JPH0226162Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226162Y2
JPH0226162Y2 JP1983090699U JP9069983U JPH0226162Y2 JP H0226162 Y2 JPH0226162 Y2 JP H0226162Y2 JP 1983090699 U JP1983090699 U JP 1983090699U JP 9069983 U JP9069983 U JP 9069983U JP H0226162 Y2 JPH0226162 Y2 JP H0226162Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
conductor
busc
busbars
power receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983090699U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59195922U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9069983U priority Critical patent/JPS59195922U/ja
Publication of JPS59195922U publication Critical patent/JPS59195922U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0226162Y2 publication Critical patent/JPH0226162Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、変電所等の電気所に設置されるガス
絶縁開閉装置に関するものである。
[従来の技術] 一般にガス絶縁開閉装置において受電側(電源
側)の相順は電気所の規格等により定められ、ま
た負荷側(出力側)の相順は該負荷側に接続され
る変圧器の構成により定められる。従つてガス絶
縁開閉装置の受電側および負荷側の相順は電気所
の構成や変圧器の構成に応じて適宜に変更し得る
ようにしておくことが好ましい。
ところで最近、開閉装置の構成に必要な3相分
の機器を、最高使用温度において第2種圧力容器
の規定の適用を受ける圧力(2Kgf/cm2)を超え
ない低圧のSF6ガスを充填した共通の容器に収納
することにより構成を簡単にするとともに、設置
面積の縮小を図つた改良型のガス絶縁開閉装置が
注目されている。
この種のガス絶縁開閉装置の内、線路と変圧器
との間に設けられるガス絶縁開閉装置は、一般に
線路側に配置される受電用ユニツトと変圧器側に
配置される変圧器用ユニツトとにより構成され
る。
受電用ユニツトは、3相のケーブルまたは架空
線を引き込む第1ないし第3の受電用ケーブルヘ
ツドまたはブツシングと、第1ないし第3の母線
と、第1ないし第3のケーブルヘツドまたはブツ
シングをそれぞれ第1ないし第3の母線に接続す
る第1ないし第3の受電用開閉回路を構成する機
器とにより構成される。また変圧器用ユニツト
は、第1ないし第3の導体と該第1ないし第3の
導体を変圧器に接続するための第1ないし第3の
変圧器接続用開閉回路を構成する機器とにより構
成され、これらのユニツトの構成機器が絶縁ガス
を充填した共通の容器内に収納される。そして第
1ないし第3の母線と第1ないし第3の導体とが
受電側と負荷側に相順に応じて所定の組み合わせ
で対応させられて対応する母線と導体との間が接
続導体を介して接続される。
[考案が解決しようとする課題] ところが従来のこの種のガス絶縁開閉装置で
は、容器の内部で相順の変更を可能にしようとす
ると、複雑にねじれた形状の接続導体を用意して
おく必要がある上に、相順が異なる毎に異なる形
状の接続導体を用いる必要があつた。そのため用
意しておく必要がある接続導体の数が多くなる上
にそれぞれの加工が面倒であり、コストが高くな
るという問題があつた。
また相順の変更が必要になつた場合にその都度
所定の形状の接続導体を製作することも考えられ
るが、この場合には相順の変更に時間を要し、装
置の受注から納入までの期間が長くなるという問
題が生じる。
更に複雑な形状の3相の接続導体を相互間に所
定の絶縁距離を確保して配置することができるよ
うにするためには、接続導体回りに大きな空間を
確保しておくことが必要になり、容器が大きくな
るという問題があつた。
本考案の目的は、接続導体を複雑にねじれた形
状にすることなく容器内部で相変換を容易に行い
得るようにしたガス絶縁開閉装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、第1ないし第3の受電用ケーブルヘ
ツドCHa〜CHcまたはブツシングと第1ないし
第3の母線BUSaないしBUScと第1ないし第3
のケーブルヘツドまたはブツシングをそれぞれ第
1ないし第3の母線に接続する第1ないし第3の
