JPS61121714A - デイジタル保護継電器の自動監視装置 - Google Patents

デイジタル保護継電器の自動監視装置

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JPS61121714A
JPS61121714A JP59239422A JP23942284A JPS61121714A JP S61121714 A JPS61121714 A JP S61121714A JP 59239422 A JP59239422 A JP 59239422A JP 23942284 A JP23942284 A JP 23942284A JP S61121714 A JPS61121714 A JP S61121714A
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digital
monitoring
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JP59239422A
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健二 大垣
廣 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディジタルリレーのアナログ信号入力部の動
作不良の検出を自動的に行うディジタル保護継電器の自
動監視装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の監視装置として%開昭53−6855に記
載の第6図および第7図に示すものがあった。
まず、従来装置の1例として、第6図における1は送電
線路、2はCT、3はPTで入力切替装置8の入力接点
S1,81′にそれぞれ接続されている。
4は模擬送電線で、点検用の電源5.CT7、およびリ
アクトル6が設けられている。前記CT7およびリアク
トル6は入力切替装置8の入力接点S2 、 S2’に
それぞれ接続されている。入力切替装置8の切替接点s
、s’はそれぞれA / D変換器1、12を通じて、
ディジタル演算処理部9に導びかれている。
次に第6図の動作について説明する。まず、入力切換装
置8の点検を行う際には、送電線1のCT2.PT3に
よって得られる電流及び電圧を入力切替装置8によって
模擬送tfN4から得られる電流及び電圧、すなわち点
検入力の入力接点82゜82’側に切替える。模擬送電
線4の電流及び電圧は点検用の電源5より供給され、A
/D変換器1、12に与えられる。そして前記の電流及
び電圧の大きさはそれぞれCT7およびリアクトル6の
タップによって変えられる。すなわち、入力切替装置8
を流れる電流及び電圧は、それぞれA/D変換器11及
び12によってディジタル量に変換され、ディジタル演
算処理部9に導びかれる。
通常、ディジタル演算処理部9の出力は、トリップ回路
TRへ導ひかれ、しゃ断器等によって送電線路1をしゃ
断するようにしている。点検時に2いては、ディジタル
演算処理部9はA / D変換器1、12によってディ
ジタル変換した点検入力のA/D変換値とあらかじめ用
意された基準値とを比較し、前記の比較結果が一致しな
い場合には警報回路AMへ出力信号を与える。
次に第7図に示した第2の従来例について説明する。図
中第6図と同一の部分は同一符号をもって示す。13.
14はメモリ回路である。また、送電Mlに設けられた
c’1’2と入力切替装置8の一方の入力接点S1との
間、およびPT3と入力切替装置8の他方の入力接点8
1′との間にはそれぞれA/D変換器1、12が設けら
れている。また、入力切替装置8の入力接点S2 、 
S2’にはそれぞれ前記メモリ回路13.14の出力が
接続されている。切替接点s 、 s’の出力側は直接
ディジタル演算処理部9に接続されておシ、前記メモリ
回路13..14には点検模擬入力としてのディジタル
データが予め格納されている。
次に動作について説明する。まず点検を行う際には、入
力切替装置8の切替接点s 、 s’を接点S+ 、 
St’側から接点S2 、82’側に切替えることによ
り、上記メモリ回路13.14のディジタルデータが入
力切替装置8を介して、ディジタル演算処理部9に接続
される。そして、予め用意された基準値と比較され、そ
の比較結果が一致しない場合には警報回路AMへ出力信
号を与える。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のディジタル保護継電器の自動監視装
