JPS609052Y2 - 自動車用ドアの取付構造 - Google Patents

自動車用ドアの取付構造

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JPS609052Y2
JPS609052Y2 JP1978055655U JP5565578U JPS609052Y2 JP S609052 Y2 JPS609052 Y2 JP S609052Y2 JP 1978055655 U JP1978055655 U JP 1978055655U JP 5565578 U JP5565578 U JP 5565578U JP S609052 Y2 JPS609052 Y2 JP S609052Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vehicle
locking mechanisms
link device
outside
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978055655U
Other languages
English (en)
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JPS54157312U (ja
Inventor
昌一 小池
恒夫 新庄
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
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Publication of JPS54157312U publication Critical patent/JPS54157312U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドア特にサイドドアの取付構造に関す
るものである。
一般に自動車のサイドドアは4ドア車と称するものにあ
っては前後各ドアの開口部をセンターピラーにより仕切
り、前後各ドアはフロントピラー、センターピラーにそ
れぞれヒンジ支持されて後開きにあっており、4ドアハ
ードトツプ車と称するものはドアのウェスト部分まで延
びて立設されたセンターポールに前ドアの施錠体と後ド
アのヒンジとが設けられ、前後各ドアは後開きになって
る。
また、いわゆる観音開き式ドアと称する前ドアが後開き
、後ドアが前開きとなる車があるが、これはセンターピ
ラーに前後各ドアの施錠体が固定され、フロントピラー
、リヤピラーにそれぞれ前後各ドアがヒンジ支持されて
いるものである。
ところで、以上のような自動車にあってはいずれも、ド
アの施錠体やヒンジが固定されるセンターピラーやセン
ターポールが立設されているため、大きな物を車室内に
持ち込むことができないし、また車室内の犠装品を取り
外して車外に持ち出すことも簡単な作業ではできない。
本考案はかかる実状を憂慮し、センターピラー、センタ
ーポールの立設を廃止し、前後各ドアを観音開きにして
端部同志を対向させそれぞれのドアを車体の桁部材との
間でロックするようにした自動車用ドアを提供し大きな
物の持ち込み・持ち出しを簡単にできるようにし、多用
途車として最適なドアの取付構造とすると共にこれらの
ドアの開閉性すなわち、各ドアの開閉勝手及び各ドアの
開閉操作性を向上したものである。
以下図面に示す実施例により説明すると第1図ないし第
6図においてフロントドア1はアウターパネル111と
インナーパネル112とから戊り、車体前部柱部材であ
るフントピラー2に前端部113をヒンジ3に支持され
、後開きになっている。
リヤドア4はアウターパネル411とインナーパネル4
12とから成り、車体後部柱部材であるリヤピラー5に
後端部413をヒンジ6支持され前開きとなっており、
両ドア1,4はいわゆる観音開き式のドアを構成してい
る。
フロントドア1の遊端部114の上下にはロック機構7
,8が配置され、これら両口ツク機構7.8と対応する
車体サイドの桁部材すなわちルーフサイトレール9、サ
イドシル10に各ロック機構7,8と係脱するストライ
カ−11,12が突設されている。
フロントドア遊端部114の大略中央の乗員が最も操作
しやすい位置には、上下のロック機構7.8を車外側か
ら同時に解錠するアウトサイドハンドル13が配設され
ている。
このアウトサイドハンドル13は、第3図及び第4図に
示すようにドアインナーパネル112に固定されたリン
ク装置16におけるベースプレート14に軸支15され
、リンク16a、16bと共動するようになっている。
リンク16aはアウトサイドハンドル13と一体に回動
し、リンク16bの下片16b、と作動的に連結され、
リンク16bの両側片16b2.16賜にはそれぞれリ
モートコントロールロッド17.18(以下単にロッド
と称す)の一端部17a、18aが連結され、このロッ
