JPS605315B2 - 布切断装置付きミシン用縁かがり布押え具 - Google Patents
布切断装置付きミシン用縁かがり布押え具Info
- Publication number
- JPS605315B2 JPS605315B2 JP17371581A JP17371581A JPS605315B2 JP S605315 B2 JPS605315 B2 JP S605315B2 JP 17371581 A JP17371581 A JP 17371581A JP 17371581 A JP17371581 A JP 17371581A JP S605315 B2 JPS605315 B2 JP S605315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser foot
- blade member
- cloth
- needle
- sewing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、布切断装置付きミシン用縁かがり布押え具に
関するものである。
関するものである。
従来、布の端縁等を切揃えながら縫製する緑かがり用ミ
シンにおいては、針板側に固定刃を設け、押え金をミシ
ン本体に取付ける取着脚片に、針棒の上下動に連動して
作動する可動刃を設けて構成し、縫製時の際には上記針
榛により可動刃を、上記固定刃と摺合せるようにして上
下動させて布の端縁等を切断して切揃えた後、該布の縁
をかがるようにしていた。
シンにおいては、針板側に固定刃を設け、押え金をミシ
ン本体に取付ける取着脚片に、針棒の上下動に連動して
作動する可動刃を設けて構成し、縫製時の際には上記針
榛により可動刃を、上記固定刃と摺合せるようにして上
下動させて布の端縁等を切断して切揃えた後、該布の縁
をかがるようにしていた。
しかしながら、この従来の構造のものでは、部品点数が
多く、かつ、構造も複雑であるため、取付作業が困難で
あるだけではなく、針板側に固定刃が取付けられている
ために、他の縫製作業（例えば通常行われている直線縫
又は三つ者縫等）を行うときには、該針板全体を交換す
るか、もしくは、固定刃をいちいち取外さなくてはなら
ないという煩わしさがあった。そこで本発明は、上記従
来の問題点を解消するためになされたものであって、従
来知られている通常の針板を使用し、構造簡単にして、
かつ、針棒の上下運動を利用しなくとも、スムーズに布
を切断することができる布切断装置付きミシン用緑かが
り布押え具を提供することを目的とするものである。以
下、本発明を図示せる実施例に随って説明する。
多く、かつ、構造も複雑であるため、取付作業が困難で
あるだけではなく、針板側に固定刃が取付けられている
ために、他の縫製作業（例えば通常行われている直線縫
又は三つ者縫等）を行うときには、該針板全体を交換す
るか、もしくは、固定刃をいちいち取外さなくてはなら
ないという煩わしさがあった。そこで本発明は、上記従
来の問題点を解消するためになされたものであって、従
来知られている通常の針板を使用し、構造簡単にして、
かつ、針棒の上下運動を利用しなくとも、スムーズに布
を切断することができる布切断装置付きミシン用緑かが
り布押え具を提供することを目的とするものである。以
下、本発明を図示せる実施例に随って説明する。
ａはミシンの縁かがり用押え金であって、該押え金ａの
針滋孔１１の前側には、布の端緑を押える舌状片１２ａ
を有する押え部材１２の基部１２ｂが鞍合される凹部１
３が形成され、該凹部１３の中央には、前記基部１２ｂ
を鉄着固定するポス部１３ａが突設され、該ポス部１３
ａに前記押え部材１２の基部１２ｂが、前記舌状片１２
ａが前記針落孔１１の略中央に位置するように圧入隊着
されている。
針滋孔１１の前側には、布の端緑を押える舌状片１２ａ
を有する押え部材１２の基部１２ｂが鞍合される凹部１
３が形成され、該凹部１３の中央には、前記基部１２ｂ
を鉄着固定するポス部１３ａが突設され、該ポス部１３
ａに前記押え部材１２の基部１２ｂが、前記舌状片１２
ａが前記針落孔１１の略中央に位置するように圧入隊着
されている。
尚、該実施例では押え部材１２の基部１２ｂを押え金ａ
の凹部１３に突設したポス部１３ａに鉄着固定するよう
にしたが、これをピス等で固定するようにしてもよい。
又、前記針蓬孔１１の前側には、前記舌状片１２ａの外
側面に沿って延長され、前方に開口するやや中広の上糸
通し用ガイド溝１４が設けられている。１５は刃部材で
あって、その刃先１５ａを上方に向けて前記ガイド溝１
４の押え都材１２側に、線材からなる弾性部材１６を介
して上下動可能に取付けられ、該弾性部村１６の基端は
、略Ｕ字状をなし、前記押え金ａの凹部１３よりも外側
に形成された取付部１７に鉄合され、押え板１８及びワ
ッシャ−１９を介してボルト２０‘こより固定されてい
る。
の凹部１３に突設したポス部１３ａに鉄着固定するよう
にしたが、これをピス等で固定するようにしてもよい。
又、前記針蓬孔１１の前側には、前記舌状片１２ａの外
側面に沿って延長され、前方に開口するやや中広の上糸
