JPS608318A - 2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法 - Google Patents

2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法

Info

Publication number
JPS608318A
JPS608318A JP58116498A JP11649883A JPS608318A JP S608318 A JPS608318 A JP S608318A JP 58116498 A JP58116498 A JP 58116498A JP 11649883 A JP11649883 A JP 11649883A JP S608318 A JPS608318 A JP S608318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
manganese
polymerization
molecular weight
disubstituted phenol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58116498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6160095B2 (ja
Inventor
Izumi Yamashita
泉 山下
Kunio Toyama
外山 邦雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP58116498A priority Critical patent/JPS608318A/ja
Priority to US06/623,501 priority patent/US4558119A/en
Priority to CA000457230A priority patent/CA1221495A/en
Priority to DE8484107350T priority patent/DE3469744D1/de
Priority to EP84107350A priority patent/EP0132608B1/en
Publication of JPS608318A publication Critical patent/JPS608318A/ja
Publication of JPS6160095B2 publication Critical patent/JPS6160095B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/38Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols
    • C08G65/44Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols by oxidation of phenols

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2.6−ジ置換フェノールの重合方法。
さらに詳しくいえば、塩基性化合物、マンガン塩及びN
−アルキルアルカノールアミンを触媒として、2,6−
ジ置換フェノールを酸化重合させることによシ、加熱溶
融して成形する際に分子量低下が起らず、かつ優れた強
度と伸び率を有する高品質ポリフェニレンエーテルを製
造する方法に関するものである。
従来、2,6−ジ置換フェノールの酸化重合体はポリフ
ェニレンエーテルとして公知でアシ、このものは機械的
性質、電気的特性、耐熱性なぞが優れ、しかも吸水性が
低く、寸法安定性がよいなどの性質を有しているため、
近年熱可塑性エンジニアリングプラスチックとして注目
されている。
ところで、2,6−ジ置換フェノールの重合触媒として
は、これまで銅塩又はマンガン塩と各種アミンとの組合
せが多数提案されている。例えばマンガン塩及び塩基性
化合物と第一級、第二級、第三級アミンとの組合せが提
案されている(特公昭45−30355号公報)。この
組合せにおいては、使用しつるアミンとしてメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミンなど
の脂肪族第一級アミン、シクロヘキシルアミンなどの環
状炭化水素第一級アミン、エチレンジアミン、トリエチ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどのジアミン
類、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
ン、ジブチルアミンなどの脂肪族第二級アミン、ジシク
ロヘキシルアミンナトの環状炭化水素第二級アミン、ピ
ペリジン、ピペラジン、モルフォリンなどの脂環式第二
級アミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジエ
チルメチルアミン、ジエチルメチルアミン、ジメチルエ
チルアミン、ベンジルメチルアミン、ジオクチルベンジ
