JPS61105253A - ヘッドレスト装置 - Google Patents
ヘッドレスト装置Info
- Publication number
- JPS61105253A JPS61105253A JP22639984A JP22639984A JPS61105253A JP S61105253 A JPS61105253 A JP S61105253A JP 22639984 A JP22639984 A JP 22639984A JP 22639984 A JP22639984 A JP 22639984A JP S61105253 A JPS61105253 A JP S61105253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- support wall
- elastic
- elastic support
- material layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は自動車や航空機等の座席に使用するヘッドレス
ト装置に関するものである。
ト装置に関するものである。
〈従来の技術〉
従来の此種装置は、人体の頭部を支承する受部を弾性層
、例へば発泡ポリウレタン等の成形品で構成して、その
内部に心枠等の支承体を埋設して作っている。
、例へば発泡ポリウレタン等の成形品で構成して、その
内部に心枠等の支承体を埋設して作っている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
この様なヘッドレスト装置にあっては、人体の頭部が弾
性層で受けられるから、追突等の如く頭部に急激且つ強
い衝撃が加はると、頭部が一旦弾性層内に没入し、次い
でこの弾性層の反発力で前方に押圧される事になるから
、弾性層の反発力が該層全体の衝撃力吸収効果を悪くす
ると云う問題がある。
性層で受けられるから、追突等の如く頭部に急激且つ強
い衝撃が加はると、頭部が一旦弾性層内に没入し、次い
でこの弾性層の反発力で前方に押圧される事になるから
、弾性層の反発力が該層全体の衝撃力吸収効果を悪くす
ると云う問題がある。
く問題点を解決するための手段〉
本発明装置では、頭部受部内にゲル物質を充填すると共
に、その後方にクッション性の小さい弾性支壁を形成し
、更にこの弾性支壁の後方にはクッション性の大きい基
部を配置しており、上記の３重構造によって衝撃を減衰
吸収する様に構成しである。
に、その後方にクッション性の小さい弾性支壁を形成し
、更にこの弾性支壁の後方にはクッション性の大きい基
部を配置しており、上記の３重構造によって衝撃を減衰
吸収する様に構成しである。
く作 用〉
本発明装置では、人体の頭部に加はる衝撃はゲル物質層
の非弾性変形によって吸収されると共に弾性支壁の弾性
変形とこれを受る基部の柔軟且つ大きな弾性変形で減衰
せしめられ、又上記基部と弾性支壁との復元反発力もゲ
ル物質層の非弾性変形によって吸収されつつ頭部に達す
るから１頭部の受ける反発弾性力を少く出来る。
の非弾性変形によって吸収されると共に弾性支壁の弾性
変形とこれを受る基部の柔軟且つ大きな弾性変形で減衰
せしめられ、又上記基部と弾性支壁との復元反発力もゲ
ル物質層の非弾性変形によって吸収されつつ頭部に達す
るから１頭部の受ける反発弾性力を少く出来る。
く実 施 例〉
本発明ヘッドレスト装置は、第１図に示す如く、金属等
の硬質材料で作られると共に図示しない座席に取付けら
れた６枠１と、この６枠１を埋没させる様に作られた高
クッション性の弾性基部２、例へば６０倍に発泡成形さ
れた発泡ポリウレタン樹脂や発泡ポリエチレン樹脂等の
枕体と、上記基部２の前面に重層形成された低クッショ
ン性の弾性支壁３、例へば３０倍程度に発泡成形された
前記発泡性樹脂製の層と、この弾性支壁３の前面に柔軟
な生地、例へばウレタン樹脂で作られたシート材を展張
して形成した頭受面４と、上記弾性支壁３と上記頭受面
４との間に形成された空室５にゲル物質を充填して作っ
たゲル物質層６とを備えて構成されている。
の硬質材料で作られると共に図示しない座席に取付けら
れた６枠１と、この６枠１を埋没させる様に作られた高
クッション性の弾性基部２、例へば６０倍に発泡成形さ
れた発泡ポリウレタン樹脂や発泡ポリエチレン樹脂等の
枕体と、上記基部２の前面に重層形成された低クッショ
ン性の弾性支壁３、例へば３０倍程度に発泡成形された
前記発泡性樹脂製の層と、この弾性支壁３の前面に柔軟
な生地、例へばウレタン樹脂で作られたシート材を展張
して形成した頭受面４と、上記弾性支壁３と上記頭受面
４との間に形成された空室５にゲル物質を充填して作っ
たゲル物質層６とを備えて構成されている。
上記ゲル物質層６を形成するゲル物質は計度５０〜２０
０、特に計度１００〜２００のものが望ましく、計度が
あまり小さいと衝撃吸収力が劣下するし、又計度が大き
すぎると頭部に加はる反力が問題になる。
０、特に計度１００〜２００のものが望ましく、計度が
あまり小さいと衝撃吸収力が劣下するし、又計度が大き
すぎると頭部に加はる反力が問題になる。
本発明装置はこの様なものであるから、例へば自動車の
運転中に追突されたとすると、人体の頭部はゲル物質層
６を急激に変形させつつ低クッション性の弾性支壁３を
変歪せしめ、同時にこの支壁３の変歪で基部２内に没入
していく。
運転中に追突されたとすると、人体の頭部はゲル物質層
６を急激に変形させつつ低クッション性の弾性支壁３を
変歪せしめ、同時にこの支壁３の変歪で基部２内に没入
していく。
この時、上記ゲル物質層６は非弾性変形によって人体頭
部から受ける衝撃力を吸収しつつ支壁３を変歪させるか
ら、人体頭部に加はる衝撃瞬間の反力による反発力は小
さくて済む。
部から受ける衝撃力を吸収しつつ支壁３を変歪させるか
ら、人体頭部に加はる衝撃瞬間の反力による反発力は小
さくて済む。
上記衝撃力によって基部２と支壁３とが変形して衝撃力
を吸収した後には、基部２と弾性支壁３が有する復元力
は反発力として頭部に作用し、頭部を前方に弾発する事
になるが、この場合にもゲル物質層６の変形は非弾性変
形であるから１頭部に対する反発弾性力を減衰させる作
用がある。
を吸収した後には、基部２と弾性支壁３が有する復元力
は反発力として頭部に作用し、頭部を前方に弾発する事
になるが、この場合にもゲル物質層６の変形は非弾性変
形であるから１頭部に対する反発弾性力を減衰させる作
用がある。
従って、人体頭部に加はる弾性力に起因する瞬間的な力
はゲル物質層６の変形で効果的に減衰せしめられる喜に
なる。
はゲル物質層６の変形で効果的に減衰せしめられる喜に
なる。
以上の処において本発明装置は第２図の如く、弾性基部
２と弾性支壁３とを別個に作って、これを組合せても良
く、又上記空室５は上記弾性支壁３を舟状に成形しても
良く、この場合には空室５内にゲル物質を充填した後に
