JPS61119473A - 車両用動力舵取装置 - Google Patents

車両用動力舵取装置

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JPS61119473A
JPS61119473A JP59242781A JP24278184A JPS61119473A JP S61119473 A JPS61119473 A JP S61119473A JP 59242781 A JP59242781 A JP 59242781A JP 24278184 A JP24278184 A JP 24278184A JP S61119473 A JPS61119473 A JP S61119473A
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JP
Japan
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steering
pump
speed
power cylinder
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP59242781A
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English (en)
Inventor
Koichi Moriguchi
守口 幸一
Masahiko Suzuki
昌彦 鈴木
Kazuma Matsui
松井 数馬
Masatoshi Kuroyanagi
正利 黒柳
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61119473A publication Critical patent/JPS61119473A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用動力舵取装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の動力舵取装置においては、車両の操舵ハ
ンドルの操舵軸にオープンセンタ型4方弁式サーボ弁を
組付けて、定容量型オイルポンプからパワシリンダへの
圧油供給量を、操舵ハンドルの操舵角、即ち操舵軸のね
じれ量に比例してサーボ弁により絞り操舵ハンドルの操
舵角の増大(又は減少)に応じ同操舵ハンドルの操舵操
作に対する助勢度合を減少(又は増大)させて操舵感覚
を重り(又は軽()するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような構成においては、さらに、操舵ハ
ンドルの操舵角速度の上昇(又は低下)に応じて操舵感
覚を重く (又は軽く)シたいとの要請がある。しかし
ながら、これに対処すべり、操舵軸に操舵角速度センサ
を設けとともにパワシリンダに分流制御弁を並列に接続
して、操舵角速度センサの出力の増大(または減少)に
応じパワシリンダへの圧油供給量に対する分流制御弁の
分流量を増大(又は減少)させるようにしているため、
上述した操舵角速度センサ及び分流制御弁の採用が、動
力舵取装置の構造の複雑化及びコスト高を招くという不
具合がある。
そこで、本発明は、このような不具合に対処すべく、可
変容量型ポンプの可変容量を当該ポンプの吐出流体圧に
より直接制御するようにした車両用動力舵取装置を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
車両の操舵ハンドルの操舵操作に伴う操舵軸の回動をパ
ワシリンダのピストン軸に伝達して操向車輪を操向させ
る操舵機構と、原動機により駆動されて圧力流体を発生
するポンプと、このポンプから圧力流体を供給されて同
圧力流体を前記操舵ハンドルの操舵速度にて前記操舵軸
のねじれ量に応じた量に絞り前記パワシリンダの画室の
一方に付与するサーボ弁手段とを備えた動力舵取装置に
おいて、前記ポンプを可変容量型ポンプにより構成し、
かつ前記操舵速度が所定急操舵速度より大きいとき前記
ポンプからの流体圧に基き前記パワシリンダの画室の一
