JPS607817A - 飲料用カツプ - Google Patents
飲料用カツプInfo
- Publication number
- JPS607817A JPS607817A JP58115154A JP11515483A JPS607817A JP S607817 A JPS607817 A JP S607817A JP 58115154 A JP58115154 A JP 58115154A JP 11515483 A JP11515483 A JP 11515483A JP S607817 A JPS607817 A JP S607817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- resin
- cups
- beverage cup
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は飲料用カップに関し、詳しくは白色度が高くか
つ光沢、透Ｅｌ＋］感の抑制された高級感ある紙様外観
を呈し、しかも飲料用カッ７“として好適な高さ／平均
径を有する飲料用カップに関する。
つ光沢、透Ｅｌ＋］感の抑制された高級感ある紙様外観
を呈し、しかも飲料用カッ７“として好適な高さ／平均
径を有する飲料用カップに関する。
従来、飲料用カップ、特に自動販売機用カップ。
行楽用カップ、パーティ−用カップなどの使い捨てカッ
プとしては紙製１合成樹脂製あるいは紙と合成樹脂から
なる積層物膜のものが多く用いられている。しかしなが
ら、紙製カップは軽量で焼却性にはすぐれているが耐水
性に劣り、また製造上接着工程を要するため生産性も低
く、さらに接着剤選定上安全性の面で制約されるなどの
欠点がある。
プとしては紙製１合成樹脂製あるいは紙と合成樹脂から
なる積層物膜のものが多く用いられている。しかしなが
ら、紙製カップは軽量で焼却性にはすぐれているが耐水
性に劣り、また製造上接着工程を要するため生産性も低
く、さらに接着剤選定上安全性の面で制約されるなどの
欠点がある。
このため、紙に合成樹脂をコーティングもしくはラミネ
ートした積層物が用いられているが、これによって耐水
性はある程度改良されるものの切断部により本質的に改
善されたものとは言えず、さらに原材料として積層物を
用いており、しかも生産工程も本質的に変わらないので
生産性が低く高価になるという欠点がある。しかも、こ
れら紙を用いる容器にあっては、その紙の特性上、円な
いし四角など比較的単純な形状のものしか得ることがで
きないものであり、また一体成形できず接着がさけられ
ない欠点がある。
ートした積層物が用いられているが、これによって耐水
性はある程度改良されるものの切断部により本質的に改
善されたものとは言えず、さらに原材料として積層物を
用いており、しかも生産工程も本質的に変わらないので
生産性が低く高価になるという欠点がある。しかも、こ
れら紙を用いる容器にあっては、その紙の特性上、円な
いし四角など比較的単純な形状のものしか得ることがで
きないものであり、また一体成形できず接着がさけられ
ない欠点がある。
このため、近時各種合成樹脂シートを熱成形してなるカ
ップが使われ始めているが、これらは加工性、軽量性、
衛生性などにはすぐれているものの、耐熱性、剛性など
は十分なものではない。また、その外観は合成樹脂特有
の光沢があり、隠蔽力、印刷性などにも劣り、紙製カッ
プのような高級感のあるものは得られていない。しかも
、これらカップを廃棄する場合には樹脂の弾力性等によ
り圧潰できず、非常にかさばる欠点があると共に、焼却
に際しては、燃焼カロリーが紙に比べて大巾に高く、焼
却炉の炉壁を傷めたり、溶融固化を生じたり、樹脂の種
類によっては有毒ガスや黒煙を伴うなど焼却廃棄処理」
二大きな社会問題となっている。
ップが使われ始めているが、これらは加工性、軽量性、
衛生性などにはすぐれているものの、耐熱性、剛性など
は十分なものではない。また、その外観は合成樹脂特有
の光沢があり、隠蔽力、印刷性などにも劣り、紙製カッ
プのような高級感のあるものは得られていない。しかも
、これらカップを廃棄する場合には樹脂の弾力性等によ
り圧潰できず、非常にかさばる欠点があると共に、焼却
に際しては、燃焼カロリーが紙に比べて大巾に高く、焼
却炉の炉壁を傷めたり、溶融固化を生じたり、樹脂の種
類によっては有毒ガスや黒煙を伴うなど焼却廃棄処理」
二大きな社会問題となっている。
したがって、これらの問題なＷ（決するために、炭酸カ
ルシウムなどの無機質充填剤を熱可塑性樹脂に配合する
ことも考えられるが、得られる樹脂は耐熱性、剛性が劣
り、外観上の風合が十分でなく、また充填剤の溶出など