置は以上のように構成されているので以下の問題点があ
った。
まず、第6図の装置では、模擬送電!fMを設けるため
に、電源、リアクトル、CT等が必要で点検のための周
辺装置が大損シとなる他、点検中は送電線の電流、電圧
値をディジタル演算処理部に導くことができないため点
検期間中は保護リレー機能が一時停止し、この間に送電
線において系統事故が発生した場合には、これを検出し
送電線を保護することができない。更に、点検精度につ
いても点検入力電源は商用電源であるため電圧が一定せ
ず高精度の点検ができない。
次に第7図の装置では点検入力をA / D変換器など
の後段に設けるためA / D変換部より以前の部位の
不良検出ができない。更に、第6図および第7図共に一
定周期で点検を実施する方式であるため入力切換装置に
不良が発生してもその検出までに系統事故が発生する可
能性もあるため全体と去するためになされたもので、高
精度の監視用入力信号を、電力系統の事故が無い時に、
任意の時間アナログ入力部に印加し、監視用入力信号が
正しく A/D変換されていることを監視することによ
り回路構成がシンプル、かつ安価で精度が高く保護リレ
ー機能の停止時間のないディジタル保護継電器の自動監
視装置を提供することを目的としている。
また、特に系統の電圧入力は常時一定値以上の入力信号
が与えられていてその値を監視することによりアナログ
入力回路の不良検出をする方法が種々実施されているが
、電流入力など常時一定値以上の入力信号が期待できな
い入力回路では、強制的になんらかの入力を印加してア
ナログ入力回路の不良検出をする必要があり、本発明は
この入力印加方式とその入力信号とを監視して、不良検
出をする処理についても新規装置を提案することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るディジタル保護継電器の自動監視装置は
任意に設定された周期毎にディジタル保護継電器を監視
点検する期間のみ前記ディジタル保護継電器のフィルタ
ーに系統の点検入力信号と共に監視用信号を入力印加す
る監視用信号回路を設ケ、前記フィルター、サンプルホ
ールド及びマルチプレクサを介して出力された不良解析
のためのA/D変換データの演算処理結果をディジタル
演算処理部で演算実行し、前記監視用信号が印加されて
いる期間のみ監視用信号を抽出し、その信号レベルに基
いて上記ディジタル保護継電器のアナログ入力部、すな
わち、フィルタ、サンプルホールド、マルチプレクサ、
A/D変換器の不良を自動検出するようにしたものであ
る。
〔作 用〕
この発明においては系統からの情報を入力信号としてデ
ィジタルリレーに常に取り込み、常時アナログ入力部の
動作状態を点検体制にしておくことが最大の狙いで、監
視用信号Erefの周波数を系統周波数のn倍の周波と
することによりアナログ入力部の不良解析n度を向上さ
せるようにしている。よって発振器利用による周波数精
度の高さと相俟ってアナログ入力部の不良検出の信頼性
が大幅に向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。まず
、第1図において、監視用信号回路23の出力信号Er
efは、人カドランス22によって絶縁およびレベル変
換された系統からのPT、CT入力21(以下略してP
CT入力と呼称する)とともにフィルター24に接続さ
れている。ここで、PT、C’T入力21工3は前記第
6図、第7図で説明した送電線路1のPT3 、CT2
から入力される入力信号でアシ、以下、略してPCT入
力21 ■Sとして説明する。フィルター24はPCT
人力21に監視用信号Eref f重畳させPCT入力
21工Sと監視用人力Erafが各々加算された値が出
力側の信号として得られる様に動作する。
入カドランス22の出力は、出力側に設けられた抵抗器
により電流信号から電圧信号に変換された後、フィルタ
24を介してサンプルホールド25により、あらかじめ
定められた任意の一定周期で一定時間保持される。次に
マルチプレクサ26で前記のサンプルホールド25で保
持した電圧信号を順次切換えて、A / D変換器12
に導ひく。前記のA / D変換器12により、ディジ
タル量に変換された入力データは、ディジタル演算処理
部9により、演算処理される。31は不良検出した結果
を知らせる警報出力である。32は監視用信号回路23
の出力を停止し出力しない様に制御1するリセット信号
