JPS61143574A - 導電性支持物上に溶着した薄い金属被覆の厚さの管理と調節をする方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は導電性の支持物、特に連続的に移動する帯の上
に溶着した薄い金属被覆の厚さの管理と調整に関するも
のである。

本発明は更に詳しくは現所有者が１９８４年ｌθ月２４
日出願したフランス国特許Ｎｏ、８４１８２９０に開示
されているような、導電性支持物上に溶着した薄い金属
被覆の厚さの測定法と装置の特定利用に関するものであ
る。

前記フランス特許に開示されているのは交流電圧によっ
て励磁した磁気回路を金属表面に近づける場合、現われ
る渦電流による電流の加熱効果、即ちジュール効果に相
当するロスの測定によって厚さを測定することを特徴と
する厚さ測定方法である。前記特許は前記方法を実施す
るためのセンサーも開示している。

例えば連続的金属帯めっき装置のように、侵漬式金属被
ＷＩ装置においては、被覆厚さの管理は溶着目体が行な
われる点からは遠隔のある点で行なわれる。かような厚
さの管理には公知の方法の援助１例えばイオン化放射後
方散乱被覆ゲージを具備している。前記の管理装置が提
供する情報は、溶着が行なわれる点の即近において未だ
液状にある被覆の厚さに作用する装置の働きを補正する
ため使用される。

このために、空気式排水装置の名称で公知である装置が
用いられ、その実施態様の一つは添付図面の第１図に垂
直断面図を略図的に示してある。

前記の装置は、液状の溶着によって被覆されたばかりの
帯の上のその衝撃の位置で被覆の過剰金属を、帯が浸さ
れている浴の方へ追い戻す圧力を行使する薄いガス噴流
を用いることにある。前記の第１図では１０で、水準１
２に達し、連続的に帯１４が通過する被覆浴が見られる
。前記帯は余剰金属の層１６を同伴する０層１６を浴内
へ追い戻すためには吹付スロ÷）２４．２４”を備えた
吹付ノズ１８，１８°が帯の何れかの側に薄いガス噴流
を投射する。ノズルへのガスの供給２２のような調整弁
を備えたダクト２０　、２０　’を通して行なわれる。

帯１４上の被覆の残留厚さを変えるためにスロワ１−２
４，２４°を通して吹付けられるガス圧を介して又は吹
付ノズル１８．１８’と帯１４の間の距離を、或は前記
２設定の組合わせを処置する。

被覆厚さ測定装置とガス噴流吹込装置との間に、見出さ
れる被覆厚さに応じて前記装置の帯１４への作用を調整
するために調整ループを備えることができる。かような
Ｅ！！ループは多くの装置に見られるが、測定点と補正
処置が行なわれる点との間の距離が与えられると、調整
処置が遅れ、実際良品質の製品であるその製品の著しい
ロスが、装置が安定的に作動していない期間中（速度の
変動、被覆厚さの故意の変更等）認められる。

実施例として、被覆浴から９０ｍの所に、毎分６０ｍの
速度で運転する系統に配置してある被覆計器の場合は、
測定装置によって確認された被覆厚さの変化の記録に必
要な時間は１分生であり、新しい平衡に達するための時
間は２乃至３分程度であり、これは全部で、２１０乃至
２７０ｍの帯ロスとなる３、５分乃至４．５分程度の運
転時間の撹乱を意味する。損傷した帯によるロスを減ら
す薄いガス噴流の吹付τす装置の数学模型化を導入する
ことによって標準装置の欠点を部分的になおすことがで
きる。然し、これらのことをすべて採用し・でも、６帯
の表面に形成された被覆の横の輪郭に自動的且つ効果的
に作用を及ぼすことは不可能である。

前記の輪郭は装置運転上の、制御の可否にかかわらない
多くのパラメーターに応じて変動しうるし、特に帯の平
担度又はその変形が変更される場合にそうである。この
ために、帯平担度修正機械装置が使用されるが、それら
の効率は低品質の金属薄板の場合は運まかせであること
がわかった。

本発明のねらいは前記の標準装置で遭遇するこれらの欠
点の克服である。

従って本発明の目的は、先ず第一に導電性の支持物上に
溶着した薄い金属被覆の厚さの管理と調整の方法であり
、その方法が、例えば連続的に移動する金属帯のような
支持物上に、前記帯の幾つかの点に形成された被覆厚さ
に関する情報を連続的且つ同時に受信し、且つ、検知さ
れた被覆厚さに応じて帯に対する前記調整装置の作用を
調節するために、帯の同じ区域を被う連結された調整装
置へ、前記の情報を伝達することであることを特徴とし
ている。

