JPS61134378A - ピリミジン誘導体の製法 - Google Patents

ピリミジン誘導体の製法

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JPS61134378A
JPS61134378A JP25548784A JP25548784A JPS61134378A JP S61134378 A JPS61134378 A JP S61134378A JP 25548784 A JP25548784 A JP 25548784A JP 25548784 A JP25548784 A JP 25548784A JP S61134378 A JPS61134378 A JP S61134378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propanediimidate
formula
dimethyl
derivative
reaction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP25548784A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Suzuki
文夫 鈴木
Hiroshige Maruyama
丸山 寛茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61134378A publication Critical patent/JPS61134378A/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗上旦肌里立国 本発明は2−アルコキシカルバモイル−4,6−シメト
キシピリミジン誘導体の製法に関する。
2−アルコキシカルバモイル−4,6−シメトキシピリ
ミジン誘導体は除草剤の中間体として有用である。例え
ば、特開昭58−131984号公報にN−4,6−シ
メトキシピリミジンスルホニルウレア誘導体の中間体と
しての使用例が記載されている。
送mえ丘 N−4,6−シメトキシピリミジンスルホニルウレア誘
導体を得るには従来以下のような方法が知られている。
(I)スルホニルイソシアナートまたはスルホニルカー
バメートと2−アミノ−4,6−シメトキシビリミジン
を反応させる反応式■の方法。
〔式中Aは芳香環を、Alkはアルキル基を示す〕(2
)スルホンアミドと2−アルコキシカルバモイル−4,
6−シメトキシピリミジン誘導体を反応させる反応式■
の方法。
〔式中人は芳香環を、Alkはアルキル基を、Rはアルキル基を示す、〕
反応式■の方法の原料であるスルホニルイソシアナート
またはスルホニルカーバメートは対応する反応式■で用
いられるスルホンアミドより合成される。
また、反応式■の方法の原料である2−アルコキシカル
バモイル−4,6−シメトキシピリミジン誘導体は反応
式Iで用いられる2−アミノ−4゜6−シメトキシピリ
ミジンをアルコキシカルボニル化することによって得ら
れていた。
従って、目的とするN−4,6−シメトキシピリミシン
スルホニルウレア誘導体を得るための工程数としてはい
ずれも変わりはなかった。
また、いずれの方法にとっても必要である2−アミノ−
4,6−シメトキシピリミジンは以下の方法によって合
成された。
従来の方法によればいずれも目的とする除草剤を製造す
るためには多段階の反応工程を必要とし、かならずしも
工業的に有利とはいえなかった。
μ 占を”るための   び  の1 2−アルコキシカルバモイル−4,6−シメトキシビリ
ミジン誘導体を2−アミノ−4,6−シメトキシピリミ
ジンを経ることなく一工程で合成する方法を見出し、ス
ルホンアミドと直接反応させることでN−4,6−シメ
トキシピリミジンスルホニルウレア誘導体を短工程で得
る前記の反応式■で示した方法を工業的に実用可能な工
程とすることができた。
即ち、ジメチル−1,3−プロパンジイミデートとアル
コキシカルボニルイソチオシアネートを反応させること
で2−アルコキシカルバモイル−4゜6−シメトキシビ
リミジン誘導体を一工程で得られることを見出し、本発
明を完成した。
〔式中、Rはアルキル基を示す。〕
ここで原料のジメチル−1,3−プロパンジイミデート
は(Journal of A+werican Ch
ea+1cal 5ociety7140、1949)
に記載された方法に従ってマロンニトリル、塩酸、メタ
ノールから高牧率で容易にその塩酸塩を得ることができ
る。この塩酸塩は有機溶媒に不溶で酸性条件下では水に
対して不安定な化合物である。
反応に際しては遊離のジメチル−1,3−プロパンジイ
ミデートを特開昭56−29557号公報に記載された
方法に従って単離し反応に用いても或いは反応系中でア
ルカリ性化合物を用いて遊離のジメチル−1,3−プロ
パンジイミデートを直接生成させ単離することな(その
まま反応に用い ′てもよい。
また一方の原料であるアルコキシカルボニルイソチオシ
アネートも強いアルカリ性或いは酸性条件下で水に対し
て不安定な化合物である。
単離した遊離のジメチル−1,3−プロパンジイミデー
トを反応に用いる場合は、これを有機溶媒に溶解させ一
り0℃〜溶媒の還流温度の範囲でアルコキシカルポニル
イソチオシアネートを加えることにより容易に2−アル
コキシカルバモイル−4゜6−シメトキシピリミジン誘
導体を一工程で得ることができる。
ここで用いることができる溶媒としてはベンゼン、トル
エン等の芳香族化合物、酢酸エチル等のエステル化合物
、テトラヒドロフラン、エチルエーテル等のエーテル化
合物、塩化メチレン等の塩素化炭化水素化合物、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン化合物、アセトニト
リル等のニトリル化合物があげられる。
また、当量のアルカリ炭酸塩、アルカリ重炭酸塩の水溶
液を加えることにより副反応を抑制し収率を向上できる
。得られた目的の2−アルコキシカルバモイル−4,6
