JPS61133232A - アミノ酸又はその重合体の結合した多糖複合体の製法 - Google Patents
アミノ酸又はその重合体の結合した多糖複合体の製法Info
- Publication number
- JPS61133232A JPS61133232A JP25552484A JP25552484A JPS61133232A JP S61133232 A JPS61133232 A JP S61133232A JP 25552484 A JP25552484 A JP 25552484A JP 25552484 A JP25552484 A JP 25552484A JP S61133232 A JPS61133232 A JP S61133232A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
=3・
”ご本発明は、アミノ酸及びアミノ酸重合体の結合4−
+; ・ ”II”た多糖複合体及びその製造方法に関するもので
ある。
+; ・ ”II”た多糖複合体及びその製造方法に関するもので
ある。
多糖、アミノ酸及びアミノ酸重合体は、生物の体を構成
する物質であり、生体との親和性が良好であり、また場
合によっては、生体内吸収分解性を有する。また、多糖
とアミノ酸との複合体は、生体成分(酵素、抗体、ホル
モン等)と特異的な相互作用が期待され、免疫吸着剤、
酵素精製用り ゛ロマト担体等に応用できる。
する物質であり、生体との親和性が良好であり、また場
合によっては、生体内吸収分解性を有する。また、多糖
とアミノ酸との複合体は、生体成分(酵素、抗体、ホル
モン等)と特異的な相互作用が期待され、免疫吸着剤、
酵素精製用り ゛ロマト担体等に応用できる。
本発明者らは、アミノ酸及びアミノ酸重合体と多糖との
複合体の[Jに鋭意努力した結果、N −力ルボキシア
ミノ酸無水物とアミノ基を有する多糖とを用いることに
よって、アミノ酸及びアミノ酸重合体をペプチド結合を
通して多糖に結合したi・杏体の合成に到達し、本発明
をなすに至った。
複合体の[Jに鋭意努力した結果、N −力ルボキシア
ミノ酸無水物とアミノ基を有する多糖とを用いることに
よって、アミノ酸及びアミノ酸重合体をペプチド結合を
通して多糖に結合したi・杏体の合成に到達し、本発明
をなすに至った。
−片 ゛
〕この複合体においてアミノ酸及びアミノ酸重合体制御
することができる。多糖、それ自体では発現できないよ
うな、特異的吸着現象が可能−となる。
することができる。多糖、それ自体では発現できないよ
うな、特異的吸着現象が可能−となる。
本発明のアミノR重合体としてL−グルタミン酸ベンジ
ル、L−アスパラギン酸ベンジル、N−ペンシルオキシ
カルボニル−し一リジン、L−メチメニン、し−ロイシ
ン、し−フェニルアラニン、L−バリン、N−ベンジル
オキシカルボニル−オルニチン、L−アスパラギン酸、
し−グルタミン酸、N−ヒドロキシエチル−L−グルタ
ミン、N−ヒドロキシプロピル−し−グルタミン、OL
−アラニン、DL−ロイシン、OL−メチオニン等の単
独重合体、またはそれらの2種以上が混合した共重合体
である。もう一方の成分であるアミノ基を有する多糖は
、部分的脱アセチル化キチン、キトサン、アミノエチル
アガロース、グリシルスターチ等である。溶媒としては
、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルホルムアミド等のアミノ酸重合体を溶解させ同時に
、多糖を膨潤させるものを用いる。アミノ基を有する多
糖とアミノ酸重合体の構成比は、多糖が10〜90、、
l:量%である。
ル、L−アスパラギン酸ベンジル、N−ペンシルオキシ
カルボニル−し一リジン、L−メチメニン、し−ロイシ
ン、し−フェニルアラニン、L−バリン、N−ベンジル
オキシカルボニル−オルニチン、L−アスパラギン酸、
し−グルタミン酸、N−ヒドロキシエチル−L−グルタ
ミン、N−ヒドロキシプロピル−し−グルタミン、OL
−アラニン、DL−ロイシン、OL−メチオニン等の単
独重合体、またはそれらの2種以上が混合した共重合体
である。もう一方の成分であるアミノ基を有する多糖は
、部分的脱アセチル化キチン、キトサン、アミノエチル
アガロース、グリシルスターチ等である。溶媒としては
、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルホルムアミド等のアミノ酸重合体を溶解させ同時に
、多糖を膨潤させるものを用いる。アミノ基を有する多
糖とアミノ酸重合体の構成比は、多糖が10〜90、、
l:量%である。
アミド、メチルピロリドン、塩化リチウム(10:10
: 1重量比)の混合溶媒に溶解し、N−カルボキシア
ミノ酸無水物を加えて、撹拌溶解させ、キチンのアミン
基にアミノ酸を順次結合させていく。
: 1重量比)の混合溶媒に溶解し、N−カルボキシア
ミノ酸無水物を加えて、撹拌溶解させ、キチンのアミン
基にアミノ酸を順次結合させていく。