通し用ガイド溝１４が設けられている。１５は刃部材で
あって、その刃先１５ａを上方に向けて前記ガイド溝１
４の押え都材１２側に、線材からなる弾性部材１６を介
して上下動可能に取付けられ、該弾性部村１６の基端は
、略Ｕ字状をなし、前記押え金ａの凹部１３よりも外側
に形成された取付部１７に鉄合され、押え板１８及びワ
ッシャ−１９を介してボルト２０‘こより固定されてい
る。
又、前記刃部材１５の後端部下方には切欠部１５ｂが形
成され、前記押え都材１２の基部１２ｂ側面の舌状片１
２ａ寄りに突設されたストッパー２１に係合するように
なされている。したがって前記刃部材１５の刃先１５ａ
先端部１５ａは、前記弾性部材１６のばね力により常に
針板ｂに当援するようになされている。又、前記押え部
材１２の基部１２ｂの、前記刃部村１５の刃先１５ａが
位置する部分には、該刃先１５ａを覆うような安全カバ
ー２２が一体に形成されている。２３は布ｃを前記刃部
材１５により切断した後、その切端ｃ，を外側にガイド
するガイド板であって、その基端は前記押え金ａの針落
孔１１より前方であって、かつ、押え部村１２を固定し
た部分にはガイド溝１４を挟んだ反対側の上面にビス２
４止めされ、その先端部の内側は前記針落孔１１内の側
緑に沿うようにして下方に折曲され、さらに該折曲部２
３ａの先端部は前記針簿孔１１の側緑後端に形成された
切欠１１ａに係止するように後方に延長されている。
成され、前記押え都材１２の基部１２ｂ側面の舌状片１
２ａ寄りに突設されたストッパー２１に係合するように
なされている。したがって前記刃部材１５の刃先１５ａ
先端部１５ａは、前記弾性部材１６のばね力により常に
針板ｂに当援するようになされている。又、前記押え部
材１２の基部１２ｂの、前記刃部村１５の刃先１５ａが
位置する部分には、該刃先１５ａを覆うような安全カバ
ー２２が一体に形成されている。２３は布ｃを前記刃部
材１５により切断した後、その切端ｃ，を外側にガイド
するガイド板であって、その基端は前記押え金ａの針落
孔１１より前方であって、かつ、押え部村１２を固定し
た部分にはガイド溝１４を挟んだ反対側の上面にビス２
４止めされ、その先端部の内側は前記針落孔１１内の側
緑に沿うようにして下方に折曲され、さらに該折曲部２
３ａの先端部は前記針簿孔１１の側緑後端に形成された
切欠１１ａに係止するように後方に延長されている。
２５は前記押え金ａの上面の針落孔１１より後方の両側
に立設された取付脚片ｄに取付けるための支片、２６は
係止ピンである。
に立設された取付脚片ｄに取付けるための支片、２６は
係止ピンである。
今、布ｃの縫製時において、押え榛（図示せず）の押圧
力によって押え金ａが該布ｃを押えると共に、送り歯２
７が針板ｂ上面より高くなり、該送り歯２７が後方へ移
動する際に、該布ｃも一諸にその移動量だけ後方に送ら
れるが、刃部材１２の刃先１２ａの先端部１２ａ′は弾
性部材１６のばね力により針板ｂ上面に当接したままで
あるので、したがって、該移動量分だけ布ｃが切断され
ることになる。
力によって押え金ａが該布ｃを押えると共に、送り歯２
７が針板ｂ上面より高くなり、該送り歯２７が後方へ移
動する際に、該布ｃも一諸にその移動量だけ後方に送ら
れるが、刃部材１２の刃先１２ａの先端部１２ａ′は弾
性部材１６のばね力により針板ｂ上面に当接したままで
あるので、したがって、該移動量分だけ布ｃが切断され
ることになる。
（第５図口参照）２８は針板ｂに穿設された針落孔であ
る。以上述べたように本発明によれば、緑かがり用布押
え具において、押え金の上糸通し用ガイド溝をやや中広
になし、その押え部村の取付側の側面に上下動可能な刃
部材を取付け、該刃部材の先端部を常に針板に当接させ
、送り歯の布送り量によって布を切断するようになした
ので、刃部材は一枚でよく、針板や送り歯も従来品をそ
のまま使用することができるため、構造簡単にして、取
付け、取外しが容易に行える。
る。以上述べたように本発明によれば、緑かがり用布押
え具において、押え金の上糸通し用ガイド溝をやや中広
になし、その押え部村の取付側の側面に上下動可能な刃
部材を取付け、該刃部材の先端部を常に針板に当接させ
、送り歯の布送り量によって布を切断するようになした
ので、刃部材は一枚でよく、針板や送り歯も従来品をそ
のまま使用することができるため、構造簡単にして、取
付け、取外しが容易に行える。
又、本発明によれば刃部材が針落孔に近接しているため
、従釆の切断する上刃と下刃が針落孔から遠く離れてい
たものに比べて、布の小回り切断が可能になっただけで
はなく、該縁かがり作業に熟練を要せず容易に該作業が
できる。
、従釆の切断する上刃と下刃が針落孔から遠く離れてい
たものに比べて、布の小回り切断が可能になっただけで
はなく、該縁かがり作業に熟練を要せず容易に該作業が
できる。
さらに、本発明によればガイド板の折曲部の先端を針落
孔の側緑後端に形成した切欠に係止するようにしたので
、切断された布の切端は確実に外側にガイドされるため
、該切端に針が剃ることがないので、該切端を一諸にか
がり込んでしまうということもない。
孔の側緑後端に形成した切欠に係止するようにしたので