である。(以下、サンプルホールド25は略して“SR
”、マルチプレクサ26は略して”MPX”と呼称する
。) 第2図は、監視用信号回路23の1例を示したもので、
メモリ42内に記憶している信号波形のデータを、任意
の周期でD/A変換器43に出力し、監視用の交流出力
信号を得るもので、発掘器41の出力周波数を便化させ
ることにより、任意の周波数の交流信号をD/A変換器
43から得ることができる。
次にその動作について説明する。まず、カウンタ40は
発振器41のクロックで1つづつカウントアツプする。
例えば、その出力が8本の場合、2進数表現で”ooo
ooooo’から”11111111’まで、10進数
表現で0″〜”255’までカウントする。実際の出力
本数はメモリ42のアドレス本数に合わせる。メモリ4
2はカウンタ40の出力をアドレスとして、そのアドレ
スに対応し、予め書込まれたディジタルデータを、D/
A変換器43に出力する。D/A変換器43はメモリ4
2からのディジタルデータを一定の規則に従ってアナロ
グデータに変換し、これが監視用信号Erefとなる。
ここで監視用信号Erefは、メモリ42に書き込むデ
ィジタルデータにより任意の波形とすることができ、ま
た、発振器41の周波数によ)、任意の信号周波数とす
ることかでさる。
カウンタ40には、カウンタの計数値を”0”にリセッ
トするリセット信号32が入力されておシ、このリセッ
ト信号32を入力すると、カウンタ40の出力は”oo
oooooo”となる。かくしてカウンタ40の出力が
”0”になるとメモリ42のアドレスが0″となシ、メ
モリ42のアドレス0番地に予め書込んでおいたディジ
タルデータを”0”にすることにより、D/A変換器4
3の出力は′0″電圧を出力する。これはリセット信号
32を入力しつづけるとカウンタ40の出力は“0”の
ままであるため、D/A変換器43は零電圧の直流を出
力することになり、出力を出さない状態にする。監視用
信号Er a rの波形2周波数は以上のように、メモ
リに書き込まれたディジタルデータと発振器41の周波
数とで決するが、メモリ42の書込みデータは変動する
ことはなく、発掘器、水晶発振器等も発振周波数変化が
ほとんどないメモリ42を使用することにより、波形。
周波数の変動のない高精度の監視用信号Erefを得る
ことができる。第2図の構成部品コストについて、発振
器41は実際には第1図に示すディジタル演算処理部9
に含まれる水晶発振器と共用できる。なお、ディジタル
演算処理部9はマイクロプロセッサを中心として構成し
ており、その動作用に水晶発振器を備えている。また、
メモリ42は比較的小容量のものでよい。ここでD/A
変換器43は8ビット前後の低速のものでよく、その結
果第2図に示す構成は第6図に示した模擬送電線4など
に比べ、非常に安価に構成できる。
また、第3図は第1図のフィルター24のPCで入力2
1と監視用信号Erefの加算部分を示したものである
。PCT入力21と監視用信号V refはそれぞれ入
力抵抗R54i、Rr42を通ってオペアンプ43に接
続されている。オペアンプ43の出力は帰環抵抗Rr4
4により入力側にフィードバックされる。この回路の出
力Eadは一般に(11式で表すことができる。
Ead = Rf x (Es/R,+ ”ref/R
r)  −−(1)但し、 EsはPCT入力21の電
圧値でおる。
以上のようにオペアンプによる2つの信号の加算は簡単
な回路により、極めて安価に実現できる。
次に、第1図において本発明の動作説明に入る前に、デ
ィジタル保護リレーの系統事故を検出するための基本的
な入力信号処理について説明する。
まず、電力系統の故障を検出するため、P T 、 C
Tから電圧電流信号PCT入力21 Is を取シ込み
、ディジタル演算処理部9で処理可能な形態にまで信号
変換処理を行なう。入カドランス22は、電力系統の電
圧、電流値が最大となる時、それらの信号をA / D
変換器12のフルスケールに適した値にレベル変換する
。この入カドランス222次の電圧レベルがアナログの
フィルタ24に入力される。そしてディジタルリレーで
は種々のリレー特性から要求される総合的フィルタ特性
をディジタル処理とアナログ処理の組合せで実現してい
る。
フィルタ24は折り返し周波数以上の高調波成分の除去
を主目的としている。更に1デイジタルリレーでは、リ
レー特性上必要な周波数帯域を考慮し、フィルタ24で
は折り返し周波数より高い周波数成分は完全に無視でき
る程度まで減衰させ、フィルタ24を通過した後での入
