JPS607120B2 - アンカボルト - Google Patents

アンカボルト

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JPS607120B2
JPS607120B2 JP55143757A JP14375780A JPS607120B2 JP S607120 B2 JPS607120 B2 JP S607120B2 JP 55143757 A JP55143757 A JP 55143757A JP 14375780 A JP14375780 A JP 14375780A JP S607120 B2 JPS607120 B2 JP S607120B2
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JP
Japan
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anchor bolt
inner end
irregularly shaped
diameter
fixing hole
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JP55143757A
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ヘルベルト・キストナ−
ル−ドルフ・ゼル
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UPATO MATSUKUSU RANGENJIIPEN KG
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UPATO MATSUKUSU RANGENJIIPEN KG
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Publication date
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Publication of JPS607120B2 publication Critical patent/JPS607120B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/14Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
    • F16B13/141Fixing plugs in holes by the use of settable material
    • F16B13/143Fixing plugs in holes by the use of settable material using frangible cartridges or capsules containing the setting components
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D21/00Anchoring-bolts for roof, floor in galleries or longwall working, or shaft-lining protection
    • E21D21/0026Anchoring-bolts for roof, floor in galleries or longwall working, or shaft-lining protection characterised by constructional features of the bolts
    • E21D21/0053Anchoring-bolts in the form of lost drilling rods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/002Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose self-cutting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Dowels (AREA)
  • Rock Bolts (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接続部と異形部を有する挿入部とを備えて穿孔
内で固定可能なァンカボルトに関する。
この種のアンカボルトを固定する場合、効果的にはほぼ
円筒形の固定孔内にモルタルを挿入し、アンカボルトの
挿入部を回しながら部分的にモルタルを押しのけかつ回
転させながら挿入し、耐期断能力を改善する粒状の添加
物を含むモルタルの硬化によってアンカボルトを前記固
定用基盤に結合せしめるのが一般である。この場合、多
くの観点から、全長にわたりひと続きのねじ山を備えた
アンカボルトを使用するのが有利とされている。
アンカボルトの外端には固定用ねじ山の機能があり、ア
ンカボルトの挿入端部には固定孔の全長にわたって合成
樹脂モルタルの均一な分配を効果的ならしめる効用があ
る。その場合、合成樹脂モルタルは一般に2成分接着剤
カートリッジを介して、固定用基盤に設けた固定孔内へ
挿入される。このカートリッジはアンカボルトの挿入時
に破壊され、従って硬化剤及び結合剤が、場合によって
は添加剤も一緒に互いに混合され、合成樹脂が硬化する
。固定孔はアンカポルトの外径に比して2乃至10ミリ
メートル大きな内蓬を有するのが一般である。従って、
合成樹脂モルタルはアンカボルトと固定孔の内壁との間
の1乃至5ミリメートルほどの環状ギャップ内に充てん
されて硬化される。公知のアンカボルトは普通全長にわ
たって1条のねじ山を備えるか若し〈は固定範囲にねじ
山状の異形部を備えている。これによって、合成樹脂モ
ルタルとアンカボルトの挿入範囲との間に効果的に確実
結合が生じる。アンカポルトのこの固定法若しくはこの
アンカボルト自体は多くの利点を有するとともに、明ら
かな欠点をも有している。例えば、合成樹脂モルタルの
可能な限り均一な分配及び可能な限り一貫した作用がア
ンカボルトの挿入範囲全体にわたって不足し、ひいては
結合部の所要の安定性が保証されない。一貫してねじ山
を備えたァンカポルトの欠点は、機能位置で固定孔の縁
に接触する範囲の負荷能力、特に曲げ及び鱗断に対する
強さが著しく損なわれることにある。
さらに、合成樹脂モルタル等によって固定基盤に固定さ
れる公知のアンカボルトは一般的には伸縮ねじの形式で
は使用できない。
これらの欠点を回避するために、モルタルと一緒に又は
付加的に挿入されたと粒としての添加物をアンカボルト
