JPS6098260A - 電子制御式無段変速装置 - Google Patents

電子制御式無段変速装置

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Publication number
JPS6098260A
JPS6098260A JP20505083A JP20505083A JPS6098260A JP S6098260 A JPS6098260 A JP S6098260A JP 20505083 A JP20505083 A JP 20505083A JP 20505083 A JP20505083 A JP 20505083A JP S6098260 A JPS6098260 A JP S6098260A
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JP
Japan
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clutch
range
continuously variable
variable transmission
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP20505083A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Nobumoto
信本 和俊
Tomoshi Morita
守田 知史
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP20505083A priority Critical patent/JPS6098260A/ja
Publication of JPS6098260A publication Critical patent/JPS6098260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンと駆動輪との間に介設された無段変
速機とクラッチとを有し、これらをエンジンの作動状態
等を検出して得られる検出信号にもとすいて電子制御手
段により制御するようにした電子制御式無段変速装置に
関する。
(従来技術) 従来、車両に使用されている変速装置は、変速段域、即
ち、l速〜5速等の各段載の変速比が予め一定の値に設
定されているので、運転者は要求する車速等を適正また
は効率的なエンジン出力で得るためには、各変速段載量
での頻繁な切り換えを行う必要があり、この切り換え操
作には、エンジンと変速装置との間を断続するためのク
ラッチ機構に対する操作も加わって、煩わしさが伴われ
る。また、各変速段域を自動的に切り換えることができ
るように、流体を動力伝達の媒体とする1−ルクコンハ
ータを採用した自動変速装置もあるが、このトルクコン
バータを用いた変速装置では流体の滑りがあるため、動
力伝達損失が少なくないという問題がある。
このため、自動的かつ連続的に変速比を変えることので
きる無段変速機、例えば、■字状の溝が形成された2つ
のブーりを■ベルトで連結し、プーリ溝幅を変動させる
ことにより、変速比を可変にしたVヘルドプーリ式無段
変速機などが提案されている。斯かる無段変速機を介し
てエンジンの出力を被駆動体である車輪に伝達するよう
にし、この無段変速機を電子制御手段を用いて制御する
ようにした電子制御式無段変速装置を採用した車両にお
いては、運転者はクラノヂ操作の煩わしさから開放され
る。しかし、斯かる場合においても、クラッチ機構が不
必要とされるわけではなく、車両の発進時や停止時、さ
らには、運転者によるシフトレバ−等の操作によるトル
ク伝達切換手段のニュートラルレンジ(Nレンジ)から
前進レンジ(Dレンジ)、もしくは、後退レンジ(Rレ
ンジ)への切り換え時等には、クラッチ機構によるエン
ジンの出力の無段変速機への伝達について断続制御が要
求されることになり、電子制御式無段変速装置内で、ク
ラッチ機構の制御を自動的に行われているのである。斯
かる無段変速機に伴うクラッチ機構の制御については、
例えば、特開昭52−98862号公報に記載されてい
る如く、■へルトプーリ式無段変速機に伴うクラッチ機
構において、無段変速機のVヘルドの張力を検出し、■
ベルトの張力が充分に高まった状態でクラッチ機構を接
続状態にするようになす等の提案がなされている。
ところで、上述の如くの変速比及びクラッチ機構の断続
が自動制御される電子制御式無段変速装置を備えた車両
において、運転者によりシフトレバ−等が操作され、ト
ルク伝達切換手段が前進レンジから後退レンジに、もし
くは、その逆に切り換えられる場合には、1ルク伝達切
換手段の切り換えに伴ってクラッチ機構の遮断及び接続
が自動的に行われ、無段変速機の出力軸の回転が切り換
え前とは逆転する状態がとられる。従って、斯かるトル
ク伝達切換手段の前進レンジから後退レンジへの、もし
くは、その逆の切り換えが、車両の走行中に行われると
、車両は大なる衝撃を受け、エンジンやクラソ’J−機
構等に多大な負担が掛かって、それらのt?!傷をまね
く虞れがある。このため従来、例えば、予め規定された