受電用開閉回路を構成する機器とを備えた受電用
ユニツトUrと、第1ないし第3の導体64ない
し66と該第1ないし第3の導体を変圧器に接続
するための第1ないし第3の変圧器接続用開閉回
路を構成する機器とを備えた変圧器用ユニツト
Utとが絶縁ガスを充填した共通の容器1に収納
され、第1ないし第3の母線BUSaないしBUSc
と前記第1ないし第3の導体64ないし66とが
所定の組み合わせで対応させられて対応する母線
と導体との間が接続導体81〜83を介して接続
されているガス絶縁開閉装置に係わるものであ
る。
本考案においては、第1ないし第3の受電用開
閉回路を構成する機器と第1ないし第3の平面
PaないしPcにほぼ沿つて配置されている。
第1ないし第3の母線BUSaないしBUScはそ
れぞれの軸線を第1ないし第3の平面Paないし
Pcに対して直角な方向に向けた状態で、かつ変
圧器用ユニツト側から受電用ユニツト側に向うに
従つて斜め上方に向う方向に沿つて順次並べられ
た状態で配置されていて、該第1ないし第3の母
線がそれぞれ第1ないし第3の受電用開閉回路に
接続されている。
第1ないし第3の導体64ないし66は第1な
いし第3の母線の内最も高い位置にある第3の母
線BUScと同じ高さの位置で第1ないし第3の平
面PaないしPcにそれぞれ沿うように配置されて
いる。
第1ないし第3の母線BUSaないしBUScのそ
れぞれの第1ないし第3の平面PaないしPcと交
わる位置に前記接続導体を接続するための導体接
続部50A〜50C,51A〜50C及び52A
〜52Cが設けられている。
[作用] 上記のように、第1ないし第3の変圧器接続用
開閉回路につながる第1ないし第3の導体64な
いし66を、斜めに配置された第1ないし第3の
母線の内最も高い位置にある第3の母線BUScと
同じ高さの位置で第1ないし第3の平面Paない
しPcにそれぞれ沿うように配置するとともに、
第1ないし第3の母線BUSaないしBUScのそれ
ぞれの第1ないし第3の平面PaないしPcと交わ
る位置に第1ないし第3の接続導体を接続するた
めの導体接続部50A〜50C,51A〜50C
及び52A〜52Cを設けておくと、接続導体を
複雑にねじれた形状に形成することなく、単純な
形状の3個の接続導体を用意しておくだけで容器
内で簡単に相変換を行うことができる。即ち、第
1の母線及び第2の母線の導体接続部に一端が接
続される接続導体として2個のL形の導体を、ま
た第3の母線の導体接続部に一端が接続される接
続導体として1個の直線状導体をそれぞれ用意し
ておくことにより、容器内で任意に相変換を行う
ことができる。
このように、本考案によれば、複雑な形状の接
続導体を用いないので、相変換を行う部分のスペ
ースの縮小を図ることができ、容器の小形化を図
ることができる。
また3種類の接続導体を用意しておくだけで良
いため、部品の標準化を進めてコストの低減を図
ることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
第1図ないし第2図は本考案の実施例を示した
もので、これらの図において1は気密構造の容器
である。容器1は直方体状に形成され、同じく直
方体状に形成されてベース2の上に設置された操
作器箱3の上に固定されている。操作器箱3の長
さは容器1の長さよりも短く設定されていて、容
器1の一端側の下方にケーブルを引込むためのス
ペース4が形成され、このスペースはカバー5に
より覆われている。操作器箱3の全面及び背面に
はそれぞれ扉3A及び3Bが取付けられ、これら
の扉を開くことにより、操作器箱内の操作器類の
操作および点検等を行い得るようになつている。
容器1内は仕切壁6及び7により第1の室8ない
し第3の室10に仕切られ、容器1の一端側に位
置する第1の室8の底部を気密に貫通させて第1
ないし第3のケーブルヘツドCHaないしCHcが
取付けられている。
なお第1図においては各機器が1個ずつ図示さ
れているが、実際には各機器が3個ずつ(3相
分)設けられて同図の紙面と直角な方向(横方
向)に所定の間隔をおいて並べて配置されてい
る。
第1ないし第3のケーブルヘツドCHaないし
CHcの下端は前記スペース4内に露呈し、これ
らのケーブルヘツドに地下のケーブルビツトから
立上つたAないしC相のケーブル11の先端に取
付けられたコネクタ12が着脱可能に差込み接続
されていいる。スペース4内には各相のケーブル
を貫通させる変流器CTが配設され、該変流器は
操作器箱3の側壁に支持されている。
容器1内の第1の室8内にはまた上記第1ない
し第3のケーブルヘツドにそれぞれ接続される断
路器DS1aないしDS1cと接地装置ES1aな
いしES1cとが横方向に並べて収納されており、
断路器DS1aないしDS1cは仕切壁6に、また
接地装置ES1aないしES1cは容器1の底壁に
それぞれ支持されている。本実施例の断路器DS
1aないしDS1cは直線変位型の可動接触子1
3と固定接触子14とをV字形の絶縁支持物15
に支持したものからなり、固定接触子14は接続
導体16を介して相応するケーブルヘツドに接続
