JPS6094331A - 樹脂含浸製品の成形硬化方法 - Google Patents

樹脂含浸製品の成形硬化方法

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Publication number
JPS6094331A
JPS6094331A JP58202555A JP20255583A JPS6094331A JP S6094331 A JPS6094331 A JP S6094331A JP 58202555 A JP58202555 A JP 58202555A JP 20255583 A JP20255583 A JP 20255583A JP S6094331 A JPS6094331 A JP S6094331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
alloy
hardening
insulating coil
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP58202555A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsunashima
綱島 栄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP58202555A priority Critical patent/JPS6094331A/ja
Publication of JPS6094331A publication Critical patent/JPS6094331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は絶縁コイルや積層絶縁材のような樹脂含浸製品
の成形硬化方法(二関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
絶縁コイルのような樹脂含浸製品にボイドがないように
樹脂を含浸するには、ガラステープ、マイカテープなど
の基材と適当な樹脂材料を選択することは勿論であるが
、絶縁コイル内部にボイドな発生させないように製造す
ることが重要である。
ボイドは基材間の接着力の低下、放電による破壊電圧の
低下など、電気的、機械的性能を低下する欠陥が生じる
ものである。ボイドの発生原因としてあげられるものに
は樹脂の硬化収縮率や被含浸基材からの樹脂の流出があ
る。前者は、ポリエステル樹脂より収縮率の小さいエポ
キシな選択することで改善される。後者については樹脂
の粘度が低いほど、また含浸加圧力が高いほど流出が著
しいものである。コイルにおけるボイドの発生を防止す
るための方法は従来種々行われており、一般に絶縁コイ
ルの成形硬化(二関する製法には大別すると次のような
ものがある。その第1は蒸気あるいは電熱を利用して加
熱するとともに、油圧力または水圧力によるプレスで加
圧する専用機を用いて製造するマシンモールド法がある
。第2としては、真空加圧タンクにコイルを入れ、真空
脱気後熱溶融させたコンパウンドなどの加熱された絶縁
物で硬化させて製造するコンパウンドモールド法がある
。第3には、絶縁コイルを構成する心体に絶縁物を介し
て側板な当て熱収縮テープを巻回し、締め付は加熱して
製造する熱収縮フィルムモールド法がある。
しかしながら第1の方法では精度よく製造できるが設備
が高価となり、多数の絶縁コイルを処理するには膨大な
設備費がかかる。また曲線部などの非直線部の成形が困
難である。第2の方法は、第1の方法に比べて寸法精度
では劣るが、一度に比較的多数の絶縁コイルを処理でき
る点で優れている。しかし、処理に時間がかかり、且つ
設備費が高価となる欠点があった。第3の方法は熱収縮
テープの収縮力を利用して加圧するが、一般に用いられ
ているポリエステル熱収縮テープでは充分な圧力が得ら
れないことから巻回数をふやさなければならず、作業に
手間がかかる。また熱収縮テープの圧力が角部に集中し
、均等に加わらないので寸法精度および特性に満足なも
のが得られなかった。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、ボイドを生じることなく容易に成形硬
化することができる樹脂含浸製品の成形硬化方法を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明による樹脂含浸製品の成形硬化方法は、上記製品
を可撓性薄状物で包み、これを上記含浸樹脂の硬化温度
に見合った温度で溶融状態となっている低融性合金中に
浸漬させ、この低融性合金から熱と圧力を加えて成形硬
化させるものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面に示す一実施例を参照して詳細に説明
する。
図面において、1は樹脂含浸製品で、例えば絶縁テープ
を巻回し樹脂を含浸して成る絶縁コイルとする。この絶
縁コイル1は絶縁コイル1に含浸された樹脂を通過させ
ない可撓性薄状物、例えば厚さ0.03m1nのシリコ
ーンゴムシートによる袋2で包む。この袋2の包み口は
軽く上方に引き上げ、この状態で支持体3にて支持固定
する。6は加熱硬化容器で、その内部には上記袋2で包
んだ絶縁コイル1が設置される。またこの加熱硬化容器
6の側面は図示の如く2重構造になっており、その内部
にはヒータ8が設置される。さらにこの加熱硬化容器6
の下部には内部に注入される後述する低融性金属を排出
するための排出ロアを設ける。
4は加熱容器で、上記低融性金属5を前記絶縁コイル1
に含浸された樹脂の硬化温度に見合った温度、例えば1
20°に加熱する。このためヒータ8を内蔵している。
また下部には、溶融状態の低融性金属5を前記加熱硬化
容器6に注入するための注入口9を設ける。
上記構成においてまず、絶縁コイル1を袋2により包ん
で加熱硬貨容器6内に設置し、その包み口を上方の支持
体3に支持固定する。次に加熱容器4で樹脂の硬化温度
に見合った温度、例えば120°Cにて溶融した低融性
合金5を注入口9から加熱硬化容器6に注入し絶縁コイ
ル1が浸漬して更に約30函覆うように注入する。そし
て絶縁コイル1の含浸樹脂の硬化条件である120°C
5時間保持し、更に150’Oで15時間保持する。こ