設定車速以上で車両が走行し−(いる場合には、エンジ
ンから駆動輪への、車両を後退させるように作用するト
ルク伝達がなされないにうにするごとが、上述の衝撃や
各部の損傷に関する回避策として考えられている。
しかしながら、このような回避策が採用される場合には
、設定車速を比較的大とすれば、車両の走行中における
トルク伝達切換手段の前進レンジから後退レンジ、もし
くは、その逆の切り換えに伴う衝撃や各部のI負傷の回
避が困難となり、また、設定車速を比較的小とすれば、
車両の後退速度が比較的小なるものに制限されて、走行
性能の低下をまねくことになるという問題があり、衝撃
や各部のt員傷の回避についての信頼性と走行性能との
両者が満足−せしめられるものとはならない。
(発明の目的) 本発明は、斯かる点に鑑み、車両のエンジンから駆動輪
への駆動力の伝達をクラッチ手段、トルク伝達切換手段
及び無段変速機をもって行い、クラッチ手段の作動状態
及び無段変速機の変速比を電子制御手段から送出される
制御信号にもとすいて制御するようにし、特に、車両の
走行中にトルク伝達切換手段が前進レンジから後退レン
ジへ、もしくは、その逆に切り換えられた場合にも、り
ラッチ手段に対する適切な制御により、車両が受ける衝
撃を著しく緩和できて、トルク伝達系に損傷が生じない
ようにした電子制御式無段変速装置を提供することを目
的とする。
(発明の構成) 本発明に係る電子制御式無段変速装置は、車両に設定さ
れたエンジンとこのエンジンのトルクが伝達される駆動
輪との間に連結されるとともに、入出力トルク比を連続
的に変えることのできる無段変速機と、この無段変速機
の入出力トルク比を変化させる変速比調整手段と、エン
ジンから無段変速機へのトルク伝達を選択的に遮断また
は接続するクラッチ手段と、エンジンから駆動輪へのト
ルク伝iス経路内に介設され、前進レンジ、ニュートラ
ルレンジ及び後退レンジの夫々に選択切り換えされるト
ルク伝達切換手段と、車速を検出する第1の検出手段と
、トルク伝達切換手段の前進レンジから後退レンジへの
、もしくは、その逆の切り換えを検出する第2の検出手
段と、予め定められた変速制御特性に照らして変速比調
整手段に制御信号を送出するとともに、クラッチ手段の
断続作動を制御すべくクラッチ手段に制御信号を送出す
る電子制御手段とを備えて構成され、この電子制御手段
は、トルク伝達切換手段が前進レンジから後退レンジに
、もしくは、その逆に切り換えられてクラッチ手段が遮
断状態から接続状態にされるとき、第1及び第2の検出
手段から得られる信号にもとすいて、トルク伝達切換手
段の前進レンジから後退レンジへの、もしくは、その逆
の切り換えが行われたこと、及び車速が略零となったこ
とを検知した後、クラッチ手段を接続状態へ作動させる
ようにされる。このようにされることにより、トルク伝
達切換手段が前進レンジから後退レンジに、もしくは、
その逆に切り換えられてクラッチ手段が接続状態とされ
る際の衝撃が回避され、クラッチ手段の入力側から出力
側へのトルクの伝達がスムースに行われる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例が
適用される車両の駆動制御部の概要を示す。図において
、1は往復ピストン式のエンジンであって、その吸気通
路2には燃料供給制御を行うスロットルバルブ3が配設
されており、このスロットルバルブ3はスロットルアク
チュエータ4により開閉駆動され、その開度はスロソト
ルポジションセンザ5で検出されるようになされている
なお、吸気通路2のスロットルバルブ3下流側の束部は
、分岐lPt2a、 2b、 2c、 2dとす−1テ
各気MiニM通するようにされており、これら各分岐路
2a、2b。
2c、2aには、燃料噴射弁が配設されている。
エンジン1の出力軸6ばクラッチ7及びトルク伝達切換
手段を形成する切換歯車列8を介して無段変速機9に接
続され、この無段変速a9の出力軸lOはディファレン
シャルギア11を介して駆動輪12に接続されている。
また、エンジン1の出方軸6の回転数を検出するエンジ
ン回転数検出センサ13.クラッチ7の出力軸14の回
転数を検出するクラッチ出力軸回転数検出センサ15、
無段変速機9の入力軸16の回転数を検出する変速機入
力軸回転数検出センサ17、さらに無段変速′a9の出
力軸10の回転数、従って、車速を検出する変速機出力
軸回転数検出センサ18が、夫々、所定の位置に設置さ
れている。そして、前述のスロソトルボジシゴンセンサ
5がらのスロットルポジション信号P6.上述のエンジ
ン回転数検出セン′g13からのエンジン出力軸回転数
信号P2、クラッチ出力軸回転数検出センサ15がらの
クラッチ出力軸回転数信号P4.変速機入力軸回転数検
出センサ17からの変速機人力軸回転数信号P6.変速
機出力軸回転数検出七ンサ18がらの変速機出力軸回転
数信号P8の夫々は、インターフェース部19とCPU
20とメモリ21とを主要構成要素として構成される電
子制御回路部22に入力される。
さらに、運転者により操作されるアクセルペダル23の
踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル開度検出センサ