ド17,18の他端部17b、18bがそれぞれ各ロッ
ク機構7.8のアンラッチレバー7at8aに作動的に
連結されている。
またリンク16bの上片16b4は図示しないインサイ
ドハンドル(例えば第1図H部位)にリモートコントロ
ールロッド皿を介して作動的に連結されている。
従って、アウトサイドハンドル13を第2図、第3図で
時計方向に回転操作すると、リンク16aもまた時計方
向に回転し、リンク16bが反時計方向に回転し、各ロ
ッド17.18はそれぞれ上動、下動し、第4図、第5
図に示すように各アンラッチレバー?a、8aを作動さ
せて、ロック機構7,8とストライカ−11,12との
係合を解除しドア1の掛は止めが外れ、フロントドア1
は開く。
逆にフロントドア1を開いた状態から閉めるとロック機
構7.8とストライカ−11,12とが係合してドア1
は掛は止め状態となる。
各ロック機構7,8は公知なので略本しているが、簡単
に述べると、ストライカ−11,12とラッチが係脱し
、各ラッチとディテントレバーとが係脱し、各ディテン
トレバーとアンラッチレバーとが係脱するようになって
いるし、ラッチ7とストライカ11.12とが係合する
ときすなわちフロントドア1を閉じるとき、わざわざア
ウトサイドハンドル13を操作しなくてもよいようにな
っていることは勿論である。
また、第3図でりンク16bにそれぞれ開設した長孔1
6b、、 16b6はアウトサイドハンドル13の操
作時にインサイドハンドルを作動させないようにし、逆
にインサイドハンドルを操作したときにアウトサイドハ
ンドル13を作動させないようにするための空振り用の
孔で遊び機構を構成しているものである。
次にリヤドア4について説明すると、フロントドア1の
場合と同様リヤドア4の遊端部414の上下にロック機
構21.22が配設されルーフサイトレール9、サイド
シル10にそれぞれストライカ−23,24が突設され
て前記ロック機構21.22と係脱するようになってい
る。
リヤドア遊端部411の中央の前述フロントドア用アウ
トサイドハンドル13と対応する位置に上下のロック機
構21.22を車外側から同時に掛は止めを外すアウト
サイドハンドル25が配設されている。
このアウトサイドハンドル25と各ロック機構21.2
2との連結機構についてはフロントドア1の場合と同様
なので省略する。
次に各ドア1,4まわりのシール構造について述べると
、フロントドア1とリヤドア4とが対向する道端部11
4,414にあっては、各遊端部114.414の車外
側縁部には第1のウェザ−ストリップ26.27がそれ
ぞれ取り付けられ、各ウェザ−・ストリップ26.27
が両ドア1゜4の閉時に先端リップ26 a、 27
aが弾接して車室内外をシールするようになっている。
また各遊端部114,414の車内側縁部にも、第2の
ウェザ−ストリップ28.29がそれぞれ取り付けられ
両ドア1,4の閉時に各ウエザーストリップ28.29
の各先端リップ28a、29aが弾接して車室内外をシ
ールするようになっている。
更にフロントドア1と車体とが対向する部分にあっては
フロントドア1とルーフサイトレール9との間では第5
図に示すようにフロントドア1の上縁部に第3のウェザ
−ストリップ30が取り付けられ、フロントドア1閉時
に先端リップ30aがルーフサイトレール9に弾接して
車室内外をシー・ルするようになっている。
またルーフサイトレール9の接合フランジ9aに第4の
ウェザ−ストリップ31が嵌着され、リップ31aがフ
ロントドア1に弾接して車室内外をシールするようにな
っている。
フロントドア1とサイドシル10との間では第6図に示
すようにフロントドア1の下縁部に第5のウェザ−スト
リップ32が取りつけられ、フロントドア1閉時に先端
リップ32aがサイドシル10に弾接して車室内外をシ
ールするようになっており、更にサイドシル10の接合
フランジ10aに第6のウェザ−ストリップ33が嵌着
され、リップ33aがフロントドア1に弾接して車室内
外をシールするようになっている。
以上のべたようにフロントドア1と車体との間は二重に
シールされ、気液密性を確実に保持しているものである
なお、リヤドア4と車体とが対向する部分のシール構造
はフロントドア1の場合と全く同じなので省略する。
なお、第4図中34.35はそれぞれのドア1.4のフ
ィニッシャ(ドアトリム)である。
かかる構成により、フロントドア1及びリヤドア4はそ
れぞれ独立したロック機構により掛は止めされているた
め、独立して観音開き式に開閉でき、乗り降りに便利な
ようになっている。
そしてセンターピラーがないので大きな物の持ち込み持
ち出しが簡単にでき、多用途車として最適である。
好ましくは各ドア1,4の開度を90’近く或いはそれ
以上にすればドアの開口部を最大に利用できるものであ
る。
また各ドア1,4は上下で車体に掛は止めされ、車室内
外それぞれから一つの操作ハンドル(車外側からはアウ
トサイドハンドル、車室内側からはインサイドハンドル
