JPS6049496A - 貨幣管理方法及びその装置 - Google Patents

貨幣管理方法及びその装置

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JPS6049496A
JPS6049496A JP58158247A JP15824783A JPS6049496A JP S6049496 A JPS6049496 A JP S6049496A JP 58158247 A JP58158247 A JP 58158247A JP 15824783 A JP15824783 A JP 15824783A JP S6049496 A JPS6049496 A JP S6049496A
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cassette
money
replenishment
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明人 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野; この発明は、銀行等の金融機関において使用される貨幣
取引装置に対する貨幣の管理方法及び管理装置に関する
発明の技術的背景と問題点; 近年、銀行等の金融機関では窓口業務の省力化を計るた
め、自動現金支払機、自動預金支払機や両替機が無人コ
ーチに設けられている。また、テラーのいる窓口におい
ても、現金の自動入出金機が設置されており、テラーの
操作するテラーズマシンによって現金を自動で入金した
り出金したりするようになっており、更には客自身によ
って窓口でテラーの指示に従って自動入出金機から現金
を受取ったり、あるいは入金したりしている。
しかし、これらの貨幣取引装置では、カセット等に収納
されている貨幣が出金業務を行なったために無くなった
り、残りがわずかになった時には補充を必要とし、入金
業務を行なったために貨幣の収納が満杯、もしくはそれ
に近くなった場合には回収を必要としていた。そして、
これら貨幣の補充や回収を行なっている間は貨幣取引装
置を使用することができず、テラーが回収した現金を出
納に持って行ったり、また、出納に必要分の現金を補充
用として取りに行かねばならず、テラーと出納との間で
現金のやりとり業務が必要となり、現金管理の上から金
種や枚数を確認せねばならず、大変手間がかかり面倒で
あった。また、顧客が多く来店している場合には顧客を
長い時間待たせることにもなり、サービス面の低下にも
なっていた。さらに、これら多くの貨幣取引装置が導入
されると、これら機器内に多額の現金が常時滞留してい
るため、金融機関としては資金運用の効率が悪くなると
いう欠点があった。
発明の目的; この発明の目的は、上述のような貨幣取引装置に対して
内部又は外部から自動的に貨幣を補充したり、回収した
りする貨幣の管理方法及びその装置を提供することにあ
る。
発明の概要; この発明は貨幣管理方法に関するもので、貨幣の入金処
理及び又は出金処理を行なう複数の貨幣取引装置に内蔵
されている金種別カセットに収納されている貨幣の現在
量を検知し、予め定められた上下限数量に対して過不足
を生じたときに、内蔵されている別の回収/補充カセッ
トと前記金種別カセットとの間で貨幣の自動回収又は自
動補充を行なうと共に、自動回収及び又は自動補充の不
能状態を集中的に管理し、不能状態を生じた貨幣取引装
置に対して、予め定められた優先順位に従って走行可能
な貨幣管理機を接続して上記回収/補充カセットを自動
回収又は自動補充し、貨幣取引装置の貨幣量を適正に管
理するようにしたものである。また、この発明は貨幣管
理装置に関するもので、内蔵した金種別カセットに収納
した貨幣により入金処理及び又は出金処理を行なうと共
に、別に内蔵した回収/補充カセットとの間で貨幣の自
動回収又は自動補充を行なうようになっている複数の貨
幣取引装置と、金種別カセット内の各収納貨幣量及び回
収/補充カセット内の収納貨幣量を検知する貨幣量検知
手段と、上記複数の貨幣取引装置に接続され、貨幣量検
知手段によっていずれかの収納貨幣量が予め定められた
設定範囲外となった時に通信手段を介してコール信号を
発信するターミナル管理機と、金種別の回収/補充カセ
ットを搭載し、コール信号を受信して走行可能な貨幣管
理機とを具え、各貨幣取引装置に貨幣管理機との間で回
収/補充カセットの取込み/取出しを行なう取込/取出
手段を設け、貨幣管理機に回収/補充カセットを搭載す
るためのカセット収納部と、ターミナル管理機からコー
ル信号を受信して貨幣管理を必要とする貨幣取引装置に
走行して接続する走行接続手段と、接続された貨幣取引
装置との間で回収/補充カセットの取出し/取込みを行
なう取出/取込手段とを設け、各貨幣取引装置と貨幣管
理機との間でカセット単位の貨幣管理を行ない、各貨幣
取引装置に内蔵された金種別カセット内の貨幣量を適正
に管理するようにしたものである。
発明の実施例; 第1図はこの発明を適用した銀行窓口における貨幣取引
系の一例を示すもので、貨幣取引装置である複数の紙幣
自動入出金機100に対して、集中管理するターミナル
管理機400を介して、走行可能な貨幣管理機200で
カセット単位に貨幣の補充1回収を自動的に行ない得る
ようになっている。また、自動入出金機100の各隣り
にはテラーが顧客と応対したり、テラーが取引業務に必
要な操作を行なうためのテラーズマシン300が配設さ
れており、このテラーズマシン300は自動入出金機1
00 と一体となって銀行取引業務を行なうようになっ
ている。ターミナル管理機400は複数の自動入出金機
100及び複数のテラーズマシン300に対して1台で
あり、全ての自動入出金機100のカセット内貨幣量を
監視して、過不足を生じた時にアンテナ401を介して
貨幣管理機200にコール信号を発信するようになって
いる。そして、自動入出金機100の顧客側lの上部に
は、入金のために顧客が紙幣を投入するための投入口1
01及び顧客に対して紙幣の支払い、返却を行なうため
の支払返却口102が1次側として設けられており、テ
ラー側2の上部には、テラーが操作する紙幣の投入口1
03及び支払返却口104が2次側として設けられてい
る。自動入出金機100のテラー側2の側面には、貨幣
管理9200との接続時に位置合せに用いる接続センサ
(発光部)10Bと、接続された貨幣管理機200に対
してデータ等の入出力を行なうデータ入出力部107と
が設けられていると共に、・下部両側には入出金機10
0と貨幣管理機200とを機械的に接続して固定するた
めの接続部108A及び108Bが突出し、て設けられ
ている。また、接続部108A及び108Bの間には回
収/補充カセットの取込み又は取出しを行なうための導
入ガイド108Gが配設されており、その上部には開閉
可能なシャッタ10θが設けられており、自動入出金機
100と貨幣管理機20Gとが接続された時に、シャッ
タ109を開いて両者の間で回収/補充カセットの取込
み、取出しを行ない得るようになっている。
一方、顧客とテラーとが応対するテラーズマシン300
のデスク301の上には、取引上のデータ入力を行なう
キーボード等で成る操作部302が設けられている。ま
た、デスク301の中央部に設けられているCR7表示
装置303には、紙幣の投出データ、操作部302から
入力されたデータやその他の取引内容が表示されるよう
になっており、 CR7表示装置303に隣接してジャ
ーナル印字、伝票印字機のジャーナルや伝票を出す出口
304と1通帳印字機に対して通帳を挿入するための通
帳挿入口305とが設けられている。
さらに、貨幣管理41200はターミナル管理機400
から自動的に発信されるコール信号をアンテナ201で
