JPS6061262A - ギヤ−レス駆動フレキソ印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、輪転印刷機に関し、とくにこのような印刷機
の見当合わせ（ｒｅｇｉｓｔ　ｒａｔ　ｉ　。

ｎ）に関する。

印刷マスター（ｍａｓｔｅｒ）または版およびその一ヒ
に印刷される媒体（ｍｅｄｉｕｍ）の位置の精確な見当
合わせが存在する場合、印刷機ははじめて着れた結果を
与えるであろう。種々の型のｒ（ｊ刷板において、印刷
マスターとの精確な見当合わせされた状態に同様に維持
しなくてはならない他の構成成分、例えば、輪転印刷機
内のブランケットが存在する。

従来、輪転印刷機は、いったん設置されたとき、ローラ
ーの見当合わせを可能とする精確な伝導装置を必要とし
、そしてまた印刷の見当合わせを調整することができる
精度について制限が存在した。なぜなら、見当合わせの
最小の増分変化は、印刷マスターのキャリヤー、通常版
シリンダー、および印刷される媒体のキャリヤー、通常
圧シリング−（ｉｍｐｒｅｓｓｉｏｎ　ｃｙｌｉｎｄｅ
ｒ）の間の伝導装置のピッチへ関係づけられるからであ
る。この場合から生ずる補助的問題は、１１にシリンダ
ーおよび／または版より下においてｌニジシリンダーへ
適用される「メークレディー（ｍａｋｅ　ｒｅａｄｙ）
Ｊまたは「パッキング中シート（ｂａｃｋｉｎｇ　５ｈ
ｅｅｔ）Ｊを精確に制御しなくてはならないということ
である。

なぜなら、版シリンダーの回転軸からの版表面の半径方
向の間隔の小さい変動を、伝導装置の１つの歯のピッチ
より微細な精度に補正することができないからである。

従来、印刷の精確な見当合わせのために印刷版を組み立
てる仕事は、印刷版および圧シリンダー上に支持される
印刷される媒体の表、圃速度を、維持された印刷の見当
合わせについて補正することができるようにするために
、版シリンダーから版表面までのこの″１６径方向の間
隔を精確に確率することを必要としたからである。

有効な印刷のためには、あるローリング表面は常に互い
に同・部分と接触しなくてはならず、かつまたすべての
ローリング表面間の接触は［スクラブ台フリー（ｓｃｒ
ｕｂ−ｆｒｅｅ）Ｊ（７）純粋なローリング接触である
べきである。

したがって、本発明の１つの面は、版シリンダーと、印
刷すべき材料のための回転支持体と、刷すべき材料のた
めの前記支持体を駆動する第２モーターと、前記第１お
よび第２のモーターの相方］の回転位置を精確に制御し
て、前記版シリンダーと＋３ｉｊ記支持体との間の機械
的相互結合を必要としないで、前記回転支持体に関して
前記版シリンダー七の版の位置の同期化を確保する制御
手段と、からなることを特徴とする輪転印刷機を、提供
する。

印刷機が多色印刷機であり、かつ各々が異る色を支持す
る複数の異る版シリンダーを、他の版により印刷される
画像に関して、非常に精確に見当合わせしなくてはなら
ないとき、前述の問題は非常に深刻となる。

本発明の第２の面は、印刷すべき材料のための回転支持
体と、画像転写のニップにおいてローリング接触するた
めのそのシリンダー表面の一部分にわたって版を支持す
ることができる版シリンダーと、前記版シリンダーを駆
動する第１モーターと、前記回転支持体を駆動する第２
モーターと、前記回転支持体に関して前記版シリンダー
の位置を制御する制御手段と、からなり、前記制御手段
は前記版シリンダーの回転の第１セクターにわたって前
記版シリンダーの一定の表面速度で位置関係を維持し、
かつ前記版シリンダーの１回転の第１セクターの終りと
前記版シリンダーの次の連続する回転における前記第１
セクターの開始との間の時間の遅延を変更するために、
前記版シリンダーの回転の第２セクターにわたって前記
版シリンダーの速度を変更するために有効である、こと
を特徴とする輪転印刷機を、提供する。