のねじ込み運動によって固定孔の壁に擦り付けて、固定
孔にその内端へ向かって拡張された直径増大部を形成せ
しめることができる。
このようにすれば、固定孔の内端範囲(深い範囲)では
バックテーパ状に孔底部に向かって拡張するように孔壁
が削り取られる。これによって、モルタルが固まった場
合、化学的な結合作用のほかに、固定孔の内部のバック
テーパ部分にアンカボルトの確実結合が得られる。しか
も付加的な工具も付加的な作業も不要である。少なくと
も1成分として充てん材、例えば石英を添加した2成分
接着剤カートリッジは公知である。
しかし、この粒状の硬い添加剤の効用は合成樹脂モルタ
ルの耐酸断能力若しくは耐圧縮性を改善することにあっ
て、固定孔の壁を効果的に切削するためでない。アンカ
ボルトのねじ込み回転方向に相応するねじ山を有する挿
入部分を備えたアンカボルトでは添加剤がほぼこのねじ
筋にとどまる。実地が示すところによれば、場合によっ
てはわずかながら固定孔が拡張される。しかしこの拡張
は意図的なものでなくしかも固定孔全長にわたって制御
されずに生じる。固定孔のこの制御されない拡張は孔の
内径に比して極めて微々たるものである。これに対して
、前述の固定法によれば、固定孔の所定の範囲にすでに
述べたバックテーパ状の拡張が意図的に生ぜしめられる
。その上この拡張は従来の意図しない偶然の拡張に比し
て数倍大きい。と粒を適当に選択若しくは形成すること
によって、適度に大きな拡張を得ることができる。前述
の固定法の別の重要な利点は、固定孔並びにモルタルカ
ートリッジの直径を比較的小さくできることにある。
小直径の孔は製作しやすく、小直径のカートリッジは安
価である。さらに利点とするところは、差し込み固定が
効果的に行なわれることにある。固定孔若しくは拡張さ
れた孔とァンカボルトとの間の環状ギャップの所望の寸
法が保たれる。さらに、孔壁がところどころ通常横断面
より拡張されるような、接着アンカによる登はん確保法
が公知である(ドイツ連邦共和国特許第2538003
号)。
このことのためには付加的なカツタとそれ相応の付加的
な作業とが必要とされる。その上、アンカの少なくとも
挿入範囲の大部分にわたって螺旋みぞが切削される。こ
の場合、可能な限り深く固定基盤内に特に良好に固定す
ることはそれほど効果的でない。上記欠点を回避するた
めに、それ自体が拡張用工具として役立つ固定部材がす
でに製作されている。しかしこの場合には本発明の場合
でのようなほぼ変形不能な剛性のアンカボルトは使用さ
れない。むしろこの公知の固定部材はその挿入端に、歯
を備えた半径方向へ拡開可能な拡げ装置を有しており、
この拡げ装置は引張部材によって作業位置にもたらされ
る。これに相応して、この固定部材及びこれの固定法は
製作及び使用において高価である。さらに欠点とすると
ころは、時間の経過に伴ない、緊張装置の引張力ひいて
は孔内での圧着力が弛み、これによって、.力の伝達館
が意図せずに変化する。Lさらに、固定部材の引張方向
で負荷可能な横断面が孔の直径に比して著しく小さい。
これに対して前述の固定法によれば、固定孔底部へ向か
って拡がった拡張部が得られる。モルタルの硬化に伴な
つてアンカボルトタの接着作用と同時に確実結合が固定
孔の深い範囲に生じる。前述の固定法においても、石英
粒等が他の目的で添加剤として含まれる公知の2成分接
着剤カートリツジを使用することができる。
実験によれoば、前述の固定法を実施するさし、に、固
定孔の所望のバックテーバ状の切削が行なわれる。と粒
又は類似の切削部材として役立つ硬い添加物が、例えば
硬化しないストランド状態ではペースト状のモルタル混
合物から成っていてもよい。場合によ夕っては、モルタ
ルと無関係にと粒又は類似の切削部材を固定孔内に挿入
することもできる。しかし、これらと粒等をモルタルと
一緒に固定孔内へ挿入するのが特に有利である。アンカ
ボルトの挿入部、モルタルカートリッジ0及び固定孔の
容積を互いに規定しておくのがよい。
固定孔の壁の切削量が予め正確に決定できない場合でも
、拡張された固定孔の容積に関連して一定の充てん量が
得られる。切削量の著しい容積誤差も、予め選んだすで
に述べたその他の容積比に影響しない。さらに、アンカ
ボルト挿入の終了時に固定孔の閉口を次第に外部に対し
て閉鎖するようにすることができる。この閉鎖を行なう
には例えばアンカボルトに中間つばを設ければ充分であ
る。モルタル等から成る混合物の過剰分を固定孔の閉口
から排出できるように「この中間つばのところにもわず
かなギャップが残るようにするのがよい。なんとなれば
t このようにすればもアンカボルトの挿入部と固定孔
の(拡張された)壁との間の環状室が完全に充てんされ
たことが解るからである。前述の固定法では「と粒等の
少なくとも一部を、アンカボルトの異形の連行部分によ
ってところどころで掴んでトこれを少なくとも部分的に
すでに述べた異形挿入部分の突条の頂部へ圧迫させるの
が有利である。
実験によれば「アンカボルトの挿入部の小なくとも一部
に適当な異形部を設ければ「アンカボルトのねじ込み時
にアンカボルトの半径方向に突出した部分と固定孔の壁
との間にモルタル添加物が侵入するので固定孔の壁が良
好に切削される。侵入した固形の添加物質は切削部材と
して著しく強烈に作用して孔のその個所を拡張する。場
合によってはモルタル混合物のほかの十分に硬い添加物
質、即ちガラスアンプルの破片、場合によっては壁材料
の切削層が切削効果を増大させる。モルタル混合物若し
くはすでに述べたような添加物質の硬い部分はすべてア
ンカボルト挿入時にモルタル物質に混入されてアンカボ
ルトの挿入部の突出異形部分と固定孔の壁との間のすで
に述べた位置に達する。実験によれば「アン3カボルト
の挿入部に設けたみぞ又は類似の異形部の幅と同程度の
大きさの粒度を有すると粒では「特別良好な切削作用が
得られないことが判明した。勿論、極めて粒度の小さな
と粒では、固定孔壁に係合せずにギャップ内で運動して
しまうので3切削作用が極めてわずかである。と粒の寸
法を適度に選びかつみそ横断面がそれに相応する大きさ
を有すれば、と粒等はアンカボルト挿入時に自動的にこ
のみぞ又は類似の異形部内に移動することができる。従
って多数のと粒が、みぞとみぞとの4間の突条の半径方
向で外向きの頂面に達する。次いでと粒はこの頂面と固
定孔壁との間に綿付けられ若しくは侵入して固定孔壁を
切削する。多くの場合、アンカボルトは一貫した右ねじ
を有しており、従ってこれを工具によって右回し‘こ固
定孔内へ挿入すると、アンカボルトの挿入部に設けられ
た右ねじがスクリュコンベャのようにモルタル混合物を
固定孔の閉口へ向けて搬送する。従ってアンカボルトの
回転運動を適時に終らせないと、未だ硬化していないモ
ルタル混合物の一部が不都合にも固定孔から搬出される
。それゆえ、と粒並びにモルタル混合物が固定孔の奥へ
