JPS61124343A - 風味油の製造法 - Google Patents

風味油の製造法

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Publication number
JPS61124343A
JPS61124343A JP59245562A JP24556284A JPS61124343A JP S61124343 A JPS61124343 A JP S61124343A JP 59245562 A JP59245562 A JP 59245562A JP 24556284 A JP24556284 A JP 24556284A JP S61124343 A JPS61124343 A JP S61124343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
dried
vegetable
food
flavored
Prior art date
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Pending
Application number
JP59245562A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishii
建二 西井
Shoji Nishimura
西村 昇二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIKEN KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
RIKEN KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明によって製造された風味油は各種食品の調味油と
して使用される。また反応終了後の野菜や香辛料の固形
物はローストベジタブルやローストスパイスとして食品
の調味料として使用することができる。
従来の技術 風味油を作るための従来の技術は水分の多い生野菜を植
物油脂と共に加熱し、風味物質を生成せしめる方法が行
われている。
発明が解決しようとする問題点 本発明者等の研究によれば、上記方法ではまず水分が蒸
発するために油と反応して突沸を起す危険があり、作業
上の危険を伴なう、また水分の蒸発のために比較的長時
間の加熱時間を要し、且っ共沸現象のため、風味物質の
得量が少なくなり、使用油脂は上記反応のために油の本
質であるトリグリセライドが分解するため、酸価・過酸
化物価等の食品として好ましくない価が上昇した。
問題点を解決するための手段 本発明者等は鋭意研究の結果、水分20%以下の乾燥野
菜や乾燥香辛料を使用すると加熱温度も低温でよく、加
熱時間も少なくなり、結果として酸価・過酸化物価の減
少と生成風味物買の収量の増加を招来することができ、
本発明を完成した。
乾燥香辛料等を使用した場合などは特に過酸化物価の上
昇防止能力が強く、動物性油脂を使った場合も上記諸特
徴以外に好ましくない風味を是正することができた。一
方反応終了後の野菜や香辛料はローストベジタブルやロ
ーストスパイスとしても利用できる。以下実施例により
本発明を詳述する。
実施例 l にんにくの鱗片を薄く切断して、60℃前後の乾燥空気
により乾燥減量10%まで乾燥したもの220 g l
t 1 kgのコーンサラダ油に加え、徐々に加熱して
20分間で160℃とし、放冷する。j濾過して油層を
採取し風味油920gを得た。
この風味油は淡黄褐色で透明なものであり、にんにくの
強く香ばしい香を有する。
実施例 2 実施例1て風味油Aを採取した後の固形物100gに対
して粉砕助剤として其水ぶどうK1200gを混合し、
これを小型のミルで粉砕する。得られた物は褐色の強い
ロースト風味を有する粉末である。
実施例 3 乾燥したニンジンフレーク(乾燥域1i20%)150
gに対してコーンサラダ油IJを加え、徐々に加熱して
20分間で140℃とした後、放冷する。ロースト風味
を有する風味油930gを得た。
実施例 4 乾燥した玉葱フレーク(乾燥減量6%)200gに対し
てラード1kgを加え、徐々に加熱して30分間で15
0℃とする。やや放冷後ラードが液体のうちに油層を分
離採取する。玉葱の香ばしい香が付与され、ラード特有
の悪い香が消失した好ましい風味油900gが得られた
実施例 5 干枦(乾燥域1i15%)を粗砕したもの150gに対
してコーンサラダ油IJを加え、徐々に加熱して20分
間で140℃とした後、放冷する。
ロースト風味を有する風味油920gを得た。
発明の効果 香味及び過酸化物価(POV)及び酸価(AV)の比較
のため、実施例1で製造したにんにく風味油をにんにく
風味油とする。別に生にんにくの鱗片を薄く切断したも
の650g (、乾物量195g)をコーンサラダ油1
kgに加え、徐々に加熱し約100℃にて大部分の水分
を飛ばした後(この時空気中へ水分とにんにくの強い香
が逸散する。)160℃まで加熱する。放冷後濾過し油
層を採取する。淡黄褐色でわずかににごりのある風味油
9゜Ogを得た。これをにんにく風味油日とする。上記
のようにして得られた二種類の風味油A及びBについて
比較したところ次のようになった。
(り過酸化物価(P OV)及び酸価(AV>の比較 生にんにくより製造した風味油については油の劣化が大
きいことが判明した。
(2)香味の判定 日常官能検査にたずされっているパネル9名にて次の質
問でパネルテストを実施した。
1)ロースト風味の強い方はどちらか 風味油Aとしたパネル・・・・・8名 風味油Bとしたパネル・・・・・1名 2)香の質が良く風味油として好ましい方はどちらか 風味油Aとしたパネル・・・・・6名 風味油Bとしたパネル・・・・・3名 乾燥にんにくより製造した風味油の方がやや優れている
ことが判明した。
実施例2で製造したロースト風味を有する粉末を市販の
インスタントラーメン1袋分に対し1g加えて調理し、
パネル員9名にて試食したところ全員かにんにくのロー
スト風味によりインスタントラーメンの味が向上したと
答えた。
以上のように本発明によって製造された風味油は即席食
品等の各種食品類の味油として利用でき風味の改善に効
果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油脂に水分20%以下の乾燥植物性食品を油脂に対
    し2〜30重量%加えて120〜160℃に加熱し、5
    〜20分間保持した後、油層と乾燥植物性食品を分離採
    取することを特徴とする風味油の製造法。 2 油脂が動物性油脂である特許請求の範囲第1項の風
    味油の製造法。 3 油脂が植物性油脂である特許請求の範囲第1項の風
    味油の製造法。 4 油脂が動物性油脂及び植物性油脂の混合物である特
    許請求の範囲第1項の風味油の製造法。 5 乾燥植物性食品が乾燥野菜である特許請求の範囲第
    1項の風味油の製造法。 6 乾燥植物性食品が乾燥香辛料である特許請求の範囲
    第1項の風味油の製造法。
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