、切断された布の切端は確実に外側にガイドされるため
、該切端に針が剃ることがないので、該切端を一諸にか
がり込んでしまうということもない。
又、端緑を切断する必要のない布の縁かがり縫いにおい
ても、該布の端縁を刃部材の内側面に合せるだけで容易
に行うことができる等の効果を有するものである。
ても、該布の端縁を刃部材の内側面に合せるだけで容易
に行うことができる等の効果を有するものである。
第１図は本発明による布切断装置を備えた縁かがり用布
押え具の斜視図、第２図は同上の分解斜視図、第３図は
ガイド板の取付状態を示す押え金の一部切欠き側面図、
第４図は使用状態を示す平面図、第５図は同上の要部を
示す拡大側断面図でイは送り歯が針坂内に位置している
場合を示し、口は送り歯が針坂上面より突出し布送り状
態にある時を示している。 ａは縁かがり用押え金、１ １は針蕗孔、１２は押え都
材、１４はガイド溝、１５は刃部村、１６は弾性部材、
２１はストッパー、２３はガイド板、２７は送り歯、ｂ
は針板、ｃは布。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
押え具の斜視図、第２図は同上の分解斜視図、第３図は
ガイド板の取付状態を示す押え金の一部切欠き側面図、
第４図は使用状態を示す平面図、第５図は同上の要部を
示す拡大側断面図でイは送り歯が針坂内に位置している
場合を示し、口は送り歯が針坂上面より突出し布送り状
態にある時を示している。 ａは縁かがり用押え金、１ １は針蕗孔、１２は押え都
材、１４はガイド溝、１５は刃部村、１６は弾性部材、
２１はストッパー、２３はガイド板、２７は送り歯、ｂ
は針板、ｃは布。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- １ 押え金の針落孔の略中央に、布の端縁を押える舌状
片を有する縁かがり布押え具において、該押え金の針落
孔前側のガイド溝の前記舌状片側に、刃先を上方に向け
た刃部材を、常に該刃部材を下方に付勢する弾性部材を
介して上下動可能に取付け、かつ、該刃部材の後端部下
方に形成した切欠部に係合し、該刃部材の先端を常に針
板に当接させるようにしたストツパーを前記舌状片の基
部側方に突設すると共に、前記ガイド溝の刃部材を取付
けた面と対向する側の押え金の上面に、切断された布の
切端を針落孔近傍において外側にガイドするガイド板を
取付けたことを特徴とする布切断装置付きミシン用縁か
がり布押え具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17371581A JPS605315B2 (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 布切断装置付きミシン用縁かがり布押え具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17371581A JPS605315B2 (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 布切断装置付きミシン用縁かがり布押え具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5875589A JPS5875589A (ja) | 1983-05-07 |
| JPS605315B2 true JPS605315B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=15965785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17371581A Expired JPS605315B2 (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 布切断装置付きミシン用縁かがり布押え具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605315B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0144076Y2 (ja) * | 1986-06-28 | 1989-12-20 | ||
| CN106637712B (zh) * | 2016-11-17 | 2020-07-07 | 浙江中捷缝纫科技有限公司 | 一种带割线刀压脚 |
| CN108589064B (zh) * | 2018-07-06 | 2019-11-15 | 吴江市震宇缝制设备有限公司 | 一种缝纫机带割线刀压脚 |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP17371581A patent/JPS605315B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5875589A (ja) | 1983-05-07 |
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