添付図面を参照しながら、本発明をさらに説明する。

第１図を参照すると、印刷すべき材料の連続ウェブ、例
えば、プラスチック包装材料の連続ウェブ（図示せず）
を支持する圧シリンダ−１が示されている。

連続のプラスチックウェブを少なくとも２種類の色で印
刷する。図面はこれらの色の一方に適用可能な版３を支
持する版シリンダー２を示す。また、図面は版３ヘイン
キを適用するインキローラー４．好ましくはアニロック
スローラーヲ示す。

従来の輪転印刷機において、版シリンダー２は圧シリン
ダ−（第１図において回転軸５ａのまわりで回転可能）
の主軸５へ機械的に伝導装置により連結されており、そ
してアニロックス・インキローラー４は版シリンダー２
へ機械的に伝導装置により連結されていて、微細に型彫
りされたアニロンクスローラーと弾性のフレキソ印刷版
３との間にスクラブ・フリー接触を与える。版シリンダ
ー２を交換する目的あるいは印刷機の構成成分へ接近す
る目的で圧シリンダ−ｌとの接触から分離することがで
き、かつアニロックス・インキローラー５は、例えば、
操業中あるいは印刷のために機械を組み立てるとき版を
交換する過程の間に、版３へのインキの供給を停止する
目的で、版シリ〉′ター２から分離することができるよ
うな配置である。圧シリンダ−１から版シリンダー２を
分離しかつ版シリンダー２からインキローラー４を分離
することができることは、本発明に従いなお可能である
。

しかしながら、一方において、圧シリンダ−１と、他方
において、インキローラー４と、の間の慣用の伝導装置
の代わりに、本発明による輪転印刷機は３つの精確に制
御された駆動モーターをそれぞれの回転成分へ連結する
。

こうして、圧シリンターｌはその電気駆動モーター６に
より回転される。この電気駆動モーター６は、ｔｈ付ベ
ルト８を介して圧シリンダーの駆動軸５Ｆの歯付プーリ
ー７と駆動的に係合可能である。版シリンダー２は、こ
の場合において、版シリンダーの駆動軸１０−ヒのそれ
自体のディジタル制御の電気モーター９により直接駆動
され、そして同様にインキローラー４はインキローラー
の駆動軸１２上のそれ自体のディジタル制御の電気モー
ター１１により直接駆動される。

版シリンダー２およびインキローラー４の容易な除去お
よび交換を可能とするために、早期開放機械的継手１３
が、この場合において、駆動モーター９および１１に沿
って駆動軸１０および１２１−に設けられている。

版シリンダーの駆動軸１０の各端にそれぞれのブツキン
グ・キャリヤー１４が存在する。ブツキング・キャリヤ
ー１４は、ステッパニ・モーター１６により回転される
親ねじ１５により、圧シリンダ−ｌの回転１ｌＩＩ１１
５ａへ向かっておよびそれから離れる方向に駆動される
。

同様に、インキローラーの駆動軸１２の各端にそれぞれ
のブツキング・キャリヤー１７が存在する。ブツキング
・キャリヤー１７は、ステッパー・モーター１９により
駆動される親ねじ１０により、版シリンダーの駆動軸１
０の回転軸へ向かっておよびそれから離れる方向に駆動
される。

本発明による改良は、圧シリンダ−１の回転速度および
回転位置（この場合において、その駆動モーター６の角
度の位置および速度を参照する）に関するモーター９お
よび１１の回転速度および゛回転位置を制御するために
、マスター制御装置、この場合において制御装置２０と
して概略的に図解されている、を必要とする。制御装置
２０は、また、　「ブツキング」ステッパー・モーター
１６および１９の作動を制御する。制御装置２０および
種々のモーター６．９．１１．１６および１９の間の制
御接続が、第１図において２１で概略的に図解されてい
る。