力信号を5H25でサンプリングし、ディジタル値に変
換し処理する。サンプリング周波数は、サンプリング定
理等をふまえ、かつCPUの演算処理能力およびリレー
演算アルゴリズムでのデータ処理の簡便さから、通常系
統周波数の電気角30°、すなわち600Hz(50R
z系) 720 Hz (60Hz系)に選ばれている
。次にサンプルホールド25は、リレー演算アルゴリズ
ム上から同時刻のサンプリングデータが必要でるるため
第1図に示したように全入力チャンネルにサンプルホー
ルド25が設けられ、時々刻々変化する入力信号をA 
/ D変換が終了するまで保持する。この様にして、電
力系統の入力信号を処理し、ディジタル演算処理部9で
リレー演算を行なう。
以上の様な構成と入力信号処理とをもとに本発明による
ディジタル保護継IM、器の自動監視装置の動作につい
て以下に説明する。
まず、ディジタル演算処理部9からは常時監視用信号回
路23に出力信号を出さない様にするためリセット信号
32が出力されている。そして、ディジタル演算処理部
9のプログラム処理にて任意の周期、例えば1日に1回
、1時間に1回毎にアナログ入力部が正常か否かの監視
用信号Ererを監視用信号回路23より出力する。こ
の監視用信号Erefは、PCT入力21に重畳される
形でフィルタ24に与えられ前記リセット信号32が無
い時だけ印加入力される。ここで監視用信号Ererの
大きさは、POT入力21のフルスケール、例えばCT
大入力場合は最大事故電流に対して充分に低いレベルと
する。これは、仮に監視用信号ErtJのレベルをPC
T入力21の最大値と同じとした場合、フィルタ24以
降の最大入力は、PCT入力21と監視用信号Erer
が加算されるため、PCT入力21の鐘大値の2倍とな
り、系統からの微小入力から大入力に至るまで正しく回
路動作させるための、入力範囲設計(ダイナミックレン
ジ設計)上の制約となる。一方、監視用信号Erefの
大きさをあまり小さくすると、フィルタ24の利得変化
などが検出しにくくなる。また。
監視用信号Erefを常時印加しておくと、前述のダイ
ナミックレンジが常時制約を受けた状態で、電力系統を
監視保護することになるので好ましくない。従って、デ
ィジタルリレー自身が正常であるか否かを自動的にチェ
ックしたい時のみ監視用信号Ererを印加する。
前述の様に重畳された監視用信号Erefは、フィルタ
24.5H25、MPX26を通り、A/D変換器12
によりディジタル値に変換される。
A / D変換器12によるディジタルデータは、前述
のリレーアルゴリズム上、都合のよい周期、一般的には
系統周波数の電気角30°間毎にサンプリングされ、A
/D変換されたものである。これらのディジタルデータ
はディジタル演算処理部9により以下の処理が施され、
フィルタ24からA/D変換器12壕での回路不良を検
出する。すなわち、 (A)  監視用信号成分を抽出する場合A / D変
換器12のディジタルデータ出力にPCT入力21と監
視用信号E r e fとが重畳されてお9、PCT入
力21の影響を受けずに入力回路の監視を行うためには
、監視用信号Eref成分を抽出する必要がある。監視
用信号Erefの周波数を一例として、系統周波数の4
倍とした場合の抽出方法について以下説明する。系統周
波数の電気角が180°分位相がずれたデータを加算す
るディジタルフィルタの周波数特性は(2)式で表わせ
る。
G = 21 cos −l   ・・・・・・・・・
・・・・・・(2)但し、G:入力に対する出力倍数 n:フィルタ入力信号周波数の系統周波数に対する倍数 (2)式に系統周波数(n = 1 )、監視用信号周
波数(n = 4 )を適用した結果は、系統周波数 
(n =1 )=−G =21cos−1=04π 監視用信号周波数(n =4)−・G =21cos−
1=2となり、系統周波数の信号は除去され、監視用信
号Everの周波数信号は2倍となって抽出される。
第4図は(2)式をグラフ表現したものである。第4図
からも解る様に、監視用信号周波数を系統周波数の2倍
とすると同一処理でも抽出可能であシ、更に処理方法を
かえれは他の周波数とすることも可能である。
(B)  監視用信号の大きさから不良検出する場合前
記(A)の処理により抽出した監視用信号Eraf周波
数は、本例では系統周波数の4倍としている。
一方、サンプリング周期、すなわちA / D変換する
周期は、系統周波数の電気角30°であるから、サンプ
リング周波数は系統周波数の12倍となっており、サン