方に流体圧を生じさせない程度の値に前記ポンプの可変
容量を制御し、前記操舵速度が前記所定急操舵速度より
小さいときには前記ポンプからの流体圧に基き前記パワ
シリンダの両室の一方に流体圧を生じさせる値に前記可
変容量を制御する容量制御手段を設けるようにしたこと
にある。
〔発明の作用効果〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、前
記操舵ハンドルの操舵操作を行うにあたり、その操舵速
度を前記所定急操舵速度より大きくした場合には、前記
操舵軸のねじれ速度が、前記所定急操舵速度に対応する
値より大きいため、前記ポンプからの圧力流体に対する
前記サーボ弁手段の絞り速度が同様に大きくなり、同サ
ーボ弁手段から前記パワシリンダの両室の一方への圧力
流体の流入量が、前記ピストンの前記急操舵速度に対応
する前記パワシリンダの両室の他方への移動速度に追随
し得ず、その結果、前記両室の一方には流体圧が発生せ
ず、前記ポンプからの流体圧が上昇しない。このため、
前記容量制御手段により制御される前記ポンプの可変容
量が増大し得ず、前記パワシリンダの両室の一方に流体
圧を生じさせない程度の値に維持されることとなる。こ
れにより、前記操舵ハンドルの急操舵操作に対しては前
記パワシリンダの助勢作用が殆ど発生せず、重い急操舵
感覚をもたらし得る。
また、上述の操舵速度を前記所定急操舵速度より小さく
した場合には、前記操舵軸のねじれ速度が、前記所定急
操舵速度に対応する値より小さいため、前記ポンプから
の圧力流体に対する前記サーボ弁手段の絞り速度が同様
に小さくなり、同サーボ弁手段から前記パワシリンダの
画室の一方への圧力流体の流入量が、前記ピストンの前
記緩操舵速度に対応する前記パワシリンダの両室の他方
への移動速度に充分に追随する値となり、その結果、前
記パワシリンダの両室の一方には、緩操舵速度に応じた
流体圧が発生するとともに前記ポンプからの流体圧が上
昇する。このため、前記容量制御手段により前記ポンプ
からの流体圧の上昇に基き制御される同ポンプの可変容
量が、前記パワシリンダの両室の一方に流体圧を生じさ
せる値に増大する。このことは、前記サーボ弁手段から
前記パワシリンダの両室の一方への圧力流体の流入量の
増大を意味する。これにより、前記操舵ハンドルの緩操
舵操作に対しては前記パワシリンダがその画室の一方に
おける流体圧に応じて助勢作用を発生し、軽い緩操舵感
覚をもたらし得る。
また、上述の作用効果をもたらすにあたり、操舵角速度
センサ、分流制御弁の採用を不要としたので、この種動
力取装置の構造を簡単にし得るとともにそのコストを軽
減させ得る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は本発明に係る車両用動力舵取装置を示している。こ
の動力舵取装置は操舵機構10を備えており、この操舵
機構10は、操舵ハンドル11の左方向(又は右方向)
への操舵操作に伴う操舵軸12の左方向(又は右方向)
への回動に応じピニオン12aの回転のもとにラックパ
ー13を左動(又は右動)させるとともにパワシリンダ
20のピストン21を同パワシリンダ20内にて左方(
又は右方)へ摺動させて操向車輪14を左方向(又は右
方向)へ操向させるようになっている。
また、動力舵取装置は、操舵軸12の同軸的に組付けた
オープンセンタ型、4方弁式サーボ弁30と、可変容量
型電動ポンプPMを備えており、サーボ弁30は、操舵
軸12の左方向への回動により各管路P1.P4を各管
路P2.P3にそれぞれ連通させて、電動ポンプPMか
ら後述のごとく管路P1を通し付与される圧油を操舵軸
12の左方向への回動に伴うねじれ角に比例する量に絞
り管路P2を通しパワシリンダ20の右室22内に付与
し、残余の圧油を管路P4を通し電動ポンプPM内に還
流させるとともにパワシリンダ20の左室23内の圧油
を管路P3を通して受は管路P4から電動ポンプPM内
に還流させる。
また、サーボ弁30は、操舵軸12の右方向への回動に
より管路Pi、P4を各管路P3.P2にそれぞれ連通
させて、電動ポンプPMから管路Plを通し付与される