24により検出され、ブレーキペダル25の踏込状態が
ブレーキ作動検出センサ26により検出され、さらに、
シフトレバ−27の変速位置がシフトレバ−ポジション
検出センサ28により検出されて、アクセルペダル23
の踏込量に応じたアクセル開度信号P1.ブレーキペダ
ル25が踏込まれることによって得られるブレーキ作動
信号P3.及びシフトレバ−27のポジションに応じた
シフトレバ−ポジション信号])7が、夫々、電子制御
回路部22に入力される。
そして、電子制御回路部22からは、各センサから得ら
れて入力される信号P、−P、にもとずいて、諸制御信
号Sl、S2.S3.Ss、Ss、Sbが出力される。
第2図は、」。−述のクラッチ7、トルク伝達切換手段
を形成する切換歯車列8.無段変速機9及び電子制御回
路部22を含んで構成される本発明に係る電子制御式無
段変速装置の一例の概略を示す。
ここで、電子制御回路部22からの諸制御信号81〜S
6のうちの、クラッチ制御信号Stを受けてクラッチ制
御弁2つのΔソレノイド30が、クラッチ制御信号S2
を受&Jてクラッチ制御弁29のBソレノイド31が、
夫々、励磁され、クラッチ7への作動圧油の供給状態が
制御される。また、変速制御信号S、を受けて変速制御
弁32のCソレノイド33が、変速制御信号S4を受け
て変速制御弁32のDソレノイド34が、夫々、励磁さ
れ、無段変速機9への作動圧油の供給状態が制御され、
その変速比が制御される。
また、運転者のマニュアル操作によりシフトレバ−27
が前進り、ニュートラルN及び後退Rの各変速位置に切
換えられることにより制御されるシフト制御弁43と、
上述のクラッチ制御弁29及び変速制御弁32とには、
オイルタンクからフィルタ35及び油圧ポンプ36を介
して作動圧油が供給される。
そして、油圧ポンプ36から供給されるライン圧は、電
子制御回路部22からライン圧制御信号S、を受ける減
圧弁37により調整される。
さらに、スロットル制御信号S6を受けてスロットルア
クチュエータ4が作動し、それによって、スロットルバ
ルブ3の開度が調整される。
このように作動圧油が供給されて制御される無段変速装
置は、以下に述べるようにして、エンジンlの出力の駆
動輪12への伝達及びそれに関する制御を行うことがで
きるように構成されている。
即ら、エンジンIの出力軸6の回転は、先ず、出力軸6
の端部に設けられたフライホイール38に断続的に圧接
結合し、出力軸6と同軸的に回動するクラッチ7に伝達
される。このクラッチ7はフライホイール38に圧接す
る摩擦板39と、この摩擦板39を押圧する押圧板が固
着されたダイアフラム状のクラッチスプリング40とを
有しており、クラッチ制御信号S、がクラッチ制御弁2
9のAソレノイド30に送出されるときには、Aソレノ
イド30が励磁されてオン状態となり、これにより、作
動圧油が開口ボートからクラッチアクチュエータ41に
供給されて、その内部でピストンがスプリングの弾力に
抗して移動し、レバー42を反時計回りに回動せしめる
。この結果、開状態のクラッチスプリング40が閉じる
状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラッチ7が
接続状態とされる。これにより、エンジン1の出力軸6
の回転がクラッチ7の出力側に伝達される。
また、クラッチ制御信号S2がクラッチ制御弁29のB
ソレノイド31に送出されるときには、Bソレノイド3
1が励磁されてONとされ、クラッチアクチュエータ4
1から作動圧−油が排出されるとともに、その内部でス
プリングの弾力によりピストンがもどされて、クラッチ
スプリング40が開く状態となる。これにより、摩擦板
39のフライホイール38に対する押圧状態が解除され
て、クラッチ7が切断状態とされる。この状態では、エ
ンジンlの出力軸6の回転はクラッチ7の出力側に伝達
されない。
さらに、クラッチ制御弁29のAソレノイド30及びB
ソレノイド31に対して、クラッチ制御信号S1、S2
のいずれも送出されないときには、クラッチ制御弁29
の開口ボートがとざされ、クラッチアクチュエータ41
内のピストンはその直前の状態に維持され、従って、摩
擦板39のフライホイール38に対する抑圧状態が保持
される。
このように作動するクラッチ7の出力側には、無段変速
機9の人力軸16へ、シフトレバ−27の前進り、ニュ
ートラルN及び後退Rの各変速位置に応じて、エンジン
1の出力軸6の回転が伝達されるように1−ルク伝達切
換手段を形成する切換歯車列8が設けられている。この
切換歯車列8は、シフトレバ−27が011進りの位置
にされると前進レンジをとるものとされ、シフトアクチ
ュエータ44のピストンが図のD方向に移動し、クラッ
チ7の出力軸14に固着されたn:1進川の歯車45に
無段変速機9の入力軸16に設けられた歯車46が係合
して、無段変速機9の人力軸16をクラッチ7の出力軸
14と同一回転数で逆方向に四転七しめる。一方、シフ
トレバ−27が後退Rの位置にされると後退レンジをと
るものとされ、シフトアクチュエータ44のピストンが
図のR方向に移動し、無段変速n9の人力軸16に設り
られた歯車47がクラッチ7の出力軸14に固着された
後退用のCE1車48に係合している遊び歯車49と係