空室５を弾性片５１で密閉して枕体Ａを作り、この枕体
Ａを基部２に取付ける様にすれば良い。
２と弾性支壁３とを別個に作って、これを組合せても良
く、又上記空室５は上記弾性支壁３を舟状に成形しても
良く、この場合には空室５内にゲル物質を充填した後に
空室５を弾性片５１で密閉して枕体Ａを作り、この枕体
Ａを基部２に取付ける様にすれば良い。
この様に枕体Ａを別個に作った場合には、枕体Ａの弾性
片５１が頭受面４を形成する様にしても良いが、通常は
枕体Ａと基部２とを１体に包覆する外被層４１の前面部
分が頭受面４として使用される。
片５１が頭受面４を形成する様にしても良いが、通常は
枕体Ａと基部２とを１体に包覆する外被層４１の前面部
分が頭受面４として使用される。
〈発明の効果〉
本発明装置はこの様に、人体頭部を受ける頭受面４の背
後に非弾性変形によって衝撃を吸収するゲル物質層６を
設けたものであるから、人体の頭部の受ける急激な衝撃
を１反発力を生じる事なく吸収する車が出来、従って追
突事故等の如く、人体頭部に加はる衝撃力が瞬間的に強
大なものであっても、これを反発力で増大させる様な事
がなく良好に減衰させつつ基部２側へ伝達出来ると云う
効果がある。
後に非弾性変形によって衝撃を吸収するゲル物質層６を
設けたものであるから、人体の頭部の受ける急激な衝撃
を１反発力を生じる事なく吸収する車が出来、従って追
突事故等の如く、人体頭部に加はる衝撃力が瞬間的に強
大なものであっても、これを反発力で増大させる様な事
がなく良好に減衰させつつ基部２側へ伝達出来ると云う
効果がある。
第１図、第２図は夫々本発明装置の要部を示す縦断側面
図である。 図中１は６枠、２は弾性基部、３は弾性支壁、４は頭受
面、５は空室、６はゲル物質層を示す。 特許出頗へ 株式会社キュービックエンジニアリンク
、−一
図である。 図中１は６枠、２は弾性基部、３は弾性支壁、４は頭受
面、５は空室、６はゲル物質層を示す。 特許出頗へ 株式会社キュービックエンジニアリンク
、−一
Claims (1)
- 座席に取付けられた心枠と、この心枠に設けられた高ク
ッション性の弾性基部と、該弾性基部の前面に設けられ
た低クッション性の弾性支壁と、この弾性支壁の前方に
形成された空室と、この空室の前面に形成された頭受面
と、上記空室にゲル物質を充填して形成したゲル物質層
とを備え上記頭受面に加はる荷重が上記ゲル物質層に印
加される様に構成した事を特徴としたヘッドレスト装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22639984A JPS61105253A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | ヘッドレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22639984A JPS61105253A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | ヘッドレスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61105253A true JPS61105253A (ja) | 1986-05-23 |
| JPH0366177B2 JPH0366177B2 (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=16844513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22639984A Granted JPS61105253A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | ヘッドレスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61105253A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006069286A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Inoac Corp | ヘッドレスト |
| JP2016538188A (ja) * | 2013-11-27 | 2016-12-08 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 自動車シート |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5026102U (ja) * | 1973-07-06 | 1975-03-26 | ||
| JPS52156057A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-26 | Jiyunji Yamada | Laminate matting for chair |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP22639984A patent/JPS61105253A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5026102U (ja) * | 1973-07-06 | 1975-03-26 | ||
| JPS52156057A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-26 | Jiyunji Yamada | Laminate matting for chair |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006069286A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Inoac Corp | ヘッドレスト |
| JP4490213B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-06-23 | 株式会社イノアックコーポレーション | ヘッドレスト |
| JP2016538188A (ja) * | 2013-11-27 | 2016-12-08 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 自動車シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366177B2 (ja) | 1991-10-16 |
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