JPS606552B2 - リン化ガリウム緑色発光素子 - Google Patents

リン化ガリウム緑色発光素子

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JPS606552B2
JPS606552B2 JP54015451A JP1545179A JPS606552B2 JP S606552 B2 JPS606552 B2 JP S606552B2 JP 54015451 A JP54015451 A JP 54015451A JP 1545179 A JP1545179 A JP 1545179A JP S606552 B2 JPS606552 B2 JP S606552B2
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gallium phosphide
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体発光素子に係り、特にリン化ガリウム(
GaP)結晶を用いた緑色発光素子に関する。
従来のGaP緑色発光素子は、一般にn型Gap基板上
にn型Gap層及びp型GaP層を設けた構成であって
、通常その不純物濃度分布は第1図aに示す点線の如く
なっている。
例えば1973王に発行されたAppl.phの.Le
tt.Vol.22の第227頁〜第229頁(文献)
の記載によれば、n型Gap層及びp型Gap層の少数
キャリアの寿命と発光効率は、上記夫々の層の不純物濃
度が夫々約1×1び7/地、約1×1び8/地の時に最
大になっている。このような事実を基にし、p−n接合
近傍における少数キャリアの注入効率を考慮すると、比
較的高い発光効率の得られる素子構成を考えることがで
きる。実際n型GaP層及びp型GaP層の不純物濃度
を上記した濃度にすると、0.1%程度(モールド有り
)の発光効率を示すようになる。ところで発光素子を作
る際の基板となる高圧引き上げGap結晶(LEC結晶
)の育成技術が近年著しく進歩し、結晶欠陥、残留歪み
等の低い高品質GaP結晶が得られるようになった。
このような高品質のGaP結晶を基板として用いた場合
、その上に形成(液相ェピタキシャル成長)するGaP
層(n型及びp型)の結晶も向上することが考えられ、
上記した素子構成(不純物濃度を含めて)を再検討する
必要がある。そこで本発明者は、上記した高品質のGa
P基板上に液相ヱピタキシヤル成長により形成するn型
GaP層の、少数キャリアの寿命とドナ−濃度との関係
を詳しく調べたところ、従来よりも特に低ドナー濃度側
で少数キャリアの寿命の改善が見られ、さらに第1図b
に示す実線の如く成長方向側に階段状にドナー濃度を減
少せしめると特に顕著であることが判明した。
この様子貝0ちn型Gap層のドナー濃度に対する少数
キャリアの寿命を第2図aに示し、比較の為にドナー濃
度分布が階段状でない場合をbに、上記文献の場合をc
に示す。この結果を基に発光素子を作成したところ、平
均発光効率0.4%以上(モールド有り、2私/めの場
合)の発光素子が得られるようになった。そこで本発明
者等は先にこの事実を特許出願(特願昭52−1200
3す号)した。しかしながら上記の高発光効率のGap
緑色発光素子の構成においては、p型Gap層について
何等の改善を施していなかった。
そこで本発明者等は少数キャリアの寿命の長いn型Ga
p層上に成長させたp型Gap層に対して、ァクセプタ
濃度がn型Gap層及びp型Gap層の少数キャリアの
寿命に及ぼす影響について検討した。
その結果、p型GaP層についてはアクセプタ濃度が低
い例えば2×1び7/が以下で改善が見られ、40仇s
ec以上得られることを見し、出した。さらにアクセプ
タ濃度がp型Gap層のみならずn型Gap層にも影響
しており、上記則ち先に出願した特嬢昭52−1200
3y号のように低濃度にした場合特にp−n接合近傍の