プリング定理から、監視用信号の大きさをサンプリング
データにより算出可能である。
算出した監視用信号の大きさから、フィルタ24乃至A
 / D変換器12間の不良検出を行う場合には、予め
ディジタル演算処理部9の中に用意した規定値と比較す
る方法及び複数の入力信号から抽出した監視用信号間で
比較する方法とがあシ、どちらも有効である。
以上の処理により、入力回路の不良検出がoT能である
がリレー演算に使用するデータにとっては、監視用信号
Erefを除去し、系統周波数成分、すなわち、POT
入力21を抽出する必要がらり、以下の処理を施したデ
ータをリレー演算に便用する。ここでは−例として、前
述の例と同じく、監視用信号Eraf周波数を系統周波
数の4倍としたケースについて説明する。
(C)PCT入力成分を抽出する場合 監視用信号周波数成分(系統周波数の4倍)を除去し、
PCT入力成分を抽出するため、(3)式で表わされる
ディジタルフィルター処理を施こす。
但し、G;人力に対する出力倍数 Ill:フィルター人力信号周波数の系統周波数に対す
る倍数 (3)式に系統周波数(n = 1 ) 、監視用信号
周波数(n == 4 )を適用した結果はとなり、監
視用信号Ererを除去し、系統周波成分、すなわちP
CT入力21は7丁倍となって抽出される。第5図は前
記(3)式をグラフ表現したものであるが、同じような
原理を用いて穐々の監視用信号周波数に適用したシ、数
式が異なるディジタルフィルターも考えられる。
以上(A) 、 (B)および(C)の処理を施すこと
で監視用信号Krafによるフィルタ24からA/D変
換器12に至るアナログ入力回路の不良検出を行ない、
かつ監視゛用信号Erefを重畳したことによる影響を
おさえてリレー演算を行なうことができる。そして、ア
ナログ入力回路の監視用信号Eref iCよるチェッ
クが終了すると、ディジタル演算処理部9は再び監視用
信号Erafを出力しないように監視用信号回路23に
対してリセット信号32を出力する。そして前述の監視
用信号Erefを抽出する処理(A) 、 (B) k
実行しない様にする。
当然、監視用信号回路23にリセット信号32を次回チ
ェック時点になるまで出力しつづけることは申すまでも
ない。以上説明した様に、ディジタル演算処理部9では
、監視用信号回路23の出力を制御してフィルタ24か
らA / D変換器12に至るアナログ入力回路を必要
な時に監視用信号Ererにてチェックし、チェック不
要な時は監視用信号Erefをロックして通常の保ff
l IJシレー算のみを処理する。すなわち、監視用信
号Erefを重畳した事による、入力フルスケーノシの
制約、およびディジタル演算処理部9にて行なう監視用
入力の抽出、チェックi能の増加を少なくし、必要な時
間だけアナログ入力部をチェックすることができる。
なお、監視用信号周波数は系統周波数の4倍に限られな
いことは先に述べたが、系統周波数と同一とすることは
できない。理由は系統周波数成分と監視用信号周波数成
分の除去ならびに抽出ができないからである。まだ監視
用信号周波数をサンブリング定理によるところの折9返
し周波数以上とすると、フィルター24によりはとんど
除去されるため、抽出ができない。
また、以上の実施例では、監視用信号回路として、メモ
リとD / A変換器を組合せた例を示したが、予め任
意に定められた出力レベルと周波数をもった信号出力が
得られるものであればどの様なものでもよい。例えば、
ウィーン・ブリッジ発振器、あるいは矩形波とローパス
フ身ルターを組合せた回路等が考えられる。
また、監視を行なう周期を任意の周期としたが、固定周
期でも、人間の操作時のみ行なう方法でもよい。また、
監視用信号Krefの出力の有、無制御をディジタル演
算処理部からの出力で行なったが、別のタイマーでも、
点検監視のための別装置であっても同様の効果を奏する
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、 (1)フィルターからA/D変換器までの全入力回路の
不良検出が可能である。
(2)CT大入力ど常時、入力が期待できない場合でも
、監視用信号をM畳させたことで監視が可能となる。
(3)監視用信号を、必要な時に印加重畳させ、そのA
 / D変換データを監視するため、監視用信号を入力
している期間も保護リレー機能が動作しており本来の保
護機能の停止期間がない。
(4)監視用信号の大きさ、周波数を高精度にできるた
め、不良検出時に監視用信号の変動を考慮する必要がな