向かって搬送されるようにすればこの不都合が回避され
0る。このことは、挿入時のアンカボルトの回転運動に
よって固定孔の関口附近では実際にモルタルの藤方向搬
送が生じないことによってさらに効果的となる。外端に
接続部を有し「かつ異形部を備えた挿入タ部によってモ
ルタルを介してコンクリート又は類似の固定用基盤内で
固定されるアンカボルトであって、モルタル及びこれの
礎断強さを改善する添加物が挿入された固定用基盤のほ
ぼ円筒形の固定孔内に前記挿入部が挿入される形式のも
のは例えばドイツ連邦共和国特許第2222013号に
基づき公知である。
このアンカボルトの欠点は、すでに固定法のところで説
明した通りである。本発明の課題はちアンカボルトの挿
入時に、最初はほぼ円筒状の固定孔を奥へ向かってテー
パ状に拡張することができ、しかも堅牢で高負荷に耐え
「かつ簡単に製作でき、しかも固定孔内へ比較的簡単に
挿入することができるとともに、硬化可能なモルタルと
混合したガラス細片及びと粒がアンカボルトのねじ込み
時にアンカポルトの挿入部との接触によって著しく強く
孔壁に圧迫され、これにより、ァンカボルトのみそ摺り
運動によって促進されて、固定孔の最も深い個所に効果
的にバックテーパを形成し、モルタルの硬化後に固定孔
の最も深いところで確実に結合されるようなアンカボル
トを提供することにある。
この課題を解決した本発明の要旨は前記異形部が、鞠方
向でピッチの大きい螺旋状に互いに平行に延びる複数の
突条を備えており、この突条の、外向きの頂面がトラフ
形に形成されていることにある。
この種のアンカボルトは一般に回しながら円筒状の固定
孔内へ挿入される。
固定孔内には予めモルタル、有利には合成樹脂モルタル
並びに硬い粒状の添加物例えば石英粒が挿入される。ア
ンカボルトを回転させながら挿入すると、多数の添加物
粒がァンカボルトの回転方向で一緒に回わされる。この
添加物粒はアンカボルトと協働して孔壁の切削部材とし
て作用する。実験結果によれば、アンカボルト挿入時に
〜異形部と固定孔壁とに、若しくはこれらの間に、著し
いパーセンテージの粒状の添加物が集まる。それゆえ、
この添加物は固定孔壁に沿って糠すられて孔壁を切削し
て孔径を拡張する。アンカボルトの挿入端附近に異形部
が設けられているため、若しくは固定孔の内端範囲でア
ンカボルトの回転運動が充分長く行なわれるため、就中
この内端範囲が良好に拡張される。このようにして「付
加的な工具ないこかつ付加的な作業過程ないこ固定孔の
内端へ向かって拡がった拡張部が同孔内に形成される。
さらに例えば一般にならって2成分接着剤カートリッジ
を使用した場合には、このカートリッジが所望通りもこ
破壊され、これの破片が合成樹脂モルタルに混合されか
つ分配される。アンカボルトの異形部の表面積増大並び
にその形状によって合成樹脂モルタルの特別良好な結合
性が得られる。固定孔のすでに述べたテーパ状の拡張に
よって、固定孔の奥範囲若しくはアンカボルトの内端範
囲でのアンカボルトの特別良好な固定が得られる。これ
によって充分大きな支持能力が得られる。なんとなれば
、モルタル、特に合成樹脂モルタルによって固定された
ァソカボルトによって支持される力は、モルタル物質と
固定用基盤との懐着力並びにモルタル物質とアンカボル
トの挿入部との接着力に依存するからである。さらに「
内方へ向かってテーパした拡張部内でモルタルが硬化す
することにより、かつァンカボルトの挿入部に異形部が
存在することによって「すでに述べた接着力のほかにア
ンカポルトの異形の突条領域に一種の確実結合が得られ
る。耐酸断能力を改善する粒状の添加物を含む公知接着
剤カートリッジを使用すれば「 この添加物が例えば石
英から成っていれば次のような二重の効果があがる。
第1に、この種のアンカボルトではこの添加物がすでに
述べたように固定孔の拡張のための切削部材として役立
つ。第2に、この同じ切削部材、場合によってはこの切
削部材にさらに添加される付加的な粒状物が、後でモル
タルの努断強さを改善するためにも役立てられる。本発
明アンカボルトの実施態様は特許請求の範囲第2項〜第
18項に記載した通りである。
特別効果的な構成は特許請求の範囲第3項に記載した通
りである。この場合、アンカボルトの異形部が、アンカ
ボルトをねじ込むさし、の回転方向とは逆の方向に巻か
れた多条ねじとして形成されていてもよい。その場合、
リード角は有利には25度である。この構成では、異形
部はモルタル、と粒等(場合によってはさらに別の添加
物も混入)から成る混合物を、アンカボルトを回転しつ
つ固定孔内へ挿入するさいに、固定孔の内端(奥範囲)
へ向かって押戻すように搬送する。同時に、と粒等の大
部分が回転運動を行ない、若干のと粒が異形部の突条等
の半径方向で外向きのトラフ形の頂面と、固定孔壁との
間に押込まれて、ァンカボルト挿入時のアンカボルトの
回転運動と一緒に少なくともある程度回転する。すでに
述べたように、と粒が固定孔の奥へ向かって搬送される
ので、固定孔の開口へ向かって不所望にも迅速にモ0ル
タル及び特にと粒が流出しない。固定孔内で過剰なモル
タルは流出するが、それ以上の流出は阻止される。その
さし、、固定孔の奥範囲(内端範囲)の拡張が効果的に
行なわれる。一般に作業現場にある手持ちボール盤、打
撃ボール盤等の工具5は右回転するので、特許請求の範
囲第4項に記載の実施態様が有利である。その場合実際
には、異形部のみぞ若し〈は突条が回し方向とは逆向き
に巻かれた螺線に沿って延びており「これによって、す
でに述べた混合物の押戻し作用が生じる。0特許請求の
範囲第6項に記載の実施態様では、固定孔の逆テーパ状
の拡張が終端範囲で効果的に生じ、かつその範囲でのア
ンカボルトと固定用基盤との結合がモルタル硬化後に効
果的に行なわれる。
実験結果によると、アンカボルトの滑らかなタ軸部分に
は異形部に比して合成樹脂モルタルが良好に付着しない
。従って「ァンカボルトに作用する引張力は主として固
定用基盤の固定孔の内端範囲に伝達される。特許請求の
範囲第7項に記載の実施態様によれ0ばトアンカボルト
の先端へ向かって固定用雄ねじに続く部位に中間つばが
設けられており、この中間つばの直径はほぼ固定用雄ね
じの外径に相応している。
これによって差し込み取付けが保証される。この中間つ
ばは例えば部分的に、固定すべき構成部品によって受容
される。このようにすれば、中間つばは場合によっては
、横方向の負荷から成る合力を受けとめることができる
。さらにこの中間つばは、この範囲に生じる曲げ荷重を
効果的に受けとめることができる。なんとなれば、同中
間つばの応力面積が固定用雄ねじの応力面積に比して著
しく大きいからである。この中間つばに続く滑らかな轍
部分−−この問題については後で説明する−一は同中間
つばに比して小さな横断面を有している。しかし、この
