JPS605152Y2 - マニュアルトランスミッションのシフト機構 - Google Patents

マニュアルトランスミッションのシフト機構

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JPS605152Y2
JPS605152Y2 JP5050380U JP5050380U JPS605152Y2 JP S605152 Y2 JPS605152 Y2 JP S605152Y2 JP 5050380 U JP5050380 U JP 5050380U JP 5050380 U JP5050380 U JP 5050380U JP S605152 Y2 JPS605152 Y2 JP S605152Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
shift
shift lever
protrusion
original position
Prior art date
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Expired
Application number
JP5050380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56152333U (ja
Inventor
周二 永野
昭一 大島
修一郎 井田
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP5050380U priority Critical patent/JPS605152Y2/ja
Publication of JPS56152333U publication Critical patent/JPS56152333U/ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等車両におけるマニュアルトランスミ
ッションのシフト機構に係り、特に、後退段と前進段(
通常、第5速前進段又は第1速前進段)のシフト方向が
同一直線上にあり、前進段にあるシフトレバ−が中間位
置を越えて直接後進段ヘシフトされるのを阻止するよう
にしたミスシフト防止装置を備えたマニュアルトランス
ミッションのシフト機構に関する。
本考案の目的は、上記ミスシフト防止装置をコンパクト
に構成して、既存のマニュアルトランスミッションにも
容易にしかも安価に実施し得るマニュアルトランスミッ
ションのシフト機構を提供することにある。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図はシフトパターンを第3図のようにし
た前進5速・後退1速のマニュアルトランスミッション
のシフト機構を部分的に示していて、ここにおいては、
シフトレバ−10がエクステンションハウジング11に
ボルト12にて固定されたシフトレバ−リテーナ13に
取付けられた球面座14に傾動可能かつ図示位置へ復帰
可能に取付けられている。
シフトレバ−10の下端小球部10aはブツシュ15を
介してシフトレバ−ハウジング16に連結されており、
シフトレバ−ハウジング16の前端(第2図図示左端)
16aは中間軸17の後端に固着されている。
なお、中間軸17は周知のごとくエクステンションハウ
ジング11に回転可能かつ軸方向へ摺動可能に支承され
ていて、先端には三個のシフトヘッドト選択的に係合す
るシフトアンドセレクトレバーが固着されている。
しかして、この実施例においては、シフトレバ−ハウジ
ング16の後端部左側(第1図図示左側)に、第5速前
進段にあるシフトレバ−10が中間位置mを越えて直接
後退段ヘシフトされるのを阻止するミスシフト防止装置
20が設けられている。
ミスシフト防止装置20は、シフトレバ−ハウジング1
6に一体的に設けた突起21と、この突起21に対向し
て設けた段付のプランジャ22と、このプランジャ22
の第3図N位置における位置を決める位置決ピン23と
、プランジャ22を図示元位置に復帰させるリターンス
プリング24からなる。
突起21は第3図N位置において第1図及び第4図に示
した位置関係にある。
プランジャ22は、エクステンションハウジング11に
設けた段付内孔(左端はプラグ18によって閉塞されて
いる)11a内に回動及び軸方向へ摺動可能(段付内孔
11a内へ没入可能)に組付けられていて、その右端は
段付内孔11aからエクステンションハウジング11内
に突出している。
このプランジャ22は突出端部22aに第1図及び第4
図に示した切欠22bを有し、また中央部に第1図、第
5図及び第6図に示した溝22Cを有していて、切欠2
2bは突起21との係合時突起21のシフト方向への移
動を規制する。
なお、このプランジャ22の外周にはエア通路としての
切欠22d、22dが軸方向に設けられている。
位置決ピン23は、プランジャ22の溝22cを貫通し