合しζ、無段変速a9の入力軸J6、上述の曲進りの場
合とは、逆方向、即ち、クラ、。
チアの出力軸14と同方向に回動せしめる。さらに、シ
フトレバ−27が二1−トラルNの位置にされるときに
はニュートラルレンジをとるものとされ、シフトアクチ
ュエータ44のピストンがシリンダの中央部に保持され
、クラッチ7の出力軸14の回転が無段変速ja9の人
力軸16に伝達されないようになされる。
クラッチ7の出力軸14の回転が伝達される無段変速機
9は、切換@車列8の出力軸と同軸的に回転する入力軸
16と、この入力軸16と一体的に回転駆動される駆動
プーリ50と、この駆動プーリ50の回転がVベルト5
1を介して伝達される従動プーリ52と、この従動プー
リ52と一体的に回動する出力軸10とを有している。
駆動プーリ50は、可動円錐板50a と固定円錐板5
0bとを有しており、これら可動円錐板50aと固定円
11(板50hとは、互いにその円錐状の面を対向して
V字状のプーリ溝を形成している。可動円錐板50aは
、その背後にシリンダ室50cが設けられており、この
シリンダ室50(への作動圧油の供給状態により固定円
錐板50bと近接もしくは離隔するように軸方向に摺動
可能であり、また、固定円錐板50bは入力軸16に固
着されている。一方、従動プーリ52も上述の駆動プー
リ50と同様な構成であって、可動円錐4N、52aと
固定円錐板52.bによりV字状のプーリ溝を形成して
おり、可動円錐板52aは、その背後に設けられたシリ
ンダ室52cへの作動圧油の供給状態により固定円錐板
52bと近接するように軸方向に慴動可能であり、また
、固定円錐板52bば出力軸10に固着されている。
これら、駆動プーリ50と従動プーリ52に形成された
各プーリ溝に対してVベルト51が張架され、これに、
より、駆動プーリ50の回転が従動プーリ52に伝達さ
れる。そして、駆動プーリ50の回転を従動プーリ52
へ伝達する際には、駆動プーリ50のプーリ溝の幅で定
まるVベルトの駆動プーリ50側における回転半径と、
従動プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVベル1−の従
動プーリ52側における回転半径とを変更することによ
り駆動プーリ50と従動プーリ52との回転比を変える
ことができるものとなっている。
駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々のプーリ溝の
幅の変更は、夫々の可動円錐板50a及び52aを軸方
向に摺動させることにより行われ、斯かる可動円錐板5
0a及び52aの摺動を行わせるべく、変速制御弁32
が設けられている。この変速制御弁32は、電子制御回
路部22からの変速制御信号S3によりオン、オフされ
るCソレノイド33と変速制御信号S4によりオン、オ
フされるDソレノイド34とが設けられており、Cソレ
ノイド33がオン状態とされたときには、駆動プーリ5
0のシリンダ室50cに作動圧油を供給するとともに従
動プーリ52のシリンダ室52cから作動圧油を排除し
、そして、Dソレノイド34がオン状態とされたときに
は、従動プーリ52のシリンダ室52cに作動圧油を供
給するとともに駆動プーリ50のシリンダ室50cから
作動圧油を排除する。また、Cソレノイド33及びDソ
レノイド34が共にオフ状態とされたときには、駆動プ
ーリ50及び従動プーリ52の夫々のシリンダ室50c
、 52cへの作動圧油の供給及び排除を停止する。
上述の如くの役目をもつ変速制御弁32において、Cソ
レノイド33が変速制御信号S、によりオン状態とされ
た場合には、油圧ポンプ36からの作動圧油が供給ボー
トから駆動プーリ50のシリンダ室50Cに供給され、
これにより、可動円錐板50aが固定円錐板50bへ近
接する方向に移動せしめられて、固定円錐板50bとで
形成するプーリ溝の幅が縮小され、■ベルト51の駆動
ブーIノ50側における回転半径が拡大する。また、こ
れと同時に、従動プーリ52のシリンダ室52cに充填
されている作動圧油が排出ボートから排除され、これに
より、可動円錐板52nが固定円錐板5211と離隔す
る方向に移動ゼしめられて、固定円錐板52bとで形成
するプーリ溝の幅が拡大され、■ベルト51の従動プー
リ52側における回転半径が縮小される。従って、無段
変速機(」における変速比が小となる。一方、Dソレノ
イド34が変速制御信号S4によりオン状態とされた場
合には、十述の場合と逆に、油圧ポンプ36からの作動
圧油が供給ボートから従動プーリ52のシリンダ室52
cに供給されるとともに駆動プーリ50のシリンダ室5
0cから作動圧油が排診され、駆動プーリ50のプーリ
溝の幅が拡大されて、■ベルト51の駆動プーリ50側
における回転半径が縮小され、これとともに、従動ブー
IJ52のプーリ溝の幅が縮小されて、■ベルト51の
従動プーリ52側における回転半径が拡大される。従っ
て、この場合には、無段変速a9における変速比が大と
される。
さらに、Cソレノイド33及びDソレノイド34に対し
て、変速制御信号S、及びS4のいずれも送出されず、
各ソレノイドがオフ状態とされた場合には、駆動プーリ
50及び従動プーリ52の夫々のプーリ溝の幅は、その