駆動モーター６．９および１１の各々は、符合器または
「位置レゾルバ−（ｐｏｓｉｔｉｏｎｒｅｓｏｌｖｅｒ
）Ｊと組合わされている。この位置レゾルバ−は、モー
ター軸の回転位置の精確な指示を提供し、かつバスルス
を発生し、このパルスを制御装置２０へ適用して、制御
装置２０が圧シリンダ−ｌ、版シリンダー２およびアニ
ロックス・インキローラー４の相互の位置の精確な見当
合わせを保証できるようにさせる。

Ｂｋシリンダー２のためのブツキング・キャリヤー１４
およびインキローラー４のためのキャリヤー１７の位置
のフィードバックは、版シリンダーのブツキング拳キャ
リヤー１４のための近接検出システム（ｐｒｏｘｉｍｉ
ｔｙ　ｄｅｔｅｃｔｉｎｇ　ｓｙｓｔｅｍ）２２および
さらにインキローラーのブツキング番キャリヤー１７の
ための近接検出システム２３を介して達成される。イン
キローラーのブツキング・キャリヤー１７の近接センサ
ー２３はキャリヤー１７が版シリンダーのブツキング・
キャリヤー１４の直立部分付近に到達する時を感知し、
そして版シリンダーのブツキング・ギヤリヤー１４の近
接センサー２２はギヤリヤー１４が機械フレーム２４の
直立部分（図示せず）付近に到達する時を感知する。

制御装置２０は、好ましくは、マイクロプロセッサ−を
含む。このマイクロプロセッサ−は、３つのモーター６
．９および１１の位置を精確に確立しかつ維持すること
を可能とし、そしてまたオペレーターにより与えられた
［印刷進行（ｐｒｉ　ｒ、ｔ、ａｄｖａｎｃｅ）Ｊまた
は「印刷遅延（ｐｒｉｎｔ　ｒｅｔａｒｄ）」に応答し
て、回転位置関係の変動を可能とする。

また、このマイクロプロセッサ−は、キャリヤー１４に
より定められた版シリンダーのデツキ（ｄｅｃｋ）およ
びキャリヤー１７により定められたインキローラーのデ
ツキのいわゆる「ブツキング（ｄｅｃｋｉｎｇ）Ｊ運動
について、「ブツキング」ステ・７パー・モーター（ｓ
ｔｅｐｐｅｒｎｏ　ｔ　ｏ　ｒ）　ｌ’６および１９を
別々に活性化させることができる。

このような位置の応答・維持の制御システムは、技術的
によく知られているので、その詳細な回路は本発明の一
部分を形成しない。例えば、可動要素の位置を精確に制
御するための同様な回路　−は、次の米国特許明細書中
に開示されるいる：米国特許第４，０９０，１１６号（
Ｄ、Ｌ、Ｌｉｐｐｉｔｔ、１９８７年５月１６日発行）
、米国特許第４，０９９，１０７号（Ｊ、Ｅｄｅｒ、１
９７８年７　ｙｌ　４　Ｅ１発行）、米国特許第４　、
３４４　。

１２７吋（Ｇ、Ｈ，Ｍｃ　Ｄａｎｉｅｌ、１９８２年８
月１０８発行）および米国特許第４，３５７．５６１号
（Ｖ、Ｒ，Ｆｅｎｃｉ、１９８２年１１月２１１発行）
。

完全を期するために、印刷システムにおける電子的位置
制御の使用を示す次の米国特許明細書を挙げることがで
きる：米国特許第４，３７７．８４７号（Ｒ，Ａ、Ｄａ
ｎｉｅｌ　ｅｔ　ａｌ、、１９８３年３月２２日発行）
、米国特許第４，２７７．１９１号（Ｇ、Ｗ、Ｄａｖｉ
ｓ　ｅｔ　ａｌ、、１９８１年７月７日発行）および米
国特許第４．１１４，７５０号（Ｈ，Ｓ、Ｂａｅｃｋｅ
ｔ、ａｌ、、１９７８年９月１９１１発行）。