横断面の減少はアンカボルトの負荷能力を軽減せしめな
い。なんとなれば、この範囲には引張応力しか生じない
からである。この減少横断面は固定用雄ねじの応力面積
に比較すれば常に大きい。アンカボルトに作用する曲げ
力はモルタルによって受けとめられる。本発明の1実施
態様に基づくアンカボルトは異形部と中間つばとの間に
−−すでに述べたように−−減少した横断面を有する滑
らかな円柱状の麹部分若しくは移行部分を有している。
この円柱状の鞄部分を形成する場合、異形部が挿入部の
全長のほぼ1′2〜2′3を越えて設けられ、挿入部の
残りの部分が中間つばまで延在し〜かつ中間つばがも有
利には円柱状の増大直径を有する軸部分として形成され
て効果的には少なくともほぼ滑らかな外周面を有すると
有利である。外周面の表面粗さは少なくとも20ミクロ
ンより小さい。従来の固定法のための普通のアンカボル
トではその全長にわたってねじ山が形成されている。こ
れによって「ねじ山とモルタル物質との間にアンカボル
ト全長にわたって確実結合が生じる。このアンカボルト
が引張負荷にさらされると「引張力のためにアンカボル
トの挿長限界以内で伸びが生じ「 この伸びの絶対値は
固定孔の上縁(固定孔の関口)のところで最も大きく、
従ってモルタルの伸長度がこの範囲で著しく増大し、こ
の結果、この範囲でモルタルが破壊される。この事情を
考慮して「本発明アンカボルトのすでに述べた1実施例
では、異形部と、固定孔直径に相応する外径を備えた中
間つばとの間に、異形部のない滑らかな移行部(胸部分
)が設けられているのである。この場合、滑らかな華由
部分の長さ対異形部の長さの比は0.8…1であるのが
効果的である。この滑らかな軸部分によって、結合力の
わずかな区分が生じ、これによって「すでに述べた欠点
が回避される。なんとなれば、アンカボルトの最も伸長
度の大きな範囲がモルタル物質にわずかしか付着しない
からである。この範囲を仕切部材によって被覆すれば、
付着力を例えば完全に排除することができる。このよう
な結合力のわずかな区分を設ければ、アンカボルトを一
種の伸長ねじとして設計して、固定すべき実体の支持面
と構成部分の支持面との間の摩擦力によって横方向力を
支持することができるように「 この伸長ね〇こ予め応
力を負荷しておくことができる。中間つばに比して小さ
な横断面を有する滑らかな鞠部分によって「従来の円柱
状のアンカボルトと同程度にアンカボルトと固定孔壁と
の間のギャップSPを得ることができる。
これの利点は固定孔直径を小さくすることができ、ひい
ては穿孔作業がわずかで済みかつ小さなモルタルカート
リッジを使用することができることにある。モルタルと
固定用基盤との間の結合が固定孔の全深さにわたって形
成され、かつアンカボルトとモルタルとの間の力の伝達
が奥範囲の異形部分を介して確実に行なわれるのでも従
来と同程度の保持力が得られる。中間つばによって横方
向力の受とめが効果的となりトかつ限界範囲内でのアン
カボルトの安定性が得られる(特許請求範囲第7項参照
)。
さらにもアンカボルトが固定用基盤の固定孔の奥まで挿
入される場合には、中間つばによってアンカボルトが付
加的に案内される(第2図参照)。中間つばがある程度
固定用基盤の外面から突出していれば(第富4図参照)
.中間つばは固定すべき物体のための位置決め部材とし
ても役立てられる。さらにこの中間つばは固定孔をある
程度閉鎖してもモルタル、と粒等から成る混合物の不都
合な卓過ぎる流出を阻止することができる。さらに特許
請求の範囲第9項記載の実施態様によれば〜挿入部分の
プロフィールが〜拡張された孔のプロフィールにほぼ適
合され、その錫合しアンカボルトを切削加工することな
く有利に製作する可能性も考慮される。その場合も固定
孔の閉口附近に位置する滑らかな麹部分も効果的に孔の
奥へ向かって7ーパ状に拡張される。このことは特許請
求の範囲第亀8項及び第角亀項に記載の実施態様によっ
て効果的に行なわれる。特許請求の範囲第亀2項の実施
態様によれば、アンカボルトが固定孔内への挿入時に偏
D的なみそ摺り運動を行なう。
特許請求の範囲第14項及び第15項記載の実施態様に
よれば、合成樹脂を含むガラスアンプル等のモルタル容
器の破砕並びにモルタル成分の混合が効果的に行なわれ
るとともに、異形部のみぞ等の範囲への合成樹脂モルタ
ルの侵入が簡単となる。特許請求の範囲第16項記載の
実施態様によれば、アンカボルトの挿入のためのねじ回
し工具の装着が簡単となりかつアンカボルトの外端に設
けた雄ねじの損傷の県れが軽減される。
特許請求の範囲第17項に記載の実施態様によれば、移
行部の切欠効果が軽減され、従ってアンカボルトの負荷
能力が改善される。本発明のアンカボルトは冷間変形に
よる製作技術的かつ材料的に効果的な製法が可能である
とともに「異形部の突条の縁に、付加的な手段の要なく
冷間変形によってほぼ半径方向で突出した「ばり状の縁
」を生ぜしめることができる。
これによって「突条の半径方向で外向きの頂面の横断面
がほぼトラフ形に形成される。これによってし この突
条の頂面範囲でのと粒の滞留時間が長く「従って固定孔
壁の切削も効果的に行なわれる。製作技術的に避け得な
いばり状の緑の不規則性はこの場合かえつて突条の頂面
範囲内へのと粒の侵入を効果的たらしめる。本発明アン
カボルトは袴間変形によって線村から製作することがで
きも場合によっては異形部が転造され〜中間つばが裾込
加工によって形成される。次に図示の実施例につき本発
明を具体的に説明する。
アンカボルトーは外端2附近にt固定すべき物体のため
の接続部3を備えている。
本実施例ではこの接続部3に雄ねじ4が設けられている
。同接続部に続いてアンカボルトーの内端5へ向かって
中間つば6が形成されておりト同中間つばは有利には短
い円柱状部分から成る。この中間つば6‘まァンカボル
トーの固定位置において必要に応じて、固定用基盤8に
設けた固定孔7内に全体的に(第7図参照)又は部分的
に(第2図参照)に挿入され、場合によっては固定孔7
からほぼ全体的に突出(第6図参照)していてもよい。
これらの要求に応じて中間つば6がアンカボルト1の挿
入部9に設けられる。図示の実施例では固定用基盤8が
コンクリートから成っているが、場合によっては石等か
ら成ることもできる。この挿入部9は本発明の有利な1
実施例では滑らかな軸部分IQを有しており、同軸部分
1川まアンカボルト1の内職5へ向かって中間つば6に
続いている。この鞠部分181こは、アンカボルト1着
しくは挿入部9の内端5へ向かって異形部11が続いて
いる。この異形部11はみぞ12等の凹設された部分と
同みそ112に比して突起した突条13等の突起から成
る(特に第7図〜第10図及び第13図」第14図参照
)。同みぞ及び突条は第14図に示す実施例では挿入部