N−カルボキシアミノ酸無水物は、アミノ酸とホスゲン
を反応させることによって、合成される。
を反応させることによって、合成される。
この反応を(I)式で示す。ここでアミノ酸をN、H2
CHRCOOHで表わし、Rはアミノ酸残基の側鎖であ
る。
CHRCOOHで表わし、Rはアミノ酸残基の側鎖であ
る。
得られたN−カルボキシアミノ酸無水物は、アN−カル
ボキシアミノ酸無水物が多糖のアミン基に対して過剰量
存在すれば、最初に結合したアミノ酸のアミノ基に更に
、N−カルボキシアミノ酸無水物が反応する。これを(
Iン式で示す。
ボキシアミノ酸無水物が多糖のアミン基に対して過剰量
存在すれば、最初に結合したアミノ酸のアミノ基に更に
、N−カルボキシアミノ酸無水物が反応する。これを(
Iン式で示す。
ここでχは 1から 100りらいが望ましい。
また均−溶液系でなくとも、アミノ基を有する多糖に、
アミノM重合体を結合させることができる。キトサンの
粉末をジメチルスルホキシドにケンダクさせ、これに、
N−カルボキシアミノ酸無水物を加え、撹拌することに
より、アミノ酸重合体を結合したキトサン粉末を得るこ
とができる。
アミノM重合体を結合させることができる。キトサンの
粉末をジメチルスルホキシドにケンダクさせ、これに、
N−カルボキシアミノ酸無水物を加え、撹拌することに
より、アミノ酸重合体を結合したキトサン粉末を得るこ
とができる。
この場合も反応は前式と同じである。
多糖の濃度は0.1〜30重堡%、N−カルボキシアミ
ノ酸無水物の濃度は0.1〜20重倦%が適当であり、
多糖とN−カルボキシアミノ酸無水物との比は20−0
.05が適当である。
ノ酸無水物の濃度は0.1〜20重倦%が適当であり、
多糖とN−カルボキシアミノ酸無水物との比は20−0
.05が適当である。
次に本発明を実施例に基づき、さらに詳細に脱環、する
。
。
なアルカリキチン溶液とし、44時間至温で放置した。
これを5℃に保ちながら濃塩酸60m4を撹拌しながら
滴下し、更に2規定塩酸40m込を滴下し、pH7にし
た。このとき溶液は白潤し、キチンの沈澱が土じた。こ
れを遠心分離し、沈澱を水で洗浄することと遠心分離を
4回おこない、上澄に塩素イオンのないことを硝1銀に
よって確めた。更に、この沈澱に29%アンモニア水を
加え、遠心分離し、次に、水による洗浄と遠心分離を4
回行い、最後に沈澱を乾燥させ、部分的脱アセチル化キ
チン1.87 Clを得た。別にし一グルタミン酸ベン
ジル7゜65 Clをジオキサン100m Q、にケン
ダクさせ、トリクロロメチルクロロホーメイト 3゜0
rrNlを活性炭上に滴下させて発生させたホスゲンガ
スを、それに導入し、50℃で2時間反応させ、その後
、窒素ガスを1時間通した。ジオキサンを減圧下で蒸留
して除去し、N−カルボキシ−し−グルタミン酸ベンジ
ル無水物7.95 Qを得た。部分的脱アセチル化キチ
ン0.5gをジメチルスルホキシド40m!Qにゲンダ
クさせ、N−カルボキシ−L−グルー・=1 □冬iミン酸ベンジル無水物2.82 gを加え1.室
温で1゛(・週間i拌した。沈澱を遠心分離し、ジメチ
ルス1゜ ルホキシドで2回洗浄と遠心分離を行った。次にジオキ
サンで同様に3回処理した。得られた沈澱を乾燥した。
滴下し、更に2規定塩酸40m込を滴下し、pH7にし
た。このとき溶液は白潤し、キチンの沈澱が土じた。こ
れを遠心分離し、沈澱を水で洗浄することと遠心分離を
4回おこない、上澄に塩素イオンのないことを硝1銀に
よって確めた。更に、この沈澱に29%アンモニア水を
加え、遠心分離し、次に、水による洗浄と遠心分離を4
回行い、最後に沈澱を乾燥させ、部分的脱アセチル化キ
チン1.87 Clを得た。別にし一グルタミン酸ベン
ジル7゜65 Clをジオキサン100m Q、にケン
ダクさせ、トリクロロメチルクロロホーメイト 3゜0
rrNlを活性炭上に滴下させて発生させたホスゲンガ
スを、それに導入し、50℃で2時間反応させ、その後
、窒素ガスを1時間通した。ジオキサンを減圧下で蒸留
して除去し、N−カルボキシ−し−グルタミン酸ベンジ
ル無水物7.95 Qを得た。部分的脱アセチル化キチ
ン0.5gをジメチルスルホキシド40m!Qにゲンダ
クさせ、N−カルボキシ−L−グルー・=1 □冬iミン酸ベンジル無水物2.82 gを加え1.室
温で1゛(・週間i拌した。沈澱を遠心分離し、ジメチ
ルス1゜ ルホキシドで2回洗浄と遠心分離を行った。次にジオキ
サンで同様に3回処理した。得られた沈澱を乾燥した。
このようにして製造した複合体の収率は1.350で重
量増加率は171%であった。
量増加率は171%であった。
部分的脱アセチル化キチンと得られた複合体の赤外線吸
収スペクトルの特性吸収ピークを第1表に示す。カッコ
内のS 、M 、Wは吸収の強さ、つより強い、中
位、弱いをそれぞれ表す。
収スペクトルの特性吸収ピークを第1表に示す。カッコ
内のS 、M 、Wは吸収の強さ、つより強い、中
位、弱いをそれぞれ表す。
アミノ酸重合体が結合していることを示す赤外線吸収が