てエクステンションハウジング11に嵌着されていて、
溝22 Cと係合してプランジャ22の第5図図示時計
方向への回動を規制し、かつプランジャ22の軸方向へ
の移動(没入量)を所要量、すなわち第1図に示した量
S許容する。
このiSは、図示ニュートラル位置Nにあるシフトレバ
−10が中間位置mに傾動(セレクト操作)されたとき
、突起21との当接によりプランジャ22が没入する量
よりわずかに大きくしである。
リターンスプリング24はコイルスプリングであり、一
端を位置決ピン23に係止し他端をプランジャ22の大
径部22eに係止して、プランジャ22を第1図図示右
方へ付勢するとともに第5図図示時計方向へ付勢して図
示元位置に復帰せしめている。
このように構成した本実施例において、図示ニュートラ
ル位置Nにあるシフトレバ−10を第3図のシフトパタ
ーンにおいて第1速前進段〜第4速前進段に操作すると
きには、シフトレバ−ハウジング16の突起21がプラ
ンジャ22から遠ざかることとなり、ミスシフト防止装
置20は何ら作用せず、シフトレバ−10の操作は同様
になし得る。
ところで、図示ニュートラル位置Nにあるシフトレバ−
10を5−Rの中間位置mヘセレクト操作すると、突起
21がプランジャ22の突出端に当接しプランジャ22
が第1図の仮想線のごとく押込まれる。
この状態にてシフトレバ−10を第5速前進段へシフト
操作すると、突起21がプランジャ22の突出端から外
れ、プランジャ22がリターンスプリング24の作用に
より元位置に復帰する。
かかる後、シフトレバ−10を第5速前進段から後退段
へシフト操作しようとすると、中間位置mに至る以前に
おいて突起21が元位置にあるプランジャ22の突出端
部2aと第7図のごとく係合し、プランジャ22が第8
図のごとく反時計方向へ回動する。
かくして、シフトレバ−10が中間位置mをわずかに越
えると、第9図のごとく突起21がプランジャ22の切
欠22dと一致してプランジャ22が回動されなくなり
、シフトレバ−10の後退段へのミスシフトが阻止され
る。
上記のシフトレバ−10を後退段ヘシフトしたい場合に
は、シフトレバ−10を中間位置mからニュートラル位
置Nに向けて操作し、かかる後シフトレバ−10を中間
位置m−後退段へと操作すれば、中間位置mからニュー
トラル位置Nに向かう移動時に突起21と切欠22dの
係合が外れて第10図のごとくプランジャ22がリター
ンスプリング24の作用により元位置に復帰し、また中
間位置mに向かう移動時に突起21がプランジャ22の
突出端に当接してプランジャ22が押込まれ、更に後退
段に向かう移動時に突起21がプランジャ22の突出端
に当接したまま摺動して、第11図にて示したように後
退段ヘシフトされる。
第12図は本考案の変形例を示していて、ここにおいて
は、リターンスプリング124がエクステンションハウ
ジング111内に設けられている。
このリターンスプリング124は一端をエクステンショ
ンハウジング111に係止し他端をプランジャ122に
係止して取付けられている。
なお、この実施例においてはスプリング124の軸方向
への付勢力をプランジャ122に効果的に伝えるためプ
ランジャ122にリング125が固着されている。
また、この実施例においては、プランジャ122の右端
面がシフトレバ−ハウジング16の突起21の摺動性向
上のため球面に加工されている。
その他の構成は上記実施例と実質的に同じであり、また
作動も上記実施例と実質的に同じであるため、その説明
は省略する。
以上の説明は、本考案の一実施例に基づくものであり、
本考案は上記各実施例に限らず、後退段と前進段のシフ
ト方向が同一直線上にある種々のマニュアルトランスミ
ッションのシフト機構に適宜変更して実施し得るもので
ある。
また、上記各実施例においては、シフトレバ−ハウジン
グの一側に本考案の主要部を構成するミスシフト防止装
置を配置したが、このミスシフト防止装置はシフトアン
ドセレクトレバーの一側にも同様に配置し得るものであ
る。
要するに、本考案においては、ミスシフト防止装置を、
シフトレバ−ハウジング等移動部材に一体的に設けた突
起と、この突起に対向して設けられ突出端部に前記突起
との係合により前記突起のシフト方向への移動を規制す
る切欠を有しかつ中央部に溝を有してセレクト方向にて
軸方向へ移動可能かつ回動可能なプランジャと、このプ
ランジャの前記溝内に嵌挿されて前記プランジャの元位
置を規定する位置決ピンと、前記プランジャを軸方向及
び回動方向へ付勢して同プランジャを元位置に復帰させ
るリターンスプリングとにより構成したことにその主た
る構成上の特徴があり、これにより当該ミスシフト防止
装置がコンパクトとなり、当該ミスシフト防止装置を備
えるシフト構成ヲ既存のマニュアルトランスミッション
にも容易にしかも安価に実施することができる。
また本考案においては、中間位置へのセレクト操作時に
プランジャが没入し、前進段へのシフト操作時にプラン
ジャが元位置に復帰し、前進段から中間位置を越えて後
