JP2925490B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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Description
記録しかつ記録媒体から情報を再生する情報記録再生装
置に関し、より詳細には、1枚の記録媒体内に複数の記
録方法が混在するような記録媒体を再生し、かつ、サー
ボ回路の特性を自己調整する機能を有する情報記録再生
装置に関する。
わるものとして、MD(ミニディスク)が広く普及しつ
つある。CDと異なり、MDには、ユーザによる録音が
可能な録音再生用ディスクと、ユーザによる録音が不可
能な再生専用ディスクとの2種類が存在する。再生専用
ディスクでは、CDと同様の光ディスクが用いられ、ピ
ットと呼ばれる凹凸によって情報が記録されている。一
方、録音再生用ディスクでは、光磁気ディスクが用いら
れ、TOC(Table Of Contents) と呼ばれる情報はピッ
トで記録され、ユーザが記録する音声、タイトル、録音
曲数等は磁気で記録される。この磁気的に記録される溝
状の部分は、グルーブと呼ばれる。そして、ピットによ
り記録された情報は、反射光量の増減の変化に基づいて
読み取られ、一方、グルーブ内に磁気により記録された
情報は、反射光の偏向面方向に基づいて読み取られる。
異なる複数の領域が混在する記録媒体を再生するMDプ
レーヤにおいては、それぞれの記録領域をアクセスする
のに適したサーボ特性が異なることが多い。そのため、
ディスク特性のばらつきや機器の経時変化を補正するた
めの自己調整機能を実現する場合、それぞれの記録領域
ごとにサーボ特性の調整を行う必要がある。
において電源投入ごとに行われるサーボ特性の自己調整
は、実際に再生音が出力されるまでの時間を長くすると
いう問題を引き起こしていた。
の記録媒体内に複数の記録方法が混在するような記録媒
体を再生し、かつ、サーボ回路の特性を自己調整する機
能を有する情報記録再生装置において、その自己調整の
所要時間を低減することにある。
OC領域には、最外周の位置情報やユーザが録音する領
域の開始位置情報など、ユーザによる録音によって変化
することのない情報が記録されている。従って、TOC
情報を読み込みそれを保存しておけば、MDプレーヤ
は、改めてTOC領域を再生する必要性はなくなる。本
発明は、そのような知見に基づき、以下に記載されるよ
うな技術構成を採用することにより、上記目的を達成す
るものである。
は、記録媒体から情報を読み取るヘッドと、前記ヘッド
を駆動するサーボ回路と、異なる記録方法で記録される
複数の領域が存在する記録媒体に対し、前記サーボ回路
の特性を該複数の領域ごとに複数の自己調整を行う自己
調整手段と、記録又は再生の開始時に、前記複数の領域
のうちの所定の領域に記録されている情報が既に読み込
まれ保存されている場合には、前記自己調整手段による
前記所定の領域に対する自己調整を中止し、該所定の領
域以外の領域についてのみ自己調整を実行せしめる制御
手段と、を具備することを特徴とする。
報記録再生装置においては、記録又は再生の開始時に、
異なる記録方法で記録される複数の領域のうちの所定の
領域に記録されている情報が既に読み込まれ保存されて
いる場合には、その所定の領域に対する自己調整が中止
され、その所定の領域以外の領域についてのみ自己調整
が実行されることとなるため、自己調整時間が短縮され
る。
の実施形態について説明する。
一実施形態としてのMDプレーヤの構成を示すブロック
図である。MD(ミニディスク)1の中の光磁気ディス
ク2は、カートリッジ3に収容されており、スピンドル
モータ4によって回転駆動せしめられる。光磁気ディス
ク2上に記録された情報は、対物レンズ5と光学ピック
アップ6とを備えた光学ヘッド7から照射されたレーザ
光の反射光によって再生される。その際、ピット領域の
情報は、反射光量の変化に基づいて再生され、一方、磁
気により記録された領域すなわちグルーブ領域の情報
は、反射光の偏向面方向に基づいて再生される。
って移動せしめられる。ピット及びグルーブは、ディス
ク面に螺旋状に設けられており、光学ヘッド7は、この
ピット又はグルーブが設けられたトラックを一定の線速
度(CLV:Constant Linear Velocity)でトレースして情報
を読み出す。そのため、スピンドルモータ4は、CLV
サーボ回路9によって速度制御されている。光学ヘッド
7には、ディスク上のトラックを追従するトラッキング
機構と、レーザ光の焦点を合わせるフォーカス機構とが
設けられている。トラッキング機構は、トラッキングサ
ーボ回路14によって制御され、一方、フォーカス機構
は、フォーカスサーボ回路15によって制御される。ト
ラッキングサーボ回路14及びフォーカスサーボ回路1
5は、システムコントロール10によって制御される。
された情報は、高周波(RF)アンプ11及び自動利得
制御回路(AGC)12を経てトラッキング/フォーカ
スエラーアンプ13に入力される。また、光学ピックア
ップ6の動作は、直接、トラッキング/フォーカスエラ
ーアンプ13に入力される。トラッキング/フォーカス
エラーアンプ13では、光学ピックアップ6の制御目標
値と実際の移動量との誤差が演算されてシステムコント
ロール10に入力される。さらに、送りモータ8は、ト