圧油を操舵軸12の右方向への回動に伴うねじれ角に比
例する量に絞り管路P3を通しパワシリンダ20の左室
23内に付与し、残余の圧油を管路P4を通し電動ポン
プPM内に還流させるとともにパワシリンダ20の右室
22内の圧油を管路P2を通して受は管路P4から電動
ポンプPM内に還流させる。このことは、パワシリンダ
20が、サーボ弁30との協働により、右室22(又は
左室23)内に生じる油圧のもとにピストン21を左方
(又は右方)へ摺動させて操舵ハンドル11の左方向(
又は右方向)への回動操作を助勢することを意味する。
なお、操舵ハンドル11、即ち操舵軸12が中立状態に
あるとき、サーボ弁30は、各管路Pi、P2.P3を
管路P5に連通させる。
電動ポンプPMは、第2図に示すごとく、タンクハウジ
ング40と、このタンクハウジング40内に同軸的に組
付けた直流モータM及び可変容量型オイルポンプPを備
えており、タンクハウジング40は直流モータM及びオ
イルポンプPとの間にリザーバ部Rを形成している。直
流モータMは、モータハウジング60と、このモータハ
ウジング60内に同軸的に組付けた電機子70とを有し
ており、モータハウジング60は筒状のヨーク61の両
端に各エンドブラケット62.63をそれぞれ嵌着して
構成されている。エンドブラケット62は環状のバッキ
ング62aを介しタンクハウジング60の側壁41に固
着されており、このエンドブラケット62に設けた両接
続端子62b、62Cはタンクハウジング60の側壁4
1の開口41aを通し外方へ突出している。電機子70
は、その回転軸71にてエンドブラケット62の軸受部
(図示しない)にて回転自在に軸支されるとともに回転
軸71の他端にてベアリング63aを介しエンドブラケ
ット63の軸受部に回転自在に軸支されている。なお、
第2図にて符号42は、管路P4に接続したタンクハウ
ジング40の開口を示し、符号44は、タンクハウジン
グ40の作動油供給口43の蓋体を示す。
オイルポンプPは、一対のハウジングセクション80.
90を有しており、これら各ハウジングセクション80
.90は複数のねじ90a〜90aの締着により互いに
組付けられてポンプハウジングを形成している。ハウジ
ンクセクション80はそのエンドブラケット81にてモ
ータハウジング60のエンドブラケット63に複数のね
じ81a〜81aの締着により同軸的に組付けられてお
り、一方ハウジングセクション90は、そのボス部91
にてタンクハウジング40の開口部45にゴムブツシュ
45aを介し嵌着されている。
また、ハウジングセクション80の周壁には、複数の流
入口82〜82が周方向に間隔を付与して穿設されてお
り、これら各流入口82は、リザーバ部R内の作動油を
、ハウジングセクション80内に形成した油室83内に
流入させる。一方、ハウジングセクション90の段付内
孔92内には、弁部材100がその円板部101にて複
数のねし92a〜92aの締着により段付内孔92の小
径部に電機子70の回転軸71と同軸的に組付けられて
おり、この弁部材100の円柱部102には、両切欠1
02a、102bが第2図及び第3図に示すごと(互い
に反対の半径方向に形成されている。しかして、切欠1
02aは、弁部材100の軸方向に穿没した連通路10
2aを通し、ハウジングセクション80の軸方向に穿設
した吐出口93に連通し、一方切欠102bは、円柱部
102に軸方向に穿設した連通路102d及び後述する
連結部材130を通しハウジングセクション80の油室
83内に連通している。なお、切欠102aは、第2図
及び第3図に示すごとく、弁部材100の円柱部102
の上半部に位置し、一方切欠102bは円柱部102の
下半部に位置している。
また、吐出口93は管路P1に連通している。
ハウジングセクション90における段付内孔92の大径
部には、ボールヘアリングからなるカムリング110が
、第2図及び第3図に示すごとく、同大径部内にて第3
図にて図示左右方向に偏心可能に嵌装されており、この
カムリング110の中空部内にては、円板状のポンプシ
リンダ120が弁部材100の円柱部102に回転可能
に軸支されている。かかる場合、ポンプシリンダ120