ルアミン、ジオクチルクロロペンシルアミン、(クロロ
フェネチル)ブロモベンジルアミン、1−−)メチルア
ミノ−2−フェニルプロパンなどの脂肪族第三級アミン
、ピリジン、ピコリン、コリジンなどのピリジン類、N
〜アルキルピロール、N−アルキルピロリジン、N−ア
ルキルピペリジン、キノリン、イソキノリン、N−アル
キルテトラヒドロキノリン、Iス−アルキルモルフォリ
ンなどの環式アミンを挙げている。しかしながら、前記
の第一級アミンを使用した場合、得られたポリマーは、
力[1熱溶融時における分子量低下を完全に抑制するこ
とができない上に、引張試験における強度及び伸び率も
低く、また前記第二級アミンを使用した場合、マンガン
塩−塩基性化合物触媒の特徴である強い重合活性が著し
く低下し、篩分チ量ポリマーが得られにくいという欠点
がある。さらに、前記第三級アミンを使用した場合は、
加熱溶融時における分子量低下がまったく改良されず、
かつ脆弱なポリマーしか得られない。
また、第二級アミンとマンガン塩及び塩基性化合物とを
組合わせることも提案されているが(特開昭53−79
993号公報)、これについても前記と同様の欠点があ
った。
さらに、モノエタノールアミン又はジェタノールアミン
若しくはその両方と、マンガン塩及び塩基性化合物との
組合せについても提案されている(%開昭57−446
25号公報)。しかしながら、この組合せにおいては、
得られたポリマーは、加熱溶融時における分子量低下が
完全には解消されていな1上に引張強度及び伸び率も低
く、かつ重合活性の低下が大きいなどの欠点がある。
このような、銅塩又はマンガン塩と各種アミンとの組合
せにおいては、アミンの使用量は銅塩又はマンガン塩の
めずれを使用する場合も極めて多いことが特徴である。
一方、マンガン塩と水酸化ナトリウムなどの塩基性化合
物とから成る触媒が提案されている(特公昭45〜30
354号公報)。この組合せは、触媒にアミンを使用し
ないという点が特徴であり、低コストでかつ重合速度も
大きいことから工業的価値は高いものの、重合後期に急
激に分子量が増大して分子量調節が極めて困難である上
、得られたポリマーの熱安定性が極めて悪くて加熱溶解
時に分子量低下が起シ、ポリマーが著しく脆弱になると
いう致命的な欠点を有している。
本発明者らは、このような事情に鑑み、加熱溶融時に分
子量低下が起らず、かつ強じんな物性を有する高品質の
ポリフェニレンエーテルが、高い重合活性を保持しなが
ら得られるような重合触媒を開発すべく鋭意研究を重ね
た結果、従来技術で開示されていない特殊なアミンであ
るN−アルキルアルカノールアミンと、マンガン塩及び
塩基性化合物との組合せから成る重合触媒がその目的を
達成しうろことを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明は、周期律表IA族金属の水酸化物、
アルコキ/ド類又はフェノキシト類の中から選ばれた塩
基性化合物、マンガン塩及びN −アルキルアルカノー
ルアミンがら成る触媒の存在下に、2.6−ジ置換フェ
ノールを酸素含有ガスで酸化力ソグリングさせること全
特徴とする2、6−ジ置換フェノールの重合方法を提供
するものである。
本発明方法におけるN−アルキルアルカノールアミンの
特殊な効果は、マンガン塩と組み合わせることによシ、
該マンガン塩に対し、N−アルキルアルカノールアミン
の窒素原子及び酸素原子が配位した錯化合物が形成され
、また窒素原子にアルキル基が1個結合している化学構
造となっていることに起因しているものと考えられる。
本発明方法に用いる2、6−ジ置換フェノールは、一般
式(1) (式中のR1は炭素数1〜4の炭化水素基、R2はハロ
ゲン又は炭素数1〜4の炭化水素基である)で表わされ
るフェノール類であり、このようなものとしては、例え
ば2,6−シメチルフエノール、2−メチル−6〜エチ
ルフエノール、2.6−シエチルフエノール、2−エチ
ル−6−n −フロビルフェノール、2−メチル−6−
クロルフェノールへ2−メチル−6−ブロモフェノール
、2−メチル−6−イソプロビルフエノール、2−メチ
ル−6−n −フロビルフェノール、2−エチル−6−
ブロモフェノール、2−メチル−6−n −ブチルフェ
ノール、2,6−ジーn−プロピルフェノール、2−エ
チル−G−クロルフェノールなどが挙ケられる。これら
の化合物はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上併
用してもよい。捷だ少量のオルソクレゾール、メタクレ
ゾール、バラフレソー/l/、2r4 ”メチルフェノ
ール、2−工f ルフェノールなどを含んでいても実用
上差し支えない。
これらの2,6−ジ置換フェノールの中で、特に2.6
−ジツチルフエノールが重要である。
本発明方法に用いるマンガン塩としては1例えハ塩化マ
ンガン、臭化マンガン、ヨウ化マンガンなどのハロゲン
化マンガン、硝酸マンガン、硫酸マンガン、炭酸マンガ
ンなどの無機酸のマンガン塩、ギ酸マンガン、酢酸マン
ガン、シュウ酸マンガン、ステアリン酸マンガン、オク
チル酸マンガン、安息香酸マンガンなどの有機酸のマン