受信することによって、床上に敷設されている誘導帯3
及びこれから分岐して各自動入出金機100まで延びて
いる副誘導帯3A、3B、・・・に沿って自動走行し、
要求のあった自動入出金機100に対向した接近位置、
つまり副誘導帯3A 、 3B 、・・・の端部に設け
られている停止マーク4A 、 4B 、・・・の位置
まで走行して停止する。そして、自動入出金機1001
7)接続部108A 、 108Bと貨幣管理機200
ノコれに対応する接続部202A 、 202Bとが機
械的に接続され、入出金機100のシャッタ109及び
貨幣管理機200のシャッタ203を開けて両者の間で
回収/補充カセットの補充(貨幣管理機200から入出
金機100へのカセット供給)9回収(入出金機100
から貨幣管理機200へのカセット移送)を行なう。
このため、貨幣管理機200の前面にも接続センサ(受
光部)205及びデータ入出力部204が設けられてお
り、接続センサ205はフォトトランジスタ等の受光素
子で成り、接続センサ10Bからの光を受けてカセット
受渡しに適した位置に正確に位置制御するようになって
いる。また、貨幣管理41200の走行方向の前後面に
は、それぞれ障害物を検知するための光学的又は超音波
等を利用した障害物検知センサ206及び207が設け
られており、管理機200の底部周縁には衝突のショッ
クを吸収するためのバンパー208が周設されている。
そして、バンパー208の前後面には、それぞれ床面の
障害物を検知するための光学的又は超音波等を利用した
障害物検知センサ208及び2−1Oが設けられており
、管理機200の上面には警報ランプ211が設けられ
ていると共に、オペレータ等が回収/補充カセットを手
で取出したり、搭載したりするためのカセット供給口2
13が設けられている。
次に、自動入出金機10oの概略構成を第2図に示して
説明すると、1次側の投入口101に投入された紙幣は
図示しない取込機構によって1枚ずつ内部に取込まれ、
搬送路a−+bを経へ識別部110に送られ、また、2
次側の投入口103に投入された紙幣は図示しない取込
機構によって1枚ずつ内部に取込まれ、搬送路6 + 
a+ l)を経て識別部110に入金紙幣として送られ
る。識別部1!0には搬送路kを経て搬送される紙幣も
入力されるが、識別部110は入金紙幣については真偽
、金種9表裏、正損、厚さ、斜行等を識別する高級識別
を行ない、その他の紙幣については金種、厚さ、斜行等
を識別する低級識別を行なうようになっている。そして
、識別部110で識別された紙幣は表裏反転部111に
送られ、識別部110で上側が裏と判別された紙幣を表
に反転し、全ての紙幣の上側がたとえば表となるように
揃えて搬送路Cに送出する。搬送路Cに送出された紙幣
は、入金紙幣及び補充紙幣(回収/補充カセット140
がらカセット131〜134に補充される紙幣)の場合
には更に搬送路f→g+hを経て金種別の紙幣収納部に
搬送されるが、この紙幣収納部は金種別に紙幣を一時的
にプールするための一時保留部121〜】24と。
この一時保留部121−124に保留された紙幣を一括
して取込んで収納するための金種別の紙幣収納カセット
131〜134とで構成されている。なお、この実施例
では玉石円紙幣を回収して順次硬貨に交換するようにし
ており、このため識別部+10で玉石円と判別された紙
幣を一時保留部124に一旦プールした後、一括してリ
ジェクトカセット134に収納するようにしている。ま
た、識別部110で斜行、厚さ異常や損券等と判別され
た異常紙幣も、一時保留部124を介してリジェクトカ
セット134に収納される。さらに、紙幣収納カセット
 131−133の下部には収納紙幣を1枚ずつ、必要
に応じて金種別に取出す紙幣取出機構131A〜133
Aが設けられており、取出された紙幣は搬送路!→に→
bを経て識別部110に送られるようになっている。
一方、回収/補充力セツ) 140内の紙幣は、その底
部に設けられている紙幣取出機構140Aを介して1枚
ずつ搬送路lに放出され、搬送路14に→bを経て識別
部110に送られた後、搬送路c+f→g+h及び一時
保留部121〜123を経て収納力セラ) 131−1
33に収納される。また、支払紙幣及びカセッ) 14
0に回収すべき紙幣は、紙幣収納カセット131〜13
3から搬送路!に取出され、搬送路に+b−c′m別部
110区部110る。そして、顧客に支払うべき紙幣は
搬送路C4d+6を経て1次側の支払返却口102に送
られ、テラーが受取るべき紙幣は搬送路C+ fを経て
2次側の支払返却口104に送られる。なお、1次側及
び2次側の支払返却口102及び1o46は、一旦プー
ル部102A及び104Aに保留した後に支払返却する
ようになっている。さらに、入出金機100の接続側下
部にはカセットの取込/取出部170が配設されており
、カセット補充の場合には140A−+ 140のよう
にカセットを移動し、カセット回収の場合には140→
140Aのように回収/補充カセットを取込み又は取出
すようになっている。
同様に、貨幣管理機200の概略構成を第3図に示して
説明すると、入出金機100から回収/補充カセット1
40を取込んで回収したり、入出金@100に回収/補
充カセット’140を取出して補充したりするカセット
取込/取出部220が内蔵されており、貨幣管理機20
0は底部の自動走行ユニット240で誘導体3に沿って
に走行するようになっている。自動走行ユニット24G
は走行駆動部241で駆動される4個の走行輪242を
有しており、走行輪242は前後走行と共に、左折又は
右折の方向転換をも行ない得るようになっている。また
、自動走行ユニット240の底面には、誘導帯3(3A
、3B)に光を照射してそΩ反射光を受光し、誘導帯3
に対する位置偏差を検出する発光素子群及び受光素子群
で成る走行センサ243が配設されており、走行センサ
243の検出信号は誘導部282に入力され、この誘導
部2θ2の誘導信号がステアリングコントロール部24
4に入力され、走行駆動部241を介して走行輪242
の走行方向を制御することにより、自動走行ユニット2
40は自動的に誘導帯3に沿って走行する。なお、光学
方式による誘導方式は、特公昭55−12805号公報
等に示されている。さらに、自動走行ユニット240は
電源制御部245を有しており、走行駆動部241等に
自動走行するための電源を供給するようになっている。
なお、この電源制御部245は充放電可能なバッテリを
搭載しており、所定の待機位置で自動的に充電するため
の専用端子245Aを有している。
ここで、カセット取込/取出部220の詳細を第4図以
下に示して説明すると、カセット供給口213の下方に
は回収/補充カセット140を立位状に載置するための
1対のカセット支持片221A、221Bが金種毎(こ
の例では3金種)に位置されており、これらカセット支
持片221A、221Bはその中央部が螺刻され、これ
に螺合するように立設された1対のスクリュー棒222
A、222Bによって同期して昇降するようになってい
る。スクリュー棒222A、222Bの各下端部には同
期して回転されるように係合されている駆動機構223
が取付けられており、各金種についての駆動機構223
は各金種毎に設けられたモータ224によって駆動され
る。したがって、モータ224で駆動機構223を介し
てスクリュー棒222A 、222BをCCW方向に回
転すると、これに螺合されたカセット支持片221A、
221Bはそれぞれ同期してたとえばD方向に下降し、
スクリュー棒222A、222Bを0w方向に回転する
と同期してU方向に上昇する。この場合、カセット支持
片221A、221Bの各背面に縦方向に突起225が
設けられており、この突起225が支持片221A、2