の外径は、カムリング110の第3図にて図示位置にお
ける偏心量e(即ち、最大偏心量em)に対応する所定
長さだけ同カムリング110の内径より短くしである。
但し、ポンプシリンダ120の中心軸は段付内孔92の
大径部の中心軸よりも前記所定長さだけ偏心している(
第3図参照)。
ポンプシリンダ120は、第2図及び第3図に示すごと
く、放射状に穿設した複数のシリンダ穴121〜121
を有しており、これら各シリンダ穴121には、各ピス
トン122〜122(断面U形状を有する)が各コイル
スプリング123〜123を介しそれぞれポンプ室を形
成すべ(摺動可能に嵌装されている。また、各ピストン
122〜122は、その各半球面状の頭部にて各コイル
スプリング123〜123の弾撥作用のもとにカムリン
グ110の内周面にそれぞれ当接しており、各シリンダ
穴121のポンプ室の底壁には、弁部材100の円柱部
102の各切欠102a、L、02bに前記各ポンプ室
を選択的に連通させる各連通孔121a〜121aがそ
れぞれ穿設されている。
連結部材130は、その円板部131にて、複数のねじ
131a〜131aの締着により、ポンプシリンダ12
0の一側にハウジングセクション80の油室83内にお
いて弁部材100と同軸的に組付けられており、連結部
材130のボス部132は、電機子70の回転軸71の
一端に、穿設した軸穴TLa内にキー132aにより嵌
装連結されている。連結部材130の円板部131には
、複数の連通口131b〜131bが周方向に間隔を付
与して穿設されており、これら各連通口131b〜13
1bは、ハウジングセクション80の油室83を、円板
部131に各連通口131b〜131bに隣接して穿設
した空所131Cを通し弁部材100の円柱部102の
連通路102dに連通させる。
両ハウジングセクション80.90間の組付周壁部分に
は、一対の環状のボス94.95が、第3図に示すごと
く、カムリング110を介し互いに対向して反対方向に
穿設されており、これら各ボス94.95の中空部には
、各制御ピストン機構140,150がそれぞれ組付け
られている。
制御ピストン機構140は、ガイド部材141と、制御
ピストン142と、コイルスプリング143とを備えて
おり、ガイド部材141は、十字形状の中空部(第4図
参照)を有して、段付内孔92の大径部内へのボス94
の開口部内に圧入により嵌着されている。制御ピストン
142は、ガイド部材141とボス94の外端に螺着し
た雄ねじ栓94aとの間におけるボス94の中空部内に
て軸方向に摺動可能に嵌装されており、この制御ピスト
ン142からガイド部材141内にその軸方向に移動可
能に延在する両腕部142a、142a(第3図及び第
4図参照)間には、ローラ142Cが軸142bにより
回転可能に軸支されている。
かかる場合、両腕部142a、142a及びローラ14
2cは、ガイド部材141の中空部の十字形状に基き、
ボス94の軸回りに回動不能となっている。
コイルスプリング143はボス94の中空部内における
制御ピストン142と雄ねじ栓943間に組付けられて
制御ピストン142をカムリング110の外周面の一部
に向けて常時付勢している。
このことは、ローラ142cがころがり接触可能にカム
リング110の外周面に押付けられていることを意味す
る。制御ピストン機構150は、カイト部材15I (
ガイド部材141と同様の構成を有する)と、制御ピス
トン152とを備えており、ガイド部材151は、段付
内孔92の大径部内へのボス95の開口部に圧入により
嵌着されている。制御ピストン152は、ガイド部材1
51とボス95の外端に螺着した雄ねじ栓95aとの間
における油室95b内にて軸方向に摺動可能に嵌装され
ており、この制御ピストン152からガイド部材151
内にその軸方向に移動可能に延在する両腕部152a、
15.2a  (第3図にては、一方のみを示す)間に
は、ローラ152cが軸152bにより回転可能に軸支
されている。かかる場合、両腕部152a、152a及
びローラ152Cは、ガイド部材151の中空部の十字
形状に基き、ボス95の軸周りには回動不能となってい