n型Gap層の少数キャリアの寿命が向上することも見
し、出した。本発明は上記実験事実に鑑みなされたもの
で、平均発光効率で約0.5%(モールド有り、25A
′係)以上得ることの可能なGap緑色発光素子を提供
するものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
まず第3図に示すような液相ェピタキシャル成長装置を
用いて、n型GaP基板上にドナー濃度(N。
)が階段状に変化するn型GaP層を形成し、その上に
同様にアクセプタ濃度(N^)が階段状に変化するp型
Gap層を形成して、Gap緑色発光素子を得る。この
ようにn型GaP層のNo及びp型GaP層のN^が階
段状に変化するように構成すると、極めて高い発光効率
のものが得られる。これは発光領域の発光中心濃度(N
T)が約2×1び8/地と高い状態でなおかつn型Ga
p層及びp型GaP層の少数キャリアのライフタイムが
きわめて長くなったことによる。以下具体的に説明する
。まず第3図に示す成長装置は、石英製の反応炉11内
に成長用ボート12が配置され、反応炉11の外側に2
つの加熱装置13a,13bが設けられたもので、成長
用ボート12はn型Gap基板14を収容する凹部14
aを有するスライダー15と、溶液16を収容する部分
を有し且つ不純物をドープするための小孔17を有する
溶液収容ポ−ト18とで構成されており、n型GaP基
板上及び溶液16上には例えば石英からなる蓋14b,
16bが設けられている。そしてこの成長用ボート12
と少し離れた部分に例えば亜鉛(Zn)からなる不純物
蒸発源19が備えられている。
また反応炉11の両側には、ガスを供給するための閉口
11a,11をと、ガスを排出するための閉口11bが
設けられている。このような成長装置で、n型Gap基
板上にn型GaP層及びp型Gap層を形成する場合、
第4図a,b,cのように成長用ボート12を駆動して
行う。まず第4図aに示すように例えばグラフアィトか
らなるスライダー25の凹部24aに硫黄(S)ドープ
の良質な(Dislocationpitが1×1び/
係以下、平均的には5〜8×1び/塊程度)n型Gap
基板24を設置し、溶液収容ボート28の溶液収容溜に
Gaを5タ収容し、ガス供給ロー 1をから日2ガスを
流入しながら加熱装置を動作させ成長用ボート12を1
010qoまで上昇せしめてドナー不純物を含まない(
自然的に入るドナー不純物例えばシリコン等は入ってい
る)Ga溶液26を作る。このように101000に達
してから15分後、スライダー25を可動せしめ、第4
図bに示すようにGap基板24上に溶液26の一部を
載せたまま多数の小孔27を有する部分まで移動せしめ
る。この時Gap基板24上の溶液26の厚さが例えば
1.3肋となるように前記スライダー25の凹部24a
の深さを設置しておく。この状態で例えば10分間保持
して、Gap基板24表面が溶液26に溶け込み、この
後一定の冷却速度例えば1.yo/分で所定の温度例え
ば980つ0迄冷却する。この冷却によりGaP基板2
4上に後に説明する第6図の窒素を含まないn型GaP
層(第ln層と称する)が15山川程度成長する。この
状態迄で成長した第ln層のN。はn型Gap基板のN
oより少し少ない。例えば第6図の如く第ln層のNo
が1.8×1び7/め位である。
この第ln層のN。が後にも説明するが、成長炉を構成
する石英製反応管の表面が水素ガスで還元される為、溶
液中に多くのSjが混入され、例えば基板よりも高くな
る場合もある。引続き980ooに達してから所定の時
間例えば60分間温度を一定に保ち、保持開始と同時に
ガス供給口11aからアンモニア(NH3)を含むアル
ゴン(〜)ガスを流入する。このようにすると、後にも
説明するが流入されたアンモニアは、第4図cに示す状
態で多数の小孔を介して、Gap基板上のガリウム溶液
26と反応し、飽和状態迄窒素原子が添加されると共に
、一部ガリウム溶液26中に例えば炉内の石英から入る