21Bを挟むように配設されている壁226の案内溝2
28Aと係合することにより、スクリュー棒222A、
222Bの回転によって支持片221A、221Bが回
転しないようになっている。これにより、カセット支持
片221A、221Bの対向方向に延びた蔵置片227
の上に載置された回収/補充カセット140を円滑に上
昇したり、下降したりすることができる(第5図及び第
6図参照)。また、回収/補充力セツ) 140の側面
には第9図に示すように、カセット番号を記憶するカセ
ット番号メモリAI、回収した紙幣の枚数を記憶する回
収メモリA2.補充のための収納紙幣の枚数等を記憶し
ておくための補充メモリA3.金種メモリA4等を有す
るf−夕記憶部141が設けられており、紙幣はカセッ
ト上面に設けられている人出口142から収納されたり
、取出されたりできるようになっている。なお、データ
記憶部141はC−MOSの読出/書込可能なメモリ、
又はバッテリを内蔵して読出/書込可能なメモリで構成
されており、管理機200では第4図及び第6図に示す
ようなカセッ) 140の所定の上限位置で、壁226
に取付けられているデータ入出力部228でデータの入
出力を行なうようになっており、入出金機100では第
7図に示すようなカセット収納部175の壁部に設けら
れているデータ入出力部171でデータの入出力を行な
うようになっている。この場合、バッテリ内蔵型のメモ
リであれば、データ人出力部228゜171 との間で
光学的にデータの入出力を行なうことが可能であり、回
収/補充力セツ) 140の底面部には紙幣を1枚ずつ
取出す紙幣取出機構14OA及びそのための紙幣の出口
が設けられており、通常はシャッタで閉められている。
一方、スクリュー棒222A及び222Bの間の下方に
はモータ231によって駆動されるコンベア230が配
設されおり、その外方端部には更にモータ232によっ
て駆動されると共に、■及び■位置にモータ軸を支点と
して回動し得るようになっているコンベア233が連結
されている。そして、カセット支持片221A、221
Bが下降し得る下限位置はコンベア230のと面よりも
下方になるように定められており、停止したコンベア2
30の上面を介して、コンベア230と支持片221A
、221Bの載置片227との間で回収/補充カセット
140を受渡しできるようになっており、コンベア23
3は通常時には!1位置にあり、シャッタ203が閉め
られて見えないようになっている。シャッタ203が開
けられ、コンベア233が1位置に回動されるのは、入
出金機lo。
と貨幣管理機200とが接続されてカセット140の取
出し、取込みを行なう場合であり、コンベア233は第
7図に示すような入出金機100の導入ガイド108G
の上に載置されるようになっている。導入ガイド108
Gの上面には回転フリーのローラ172が複数個設けら
れており、第8図に示す如く載置されたコンベア233
の回転を円滑に行なうようになっている。また、導入ガ
イド108Gの上面両側には取込/取出部170を構成
する1対のベルトコンベア173及び174が配設され
ており、第2図及び第8図に示す如く入出金機100偏
に移送された回収/補充カセット14OAをコンベア2
33及び173,174で協働してカセット収納部17
5に収納したり、カセット収納部175から取出したり
するようになっている。カセット収納部175の人出口
部にはたとえば上下に開閉可能なシャッタIO9が設け
られており、カセット収納部175の側面壁部には。
カセットのデータ記憶部141 との間でデータの入出
力を行なうデータ入出力部171が取付けられている。
さらに、カセット収納部175の上部にはカセット14
0の人出口142を経て紙幣を収納するための収納口1
77が設けられており、底面にはカセット140の紙幣
取出機構140Aを介して取出される紙幣を1枚ずつ取
込むための取込口178が設けられている。
ところで、ターミナル管理機40.0は複数の紙幣自動
入出金機100を集中して管理するものであり、たとえ
ば第10図に示すように自動入出金機Al〜A3と、現
金支払機B1と、自動預金機C1と、自動両替機D1と
を子局として通信回線CLで結ばれており、集中管理を
行なうためのMPU(マイクロプロセッサユニット)で
成る演算制御部402と、アンテナ401を介して貨幣
管理機200にコール信号を発信するための無線通信部
403と、後述するフラグ領域を有するメモリ部410
とで構成され、親局を形成している。ここにおいて、メ
モリ部410は第11図(^)に示すようなカセット収
納状態検知フラグFl−F24を有しており、後述する
ポーリング7′セレクテイングにより各子局から読出し
たフラグ状態をセットするようになっている。また、メ
モリ部410は第1’1図(B)に示すような回収/補
充対象装置メモリエリアを有しており、フラグFl〜F
24の探査の結果から、フラグがセットされてカセット
の回収及び又は補充を必要としている装置番号を記憶し
、この装置番号をコール信号と共に貨幣管理機400に
送るようになっている。
−力5紙幣自動入出金機100及び貨幣管理9200の
制御系は第12図及び第13図に示すようになっており
、自動入出金機100はマイクロコンピュータ(マイク
ロプロセッサ;以下、単にMPUとする)150で全体
的な制御を行なうようになっており、MP旧50にはテ
ラーズマシン300 と、通信回線CLを介してターミ
ナル管理機400に回収/補充力セツ) 140及び又
は補充を要求するためのコール信号を発信する通信部1
60とが接続されている。
そして、肝旧50にはパスラインBLを介して次に説明
する機器151−159.識別部1102表裏反転部1
11゜データ入出力部107.接続部108A、108
B及びメモリ180が相互に接続されている。シャッタ
部151はカセット収納部175の前面に設けられてい
るシャッタ109を開閉する部分であり、取込/返却部
152は1次側の投入口101内の紙幣を取込機構を介
して1枚ずつ取込むと共に、プール部102Aを経て支
払返却口102に紙幣を1枚ずつ排出する部分であり、
取込/返却部153は2次側の投入口103に投入され
た紙幣を取込機構を介して1枚ずつ取込むと共に、プー
ル部104^を経て支払返却口」04に紙幣を1枚ずつ
排出する部分である。取込/取出部154は搬送路りか
ら一時保留部121〜124に紙幣を1枚ずつ取込むと
共に、一時保留部121〜124に保留された紙幣を一
括して紙幣収納力セラ) 131−134に取出す部分
であり、取込/取出部155は一時保留部121−12
4の紙幣を一括して紙幣収納カセット131〜134に
取込むと共に、カセット+31−133に収納された紙
幣を支払いや回収時に紙幣取出機構131A〜133A
を介して1枚ずつ搬送路lに取出す部分である。また、
搬送チェック部156は搬送路a−,/における紙幣の
ジャム発生等を、光学センサで紙幣の流れをチェックす
ることにより検出するもので、搬送路チェックの結果は
MPU150を介してテラーズマシン300のCR7表
示装置303に表示されるようになっている。収納状態
検知部157はメモリ180の内容から金種別の紙幣収
納カセ−z)131〜134の紙幣収納状態を検知する
もので、「満杯」、「満杯近し」、「紙幣無し」、「残
りわずか」などの状態を判断するようになっている。ま
た、収納状態検知部157はデータ記憶部141の内容
から、回収/補充カセット140内の紙幣量をも検知す
るようになっている。さらに、補充部158は回収/補
充力セツ) 140から紙幣補充のために紙幣取出機構
140A及び取込/取出部170を経て紙幣を取込み、
搬送路!→に−bを経て識別部110に送り、ここで正
常紙幣と判定されたもの(この場合には一万円、五千円