ガン塩、さらにはアセチルアセトンマンガン、水酸化マ
ンガン、酸化マンガンなどが挙げられる。
これらのマンガン塩の好丑しい使用量は、2,6−ジ置
換フェノールに対して0.1〜5モル楚、さらに好まし
くは0.5〜3モル襲の範囲である。
本発明方法に用いる塩基性化合物としては、例えば水酸
化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
周期律表IA族金属の水酸化物、ナトリウムメトキシド
、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリ
ウム−n−プロポキシド、ナトリウムイソプロポキシド
、カリウム−t−ブトキシドなどのアルコキッド類、リ
チウムフエノキンド、ナトリウムフェノキ7ド、カリウ
ムフェノキシトなどのフェノキシト類が挙げられる。ま
た、フェノキッドを構成するフェノールがハロゲンや炭
素数1〜4の炭化水素基などで置換されたものであって
も、もちろん差支えない。これらの塩基性化合物の中で
好ましいものは水酸化賢 ナトリウム又は水酸化カリウムである。
本発明方法におりる前記塩基性化合物の好ましい使用量
は、2,6−ジ置換フェノールに対して1〜20モルチ
、さらに好ましくは2〜lOモルチの範囲である。
本発明方法に用いるN−アルキルアルカノールアミンと
しては、例えばN−メチルエタノールアミン、N−エチ
ルエタノールアミン、N−n−フロピルエタノールーア
ミン、N−’f :/ フa ヒルx タノールアミン
、N−1〕−ブチルエタノールアミン、N−シクロヘギ
シルエタノールアミン、N−メチルイソプロパツールア
ミン、N−エチルイソプロパツールアミン、N−ブチル
イソプロパツールアミンなどが挙げられる。これらの化
合物の中でN−アルキルエタノールアミンが好ましく、
特にアルキル基が炭素数1〜4の飽和炭化水素基である
N−アルキルエタノールアミンが好適である。lまた、
N、N−ジメチルエタノールアミン、″N、N−ジエチ
ルエタノールアミン、N、N−ジイソプロピルエタノー
ルアミン、 N、N−ジブチルエタノールアミンなどの
N、N−ジアルキルエタノールアミンは、得られたポリ
マーの加熱溶解時における分子量低下が改良されないの
で好ましくない。
本発明方法におけるN−アルキルアルカノールアミンの
好適な添加量は、2,6−ジ置換フェノールに対し0.
5モルチ以上であシ、その上限は好ましくは10モルチ
までである。
本発明方法に用いる媒体としては、被酸化フェノール類
に比較して酸化されにりく、かつ反応過程の中間的に生
成すると考えられる各種ラジカルに対して反応性を有し
ないものである限り特に制限はないが、フェノール誘導
体を溶解し、マンガン塩を含む触媒混合物の一部又は全
部を溶解するものが好ましい。このようなものとしては
、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素、クロロホルム、1.2−ジクロルエタン、トリ
クロルエタン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼンなど
のハロゲン化炭化水素、ニトロベンゼンのようなニトロ
化合物などがポリマーの良溶媒として使用でき、またメ
タノール、エタノール、グロパノール、ベンジルアルコ
ール、シクロヘキサノールなどのアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、
ギ酸エチルなどのエステル類、テトラヒドロフラン、ジ
エチルエーテルなどのエーテル類は触媒混合物良溶媒と
して使用できる。したがって、ポリマー溶媒単独若しく
は触媒の良溶媒とポリマー溶媒の併用により、2種又は
それ以上の組合せで溶媒を構成するのが好ましい。この
ポリマーの良溶媒と触媒の良溶媒との組合せ比率によっ
て、重合形式は溶液重合法にもなるし、重合後期にポリ
マーが析出する沈殿析出重合法にもなる。本発明方法に
おいては、重合後期にポリマーが析出する沈殿析出取合
法が好ましい。
本発明における重合反応は、0〜100℃、好ましくは
15〜60℃の温度で常圧又は加圧下に、反応系に酸素
含有ガスを導入することによって進行する。この酸素含
有ガスとしては酸素又は空気が用いられる。
本発明の2,6−ジ置換フェノールの重合法によると、
加熱溶融しそ成形する際に分子量低下が起らず、かつ優
れた強度と伸び率を有する高品質ポリフェニレンエーテ
ルが得うレル。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例になんら限定されるものではない。
なお、重合性及びポリマーの物性は、次のようにして評
価した。
(1)重合性 重合開始後6時間経過したのちのη8p/Cにより判定
した。
(2)加熱溶融時の分子量低下の有無 生成ポリマーを310℃、20分間の条件で圧縮成形機
で処理してη5p10を元のポリマーと比較することに
よって、加熱溶融時の分子量低下の有無を判定した。
(3)ポリマーの強じん性 ポリマーを260℃で圧縮成形した1調厚ダンベル試験
片の引張試験により判定した。
また、生成ポリマー及び熱処理後のη8p/Cは、0.