直前の幅に維持され、従って、■ヘルド51の駆動プー
リ50側及び従動プーリ52側における夫々の回転半径
が維持されて、無段変速機9における変速比が、Cソレ
ノイド33及びDソレノイド34がオフ状態とされた直
前のものに保たれる。
上述の如くの構成を有する本発明に係る電子制御式無段
変速装置の一例においては、無段変速機9の変速比の変
更とクラッチ7の作動が電子制御回路部22からの制御
信号81〜S4にもとすいてなされるが、特に、シフト
レバ−27が前進りの位置から後退Hの位置に、もしく
は、その逆に切り換えりれ、切換歯車列8が前進レンジ
から後退レンジに、もしくは、その逆に切り換えられた
ときには、車速■が略零になった後に、クラッチ7が遮
断状態から接続状態に移行せしめられるように制御され
ることが@微菌な事柄である。
例えば、車両の前進走行時において運転者がシフトレバ
−27を操作して変速位置を二第3図Aに示される如く
、前進りからニュートラルNを介して後退Rにすると、
シフトアクチュエータ44内のピストンが移動せしめら
れて、切換歯車列8が前進レンジから後退レンジをとる
ものとされる。このとき、クラッチ7は、第3図Cに示
される如く、シフトレバ−27がニブ、−トラルNの位
置にされると同時に遮断され、また、シフトレバ−27
が前進りの位置から後退Rの位置に置かれたことをシフ
トレバ−ポジション検出センサ28が検出し、電子制御
回路部22にはシフトレバ−ポジション信号P7によっ
”ζ切換歯車列8が前進レンジから後退レンジにされた
ことが入力される。また、このとき車速■は、第3図B
に示される如く、クラッチ7の遮断に伴って低下して零
に向かうが、これを変速機出力軸回転数検出センサ18
が検出し、電子制御回路部22には、変速機出力軸回転
数信号P、によってそのときの車速Vが人力される。そ
して、車速Vが零に近い+v1にまで低下する時点t1
になると、これが電子制御回路部22で検知され、電子
制御回路部22からクラッチ制御信号S、が送出されて
クラッチ制御弁29のAソレノイド30がオン状態とさ
れ、タラソチアクチュエータ41が作動して、第3図C
に示される如く、クラッチ7が時点口で接続状態とされ
る。これにより、無段変速機9の入力軸16及び出力軸
10が逆転せしめられることになるが、クラッチ7の接
続時において無段変速機9の出力軸回転数は略零となっ
ているので大なる衝撃は生じない。このクラッチ7の接
続により、車両は、一旦停止した後後退走行を開始し、
第3図Bに示される如く、後退の車速Vが上昇していき
、所定の値となる。
次に、斯かる車両の後退走行時に、シフトレバ−27が
、第3同人に示される如く、後退Rの位置からニュート
ラルNの位置を介して前進りの位置にされると、シフト
−rクチュエータ44内のピストンが移動せしめられて
、切換歯車列8が後退レンジからlli 1l−1iレ
ンジをとるものとされる。このとき、クラッチ7は、第
3図Cに示される如く、シフトレバ−27が、ニュート
ラルNの位置にされると同時に遮断され、また、シフト
レバ−27が後退Rの位置から前ij!:Dの位置に置
かれたことをシフI・レバーポジション検出センサ28
が検出し、電子制御回路部22にはシフ1〜レバーポジ
シヨン信号P7によって切換lit jF列8が後退レ
ンジから前進レンジにされたことが人力される。また、
このとき後退の車速V kll、第3図に示される如く
、クラッチ7の遮断に伴って低下して零に向かうが、こ
れも変速機出力軸回転数検出センサ18が検出し、電子
制御回路部22には、変速機出力軸回転数信号P8によ
ってそのときの車速Vが入力される。そして、車速Vが
零に近い−v1にまで低下する時点t2になると、これ
が電子制御回路部22で検知され、電子制御回路部22
から再びクラッチ制御信号S1が送出されてクラッチ制
御弁29のAソレノイド30がオン状態とされ、クラッ
チアクチュエータ41が作動して、第3図に示される如
く、クラッチ7が時点t2で接続状態とされる。これに
より、無段変速機9の人力軸16及び出力軸10が再び
逆転せしめられることになるが、この場合にも、クラッ
チ7の接続時において無段変速機9の出力軸回転数は略
零となっているので大なる衝撃は生しない。
このクラッチ7の接続により、車両は、一旦停止した後
6;i進走行を開始し、第3図Bに示される如く、前進
の車速Vが上昇していき、所定の値となる。
このように、車両の走行中に切換歯車列8前進レンジか
ら後退レンジに、もしくは、その逆に切り換えられた時
には、車速が略零、即ち、無段変速機9の出力軸回転数
が略零となった後にクラッチ7の接続がなされるので、
車両に対する衝撃や各部の損傷が確実に回避される。
上述の如くの一連の制御は、電子制御回路部22のCP
U20の動作にもとすいて行われるが、斯かるCPU2
0が実行するプログラムの一例を第4図。
第5図及び第6図のフローチャートを参照して説明する
まず、第4図に示される如く、スタート後、プロセス6
0で各部の初期設定を行い、次に、プロセス61でまず
クラッチ制御のためのプログラムを実行シ、続いて、プ
ロセス62で変速比及びスロットルバルブ開度制御のた
めのプログラムを実行して、プロセスGlに戻る。