)で同時に上下の掛は止めを解除できるようになってい
るので、ドア開閉操作性を損なわず、しかもドアロック
の反脱出特性(ドアの車体からの外れにくさ)が大巾に
向上し、安全上も好ましい。
また車外側からアウトサイドハンドルを操作したときは
リンク装置の遊び機構によりインサイドハンドルは動か
ず、逆に車室内側からインサイドハンドルを操作したと
きもリンク装置の遊び機構によりアウトサイドハンドル
は動かないのでハンドル操作力が小さくて済みハンドル
操作性が良好で、ドア開閉上優れた効果を発揮する。
なお、シール構造においては、実施例では全周にわたっ
て二重シール構造を採用しているが、これに特定される
ものではないが特に各ドア1,4が対向する部分では、
それぞれのドア1,4が独立して開閉できるようにして
いるので、確実なシール性を保つ上で二重シールにする
ことが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のドアを適用した自動車の側本図
、第2図は第1図の要部拡大側本図、第3図はドアの開
閉操作機構の説明図、第4図、第5図、第6図はそれぞ
れ第2図IV−IV線、V−V線、VI−VI線に沿う
断面図である。 1・・・・・・フロントドア、2・・・・・・フロント
ピラー、3・・・・・・ヒンジ、4・・・・・・リヤド
ア、5・・・・・・リヤビラ、6・・・・・・ヒンジ、
7,8・・・・・中ツクm構、9−・・・・・ルーフサ
イトレール、10・・・・・・サイドシル、11.12
・・・・・・ストライカ−113・・・・・・アウトサ
イドハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前後柱部材にそれぞれ前後各ドアをヒンジ支持して
    観音開き式ドアを構成して遊端部同志を対向させ、各ド
    アの道端部上下にロック機構を配設し、前記各ロック機
    構と対応する車体サイドの上下桁部材に前記各ロック機
    構と係脱するストライカ−をそれぞれ配設し、各ドアの
    内外の互いに離れた位置にそれぞれ操作ハンドルを配設
    して各ハンドルと各ドアの白板の適宜の部位に設けられ
    たリンク装置と遊び機構を介して連結し、前記各リンク
    装置に各ドアの上下のロック機構を前記各ハンドルの操
    作によりそれぞれのドアを独立に開閉できるようにリモ
    ートコントロールロンドを介して連結する一方、前後各
    ドアの対向する遊端部のいずれか一方又は両方に前記遊
    端部間の隙間をシールするウェザストリップを装着して
    成る自動車用ドアの取付構造。
JP1978055655U 1978-04-25 1978-04-25 自動車用ドアの取付構造 Expired JPS609052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978055655U JPS609052Y2 (ja) 1978-04-25 1978-04-25 自動車用ドアの取付構造

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JP1978055655U JPS609052Y2 (ja) 1978-04-25 1978-04-25 自動車用ドアの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS54157312U JPS54157312U (ja) 1979-11-01
JPS609052Y2 true JPS609052Y2 (ja) 1985-04-01

Family

ID=28951744

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847878A (ja) * 1981-09-16 1983-03-19 株式会社大井製作所 自動車用ドアロツク
JPS5850268A (ja) * 1981-09-22 1983-03-24 株式会社大井製作所 自動車用ドアロツクの操作装置
JPS5855550U (ja) * 1981-10-08 1983-04-15 株式会社文祥堂 電動式移動棚装置
JP4706139B2 (ja) * 2001-07-18 2011-06-22 マツダ株式会社 車両のドア構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5411268Y2 (ja) * 1973-12-22 1979-05-22
JPS52151528U (ja) * 1976-05-13 1977-11-17

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JPS54157312U (ja) 1979-11-01

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