JPS608006A - 染色単板ならびにその製法および装置 - Google Patents

染色単板ならびにその製法および装置

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JPS608006A
JPS608006A JP11640583A JP11640583A JPS608006A JP S608006 A JPS608006 A JP S608006A JP 11640583 A JP11640583 A JP 11640583A JP 11640583 A JP11640583 A JP 11640583A JP S608006 A JPS608006 A JP S608006A
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JP
Japan
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veneer
dye
dyed
flitch
sides
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Pending
Application number
JP11640583A
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English (en)
Inventor
博 岩野
章 今井
井東 達雄
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS608006A publication Critical patent/JPS608006A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は染色単板ならびにその製法および装置に関す
る。
〔背景技術〕
ロータリー単板や積層スライス単板等を染色して得られ
る染色単板がつき板層人工化粧単板として広く使用され
ている。ここで、積層スライス単板とは、ロータリー単
板等の集成フリッチをスライスして得られるものである
従来は、単板の片面に染料を塗布したのち、スチーミン
グ処理を行って染色単板をつくるようにしていた。しか
し、このようにして得られる単板は、内部まで均一に染
色されてないことが多く、そのため、単板を合板に貼着
したあと単板のサンディングを行うと、色むらができる
といったような問題が発生していた。
[発明の目的] ここに開示される三つの発明は、このような事情に鑑み
なされたもので、内部まで均一に染色された染色単板な
らびにその製法およびその染色単板を製造するのに使用
する染色装置を提供することを目的としている。
[発明の開示] 前記のような目的を達成するため、第1の発明は、染料
が両面から浸透していることを特徴とする染色単板を、
第2の発明は、単板の両面から染料を浸透させたのち、
スチーミング処理を行うことを特徴とする染色単板の製
法を、そして、第3の発明は、染料槽および無端帯状の
回転する網体2組を備えて、前記2組の網体は、単板を
はさむことができるよう一部において互いに向かい合い
、この向かい合った部分の少なくとも一部が前記染料槽
内の染料液中に漬かつていることを特徴とする染色装置
をそれぞれ要旨としている。以下、これら三つの発明の
詳細な説明する。
第1の発明Gこかかる染色単板は、両面から染料が浸透
させられてなるので、内部までほぼ均一に染色されたも
のとなる。
第1の発明にかかる染色単板は第2の発明にかかる染色
単板の製法によりつくることができる。
この製法では、スポンジロールコータ、スプレー等を用
い、ロータリー単板、積層スライス単板等の単板の両面
に染料を塗布することによって、これら両面から染料を
浸透させ、つぎに、スチーミングを行って浸透を促進し
、染色単板を得る。
つぎに、第3の発明について説明する。この発明にかか
る染色装置を用いるようすると、単板の両面から染料を
浸透させることを連続して行うことができる。
第1図はこの発明にかかる染色装置の1例をあられず。
図にみるように、この染色装置は、染料液1が入れられ
ている染料槽2、および無端帯状の回転する2組の網体
3,4を備えている。網体3.4は、単板6をはさむこ
とができるよう一部において互いに向かい合い、この向
かい合った部分の一部(全部であってもよい)が染料槽
2内の染料液1中に漬かつている。この染色装置では、
網体3.4を回転させると、網体3,4の向かい合った
部分の入口5から入った単板6が網体3゜4にはさまれ
た状態で染料液1に漬けられる。これによって、単板6
の浮き上がりが防止される。
このあと、単板6は染料1から引きあげられ出ロアから
出る。
この染色装置によれば、連続して単板の両側から染料を
浸透させることができる。また、単板を染料液に浸漬す
るようにするので、スポンジロールコータやスプレーを
用いて染料の塗布を行うようにする場合に比べて、いっ
そう均一に染色を行うことができ、しかも、多量の染料
を単板に浸透させることができるので、染料液として取
り扱いの容易な低濃度のものを使用することができる。
つぎに、染色単板およびその製法の実施例について説明
する。
〔実施例1〕 厚み0.3 mmのアイウス積層柾目スライス単板の両
面からセン(仙)の色に調色した酸性染料50g/rr
rをスポンジロールコータを用いて塗布し、つぎにスチ
ーミング処理を行って、セン柄の柾目スライス単板を得
た。この染色単板は、内部まで均一に染色されていた。
〔実施例2〕 第1図に示されているような染色装置および染料として
濃度0.1〜1%のものを使用し、単板を10秒間染料