により飲料用カップとしては食品衛生上使用できないも
のである。これらの理由により熱可塑性樹脂製カップは
、紙製カップに比べて種々の点で劣り、すぐれた特性や
生産性を有するにもかかわらず実用化されるまでに至っ
ていない。
ルシウムなどの無機質充填剤を熱可塑性樹脂に配合する
ことも考えられるが、得られる樹脂は耐熱性、剛性が劣
り、外観上の風合が十分でなく、また充填剤の溶出など
により飲料用カップとしては食品衛生上使用できないも
のである。これらの理由により熱可塑性樹脂製カップは
、紙製カップに比べて種々の点で劣り、すぐれた特性や
生産性を有するにもかかわらず実用化されるまでに至っ
ていない。
本出願人は既にこれらの欠点を改良した容器を提案した
が、さらに検討を重ねた結果、特定の材料を用い、これ
を熱成形することにより、よりすぐれた外観を有する容
器を得ることができ、しかもこの容器が特に飲料用カッ
プに好適であることを見出し、本発明を完成するに到っ
たものである。
が、さらに検討を重ねた結果、特定の材料を用い、これ
を熱成形することにより、よりすぐれた外観を有する容
器を得ることができ、しかもこの容器が特に飲料用カッ
プに好適であることを見出し、本発明を完成するに到っ
たものである。
すなわち本発明は、ポリオレフィン系樹脂、タルクおよ
び酸化チタンからなるポリオレフィン系樹脂シートを熱
成形してなる飲料用カップであって、その高さ／平均径
が１．１〜２．０である飲料用カップを提供するもので
ある。
び酸化チタンからなるポリオレフィン系樹脂シートを熱
成形してなる飲料用カップであって、その高さ／平均径
が１．１〜２．０である飲料用カップを提供するもので
ある。
本発明におけるポリオレフィン系樹脂とは特に制限はな
く様々なものをあげることができ、例えばポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂。
く様々なものをあげることができ、例えばポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂。
さらにはポリブテン樹脂などをあげることができる。
ここでポリプロピレン系樹脂としては、プロピレンのホ
モポリマーやプロピレンと３０重量％以下のエチレンな
ど他のα−オレフィンとのブロックコポリマーやランダ
ムコポリマーなど、さらにはこれらの混合物などがある
。また、このポリプロピレン系ｍｌ 脂のメルトインデ
ックスは、一般に０．１〜５！；Ｉ／１０分、好ましく
は０．２〜３ｇ７１０分、より好ましく６’！、０．３
〜１．５ｇ／１０分のものである。
モポリマーやプロピレンと３０重量％以下のエチレンな
ど他のα−オレフィンとのブロックコポリマーやランダ
ムコポリマーなど、さらにはこれらの混合物などがある
。また、このポリプロピレン系ｍｌ 脂のメルトインデ
ックスは、一般に０．１〜５！；Ｉ／１０分、好ましく
は０．２〜３ｇ７１０分、より好ましく６’！、０．３
〜１．５ｇ／１０分のものである。
この場合において、メルトインデックスが５９／１０分
を越えるものでは、シートの溶融強度が小さく、逆に０
．１９７１０分未満のものでは流動性が悪く、タルクや
酸化チタンとの均一混練性が充分でなく、共に熱成形な
どの二次成形性が困難となる。
を越えるものでは、シートの溶融強度が小さく、逆に０
．１９７１０分未満のものでは流動性が悪く、タルクや
酸化チタンとの均一混練性が充分でなく、共に熱成形な
どの二次成形性が困難となる。
一方、ポリエチレン系樹脂についても様々なものがあり
、例えば高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレンなどがあげられ、エチレンのホモポリ
マーのほか、エチレン８重量％景％以下の他のα−オレ
フィン（プロピレンなど）とのランダムあるいはブロッ
クコポリマーがある。ここで高密度ポリエチレンとして
は密度０．９４０〜０．９７０りＡ１のもの、中・低密
度ポリエチレンとしては高圧法ポリエチレンや中・低圧
法で得られるエチレンとプロピレン、フ゛テン−１，４
−メールペンテン−１，オクテン−１など炭素数３〜１
２のα−オレフィンとのコポリマー、いわゆる直鎖状低
密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ ）カーある。また、こ
のポリエチレン系樹脂のメルトインデックスは、通常は
０．０２〜１０．０り７１０分、好ましくは０．０３〜
ｓ、ｏｇ／１０分、より好ましくは０．０４〜２．０９
／１０分である。このＪシリエチレン系樹脂のタルトイ
ンデックスが上記範囲外であると、溶融混練シート成形
性、熱成形ブエとの二次成形性の点で好ましくない。