5%クロロポルム溶液を30℃の温度下、キャノンフェ
ンスケ粘度管を使用して測定した。
実施例1 2.6−シメチルフエノール1221(1モル)。
N−メチルエタノールアミン1.1 f (0,Ol、
5モル)をキシレン250グ及びn−ブタノール200
りに溶解させ、温度側、還流コンデンサー、酸素ガス導
入ノズル及びかきまぜ機を備えた2を容ジャケット付反
応器に仕込んだ。
塩化マンガン(四本塩) 1.5 f (0,0075
モル)。
水酸化すl・リウム1.6 t (0,04モル)をそ
れぞれメタノール252に溶かし反応器に加えかきまぜ
なから内温を30℃にコントロールした。
次いで酸素をs o o mtt /分の速度で吹込み
反応を開始させた。反応開始後約30分後にポリマーの
微粒子が析出した。反応温度は内温30℃に保つようジ
ャケット温度をコントロ2.−ルした。反応開始後6時
間で酸素の吹込みを止め反応を停止した。
反応終了後析出したポリマーをろ別し、メタノールと塩
酸の混合溶液で洗浄後、さらにメタノールで洗浄して1
45℃で30分間真空乾燥した。収率は94%、η8p
/Cは0.63であった。310℃で熱処理したものの
η8p/Cは0.71で分子量低下は見られ々かった。
圧縮成形片の引張試験の結果、降伏強度710 Kg 
/cr& 、伸び30%を示した。
比較例I N−メチルエタノールアミンを加えないで、実施例1を
繰シ返したところ、収率97%でη8p/C1,2のポ
リマーを得だ。このものを、310℃で熱処理するとη
8p/Cは0.48となり著しい分子量低下が起った。
また引張試験を行ったところ530Kg/ caで降伏
点に至る前に破断し、伸びは5%以下であった。
実施例2〜7 N−メチルエタノールアミン又は水酸化ナト1ノウムを
第1表のアミン又は塩基性化合物に代えて同モル量使用
した以外は実施例1とまったく同様の評価を行い次の結
果を得た。
比較例2 N−メチルエタノールアミンの代わり□にn−ブチルア
ミンを等モル使用した以外は実施例1とまったく同様の
操作を行った結果、収率95%、ηBp/ O0,55
のポリマーが得られた。熱処理によりηsp/Cは0.
51に低下し分子量低下が完全に抑制されていないこと
が判明した。引張試験の結果伸びは8%、引張降伏強度
720 h / crlであった。
比較例3 N−メチルエタノールアミンの代わりにジー(n−ブチ
ル)アミンを等モル使用した以外は実施例1とまったく
同様の操作を行い重合した結果、ηSp/Cは0.35
で分子量の低いものであった。熱処理後のη8p/Cは
0.35、引張降伏強度7ooKy/ad 、伸びは5
%以下であった。
比較例4− +1−メチルエタノールアミンの代わりにトリー(n−
ブチル)アミンを等モル使用した以外は実施例1とまっ
たく同様の操作を行いηF3p/Cが0.70のポリマ
ーを得た。しかし、とのポリマ−を熱処理するとηF3
p/Cは0.32に低下し、加熱溶融時の分子量低下が
まったく改良されていないものであった。
比較例5 N−メチルエタノールアミンの代わりにモノエタノール
アミンを等モル使用した以外は実施例1とまったく同様
の操作を行いηSp/Cが0.60のポリマーを得た。
このポリマーを熱処理するとηep/Cは0.53に低
下し、引張試験の結果、降伏強度は690Ky/cJ、
伸びは5%以下であった。
比較例6 N−メチルエタノールアミンの代わシにジェタノールア
ミンを等モル使用した以外は実施例1とまったく同様の
操作で重合した結果、ηBp/cが0.49のやや分子
量の低いポリマーが得られた。
熱処理によりηBp/Cは0.45に低下し、引張試験
の結果、降伏強度は700 Kg/cni 、伸びは5
%以下であった。
比較例7 N−メチルエタノールアミンの代わりにトリエフノール
アミンを等モル使用した以外は実施例1と1つたく同様
の操作で重合した結果、比較例6よりさらに分子量の低
いη6p/Cが0.45のポリマーが得られた。熱処理
によシ著しい分子量低下が起りηe p / Cは0.