9aにこれの鼠線方向で設けたみぞ12a及び突条13
aによって形成されている。しかし本願発明の有利な実
施例では、このみぞ翼2及び突条13等は左巻きの螺線
に沿って延びており「 この螺線のIJード角は効果的
にはほぼ15〜87度である。要するにこのリード角は
一般のねじのりード角より大きく90度「即ち第量4図
に示す藤平行なみぞ亀2a及び突条13aの場合より小
さい、第1図及び第4図〜第量3図で示すように、リー
ド角Aがほぼ25度の左巻きの螺線に沿ったみそ若しく
は突条を有するアンカボルトーは右回いこ固定孔内へ挿
入されるためのものである。従ってこの異形部11は、
アンカボルト亀を矢印pflの方向で回したごし、に同
異形都内に存在するモルタル混合物等を固定孔7の内端
竃4へ向かって搬送する作用(第了図の矢印pf3)を
有する一種の多条の搬送スクリュとして見ることができ
る。極端な場合には「例えば軸万向で延びるみぞ12a
(第14図参照)で十分である。アンカボルト軍の内端
5には面敬部分が形成されておりt これによってアン
カボルトの先端は円錐台の形状を有している。特に第1
図「第?図及び第10図から判るように、みぞ12はこ
の円錐台15範囲まで延在しておりト従ってみそ12は
アンカボルト軍の内端5へ向かって少なくとも部分的に
開口している。そのため、例えば破砕されるべきカート
リッジ16内に存在する合成樹脂混合物が簡単にみそ1
2内へ流入する。異形部11の端面17はアンカボルト
亀の軸線1Mこ垂直な平面内に位置している。アンカボ
ルトーの内端5範囲にはほぼ半径方向に配置された4つ
の切欠19が設けられている。同切欠19の横断面はほ
ぼ三角形であり、切欠底部20‘ま、アンカボルト1の
先端へ近くなるにつれて半径方向で鞄線】8に接近する
ように傾斜している。その場合「切欠19は十字刃物の
ように半径方向で対称的に配置されている(第9図及び
第1鶴図参照)。円錐台亀5を設けかつ4つの切欠亀g
を配置したことによってt例えばガラスアンプルから成
る接着剤カートリッジ16又は類似のモルタル容器の破
砕が効果的に行なわれるとともにもこの異形部によって
〜異形部内へのモルタル混合物等の侵入が効果的となる
ばかりでなく、各モルタル成分、添加物等の良好かつ迅
速な混合が効果的となる。その場合「本発明の別の実施
例では、アンカボルト亀の内端5が接着剤カートリッジ
及び固定用基盤に位置固定される額向が著しく回避され
る。即ちアンカボルトの軸線を偏0ミせておくことによ
って偏心的なみそ摺り運動が生じ若し〈は効果的となる
。少なくともアンカボルト軍の内端で行なわれるこの偏
心的なみそ摺り運動は固定孔yの内端範囲21の逆ナー
パ状の切削に効果的であり「 これについては第4図〜
第6図の実施例について後で詳しく説明する。切欠竃9
と切欠亀蚤との間に残された個個の端面ウェブ翼78も
対称的に配置されており〜従ってアンカボルト電の偏′
0的なみそ摺り運動は横断平面でみて著しく不規則には
ならない。これによって「固定孔の内端範囲2Wこ生じ
るtアンカボルトーと拡張範囲?aの固定孔壁舞琴aと
の間の環状ギャップの縦断面のある程度の均一性が得ら
れる。アンカポルト電の異形部電軍の突条鼻3等は本発
明の1実施例ではほぼ台形横断面を有しており「同機断
面には有利は鋭い外縁鞍3(第亀富図〜弟軍蓬図参照)
を備えている。
本発明の有利な実施例では、みぞ9蜜若し〈は突条青3
は塑性加工、それも冷間変形によって製作されもこのさ
も、3に、突条亀念の外縁傘鴇もこ少なくとも部分的な
gより状の緑露3aか生じる。突条等の半径方向で外向
きの頂面24はトラフ状に形成されている。
このように構成されているため「突条翼3の頂面24範
囲にと粒が滞留しち4従って固定孔7の拡張が効果的に
行なわれるので有利である。異形部富亀としての突条軍
3は昇りの多角形状の横断面を備えることもできる。こ
の突条亀3は必ずしも麹方向でひと続きに連続して延在
する必要はない。機能並びに特に製法上有利な実施例は
、特に第1図並びに第4図〜第13図に示すような、み
ぞ12及び突条13を備えた異形部を有する。特に第7
図から判るように、異形部竜iの鞠方向長さdは挿入部
9の全長のほぼ半分にわたって延在している。異形部1
1と中間つば6との間に残された部分は円柱状の軸部分
10として形成されておりL同軸部分亀0はほぼ滑らか
な外周面26を有している。異形部首1の軸方向長さd
対軸部分IQの軸方向長さcの比はほぼ1:0.8であ
る。要するに「滑らかな軸部分10は異形部翼竃とほぼ
同じか又は若干短い。第7図から良く解るように「アン
カボルト1はその全長にわたる異なる部位に種々異なる
直径DLD2,D39D4を有している。
DIは雌ねじ4の外蓬、例えばM16−ねじの呼び外径
に相応する外径を示す。D2は中間つば6の直径を示す
。中間つばSの直径○2は有利にはDIもこほぼ等しい
。異形部亀軍の外径は本発明の1実施例ではアンカボル
ト母の内端に近づくにつれて有利には連続的に増大する
。その場合〜異形部首官‘ま滑らかな鞭部分翼蟹のごく
近くで直径D3。1を有しており〜この直径D3.1は
実際にこの滑らかな轍部分10の直径D3に相応してい
る。
これに対して「内端5のところの異形部の直径D4は少
なくとも中間つば容の直径D法苦しくは雄ねじ亀の呼び
蚤DIに相当している。その場合、拡張前の固定孔7の
直径D5は直径DI若しくはD2首しくさまD4に適合
しておりL換言すればD5は口2?D4にほぼ等しく、
Q2母の4もと比して小さくない。この寸法は実際には
、雄ねじ鶴の外蚤DI若しくは中間つば6の外蓬D2に
等しいドリルを使用すれば得られる。実際にはこの寸法
のドリルを使用すれば若干大きな孔が穿孔されるので〜
拡張前の固定孔壁22と例えば中間つば6の外周面との
間にわずかなギャップ霧種が生じる。このギャップ28
Gま第?図に示されておりもほぼ041豚である。これ
によってアンカボルト軍の中間つば6範囲では、固定用
基盤錘内での保持の位置決め性が良好となり「さらにギ
ャップ28を適って過剰のモルタルが固定孔7から流出
できる。固定孔7とアンカポルト亀との間の所要のギャ
ップ庵謙Pは、燐ねじ4の直径DI若しくは中間つば鰭
の直径D2若し〈は固定孔7の直径D5とトこれら直径
に比して小さな滑らかな軽部分10の直径D3とによっ
て、若しくは減少直径を有する異形部と、固定孔の内端
範囲21の拡張直径と、みぞ12とによって得られる。
それゆえ本発明の1実施例では滑らかな鞠部分10の直
径D3は、ほぼ1脚の環状のギャップ幅SPが生じるよ
うに選らばれる。例えばM16の雄ねじ4若しくは16
柳の直径の中間つば6を備えたアンカポルト1では藤部
分10の直径D3はほぼ14脚である。この場合、異形
部liの外端部のところの直径D3.1もほぼ14柳で
ある。この異形部11の最大の直径D4はほぼ16肌で