、例えば高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレンなどがあげられ、エチレンのホモポリ
マーのほか、エチレン８重量％景％以下の他のα−オレ
フィン（プロピレンなど）とのランダムあるいはブロッ
クコポリマーがある。ここで高密度ポリエチレンとして
は密度０．９４０〜０．９７０りＡ１のもの、中・低密
度ポリエチレンとしては高圧法ポリエチレンや中・低圧
法で得られるエチレンとプロピレン、フ゛テン−１，４
−メールペンテン−１，オクテン−１など炭素数３〜１
２のα−オレフィンとのコポリマー、いわゆる直鎖状低
密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ ）カーある。また、こ
のポリエチレン系樹脂のメルトインデックスは、通常は
０．０２〜１０．０り７１０分、好ましくは０．０３〜
ｓ、ｏｇ／１０分、より好ましくは０．０４〜２．０９
／１０分である。このＪシリエチレン系樹脂のタルトイ
ンデックスが上記範囲外であると、溶融混練シート成形
性、熱成形ブエとの二次成形性の点で好ましくない。
本発明におけるポリオレフィン系樹脂は、上述したポリ
プロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂あるいはポリブ
テン樹脂などを単独で用いても、また適当に混合しても
よいが、より軽量の深物カップを真空成形や圧空成形な
どの二次成形により連続多量生産を行なうためには、上
述のポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂の混合
物を用いることが効果的である。この混合物におけるボ
リプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂の混合比は特
に制限はないが、一般には前者：後者＝９：１〜１：９
（重量比）、好ましくは７：３〜３ニア（重量比）であ
る。
プロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂あるいはポリブ
テン樹脂などを単独で用いても、また適当に混合しても
よいが、より軽量の深物カップを真空成形や圧空成形な
どの二次成形により連続多量生産を行なうためには、上
述のポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂の混合
物を用いることが効果的である。この混合物におけるボ
リプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂の混合比は特
に制限はないが、一般には前者：後者＝９：１〜１：９
（重量比）、好ましくは７：３〜３ニア（重量比）であ
る。
なお、本発明におけるポリオレフィン系樹脂の配合割合
は特に制限はないが、通常は組成物全体の３０〜８０重
景％、好ましくは４０〜７５Ｍ量％とすべきである。
は特に制限はないが、通常は組成物全体の３０〜８０重
景％、好ましくは４０〜７５Ｍ量％とすべきである。
次に、本発明におけるタルクは、その種類、形状などに
ついて特に制限されないが、通常は平均粒子径５〜３０
μ、好ましくは１０〜２０μの含水ケイ酸マグネシウム
であり、その組成は５ｉｎ２５０〜６５％、Ｍｇ０２５
〜４０％および他の成分よりなると共に灼熱減量１％以
下のものである。
ついて特に制限されないが、通常は平均粒子径５〜３０
μ、好ましくは１０〜２０μの含水ケイ酸マグネシウム
であり、その組成は５ｉｎ２５０〜６５％、Ｍｇ０２５
〜４０％および他の成分よりなると共に灼熱減量１％以
下のものである。
このメルクの配合割合は、目的とする成形品の形状１種
類等により異なり、一義的には定められないが、通常の
場合、組成物全体の２０〜７０重量％、好ましくは２５
〜６０重量％の範囲で定める。
類等により異なり、一義的には定められないが、通常の
場合、組成物全体の２０〜７０重量％、好ましくは２５
〜６０重量％の範囲で定める。
メルクの配合１Ｙが多すぎると剛性、焼却性は向上する
が、溶融混練やシート成形性さらには熱成形などの二次
成形性が低下する。
が、溶融混練やシート成形性さらには熱成形などの二次
成形性が低下する。
またタルクとしては、前述したよう［１３々のものを使
用することが可能であり、例えば高度に精製されたもの
、あるいは酸処理されて不純物などを除去したものを用
いることもできる。なお、このメルクは特に表面処理な
どの付加的手段は必要としない。
用することが可能であり、例えば高度に精製されたもの
、あるいは酸処理されて不純物などを除去したものを用