されている。可動接触子13の操作部は図示しな
いリンク機構等を介して操作器箱内に設けられた
断路器用操作器17に連結されている。接地装置
ES1aないしES1cは容器1の底部に支持され
た直線変位型の可動電極18と断路器DS1aな
いしDS1cの固定接触子14に設けられた固定
電極19とからなり、可動電極18の操作部は図
示しないリンク機構等を介して操作器箱内の接地
装置用操作器20に連結されている。
容器1内の第2の室9内には第1ないし第3の
遮断器CBaないしCBcと、これらの遮断器につな
がる断路器DS2aないしDS2c、接地装置ES
2aないしES2c及びES3aないしES3cとが
それぞれ横方向に並べて収納されている。遮断器
CBaないしCBcはSF6ガスを充填した絶縁容器2
1内に遮断部を収納したガス遮断器で、これらの
遮断器は容器1の底部に支持され、それぞれの操
作部22は操作器箱内に配設された遮断器用操作
器23に連結されている。接地装置ES2aない
しES2c及びES3aないしES3cはそれぞれ遮
断器CBaないしCBcの固定側及び可動側端子部2
4及び25に接続された固定電極26及び27
と、図示しないフレームに支持された回動型の可
動電極28及び29とからなり、これらの接地装
置の可動電極は図示しないリンクにより、操作器
箱内の接地装置用操作器30に連結されている。
断路器DS2aないしDS2cはそれぞれ直線変位
型の可動接触子31と固定接触子32とをV字形
の絶縁支持物33に支持したものからなつていて
容器1の底部に支持され、その可動接触子の操作
部は図示しないリンク機構等により、操作器箱内
の断路器用操作器34に連結されている。断路器
DS2aないしDS2cの固定接触子32は可撓性
を有するZ字形の接続導体35を介して対応する
遮断器の可動側端子部25に接続されている。遮
断器CBaないしCBcのそれぞれの固定側端子部2
4は接続導体36を介して前記断路器DS1aな
いしDS1cの可動接触子13に接続されている。
上記第1ないし第3の遮断器CBaないしCBcは
それぞれ第1ないし第3の受電用ケーブルヘツド
CHaないしCHcに対応する位置に設けられ、こ
れらの遮断器と、これらの遮断器にそれぞれつな
がる断路器DS1aないしDS1c及びDS2aな
いしDS2cと、接地装置ES1aないしES1c及
びES3aないしES3cとにより、第1ないし第
3のケーブルヘツドCHaないしCHcと後記する
第1ないし第3の母線との間にそれぞれ配設され
る第1ないし第3の受電用開閉回路が構成されて
いる。そして第1ないし第3のケーブルヘツド
CHaないしCHcと第1ないし第3の受電用開閉
回路とはそれぞれ、容器1の長手方向と平行な第
1ないし第3の平面PaないしPcにほぼ沿つて並
べて配置されている。
容器1の第2の室9の部分の第3の遮断器CBc
側の側壁には、3つの開口部が、変圧器側から受
電側に向うに従つて斜め上方に向う方向に沿つて
順次並べられた状態で形成され、これらの開口部
を気密に閉じるように絶縁スペーサ41ないし4
3が取付けられている。絶縁スペーサ41ないし
43にはそれぞれ第1ないし第3の母線BUSaな
いしBUScの一部分を構成する導体44ないし4
6が支持され、これらの導体44ないし46には
それぞれ同じく第1ないし第3の母線を構成する
導体50ないし52が接続されている。導体50
ないし52は容器内を前記平面PaないしPcと直
角に少なくとも第1の平面Paと交わる位置まで
延び、導体50の第1ないし第3の平面と交わる
位置にはそれぞれ上方から導体を接続し得る導体
接続部50Aないし50Cが設けられている。ま
た導体51の第1ないし第3の平面PaないしPc
と交わる位置にはそれぞれ上方から導体を接続し
得る導体接続部51Aないし51Cが設けられ、
導体52の第1ないし第3の平面PaないしPcと
交わる位置にはそれぞれ横方向から導体を接続し
得る導体接続部52Aないし52Cが設けられて
いる。前述のように絶縁スペーサ41ないし43
が斜めに並べて設けられているため、母線BUSa
ないしBUScをそれぞれ構成する導体50ないし
52は絶縁スペーサ41ないし43と同様に斜め
に並んだ状態で配置されている。
第1の母線BUSaを構成する導体50と断路器
DS2aの可動接触子との間が導体53により接
続され、第2の母線BUSb及び第3の母線BUSc
をそれぞれ構成する導体51及び52と、断路器
DS2b及びDS2cの可動接触子との間がそれぞ
れ導体54及び55により接続されている。
上記第1ないし第3のケーブルヘツドCHaな
いしCHc、遮断器CBaないしCBc、断路器DS1
aないしDS1c,DS2aないしDS2c、接地
装置ES1aないしES1c,ES2aないしES2
c,ES3aないしES3c及び母線BUSaないし
BUScにより受電用ユニツトUrが構成されてい
る。
仕切壁7の上部には第1ないし第3の平面Pa
ないしPcと直角な方向に並ぶ3つの開口部が設
けられ、これらの開口部を気密に閉じるように絶
縁スペーサ61ないし63が取付けられている。