ある。直径比をこのように選らべば、アンカボルト1を
固定孔内に挿入するのに困難はない(第2図及び第7図
参照)。固定孔7内に異形部を挿入し、場合によっては
中間つば6を部分的に固定用基板8内に、かつ部分的に
被固定物体30内に位置せしめることができる。
これによってアンカボルトの位置決め部材としても中間
つば6が役立てられる。異形部11がァンカボルト内端
5へ向かって拡大していると同様に、みそ12の底部3
1と突条13の半径方向で外向きの頂面24との間で計
った突条13の高さh(第13図参照)が、異形部11
の外様部29から内端5へ向かって有利には連続的に増
大している。その場合、異形部11の内端5のところの
突条13の高さhl若しくはh2及び幅bl(第8図)
は、粒等の寸法に合わせて決定される(第8図及び第1
3図)。ァンカボルト1は外側の接続部3を軸方向で越
えて突出した連行部材32を有している。
この連行部村32は1実施例ではねじの頭状の六角部3
3として形成されている(第1図)。同六角部33の外
接円の直径は接続部3の内径に比して小さい。このため
、例えばナット33aのねじはめに支障がない(第1図
及び第7図)。この連行部村によって、アンカボルト1
のみそ摺り運動時に著しい力が伝達されなければならな
い場合でも、例えば手持ちボール盤の回転力が確実にア
ンカボルトーへ伝達される。接続部3、中間つば6及び
鯛部分10間の移行部34は角15度よりも小さい傾斜
Uで形成されており、従って、切欠効果の悪影響が回避
され又は少なくとも軽減される。高さh2若し〈はhl
及び幅b2を有するみぞの横断面と、と粒35又は類似
の切削部村の粒度とは互いに規定される。
次に本発明アンカボルト1を用いた本発明アンカボルト
固定法について説明する。
まず」アンカボルト1に適合する直径D5を有する固定
孔7が固定用基板8に穿たれる。次いでこの固定孔7内
に有利には合成樹脂から成るモルタルが一般通り挿入さ
れる。この挿入は例えばカートリッジ16の挿入によっ
て行なわれる。このカートリッジ16は2つの仕切られ
たガラスアンプル内に2成分合成樹脂モルタルを有して
いる。合成樹脂モルタルは例えばペースト状又は固形と
して挿入されてもよい。本発明では固定孔7内に、と粒
等の硬い添加物が切削部材として挿入される。と流とし
ては効果的にはほぼ0.3〜6側、有利にはほぼ1.5
〜1.8柳程度の粒度範囲の石英粒が使用されると有利
である。その場合、充てん添加物及び安定添加物として
すでに粒状物を有する公知の2成分接着カートリッジが
使用されてもよい。しかしその場合の要点は、粒状物が
十分な硬度とエッジ状のプロフィールを有し、かつト大
部分の粒状物がすでに述べた粒度範囲にあり、従って、
この添加物が本発明アンカボルト1と協働する切削部材
として役立つことである。アンカボルト1の内端5の本
発明に基づく構成によって(第9図、第10図及びこれ
の説明を特に参照)、固定孔7内にァンカポルト1が普
通の形式で挿入されるとカートリッジ16が破砕され、
その内容物が互いに混合させられる。この過程は有利に
は打撃ポールマシンとしても作動する手持ちボール盤に
よって行なわれる。重畳する両運動、要す紬こ回転運動
及び藤方向打撃運動は第4図で矢印Pfl及びPf4で
示される。図示の実施例では、通常通り矢印Pflで示
すように右回しに作動する手持ボール盤が使用される。
なんとなれば、本アンカボルト1の異形部11のみそ1
12及び突条13が左巻きの螺線に沿って形成されてい
るからである。合成樹脂モルタルの包装物則ちカートリ
ッジ16のガラスアンプルはこの作業過程時にアンカボ
ルト1によって粉砕されて混合される。第1図はカート
リッジ16が粉砕される直前のアンカボルト1の位置を
示し、第4図はカートリッジ16がすでに粉砕されて、
小なくとも合成樹脂モルタルが一部混合されている状態
を示す。第4図から判るように、混合物37中に多くの
と粒35が混入されており「 このと粒35は合成樹脂
モルタル3函、と粒36(及び場合によってはカートリ
ッジ翼6の破片)から成る混合物37にすでに比較的均
一に混合されていたものである。混合物の一部がみだり
に矢なわれることがないように「固定孔?‘ま開□38
を有する袋孔として形成されている(貫通孔の場合には
内端を栓によって閉鎖する)。第4図に示す作業段階で
は固定孔れままだ円筒状であり、アンカボルト電の内端
墓範囲の直径D4が固定孔軍の直径D5に適合している
実際では手持ボール盤等によってアンカボルト軍を挿入
した場合「ひとりでに「第韓図の二重矢印M5で示すよ
うなァンカボルトの堀0的みそ摺り運動が若干生じる。
送り運動が機械的に案内されているようなボール盤で作
業する場合にはもアンカボルトーのある程度のみそ摺り
運動が阻止されないように配慮されなければならない。
このみそ摺り運動は内端富範囲で最大となる。このみそ
摺り運動は内端5の端面電7aが抵抗に衝突すると増大
する傾向を有する。この抵抗は例えばカートリッジ亀6
又は混合物3川こよって生じる。第愚図も繁盛図及び第
亀S図から判るようにも混合物37はアンカボルト亀の
異形部官軍範囲内へ侵入し「回転運動Pflによってと
粒3蚤の一部がみそ蔓率内へ侵入し、一部が突状亀3の
トラフ形の頂面墓亀と固定孔壁22との間へ侵入する。
そのさし、「と粒3鼠ま固定孔の内端範囲2軍を拡張せ
しめる。みぞ突条異形部38が回転方向Pflとは逆の
方向で巻かれた蝶線に沿って延びているためにも本発明
によれば混合物37の複数の運動成分が重複する(第7
図参照)。アンカボルト量の挿入時(第4図〜第6図参
照)に「同アンカボルトーは混合物37を大部分固定孔
?の閉口39へ向けて押圧する。(第7図で一点鎖線で
示す矢印Pf6参照)。アンカボルト軍ひいてはみぞ突
条異形部38の回転運動によって、混合物37は固定孔
7の内端亀4若しくは拡張範囲7aへ向かって第了図で
破線の矢印で示すように搬送される。それと同時に、混
合物37はすでに述べたように第1図及び第亀3図で示
す矢印Pflで示す回転運動を行なう。従って混合物3
7は、アンカボルト亀の押のけ作用によって直線的に閉
口39へ向かって運動して場合によっては関口39から
流出することが回避される。むしろ「と粒35の大部分
は固定孔7の内様範囲2川こ滞留し「若しくは部分的に
固定孔7の内端亀4へ向かって押戻される。それゆえ、
と粒85は何回でも固定孔壁を切削する。本発明方法に
よれば特に第6図から判るように固定孔?の内端範囲2
亀の拡張範囲?aがほぼ西洋梨形に拡張される。固定孔
7の鞠線4gから若干ずれた−点銀線亀8‘まアンカボ
ルト富の偏心的なみそ摺り運動を示している。最初円筒
形であった固定孔7の拡張範囲7aは拡張されて第蟹図
に示すように0混合物37によって充てんされる。第?