に漬けた。つぎに単板を95±3℃で1時間スチーミン
グ処理を行い、染色単板を得た。この染色単板を合板に
貼ったのち、単板表面のサンディングを行い、つぎに透
明塗料の塗布を行って化粧板製品を得た。この化粧板は
色むらがなかった。
〔発明の効果〕
第1の発明にかかる染色単板は、染料が両面から浸透し
ているので、内部までほぼ均一に染色されたものとなる
。第2の発明にかかる染色単板の製法は、単板の両面か
ら染料を浸透させたのち、スチーミング処理を行うよう
にするので、内部までほぼ均一に染色された染色単板を
容易かつ迅速に得ることができる。第3の発明にかかる
染色装置は、前記のように構成されているので、単板の
両面から染料を浸透させることにより連続して染色単板
をつくることが容易にできる。
〔参考〕
なお、このあと説明する人工化粧単板の製法によれば、
歩留りを上昇させることができる。
人工化粧単板の製法の一つとしてつぎのような製法があ
る。まず、接着剤を介して単板を真直く上に向けて積層
し、つぎに成形プレスを行って第2図に示されているよ
うなフリッチ8をつくる。
図中9は単板である。つぎに、カッタ10等を用い、単
板9の面に対して斜め方向からこのフリッチ8をスライ
スして人工化粧単板を得る。この際、人工化粧単板に現
出させる模様に応じてスライス方向を変えるようにする
しかし、前記のようにして人工化粧単板をつくるように
すると、図に鎖線で区切ったフリッチ8の斜め上部分1
1および斜め下部分12がいずれもロス部分となり、歩
留りが悪くなるという問題が発生する。たとえば、高さ
700mm、幅350mmのフリッチを、単板の面に対
して15°の角度でスライスするようにすると、フリッ
チの約13%がロス部分となる。
そこで、つぎに、歩留りの高い人工化粧単板の製法を説
明する。
まず、第3図に示されているような、V字形の溝13a
を有する下型13および断面3角形の上型14を準備す
るとともに、2枚の単板15a。
15bの端同志をテープやクーパー等で接合して接合体
15をつくる。下型13における溝13aの開く角度お
よび上型14における下端角部の角度は所望とする人工
化粧単板の模様に応じて決める。つぎに、接着剤を介し
て接合体を所定枚数下型13に積層載置し、上型14と
下型13とでプレス成形する。そうするとV字形のフリ
ッチ16ができる。このフリッチ16の鎖線より下の部
分、すなわち溝13a内にはいっていた部分16aを切
除し、これをつぎのフリッチをつくるときの上型14と
して使用する。部分16aを上型とし、前記と同様にし
てフリッチをつくるのである。
ただし、このときは部分16aと、次の積層体における
一番上の接合体15とが接着剤を介して互いに接着され
るようにすることは言うまでもない。そして、先と同様
に、溝13a内にはいっていた部分を切除すると、第4
図に示されているようなフリッチ17ができる。このフ
リッチ17のテープやクーパー等を切断して、二つのフ
リッチ17a、17bとし、それぞれ、フリッチの面に
平行にスライスして人工化粧単板をつくる。これを繰り
返して行うと、歩留りが高いものとなる。
つぎの、人工化粧単板の製法によっても歩留りよく人工
化粧単板をつくることができる。
まず、側面が斜面18aとなり、斜面18aの下端に突
出部18bを持つ下型18、および側面が斜面19aと
なり、斜面19aの上端に突出部19bを持つ上型19
を準備する。下型18および上型19の斜面18aおよ
び斜面19aの角度は、所望とする人工化粧単板の模様
に応じて決める。つぎに、下型18の突出部18bの上
に斜面18aに沿って斜めに、接着剤を介して、単板2
0a・・・を積層する。つぎに、上型19と下型18と
でプレス成型してフリッチ21を得る。フリッチ21の
側面と平行方向でスライスを行うようにすれば、歩留り
よく人工化粧単板をつくることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3の発明にかかる染色装置の構造説(9) 明図、第2図は従来の人工化粧単板の製法の説明図、第
3図および第4図は歩留りのよい人工化粧単板の製法の
説明図、第5図は別の歩留りのよい人工化粧単板の製法
の説明図である。 1・・・染料 2・・・染料槽 3,4・・・網体 6
・・・単板 代理人 弁理士 松 本 武 彦 (10) 第1図 特開昭6O−8006(4) 第4図 19b818a /19 0a 1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)染料が両面から浸透していることを特徴とする染
    色単板。
  2. (2)単板の両面から染料を浸透させたのち、スチーミ
    ング処理を行うことを特徴とする染色単板の製法。
  3. (3)染料槽および無端帯状の回転する網体2組を備え
    て、前記2組の網体は、単板をはさむことができるよう
    一部において互いに向かい合い、この向かい合った部分
    の少なくとも一部が前記染料槽内の染料液中に漬かって
    いることを特徴とする染色装置。
JP11640583A 1983-06-27 1983-06-27 染色単板ならびにその製法および装置 Pending JPS608006A (ja)

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JPS608006A true JPS608006A (ja) 1985-01-16

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ID=14686233

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