上述のプロセス61において実行されるクラッチ制御の
ためのプログラムの一例は、第5図に示される如くのも
のとされる。ここでは、スタート後、ディシジョン70
で現在、シフトレバ−27が切換歯車列8のニュートラ
ルレンジ(Nレンジ)の位置に置かれている状態である
か否かを判断し、シフトレバ−27が切換歯車列8のニ
ュートラルレンジの位置に置かれている状態である場合
には、プロセス71で後述する車速フラッグFV・Aを
リセット状態にプロセス72で後述する車速クラ・ノブ
FV・Bをリセット状態にして、続くプロセス73でク
ラッチ制御弁29のBソレノイド31にクラ・ノチ制御
信号S2を送出し、Bソレノイド31をオン状態にする
とともにAソレノイド30をオフ4大態とする。
これにより、クラッチ7は、遮断状態とされる。
ディシジョン70で、シフトレバ−27が切換歯車列8
の二二−トラルレンジの位置に置かれている状態でない
と判断された場合には、ディシジョン74で、変速機出
力軸回転数信号P8にもとずき、車速■が略零、即ち、
前述の+Vlもしくは−Vlであるか否かを判断する。
車速■が略零であればプロセス75で車速フラッグFV
−Aをセ・ノドして、また、略零でなければ直接ディシ
ジョン76に進み、ディシジョン76でシフトレバ−2
7が切換歯車列8の前進レンジ(Dレンジ)の位置に置
かれている状態か否かを判断し、Dレンジの位置に置か
れていれば、ディシジョン77で、後述するギアフラッ
グFC−Dがセットされているか否かを判断し、一方、
Dレンジの位置に置かれていなげれば、換言すれば、シ
フトレバ−27が切換歯車列8の後退レンジの位置に置
かれていればディシジョン78で、後述するギアフラッ
グFa>がセットされ−ごいるか否かを判断する。
ディシジョン77での判断で、ギアフラッグFG・Dが
セットされていなりれば、ディシジョン7つで車速フラ
ッグF■・八がセントされているが否かを判断する。こ
こで、jl(速フラッグFV−Aがセットされていれば
、車両は前進状態で車速が略零の状態にあることになり
、プロセス80でギアフラッグF c −o 4容ソト
シた後、プロセス8■でクラッチ接続をする。また、デ
ィシジョン79の判断で車速フラッグI? V・八がセ
フ)されていなりれば、車速が略零でないごとになり、
プロセス72に進んでl(速ソラノグFV・r3をリセ
ット状態とした後、プト1セス73でクラッチ7を遮断
状態にする。
さらに、ディシジョン77の判断で、ギアフラッグFG
・1)がセットされていれば、切換歯車列8において後
退レンジから1):I進しンジへの切り換えがされて前
11LL/ンジの状態とされているのではないことにな
り、プロセス81に進んでクラッチ7の接続を許可する
上述のディシジョン78の判断で、ギアフラッグFG−
Rがセットされていなければ、ディシジョン82で車速
フラッグFV・Aがセントされているか否かを判断する
。ここで、車速フラッグFV・Aがセットされていれば
、車両は後退状態で車速だ略零の状態にあることになり
、プロセス83でギアフラッグFG・[ンをセットした
後、プロセス81でクラッチ接続を許可する。また、デ
ィシジョン82の判断で車速フラッグF V・Aがセフ
1〜されていなければ、車速が略零でないごとになり、
プロセス72に進んで車速フラッグFV・Bをリセット
状態とした後、プロセス73でクラッチ7を遮断状態に
する。さらに、ディシジョン7))の判断で、ギアフラ
ッグFC−Rがセットされていれば、切換歯車列8にお
いて前進レンジから後退レンジへの切り換えがされて後
退レンジの状態とされているのではないことになり、プ
ロセス81に進んでクラッチ7の接続を許可する。
ごのようにして、リノ喚u1車列Bが前進レンジから後
退レンジに、もしくは、その逆に切り換えられた場合に
は、車速Vが略零の状態にある場合にのみプロセス81
でクラッチ7の接続を許可することになる。
そして、プロセス81からディシジョン84に進み、デ
ィシジョン84で、車速■が、予め設定された所定の車
速V aより大であるか否かを判断する。ここで、車速
V8は、エンジン停止を起こす虞れが大である車速に設
定されており、車速■が斯かる車速Vaより大であると
判断された場合には、続くプロセス85で車速フラッグ
FV−Bをセ・ノドしてディシジョン86に進む。
ディシジョン))6においては、エンジン出力軸回転数
Neの変化分Ne’が市か負かを判11iし、コニンジ
ン出力軸回転数Neの変化分Ne’が正である場合には
、ディシジョン87でエンジン出力軸回転数Neがクラ
ッチ出力軸回転数NCより大であるか否かを判断する。
エンジン出力軸回転数Neがクラッチ出力軸回転数Nc
より大であると判断された場合には、プロセス88でク
ラ・ノチ制御井29のAソレノイド30にクラッチ制御
信号S、を送出し、Aソレノイド30をオン状態とする
とともにBソレノイド31をオフ状態にする。これによ
り、クランチアの摩擦板39がフライホイール38を押
圧する状態にせしめられて接続状態がとられ、クラ・ノ
チ7の伝達トルク容量が漸増してゆく。
一方、ディシジョン86において、エンジン出力軸回転
数Neの変化分Ne’が負であると判断された場合には