る。
また、ボス95の周壁には、油室95bに開口する連通
孔95Cが穿設されており、この連通孔95cは分岐管
P5により管路P1の上流部に連通している(第1図及
び第3図参照)。このことは、制御ピストン152が、
管路P(から分岐管P5及び連通孔95cを通し油室9
5b内に生じる油圧に応じ右方へ摺動しローラ152C
をカムリング110の外周面にころがり接触可能に押付
けることを意味する。かかる場合、カムリング110の
偏心量eは、オイルポンプPの管路P1内への吐出油圧
(以下、吐出油圧Pdという)、即ち油室95b内の油
圧との関連において、第5図に示す特性曲線lに従い変
化するように、制御ピストン機構140のコイルスプリ
ング143のバネ定数が設定されている。
換言すれば、操舵ハンドル11の操舵速度及びその所定
急操舵速度をそれぞれS及びSlとし、カムリング11
0の所定偏心量をelとし、オイルポンプPの所定吐出
油圧をPdlとしたときS≧S1ではe=el及びPd
≧Pdlを維持し、S<31では、e l<6≦emの
範囲にてeシPdのもとにSの減少(又は増大)に応じ
e及びPdを増大(又は減少)させるようにコイルスプ
リング143のハネ定数が設定されている。また、上述
した所定偏心量e1及び所定吐出油圧Pdlは、S≧S
1において、パワシリンダ20の右室22(又は左室2
3)内の油圧がピストン21の左動速度(又は右動速度
)との関連で発生しない程度に選定しである。なお、第
1図にて符号160は、両管路Pi、P4管に接続した
分岐管P6中に介装したチェック弁を示しており、この
チェック弁160は、バッジリンダ20及びその油圧系
統内における気泡の発生を防止する役割を果す。
また、動力舵取装置は、第1図に示すごとく、車速セン
サ170aと、回転速度センサ170bと、これら車速
センサ170a及び回転速度センサ170bに接続して
電気制御回路(80を育しており、車速センサ170a
は当該車両の車速を検出してこれに比例した周波数を有
する一連のパルス信号を発生する。回転速度センサ17
0bは直流モータMの現実の回転速度を検出しこれに比
V11シた周波数を有する一連のパルス信号を発生する
。電気制御回路180は、第6図に示ずごと(、車速セ
ンサ170a及び回転速度センサ170bにそれぞれ接
続した各周波数−電圧変換器181a、181b(以下
、各F−V変換器181 a。
1aibという)を有しており、F−V変換器181a
は車速センサ170aからの各パルス信号の周波数をこ
れに比例したレヘルを有するアナログ車速電圧に変換し
、−万F−V変換器181bは回転速度センサ170b
からの各パルス信号の周波数をこれに比例したレベルを
有するアナログ回転速度電圧に変換する。
A−D変換器182aはF−V変換器181aからのア
ナログ車速電圧をディジタル車速電圧■Sにディジタル
変換し、一方A−D変換器182bはF−V変換器18
1bからのアナログ回転速度電圧をディジタル回転速度
電圧Vnにディジタル変換する。関数発生器183は、
ディジタル車速電圧Vsと直流モータMの所望回転速度
を表わす最適ディジタル回転速度電圧Vnoとの関係を
規定する特性曲線データmを予め記憶してなるもので、
この関数発生器183は、特性曲線データmに基きA−
D変換器182aからのディジタル車速電圧v3に応じ
最適ディジタル回転速度電圧Vnoを算定して発生する
減算器184は関数発生器183からの最適ディジタル
回転速度電圧VnoとA−D変換器182bからのディ
ジタル回転速度電圧Vnとの差を計算しこれをディジタ
ル差電圧として発生する。
加算器185は減算器184からのディジタル差電圧を
A−D変換器182bからのディジタル回転速度電圧V
nに加算しこれをディジタル駆動電圧として発生する。
D−A変換器186は加算器185からのディジタル駆
動電圧をアナログ駆動電圧にアナログ変換する。電力増
幅器187はD−A変換器186からのアナログ駆動電
圧を増幅し増幅駆動電圧として発生し直流モータMに付
与する。このことは、直流モータMが電力増幅器187
からの増幅駆動電圧に応答し前記所望回転速度にて回転
することを意味する。