いることもできる。なお、このメルクは特に表面処理な
どの付加的手段は必要としない。
続いて本発明における酸化チタンは、通常二酸化チタン
（Ｔｉｅ、りを相称するが、これに少量の一酸化チタン
（ＴｉＯ）や三酸化ニチタン（Ｔｉ９０ｇ ）の混入し
たものを用いても差支えない。また、この酸化チタンの
形状等については特に制限はないが、一般に平均粒子径
０．０５〜２μ、好ましくは０．１〜１μ程度の粒状、
粉末状などである。さらに、この酸化チタンの配合割合
は様々な面性により異なり、一義的には定め難いが、組
成物から厚さ１ ｍｍのシートを成形した場合、このシ
ートの全光線透過率が３％以下、特に２％以下になるよ
うな割合を目安とすることが好ましく、具体的には。
（Ｔｉｅ、りを相称するが、これに少量の一酸化チタン
（ＴｉＯ）や三酸化ニチタン（Ｔｉ９０ｇ ）の混入し
たものを用いても差支えない。また、この酸化チタンの
形状等については特に制限はないが、一般に平均粒子径
０．０５〜２μ、好ましくは０．１〜１μ程度の粒状、
粉末状などである。さらに、この酸化チタンの配合割合
は様々な面性により異なり、一義的には定め難いが、組
成物から厚さ１ ｍｍのシートを成形した場合、このシ
ートの全光線透過率が３％以下、特に２％以下になるよ
うな割合を目安とすることが好ましく、具体的には。
組成物全体の１〜１０重量％、好ましくは１．５〜８重
量％の範囲で選定する。従来、酸化チタンを配合する場
合、一般に少量であり、通常は組成物全体のｏ、ｓ重量
％以下とされていた。しかるに、本発明においては比較
的多量のα化チタンを配合し、しかもタルクと共に配合
したものであり、従来とは全く異質のものとなっている
。
量％の範囲で選定する。従来、酸化チタンを配合する場
合、一般に少量であり、通常は組成物全体のｏ、ｓ重量
％以下とされていた。しかるに、本発明においては比較
的多量のα化チタンを配合し、しかもタルクと共に配合
したものであり、従来とは全く異質のものとなっている
。
以上の如く、本発明においてポリオレフィン系樹脂シー
トはポリオレフィン系樹脂、タルクおよび酸化チタンの
三成分よりなるものであるが、さらに必要により、エチ
レン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン
ゴムなどのゴム類、無水マレイン酸などの不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体によって変性されたポリオレフィ
ン樹脂などを加えることもできる。また、各種の酸化防
止剤、紫外腺吸収剤、帯電防止剤、滑剤、酬料などを加
えることもできる。
トはポリオレフィン系樹脂、タルクおよび酸化チタンの
三成分よりなるものであるが、さらに必要により、エチ
レン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン
ゴムなどのゴム類、無水マレイン酸などの不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体によって変性されたポリオレフィ
ン樹脂などを加えることもできる。また、各種の酸化防
止剤、紫外腺吸収剤、帯電防止剤、滑剤、酬料などを加
えることもできる。
本発明の飲料用カップは以上詳述したところの三成分を
原料とするものであって、これをシート化した後、特定
の形状に成形してなるものである。
原料とするものであって、これをシート化した後、特定
の形状に成形してなるものである。
すなわち、上述の三成分ならびに所望成分を通常の混練
法、すなわちロール、パンツ々リーミキサー、−軸押出
機、多軸押出機などで充分混練後、カレンダー法、Ｔ−
ダイ法１．Ｃどによってシートに成形する。
法、すなわちロール、パンツ々リーミキサー、−軸押出
機、多軸押出機などで充分混練後、カレンダー法、Ｔ−
ダイ法１．Ｃどによってシートに成形する。
次に、このようにして得られたポリオレフィン系樹脂シ
ートを真空成形、圧空成形などの二次熱成形によって飲
料用カップを成形する。この成形法の採用により、一度
に多数個取りができ、成形サイクルも短かく、連続的に
多月牛産がＩＩＪ能である。なお、シートの厚みは通常
０．２〜３πｍである。
ートを真空成形、圧空成形などの二次熱成形によって飲
料用カップを成形する。この成形法の採用により、一度
に多数個取りができ、成形サイクルも短かく、連続的に
多月牛産がＩＩＪ能である。なお、シートの厚みは通常
０．２〜３πｍである。
さらに、本発明の飲料用カップはその高さ／平均径が１
．１〜２．０、より好ましくは１．２〜１，７のもので
ある。本発明は上述した如（、ポリオレフィン系樹脂、
