JPS6051358B2 - インバ−タ回路 - Google Patents

インバ−タ回路

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Publication number
JPS6051358B2
JPS6051358B2 JP53079879A JP7987978A JPS6051358B2 JP S6051358 B2 JPS6051358 B2 JP S6051358B2 JP 53079879 A JP53079879 A JP 53079879A JP 7987978 A JP7987978 A JP 7987978A JP S6051358 B2 JPS6051358 B2 JP S6051358B2
Authority
JP
Japan
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primary winding
power supply
capacitor
voltage
transistor
Prior art date
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Expired
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JP53079879A
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English (en)
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JPS558237A (en
Inventor
隆裕 原
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Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Original Assignee
Ikeda Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikeda Electric Co Ltd filed Critical Ikeda Electric Co Ltd
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Publication of JPS558237A publication Critical patent/JPS558237A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインバータ回路に関し、スイッチ素子に印加
されるスパイク電圧を無くしたものである。
従来のインバータ回路は、例えば第1図に示す如く構
成されている。
この回路の動作を説明すると、ドライブトランス1の1
次巻線2に第2図イに示すドライブ信号が供給され、そ
の2次巻線3に同波形の信号が生じ、これによりスイッ
チ素子であるトランジスタ4がスイッチング動作する。
即ち、時刻ちから時刻を、の区間トランジスタ4が導通
し、直流電源5、インバータトランス6の1次巻線7の
A側、トランジスタ4のコレクタ・エミッタのループで
電流が流れる。このときダイオード8は逆電圧となつて
いる為遮断されている。次にドライブ信号(第2図イの
時刻tlから時尊2 までの区間トランジスタ4が遮断
状態となる。このときインバータトランス6の1次巻線
7に貯えられたエネルギーが電圧の減少を防ぐ方向に逆
起電力を発生し、ダイオード8は導通状態になり、その
エネルギーは直流電源5に回生される。次に時刻ちで再
びトランジスタ4が導通する。以下同様の動作がくり返
され、トランス6の1次巻線7間には第2図口に示す如
く電源5の約2倍の電位をもつ矩形波状のパルスを発生
することとなり、’これをトランス6により、所定の電
圧に変換して、その2次巻線9から負荷10へ供給する
ようになつている。そして、トランジスタ4の遮断時に
は、そのエミッタ、コレクタ間に電源5の電圧に1次巻
線の電圧が重畳された電圧が印加されるが、トランス6
の1次巻線7は一次巻線AとBとに分割されているので
、その結果が完全でないときは漏洩インダクタンスが存
在し、遮断時にスパイク状の電圧が1次巻線7に発生し
、このスパイク電圧がトランジスタ4に印加されること
となる。スパイク電圧を低くする為には一次巻線AとB
との結合を強くすればよく、この方法としてバイフアイ
ラー巻線が通常行なわれるが、完全に漏洩インダクタン
スを零にすることができず、やはりスパイク電圧が発生
していた。従つて、コレクタ・エミッタ間の耐圧が高い
トランジスタ4を必要とし、トランジスタ4が高価とな
るばかりではなく、スイッチング動作が非常に鈍くなる
という問題があつた。 本発明は上記問題点に鑑み、イ
ンバータトランスの一次巻線に発生するスパイク電圧を
完全に無くすことができ、低い耐圧のスイッチング素子
で動作できるインバータ回路を提供することを目的とし
、その特徴とするところは、直流電源13と、オンオフ
をくり返すようにスイッチング動作するスイッチ素子1
2と、インバータトランス14の1次巻17とのループ
回路を形成し、該1次巻線17に、コンデンサ21と直
流電源13に対して逆方向となるダイオード19との直
列回路で構成した回生回路20を、1次巻線17に貯え
られたエネルギーを回生するように並列接続し、コンデ
ンサ21とダイオード19との接続点と電源13との間
に、電源13によりコンデンサ21を1次巻線17を介
して充電するようにチョーク22を接続した点にある。
以下、本発明を図示の実施例に従つて説明すると、第3
図において、11はドライブトランス、12はスイッチ
素子としてのNPNトランジスタ、13は直流電源、1
4はインバータトランスで、その2次巻線15には負荷
16が接続され、1次巻線17には、コンデンサ21と
ダイオード19との直列回路で構成した回生回路20が
並列接続され、このコンデンサ21は電源13から1次
巻線17及びチョーク22を介して充電されるようにな
つている。
次にこの回路の動作を説明する。
電源13が印加されると、コンデンサ21は1次巻線1
7、チョーク22を介して電源13と同一電圧まて充電
される。ドライブトランス11からのドライブ信号によ
りトランジスタ12は従来と同様スイッチング動作し、
トランジスタ12の通電時には、電源13、インバータ
トランス14の1次巻線17、トランジスタ12のコレ
クタ●エミッタのループ及びコンデンサ21、トランジ
スタ12、チョーク22のループ電流11、電流12が
流れ、1次巻線17、チョーク22にエネルギーが貯え
られる。トランジスタ12の遮断時には、インバータト
ランス14の1次巻線17及びチョーク22には第3図