32になった。引張試験の結果、伸びは5%以下で、降
伏点に至らず530 Kg /c、tAで破断した。
比較例8 19−メチルエタノールアミンの代わりに1.1.N 
−ジメチルエタノールアミンを等モル使用した以外は実
施例1とまったく同様の操作でηsp/C0875のポ
リマーを得た。このポリマーは熱処理により著しい分子
量低下が起りηsp/Cは0.31になった。
試験片は極めて脆くほとんど伸びを示さなかった。
比較例9 特開昭57−44 G 25号の実施例に従って、モノ
エタノールアミンを塩化マンガン及び水酸化ナトリウム
と組合わせだ。
2.6−シメチルフエノールx2zr(tモル)、モノ
エタノールアミンo、92t (0,015モル)をキ
シレン447rmに溶解させた。ここに塩化マンガン(
四水塩) 1.2 f (0,006モル)をlり)−
ル86−に溶解した溶液及び水酸化ナトリウム2.42
(0,06モル)をメタノール212 ntに溶液を加
えて実施例1とまったく同様の方法で重合、後処理を行
いηBp10が0,63のポリマーを得た。310℃で
熱処理したところηsp/cはo、51に低下し、圧縮
成形片の引張試験では伸びは5%以下で、降伏点に至る
前に610 Ky/cttlで破断した。
特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 阿 形 明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周期律表IA族金属の水酸化物、アルコキシド類又
    はフェノキシト類の中から選ばれた塩基性化合物、マン
    ガン塩及びN−アルキルアルカノールアミンから成る触
    媒の存在下に、2,6−置換フェノールを酸素含有ガス
    で酸化カンプリングさせることを特徴とする2、6−ジ
    置換フェノールの重合方法。 22.6−置換フェノールが2.6−シメチルフエノー
    ルである特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 塩基性化合物が水酸化ナトリウム又は水酸化カリウ
    ムである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4 N−アルキルアルカノールアミンがN−アルキルエ
    タノールアミンである特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の方法。 5 N−アルキルエタノールアミンのアルキル基が炭素
    数1〜4の飽和炭化水素基である特許請求の範囲第4項
    記載の方法。 6 重合後期にポリマーを析出させ不均一系で重合させ
    る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項又は
    第5項記載の方法。
JP58116498A 1983-06-28 1983-06-28 2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法 Granted JPS608318A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58116498A JPS608318A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法
US06/623,501 US4558119A (en) 1983-06-28 1984-06-22 Process for polymerization of 2,6-disubstituted phenol
CA000457230A CA1221495A (en) 1983-06-28 1984-06-22 Process for polymerization of 2.6-disubstituted phenol
DE8484107350T DE3469744D1 (en) 1983-06-28 1984-06-26 Process for the polymerization of a 2,6-disubstituted phenol
EP84107350A EP0132608B1 (en) 1983-06-28 1984-06-26 Process for the polymerization of a 2,6-disubstituted phenol

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58116498A JPS608318A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608318A true JPS608318A (ja) 1985-01-17
JPS6160095B2 JPS6160095B2 (ja) 1986-12-19

Family

ID=14688623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58116498A Granted JPS608318A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4558119A (ja)
EP (1) EP0132608B1 (ja)
JP (1) JPS608318A (ja)
CA (1) CA1221495A (ja)
DE (1) DE3469744D1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354424A (ja) * 1986-08-22 1988-03-08 Sumitomo Chem Co Ltd ポリフェニレンオキシドの製造方法
DE3629444A1 (de) * 1986-08-29 1988-03-03 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zur herstellung von polyphenylenethern mit verringerter eigenfarbe
CN100453516C (zh) * 2001-08-07 2009-01-21 旭化成化学株式会社 2,6-二甲基酚组合物
TWI607969B (zh) * 2014-09-12 2017-12-11 台灣積體電路製造股份有限公司 二氧化鈰粉體的製造方法及二氧化鈰粉體

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DD86942A (ja) *