本発明の驚くべき特徴は、次のとおりである。

すなわち、印刷機の回転成分、この場合において、圧シ
リンダ−ｌ、版シリンダー２およびアニロックス・イン
キローラー４により代表されるインキ適用手段の精確な
位置合せは、単にこれらの種々の回転成分を駆動するモ
ーター６．９および１１の電子制御装置２０を使用する
ことにより達成しかつ維持することが可能である。印刷
機の使用中の急速な摩耗に耐えるのに十分に高い品質の
従来の伝導装置を供給するコスト、および版シリンダー
が印刷後もどるときの圧シリンダ−ｌに関する版シリン
ダー２の精確な見当合わせを達成するために、およびま
た可能ならば異る半径寸法を有する版シリンターを設置
するときギヤ比を変化させるために、必要な昨間の損失
は、制御装置２０により、および版シリンダー２および
インキローラー４の重複（ｄｕｐｌｉｃａｔｅｄ）駆動
モーター９および１１により節約される。

圧シリソダ−１に関する版シリンダー２およびインキロ
ーラー４の精確な位置の同期化により、版シリンダー２
をその印刷位置から除去した後、必要な見当合わせが制
御装置２０により維持されるため、印刷機の再見当合ゎ
せを必要とせずにその版シリンダーを印刷に回復するこ
とが可能であり、また微細に型彫りされたインキ支持ア
ニロックス・インキローラー４と版シリンダー上の弾性
フ１／キソ印刷版３とのスクラブ・フリｍ−ローリング
接触が確保されたことを知ることが可能である。

制御装置２０により制御された別々のステッパーφモー
１−１６および１９を、インキローラー４および版シリ
ンダー２のブツキングのために使用することは、共通の
圧シリンダ−１に関して多色印刷機のインキ装置および
版シリンダーのすべての同時ブツキングの信号を制御装
置２ｏが発することが可能であるので、すべての色が印
刷時に同時に戻ることを意味する。これにより、手動ブ
ツキングに比較してブツキング作業において時間がかな
り節約される。手動ブツキングにおいて、オペレーター
は、圧シリンダーの回転軸５ａからの精確な間隔でかつ
精確の角度の整合で（従来の印刷機の伝導装置の歯の位
置合せにより）各版シリンダーを注意して位置決めしな
くてはならない。

さらに、すべての色を実質的に同時の再デッキングによ
り、版シリンダーの各々が印刷される媒体（ｍｅｄｉｕ
ｍ）と係合し戻ることができるように、印刷の「運転時
ｃ７）　（ｏｎ−ｔ　ｈｅ−ｒｕｎ）Ｊの見当合わせを
提供すること、および引き続いて個々の版シリンダー２
の位置を調整して精確な見当合わせを達成することは、
制御装置２０の設計者の能力の範囲内に十分に入る。こ
のような「運転時の」印刷の見当合わせの調整の間のイ
ンキローラー４と版３との「スクラブＯフリー」ローリ
ング接触を確実にするために、制御装置２０は版シリン
ダーの位置の変化に応答して（インキローラー４および
版シリンダー２の直径に比例して）インキローラーの回
転位置を変化することができなくてはならない。

また、印刷の見当合わせは、静止している間にシリンダ
ー１および２を手動で設定することにより、および（必
要に応じて）印刷機の再始動前に制御装置２０を調整す
ることにより、シリンダー１および２の回転が再開する
時、シリンダー１および２の相互の回転の位置がそれら
の円周において精確な印刷の見当合わせで純粋なローリ
ング接触を４えることを確実にすることができる。

本発明によるシステムの他の利点は、繰返し長さくｒｅ
ｐｅａｔ　ｌｅｎｇｔｈ）の見当合わせの最小の増分変
化の従来の制限がもはや存在しないということである。

従来、伝導装置の歯のピッチの機械的制限は繰返し長さ
を（印刷版を大きい直径に、それゆえ大きい円周に積み
重ねることできるように）微細に調整することを妨害し
たが、モーター６．９およびｌｌの１回転当りに発生さ
れるパルスの数が十分に大きい場合、事実上無限に変動
する調整が容易であり、制御装置２０へ適当な入力信号
を与えるオペレーターによる種々のモーターからのパル
スの相関関係の増倍比の簡単な変更を必要とするだけで
ある。

