JPS606913Y2 - 記録再生用デイスクカセツト - Google Patents
記録再生用デイスクカセツトInfo
- Publication number
- JPS606913Y2 JPS606913Y2 JP6707581U JP6707581U JPS606913Y2 JP S606913 Y2 JPS606913 Y2 JP S606913Y2 JP 6707581 U JP6707581 U JP 6707581U JP 6707581 U JP6707581 U JP 6707581U JP S606913 Y2 JPS606913 Y2 JP S606913Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- magnetic disk
- core
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばシート状磁気ディスクのような可撓性
を有するディスク状記録媒体を筐体内に回転可能に収納
してなる記録再生用ディスクカセットに関するものであ
る。
を有するディスク状記録媒体を筐体内に回転可能に収納
してなる記録再生用ディスクカセットに関するものであ
る。
最近、ディスクカセットを用いた記録再生装置が実用化
されている。
されている。
このディスクカセットには磁気ディスクが回転可能に収
納されており、記録再生装置本体、いわゆるディスクレ
コーダ本体に設けられた磁気ヘッドによって上記磁気デ
ィスクに記録/再生が行なわれる。
納されており、記録再生装置本体、いわゆるディスクレ
コーダ本体に設けられた磁気ヘッドによって上記磁気デ
ィスクに記録/再生が行なわれる。
磁気ディスクは、通常、可撓性のあるシート状に樹皮さ
れており、その中心部に設けられた孔に回転力伝達部材
として金属製の芯部材、いわゆる芯金が取付けられてい
る。
れており、その中心部に設けられた孔に回転力伝達部材
として金属製の芯部材、いわゆる芯金が取付けられてい
る。
そして、磁気ディスクはこの芯金を介してディスクレコ
ーダ本体側のモータにより回転駆動される。
ーダ本体側のモータにより回転駆動される。
この磁気シートと芯金との取付けは、従来、接着によっ
て行なわれていたが、接着剤を用いるためにココスト高
となり、また、温度変化による芯金と磁気シートとの位
置ずれが起り易いという欠点があった。
て行なわれていたが、接着剤を用いるためにココスト高
となり、また、温度変化による芯金と磁気シートとの位
置ずれが起り易いという欠点があった。
本考案はこのような欠点を克服するためになされたもの
であって、磁気シートのようなディスク状記録媒体と芯
部材とを接着剤等を用いずに互いに取付は得るようにし
た記録再生用ディスクカセットを提供しようとするので
ある。
であって、磁気シートのようなディスク状記録媒体と芯
部材とを接着剤等を用いずに互いに取付は得るようにし
た記録再生用ディスクカセットを提供しようとするので
ある。
以下、本考案を実施例につき図面を参照して説明する。
まず、本考案の第1の実施例を第1図〜第3図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図に示すように、ディスクカセット1のカセット筐
体2は、例えば静電防止剤を含むABS樹脂製の射出成
形品からなる上ハーフ2aと下ハーフ2bとから構成さ
れており、その中に磁気ディスク3が回転可能に収納さ
れている。
体2は、例えば静電防止剤を含むABS樹脂製の射出成
形品からなる上ハーフ2aと下ハーフ2bとから構成さ
れており、その中に磁気ディスク3が回転可能に収納さ
れている。
この磁気ディスク3は、例えば0.0471771の厚
程度の薄い円盤状の高分子フィルムで構成され、磁性層
の設けられた下面を、図外のディスクレコーダ本体に設
けられた磁気ヘッドが摺接して記録/再生を行うように
なされている。
程度の薄い円盤状の高分子フィルムで構成され、磁性層
の設けられた下面を、図外のディスクレコーダ本体に設
けられた磁気ヘッドが摺接して記録/再生を行うように
なされている。
なお、図中、参照符号4は、磁気ディスク3を保護する
ためにこの磁気ディスク3とカセット筐体2との間に配
された不織布を示し、また、参照符号5は、カセット筺
体2の下ハーフ2bに設けられた磁気ヘッド挿通孔6お
よびこれに対して上ハーフ2aに設けられたディスク押
え用パッド挿通用の長孔7をそれぞれ開閉するための摺
動式の開閉蓋を示している。
ためにこの磁気ディスク3とカセット筐体2との間に配
された不織布を示し、また、参照符号5は、カセット筺
体2の下ハーフ2bに設けられた磁気ヘッド挿通孔6お
よびこれに対して上ハーフ2aに設けられたディスク押
え用パッド挿通用の長孔7をそれぞれ開閉するための摺
動式の開閉蓋を示している。
第1図〜第3図に示すように、磁気ディスク3の中心部
には円形孔8が設けられており、この円形孔8にステン
レススチール等の強磁性体からなる芯金9が配されてい
る。
には円形孔8が設けられており、この円形孔8にステン
レススチール等の強磁性体からなる芯金9が配されてい
る。
この芯金9は、一枚の円板を丸皿状にプレス成形したも
のであって、その開口部に外向フランジ10が一体的に
形成されている。
のであって、その開口部に外向フランジ10が一体的に
形成されている。
芯金9の外周部には、互いにほぼ90’の間隔で配され
た4つの切起し片11が設けられており、シート状磁気
