に、一対の平行な直管部1a,1bを含むループ
状管の内部が真空状となされるとともにこの内部
に気液2相流をなす作動流体が封入されており、
一方の直管部1aが他方の直管部1bより上位に
位置するヒートパイプ1と、下位直管部1bに装
着された熱源取付用の伝熱部材2と、上位直管部
1aに装着された複数枚の放熱フイン3とよりな
るものである。
ループ状管は、ヘアピン管とU型管を突合わせ
溶接することによつて全体として横長だえん形状
に形成せられたものである。作動流体はループ状
管の一端部にあけられた小孔から注入せられる。
小孔は作動流体注入後塞がれる。そしてループ状
管の両端屈曲部が側面からみて傾斜せしめられる
ことにより、一方の直管部1aが上位に、他方の
直管部1bが下位にあり、ともに水平になるよう
になされている。
伝熱部材2は、トランジスタなどの熱源Hを取
付けるための平板状の熱源取付部4と、これの後
面に設けられた横断面C字形の嵌合部5とからな
り、C形嵌合部5の内径は下位直管部1bの外径
に合致している。そして伝熱部材2は、ヘアピン
管とU型管の接合前に、C形嵌合部5に蒸発部に
相当する下位直管部1bが密にはめ込まれること
により、熱源取付部4を前方斜め上向きにして下
位直管部1bに装着せられている。
放熱フイン3は、第1図ロに示すように、前後
両端に水平断面コ字状の間隔保持用折返し部6を
それぞれ有する。またこれはその略中央に、上位
直管部1aの外径に合致する孔径の嵌合孔7を有
し、前側下部は傾斜状の伝熱部材2に当接する切
欠き8を有する。そして放熱フイン3もヘアピン
管とU型管の接合前に、凝縮部に相当する上位直
管部1aが嵌合孔7に密にはめ込まれることによ
り、折返し部6を介して管の長さ方向に一定間隔
で装着されている。
伝熱部材2は垂直断面L字形の放熱器取付け用
の1対の取付板9によつて、両端から挾まれ、ビ
ス10によつて取付板9に固定されている。そし
て放熱器の前面上部には、放熱フイン3の折返し
部6の各前端面にわたり、かつ両端部が取付板9
の側面に至る前部接着テープ11が貼着され、ま
た放熱器の後面の上部および下部には、同じく放
熱フイン3の折返し部6の各後端面にわたり、か
つ両端部が取付板9の側面に至る上下1対の後部
接着テープ12が貼着され、これら接着テープ1
1,12によつて各放熱フインが相互に固着せら
れている。
なお、ヒートパイプは上記実施例のようなルー
プ状のものに限定されず、全体に直管状のもので
もよい。この場合、ヒートパイプは傾斜配置せら
れ、蒸発部に相当する下端側に伝熱部材が取付け
られ、凝縮部に相当する上端側に放熱フインが取
付けられる。また各フインの固定も、上記実施例
のように接着テープによる場合に限定されず。た
とえばろう付、溶接等の接合によつてなされても
よい。
この考案の放熱器によれば、放熱フインは前後
両端に水平断面コ字状の折返し部を有しているの
で、折返し部に間隔保持の役目を持たせることが
でき、そのためフイン間隔の設定を正確かつ容易
になし得て、放熱器の組立てを簡単な作業で行な
うことができる。また1対の折返し部によつてフ
イン相互間に垂直通路が形成されるため、同通路
の煙突作用によつて放熱効果を向上させることが
できる。さらに各放熱フインは、接着部材を介し
てまたは接合により相互に固着されているので、
放熱器を構造的に極めて安定性のよいものとする
ことができ、その結果フイン厚の薄肉化が可能と
なり、材料コスト面の利点も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すもので、同図
イは放熱器の斜視図、同図ロは放熱フインの斜視
図、第2図は従来の放熱フインの斜視図である。 1……ヒートパイプ、1a……凝縮部に相当す
る上位直管部、2……伝熱部材、3……放熱フイ
ン、6……折返し部、11,12……接着テー
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後両端に水平断面コ字状の間隔保持用折返し
    部を有する複数枚の垂直フインが、互いに折返し
    部を介した重合状に並ぶようにヒートパイプの少
    なくとも凝縮部に装着され、各フインが接着部材
    を介してまた接合により相互に固着されている放
    熱器。
JP14486881U 1981-09-28 1981-09-28 放熱器 Granted JPS5852467U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14486881U JPS5852467U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 放熱器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14486881U JPS5852467U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 放熱器

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Publication Number Publication Date
JPS5852467U JPS5852467U (ja) 1983-04-09
JPS6115423Y2 true JPS6115423Y2 (ja) 1986-05-13

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ID=29937817

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JP14486881U Granted JPS5852467U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 放熱器

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62798A (ja) * 1985-03-28 1987-01-06 Nippon Denso Co Ltd 熱交換器
JPS6340769U (ja) * 1986-08-29 1988-03-16
JP5033453B2 (ja) * 2007-03-22 2012-09-26 三洋電機株式会社 除菌装置
JP2011144998A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器、及びこの熱交換器を備えた空気調和機
JP6278613B2 (ja) * 2013-05-16 2018-02-14 古河電気工業株式会社 ヒートシンク
CN107076521B (zh) * 2014-11-10 2019-05-07 古河电气工业株式会社 散热器

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Publication number Publication date
JPS5852467U (ja) 1983-04-09

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