−シメトキシピリミジン誘導体はヘキサン等で再結晶す
ることで容易に精製することができる。
遊離のジメチル−1,3−プロパンジイミデートを反応
系内で直接生成させ、単離することなくそのまま反応に
用いる場合は、反応系を酸性にしたり、極端な塩基性に
することのないように注意することが必要である。。
実施態様の一例を示すと、ジメチル−1,3−プロパン
ジイミデート塩酸塩を2〜3倍モルのカリウム、ナトリ
ウム等の炭酸塩水溶液及び有機溶媒共存の溶液に一1θ
〜20℃で加える。ここでジメチル−1,3−プロパン
ジイミデートを遊離させるために用いるアルカリとして
、炭酸塩の一部を苛性アルカリに置き換えることも可能
であるがこの場合炭酸基金てを苛性アルカリに置き換え
ると系内の塩基性が強くなりすぎ好ましくない。また、
ジメチル−1,3−プロパンジイミデートを遊離させる
ための塩基として、重炭酸塩はその塩基性が充分ではな
い。
上記のようにして調製した反応系内に先と同様アルコキ
シカルボニルインチオシアネートを加えることにより容
易に2−アルコキシカルバモイル−4,6−シメトキシ
ビリミジン誘導体を得ることができる。
遺」1阻 以下に本発明の具体的実施例を示すが、本発明の要旨を
越えない限り本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
xJLf随1 トルエン30m lにあらかじめ調製したジメチル−1
゜3−プロパンジイミデート2.60g(0,02モル
)を溶解し、エトキシカルボニルイソチオシアネート2
、52g (0,02モル)をトルエン5i1で希釈し
た溶液を50℃で30分かけて滴下した。
更に30分攪拌し反応を完結させた後冷却した。不溶物
を濾去しN−水酸化ナトリウム水溶液10m1で2回洗
浄し、水10m1で3回洗浄した。
トルエン層を減圧濃縮し、黄色油状物1t2.35gを
得た。放置するとしばらくして黄色固体になった。
ガスクロマトグラフィーで純度分析したところ純度90
%であり枚重45%であった。
これをn−ヘキサンよ、り再結晶し融点62〜64℃の
白色結晶を得た。n m rで分析し目的物であること
を確認した。
1.30ppm   311.  t 3.909pM   6H,S 4.25ppm   2H+  q 5.75ppm   IH,s 7.80pp+*   Ill、  s叉豊豆l あらかじめ調製したジメチル−1,3−プロパンジイミ
デート2.60g(0,02モル)を塩化メチレン30
m1に溶解し、これに35%炭酸カリウム水溶液を5m
l加え攪拌した。エトキシカルボニルイソチオシアネー
ト3.96g(0,03モル)を塩化メチレン5n+1
に希釈した溶液を15〜20℃で40分かけて滴下した
30分15〜20℃で攪拌した後1時間加熱還流した。
水20m1を加え不溶物を濾去し分液した。塩化メチレ
ン層を実施例1と同様に処理することにより淡黄色油状
物質3.17gを得た。放置するとしばら(して淡黄色
固体になった。
ガスクロマトグラフィーで純度分析したところ純度91
%でありジメチル−1,3−プロパンジイミデートに対
して収率63%であった。
実m 水1.5gに炭酸カリウム8.28g(0,06モル)
を溶解させ、酢酸エチル30m lを加えて5℃以下に
冷却した。
これにジメチル−1,3−プロパンジイミデート塩酸塩
15 g (0,02モル)を徐々に加えた。
15℃に反応温度をあげエトキシカルボニルイソチオシ
アネート3.96g(0,03モル)を酢酸エチル5m
lに希釈した溶液を40分かけて滴下した。更に20分
間15〜20℃で反応させた後40℃で1時間反応させ
た。
冷却後水20++1を加え不溶物を濾去し分液した。酢
酸エチル層をN−水酸化ナトリウム水溶液10m1で2
回洗浄し、水1抛lで3回洗浄した。
酢酸エチル層を減圧濃縮し、淡黄色油状物質2.76g
を得た。放置するとしばらくして淡黄色固体になった。
ガスクロマトグラフィーで純度分析したところ純度85
%であり枚重51%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ジメチル−1,3−プロパンジイミデートとアルコキシ
    カルボニルイソチオシアネートを反応させることを特徴
    とする一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Rはアルキル基を示す。〕 で表されるピリミジン誘導体の製法。
JP25548784A 1984-12-03 1984-12-03 ピリミジン誘導体の製法 Expired - Lifetime JPS61134378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0279366A2 (de) * 1987-02-18 1988-08-24 Hoechst Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von Pyrimidinen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0279366A2 (de) * 1987-02-18 1988-08-24 Hoechst Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von Pyrimidinen
US4960887A (en) * 1987-02-18 1990-10-02 Hoechst Aktiengesellschaft Process for the preparation of pyrimidines
EP0279366B1 (de) * 1987-02-18 1992-08-12 Hoechst Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von Pyrimidinen

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