また、印刷の微細な調整が促進される。なぜなら、微細
な調整（ｌ歯ピッチより小さし）精度への）は従来版シ
リンダーを駆動するらせん伝導装置の軸方向の再位置決
めを含んだが、本発明によれば、単に、版シリンダーの
速度を一時的に変更して、必要な増分だけそれを圧シリ
ンダーに関して再位置決めすることにより、このような
調整ｔ±可能となったからである。

本発明によるシステムのそれ以−ヒの利点は、次のとお
りである：　（ａ）版シリンダーの交換は非常に堅い。

なぜなら、従来版シリング−は所定大きさのすべての存
在する版シリンダーにとって共通である伝導装置を備え
ることが必要であり、かつ版シリンダーを印刷機中に設
置する前に、伝導装置を取付けなくてはならなかった（
設置される版シリンダーへ）からである；　（ｂ）伝導
装置を清浄すること、および伝導装置の再位置合わせを
確保しかつ版シリンダーを圧シリンダー−Ｌへ戻す時、
伝導装置の再位置合わせを確保することは不必要である
ので、機械を清浄するため（例えば、インキの色を変更
するために）の時間が短縮される：　（Ｃ）伝導装置へ
の機械の防護を提供する問題が排除される：　（ｄ）電
子制御装置２０により非常に微細な速度比の調整が可能
であるために、版／版シリンダーの組み合わせの生ずる
小さい変動が補正されうるので、印刷版の厚さおよび版
シリンダー１−の支持シ、−トの厚さの変更は簡単であ
る；および（ｅ）伝導装置の共鳴により起こる印刷物中
の「びびり模様（ｃｈａｔ　ｔ　ｅ　ｒ−ｍａ　ｒｋ）
」の発生、およびまた印刷機中の全体の振動レベルは減
少する。この伝導装置の振動の排除は、版シリンダーお
よび／またはインキローラーの位置決めおよび運動に影
響を及ぼす、軸受の摩耗およびまた機械の他の関連する
構成成分の摩耗をさらに減少させる。

非常に微細な調整が容易であるので、版シリンダーの直
径の非常に小さい変化を、例えば、版シリンダ−の再研
削加工後において、補正することができ、その結果所定
の版シリンダーの有効寿命は本発明による印刷機ととも
に使用することによりかなり延長されうる。

第２図は、第１図の印刷機中に存在する任意の設備の機
能を示し、この場合制御装置２ｏは適当な型である。

ヒの説明は、いずれの場合においても１版シリンダーｌ
の回転速度が各サイクルを通じて実質的に均一であるこ
とを仮定し、制御装置２ｏは版シリンダー２およびイン
キローラーの回転速度の小さい変化により見当合わせを
維持および／または回復干ることができるものであった
。

第２図に図解する任意の特徴を用いると、圧シリング−
１に関する版シリンダー２の位置関係は、印刷ニップを
過ぎる版シリンダーのセクター（ｓｅｃｔｏｒ）ＡＢの
ローリングの間においてのみ維持する必要があるだけで
ある。このローリング作用の間、まず初めに、第１版ま
たは第１版区域３ａが接触して印刷される媒体−ヒに主
デザインが印刷され、次いでセクターＢＡに相当するギ
ャップが存在した後、補助の版または版区域３ｂは印刷
される媒体の端において小さいパネルを印刷する（例え
ば、「登録商標」がバッグの端に印刷され、あるいは光
学的フィルムの位置合せマークが光電トランスデユーサ
−による引き続く検出のために印刷され、ここで印刷さ
れる媒体はプラスチックの包装様材料の連続ウェブ、例
えばｌ連のプラスチック包装用バッグである）。

主パネルが版または版区域３ａから印刷されかつ補助パ
ネルが補助の版または版区域３ｂから印刷されている間
、版シリンダー２と印刷される媒体との位置の精確な見
当合わせが存在しなくてはならず、もちろん、多色印刷
機の場合において。

使用する他の版シリンダーと印刷される媒体との精確な
見当合わせが存在しなくてはならない。しかしながら、
セクターＢＡが印刷ニップを過ぎてローリングされる間
、印刷は起こなわれず、セクターＢＡにわたってレリー
フ印刷版区域は存在しないので、版シリンダー２の速度
を必要に応じて変更することができる。