ディスク3の円形孔6の内周縁部がこれらの切起し片1
1と外向フランジ10との間に挾着されて保持されてい
る。
た4つの切起し片11が設けられており、シート状磁気
ディスク3の円形孔6の内周縁部がこれらの切起し片1
1と外向フランジ10との間に挾着されて保持されてい
る。
芯金9には、このほぼ中心部に、ディスクレコーダ本体
側のモータ軸を挿通するための矩形孔12が設けられて
おり、また、この矩形孔12から所定距離だけ偏倚した
位置には、やはりディスクレコーダ本体側の位置規制ピ
ンを挿通するめの長孔13が設けられている。
側のモータ軸を挿通するための矩形孔12が設けられて
おり、また、この矩形孔12から所定距離だけ偏倚した
位置には、やはりディスクレコーダ本体側の位置規制ピ
ンを挿通するめの長孔13が設けられている。
そして、ディスクカセット1をディスクレコーダ本体の
所定の装着位置に装着すると、カセット筐体2の下ハー
フ2bに設けられた挿通孔33を通じて磁気ディスク3
の芯金9がモータ軸に設けられたマグネットによって吸
着され、矩形孔12および長孔13にそれぞれ挿通され
たモータ軸およびこのモータ軸とともに回転移動する位
置規制ビンによって磁気ディスク3が正確の位置規制さ
れた状態で回転駆動されるようになっている。
所定の装着位置に装着すると、カセット筐体2の下ハー
フ2bに設けられた挿通孔33を通じて磁気ディスク3
の芯金9がモータ軸に設けられたマグネットによって吸
着され、矩形孔12および長孔13にそれぞれ挿通され
たモータ軸およびこのモータ軸とともに回転移動する位
置規制ビンによって磁気ディスク3が正確の位置規制さ
れた状態で回転駆動されるようになっている。
なお、この駆動機構としては、従来構造のもの(例えば
、本出願人による特願昭55−11196吋に開示され
ている構造)を殆どそのまま用いることができるので、
その詳細な説明は省略する。
、本出願人による特願昭55−11196吋に開示され
ている構造)を殆どそのまま用いることができるので、
その詳細な説明は省略する。
上述したように、本例においては、芯金9に一体的に設
けられた切起し片11と外向フランジ10との間でシー
ト状の磁気ディスク3を挾着することによって、磁気デ
ィスク3と芯金9とを互いに取付けている。
けられた切起し片11と外向フランジ10との間でシー
ト状の磁気ディスク3を挾着することによって、磁気デ
ィスク3と芯金9とを互いに取付けている。
従って、接着剤等を用いる必要がなく、簡単かつ確実な
取付けを低コストに行うことができる。
取付けを低コストに行うことができる。
また、接着剤等を用いていないので、温度変化による影
響を殆ど受けず、このため、磁気ディスク3と芯金9と
が互いに位置すれするようなことがない。
響を殆ど受けず、このため、磁気ディスク3と芯金9と
が互いに位置すれするようなことがない。
第4図〜第6図に本考案の第2〜第4の実施例をそれぞ
れ示す。
れ示す。
第4図に示す例では、上記第1の実施例とはS゛同様、
丸皿状にプレス成形された芯金16が用いられている。
丸皿状にプレス成形された芯金16が用いられている。
ただし、芯金16の凹部の深さは、第1の実施例と比較
して浅く構成されており、また、切起し、片は設けられ
ていない。
して浅く構成されており、また、切起し、片は設けられ
ていない。
この芯金16を磁気ディスク3に取付けるには、まず、
この丸皿状の芯金16を磁気ディスク3の中央円形孔8
に挿入する。
この丸皿状の芯金16を磁気ディスク3の中央円形孔8
に挿入する。
次いで、芯金16をプレスしてその深さ方向に押し潰し
、外周面17と外向フランジ18との間で磁気ディスク
3を挾着させる。
、外周面17と外向フランジ18との間で磁気ディスク
3を挾着させる。
第5図に示す例は、第4図の例の変形例であって、芯金
21の外周面22と磁気ディスク3との間に、ステンレ
ススチールまたは合成樹脂等からなるリング状補強部材
23が配されている。
21の外周面22と磁気ディスク3との間に、ステンレ
ススチールまたは合成樹脂等からなるリング状補強部材
23が配されている。
また、芯金21には、押し潰し成形を容易にするため、
例えば4ケ所に切込み24が設けられている。
例えば4ケ所に切込み24が設けられている。
第6図に示す例では、リング状に構成された芯金27の
内周部の例えば4ケ所にディスク押え片30が設けられ
ている。
内周部の例えば4ケ所にディスク押え片30が設けられ
ている。
磁気ディスク3は、ステンレススチールまたは合成樹脂
等からなるリング状補強部材31を介して、はS゛コ字
状屈曲されたディスク押え片30により挾着されて保持
される。
等からなるリング状補強部材31を介して、はS゛コ字
状屈曲されたディスク押え片30により挾着されて保持
される。
以上、本考案を実施例につき説明したが、上記実施例は
本考案を限定するものでは決してなく、本考案の技術的
思想に基いて種々の変更が可能である。
本考案を限定するものでは決してなく、本考案の技術的
思想に基いて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、回転力伝達部材を強磁
性体からある芯金9.16,21゜27で構成したが、
ディスクレコーダ本体側ノマグネットによって吸着する
必要のない場合には、芯部材を強磁性体以外の金属材料
で構成することができる。
性体からある芯金9.16,21゜27で構成したが、
ディスクレコーダ本体側ノマグネットによって吸着する