以上のように構成した本実施例において、当該車両の直
進走行状態のちとに本発明装置を作動させれば、各管路
Pi、P5が各管路P2.P3と共にサーボ弁30の作
用のもとに管路P4及び電動ポンプPMのタンクハウジ
ング40の開口42を通しリザーバ部R内に開放される
ため、両ハウジングセクション80.90のボス95に
おける油室95b内の油圧がほぼ零となる。従って、カ
ムリング110が、コイルスプリング143の制御ピス
トン142に対する弾撥作用のもとにローラ142Cに
より第3図にて図示右方へ押動されて偏心量eを最小値
に維持する。
また、かかる状態にあっては、F−V変換器181aが
車速センサ170aとの協働によりアナログ車速電圧を
発生し、F−V変換器181bが回転速度センサ170
bとの協働によりアナログ回転速度電圧(現段階では零
とする)を発生し、A−D変換器182aがF−V変換
器181aからのアナログ車速電圧をディジタル車速電
圧Vsとして発生し、A−D変換器182bがF−V変
換器181bからのアナログ回転速度電圧をディジタル
回転速度電圧Vn (−0)として発生し、関数発生器
183が第7図の特性曲線データmに基きA−D変換器
182aからのディジタル車速電圧Vsに応じ最適ディ
ジタル回転速度Vnoを算定して発生する。
すると、減算器184が関数発生器183からの最適デ
ィジタル回転速度電圧■no、l!:A−D変換器18
2bからのディジタル回転速度電圧Vnとの差をディジ
タル差電圧として発生し、加算器185がかかるディジ
タル差電圧をA−D変換器182bからのディジタル回
転速度電圧Vnに加算してディジタル駆動電圧を発生し
、D−A変換器186が当該ディジタル駆動電圧をアナ
ログ駆動電圧に変換し、これに応答して電力増幅器18
7が増幅駆動電圧を発生する。これにより、直流モータ
Mが電力増幅器187からの増幅駆動電圧に応答して所
望回転速度にて回転する。
このように直流モータMが回転すると、オイルポンプP
のポンプシリンダ120がカムリング110の偏心量e
の最小値のもとに回転し、リザーバ部R内の作動油を、
ハウジングセクション80の各流入口82〜82、油室
83、連結部材130の各通道口13 l b 〜13
 l b、空所131c及び弁部材100の連通路10
2dを通して切欠102b内に汲上げる。このようにし
て切欠102bに汲上げられた作動油は、同切欠102
bに連通ずるポンプシリンダ120の各連通孔121a
〜121aを通し、これら各連通孔121a〜121a
に連通ずる各シリンダ穴121〜121のポンプ室内に
その各ピストン122〜122の各外方への摺動に応じ
て吸入される。
さらに、ポンプシリンダ120が回転すると、上述のご
とく切欠102bに連通していた各連通孔121a 〜
121aが同切欠102bから遮断されて切欠102a
に連通するとともに、上述のごとく外方へ摺動運動して
いた各ピストン122〜122がその各シリンダ大12
1〜121の内方へカムリング110の内周面との摺動
のもとに摺動し、その各ポンプ室内の圧油をこれら各ポ
ンプ室内に連通する各連通孔121a〜121a、切欠
102a、弁部材100の連通路102C及びハウジン
グセフシラン90の吐出口93を通し管路Pl内に吐出
する。このようにして管路P1内に吐出された圧油はサ
ーボ弁30から管路P4を通しリザーバ部R内に還流さ
れる。このことは、オイルポンプPのボス95の油室9
5b内には油室が発生せず、カムIJング110の偏心
量eが最小値を維持することを意味する。
このような状態にて、操舵ハンドル11を左方向へ操舵
操作すれば、操舵軸12が操舵ハンドル11に対する操
舵力に応じ左方向へ回動し、ラックバ−13がビニ芽ン
12の回転により左動じパワシリンダ20のピストン2
1を左室23側へ摺動させて操向車輪14を左方向へ操
向する。また、サーボ弁30が、管路P1からの圧油を
、操舵軸12の左方向へのねじれ速度にてそのねじれ量
に応じた量に絞り管路P2を通しパワシリンダ20の右
室22内に付与し、残余の圧油及び左室23から管路P
3を通し付与される圧油を管路P4を通しリザーバ部R