及び千円紙幣であり、玉石円紙幣は含まれていない)を
更に表裏反転部ill→搬送路C→f+g4hを通して
一時保留部121〜123に送り、識別部110で斜行
や厚さ異常が検出された紙幣は搬送路C−+ f −*
 g + jを通して回収/補充力セツ) +40に戻
す。これに対し、回収部158は紙幣収納カセット13
1〜133の少なくとも1つが「満杯」もしくは「満杯
近し」となった時に、回収のために該当する収納カセッ
トから紙幣取出機構131A〜133Aを介して1枚ず
つ取出し、搬送路l→に+bを経て識別部110に送り
、更に搬送路C→f −+ g −) jを経て収納口
177及び入山口142から回収/補充カセット140
に回収する。この場合、識別部110で斜行や厚さ異常
が検知された異常紙幣は、搬送路C+ f + g +
 hを通りリジェクト用の一時保留部124を介してリ
ジェクトカセット134に収納される。また、取込/取
出部+70は第7図で示したカセット140の取込み及
び取出しを行なう部分であり、データ入出力部171は
、カセット収納部175に収納された回収/補充カセッ
ト140のデータ記憶部141との間でデータの入出力
を行なうものである。
ところで、メモリ180はRAMとROMとで構成され
ており、 RAMは後述する金種別計数メモリを有し、
ROMは自動入出金機100の全体を制御するプログラ
ム等を格納している。すなわち、メモリ180内のRO
Mにはプログラムの他に収納状態検知センサ157に対
する収納カセット131〜134の状態値として、紙幣
収納カセット131−133については「満杯」は“1
000枚”、「満杯近し」は800枚”、「標準枚数」
は“500枚パ、r残りわずか」は°“200枚”、「
紙幣無し」は0枚”という数値が予め設定格納されてお
り、収納カセット131〜133のいずれかが「満杯近
し」の枚数(800枚以上)又は「残りわずか」の枚数
(200枚以下)となった時に、自動入出金4!110
0はMPU150を介して回収/補充カセット140と
の間で紙幣の回収又は補充を行なう、また1回収/補充
カセット140が「満杯」もしくは「紙幣無し」となっ
た時には入金取引や出金取引に関係なしに、ターミナル
管理@ 400からコール信号を発信して貨幣管理機2
00で当該カセットを回収し、新しい回収/補充カセッ
トを補充する。この場合、メモリ180のROMには回
収/補充力セツ) 140の収納枚数に対する基準枚数
が格−されており、「満杯」は“’ 1000枚°゛、
「満杯近し」は゛850枚°′、「残りわずか」は“°
50枚パ、「紙幣無し」は゛0枚°゛というような数値
で定められている。したがって、回収/補充カセット1
40内の紙幣数量がこれらの基準枚数となった時に、こ
れに対応する後述のフラグBF3〜BFBをオンする。
なお、リジェクトカセット134に関しては、「満杯」
が°“500枚゛°、「満杯近し」が450枚”°に設
定されてROMに格納されており、1杯近し」が収納状
態検知部157で判断された場合、MPU150はテラ
ーズマシン300のCR7表示装置303にその旨を表
示し、収納紙幣を手動又は自動的に取出すようになって
いる。
貨幣管理機200は相互に接続された2つのマイクロコ
ンピュータ(マイクロプロセッサ;以下、単にMPUと
する)250及び280を有しており、HPU250は
主としてカセットの移送を制御するようになっており、
MPU260は主として自動走行ユニット240を制御
するようになっており、いずれもアンテナ2(+1及び
通信部270を介してターミナル管理11400からの
コール信号を受信する。この場合。
通信部270はコール信号を受信してMPU260に対
して走行開始指令を与えると共に、どの自動入出金機が
カセット管理を要求しているかを回収/補充対象装置メ
モリエリアから識別してNPO280に情報を与える。
そして、MPU260にはパスライン251を介して移
動駆動部252.シャッタ部253.メモリ280等が
接続され、MPU260にはパスライン281を介して
誘導部262.メモリ290等が接続されている。ここ
において、移動駆動部252は入出金機IQOへ渡すカ
セットをモータ224の駆動等によって選択的に行なう
部分であり、シャッタ部253はシャッタ203を開閉
する部分である。また、警報部255は貨幣管理機20
0の収納カセットが無くなった場合のように、異常が生
じたときにブザーやランプで警報を発生するものであり
、誘導部282は走行センサ243からの検出信号を入
力して、ステアリングコントロール部244と協働して
自動走行ユニット240を床面の誘導帯3(3A、3B
・・・)に沿って走行させるものである。そして、警報
部283は自動走行ユニット240に対する警報を行な
うもので、障害物検知センサ208,207及び209
,210が障害物を検知して停止した時、自動走行ユニ
ット240の故障発生時、バラチリの充電中などに警報
ランプ211を点灯又は点滅するようになっている。
ここに、メモリ280は後述するカセット移送プログラ
ムを格納しているROMと1回収/補充力セッ) 14
0の取込み又は取出しを行なうために必要な情報を記憶
するRAMとで構成されており、メモリ280は自動走
行ユニッ) 240の走行プログラムを格納しているR
OMと、走行時に方向を制御したり、障害物の検知や電
源制御等に必要な情報を記憶するRAMとで構成されて
いる。
ところで、各1動入出金41 too内のメモリ180
のRAMは、−1第14図(A)に示すようなバッファ
メモリエリア180B 、フラグ領域180F及び同図
(B)に示すようなメインメモリエリア180Mをそれ
ぞれ有しており、バッファメモリエリア180Bは金種
別の入金バッファメモリB1−84.金種別の出金バッ
ファメモリ85〜B?、金種別の回入金(補充)バッフ
ァメモリ88〜810及び入出金(回収)バッファメモ
リBll〜813を有している。また、フラグ領域18
0Fは、自動入出金9100が入出金処理を終了した時
にオンされる入出金処理終了フラグBFIと、カセット
管理が必要な時にターミナル管理機400からのセレク
ティングによりオンされるカセット管理処理フラグBF
2と1回収/補充カセット及び収納カセットの収納状態
によってそれぞれオンされるフラグBF3〜BFBとを
有している。なお、フラグBFIは現金支払機B1であ
れば支払終了フラグであり、自動預金機CIであれば預
金処理終了フラグとなる。さらに、メインメモリエリア
180%はバッファメモリ180Bと同様な金種別の入
金メインメモリ旧〜M4.金種別の出金メインメモリM
5〜M7.金種別の回入金メインメモリM8〜[10及
び入出金メインメモリMll〜M13を有し、更に現在
の残高を金種別に記憶する有高メインメモリM14〜M
17を持っている。そして、入金時には金種別に入金バ
ッファメモリB1−84で加算計数され、取引成立で全
ての金種についての入金バッファメモリ81〜B4の内
容u1〜u4が入金メインメモリMl−M4及び有高メ
インメモリ M14〜1417に加算されて記憶され、
出金時には1枚放出毎に金種別に出金バッファメモリ8
5〜B7に加算すると共に、出金計数パルスGPI−C
:P3で有高メインメモリに14〜M1Bから減算を行
ない、取引成立で全ての出金バッファメモリB5〜B7
の内容u5〜u7が出金メインメモリM5〜M7に加算
されて記憶される。また1紙幣の補充時には金種別に回
入金バッファメモリ88〜BIGで計数され、さらに有
高メインメモリN14〜旧6に加算されて記憶される。
補充処理の終了時に全ての金種についての回入金バッフ
ァメモリ88〜810の内容u8〜ulOが回入金メイ
ンメモリM8〜旧0に加算されて記憶される。さらに、