タルクおよび酸化チタンからなるポリオレフィン系樹脂
シートを熱成形してプＩるものであるため、溶融混線性
を低下させることがなく、溶融強度も充分であって深物
容器が得られる。したがって、上記範囲の高さ／平均径
を有し、飲料用カップとして好適な縦長容器が得られる
。なお、このように熱成形によって得た飲料用カップの
カツブ開口周縁部を内側にカーリング処理することによ
り容易にカーリングができ、飲料容器としてより好まし
いものとすることができる。また、飲料用カップの形状
は上記範囲の高さ／平均径を有しているものであれば特
に制限はないが、カップの底部から開口部に向けて拡開
させてもよく、さらにカップの底部周縁にアンダーカッ
トを設けてもよい。
．１〜２．０、より好ましくは１．２〜１，７のもので
ある。本発明は上述した如（、ポリオレフィン系樹脂、
タルクおよび酸化チタンからなるポリオレフィン系樹脂
シートを熱成形してプＩるものであるため、溶融混線性
を低下させることがなく、溶融強度も充分であって深物
容器が得られる。したがって、上記範囲の高さ／平均径
を有し、飲料用カップとして好適な縦長容器が得られる
。なお、このように熱成形によって得た飲料用カップの
カツブ開口周縁部を内側にカーリング処理することによ
り容易にカーリングができ、飲料容器としてより好まし
いものとすることができる。また、飲料用カップの形状
は上記範囲の高さ／平均径を有しているものであれば特
に制限はないが、カップの底部から開口部に向けて拡開
させてもよく、さらにカップの底部周縁にアンダーカッ
トを設けてもよい。
また、カップ外面の白色度は９０％以上、好ましくは９
２％以上であり、ＡＳＴＭ Ｄ ５２３による光沢度Ｇ
８ （６０°）は１０％以下、好ましくは８％以下であ
る。
２％以上であり、ＡＳＴＭ Ｄ ５２３による光沢度Ｇ
８ （６０°）は１０％以下、好ましくは８％以下であ
る。
このようにして得られる本発明の飲料用カップは次のよ
うなすぐれた特性を有している。
うなすぐれた特性を有している。
すなわち（り白色度が高くて光沢がなく、しかも１１ｉ
力が高いためプラスチック感が払拭されて高級感ある外
観を呈する。■外観のみならず肌ざわりや軽くたたいた
ときの使用感等が高級紙様の感かである。■高い強度、
剛性、耐熱性、耐水性を示す。■無臭であると共に充填
剤の溶出がなく安全性が高い。■印刷性および塗装性カ
ー良好である。
力が高いためプラスチック感が払拭されて高級感ある外
観を呈する。■外観のみならず肌ざわりや軽くたたいた
ときの使用感等が高級紙様の感かである。■高い強度、
剛性、耐熱性、耐水性を示す。■無臭であると共に充填
剤の溶出がなく安全性が高い。■印刷性および塗装性カ
ー良好である。
■適度の泡立ち性を有し、ビール、炭酸介欠刺月１容器
として好ましい。０強℃・力で圧潰することにより容易
に変形乃至破壊し、し力・も弾ブ〕刊−で原形イ夏帰す
ることがないため、廃棄物カー力・さ１ら“ず廃棄処理
しやすい。■発熱部が低く、焼却時炉壁の損傷がなく、
また溶融同化を生ぜず有毒ガスや黒煙の発生がなく廃棄
焼却性に−すぐす１．て（・る。■ｉ茂形サイクルが短
かく、連続的に多量生産力’＋ ｎ３能であろう■重ね
た場合に密着せず、自動販売供におけるスタック特性、
落下ｌ特性が良好である。
として好ましい。０強℃・力で圧潰することにより容易
に変形乃至破壊し、し力・も弾ブ〕刊−で原形イ夏帰す
ることがないため、廃棄物カー力・さ１ら“ず廃棄処理
しやすい。■発熱部が低く、焼却時炉壁の損傷がなく、
また溶融同化を生ぜず有毒ガスや黒煙の発生がなく廃棄
焼却性に−すぐす１．て（・る。■ｉ茂形サイクルが短
かく、連続的に多量生産力’＋ ｎ３能であろう■重ね
た場合に密着せず、自動販売供におけるスタック特性、
落下ｌ特性が良好である。
したがって、本発明の飲料用六ツブｕ’：ｔ ’ＩＮに
自用ＩＪ販売機用カップ、行楽用カップ゛、）ζ−ヴー
イー７１１カップなど業務用、家庭用飲料カップとして
有１．に利用されることが期待される。
自用ＩＪ販売機用カップ、行楽用カップ゛、）ζ−ヴー
イー７１１カップなど業務用、家庭用飲料カップとして
有１．に利用されることが期待される。
次に、本発明を実施例により説明する。７し力・し、本
発明はこれらに限定されるもので＋ｉミツ。 ｔ、・。
発明はこれらに限定されるもので＋ｉミツ。 ｔ、・。
実施例
ポリプロピレンホモポリマー（密度０．９１りＡｎＬ３
’メルトインデックス（ＭＩ ） ０．６９／１０分）
２５重量％、高密度ポリエチレン（密度０，９６４り屓
３゜ＭＩ Ｏ，４９７１０分）２５重量％、平均粒径１
５μのタルク４６重量％および酸化チタン４重量％をバ