絶縁スペーサ61ないし63にはそれぞれ第1な
いし第3の導体64ないし66が支持され、これ
らの導体は、最も高い位置にある第3の母線
BUScを構成する導体52と同じ高さの位置で第
1ないし第3の平面PaないしPcに沿うように配
置されている。
容器1の第3の室内には断路器DS3aないし
DS3c及び接地装置ES4aないしES4cが前記
第1ないし第3の平面に沿つて配置され、容器1
の第3の室10に臨む端部壁の下部には図示しな
い変圧器につながる3相用のガス油圧分ブツシン
グ70が接続されている。断路器DS3aないし
DS3cは他の断路器と同様に構成され、これら
の断路器の可動接触子はそれぞれ前記絶縁スペー
サ61ないし63に支持された第1ないし第3の
導体64ないし66に接続されている。また断路
器DS3aないしDS3cの固定接触子はそれぞれ
導体71ないし73(導体73は図示せず。)を
介してブツシング70の導体74ないし76(導
体76は図示せず。)に接続されている。接地装
置ES4aないしES4cは図示しないフレームに
支持された可動電極77と、導体71ないし76
に接続された固定電極78とからなり、断路器
DS3aないしDS3c及び接地装置ES4aない
しES4cの操作部はそれぞれ操作器箱内の断路
器用操作器79及び接地装置用操作器80に連結
されている。
第1ないし第3の母線BUSaないしBUScと第
1ないし第3の導体64ないし66とが所定の組
み合わせで対応させられて対応する母線と導体と
の間が接続導体81ないし83を介して接続され
る。
この例では受電側と負荷側(変圧器側)とで相
順を異ならせるため、第3図に示すように導体6
4が棒状の接続導体81と可撓性を有するZ字形
の接続導体48とを介して導体52の導体接続部
52Aに接続されている。また導体65がL形の
接続導体82を介して導体51の導体接続部51
Bに接続され、導体66がL形の接続導体83を
介して導体50の導体接続部50Cに接続されて
いる。
上記断路器DS3aないしDS3c及び接地装置
ES4aないしES4cにより第1ないし第3の導
体64ないし66を変圧器に接続するための第1
ないし第3の変圧器接続用開閉回路が構成され、
これらの開閉回路と第1ないし第3の導体64な
いし66とガス油区分ブツシング70とにより変
圧器用ユニツトUtが構成されている。
上記の実施例のように、母線BUSaないし
BUScを構成する導体50ないし52をそれぞれ
高さが異なる位置に配置し、しかも第1ないし第
3の変圧器接続用開閉回路につながる第1ないし
第3の導体64ないし66を最も高い位置にある
母線BUScと同じ高さ位置で平面PaないしPcと
直角にのびるように配置すると、第1ないし第3
の母線と第1ないし第3の導体との間を任意に接
続することができ、相変換を簡単に行うことがで
きる。
例えば、上記実施例において変圧器側の相順を
受電側の相順と同じにする場合には、接続導体8
2はそのままとし、第1の導体64と母線BUSa
を構成する導体50の導体接続部50Aとの間を
L形の接続導体83により接続する。また第3の
導体66と母線BUScを構成する導体52の導体
接続部52Cとの間を棒状の接続導体81とZ字
形の接続導体48とにより接続する。
また必要であれば、第1の導体64と導体51
の導体接続部51Aとの間を接続導体82により
接続し、第2の導体65と導体50の導体接続部
50Bとの間を接続導体83により、また第3の
導体66と導体52の導体接続部52Cとの間を
棒状接続導体81及びZ字形接続導体48により
それぞれ接続するようにすることもできる。
更に第1の導体64と導体51の導体接続部5
1Aとの間を接続導体82により接続し、第2の
導体65と導体52の導体接続部52Bとの間を
棒状接続導体81及びZ字形接続導体84によ
り、また第3の導体66と導体50の導体接続部
50Cとの間をL形接続導体83によりそれぞれ
接続することもできる。
また本実施例のように母線BUSaないしBUSc
を構成する導体50ないし52の第1ないし第3
の平面PaないしPcと交わる位置にそれぞれ導体
接続部を設けておくと、これらの導体50ないし
52の標準化を図ることができる。
上記容器1内には最高使用温度において第2種
圧力容器の規定の適用を受ける圧力を超えないよ
うな圧力でSF6ガスが充填されている。また第3
の室10と他の室との間(受電用ユニツトと変圧
器用ユニツトとの間)は仕切壁7によりガス区分
されている。
なお上記実施例の電気的な構成を示す単線結線
図は第4図の通りで、同図においてTは変圧器を
示している。
上記の実施例において、母線BUSaないし
BUScに電力需給用計器用変成器(MOF)が接
続される場合には、該母線を構成する導体として
通常往復導体が用いられる。この場合該往復導体
の内側導体に接続導体81ないし83を接続する
には例えば第5図に示すように、往復導体90の
外側導体91の一部を切り欠いて内側導体92を
露出させ、該内側導体92の一部に平坦部を形成
して該平坦部に端子板93とシールド94とをボ
ルト95により取付ける。そして端子板93にZ