図は混合物$?を欠致した図である。と粒35等の切削
部材は2成分合成樹脂モルタルとは別個に「場合によっ
ては別の容器に入れられて固定孔7‘こ挿入されてもよ
い。特に第5図から判るように、雄ねじぅ 亀の直径D
I若しくは固定孔Tの直径D5に比して藤部分富 Qの
直径D3が若干減少していることによってアンカポルト
軍のみそ摺り運動が効果的に行なわれる。カートリッジ
色6又は類似の包装部村の破片及び削り取られた壁村等
は混合物3孔こ混入される。この破片等は混合物37に
よるギャップ2蟹の充てんのために一緒に役立てるれる
。場合によっては個々の特別硬い物質、例えば固定孔壁
22から肖りずられた物質も後で一種のと粒として作用
する。合成樹脂S蟹の硬化後「固定孔の特に内端範囲2
亀ではアンカボルト亀と固定用基盤穣との極めて良好な
結合が生じる。
その場合「結合用モルタルの化学的な付着力のほかに付
加的に、アンカポルト薄の内端5範囲のみぞ突条異形部
36t さらには固定孔のバックテーパ状の拡張部が結
合のために役立つ。モルタルが完全に硬化した状態では
「アンカボルト青と硬化したモルタルと固定孔の内端範
囲2富との間に確実結合が生じる。アンカボルトーと固
定用基盤蟹との結合がこのように主として固定孔7の内
端範囲2富のところで行なわれるが、本発明によればこ
のことのために鞠部分19の外周面を滑らかに形成した
ことも重要な役割を果す。本発明アンカボルト1が強く
負荷された場合に、固定用基盤覇の外面亀2が崩れるこ
となく特に異形部liの外側範囲、要するに滑らかな藤
部分亀0範囲が鞠方向で若干伸長できる。
実験の結果では、本発明アンカボルト川ま固定用基盤8
の外面42から著しく大きく離れた個所で固定用基盤8
に結合される。
要するに、アンカボルト1は実際に、固定孔7の拡張さ
れた内端範囲21で最も強固に固定用基盤8に結合され
る。これとの比較のために、第3図には内端までひと続
きの雄ねじ4aを備えたアンカボルトStを示す。固定
用基盤8の外面42の近くで硬化した結合モルタルはア
ソカボルトの伸長を許さず、従ってこのアンカボルトS
tは伸長性のアンカボルトとして形成できない。この事
情を考慮した本発明の特別の構成では、挿入部9の滑ら
かな軸部分10の表面粗さが特にわずかである。
これによって、藤部分10と合成樹脂モルタルとの付着
性が著しく軽減され、アンカボルトの伸長が許される。
その場合、有利には表面粗さは20〃より小さいのが有
利である。さらに本発明の実施例によれば、滑らかな鞠
部分10は少なくともその一部にわたって牡切部材43
によって被覆される。このようにすれば、モルタルとア
ンカボルトの対応部分との化学的な結合が阻止される。
この手段によって、アンカボルト1と固定用基盤8との
固定範囲を、相当な安全性を以つて、固定孔7の拡張さ
れた内端範囲21に以直させることができる。従って、
本発明によれば必要ならばアンカボルトーを伸長ねじと
して使用することができる。その場合、アンカボルトは
軸方向で若干伸長することのできる鞠部分10を有する
。第1図にはこの仕切部材43の層が示されている。本
発明のさらに別の実施例では、小なくとも異形部11、
有利にはアンカボルト1全体が主として袷間変形によっ
て製作される。
冷間変形によれば、突条13の外縁23を少なくとも部
分的にばり状に形成するのは極めて簡単である。このよ
うにすることによって、固定孔壁22の切削が効果的と
なる。なんとなれば、一面においては突条13の頂面2
4が若干トラフ形となり、このトラフ形頂面にと粒35
が長時間滞留するからであり(第13図参照)、他面に
おいては若干半径方向に突出したこの外縁23によって
圧縮機能が生じ、この圧縮機能によって、頂面24範囲
内へ侵入したと粒35が特に強く固定孔壁22に圧着さ
れるからである。外縁23の圧縮作用は本発明の別の実
施例では焼入れによってさらに一層高められる。すでに
述べた異形部はさらにアンカボルトIと硬化した混合物
37との確実係合を生ぜしめる。固定孔7の内端21で
は、アンカボルト1に歯形部及び異形部によってモルタ
ル部分が固定的に付着し、同モルタル部分は固定用基盤
8並びにアソカボルトに申し分のない確実結合によって
結合され、このため、アンカボルト1に極めて強い引張
負荷をかけた場合でも、拡張範囲7aの内端範囲がずれ
動かない。本発明の実要な利点は次の通りである。
本発明アンカボルトの固定法によれば、引張力が安定的
にかつ著しく剛性的にずれ動きなく固定用基盤8に伝達
される範囲が、同固定用基盤8の外面42から著しく離
れて同固定用基盤8の奥深くに位置している。
滑らかな軸部分10の軸方向長さが大きく、場合によっ
ては中間つば6の適当部分を含んでいる。要するに藤部
分10の長さはcであり、場合によっては中間つば6の
部分又は全体の長さbを含む(第7図参照)。換言すれ
ば、長さc若しくはbは、強度を高める必要に応じて相
応に設計される。本発明によればアンカボルト1の負荷
能力が極めて大きいにもかかわらず、アンカボルト1の
固定に要する費用は公知例に比例して大きくない。本発
明に基づくアンカボルトの製法では、アンカボルト1の
製作費用が安い。本発明はさらに次のような利点を有す
る。
異形部11を蝿性加工、棒に冷間変形によって行なうこ
とによって、この範囲のアンカボルト材料の強化が得ら
れるとともに、固定孔の拡張が有利となる。第2図と第
3図との比較から判るように、雄ねじ4,4aの直径D
1,DI′が同じならば、固定孔7の直径D5は若干小
さくできる。それにもかかわらず、軸部分10の直径D
3を若干減少させ、固定孔7の拡張範囲7aを拡張する
ことによ夕って、モルタルの分配に必要なギャップSp
が残される。ある程度ならば、このギャップSpをも実
際の要求に適合させることができる。そのことのために
、軸部分10の直径を適当に選び、かつ固定孔7の拡張
量を加減することができる。これ0に関連して、アンカ
ボルト1の異形部11の偏D的なみそ摺り運動量は押込
み力によって調節可能である。アンカボルトをその挿入
時に強く押込み方向で負荷するにつれて、アンカボルト
の内端は一層偏心的なみそ摺り運動に額〈。すでに述べ
たように、必要な場合には、拡張度を特別効果的なと粒
の選択によって調節することができる。モルタルとは無
関係に添加と粒を固定孔内に挿入することができる。こ
の添加と粒は二重の機能を有するのが効果的である。要
するにと粒は固定孔の拡張後にモルタルの敷断強さ若し
くは圧縮強さを改善することができる。本発明では合成
樹脂モルタルに制限されない。別のモルタル物質、例え
ばセメントモルタルが同様形式で使用されてもよい。合
成樹脂モルタルを使用しかつ軸部分を滑らかに形成する
ことによって次のような利点が得られる。
引張負荷によってアンカボルト1が鰯方向で伸長しても
、滑らかな軸部分範囲のモルタルは従来のように負荷さ
れない。これによってモルタルの亀裂の倶れが完全に排
除され又は軽減される。必要な場合には仕切部材43の
層を設けることができる。第1図「第2図及び第4図〜
第6図を比較すれば判るように「アンカボルト1は実際
には内端範囲でのみ重要な偏心的なみそ摺り運動を行な
う。
さらに「ほぼ異形部11範囲でのみ、と粒35が固定孔
の拡張のために激しくかつ場合によっては十分に長い時
間にわたり運動する。従ってこの内端範囲21が最も著
しく拡張される(第6図参照)。第15図は第1図に示
すアンカボルトのさらに別の実施例を示す。
この場合、異形部11の内端範囲44は第1図の実施例
と異なり「鞠方向長さそにわたり、円錐状でなく円筒状
