JPS61139982A - 光学式情報再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光学式情報記憶装置に係り、特に異なった種
類のディスクを取り扱う光デイスク装置の再生信号処理
に関する。

［従来の技術］ 光学的に情報を記憶する手段としては、追記形の光ディ
スク、書き換え可能な光磁気ディスク、ＲＯＭ　（リー
ドオンリーメモリ）形のディスクがある。追記形の光デ
ィスクは、ディスク面上にレーザー光によって、記憶す
べき情報に応じた凹凸を作成し、その反射光量の変化に
基づいて記憶されている情報を読み出すものである。書
き換え可能な光磁気ディスクは、レーザーによってディ
スク面に磁化反転を起こさせ、磁気カー効果等により情
報を読み出すものである。また、ＲＯＭ形のディスクは
、情報に応じたビットが予め形成されており、レーザー
光による反射光量の変化を利用し、情報信号を読み出す
ものである。

これらのディスクを使用して記録する場合、記録後に消
去可能な情報か、あるいは長期間保存しなければならな
い情報かによって、記録するディスクの桂類を選択する
ことが考えらる。つまり。

後に消去してもかまわない情報を記録する場合。

すなわち、記憶装置を一時の八ツファとして使用する場
合は、光磁気ディスクを使用し、永久的に保存する必要
のある情報は光ディスクに記録する。これによって、デ
ィスクを効率的に使用することが可能となる。ところで
、異なる種類のディスクでも、情報の記録、再生のだめ
の基本的な構成はほぼ同じであるので、共通のドライブ
装置を使用することが考えられる。

しかし、その場合、ディスクの種類に応じて、ディスク
表面の反射率の違い、読み出し原理の違いから、信号読
み出し系における再生信号の出力レベル、特に情報信号
出力成分などは数十倍もの変化が生じる。これを同一の
再生系で情報を再生しようとした場合、再生信号の小さ
い方を基準にすると膨大なダイミックレンジを必要とし
、大きい方を基準とすると小信号時に雑音および信号レ
ベルが小さすぎる等の問題が生じる。

［発明の目的］ 本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたもので
、同一の光学式情報記録再生装置を使用して、異なる種
類のディスクを使用した場合でも、信号読み出し系にお
ける出力レベルを安定化することによって、記録媒体を
正確に再生することができる装置を提供することを目的
とするものである。

［発明の実施例］ 一般的に、記録媒体の種類によって再生信号のレベルが
異なる傾向がある。たとえば、ＥＤＲＡＷタイプの記録
媒体（光磁気ディスク）の再生信号のレベル（プリアン
プの出力値）を１とすると、ＤＲＡＷＲＯＭタイプ媒体
（光ディスク）での再生信号のレベルはそれの数倍程度
が得られ、一方、ＲＯＭタイプの記録媒体での再生信号
のレベルはそれのｌＯ倍程度が得られる。これ等の再生
信号をそのまま使用すると、上記のような不都合が生じ
る。したがって、本発明は、その再生信号の出力の大き
さに基づいて、光学式情報記録再生装置に装着された記
録媒体の種類を識別し、その種類に応じた記録再生条件
を与えるものである。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

記録媒体ｌとしては種々のものがあり、それらすべてが
装着可能となっている。

光学へラド３は、その中に半導体レーザー光学系　オー
トフォーカス、オートトラッキング用のアクチュエータ
が組み込まれている。

オートフォーカス制御６は、光学ヘッド内のオートフォ
ーカス機構を制御する回路であり、制御回路１３からの
信号によって、そのゲインが切換可能になっている。

オー））ラフキング制御回路７は、光学へラド３内のオ
ートトラッキング機構を制御する回路である。オートフ
ォーカス制御回路６は、制御回路１３からの信号によっ
て、そのゲインが切換可能となっている。プリアンプ５
は、記録媒体１から得られた再生信号を増幅する回路で
あり、このプリアンプ５も制御回路１３からの信号によ
ってゲインを変更できる。