字形の可撓接続導体96を介して接続導体81な
いし83を接続する。
上記Z字形の接続導体は、複数枚の導電板を重
ねて一体化することにより可撓性をもたせたもの
で、このように機器の接続部に可撓性を有する接
続導体を用いると、該接続導体により機器相互間
の寸法誤差を吸収できるので、装置の組立てを容
易にすることができる。
上記の実施例ではケーブルヘツドにより受電す
るようにしたが、ブツシングにより受電する場合
にも本考案を適用できるのはもちろんである。こ
の場合第1図に示した例では容器1の天井部に開
口部97が設けられていて、この開口部にブツシ
ングを接続しうるようになつており、ケーブルに
より受電する場合には該開口部を盲蓋98により
気密に閉じておくようになつている。なお必要が
ある場合には開口部97を通して避雷器を取付け
ることもできる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、第1ないし第
3の変圧器接続用開閉回路につながる第1ないし
第3の導体ないしを、斜めに配置された第1ない
し第3の母線の内最も高い位置にある第3の母線
と同じ高さの位置で第1ないし第3の平面にそれ
ぞれ沿うように配置するとともに、第1ないし第
3の母線のそれぞれの第1ないし第3の平面Pa
ないしPcと交わる位置に第1ないし第3の接続
導体を接続するための導体接続部を設けたので、
接続導体を複雑にねじれた形状に形成することな
く、単純な形状の3個の接続導体を用意しておく
だけで容器内で簡単に相変換を行うことができる
利点がある。
また複雑な形状の接続導体を用いないので、相
変換を行う部分のスペースの縮小を図ることがで
き、容器の小形化を図ることができる。
更に3種類の接続導体を用意しておくだけで良
いため、部品の標準化を進めてコストの低減を図
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した断面図、第
2図は第1図の容器の部分を−線に沿つて断
面して示した断面図、第3図は第2図の−線
要部断面図、第4図は同実施例の電気的な構成を
示す単線結線図、第5図は母線に往復導体が用い
られる場合の該母線と接続導体との接続部の一例
を示した断面図である。 1……容器、2……操作器箱、CHaないし
CHc……ケーブルヘツド、DS1aないしDS1
c,DS2aないしDS2c,DS3aないしDS3
c……断路器、ES1aないしES1c,ES2aな
いしES2c,ES3aないしES3c,ES4aな
いしES4c……接地装置、CBaないしCBc……
遮断器、BUSaないしBUSc……母線、50ない
し52……母線を構成する導体、81ないし83
……接続導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1ないし第3の受電用ケーブルヘツドCHa
    〜CHcまたはブツシングと第1ないし第3の母
    線BUSaないしBUScと前記第1ないし第3のケ
    ーブルヘツドまたはブツシングをそれぞれ前記第
    1ないし第3の母線に接続する第1ないし第3の
    受電用開閉回路を構成する機器とを備えた受電用
    ユニツトUrと、第1ないし第3の導体64ない
    し66と該第1ないし第3の導体を変圧器に接続
    するための第1ないし第3の変圧器接続用開閉回
    路を構成する機器とを備えた変圧器用ユニツト
    Utとが絶縁ガスを充填した共通の容器1に収納
    され、第1ないし第3の母線BUSaないしBUSc
    と前記第1ないし第3の導体64ないし66とが
    所定の組み合わせで対応させられて対応する母線
    と導体との間が接続導体81〜83を介して接続
    されているガス絶縁開閉装置において、 前記第1ないし第3の受電用開閉回路を構成す
    る機器と前記第1ないし第3の変圧器接続用開閉
    回路を構成する機器とはそれぞれ互いに平行な第
    1ないし第3の平面PaないしPcにほぼ沿つて配
    置され、 前記第1ないし第3の母線BUSaないしBUSc
    はそれぞれの軸線を前記第1ないし第3の平面
    PaないしPcに対して直角な方向に向けた状態で、
    かつ前記変圧器用ユニツト側から受電用ユニツト
    側に向うに従つて斜め上方に向う方向に沿つて順
    次並べられた状態で配置されていて、該第1ない
    し第3の母線がそれぞれ前記第1ないし第3の受
    電用開閉回路に接続され、 前記第1ないし第3の導体64ないし66は前
    記第1ないし第3の母線の内最も高い位置にある
    第3の母線BUScと同じ高さの位置で前記第1な
    いし第3の平面PaないしPcにそれぞれ沿うよう
    に配置され、 前記第1ないし第3の母線BUSaないしBUSc
    のそれぞれの前記第1ないし第3の平面Paない
    しPcと交わる位置に前記接続導体を接続するた
    めの導体接続部50A〜50C,51A〜50C