く、高精度の不良検出ができる。
(5)またこの発明は常時監視方式だけでなく、従来の
点検方式の電検入力印加方法としても適用が可能で、上
記(4)の効果がある。
(6)模擬送電線のような大損りな装置が不要で全体と
して安価となる。特にフィルター人力から監視用信号を
重畳するため、第3図に示したように加算回路が極めて
簡単で、更に第2図に示したように監視用信号発生回路
はオペアンプレベル(±10v)の出力でよく、増巾回
路等は不要である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すディジタル保護継電
器の構成図、第2図は第1図の監視用信号回路の構成図
、第3図は同じ(PCT入力と監視用信号の加算回路図
、第4図及び第5図はディジタル信号処理部におけるデ
ィジタルフィルターの周波数特性図、第6図および第7
図は従来の点検装置構成図である。 12はA / D変換器、23は監視用信号回路、24
はフィルター、25はサンプルホールド、26はマルチ
プレクサ、9はディジタル演算処理部、32はリセット
信号、40はカウンタ、41は発振器、42はメモリ、
43はD/A変換器。 特許出願人  三菱電機株式会社 第4図 第5図 C東9た藷P瓦系(千日:す十する(冬季;几)手続補
正書(自発) 2、発明の名称 ディジタル保護継電器の自動監視装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名
 称  (601)三菱電機株式会社代表者片山仁八部 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書をつぎのとおり訂正する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)系統より得られた電圧、電流のアナログ量をフィ
    ルタに入力し、前記フィルタの出力をサンプリング周波
    数に基き一定時間サンプルホールドし、そのサンプルホ
    ールド値をマルチプレクサによつて切換えA/D変換器
    によつてディジタル信号に変換し、続いて後段のディジ
    タル演算処理部に入力して演算処理する方式のディジタ
    ル保護継電器において、前記ディジタル演算処理部から
    出力されるリセット信号を受信する監視用信号回路と、
    前記監視用信号回路から所定周波数のアナログ信号を監
    視用信号として前記フィルタの入力端子に前記系統から
    の電圧、電流アナログ量と共に入力し、常時は前記リセ
    ット信号を監視用信号回路に与えて監視用信号を停止し
    ておき、前記ディジタル継電器のアナログ入力部の動作
    チェックを行う時のみ前記ディジタル演算処理部からの
    リセット信号を停止し監視用信号を出力して該動作によ
    つて得られたA/D変換器の出力信号を該ディジタル演
    算処理部にて演算し不良の検出をするようにしたことを
    特徴とするディジタル保護継電器の自動監視装置。
  2. (2)前記監視用信号回路の構成として、発振器のクロ
    ック信号を計数入力信号とし、他方ディジタル演算処理
    部からのリセット信号により計数の起動、停止制御動作
    を受けるカウンタと、前記カウンタのビット出力を入力
    とするメモリと、前記メモリの出力を監視用信号として
    アナログ信号に変換するD/A変換器とより成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディジタル保護
    継電器の自動監視装置。
  3. (3)前記監視用信号回路から出力される監視用信号の
    出力周波数を系統の電圧、電流周波数のn倍(n≧1)
    とするようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のディジタル保護継電器の自動監視装置。
  4. (4)前記監視用信号回路の回路構成としてメモリ、D
    /A変換器の代りに予め任意に設定した出力レベルの周
    波数を発生するウィーンブリッジ発振器、矩形波とロー
    パスフィルタの組合せ回路等のアナログ発振器によつて
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディ
    ジタル保護継電器の自動監視装置。
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