第二には１本発明は前記の方法の実施のための装置を考
慮している。その装置に使用されているものはニ 一方では、被覆厚さを測定する為のセンサー又はセンサ
ー群であり、前述のフランス特許に開示されている型の
ものであり、上に第１図について述べられている吹付は
装置に固定された前記センサー群は前記の吹付装置によ
って形成された被覆輪郭に関して恒久的に情報を提供し
、これによって、被覆形成の瞬間と、前記被覆に関する
情報が測定装置によって提供される瞬間との間に全く遅
延がないようにしたものと、 又他方では、液状金属の残留厚さ、即ち所望の被覆厚さ
に作用するため帯止の吹付は状態を局部的に変更させる
吹付はノズルである。

本発明の一特徴によれば、各被覆センサー又はセンサー
群には、当該帯の区域を支配している吹付状態を前記の
センサー又はセンサー群によって変更するように設計さ
れたある装置が連結されている。この結果はアナログ式
、デジタル式等である調整ループを介して得られる。

本発明の別の態様によれば、本発明は上に明示した被覆
厚さ管理並びに調整装置に使用可能゛な吹付ノズルの様
々な実施態様に関係している。

本発明の他の特徴と長所は、制限的な性格は全くなく、
添付図面に示されている各種の実施態様についての以下
の説明から更に明かになるだろう。

先ず第２図を参照すれば分ることだが、本発明による装
置には帯１４に溶着した被覆厚さ測定センサーが含まれ
ている。前記センサー２６゜２６′　（又はセンサー群
）はフランス国特許Ｎｏ、８４１８２９０に開示された
型のものであることが好ましい、各センサー又はセンサ
ー群は第１図について上に説明したノズルと類似のノズ
ル１８．１８’で構成された吹付は装置上に固定されて
いる。従って、これらのセンサーは吹付ノズル１８゜１
８’のスロット２４．２４′を通る薄いガス噴流の吹付
けよって得た被覆輪郭に関して恒久的に情報を提供する
。上に明らかにしたように、被覆形成の瞬間と、測定セ
ンサー２６．２６”によって被覆に関する情報が提供さ
れる瞬間の間には遅延は全くない０本発明によれば吹付
ノズル１８゜１８′は帯の上の吹付は状態を局部的に変
更し、それによって液状金属層の残留厚さ、即ち帯１４
上に溶着した金属被覆の厚さに作用を及ぼすような構造
になっている。

第３．４図に示すのは第２図に示す装置に使用可能なノ
ズルの実施態様である。

第３図に示す実施態様では、ガス噴流放出スロット２４
の上流に、１ケ又は数ケの逃し孔２８を吹付ノズルが具
備していて、スロット２４を流れる流速を、その方向は
変えずに、然し局部的な排水条件を変更することによっ
て、局部的に低下させる。この逃し流速は３０のような
排水管上に装着され、吹付ノズル上に置かれた厚さ測定
センサー２６　、２６　’の狗の１ケ又は数ケからの信
号からの情報を受信するｍ！！ループを介して操作され
る弁を介してこの逃し流速は調整される。

第４図に示す実施態様では、ある変形可能な吹付ノズル
が用いられていて、これによりスロット２４を通して吹
付けられる薄いガス噴流の厚さを変更することができる
。このために、ノズルには固定部材３６と、変形可能な
羽根３２を介して固定部材上に装着されている可動部材
３６′が含まれている。ノズルを変形させるためのスク
リュー３４又はジヤツキのような制御部材が使用されて
いる。これによってノズルを変形し得る部材３６°上の
スクリュー３４の作用によって吹付は状態を局部的ｉ変
更することができ、これによって、ノズルやそれらの変
形制御装置（スクリュー３４、ジヤツキ又は類似品）と
連結した、被覆厚さ測定用のセンサー群又は幾つかの群
によって提供される情報を受信する調整回路の作用の効
果のもとに吹付スロットの長さを変更することができる
。