    及び52A〜52Cが設けられていることを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP9069983U 1983-06-14 1983-06-14 ガス絶縁開閉装置 Granted JPS59195922U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9069983U JPS59195922U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9069983U JPS59195922U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 ガス絶縁開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195922U JPS59195922U (ja) 1984-12-26
JPH0226162Y2 true JPH0226162Y2 (ja) 1990-07-17

Family

ID=30220646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9069983U Granted JPS59195922U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59195922U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076647Y2 (ja) * 1987-08-07 1995-02-15 日新電機株式会社 ガス絶縁開閉装置
JP5504991B2 (ja) * 2010-03-12 2014-05-28 富士電機株式会社 密閉形配電盤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57189506A (en) * 1981-05-15 1982-11-20 Nissin Electric Co Ltd Low voltage gas insulated electric device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57189506A (en) * 1981-05-15 1982-11-20 Nissin Electric Co Ltd Low voltage gas insulated electric device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59195922U (ja) 1984-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2854744B2 (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤ
JPH0226162Y2 (ja)
JPS6158409A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2725771B2 (ja) キュービクル形ガス絶縁開閉装置
JPH076651Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3202302B2 (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤ
JPS62107610A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0152961B2 (ja)
JPH09289712A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH02290111A (ja) ガス絶縁形配電盤
JPS6237379Y2 (ja)
JPH1056709A (ja) キュービクル形ガス絶縁開閉装置
JPH10243508A (ja) キュービクル形ガス絶縁開閉装置
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS61167308A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6360602B2 (ja)
JPH0620327B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH08308044A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS61167307A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6124886B2 (ja)
JP2770471B2 (ja) ガス絶縁キユービクル
JPS631524Y2 (ja)
JPH0623132Y2 (ja) キュービクル形受電設備
JPH0152962B2 (ja)
JP2000308220A (ja) ガス絶縁開閉装置