ンバリーミキサ−を用いて溶融混練しベレット化した後
、押出成形機を用いて厚み１關のシートを得た。次いで
、圧空成形機（圧力６ ｋｙ／ｍ ” ）を用いてカッ
プ状熱成形品（高さ９０＋ｎｍ／平均径６０ｍｍ＝１．
５）を製造した。得られたカップの開口周縁部を加熱カ
ーリング処理して第１図に示すような飲料用カップを得
た。
’メルトインデックス（ＭＩ ） ０．６９／１０分）
２５重量％、高密度ポリエチレン（密度０，９６４り屓
３゜ＭＩ Ｏ，４９７１０分）２５重量％、平均粒径１
５μのタルク４６重量％および酸化チタン４重量％をバ
ンバリーミキサ−を用いて溶融混練しベレット化した後
、押出成形機を用いて厚み１關のシートを得た。次いで
、圧空成形機（圧力６ ｋｙ／ｍ ” ）を用いてカッ
プ状熱成形品（高さ９０＋ｎｍ／平均径６０ｍｍ＝１．
５）を製造した。得られたカップの開口周縁部を加熱カ
ーリング処理して第１図に示すような飲料用カップを得
た。
得られた飲料用カップは底部の厚みが０．８５ ｍｒｔ
ｔ。
ｔ。
底部のＡＳＴＭ Ｄ １００３による光線透過率が０．
６％であり、周縁部の厚みが０．３６ｍ＋ａ、該周縁部
の光線透過率が６．３％であった。この飲料用カップの
外観はすぐれた高級紙様の風合を有し、高級感に満ちた
ものであった。この飲料用カップの座屈強さは１９．５
ｋｇ、側面圧縮強さは１４５ｇであり、またカップ外面
の白色度は９４．３％、光沢度ＧＳ（６０°）は６．０
％であった。
６％であり、周縁部の厚みが０．３６ｍ＋ａ、該周縁部
の光線透過率が６．３％であった。この飲料用カップの
外観はすぐれた高級紙様の風合を有し、高級感に満ちた
ものであった。この飲料用カップの座屈強さは１９．５
ｋｇ、側面圧縮強さは１４５ｇであり、またカップ外面
の白色度は９４．３％、光沢度ＧＳ（６０°）は６．０
％であった。
なお、この飲料用カップに２５°Ｃの水を入れてたく異
常はみられなかった。この飲料用カップ゛の燃焼カロリ
ーは５４３０ ｃａｉ／りて、ｒｕｐｓｖ−ｐツノツブ
の９８６０ ｃａｌ／ｇと比較して非常に低く、糸℃カ
ップの４５００ ｃａｌ／ｇに近かった。
常はみられなかった。この飲料用カップ゛の燃焼カロリ
ーは５４３０ ｃａｉ／りて、ｒｕｐｓｖ−ｐツノツブ
の９８６０ ｃａｌ／ｇと比較して非常に低く、糸℃カ
ップの４５００ ｃａｌ／ｇに近かった。
比較例１
市販の高級紙製飲料カップの座屈強さは４４ｋｇ、側面
圧縮強さは１３０りであり、力２フ゛外面の白色度は９
２％、光沢度ＧＦ３ （６０°）を１９．５％であった
。なお、このカップに２５°Ｃの水を入才して力・ら１
０分経過後の座屈強さは１９ｋｇ、側面圧縮Ｕｆｔ、さ
は７０９であり、耐水性は充分なものでし１ノＬ力）つ
た。また、８５°Ｃの熱湯中への５分間の浸漬゛ひカー
リング部分および胴貼り部分が膨１１１シて鍵形を生じ
た。
圧縮強さは１３０りであり、力２フ゛外面の白色度は９
２％、光沢度ＧＦ３ （６０°）を１９．５％であった
。なお、このカップに２５°Ｃの水を入才して力・ら１
０分経過後の座屈強さは１９ｋｇ、側面圧縮Ｕｆｔ、さ
は７０９であり、耐水性は充分なものでし１ノＬ力）つ
た。また、８５°Ｃの熱湯中への５分間の浸漬゛ひカー
リング部分および胴貼り部分が膨１１１シて鍵形を生じ
た。
比較例２
ＨＩＰＳ製飲料カップは９０°Ｃの熱湯中ｊ＼の５分間
の浸漬で開口部形状が変形し、径が８１ｍｍ力・ら７５
ｍｔに収縮した。
の浸漬で開口部形状が変形し、径が８１ｍｍ力・ら７５
ｍｔに収縮した。
第１図は本発明による飲料用カップの１例を示す断面図
である。 特許出願人 出光石油化学株式会社 代 理 人 弁理士 久保１）藤 部 第１図
である。 特許出願人 出光石油化学株式会社 代 理 人 弁理士 久保１）藤 部 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ポリオレフィン系樹脂、タルクおよび酸化チタンか
らなるポリオレフィン系樹脂シートを熱成形してなる飲
料用カップであって、その高さ／平均径が１．１〜２．
０である飲料用カップ。 ２、高さ／平均径が１．２〜１．７である特許請求の範
囲第１項記載の飲料用カップ。 ３、カップ開口周縁部がカーリング処理されてなる特許
請求の範囲第１項記載の飲料用カップ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58115154A JPS607817A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 飲料用カツプ |