この速度の変更可能性は、繰返し長さくすなわち、版ま
たは板部分３ａまたは３ｂのいずれかの部分の２つの連
続する像の間の印刷材料の間隔、それゆえ版または板部
分３ａにより印刷された主パネルと版または板部分３ｂ
により印刷された補助パネルとの間の間隔）の変更を、
繰返し長さを減少するためにセクターＢＡにわたる版シ
リンダー２の回転速度を増加させることにより、あるい
は繰返し長さを増加するためにセクターＢＡにわたる版
シリンダーの回転速度を減少させることにより、可能と
するので、とくに有用である。しかしながら、回転速度
は、セクターＡＢがニップ中にあるとき、精確に同期化
させなくてはならない。

したがって、第２図中に図解、される任意の繰返し長さ
の変動を容易とするためには、制御装置２０は印刷ニッ
プを過ぎるセクターＡＢ（以後［−＝一定速度のセクタ
ー」と呼ぶ）のローリングの間の版シリンダー２の精確
な位置の同期化を維持できなくではならず、かつセクタ
ーＢＡ（以後「可変速度のセクター」と呼ぶ）が印刷ニ
ップを過ぎてローリングするとき、版シリンダーの回転
速度を増減することができ、可変速度のセクターの端に
おいて精確な位置の見当合わせが回復され、これにより
補助のパネルは包装材料上へ精確に印刷されうる。

第３図は、所望の結果を達成を目的とする繰返し長さの
変更の可能性を図解する。曲線３１は最短の繰遅し長さ
示し、曲線３２は多少長い繰返し関さを示し、曲線３３
はさらに長い繰返し長さを示し、そして曲線３４は第３
図に描いた４つの繰返し長さの最長の長さを示す。縦軸
は印刷機の表面速度を表わし、そして横軸は版シリンダ
ーの角位置を表わす。

印刷ニップを過ぎる種々の一定速度のセクターのローリ
ングは横軸に間隔Ｘで表わされており、そ１−で種々の
可変速度のセクターのローリングは横軸に間隔Ｙで表わ
されている。明らかなように、各間隔Ｘの時間の期間は
一定であるが、間隔Ｙの時間の期間は特定の速度の包絡
線（ｅｎｖｅＩｒ＋ｐｅ）３１．３２．３３．３４また
は存在する他の包絡線を使用するときに依存して変化す
る。印刷される材料が連続ウェブであることを期待１７
かつそれが一定速度のセクターにわたる印刷版３ａ、３
ｂの表面速度に等しい速度ｖ１で移動することを考慮に
入れると、材料の繰返し長さく例えば、「可変速度のセ
クター」のＹの時間の期間の間に印刷ニップを過ぎて移
動するフィルムの長さ）は’ｒｉ（変速度のセクターに
ついて選択した特定の包絡線に従って変化する。

従来の印刷機において、このような繰返し長さの変更お
よび多分また前述の主パネルの各像および補助のパネル
の次の連続する像の間隔の変更は、１つの版シリンダー
を除去しかつ異る直径なもつ他の版シリンダーと交換し
、こうして版シリンダーを一定速度で作動させるにもか
かわらず、繰返し長さを変更できるようにすることを゛
必要とするが、これに対して第２図および第３図を参照
して説明した印刷機はこのような版シリンダーの交換（
数１０分の不利な条件を伴う）を回避し、そしてスイッ
チの初盆えにより繰返し長さの変更を可能とする。

また、２つの版または版の区域３ａ、３ｂの代わりに、
　［一定速度のセクター］にわたる連続の版が存在し、
かつその版により印刷される像とその版により印刷され
る次の像との間の繰返し長さを変化させる場合において
、第２図に図解する任意の設備は有用であることがある
。

以上の説明から理解されるように、本発明による印刷機
は包装材料の印刷に関してとくに利点を提供するが、そ
れにもかかわらず、他の用途のためのモノクロームまた
は多色印刷機における印刷のり、当合わせを電子的に変
更するための設備は、非常に多くの制限された印刷の見
邑合わせな提供する従来の直接伝−導システムよりすぐ
れたかなりの改良を提供する。