、3290.1735.750. 700c m−1に
現ねれていた。
、3290.1735.750. 700c m−1に
現ねれていた。
第1表
実施例2
アルカリキチンの放置時間を163時間にしたことを除
いて実施例1と同様に処理して得た、部分 、的脱
アセチル化キチン0.36 gをジメチルスルホキシド
70m Qにケンダクさせ、実施例1と同様にして、D
L−アラニンから合成したN−カルボキシ−DL−アラ
ニン無水物i、ei gを加え、1週間攪拌した。水に
よる洗浄と遠心分離を数回繰り返し、最後にアセトンを
加え、沈澱を濾過し、複合体0.669gを得た。重量
増加率86%であった。
いて実施例1と同様に処理して得た、部分 、的脱
アセチル化キチン0.36 gをジメチルスルホキシド
70m Qにケンダクさせ、実施例1と同様にして、D
L−アラニンから合成したN−カルボキシ−DL−アラ
ニン無水物i、ei gを加え、1週間攪拌した。水に
よる洗浄と遠心分離を数回繰り返し、最後にアセトンを
加え、沈澱を濾過し、複合体0.669gを得た。重量
増加率86%であった。
得られた複合体と163時間処理した部分的脱アセチル
化キチンの赤外線吸収スペクトルの特性吸収ピークを第
2表に示す。カッコ内のS 、M 、Wは実施例1
と同じである。
化キチンの赤外線吸収スペクトルの特性吸収ピークを第
2表に示す。カッコ内のS 、M 、Wは実施例1
と同じである。
第2表
Claims (1)
- (1)アミノ酸及びアミノ酸重合体をペプチド結合を通
して多糖中のアミノ基に結合していることを特徴とする
アミノ酸重合体結合多糖複合体(2)アミノ酸及びアミ
ノ酸重合体をペプチド結合を通して多糖中のアミノ基に
結合していることを特徴とするアミノ酸重合体結合多糖
複合体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25552484A JPS61133232A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | アミノ酸又はその重合体の結合した多糖複合体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25552484A JPS61133232A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | アミノ酸又はその重合体の結合した多糖複合体の製法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26572788A Division JPH01152105A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | アミノ酸又はその重合体が結合した多糖複合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133232A true JPS61133232A (ja) | 1986-06-20 |
JPH0129362B2 JPH0129362B2 (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=17279936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25552484A Granted JPS61133232A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | アミノ酸又はその重合体の結合した多糖複合体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992003480A1 (fr) * | 1990-08-17 | 1992-03-05 | Drug Delivery System Institute, Ltd. | Derive de n-acetylcarboxymethylchitosan et procede de production |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP25552484A patent/JPS61133232A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992003480A1 (fr) * | 1990-08-17 | 1992-03-05 | Drug Delivery System Institute, Ltd. | Derive de n-acetylcarboxymethylchitosan et procede de production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0129362B2 (ja) | 1989-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |