JPS61139204A - キユ−ビクル形ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はキユービクル形ガス絶縁開閉装置に係シ、特に
分離輸送されたユニット間連結後の連結部へのガス供給
構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は母線のみあるいは母線と断路器を収納する
母線室と遮断部室等から成っておシ、遮断部室にはあら
かじめガスを封入しておくが、母線室は現地に輸送し、
列盤にならべて連結後ガスを封入している。このため、
現地にガス給配装置を持っていく必要があム手数を要し
ていた。これを改善した装置として関連するものく例え
ば特開昭５７−１９６８１２号が挙げられる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、現地にガス給配装置を持参しなくても
、組立後必要部分のガス供給が出来、かつ母線室間のガ
ス通路の連通および封止が容易に出来るガス絶縁開閉装
置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、母線室の現地連結部分を通気弁を設け
た絶縁物で封止して、あらかじめ母線室にガスを入れて
おき、現地にて母線室間を連結後通気弁ｔ−開いて各母
線室間のガスを連通させることにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図によって
説明１−る。

一般に数万ポルト級のキユービクル形ガス絶縁開閉装置
は、たとえば真空遮断器、断路器、接地開閉器、母線等
全まとめ九キユービクル形装置を１盤面とし、これを数
面または数十面等並べて構成する。工場から発送する場
合、輸送制限によシ数面を一体に組立てたものを現地に
送シ、現地にて各輸送単位のものを連結する。第１図は
現地にて連結する前の１盤面金示す。図で１は遮断部室
であり、下面にケーブル２取付のためのケーブルヘッド
３を配置し、その上に真空パルプ４を取付ける。真空バ
ルブ４はり／り機構５ｔ″介して遮断部室外の操作器へ
と連結される。一方６はパルプからの集電子でアリ、導
体７で母線室８の断路器可動側９と接続される。１０は
断路器固定側Ｃあり、母線１１に取付けられる。母線１
１は絶縁物１２を介して母線室８に固定される。断路器
可動側９はリンク機構１３を介して母線室外の操作器へ
と連結される。１４は接地端子であり、断路器可動側９
を２の接地端子１４と接触させると接地開閉器の役目を
はたす。遮断部室１と母線室８とは絶縁スペーサ１５と
ガスケット１６により気密に保たれる。なお１７は作業
用カバーでろシガスケット１８によシ気密に保たれる。

このように構成したもの数面を母線室間にガスケットを
入れて連結し輸送する。第２図に現地にて連結する母線
の連結部を示すが、１９．２０は絶縁物のスペーサでめ
シ、母線室８．２１に各々ボルト２２゜２３でガスケツ
）２４，２５ｔ−介して取付けられる。一方母線１１．
２６はガスケット２７．　２８を挿着して各母線室から
外部の空間に突き出ている。母線２６には接触子２９が
取付けられ、相手側の母線１１と接続できる。スペーｆ
２０にはガスケット３０を挿着した通気弁３１が、ばね
３２で保持されながら取付けられており、母線室間連結
前は気密に保たれる。母線室２１にはボス３３が形成さ
れてお９、ガスケット３４を挿着した連通用ボルト３５
が、途中までねじ込まれている。

抜は止め３６を設けてもよい。輸送時はこのような構成
で、遮′ｔｒ部室および母線室に８　Ｆｇ　ガスを所定
の圧力で各々入れておく。

これらの盤面を連結する時は第３図に示すように、まず
ガスケット３７をはさんで取付ボルト３８で母線室間を
気密に連結する。その後連通用ボルト３５をねじ込んで
通気弁３１ｔ−押し、ガスケット３０がスペーサ２０か
ら外れるようにする。

空間３９には空気が残留しているが、母線室２１のガス
と通い混合ガスとなる。空間３９の容積を母線室の数十
分の１とし、輪送時連結して送る母線室間は連通ずるよ
うにしておけば、空気の量はガス量に対し数十分の１か
ら数百分の１糧度に出来る。従って、ガス苗力はほとん
ど変らない。ま７’ｃＳＦｓ　ガスは１０〜２０パ一セ
ント程度、の空気が混合しても高い絶縁耐力を示すので
、あらかじめ混合ガスを使用していれば、わずかの混合
比の変化は性能に影響がない。

このように構成する事によ）現地でのガス入れ作業は不
要となる。また同様の通気装置を母線室８側にも付けて
おけば、全母線呈を連通させる事が出来るので、ガス圧
の監視は１個所で行なえる。

また逆に将来点検等のためガス区分ｔしたい時は、連通
用ボルト３５を輸送時と同じようにゆるめると、ばね３
２がガスケット３（ｌスペーサ２０に押し込むので、ガ
ス区分が出来る。なお多数の取付ボルト３８の中の１本
と連通用ボルト３５を同一平面に配置し、連通用ボルト
３５をねじ込まなければ、この取付ボルトがぶつかって
取付られない様にしておけば、連通用ボルト３５のねじ
込み忘れを防止出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、あらかじめ封入したガスのみで足りる
ので現地へのガス給配装置の搬入およびガス追加作業が
不要となシ経済的であると共に現地作業時間を短縮出来
る。また各母線室間のガスの連通および封止が容易に出
来るので、将来の点検や補１φ時に作業範囲全限定出来
、作業時間の短縮すなわち停電時間の短縮が出来る等の
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は現地にて連結する前のキューとクル形ガス絶縁
開閉装置の１盤面の縦断面図、第２図は現地にて連結す
る前の母線室要部縦断面図、第３図は現地連結後の母線
室要部縦断面図である。 ８．２１・・・母線室、１１．２６・・・母線、１９゜
２０・・・スペーサ、２９・・・接触子、３１・・・通
気弁、第１図　　　　第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、遮断部室と母線室とを持つキユービクル形ガス絶縁
   開閉装置において、現地輸送後に連結する両母線室の端
   面を、母線をガス封止して通した絶縁物のスペーサでお
   おい、かつ母線の一方に接触子を設けて母線が自動連結
   出来るようにすると共に、前記スペーサの一方又は両方
   に通気弁を設けて輸送時にはガスを封止し、現地組立後
   はガスを通気出来るように構成した事を特徴とするキユ
   ービクル形ガス絶縁開閉装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、通気弁にはガスケ
   ットを挿着し、ばねによつてガス封止位置に保持するも
   のとし、母線室側に設けた通気用ボルトで押す事により
   スペーサの両面が通気可能となるようにした事を特徴と
   するキユービクル形ガス絶縁開閉装置。