| US06/620,185 US4578296A (en) | 1983-06-28 | 1984-06-13 | Thermoformed polyolefin cup |
| CA000456697A CA1255424A (en) | 1983-06-28 | 1984-06-15 | Drinking cup formed from polyolefin sheet |
| DE3486322T DE3486322T2 (de) | 1983-06-28 | 1984-06-23 | Becher und dreischichtige Folie zur deren Herstellung. |
| EP84107220A EP0129890B1 (en) | 1983-06-28 | 1984-06-23 | Cup and three-layer structure sheet suitable for producing a cup. |
| KR1019840003694A KR900001670B1 (ko) | 1983-06-28 | 1984-06-28 | 컵 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58115154A JPS607817A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 飲料用カツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS607817A true JPS607817A (ja) | 1985-01-16 |
| JPH0369522B2 JPH0369522B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=14655657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58115154A Granted JPS607817A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 飲料用カツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607817A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0543967U (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-15 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡ポリプロピレンよりなるコツプ |
| JP2021011529A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 株式会社アースクリエイト | シートおよびシートの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5983479U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-05 | 凸版印刷株式会社 | 合成樹脂製カツプ |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP58115154A patent/JPS607817A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5983479U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-05 | 凸版印刷株式会社 | 合成樹脂製カツプ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0543967U (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-15 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡ポリプロピレンよりなるコツプ |
| JP2021011529A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 株式会社アースクリエイト | シートおよびシートの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369522B2 (ja) | 1991-11-01 |
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