本発明の目的である方法と装置は、更に詳しくは電気メ
ッキにも応用することができる。然し、本発明はかよう
な用途に制限されることもなければ又空気圧排水による
液状被覆の調整にも制限されるものではない、実際、こ
の溶着方法を支配する一つ又は幾つかのパラメータに影
響を与えることによって、被覆厚さに対する局部的な作
用の可能性が導入される厚さ検知法を期待することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は公知の型の上述の装置の垂直断面略図である。 第２図は本発明による装置の実施態様を示す第１図と類
似の図であり、そして 第３．第４図は本発明による装置に使用される吹付はノ
ズルの垂直断面実施態様中に示される拡大略図である。 １０拳・・被覆浴、　　１２・・・液面、１４・　・　
ｅ引ン、　　　　　１６・　・　拳層。 １８　、１８　’・・・吹付ノズル、 ２０　、２０　’・・・管路、　　　２２・・・制止弁
、２４　、２４　’・・・スロット、 ２６　、２６　’・・争測定センサー、３０−−・弁、
　　　　　３２・・・変形可能な羽根、３４・・・スク
リュー、　　３６・・・固定部材、３６′・９会可動部
材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ある支持物、殊にある帯の上に溶着した金属被覆厚
   さを管理調整する方法であって、特にその方法が前記の
   支持物上に、前記の支持物の幾つかの点に構成される被
   覆厚さに関する情報を連続的に且つ同時に受信すること
   と前記情報を、連結された厚さ調整装置へ伝達すること
   にあることを特徴とする方法。 ２、特許請求の範囲第１項による方法において、被覆厚
   さに関する情報を提供する装置と、前記支持物の被覆を
   施した区域をおおって連結してある調整装置との間に直
   接接続が行なわれていることを特徴とする方法。 ３、特許請求の範囲の第１項又は第２項の何れかによる
   方法を実施するための装置であって、一方では支持物、
   好ましくは連続的に移動する金属の帯上に溶着した被覆
   の厚さを測定するための或センサー又はセンサー群（２
   ６、２６′）で、前記センサー群が得られた被覆の輪郭
   に関する情報を恒久的に提供するようにしたものと、又
   他方では、帯の同じ区域をおおい且つ所望の被覆厚さに
   作用する連結した調整装置（１８、１８′）とからなる
   ことを特徴とする装置。 ４、特許請求の範囲の第３項による装置において、前記
   の各センサーが、交流電圧によって励磁された磁気回路
   が金属表面に近づけられる時現われる渦電流によるジュ
   ール効果に相当するロスを測定することによって帯の厚
   さを測定することを特徴とする装置。 ５、特許請求の範囲第３項及び第４項の何れかによる装
   置において、被覆の厚さに作用する装置が薄いガス噴流
   の帯上への吹付け状態を局部的に変更せしめる吹付けノ
   ズル（１８、１８′）であることを特徴とする装置。 ６、特許請求の範囲第３項及び第５項までの何れかによ
   る装置において、各センサー又はセンサー群（２６、２
   ６′）が前記センサー又は前記センサー群と共同作動す
   る帯の区域（１４）に関して吹付状態を変更せしめる装
   置と連結されていて、これにより前記装置を調整ループ
   状に設計し得ることを特徴とする装置。 ７、特許請求の範囲第３項から第６項までの何れかによ
   る装置において、各センサー又は幾つかのセンサー群（
   ２６、２６′）が被覆厚さに作用する装置上に装着され
   ていることを特徴とする装置。 ８、特許請求の範囲、第３項から第７項までの何れかに
   よる装置において、帯が移動する浴（１０）の後部に配
   置した第一の戻りアイドルホイールと帯の接点の上流に
   それらのセンサーが配置されていることを特徴とする装
   置。 ９、特許請求の範囲、第３項及び第８項までの何れかに
   よる装置において、被覆の厚さに作用する装置が、スロ
   ット内の流れを局部的に減らすようにした逃し孔（２８
   ）を少くも１ケ有する前記吹付けスロット（２４）から
   なる吹付けノズル状を呈しているもので、前記逃し流れ
   が、厚さ測定センサー（２６、２６′）の１ケ又は数ケ
   の信号からその情報を受信する調整ループによって駆動
   される弁（３０）を経て調節されることを特徴とする装
   置。 １０、特許請求の範囲、第３項から第８項までの何れか
   による装置で、それが各ノズルのスロット（２４）を通
   して吹き込まれる薄いガス噴流の厚さを変更せしめる変
   形可能なノズルを含むことを特徴とする装置。 １１、特許請求の範囲、第１０項による装置において、
   前記ノズルのそれぞれがある固定部材 （３６）と、その固定部材上にある変形可能な部材（３
   ２）を介して装着された可動部材（３６′）とが含まれ
   ていて、吹付スロットを変形せしめ、それにより前記ノ
   ズル及びそれらの変形制御装置と連結したセンサーの群
   又は幾つかの群（２６、２６′）が与える情報を受信す
   る調整回路の働きの影響のもとに、局部的に吹付状態を
   変更せしめるようにするためにある制御部材（３４）が
   設けられていることを特徴とする装置。