記録信号処理回路８・は、外部から送信されてくる記録
データを記録媒体１に記録できる形に処理する回路であ
り、レーザ駆動回路４は、記録信号処理回路８からの出
力信号に従って、光学へ一／　ト３内の半導体レーザー
をＯＮ、ＯＦＦする回路である。

再生信号処理回路９は、プリアンプ５からの再生信号を
処理する回路である０回路１０．１１゜１２は、プリア
ンプ５からの再生信号のレベルを検出する回路であり、
エンベロープ検波回路ｌＯ、ピークホールド回路１１．
Ａ／Ｄ変換器１２で構成されている。

制御回路１３は、Ａ／Ｄ変換器１２から出力された再生
信号の大きさに応じて、記録媒体１の種類を検出する媒
体種類検出子役の機能を有するものである。

第２図は、回路ｔｏ、１１．１２の各部の波形を示した
図である。

第２図ａは、光学ヘッド３が停止した状態で得らえるプ
リアンプ５からの再生信号を示している。この再生信号
は、エンベロープ検波回路１０によって第２図すに示す
ように、エンベロープ検波され、さらにピークホールド
回路１１によって第２図Ｃに示すように、エンベロープ
検波出力のピーク値Ｖｐが得られる。このピーク値Ｖｐ
は、Ａ／Ｄ変換器１２によってディジタル信号に変換さ
れ、制御回路１３に取り込まれる。そのＡ／Ｄ変換は、
制御回路１３によって適当なタイミングで実行される。

第３図は、上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

制御回路１３は、記録媒体１が装置に装着されたか否か
を常に監視している。もし、記憶媒体ｌが装着されたこ
とを検出すると、スピンドルモータ２が回転を開始し、
所定の回転速度で記録媒体１が回転する。さらに、再生
信号を検出するために、レーザーパワー、オートフォー
カス制御回路（ＡＴ）のゲイン、プリアンプゲインが、
制御回路１３によって所定の値にセットされる。

上記の各セット値は、再生信号レベルの一番小さいＥＤ
ＲＡＷタイプの記録媒体において、最適レベルとなる伯
である。同時に、光学へ・２ト３は、装着された記録媒
体ｌにおける記録領域上に移動する。

この状態で再生信号がプリアンプ５から第２図ａに示す
ように出力される。そこで、制御回路１３は、Ａ／Ｄ変
換回路１２にＡ／Ｄ変換開始信号を送り、再生信号のピ
ーク値を検出する。この検出信号の値に基づいて、装着
された記録媒体１の種類を判別する（すなわち、ＥＤＲ
ＡＷか。

ＤＲＡＷか、ＲＯＭかを判別する）。

この判別の結果によって、レーザーパワー。

ＡＴゲイン、プリアンプゲインを最適な値に設定する。

もし、いずれの媒体にも該当しない場合は、以後の処理
はなされない。

［発明の効果］ 本発明によれば、同一の光学式情報再生装置を使用して
、異なる種類のディスクを使用した場合でも、信号読み
出し系における出力レベルを安定化することによ・で、
記録媒体を正確に再生する　　　　　１ことができると
いう効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は２本発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図は、上記実施例における主要部分の波形を示す図
である。 第３図は、上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。 １・・・・・・記録媒体、３・・・・・・光学ヘッド、
４・・・・・・レーザ駆動回路、５・・・・・・プリア
ンプ、６・・・・・・フォーカス制御回路、７・・・・
・・オートトラッキング制御回路、８・・・・・・記録
信号処理回路、９・・・・・・再生信号処理回路、ｌＯ
・・・・・・エンベロープ検波回路、１１・・・・・・
ピークホールド回路、１２・・・・・・Ａ／Ｄ変換器、
１３・・・・・・制御回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学式情報再生装置の再生信号の大きさに応じて
   、前記光学式情報再生装置に装填されている記録媒体の
   種類を検出する媒体種類検出手段を有することを特徴と
   する光学式情報再生装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において； 前記情報記録媒体の種類には、光磁気ディスク、光ディ
   スク、再生専用の光ディスクが含まれることを特徴とす
   る光学式情報再生装置。