のプロフィール3を備えている。このことの利点は固定
孔7のうちの最も拡張されなければならない内端範囲2
1に作用するアンカボルト部分並びにアンカボルトla
全体が強固に形成されることにある。ただし、この場合
には切削作用は若干減少する。 3
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例のアンカボルトの先端を固定
孔内に部分的に挿入した状態を示す図、第2図は同アン
カポルトを固定孔内に完全に挿入した状態を示す図、第
3図は公知アンカボルトを固定孔内に挿入した状態を示
す図〜第4図は本発明の1実施例のアンカボルトによっ
て固定孔を拡張する作業の第1段階を示す図、第5図は
同作業の第2段階を若干誇張して示す図、第6図は同作
業の第3段階を若干誇張して示す図、第7図は同アンカ
ボルトを固定孔内に完全に挿入した状態をモルタルを欠
鼓して示す図、第8図は第7図の肌一肌線に沿った断面
図、第9図は同アンカボルトの先端の端面図〜第10図
は同先端の斜視図、第11図は第7図の幻−幻線に沿っ
た部分断面図、第12図は第7図の狐−刈線に沿った部
分断面図、第13図は第8図の部分拡大断面図〜第14
図は本発明の別の実施例に基づくアンカボルトの先端部
の部分破断斜視図及び第15図は本発明のさらに別の実
施例に基づくアンカポルトの先端部の部分図である。 亀? la……アンカボルト、2…・・・外端、3…・
・・接続部、4,4a・・…・雄ねじ、5…・・・内端
」6州…中間つば、7・・・…固定孔、7a…・・・拡
張範囲〜 8……固定用基盤「 9,ga・・・…挿入
部、10……鴎部分〜 11・…・・異形部、12,1
2a・・・…みそ、13,13a……突条、14・・・
・・・内機、15・・・・・・円錐台、16……カート
リッジ、IT……端面、奪7a・・・・・・端面ウェブ
、1 8…・・亀母線、19……切欠、20・・・・・
・切欠底部、21……内端範囲、22,22a……固定
孔壁「 23……外縁、23a・・…・ばり状の緑、2
4・・・・・・頂面「 26……外周面、28…・・・
ギャップ、29…・・・外様部、30,30a・・・・
・・被取付部、31・・・・・’底部、32・・・・・
・連行部村、33・・・・・・六角部「 33a・…・
・ナット、34・・…・移行部、35…・・・と粒、3
6・・・・・・みぞ突条異形部、37・・・…混合物、
38・・・・・・合成樹脂モルタル、39・…・・開□
、40・・・・・・一点鎖線、41・・・・・・軸線、
42・・・・・・外面、43・・・・・・仕切部材、4
4・・・・・・内端範囲。 Z重;」 Z重拭2 ・.3 】南F4 鷲国富3 Z函碇函 蟹壷瓦蝿 藤塵瓦鱗 函蓮FZの 5 盈壷FZZ Z南成Z2 Z南FZ ・ 玉壷抗Z3 あ塵防Z* Z重;父3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接続部と異形部を有する挿入部とを備えて穿孔内で
    固定可能なアンカボルトにおいて、前記異形部11が、
    軸方向でピツチの大きい螺旋状に互いに平行に延びる複
    数の突条13を備えており、この突条13の、外向きの
    頂面24がトラフ形に形成されていることを特徴とする
    アンカボルト。 2 アンカボルトの外端へ向かう方向で前記異形部11
    に続いて、減少直径D3を有する滑らかな軸部分10が
    挿入部9に形成されている特許請求の範囲第1項記載の
    アンカボルト。 3 効果的に挿入部9の内端5へ向かって開いた、異形
    部11の前記突条13若しくはみぞ12が、アンカボル
    トねじ込み回転方向とは逆の方向で巻かれた螺旋に沿っ
    て延びており、同螺旋のリード角がほぼ15度〜ほぼ8
    7度であり、有利には25度である特許請求の範囲第1
    項記載のアンカボルト。 4 前記異形部11の突条13の螺旋が左巻きである特
    許請求の範囲第3項記載のアンカボルト。 5 前記異形部11の突条13が、少なくとも部分的に
    鋭い外縁23を備えた多角形横断面を有している特許請
    求の範囲第4項記載のアンカボルト。 6 前記異形部11が前記挿入部9の全長のほぼ1/2
    〜2/3にわたって延在しており、同挿入部の残りの部
    分が円柱形の前記軸部分10として形成されている特許
    請求の範囲第5項記載のアンカボルト。 7 前記外端に雄ねじ又は類似の接続部が設けられてお
    り、アンカボルト1の内端5へ向かって、同接続部3に
    ほぼ円筒状の中間つば6が続いており、同中間つばに、
    挿入部9の若干減少した滑らかな軸部分10が続いてお
    り、同軸部分10に続いて異形部11が続いている特許
    請求の範囲第6項記載のアンカボルト。 8 前記異形部11の外径D3.1〜D4が、これの外
    端部29からアンカボルトの内端5まで連続的に増大し
    ており、前記外端部29の比較的小さな直径D3.1が
    、滑らかな軸部分10の直径D3にほぼ相応している特
    許請求の範囲第7項記載のアンカボルト。 9 前記異形部11の内端範囲が少なくともほぼ円柱形
    のプロフイールを備えている特許請求の範囲第8項記載
    のアンカボルト。 10 異形部11の内端の直径D4が、前記中間つば6
    の直径D2に比して若干小さいか又は等しく、かつ異形
    部11の突条13の高さhが、異形部の外端部29のと
    ころからアンカボルトの内端5へ向かって有利にはほぼ
    連続的に増大している特許請求の範囲第9項記載のアン
    カボルト。 11 挿入部9の滑らかな軸部分10がわずかな表面粗
    さを有しており、及び(又は)同軸部分10が少なくと
    も部分的に仕切部材層43によって被覆されている特許
    請求の範囲第10項記載のアンカボルト。 12 挿入部9の端面17がアンカボルト1の軸線18
    に対してほぼ垂直にかつ有利には平らに形成されている
    特許請求の範囲第11項記載のアンカボルト。 13 挿入部9の内端5がほぼ円錐台15の形状を有し
    ており、かつ少なくとも前記みぞ12又は類似の凹所が
    この円錐台15まで延在している特許請求の範囲第12
    項記載のアンカボルト。 14 アンカボルトの内端5に、三角形の横断面を有す
    る少なくとも1つの半径方向の切欠19が設けられてお
    り、同切欠19の底部20が、内端5へ行くにつれて深
    くなるようにアンカボルト1の軸線18に対して傾斜し
    ている特許請求の範囲第13項記載のアンカボルト。 15 前記切欠19が半径方向で対称的に配置されてい
    る特許請求の範囲第14項記載のアンカボルト。 16 移行部34を備えて外側の前記接続部3を越えて
    突出した塑性変形によって製作された接続部材32に多
    角形部が形成されており、同多角形部の外接円が接続部
    3の内径に比して小さく、かつ、前記移行部が傾斜Uし
    ている特許請求の範囲第15項記載のアンカボルト。 17 各アンカボルト部分33,3,6,10の間の移
    行部34が角15度よりも小さい傾斜Uで形成されてい
    る特許請求の範囲第16項記載のアンカボルト。 18 異形部11のみぞ12又は類似のものの平均的な
    幅b2がほぼ2〜3mmである特許請求の範囲第17項
    記載のアンカボルト。
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