NL295748A (ja) * 1962-07-24
FR1568257A (ja) * 1967-03-28 1969-05-23
DE2061116B2 (de) * 1969-12-16 1973-02-01 Sumitomo Chemical Co Ltd , Osaka (Japan) Verfahren zur herstellung von polyphenylenoxiden
DE2162299C3 (de) * 1970-12-18 1974-07-25 Asahi-Dow Ltd., Tokio Verfahren zur Herstellung von aromatischen Polyethern
US3825521A (en) * 1971-07-31 1974-07-23 Asahi Dow Ltd Manganese amine chelate catalyzed aromatic polyether formation
JPS5142948B2 (ja) * 1971-08-10 1976-11-18
US4054553A (en) * 1975-06-02 1977-10-18 General Electric Company Polyphenylene oxide process
US4085124A (en) * 1975-11-24 1978-04-18 Ici Americas Inc. Oxidative coupling of alkylphenols, alkoxyphenols and 1-naphthols catalyzed by metal complexes of amino compounds
US4093597A (en) * 1976-12-21 1978-06-06 General Electric Company Polymerization of 2,6-di-substituted phenols
US4083828A (en) * 1976-12-21 1978-04-11 General Electric Company Preparation of polyphenylene oxides by the oxidative coupling of a phenolic monomer in the presence of a manganese salt, base and a secondary amine
JPS5744625A (en) * 1980-09-01 1982-03-13 Sumitomo Chem Co Ltd Preparation of polyphenylene oxide
DE3224691A1 (de) * 1982-07-02 1984-01-05 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verfahren zur herstellung von hochmolekularen polyphenylenoxiden

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6160095B2 (ja) 1986-12-19
EP0132608A1 (en) 1985-02-13
EP0132608B1 (en) 1988-03-09
US4558119A (en) 1985-12-10
CA1221495A (en) 1987-05-05
DE3469744D1 (en) 1988-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4806602A (en) Anhydride capping polyphenylene ether with carboxylic acid
EP0283775B1 (en) Use of capping agents to improve the stability of polyphenylene ether to oxidative degradation.
JP5268959B2 (ja) ポリ(アリーレンエーテル)の製造方法及び当該方法で製造したポリ(アリーレンエーテル)
JP2004506078A (ja) 高固有粘度ポリ(アリーレンエーテル)樹脂の製造方法
JP4736254B2 (ja) 2官能性フェニレンエーテルのオリゴマー体とその製造法
JPS608318A (ja) 2,6−ジ置換フエノ−ルの重合方法
JPS60163925A (ja) 耐熱性に優れたポリフェニレンオキシド
US5115043A (en) Process for functionalizing polyphenylene ether with substituted chlorotriazine
JPS5922920A (ja) ポリフエニレンオキシドの製造方法
JPS62240323A (ja) 2,6−ジ置換フエノ−ルの新規な重合方法
JPS61130340A (ja) ポリフェニレンエーテルの製造方法
JP5625259B2 (ja) ポリフェニレンエーテル共重合体及びその製造方法
US4868276A (en) Process for producing polyphenylene oxide with alkanolamine and secondary amine
JPS62240322A (ja) 2,6−ジ置換フエノ−ルの新規重合法
US3309340A (en) Polyphenylene ether purification process
JPS62184023A (ja) 2,6−ジ置換フエノ−ル重合体の製造法
JPS62158720A (ja) ポリフエニレンエ−テルの重合方法
JPS62185711A (ja) 2,6−ジ置換フエノ−ル重合体の製造方法
EP0113430B1 (en) Polyphenylene ether resins of controlled molecular weight and process of manufacture
JPH0639527B2 (ja) ブロックポリフェニレンエーテル―ポリカーボネートの製造方法
JP2024507517A (ja) ポリフェニレンオキシドの製造方法
JPS6251295B2 (ja)
JPS6286019A (ja) ポリフエニレンエ−テルの製造法
JPS6295319A (ja) 置換フエノ−ル類の重合方法
KR101169859B1 (ko) 폴리페닐렌옥사이드의 제조 방법