紙幣の回収時には1枚放出毎に金種別に入出金バッファ
メモリB11−813に加算されると共に、回出金計数
パルスCP4〜CP6で有高メインメモリM14〜14
1Bから減算を行ない、回収処理の終了時に全ての金種
についての入出金バッファメモリBll〜B13の内容
u 11〜u13が入出金メインメモリl1l−に」3
に加算されて記憶される。第15図は貨幣管理機200
のメモリ280内のRAMの一部を示すものであり、貨
幣管理機200が回収/補充力セツ) 140を補充す
る時に、自動入出金機100からの補充金種信号を記憶
する補充メモリCBI〜CB3を有している。なお、補
充金種信号は、自動入出金9100のデータ入出力部1
07及び貨幣管理機200のデータ入出力部204を介
して行なわれる。
次に、親局であるターミナル管理機400と子局である
自動入出金機100(AI −A3) 、現金6支払機
Bl。
自動預金機引、自動両替機D1との間におけるデータ伝
送について説明すると、これら全ての子局のマイクロコ
ンピュータ等で成る演算制御装置をターミナル管理機4
00の演算制御部402に通信インタフェースを介して
通信回線CLで接続し、親局と多数の子局との間で通常
用いられているボーリング/セレクティング方式のよる
半二重通信を行なうことによって、各子局についての回
収/補充カセット内の紙幣収納状態を示すフラグBF3
〜BFBの内容ををターミナル管理4140(+へ送信
してフラグFl−F24へ記憶する。ここで、半二重通
信とはいずれか一方の局からしか、すなわち親局と当該
子局との間で交互にしか送信することができない通信で
あり、ポーリングとは親局が各子局に対して周期的に問
い合せを行ない、子局が親局に対してデータの送信を所
望しているか否かを調べることであり、セレクティング
とは親局が当該子局に対してデータ又は命令を与えるこ
とである。したがって、ポーリング/セレノティング方
式により、例えば各子局からそれぞれ回収/補充カセッ
トの紙幣収納状態が親局400に伝送され、この収納状
態データが親局400のメモリ部410の所定のフラグ
エリアに記憶され、演算制御部402は予め定められ優
先順位で7ラグF1〜F24を読出し、カセットの回収
/補充のためのコール信号を発信する−。
ポーリング/セレノティング方式のデータ伝送を説明す
ると、ポーリング/セレノティングに先立って親局から
各子局に対して回線の接続を要求するための問合せを行
なうが、以下ではこれをENQシーケンスという、この
ENQシーケンスにおいて、親局はこれから回線を接続
しようとする特定子局の局番、並びにポーリングかセレ
クティングかの区別等を所定のフォーマット電文として
通信回線CLに送出する。すなわち親局は複数の子局へ
のENQシーケンスヲ実行し、このENQシーケンスに
より順次子局を指定してポーリングのための回線接続を
める。また、各子局は1つの入出金取引や現金支払い2
預金2両替等の処理中であった場合は、入出金処理終了
フラグFLI(現金支払機81であれば支払処理終了フ
ラグ・・・)がオンしていないので、親局から上記回線
の接続要求があったとしてもこの要求を受付けない、な
お、親局400かものポーリングに際して子局A1〜D
1が送信するデータは回収/補充カセットの収納状態と
回収/補充対象装置メモリエリアに記憶されている装置
番号とである。
ターミナル管理機400はこのようなポーリングを各子
局^l〜口1に対して実行してフラグをセットした後、
貨幣管理機200に対してコール信号を発するため、優
先順位を決定する。つまり、収納状態7ラグFINF2
4についてフラグFlからF2 、 F3 、・・・F
24の順番にセットされているフラグを探す、第11図
(A)の例であれば先ずフラグFI4がセットされてい
ることから、入出金機A2のカセットが゛残りわずか°
゛であることになり、ターミナル管理機400は回収/
補充対象装置メモリエリアに記憶されている装置番号(
A2)に基づき、セレクティングをこの入出金機A2に
対して行なうことにより、入出金機A2のカセット管理
処理フラグBF2をオンにする。そして、ターミナル管
理機400は貨幣管理機200に対してコール信号を発
信し、装置A2のカセット管理処理を行なわせる。この
終了後に次の順番のフラグに対して、オンされているか
否かを探査する。この例ではフラグF15がオンされて
いるので、上述と同様に回収/補充対象装置メモリエリ
アの装置番号(A3)に従って、装置A3に対する同様
の補充処理を行なう。このような入出金機A3に対する
補充/回収処理の終了後、オンされている次のフラグを
探査するが、この例ではフラグF19がオンされている
ので、ターミナル管理機400は入出金機AIに対する
カセット回収を貨幣管理機200に指示することになる
。なお、ターミナル管理機400がアンテナ401を介
して発信するコール信号は、少なくとも回収/補充のカ
セット管理処理を行なう必要のある子局の装置番号を回
収/補充対象装置メモリエリアを介して伝送されるよう
になっている。また、ターミナル管理機400はポーリ
ング/セレクティング処理、収納状態検知処理、優先順
位決定処理を継続的に実行しており、収納状態フラグF
1〜F24のいずれもがセットされていなければ、コー
ル信号も発信されることはない。
このような構成において、その動作を第16図以下のフ
ローチャートを参照して説明する。
第16図は貨幣取引処理の全体的な動作例を示すもので
あり、待機状態(ステップSt)においては貨幣管理機
200°は銀行内の所定位置に待機されるようになって
おり、この待機状態で専用端子245Aを介して電源制
御部245内のバッテリを充電するようにしている。ま
た、貨幣管理機200のカセット取込/取出部220に
は、扉等を開けてカセット供給口213から所定枚数(
たとえば800枚)の紙幣が収納された金種別の回収/
補充カセット140が、業務開始に先立って収納されて
いる。この場合、取込/取出部220のカセット支持片
221A、221Bは全てモータ224の駆動によって
上限位置に達しており、第4図に示す如く上限位置にあ
るカセット支持片221A、221Bの載置片227L
に回収/補充カセット140を任意の順に載置する。な
お、こうして取込/地山部220内に収納する回収/補
充カセット140のデータ記憶部141には、別途デー
タ書込装置等で、カセット番号メモリAIにカセット番
号(XIOI)が、回収メモリ^2に各金種別カセット
から回収して紙幣の枚数(200)が、補充メモリA3
に各金種別カセットへ補充するための紙幣の枚数(El
oo)が、金種メモリA4に補充メモリA4に記憶され
ている紙幣の金種(万)がそれぞれ書込まれている。こ
れにより、任意に載置しても、そ゛の内容を読出すこと
により対処することができる。また、各入出金機100
のカセット収納部175にも業務開始に先立って回収/
補充力セラ)140が収納されるが、この回収/補充力
セラ) 140には万円券、五千円券及び千円券が適当
に混合して収納されている。この場合、入出金機100
及び貨幣管理機200にはそれぞれタイマ機構(図示せ
ず)が設けられており、貨幣管理機200は業務開始前
に自動的に回収/補充力セラ)140を補充し、自動入
出金機100は補充された回収/補充カセットを用いて
、各金種別収納カセット131〜133へ紙幣を自動的
に補充するようになっている。
このような貨幣取引処理の準備が完了すると、各自動入
出金機100は入金処理であるか否か(ステップS2)
、出金処理であるか否か(ステップS3)、自動入出金
機100内の収納紙幣(紙幣収納カセッ) 131〜1
33及び回収/補充カセット140)に回収又は補充の
必要が生じ、ターミナル管理機400がコール信号を発