シリコン(Si)と反応しSi3N4を作る。又溶液2
6中のSはこの保持時間で一部蒸発される。次に60分
経過後、溶液を再び例えば1.5oo/分の冷却速度で
94000迄冷却する。
この冷却により上記一部成長した第ln層上にn型Ga
p層(第か層と称する)が成長される。この状態は第6
図において、n層全体で30仏の成長した状態である。
なおこの成長された第か層は、窒素が非常に多く入った
状態になると共に、NDが極めて少ない例えば第6図か
ら明らかの如く2×1び6/地位になる。引続き940
つ0に達してから、所定の時間例えば30分間一定に保
ち、温度保持と同時に第3図に示す例えばZnからなる
不純物蒸発源1 9の加熱装置13bを動作させ、例え
ば460qo迄昇温せしめ、その温度で保温する。この
ように保温すると蒸気圧の高いZnは蒸発し、第3図に
示すガス供給口11′aからのArガスと共に多数の小
孔27を介してn型Gap層(第1及び第か屑共)が成
長した基板上の溶液26中に入る。この後、溶液を再び
1.5qo/分の冷却速度で機0℃迄冷却する。このよ
うにすると、n型GaP層が成長した基板上にZnが7
×1び6/球位添加されたp型Gap層(第lp層と称
する)が成長する。引続き総0℃において例えば3雌ご
間一定に保ち温度保持と同時に不純物蒸発源19の温度
を560doまで昇温せしめ、ガスの供給を停止する。
この後溶液を再び1.5℃/分の冷却速度で800qo
迄冷却する。このようにすると2×lび8/地位Znの
添加された窒素濃度の低いp型GaP層(第地層と称す
る)が約15rm成長する。この後は加熱装置13a及
び13bの電源(図示しない)を切り、自然冷却させる
ところで以上の成長用ボート12及び不純物蒸発源19
の温度プログラムは、上述した点からも明らかであるが
、図示すると第5図a,bに示すような分布である。こ
のようにして得られたn型Gap基板上のn型Gap層
のドナー濃度及びp型GaP層のアクセプタ濃度の分布
は、第6図の実線で示すように成長方向に対して階段状
に変化するようになった。
これは上記実施例中でも少し説明したが、第ln層の成
長の際には、Gap未飽和で且つドナー不純物を含まな
い溶液でGaP基板表面を一旦溶解させて行う為、No
は第6図から明らかの如く1.8×1び7/地位の1び
7/塊オーダである。なおこの第ln層の成長時、成長
炉を構成する石英製反応管の表面が水素ガスで還元され
る為に、溶液中に多くのSiが混入することになり、こ
れを反映して第ln層の主要ドナー不純物がSjとなる
(Noは上記の値)。一方後半で成長される第か層では
、アンモニアを含む〜ガス雰囲気下で行われる為、ガリ
ウム溶液中に多量の窒素が添加され、その窒素の一部と
溶液中のSiとが安定な化合物を作り、溶液中の主要ド
ナ−不純物であるSiが減少する。このため第か層のド
ナー濃度は主に基板から溶け出したドナー不純物(本実
施例ではS)によって決まることになり、第初層Noは
第6図に示すように第ln層に比較して1桁位低くなる
。このように第ln層のN。と第か層のN。とが階段状
に変化(成長方向に対し減少)すると、後に説明するが
第ln層及び第ln層と第か層の階段状のドナ−分布構
造により基板からの結晶欠陥を除去し、第か層での結晶
性を良くする則ち窒素を高濃度添加した場合でも第が層
での少数キャリアのライフタイムを長くできる為に、発
光効率を向上せしめるようになる。更に、結晶性の良好
なn型Gap層の上にp型GaP層をェピタキシャル成
長させた場合、第7図aに示すようにp型GaP層(第
lp層)のアクセプタ濃度に対する少数キャリアの寿命
の依存性も「cに示す従来例に比べ低濃度側で増大する
ようになる。
なお比較の為に、bにドナー濃度のステップ状変化を持
たないn型GaP層上にp型Gap層を成長させた場合
(n型GaP層のドナ−濃度としては3×1び6/塊付
近に固定してある)を示す。この第7図から明らかなよ
