JPS61138841A - エンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジン減速時に設定回転０以上で燃料噴射
を停止する一方該設定回転数以下で燃料噴射するように
したエンジンの燃料噴射装置に関するものである。

（従来技術） 従来、エンジンの減速時に、燃費の向上及び触媒装置を
設けている場合におけるそれの保獲のために、設定回転
数以上で燃料噴射を停止する一方該設定回転数以下で燃
料噴射するようにしたエンジンは知られている（例えば
特開昭、Ｓ’ｌ−／’Ｉｇ９．２９号公報参照）０ ところで、上述した如きエンジンにおいて、燃料噴射停
止時に、クラッチが切断され又はトランスミッションが
ニュートラル位置になると、エンジンとトランスミッシ
ョンの接続が断たれ、エンジンが車両の慣性動力によｐ
駆動力としての負荷を受けていたのも＠たれるので、エ
ンジンにアイドル状態になろうとする。

ところが、上記設定回転数は、上記駆動力としての負荷
を受けている状態を想定して、低い回転数に設定されて
いるので、上記負荷が断たれた状態ではエンジン回転数
の低下の度合が大きく急速に低下することとなシ（第一
図（ａ）　（ｂ）エンジン回転数破線参照）、上記設定
回転数で燃料噴射しても間に合わず、エンストに至ると
いう問題がおる。

そこで、上記設定回転数を高くすることが考えられるが
、燃料噴射を停止できる範囲が小さくなシ、燃費性能の
面において不利である。

（発明の目的） 本発明は、上述した如きエンジンの燃料噴射装置におい
て、燃費性能を低下させることなく、エンストの発生を
防止することを目的とするものでおる。

（発明の構成） 本発明は、上記目的を達成するために、クラッチの切断
又はトランスミッシｉ＋７のニュートラル位置を検出す
るクラッチ切断検出手段又はニュートラル検出手段と、
燃料噴射停止時にクラッチが切断されたとき若しくはト
ランスミッションがニュートラル位置のとき、燃料を臨
時噴射基せる臨時燃料噴射手段とを具備することを特徴
とする。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。

全体構成を示す第１図において、１はｑ気筒エンジンで
、吸気通路２は、主吸気通路３がサージタンク４を介し
て、各気筒に通ずるｑつの枝吸気通路５，５．５．５に
分岐されている。主吸気通路３には上流側からエアクリ
ーナ６、エアフローメータ７及びスロットル弁８が順に
配設され、各校吸気通路５には燃料噴射弁９が配設され
てい、る。

上記エンジン１の燃料噴射制御を行う制御装置１０は、
エアフローメータ７、各燃料噴射弁９゜９．９，９、デ
ィストリビュータ１１、クラッチが切断されたときにＯ
Ｎするクラッチスイッチ１２及びスロットル弁８の開度
を検出するスロワ）／し開度上ンサ１３に連係されてい
る。

制御装置１０は、スロットル開度センサ１３よりの信号
及びエンジン回転数を検出するためのディストリビュー
タ１１よりの信号にて、スロットル弁８が全閉でかつエ
ンジン回転数が設定回転数以上である減速時を判別する
減速判定手段と、各燃料噴射弁９にエンジン回転数と吸
入空気量に応じた通常の噴射パルスＰ１を送って通常噴
射を行わせるほか、上記減速判定手段よりの信号にて減
速時に燃料噴射を停止させる燃料噴射手段とを備え、そ
れによって、減速時に、第７設定回転数（燃料復帰回転
＊”）　Ｎｌ　ｒｌ１ｍ以上で燃料噴射を停止する一方
、第１設定回転数Ｎ１ｒｌｌ！ｎ以下で燃料噴射するよ
うに制御するものでおる。

また、制御装ｆｆ１１０は、クラッチスイッチ１２より
の信号にてクラッチの切断を検出するクラッチ切断検出
手段と、燃料噴射停止時にクラッチが切断されたとき、
燃料を臨時噴射させる臨時燃料噴射手段とを備え、それ
によって、燃料噴射停止時にクラッチが切断されたとき
、臨時噴射パルスＰ２を燃料噴射弁９に送って臨時噴射
してエンジン回転数の低下を緩慢にしく第一図（ａ）エ
ンジン回転欽実紳参照）、急速にアイドル状態になるの
を阻止し、第７設定回転数ＮＩＴｐｍ以下でのり帰噴射
で間に合うようにし、エンストの発生を防止している。