の合金5中への浸漬状態において、袋2内の絶縁コイル
1には、合金5からその温度と、自重による圧力が加わ
るので、絶縁コイル1は直線部はもちろん曲線部も一様
に硬化する。また硬化時の樹脂の収縮を抑えることがで
きる。なお、注入した合金5に上部から圧力を加え、こ
れを合金5を介して絶縁コイル1全体に均等に加えるこ
とも可能である。
上述した温度時間関係にて合金5中に浸漬させ、所定の
硬化を行った後は、合金5の流動性を失わない程度の温
度、例えば約100’Oまで冷却し、排出ロアから排出
する。これらの結果、絶縁厚さ1.6朋の絶縁コイルを
良効な状態で製作できた。
なお排出された合金5は再び加熱容器6で加熱すること
により再使用できる。
このようにして含浸樹脂を硬化させることにより、絶縁
コイル1としての寸法精度を保ち、がっ含浸樹脂の流出
もない良質の絶縁コイルを提供できる。
ここで、低融性合金5としては、錫50.鉛25、ビス
マス25質量チ、溶融温度97℃、比重約9.5のもの
を用いた。低融性合金5としては融点が低く、比重は大
きいほどよい。水銀やカドミウムなどの合金で融点を下
げることもできるが、毒性の問題や、高温酸化による減
量などの問題があるので、安価でとり扱い易い上述した
錫、鉛系合金で実用化できている。
このようにして成形硬化することにより、非常に高度な
寸法精度を要求するもの以外はこのままで圧力媒体とも
なる低融性合金5の自重だけで充分である。またそのた
めの設備は、第1図で示すように温度調節のできる合金
を溶融するための容器4と、絶縁コイル1を成形硬化す
るに必要な大きさの容器6とで構成でき、設備費、維持
費とも安価でよい。
なお、上記実施例では、樹脂含浸製品1として絶縁コイ
ルを例示したが、積層板や積層管など、その他積層絶縁
材または樹脂モールドトランスなど、無溶剤樹脂を注入
して成形硬化される全ての製品に適用できるものである
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、溶融合金により適切な硬
化温度で、全体的に均一に加圧されるので、ボイドの生
じない良効な樹脂含浸製品を、大規模な設備を要するこ
となく容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による樹脂含浸製品の成形硬化方法の一実
施例に用いる成形硬化装置の構成例を示す図である。 1・・・樹脂含浸製品、 2・・・可撓性薄状物、4・
・・加熱容器、 5・・低融性合金、6・・・加熱硬化
容器、7・・・υF出口、9・・・注入口、 8・・・
ヒーター (7317)代理人弁理士 則 近 憲 佑 (はが1
名)手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 特願昭58−202555号 2、発明の名称 樹脂含浸製品の成形硬化方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)東京芝浦電気株式会社 4、代理人 〒100 東京都千代田区内幸町1−1−6 東京芝浦電気株式会社東京事務所内 昭和59年1月31日(発送日) 6、補正の対象 α)明細書の図面の簡単な説明の欄 (2) 図 面 7、補正の内容 (1)明細書の第8頁、第5行に記載の「図面は・・・
」を「第1図は・・」と訂正する。 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 樹脂を含浸した製品を成形硬化させるに当り、上記製品
    な可撓性薄状物で包み、これを上記含浸樹脂の硬化温度
    に茸合った温度で溶融状態となっている低融性合金中に
    浸漬させ、この低融性合金から熱と圧力を加えて成形硬
    化させることを特徴とする樹脂含浸製品の成形硬化方法
JP58202555A 1983-10-31 1983-10-31 樹脂含浸製品の成形硬化方法 Pending JPS6094331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58202555A JPS6094331A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 樹脂含浸製品の成形硬化方法

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JP58202555A JPS6094331A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 樹脂含浸製品の成形硬化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6094331A true JPS6094331A (ja) 1985-05-27

Family

ID=16459435

Family Applications (1)

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JP58202555A Pending JPS6094331A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 樹脂含浸製品の成形硬化方法

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JP (1) JPS6094331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01258915A (ja) * 1987-11-20 1989-10-16 Senju Metal Ind Co Ltd 熱硬化性樹脂の熱処理方法
JP2000288656A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Amada Co Ltd 上型装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01258915A (ja) * 1987-11-20 1989-10-16 Senju Metal Ind Co Ltd 熱硬化性樹脂の熱処理方法
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