、ディシジョン89に進み、そこで、エンジン出力軸回
転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより小であるか否
かを判断し、エンジン出ノj軸回転数Neがクラッチ出
力軸回転数NCより小である場合には、プロセス88に
進む。これにより、」二連同様にクラッチ7の接続状態
がとられ、伝達トルク容量が漸増してゆく。ディシジョ
ン89において、エンジン出力軸回転数Neがクラッチ
出力軸回転数Ncより小でないと判断された場合には、
プロセス90に進み、プロセス90でクラッチ制御信号
S1及びS2がいずれも送出されないにようにされ、こ
れにより、クラッチ7の摩擦板39のフライホイール3
8に対する押圧状態が現状維持され、従って、クラッチ
7の伝達トルク容量が現状維持される。
前述のディシジョン84で、現在の車速■が車速Vaよ
り大でないと判断された場合には、ディシジョン91に
1lli 、7)、そこでアクセルペダル23がオン状
態、即ら、アクセルペダル23が踏込まれているか否か
を判断し、アク−シルペダル23がオン状態であると判
断された場合には、ディシジョン86に進み、以下、上
述の如くのフローで進む。
一方、ディシジョン91でアクセルペダル23がオン状
態でないと判断された場合には、ディシジョン92で車
速フラッグli’ V −Bがセント状態であるか否か
を判断し、車速フラッグFV−[3が七ソト状態である
場合には、ディシジョン93でブレーキペダル25がオ
ン状態、即も、ブレーキペダル25が踏込まれζいるか
否かを判断して、ブレーキペダル25がオン状態である
と判断された場合には、ディシジョン94へ進む。
そして、ディシジョン94において、エンジン出力軸回
転数Neが所定の値、例えば1500rpm以下である
か否かが判断される。ここで、コーンジン出力軸回転数
150Orpmは、ブレーキペダル25のオン状態にお
いて、エンジン停止を起こす虞れがある回転数であり、
エンジン出力軸回転V1.Neが斯かる1500rpm
以Fでない場合には、ディシジョン86へ進み、以゛1
:′、−11述の如くのフローで進む。そして、エンジ
ン出力軸回転’ft1Neが1500rρm以下である
場合には、プロセス72に進み、以下、上述の如くの7
1)−で進む。
ディシジョン93による判断の結果、ブレーキペダル2
5がオン状態でないと判断された場合には、ディシジョ
ン95に進み、そこで、エンジン出力軸回転数Neが所
定の値、例えばI000rpm以下であるか否かを判断
する。ごこて、エンジン出力軸回転数1000rρmは
、ブレーキペダル25のオフ状態において、エンジン停
止を起こす唐れのある回転数であり、エンジン出力軸同
転数Neが1す1かる10(10rpm以下でない場合
には、ディシジョン86へ進み、以下、上iJiの如く
のフローで進む。一方、エンジン出力軸回転数N(・が
10(1(lrpm以下である場合には、ブU1セス7
2にiμの、以F、−に述の如くのフローで進む。
次に、第4図にノ5<されるプログラムのプロセス62
において実行される変速制御のためのプログラムの一例
は、第6図に示される如くである。ここで、スタート後
、プl」セス100で、アクセル開度信−号p、にもと
ずいてアクセル開度αを読め取り、続くディミ/ジジン
101 で、シフトレバ−27が切換山車列)(の前進
レンジ中り月−J−レンジ(1−レンジ)の位置に置か
れているか否かを判断する。なお、第2図に打いては、
シフトレバ−27が切換歯車列8のローレンジの位置を
とることが示されていないが、シソルバー27はこの位
置をとり得るようにされている。そしζ、シフ1−レバ
ー27が切換山車列+1(7)+:+ レンジの位置に
置かれていない場合には、プ1′Iセス1()3に進み
、シフトレバ−27が切換歯車列)3の1」−レンジの
位置に置かれている場合には、プし1セス102を経て
プロセス103に進む。
プロセス102では、プロセス100で読み取られたア
クセル開度αに、予め設定された補充開度Cを加算して
アクセル開度αlを得る。
次に、プロセス103で、このようにされて得られたア
クセル開度αlもしくはαに対する無段変速機9の目標
入力軸回転数TN、を算出する。そして、次のプロセス
104で、変速機入力軸回転数信号P6にもとすいて無
段変速a9の現在の入力軸回転数Nρを読み取り、続く
ディシジョン105で、プロセス104で読み取られた
現在の入力軸回転数Npが目標入力軸回転数TNpより
大であるか否かを判断する。この判断の結果、大である
場合には、プロセス106で変速制御弁32のCソレノ
イド33に変速制御信号S1を送出してCソレノイド3
3をオン状態とし、Dソレノイド34はオフ状態とする
。これにより、変速制御弁32は、無段変速a9におけ
る変速比を小とするように制御し、その結果、無段変速
機9の入力軸回転数Npは低下せしめられる。一方、デ
ィシジョン105での判断の結果、入力軸回転数Npが
目標入力軸回転数TNpより低い場合には、プロセス1
07が変速制御弁32の1〕ソレノイド34に変速制御
信号S、を送出して1〕ソレノイド34をオン状態とし
、Cソレノイド33はオフ状態とする。これにより、変