本発明の印刷機のとくに便利な可能性は、次のとおりで
ある。すなわち、従来、繰返し長さを変（するために、
１組の異る直径の多くの異る版シリンターを使用でき、
事実それと一緒に供給される印刷機を必要としたが、こ
れに対して本発明による印刷機（「可変速度のセクター
Ｊの設備をもつ）は、版シリンダーの交換を必要としな
いで、速度の包絡線、例えば、３１または３２（第３図
）を使用することにより、より短い繰返し長さを得るこ
とができるということを承知の上で、単一の川の大きい
直径の版シリンダー（１／色）と一緒に単に供給するこ
とができる。事実、版の取付けのいわゆる箔のｒ版キャ
リヤー」システム（任意の大きさの版を、版シリンダー
の円周に精確に等［７い長ざのキャリヤー箔のシートへ
取付け、こうしてこの箔は容易に版シリンダーへ取付け
てフレキソ版をシリンダー１へ取り付けることができる
）を用いると、版シリンダーの「デ、ンキング」ド■動
またはインキローラーの「ブツキング」連動は不必要で
あろう。こうして、固定された袖の版シリンダーおよび
インキローラーを有する非常に簡素化された印刷機が可
能である。版シリンダーのためのキャリヤー箔は、ある
クランピングまたはピニング（ｐｉｎｎｉｎｇ）システ
ムを使用することにより、版シリンダーの横の参照軸ま
たは基線に関して版の精確な位置決めを保証する。

トの説明において、ブツキング・モーター１６および１
９をヌテッパー争モーターとして記載したが、任意の型
のサーボ・モーターをステツノ々−・モーターの代わり
に使用することはもちろん可能である。

インキローラーのモーター１１を、前述のように１版シ
リンダーのモーター９へ直接連結する代わりに、他の変
更に従い、十分に高い精度でインキローラーのモーター
１１を主駆動モーター６に応答させて制御しかつ圧シリ
ンダ−１の主駆動モーター６に応答させて制御して、版
シリンダー２およびインキローラー４の純粋なロール接
触を維持する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、多色印刷機のインキ装置および版シリンダー
のアセンブリーの概略斜視図であり、その圧シリンダー
も示されており、この印刷機は本発明によるものである
。 第２図は、印刷シリンダーおよび隣接する版シリンダー
の詳細を示しかつ本発明の別の実施態様を図解する側面
図である。 第３図は、印刷版の円周速度対眼の各速度のプロットで
あり、そして第２図の実施態様に適用することができる
。 １　圧シリンダ− ２版シリンダー ３版 ３ａ　第１版区域 ３ｂ　補助の版または版区域 ４　４ンギローラー、アニロックス・インキローラー ５　主軸 ５ａ　回転軸 ６　電気駆動モーター・ ７　歯イ・Ｉプーリー ８　歯付ベルト ９　ディジタル制御電気モーター １０　駆動軸 １１　ディジタル制御電気モーター １２　駆動軸 １３　〒−期開放機械的継手 １４　デ、ソキング・キャリヤー １５　＠ねじ １６　ステッパーΦモーター Ｉ７　ブツキング・キャリヤー １８　親ねじ １９　ステッパーΦモーター ２０　制御装置 ２１　制御接続 ２２　近接検出システム、近接センサー２３　近接検出
システム、近接センサー２４　機械フレーム ３１　曲線 ３２　曲線 ３３　曲線 ３４　曲線 Ｖｌ　速度 Ｘ　間隔 Ｙ　１ｉｆｔ隔