内に還流させる。
かかる場合、操舵ハンドル11の左方向への操舵速度S
が所定急操舵速度S1より大きければ、上述した操舵軸
12の左方向へのねじれ速度が、所定急操舵速度S1に
対応する値より大きいため、管路P1からの圧油に対す
るサーボ弁30の絞り速度が同様に大きくなり管路P2
からパワシリンダ20の右室22内に流入する圧油の量
が、ピストン21の急操舵速度に対する左方向への摺動
速度に追随し得す、その結果右室22内に油圧が発生せ
ず、両管路Pi、P5、即ち油室95b内の油圧Pdが
上昇せず、カムリング100の偏心量eも増大しないこ
ととなる。これにより、操舵ハンドル11の左方向への
急操舵操作に対してはパワシリンダ20の助勢力が発生
せず、運転者に対し重い急操舵感覚を与え得る。
また、上述した操舵ハンドル11の左方向への操舵速度
Sが所定操舵速度siより小さい場合には、上述した操
舵軸12の左方向へのねじれ速度が、所定急操舵速度S
1に対する値より小さいため、管路P1からの圧油に対
するサーボ弁30の絞り速度が同様に小さくなり管路P
2からパワシリンダ20の右室22内に流入する圧油の
量が、ピストン21の緩操舵速度に対応する左方向への
摺動速度に十分に追随する値となり、その結果、右室2
2内には、緩操舵速度に応じた油圧が発生し、これと同
様に両管路PI、P5.即ち油室95b内の油圧Pdが
所定吐出油圧Pdlより上昇する。
このように油室95b内の油圧Pdが所定吐出油圧Pd
lより上昇すると、カムリング110が、同油圧Pdに
伴う制御ピストン152の押動作用を受けて、制御ピス
トン142をコイルスプリング143の弾力に抗して押
動させつつ第3図にて図示左方へ移動し偏心量eを増大
させる。すると、オイルポンプPが管路P1内への吐出
圧油量を偏心量eの増大に応じて増大させてサーボ弁3
0から管路P1を介するパワシリンダ20の右室22内
への圧油の流入量を増大させて右室22内の油圧を上昇
させる。これにより、操舵ハンドル11の左方向への緩
操舵操作に対してはパワシリンダ20がその右室22内
の油圧に応じて助勢力を発生し、運転者に対し軽い緩操
舵感覚を与える。かかる場合、第5図から容易に理解さ
れるとおり、油圧Pdが高い程、即ち操舵ハンドル11
の操舵速度Sが低い程、操舵感覚が軽くなる。
また、上述した操舵ハンドル11の左方向への緩操舵操
作時において、当該車両の車速か増大すると、関数発生
器183から生じる最適ディジタル回転速度電圧Vno
が第7図から容易に理解されるとおり減少するため、電
力増幅器187から上述のごとく生じる増幅駆動電圧が
同時に減少し直流モータMの回転速度を低下させてオイ
ルポンプPからの吐出圧油量を減少させる。このため、
サーボ弁30から管路P2を通しパワシリンダ20の右
室22に流入する圧油量が減少して同右室22内の油圧
の上昇を抑制するので、操舵ハンドル11の左方向への
緩操舵操作に対するパワシリンダ20の助勢力が減少す
る。このことは、車速の増大に応じ緩操舵感覚が重(な
ることを意味する。なお、以上述べたことを図示すれば
、本発明装置におけるパワシリンダ20の操舵ハンドル
1の左方向への操舵操作に対する助勢領域は第8図にて
符号Aにより示す範囲に制限される。
また、上述のような作用効果は、オイルポンプPのボス
95内の油室95bを分岐管P5により管路P1に連通
させるのみで達成し得るので、従来から使用されていた
操舵角速度センサ、分流制御弁が不要となり、この種動
力舵取装置の構造が簡単になるとともにそのコストの軽
減に役立つ。
なお1.上記作用説明においては、操舵ハンドル11を
左方向へ急操舵操作成いは緩操舵操作する場合について
述べたが、これに限らず、操舵ハンドル11を右方向へ
急操舵操作成いは緩操舵操作した場合にも、上述と実質
的に作用効果を達成し得る。
また、前記実施例においては、直流モータMとオイルポ
ンプPが電動ポンプPMとして一体となっている場合に
ついて説明したが、これに限らず、直流モータMとオイ
ルポンプPとを別体としたものでもよく、かかる場合、
オイルポンプPとして各種の可変容量型ポンプを採用す
るとともに、このポンプの偏心カムの偏心量を吐出圧に