信しているか否か、つまりカセット管理処理フラグBF
2がオンしているか否か(ステップS0、事故であるか
否か(ステップS5)の判断を行なうようになっており
、テラーズマシン300の操作部302の入金モードキ
ーが操作されると、後述する入金処理(ステップ510
0)が実行され、同様に操作部302の出金モードキー
が操作されることにより後述する出金処理(ステップ5
200)が実行される。そして、入金処理を行なうと入
出金機100内の紙幣収納カセット131−133の収
納紙幣枚数が増加するので、紙幣収納力セラ) 131
〜133から回収/補充力セラN40に紙幣を回収する
必要があるか否かを判断しくステップS7)、回収の必
要がある場合には後述する紙幣回収処理(ステップ53
00)を実行して待機状態となる。また、出金処理を行
なうと入出金機100内の紙幣収納カセット131−1
33の収納紙幣枚数が減少するので、回収/補充カセッ
ト140から紙幣収納カセット131〜133に紙幣を
補充する必要があるか否かを判断しくステップS8)、
補充の必要がある場合には後述する紙幣補充処理(ステ
ップ3400)を実行して待機状態となる。そして、自
動入出金機100のいずれかの紙幣収納カセットに更に
紙幣補充の必要が生じた場合、又は回収/補充カセット
140に紙幣の回収又は補充の必要が生じた場合には、
その自動入出金機100についてのコール信号がターミ
ナル管理機400から発信され、貨幣管理機200に対
して貨幣の適正管理を要求することにより、後述するカ
セット管理処理(ステップ5500)が実行される。さ
らに、入出金機100自体に紙幣の詰り、故障等が発生
すると事故として機械自体が停止すると共に、テラーズ
マシン300のCR7表示装置303に事故内容が表示
され、事故が解除されると再び待機状態に戻る(ステッ
プS6)。
先ず、紙幣自動入出金機100の入金処理(ステップ5
100)の動作を第15図のフローチャートを参照して
説明すると、先ずフラグ領域180Fの人出01) 、
MPU150は投入III 101又は103 ニ紙幣
が投入′されたか否かを判断しくステップ5102)、
1次側の投入口101に紙幣が投入された場合には1次
側の取込/返却部152をオンさせ(ステップ5103
) 、2次側の投入口103に紙幣が投入された場合に
は2次側の取込/返却部153をオンさせる(ステップ
S+04) 、そして、投入口101に投入された紙幣
は取込/返却部152で1枚ずつ取込まれ、搬送路a−
+bを経て識別部110に送られ、投入口103に投入
された紙幣は取込/返却部153で1枚ずつ取込まれ、
搬送路6 + JL + l)を経て識別部!10に送
られて入金紙幣に対する高級識別が行なわれる(ステッ
プ3105) 、この識別部110における識別により
、偽券、識別不能券、厚さ異常券が識別された場合には
、異常紙幣として搬送路C→d + eを経てプール部
102^に送ってから支払返却口102に返却するか、
搬送路C+ fを経てプール部104Aに一時保留した
後にテラー側の支払返却11104ニ返却すル(ステッ
プ51013. S10?) 、 ソして、識別部11
0で正常紙幣と判断された場合には、表裏反転部11.
1で紙幣の表裏を揃えた後に搬送路C+ f + g 
+ hに搬送すると共に、識別された金種に対応する入
金バッファメモリ81〜B4を「+l」加算する(ステ
ップ5IO6,3108)。また、識別部110では投
入された紙幣が500円紙幣であるか否−かを判断して
おり(ステップ3109) 、 500円紙幣は搬送路
りからリジェクト用一時保留部124に収納しくステッ
プ5ill) 、 500円紙幣以外の紙幣は搬送路り
からそれぞれの該当する一時保留部121−123に一
時保留する(ステップ5IIO)。
尻のような入金取込動作を投入口101又は103に投
入された紙幣の全てについて繰返し、取込終了となった
時(ステップ5112)に該当する取込/返却部152
又は153をオフとする(ステップ5113)。この後
、テラーが顧客と入金枚数や金額等の確認をしてからテ
ラーズマシン300の操作部302の入金キーを操作す
ることにより、一時保留部121〜124に一時保留さ
れている紙幣が取込/取出部154を介して一括してそ
れぞれ対応するカセット131−134に収納される(
ステップ5114,5115)。そして、入金バッファ
メモリB1−84にそれぞれ加算計数されている金種別
の入金データul〜u4をこれに対応する入金メインメ
モリにト14に転送すると共に、有高メインメモリ14
〜N17に加算計数しくステップ5llB) 、この後
に入金バッファメモリB1〜B4の内容をクリアしくス
テップ5118)、その後に入出金処理フラグBFIを
オンする(ステップ51113)。なお、ステップ51
14で一時保留部121〜124に保留されている紙幣
をカセット13.1−134に収納しない場合には、一
時保留部121−124を手で取出して一括して外部に
取出して返却するか、別途設けられた搬送手段で自動的
に一枚ずつ搬送して返却する(ステップ5117)。以
上により、入金処理が終了する。
次に、第18図のフローチャートを参照して自動入出金
機100の出金処理を説明すると、出金処理の動作に先
立って入出金処理終了フラグBFIがオフされ(ステッ
プ5201) 、テラーはテラーズマシン300の操作
部302で出金モードキーを指示すると共に、テンキー
等で出金額を入力することにより必要金種−が自動的に
判別され、該当するカセット131〜133の紙幣が取
込/取出部155及び紙幣取出機構131A−133^
を介して1枚ずつ搬送路!に取出される(ステップ92
02) 、そして、取出された紙幣は搬送路47−+ 
k→bを経て識別部110に送られて低級識別が行なわ
れ(ステップ5203) 、異常紙幣の場合には搬送路
C4f+g+hを経て一時保留部124からリジェクト
カセツ[34に収納され(ステップ5204,205)
 、正常紙幣は表裏反転部111で紙幣の表裏を揃えら
れて後に搬送路Cに送られると共に、出金バッファメモ
リ85〜B7の該当するメモリに「+l」加算計数する
(ステップ820B)。この時、出金計数パルスCPI
−CP3が出力され、対応する有高メインメモリM14
〜旧6から「−1」ずつの減算が行なわれる。そして、
HP0150は出金の要求が1次側であるか2次側であ
るかを判断しくステップ5207) 、1次側の要求の
場合には搬送路C+d −+ 6を経てプール部102
Aに搬送しくステップ320B) 、 2次側の要求の
場合には搬送路c+fを経てプール部104^に搬送し
くステップ5201+) 、入力された出金額となるま
で上述の動作を繰返す(ステップ5210)。入力され
た出金額となって取出し動作が終了すると、テラーはC
R7表示装置303の表示を見て支払がOKであるか否
かを判断しくステップ5211) 、 OKの場合には
操作部302の支払キーを操作することによりプール部
102A又は104^に一時保留されている紙幣が支払
返却口102又は103に搬送され(ステップ5212
) 、 出金バッファメモリ85〜B7に加算計数され
ている金種別の加算計数データu5〜u7を出金メイン
メモリM5〜M7に転送しくステップ5213) 、リ
ジェクト用一時保留部124に保留されている紙幣をリ
ジェクトカセット134に収納した後(ステラ7’52
14) 、 /<ラフアメモリ85〜B7の内容をクリ
ア(ステップ5215) 、その後に入出金処理終了フ
ラグBFI をオフする(ステップS219)。
なお1紙幣収納力セラ)131−133から紙幣を1枚
取出す毎に、有高メインメモリM14〜111Bに出金
計数パルスCPI−CP3が減算信号として入力されて
いるので、有高メインメモリM14〜MIEIの枚数デ