必要のない場合には、芯部材を強磁性体以外の金属材料
で構成することができる。
また、本考案は、磁気記録方式以外の記録方式によるデ
ィスクカセットにも適用可能である。
ィスクカセットにも適用可能である。
以上説明したように、本考案においては、ディスク状記
録媒体に設けた中心孔に金属製の芯部材を配し、この芯
部材に一体的に設けた挟着部にディスク状記録媒体を挾
着させることによってこれらの芯部材とディスク状記録
媒体とを互いに固着させている。
録媒体に設けた中心孔に金属製の芯部材を配し、この芯
部材に一体的に設けた挟着部にディスク状記録媒体を挾
着させることによってこれらの芯部材とディスク状記録
媒体とを互いに固着させている。
従って、従来のように接着剤等を用いる必要がなく、低
コストで簡単かつ確実な取付けを行うことができる。
コストで簡単かつ確実な取付けを行うことができる。
また、接着剤等を用いていないので、温度変化によるデ
ィスク状記録媒体と芯部材との間の相対的な位置ずれが
少なく、取付けの信頼性が高くなる。
ィスク状記録媒体と芯部材との間の相対的な位置ずれが
少なく、取付けの信頼性が高くなる。
さらに、本考案による構成は、芯部材の加工性がよく、
また組立工数も比較的少なくてすむ。
また組立工数も比較的少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例によるディスクカセット
の分解斜視図、第2図は同上の磁気ディスクと芯金との
分解斜視図、第3図は同上の組立図、第4図は本考案の
第2の実施例による磁気ディスクの要部縦断面図、第5
図は第3の実施例による第4図と同様の要部縦断面図、
第6図は第4の実施例による第4図と同様の要部縦断面
図である。 なお図面に用いた符号において、3・・・・・・磁気デ
ィスク、9,16,21,27・・・・・・芯金である
。
の分解斜視図、第2図は同上の磁気ディスクと芯金との
分解斜視図、第3図は同上の組立図、第4図は本考案の
第2の実施例による磁気ディスクの要部縦断面図、第5
図は第3の実施例による第4図と同様の要部縦断面図、
第6図は第4の実施例による第4図と同様の要部縦断面
図である。 なお図面に用いた符号において、3・・・・・・磁気デ
ィスク、9,16,21,27・・・・・・芯金である
。
Claims (1)
- 筐体内にディスク状記録媒体を回転可能に収納してなる
記録再生用ディスクカセットにおいて、前記ディスク状
記録媒体に設けられた中心孔に金属製の芯部材が配され
、この芯部材に一体的に設けられた挟着部に前記ディス
ク状記録媒体が挟着されることによってこれらの芯部材
とディスク状記録媒体とが互いに固着されているここと
を特徴とする記録再生用ディスクカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6707581U JPS606913Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 記録再生用デイスクカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6707581U JPS606913Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 記録再生用デイスクカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57180884U JPS57180884U (ja) | 1982-11-16 |
JPS606913Y2 true JPS606913Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=29863091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6707581U Expired JPS606913Y2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 記録再生用デイスクカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606913Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124877U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-14 | ティーディーケイ株式会社 | デイスクカ−トリツジ |
JP2716880B2 (ja) * | 1991-05-23 | 1998-02-18 | ソニー株式会社 | 磁気ディスクの製造方法 |
JPH0713095Y2 (ja) * | 1993-01-18 | 1995-03-29 | 株式会社東芝 | フロッピーディスク |
JP2775429B2 (ja) * | 1997-01-17 | 1998-07-16 | ティーディーケイ株式会社 | ディスクカートリッジ |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP6707581U patent/JPS606913Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57180884U (ja) | 1982-11-16 |
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