退段に向かうシフト操作時にプランジャが回動するよう
にしたので、当該ミスシフト防止装置の占める空間が少
なくてよく、小型のマニュアルトランスミッションのシ
フト機構にもその基本的な構成を変えることなく容易に
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分縦断背面図、第2
図は同部分縦断側面図、第3図は第1図及び第2図に示
した実施例のシフトパターン図、第4図は第1図のIV
−IV線に沿う縦断面図、第5図は第1図の■−■線に
沿う縦断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う横
断面図、第7図、第8図、第9図、第10図及び第11
図は作動説明図、第12図は変形例を示す部分縦断背面
図である。 符号の説明、10・・・・・・シフトレバ−120・・
・・・・ミスシフト防止装置、21・・・・・・突起、
22・・・・・・プランジャ、22a・・・・・・突出
端部、22b・・・・・・切欠、22c・・・・・・溝
、23・・・・・・位置決ピン、24・・・・・・リタ
ーンスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後退段と前進段のシフト方向が同一直線上にあり、前記
    前進段にあるシフトレバ−が中間位置を越えて直接前記
    後退段ヘシフトされるのを阻止するようにしたミスシフ
    ト防止装置を備えたマニュアルトランスミッションのシ
    フト機構において、前記ミスシフト防止装置が、前記シ
    フトレバ−に連結され前記シフトレバ−のシフト操作及
    びセレクト操作により移動するシフトレバ−ハウジング
    等移動部材に一体的に設けた突起と、この突起に対向し
    て設けられ突出端部に前記突起との係合により前記突起
    のシフト方向への移動を規制する切欠を有しかつ中央部
    に溝を有してセレクト方向にて軸方向へ移動可能かつ回
    動可能なプランジャと、このプランジャの前記溝内に嵌
    挿されて前記プランジャの元位置を規定する位置決ピン
    と、前記プランジャを軸方向及び回動力向へ付勢して同
    プランジャを元位置に復帰させるリターンスプリングか
    らなり、前記シフトレバ−の前記中間位置へのセレクト
    操作時に前記移動部材の突起と前記プランジャの先端が
    当接して元位置にある前記プランジャが没入し、前記シ
    フトレバ−の前記前進段へのシフト操作時に前記突起と
    前記プランジャの当接が外れて前記プランジャが元位置
    に復帰し、前記シフトレバ−の前記前進段から前記中間
    位置を越えて前記後退段に向かうシフト操作時に前記突
    起と前記プランジャの突出端部が係合して前記プランジ
    ャが回動し、このプランジャの回動が前記突起と切欠の
    係合により規制されることにより前記シフトレバ−の前
    記後退段へのミスシフトが阻止されるようにしたことを
    特徴とするマニュアルトランスミッションのシフト機構
JP5050380U 1980-04-14 1980-04-14 マニュアルトランスミッションのシフト機構 Expired JPS605152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5050380U JPS605152Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14 マニュアルトランスミッションのシフト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5050380U JPS605152Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14 マニュアルトランスミッションのシフト機構

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Publication Number Publication Date
JPS56152333U JPS56152333U (ja) 1981-11-14
JPS605152Y2 true JPS605152Y2 (ja) 1985-02-16

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ID=29645441

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JP5050380U Expired JPS605152Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14 マニュアルトランスミッションのシフト機構

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