に示す方向に電圧が生じ、1次巻線17の電圧がコンデ
ンサ21の電圧と同一、又チョーク22の電圧が電源1
3の電圧と同一になると、ダイオード19は導通状態に
なり、電流し、電流Lが流れ、チョーク22に貯えられ
たエネルギーはダイオード19を介して直流電源13に
回生される。又1次巻線17に貯えられたエネルギーは
コンデンサ21を充電する。但し、コンデンサ21の電
圧が電源13の電圧より高くなると、1次巻線17、コ
ンデンサ21、チョーク22、電源13のループで電流
が流れる。即ち、トランジスタ12がオンのとき、コン
デンサ21の電圧が電流12により低下した分を1次巻
線17に貯えたエネルギーで電源13と同一にもどすと
共に、チョーク22に貯えられたエネルギーを電源13
に回生する。
以下、同様の動作がくり返される。
そして、1次巻線17間に電源13の約2倍の電位をも
つパルス波形を発生し、負荷16に所定電圧のパルスが
供給されることは従来と同様になる。しかしながら、1
次巻線17は分割されておらず1個であるので、本質的
に漏洩インダクタンスが存在さず、従来のようなスパイ
ク電圧は全く生じない。又、チョーク22、コンデンサ
21、1次巻線17に貯えられたエネルギーは電源13
に回生される為、本質的に電力損は生じない。従つて、
トランジスタ12のコレクタ・エミッタ間に印加される
電圧にスパイク電圧を考慮する必要はなく、耐圧の低い
トランジスタ12を使用することができ、トランジスタ
12が安上りとなり、しかもスイッチング動作も良好と
なる。
なお、前記実施例ではスイッチ素子としてトランジスタ
12を使用しているが、GTOサイリスタ等の半導体ス
イッチを使用してもよく、また実施例ては他励式のイン
バータであるが、自励式のインバータであつてもよい。
さらに、負荷16は1次巻線に並列接続したものてあつ
てもよい。本発明は、直流電源13と、スイッチ素子1
2と、インバータトランス14の1次巻線17とのルー
プ回路を形成し、該1次巻線17に回生回路20を並列
接続したものてあり、インバータトランス14の1次巻
線17は分割されていないので、本質的に漏洩インダク
タンスが存在せず、1次巻線17にスパイク電圧が全く
生じない。従つて、スイッチ素子12に印加される電圧
にスパイク電圧を考慮する必要がなくなり、耐圧の低い
スイッチ素子12を使用することがてき、スイッチ素子
12が安上りとなるばかりではなく、スイッチング動作
が良好となる。しかも、回生回路20を、コンデンサ2
1とダイオード19との直列回路で構成しているので、
回生回路20にトランスや電源が不要で、回路構成が非
常に簡単になり、製造容易でかつ安価に提供し得る。
また回生回路20が1次巻線17に並列にあるので、ス
イッチ素子12のスイッチング動作により生じるサージ
を負荷側でなく電源側にもつてくることができ、負荷に
悪影響を及ぼさずにサージを確実になくすることができ
る。また、コンデンサ21とダイオード19との接続点
と電源13との間に、電源13によりコンデンサ21を
1次巻線17を介して充電するようにチョーク22を接
続しているので、チョーク22により、スイッチ素子1
2がオンオフするに際して1次巻線17と同様にエネル
ギーの蓄積回生が生じるように動作しながら、サージを
吸収することができ、コンデンサ12の放電抵抗を入れ
ることなくサージを吸収できて、コンデンサ12が放電
する際にも無駄な電力損がなくて済み、チョーク22、
コンデンサ21、1次巻線17に貯えられたエネルギー
は電源13に回生される為、本質的に電力損は生じなく
効率が非常によい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すインバータ回路図、第2図はその
動作を説明するための波形図、第3図は本発明の一実施
例を示すインバータ回路の回路図である。 12・・・NPNトランジスタ(スイッチ素子)、13
・・・電流電源、14・・・インバータトランス、17
・・・1次巻線、19・・・ダイオード、20・・・回
生回路、21・・・コンデンサ、22・・・チョーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電源13と、オンオフをくり返すようにスイッ
    チング動作するスイッチ素子12と、インバータトラン
    ス14の1次巻線17とのループ回路を形成し、該1次
    巻線17に、コンデンサ21と直流電源13に対して逆
    方向となるダイオード19との直列回路で構成した回生
    回路20を、1次巻線17に貯えられたエネルギーを回
    生するように並列接続し、コンデンサ21とダイオード
    19との接続点と電源13との間に、電源13によりコ
    ンデンサ21を1次巻線17を介して充電するようにチ
    ョーク22を接続したことを特徴とするインバータ回路
JP53079879A 1978-06-30 1978-06-30 インバ−タ回路 Expired JPS6051358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53079879A JPS6051358B2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 インバ−タ回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP53079879A JPS6051358B2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 インバ−タ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS558237A JPS558237A (en) 1980-01-21
JPS6051358B2 true JPS6051358B2 (ja) 1985-11-13

Family

ID=13702511

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53079879A Expired JPS6051358B2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 インバ−タ回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6181021U (ja) * 1984-10-31 1986-05-29

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JPS558237A (en) 1980-01-21

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