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ、版シリンダーと、印刷すべき材料のための回転支持
   体と、前記版シリンダーを駆動する第１モーターと、印
   刷すべき材料のための前記支持体を駆動する第２モータ
   ーと、前記第１および第２のモーターの相互の回転位置
   を精確に制御して、前記版シリンダーと前記支持体との
   間の機械的相互結合を必要としないで、前記回転支持体
   に関して前記版シリンダー上の版の位置の同期化を確保
   する制御手段とＪからなることを特徴とする輪転印刷機
   。 ２、前記回転支持体は圧シリンダーであり、かつ前記版
   シリンダーはその上の版と前記圧シリンダーの上を通る
   媒体との間で印刷ニップを形成するように配置されてい
   る、特許請求の範囲第１項記載の輪転印刷機。 ３、インキローラーをさらに含み、前記インキローラー
   は前記版シリンダー上の版とローリング接触するように
   配置されかつ第３モーターにより“（ 駆動され、前記制御手段は、前記圧シリンダーまたは前
   記版シリンダーに関して前記インキローラーの位置を制
   御することにより、前記インキローラーと前記版シリン
   ダーのローリング接触を維持するために有効である、特
   許請求の範囲第２項記載の輪転印刷機。 ４、前記版シリンダーまたは前記版シリンダーの各々を
   ｄｉＩ記回転支持体に関して印刷形成位置に動かすため
   の手段を含み、前記版シリンダーを動かす手段は前記制
   御手段により制御される、特許請求の範囲第１〜３項の
   いずれかに記載の輪転印刷機。 ５、前記インキローラーを前記版シリンダー上の版と接
   触関係に動かす手段を含み、前記インキローラーを動か
   す手段は前記制御装置の制御のもとにある。特許請求の
   範囲第３項に従属するとき−の特許請求の範囲第４項記
   載の輪転印刷機。 ６、輪転印刷機は多色印刷機であり、そして少なくとも
   ２つの版シリンダーを含み、前記版シ、リンダ−の各々
   は異る色を前記版シリンダーまたは各他の前記版シリン
   ダーの版から印刷するための版を支持し、各前記版シリ
   ンダーはそれ自体の第１モーターを有し、そして前記制
   御手段は前記版シリンダーの各々がそれぞれの印刷ニッ
   プを一緒になって形成する前記圧シリンダーに関して前
   記版シリンダーの各々の位置を制御するために有効であ
   る、特許請求の範囲第２．３または５項記載、あるいは
   特許請求の範囲第２または３項に従属するときの特許請
   求の範囲第４項記載の輪転印刷機。 ７、印刷すべき材料のための回転支持体と、画像転写の
   ニップにおいてローリング接触するためのそのシリンダ
   ー表面の一部分にわたって版を支持することができる版
   シリンダーと、前記版シリンダーを駆動する第１モータ
   ーと、前記回転支持。 体を駆動する第２モーターと、前記回転支持体に関して
   前記版シリンダーの位置を制御する制御手段と、からな
   り、前記制御手段は前記版シリンダーの回転の第１セク
   ターにわたって前記版シリンダーの・定の表面速度で位
   置関係を維持し、かつ前記版シリンダーの１回転の第１
   セクターの終りと１１１記版シリンダーの次の連続する
   回転における前記第１セクターの開始との間の時間の遅
   延を変更するために、前記版シリンダーの回転の第２セ
   クターにわたって前記版シリンダーの速度を変更するた
   めに有効である、ことを特徴とする輪転印刷機。 ８、複数の前記版シリンダーが存在し、そして前記制御
   装置は共通の前記回転支持体の動きに関して前記版シリ
   ンダーの各々の位置および回転速度を変更するために有
   効である、特許請求の範囲第７項記載の多色輪転印刷機
   。 ９、前記回転支持体は圧シリンダーであり、かつ前記版
   シリンダーの各々は前記圧シリンダーとそれぞれの印刷
   ニップを特徴する特許請求の範囲第８項記載の多色輪転
   印刷機。 １０、添付図面の第１図を参照して実質的に説明しかつ
   前記第１図中に図解した輪転印刷機。 １１、添付図面の第２図および第３図を参照して実質的
   に後述するように変更した特許請求の範囲第１０項記載
   の輪転印刷機。 １２、特許請求の範囲第１〜１１項のいずれかに記載の
   印刷機により印刷されたプラスチック包装材料。 １３、特許請求の範囲第ｔ−１２項のいずれかに記載の
   輪転印刷機を使用して印刷されたプラスチ・・ツク包装
   材料のウェブ。