なお、減速時に、エンジン回転数が高い状態でクラッチ
が切断されたとき、それと同時に臨時噴射させると、第
１設定回転数Ｎｘ　イｍよシも十分大きいエンジン回転
数で臨時噴射させることとなシ、その臨時噴射の効果が
十分になく、その結果、第１設定回転数Ｎ１ｒｐｃ１１
付近でのニンジン回転数の急速な低下を阻止することが
で、きないことも考えられる。そのため、第一図（ロ）
に示すように第７設定回転数Ｎ１ｒｌＸ１１１よシ高く
臨時噴射の効果があると考えられる第２設定回転数Ｎ２
　ｒｐｍを設定し、それによって、第１設定回転数Ｎ１
ｒＰｎよシ高いエンジン回転数の第２設定回転数Ｎ２　
ｒｌｌＸｎで臨時噴射パルスＰ３を燃料噴射弁９に送っ
て臨時噴射を行うようにすれば、よル一層確実に、ニン
ジン回転数の急速な低下を防止することができる。

続いて、上記制御装置１０の処理の流れについて第３図
をもとに説明する。

先ず、スタートすると、ステップＳｌでＦ／Ｃ（燃料噴
射停止）中であるか否かを判定し、ＹＥＳの場合はステ
ップＳ２でエンジン回転数Ｎを読み込み、ステップＳ３
に移る一方、ＮＯの場合はステップＳ４で減速Ｆ／Ｃ判
定フラグＩをＯにリセットし、ステップＳ５で燃料噴射
弁９に通常噴射パルスＰ１を送って通常噴射を行い、そ
れからステップＳ１に戻る。

ステップＳ３ではエンジン回転数Ｎが第コ設定回転ｐＮ
２ｒＰよシ小嘔−か否かを判定し、ＹＥＳの場合はステ
ップＳ６へ移る一方、Ｎｏの場合はステップＳ１へ戻る
。

ステップＳ６ではクラッチスイッチ１２よルの信号にて
クラッチ切断中であるか否かを判定し、ＹＥＳの場合は
ステップｓ７へ、Ｎｏの場合はステップＳ８へ移る。

ステップＳ７では判定フラグｌをＩ＋／とじ、ステップ
Ｓ９で工＝／であるか否かを判定し、ＹＥＳの場合はス
テップＳ１０で燃料噴射弁９に臨時噴射パルスＰ２　（
又はＰ３）を送って臨時噴射を行い、ステップＳ１へ戻
る一方、ＮＯの場合はステップＳ８へ移る。

ステップＳ８では工ンジ／回転′Ｅ！ｉ、Ｎが復帰回転
数である第１設定回転ｌｊｉ　Ｎ１よシも小さいか否か
を判定し、ＹＥＳの場合はステップＳ５で燃料噴射弁９
に通常噴射パルスＰｌを送って復帰噴射しく通常噴射）
を行った後、ＮＯの場合は直ちに、ステップＳ１へ戻る
。

上記実施例では、クラッチスイッチ１２にてクラッチの
切断を検出して臨時噴射するようにしているが、トラン
スミッションがニュートラル位置になったことを検出す
るニュートラル検出手段を用いて、トランスミッション
がニュートラル位置に々ったとき臨時噴射させるように
しても、同様の効果を発揮する。

（発明の効果） 本発明は上記のように構成したから、減速時の燃料噴射
停止中に、エンジンと車両との動力伝達が断たれたとき
、燃料が臨時噴射されるため、燃費性能を低下させるこ
となく、エンストの発生を防止できる０

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図はエンジンの燃料
噴射装置の全体儒成図、第一図はタイミングを示す説明
図、第３図は制御手段の処理の流れを示す流れ図でちる
。 １・・・・・・ｑ気筒エンジン、２・・・・・・吸気通
路、７・・・・・・エアフローメータ、９・・・・・・
燃料噴射弁、１０・・・・・・制御装置、１１・・・・
・・ディストリビュータ、１２・・・・・・クラッチス
イッチ、１３・・・・・・スロットル開度センサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、減
   速時であるか否かを判別する減速判定手段と、該減速判
   定手段および上記回転数検出手段よりの信号にて減速時
   に、設定回転数以上で燃料噴射を停止する一方該設定回
   転数以下で燃料噴射する燃料噴射手段とを備えたエンジ
   ンにおいて、クラッチの切断又はトランスミッションの
   ニュートラル位置を検出するクラッチ切断検出手段又は
   ニュートラル検出手段と、燃料噴射停止時にクラッチが
   切断されたとき若しくはトランスミッションがニュート
   ラル位置のとき、燃料を臨時噴射させる臨時燃料噴射手
   段とを具備することを特徴とするエンジンの燃料噴射装
   置。