速制御弁32は無段変速機9における変速比を大とする
ように制御し、その結果、無段変速[9の入力軸回転数
Npは上昇せしめられる。このようにして、プロセス1
06もしくは107の動作により、実際の無段変速a9
の人力軸回転数Npを目標入力軸回転数TN、に一致せ
しめるようにして、変速比制御のためのプロゲラ11を
nfして、クラッチ−Ill卸を行うプ[1セス61に
戻る。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る電子制御式
無段変速装置によれば、車両に搭載されたエンジンのト
ルクが無段変速機を介して駆動輪に効率的に伝達される
とともに、シフトレバ−等により切り換えが行われるト
ルク伝達切換手段が、+iii itLレンジから後退
レンジに、もしくは、その逆に切り換えられて、クラッ
チが遮断状態から接続状態へ移行せしめられる際には、
電子制御手段により、車速が略零の状態となった後にク
ラッチが接続状態となるように制御されるので、クラッ
チ接続に伴って車両が受ける衝撃を極めて効果的に緩和
でき、また、エンジンから駆動輪までのトルク伝達系の
各部に過大な負担が掛かることにより生ずる…傷を確実
に防止することができる。さらに、車両の通常の前進及
び後退走行性能を少しも低下せしめることがない利点も
得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例が
適用された車両の駆動制御部を示す概略構成図、第2図
は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例を示す概
略構成図、第3図は第2図に示される例の動作説明に供
される状態図、第4図3第5図及び第6図は、第20に
示される例に用いられる電子制御回路における動作プロ
グラムの一例を示すフローチャー1・である。 図中、■はエンジン、7はクラッチ、8は切換歯車列、
9は無段変速機、18は変速機出力軸回転数検出センサ
、22ば電子制御回路部、27はシフトレバ−12Bは
シフトレバ−ポジション検出センサ、29はクラッチ制
御弁、32は変速制御弁、43はシフト制御弁である。 特 許 出願人 東洋工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両にI”i ANされたエンジンとこのエンジンのト
    ルクが伝達される駆動輪との間に連結され、入出力トル
    ク比を連続的に変えることのできる無段変速機と、この
    無段変速機の入出力トルク比を変化さセる変速比調整手
    段と、上記エンジンから上記無段変速機へのトルク伝達
    を選択的に遮断または接続できるように配設されるクラ
    ッチ手段と、上記エンジンから上記駆動輪へのトルク伝
    達経路内に介設され、前進レンジ、ニュートラルレンジ
    及び後退レンジの大々に選択切り換えされるトルク伝達
    切換手段と、1−記11(両の速度を検出する第1の検
    出手段と、」−記1−ルク伝達切換手段の前進レンジか
    ら後退レンジへの、もしくは、後退レンジから前進レン
    ジへの切り換えを検出する第2の検出手段と、」−記変
    速比調整手段に制御信号を送出するとともに、」二記ク
    ラッチ手段に制御信号を送出する電子制御手段とを備え
    、上記電子制御手段が、上記トルク伝達切換手段が前進
    レンジから後退レンジに、もしくは、後退レンジから前
    進レンジに切り換えられて」−記クラッチ手段が遮断状
    態から接続状態へ移行ゼしめられる際に、上記第1及び
    第2の検出手段から得られる信号にもとすいて、上記ト
    ルク伝達切換手段の前進レンジから後退レンジへの、も
    しくは、後退レンジから前進レンジへの切り換えがなさ
    れたこと、及び上記車両の速度が略零となったことを検
    知した後、上記クラッチ手段を接続状態となす制御を行
    うようにされたことを特徴とする電子制御式無段変速装
    置。
JP20505083A 1983-10-31 1983-10-31 電子制御式無段変速装置 Pending JPS6098260A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62139729A (ja) * 1985-12-12 1987-06-23 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用自動変速装置の制御装置
JPS6313949A (ja) * 1986-07-01 1988-01-21 Aisin Warner Ltd 自動変速機におけるリバ−スシフト制御装置
JPS63312561A (ja) * 1987-05-28 1988-12-21 フイアツト・オート・ソチエタ・ペル・アチオニ 自動車用連続可変速歯車を有する動力伝達装置
JPH02147435A (ja) * 1988-11-29 1990-06-06 Iseki & Co Ltd 動力車両の高速後進牽制装置

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