ータは収納力セラ) 131〜133の収納枚数と常に
一致するようになっている。また、上記ステップ521
1で支払額がOKでない場合には、テラーが操作部30
2の回収キーを操作することによりプール部102A又
は104Aの保留紙幣が回収され(ステップ321B)
 、バッファメモリB5〜B7がクリアされ(ステップ
9217) 、再放出が必要であるか否かを判断しくス
テップ3218) 、再放出(出金処理)の場合には上
記ステップ5201に戻って上記動作を再度行なうこと
になる。
次に、第18図(A)、(B)及び第18図(A)〜(
G)のフローチャートを参照して紙幣管理処理(ステッ
プ3300.840G)及びカセット管理処理(ステッ
プ5500)の動作例を説明するが、第18図(^)は
紙幣自動入出金機100の紙幣回収処理の動作例を、同
図(B)は紙幣補充処理の動作例を示し、第20図(^
)〜(C)は主に貨幣管理機200側のカーセット管理
の動作例を示している。
まず、第9図(A)に示す紙幣自動入出金機100の回
収動作を説明すると、自動入出金機looの紙幣収納力
セラ目31−134の紙幣の収納枚数は収納状態検知部
157で常時検知されており、カセット131〜133
のいずれかが「満杯近し」の“8o。
枚”以上となった時には収納紙幣カセットから紙幣を回
収/補充力セラN40に回収する必要があり、このよう
な紙幣の回収処理が必要な場合には、先ず回収部151
1をオンさせ(ステップ5301)、取込/取出部15
5及び紙幣取出機構131A〜133Aを介して該当す
るカセラh131〜133から紙幣を1枚ずつ取出し、
搬送路!→に+bを経て識別部110に送る(ステップ
5302) 、識別部110では送られて来た回収紙幣
の識別をない(ステップ3303) 、異常紙幣につい
ては表裏反転を行なうことなく搬送路C→f −+ g
 −+ )、を経て一時保留部124を介してリジェク
トカセット134に収納しくステップ9304,930
5)、正常紙幣については表裏反転部111で紙幣の表
裏を揃えた後に搬送路c+f→g−+jを経てカセット
収納部175に収納された回収/補充カセラH40に紙
幣を送出して回収する(ステップ3304,930B)
、このとき、回出金バッファメモリB11−813に紙
幣の取出しに対応して「+1」の加算計数が行なわれる
と共に、回収/補充カセット140のデータ記憶部14
1の回収メモリA2にも「+1」され(ステップ930
?) 、回収メモリA2の計数値がたとえば“500枚
”以上であるか否かを判断し、 500枚以上の場合に
はフラグ、領域180Fの満杯フラグBF3をオンする
(ステップ530B 、33011)。また、計数値が
50θ枚以下の場合には更にたとえjf“450枚゛以
上であるか否かを判断し、 450枚以上の場合には満
杯近しフラグBF8をオンする(ステップ5311)。
そして、有高メインメモリM14〜M113にも回出会
計数パルスCP4〜CP6が入力されて減算計数される
ようになっており、当該カセット内の収納紙幣が標準枚
数の500枚となるまで上記回収動作が繰返され、50
0枚となった時に取出終了となる(ステップ5312)
。こうして、−金種についての取出しが終了すると、次
に他金種についても同様な回収動作が必要であるか否か
を判断しくステップ9313) 、他金種についての回
収が必要な場合にはステップ5302に戻って上述と同
様な回収動作を行なう、そして、他の金種についての回
収が必要ない場合、又は満杯フラグBF3がオンされた
場合には回収部15111をオフシ(ステラ7S314
) 、回出金バッファメモリ811〜813の内容ul
l〜u13を回出金メインメモリM11〜MI3に転送
しくステップ5315) 、回収処理を終了する。
また、第9図(B)に示す紙幣自動入出金機100の紙
幣補充処理動作を説明すると、自動入出金機!00の紙
幣収納カセット131〜134の紙幣収納枚数は収納状
態検知部157で常時検知されており、カセット131
−133のいずれかが「残りわずか」の゛200枚”以
下となった時には、回収/補充カセット140から紙幣
収納カセット131〜133に紙幣を補充する必要があ
る。このような紙幣の補充処理が必要な場合には補充部
158をオンさせ(ステップ8401) 、紙幣取出機
構14OA及び取込/取出部170を介して回収/補充
力セラ) +40から紙幣が1枚ずつ放出される。こう
して1回収/補充カセット140から放出された紙幣は
搬送路II + k→bを経て識別部110に送られて
紙幣の識別が行なわれ(ステップ5462) 、異常紙
幣は搬送路C+f→g−+jを経て回収/補充力セラ)
 140に返送される(ステップ9403.9404)
、また、正常紙幣は表裏反転部111で紙幣の表裏が揃
えられた後、搬送路C−+ f −+ g −+ hを
経て該当する金種別の一時保留部121〜123に保留
されると共に、該当する回入金バッファメモリ88〜B
IOに「+l」の加算計数が行なわれ(ステップ940
5,8408)、回収/補充力セラ) 140のデータ
記憶部141の補充メモリA3は「=l」される(ステ
ップ54Q7) 、この時、補充メモリA3の計数値が
“O”であるか否かを判断し、0”の場合にはフラグ領
域180Fの紙幣無しフラグBF4をオンする(ステッ
プ940B、9410)、また、補充メモリA3の計数
値が“O”でない場合には、更に“100枚゛゛以上で
あるか否かの判断を行ない、 100枚以下の場合には
残りわずかフラグBF5をオンする(ステップ5409
,5411)、そして、カセット131〜133の収納
枚数は有高メインメモリ[14〜に!6で把握されてお
り、その収納枚数が標準枚数に設定されている500枚
となるまで上記補充動作を繰返す(ステップ5412)
 、また、収納枚数が500枚となって取込終了となっ
た場合には、更に他金種についての紙幣の補充が必要で
あるか否かを判断しくステップ5413) 、他金種に
ついての補充が必要な場合には更に上述の補充動作を繰
返す。
他金種についての補充が必要でない場合、又は紙幣無し
フラグBF4がオンされた場合には補充部15日をオフ
しくステップ5414) 、一時保留部121〜124
に保留されている紙幣を取込/取出部154を介して一
括して紙幣収納力セラ) 131〜134に収納する(
ステップ5415)。そして、回入金バッファメモリ8
8〜810に加算計数されているデータu8〜ulOを
回入金メインメモリM8〜MIO及び有高メインメモリ
旧4〜81Bに転送しくステップ541e)、補充動作
−を終了する。
次に、カセット管理処理を主に貨幣管理機2o。
側の動作について第20図(A)〜(C)を参照して説
明すると、貨幣管理機200は通常時には所定位置に待
機しており、ターミナル管理a400によりカセット管
理処理フラグBF2がオンされ、自動入出金機100の
いずれかについてのコール信号をターミナル管理機40
0からアンテナ201及び通信部270を介して受信す
ると(ステップ5500) 、 MPU280が通信部
270からの走行開始指令に従って自動走行ユニット2
40の走行駆動部241を介して駆動輪242を駆動す
ると共に、いずれの入出金機に対するコール信号が発信
されたかを判別することにより、貨幣曽理@ 200は
優先順位に従ったカセット管理を必要とする自動入出金
機に向って走行を開始する(ステー、プ5501)。な
お、ターミナル管理機400が通信部403を介してア
ンテナ401からコール信号を発信するのは、1動入出
金機100側の判断により回収/補充カセット140の
収納紙幣が予め定められた上下限枚数(たとえば上限枚
数1000枚、下限枚数50枚)を越えた時、もしくは
紙幣収納カセット131〜133が回収/補充カセット