ラッキングサーボ回路14からの信号が入力されるスレ
ッドサーボ回路16によって駆動制御される。また、シ
ステムコントロール10には、データの書き換え可能な
不揮発性メモリ17と温度センサ18とが接続されてい
る。
は、ディスク特性のばらつきや機器の経時変化を補正す
るために、システムコントロール10による自己調整機
能が備えられている。MDプレーヤの自己調整項目とし
ては、フォーカスサーボ利得とトラッキングサーボ利得
とがある。そして、それらの利得調整は、録音再生用デ
ィスクのように記録方法が異なる複数の領域が混在する
記録媒体に対しては、それぞれの記録領域ごとに行う必
要があり、実際に再生音が出力されるまでの時間が長く
なるという問題を誘発していた。
す図である。この図に示されるように、ディスク2は、
リードインエリア(TOC領域)2a、ユーザTOCエ
リア2b、プログラムエリア2c及びリードアウトエリ
ア2dからなり、TOC領域2aがピット領域を構成
し、その他の領域がグルーブ領域を構成している。そし
て、TOC領域2aには、最外周の位置情報やユーザが
録音する領域の開始位置情報など、ユーザによる録音に
よって変化することのない情報が記録されている。従っ
て、TOC情報を読み込みそれを保存しておけば、MD
プレーヤは、改めてTOC領域を再生する必要性はなく
なり、その結果、ピット領域に対する自己調整を実施す
る必要もなくなる。
Dプレーヤ始動ルーチンの処理手順を示すフローチャー
トである。まず、ステップ110では、読み込みフラグ
が1か否か、すなわちTOC領域2aの読み込みが済ん
でいるか否かを判定し、読み込み済みのときにはステッ
プ150に進み、読み込み済みでないときにはステップ
120に進む。
自己調整を実施してステップ130に進む。ステップ1
30では、TOC領域2aを読み込み、その情報を不揮
発性メモリ17に保存して、ステップ140に進む。ス
テップ140では、読み込みフラグをセットして、ステ
ップ150に進む。なお、この読み込みフラグは、ディ
スクが取り出されたときにリセットされる。ステップ1
50では、グルーブ領域に対する自己調整を実施してス
テップ160に進む。最後に、ステップ160では、ユ
ーザTOC領域2bを読み込み、本ルーチンを終了す
る。
たが、もちろん本発明はこれに限定されるものではな
く、様々な実施形態を案出することは当業者にとって容
易なことであろう。
1枚の記録媒体内に複数の記録方法が混在するような記
録媒体を再生し、かつ、サーボ回路の特性を自己調整す
る機能を有する情報記録再生装置において、その自己調
整の所要時間を低減することが可能となる。すなわち、
不要な調整を行うことを防止することができ、ユーザが
演奏開始を指示してから実際に音声が出力されるまでの
時間を短縮することが可能となる。
してのMDプレーヤの構成を示すブロック図である。
ローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体から情報を読み取るヘッドと、 前記ヘッドを駆動するサーボ回路と、 異なる記録方法で記録される複数の領域が存在する記録
媒体に対し、前記サーボ回路の特性を該複数の領域ごと
に複数の自己調整を行う自己調整手段と、 記録又は再生の開始時に、前記複数の領域のうちの所定
の領域に記録されている情報が既に読み込まれ保存され
ている場合には、前記自己調整手段による前記所定の領
域に対する自己調整を中止し、該所定の領域以外の領域
についてのみ自己調整を実行せしめる制御手段と、 を具備することを特徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12336496A JP2925490B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12336496A JP2925490B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306005A JPH09306005A (ja) | 1997-11-28 |
JP2925490B2 true JP2925490B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=14858768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12336496A Expired - Fee Related JP2925490B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925490B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3797303B2 (ja) | 2002-09-04 | 2006-07-19 | 船井電機株式会社 | ディスク再生装置 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP12336496A patent/JP2925490B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09306005A (ja) | 1997-11-28 |
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