うに、n型Gap層の結晶性が向上するにつれ、その上
に成長させるp型Gap層(第lp層)の少数キャリア
の寿命も改善され、特に低アクセプ夕濃度で、n型Ga
p層特性への依存性が著しい。またp型Gap層のァク
セプタ濃度を低濃度とした場合「 n型GaP層の結晶
性にも影響が現われ、第8図に示すようにn型Gap層
の少数キャリアの寿命が少し向上する。第8図において
、aはp型Gap層(第lp層)のアクセプタ濃度を7
×1016/塊付近とした場合、bは2×1018/洲
付近とした時のn型GaP層(第か層)のドナー濃度に
対する少数キャリアの寿命の関係を示したものである。
この第8図に示されるようなn型Gap層(第か層)特
性のp型Gap層(第lp層)アクセプタ濃度依存は、
p−n接合部での不純物濃度の急激な変化に伴う歪みに
よるものと思われる。
このように基板及びその上に成長させたn型Gap層の
特性向上に伴いp型Gap層(第lp層)の特性も向上
し、特に従来に比べ低ァクセプタ濃度領域で著しくなる
ことが判明した。
この結果を基に発光素子を作製し、その発光効率を検討
した結果、n型Gap層のドナー濃度をステップ状に変
化させ、第ln層のドナー濃度を1〜5×1び7/地、
第か層のドナー濃度を1〜5×1び6ノのとし、且つp
型GaP層も同様にステップ状に変化させト第lp層の
アクセプタ濃度を2〜10×1び6ノ地、第沙層のァク
セプタ濃度を1.5〜20×1び7/桝に構成した時局
い発光効率が安定に得られることが判明した。
このときの平均発光効率は0.5%(モールド有り、2
松′の)以上となっていた。さらに上記不純物濃度を基
に第ln層、第か層及び第lp層の成長厚に対する発光
効率を調べたところ、第ln層厚が10仏の以上、第か
層及び第lp層厚が10ムの〜30〃仇のところで平均
発光効率0.5%(モールド有り、2私′の)以上であ
ることも判明した。
以上の説明から明らかの如く、n型GaP基板上の第l
n層のNoを1〜5×1び7/地、第初層のNoを1〜
5×1び6/地に、しかもp塾Cap層の第lp層のN
^を2〜10×1び6/均、第沙層のN^を1.5〜2
0×1び7/地に構成し、第か層及び第lp層に窒素を
含有するように構成すれば、平均で0.5%以上の緑色
発光効率を示すようになる。
なお上記で示したNTの測定は、lEEETransa
ctons on Electron Devices
.Vol.ED−2州o.7の第951頁〜第955頁
に示す方法で測定した値である。
また少数キャリアの寿命の測定はまずp型Gap層若し
くはn型Gap層のみが主として発光に寄与する素子に
おいて上記文献で示された方法により少数キャリアの寿
命を求めておき、次に任意の素子についてSEMを用い
拡散距離(L)を求め、それらの比からn型GaP層及
びp型Gap層の少数キャリアの寿命(ヶ)を求めた。
ここでキャリアの拡散定数は一定と仮定し、L20↑の
関係から求めている。また上記で示したNoとは、正味
のドナー濃度艮0ちNo−N^で、NAとは正味のアク
セプタ濃度貝0ちN^一Noである。
さらに上記実施例において、n型GaP基板のドナー不
純物として硫黄(S)を用いたが、テルル(Te)或い
はセレン(Se)であっても良く、p型GaP層のアク
セプタ不純物としてZnに限ることなくCdであっても
良い。
さらにまた上記実施例で説明した数値は、それに限るこ
となく種々変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はGaP緑色発光素子の不純物濃度分布を示す曲
線図で、aは一般的なGap緑色発光素子の不純物濃度
分布を、bは持顕昭52−12003叫号‘こ示すGa
p緑色発光素子の不純物濃度分布を示したもので、第2
図はn型GaP層のNoに対する少数キャリアの寿命を
示す曲線図で、aは特磯昭52−12003y号‘こ示
すようにn型GaP層のドナー濃度が階段状に変化する