応じコイルスプリング143の弾力との関連にて前記実
施例と同様に制御するようにしてもよい。なお、このよ
うな制御のためのアクチュエータとしては、シリンダ内
に嵌装されてコイルスプリング143により付勢される
ピストンを前記吐出圧に応じコイルスプリング143に
抗して摺動させることにより前記偏心カムの偏心量を制
御するものがあげられる。
また、前記実施例においては、オイルポンプPを直流モ
ータMにより駆動するようにしたが、これに代えて、オ
イルポンプPを当該車両のエンジンにより駆動するよう
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図
は第1図における電動ポンプの要部破断断面図、第3図
は第2図のlll−11I線に沿う断面図、第4図は第
3図のrV−rV線に沿う断面図、第5図は第3図にお
けるカムリングの偏心量とオイルポンプPの吐出油圧と
の関係を特定するグラフ、第6図は、第1図の直流モー
タの駆動のための電気回路を示すブロック図、第7図は
ディジタル車速電圧と最適ディジタル回転速度電圧との
関係を示すグラフ、及び第8図は本発明による助勢領域
を示すグラフである。 符号の説明 M・・・直流モータ、P・・・オイルポンプ、PM・・
・電動ポンプ、Pl・・・管路、P5・・・分岐管、1
1・・・操舵ハンドル、12・・・操舵軸、14・・・
操向車輪、20・・・パワシリンダ、21・・・ピスト
ン、22・・・右室、23・・・左室、30・・・サー
ボ弁、80,90・・・ハウジングセクション、94.
95・・・ボス、95b・・・油室、95.c・・・連
通孔、110・・・カムリング、140.150・・・
ピストン制御機構、142,152・・・制御ピストン
、143・・・コイルスプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の操舵ハンドルの操舵操作に伴う操舵軸の回動をパ
    ワシリンダのピストン軸に伝達して操向車輪を操向させ
    る操舵機構と、原動機により駆動されて圧力流体を発生
    するポンプと、このポンプから圧力流体を供給されて同
    圧力流体を前記操舵ハンドルの操舵速度にて前記操舵軸
    のねじれ量に応じた量に絞り前記パワシリンダの両室の
    一方に付与するサーボ弁手段とを備えた動力舵取装置に
    おいて、前記ポンプを可変容量型ポンプにより構成し、
    かつ前記操舵速度が所定急操舵速度より大きいとき前記
    ポンプからの流体圧に基き前記パワシリンダの両室の一
    方に流体圧を生じさせない程度の値に前記ポンプの可変
    容量を制御し、前記操舵速度が前記所定急操舵速度より
    小さいときには前記ポンプからの流体圧に基き前記パワ
    シリンダの両室の一方に流体圧を生じさせる値に前記可
    変容量を制御する容量制御手段を設けるようにしたこと
    を特徴とする車両用動力舵取装置。
JP59242781A 1984-11-16 1984-11-16 車両用動力舵取装置 Pending JPS61119473A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322684A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Mercedes Benz Ag サーボ制御装置特に自動車のパワーステアリング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322684A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Mercedes Benz Ag サーボ制御装置特に自動車のパワーステアリング装置
US5785144A (en) * 1994-05-24 1998-07-28 Mercedes-Benz Ag Power steering system/servo control

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