場合を、bはn型GaP層のドナー濃度が階段状に変化
しない場合を、cは一般的なGap緑色発光素子の場合
を示すもので、第3図は本発明の一実施例の方法に用い
た液相ヱピタキシャル成長装置の概略を示す断面図、第
4図a〜cは第1図装置の成長用ボートを駆動様態を示
す断面図、第5図a,bは第3図装置の成長用ボ−トと
不純物蒸発源の温度プロフアィルを示す曲線図、、第6
図は本発明の一実施例の方法によって得られた発光素子
の不純物プロフアィルを示す図、第7図は第lp層に対
する少数のキャリアのライフタイムの関係を示した曲線
図で、aは本発明の一実施例の場合を、bはn型Gap
層が階段状に変化しない場合を、cは一般的なGaP緑
色発光素子の場合を示すもので、第8図は第か層に対す
る少数キャリアのライフタイムの関係を示した曲線図で
、aは第lp層のN^が7×1び6/塊の場合、bは第
lp層が2×1び8/地の場合を示すもので、第9図は
成長厚に対する発光効率の関係を示した曲線図で、aは
第ln層の場合を、bは第か層の場合を、cは第lp層
の場合を示すものである。 第3図及び第4図において、11…・・・反応炉、12
…・・・成長用ボート、13a,13b・・…・加熱装
置、14,24・・・・・・n型GaP基板、14a,
24a・・・・・・基板を収容する凹部、14b,24
b,16b,26b……蓋、15,25……スライダー
、16,26……溶液、17,27……小孔、18,2
8…・・・溶液収容ボート、19・・・・・・不純物蒸
発源、11a,11′a…・・・ガスを供給するための
関口、11a……ガスを排出するための開□である。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第6図 第7図 第蟹図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 n型リン化ガリウム基板上にn型リン化ガリウム層
    及びp型リン化ガリウム層を設けてなるリン化ガリウム
    緑色発光素子において、前記基板側のn型リン化ガリウ
    ム層の正味のドナー濃度を1×10^1^7/cm^3
    〜5×10^1^7/cm^3にし、前記p型リン化ガ
    リウム層側のn型リン化ガリウム層の正味のドナー濃度
    を1×10^1^6/cm^3〜5×10^1^6/c
    m^3にして階段状に変化するように構成し、且つ前記
    n型リン化ガリウム層側のp型リン化ガリウム層の正味
    のアクセプタ濃度を2×10^1^6/cm^3〜1×
    10^1^7/cm^3し、表面側のp型リン化ガリウ
    ム層の正味のアクセプタ濃度を1.5×10^1^7/
    cm^3〜2×10^1^8/cm^3にして階段状に
    変化するように構成することを特徴とするリン化ガリウ
    ム緑色発光素子。 2 基板側の高ドナー濃度となるn型リン化ガリウム層
    の厚さを10μm以上、p型リン化ガリウム層側の低ド
    ナー濃度となるn型リン化ガリウム層の厚さを10μm
    〜30μmとし、且つn型リン化ガリウム層側の低アク
    セプタ濃度となるp型リン化ガリウム層の厚さを10μ
    m〜30μm、p型リン化ガリウム層の表面側の高さア
    クセプタ濃度となるp型リン化ガリウム層の厚さを10
    μm以上にすることを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項記載のリン化ガリウム緑色発光素子。 3 p型リン化ガリウム層側の低ドナー濃度となるn型
    リン化ガリウム層及びn型リン化ガリウム層側の低アク
    セプタ濃度となるp型リン化ガリウム層のみに窒素を含
    むように構成することを特徴とする前記特許請求の範囲
    第1項記載のリン化ガリウム緑色発光素子。
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