140から紙幣の補充を行なっても、尚[残りわずか」
の枚数以下となっている時である。また、コール信号を
受信しない場合j±事故であるか否かを判断しており(
ステップ5502) 、事故の場合にtよ警報部255
から警報を発する(ステップ5503)。
貨幣管理機200は障害物検知センサ20Ef、207
及び20θ、210で管理機の走行方向及びその床上に
障害物が無いか否かを検知しくステ・ンプ5504) 
、障害物が検知された場合には走行を停止すると共に(
ステップ3505) 、警報部263を介して警報ラン
プ211 を点滅又は点灯する(ステップ55Qfり。
その後、警報が解除されるのを待ち、つまり障害物が除
去されるのを待ち(ステップ5507) 、障害物が無
い場合と同様にステップ8508のステアリングコント
ロールに進む。このステアリングコントロールでは、走
行センサ243が床上の誘導帯3.3A、3B、・・・
の位置ずれを検出し、その位置ずれがゼロとなるように
ステアリングコントロール部244を介して走行輪24
2の方向を制御することにより、カセット管理を必要と
する自動入出金機100まで走行し、その手前に設けら
れている停止マーク(4^、4B)(7)位71−c停
止t6(ステップ9509,9510)、 コの位置で
、紙幣自動入出金機100の接続部108A、108B
と貨幣管理機200の接続部202A、202Bとを機
械的に接続して固定しくステップ5511) 、データ
入出力部107及び204を介して自動入出金機10G
との間でデータを通信できるようにし、MPU150は
紙幣自動入出金機100からカセット回収指令又はカセ
ット補充指令、あるいはそのいずれもが入力され、更に
カセット補充のための金種信号が入力されて補充メモリ
CBI−CB3に記憶される。
このようにして自動入出金機100と貨幣管理機200
の接続が完了すると、第20図(B)に示すようなカセ
ットの回収、補充処理(ステップ5520)が行なわれ
、その後に貨幣管理機200は第20図(C)に示すよ
うな待機位置へ戻る戻りの動作を行なって(ステップ5
550) 、カセットの回収及び補充動作を終了する。
先ず、第20図(B)に示すカセットの回収、補充処理
を説明すると、貨幣管理機200はシャッタ部253を
介してシャッタ203を開き(ステップ5521) 、
移動駆動部252を介してコンベア233を■位置から
工位置に回動しくステップ5522) 、、第7図及び
第8図に示すようにコンベア233を自動入出金機10
0の導入ガイド108Gのローラ172上に載置する。
コンベア233が導入ガイド108Gのローラ172上
に載置されたことが別途センサによって確認されると、
入出金機100の肝υ150はシャッタ部151を介し
てシャッタ1(19を開き(ステップ5523) 、回
収/補充カセットを回収するのか又は補充するのかを判
断しくステップ5524)、回収する場合にはMPU2
50はコンベア230及び233をモータ231及び2
32の駆動によって逆転させる(ステップ5525)。
これと同時に、自動入出金機100のMPU150は取
込/取出部170のコンベア173及び174を逆転さ
せ(ステップ352El) 、カセット収納部175に
収納されているカセットを外部に移送し、これと同時に
カセット取込/取出部220の指定された金種(カセ−
/ )が載置されてI/’ない支持片)のモータ224
を駆動して、駆動機構223を介してスクリュー棒22
2A及び222Bをccw方向に回転することによりカ
セット支持片221^及び221Bを0方向に下降させ
、カセット支持片221A及び221Bがコンベア23
0よりも下方の所定位置となった時に、モータ224を
停止させて待機している0入出金機100の取込/取出
部170のコンベア173及び174が逆転されること
により、カセット収納部175に収納されている回収/
補充カセット140は入出金* iooの外方に移送さ
れて第8図の14OAに示すような位置まで移送され、
更に貨幣管理機200のコンベア233及び230が逆
転されていることにより更に移送され、ついには貨幣5
管理機200の所定位置(回収を指示された金種位置、
すなわちカセット支持片221A及び221Bの待機位
置)に達したか否かを判断しくステップ3528) 、
所定位置に達した場合には貨幣管理機200のコンベア
230及び233を停止すると共に(ステップ5529
)、入出金機100の取込/取出部170のコンベア1
73及び174も停止する(ステップ9530) 、こ
うして回収されたカセット140が所定位置に達すると
、MPU250はカセット取込/取出部220のモータ
224を駆動することにより、カセット支持片221A
及び221Bを上昇させ、カセット支持片221A及び
221Bが上昇することによりコンベア230上に移送
されて来て停止しているカセラ) 140の底面に蔵置
片227の上面が当り、そのままカセy)140を載置
して上昇する(ステップ5531)。そして、この上昇
によりカセット140が所定位置に達した時に、モータ
224の駆動が停止される(ステップ5532.553
3)、これにより、コール信号を発信した自動入出金機
100からの回収/補充カセット140の回収処理が終
了する。
この後、MPU250はカセットの補充が必要であるか
否かを判断しくステップ5534) 、カセットの必要
な場合にはカモ−2ト取込/取出部220のモータ22
4を駆動することにより、データ入出力部228を介し
て回収/補充力セラh 140のデータ記憶部141の
内容を読出し、第15図の補充メモリCBI〜CB3に
記憶された内容と比較し、補充メモリCBI〜CB3に
指示された金種のカセットを下降しくステップ!953
5) 、 カセラ) 140がコンベア230の上に載
置され、カセット支持台221A及び221Bが所定の
停止位置に達した時にモータ224を停止させる(ステ
ップ553B、5537)、そして、貨幣管理ja20
0のコンベア230をモータ231で正転させると共に
、モータ232を駆動することによってコンベア233
を正転させ(ステップ8538) 、更に自動入出金4
1100のコンベア173及び174を正転させる(ス
テップ5539)。このように、コンベア230,23
3及びコンベア173,174を正転させることにより
、コンベア230上に載置されている指定金種の回収/
補充カセット140は貨幣管理機200から紙幣自動入
出金機100に移送され、ついには自動入出金機100
の力士−、)収納部175に収納され、所定位置に達し
たことが別途センサによって確認されると(ステップ9
540) 、 MPU150はコンベア173及び17
4を停止しくステップ5541) 、貨幣管理機200
のNP[1250はカセット取込/取出部220のコン
ベア230及び233を停止する(ステップ5542)
 。
このようにしてカセットの補充処理が終ると、紙幣自動
入出金機100のNPt1l15Gはシャッタ部151
を介してシャッタ108を閉め(ステップ9543) 
貨幣管理機200のMPU250は移動駆動部252を
介してコンベア233を1位置から11位置に回動しく
ステップ5544) 、その後にシャッタ203を閉め
る(ステップ9545)。
なお、ステップ5524でカセットの回収を要求してい
ない場合にはカセットの補充を要求していることになる
ので、ステップ5535にスキップしてカセットの補充
を行なうことになる。また、ステップ5534で補充を
要求していない場合には、ステップ5543にスキップ
してカセット回収の処理を終了する。以上により、ター
ミナル管理機400からコール信号が発信された場合の
カセットの回収、補充処理が終了する。なお、回収され
た回収/補充カセットは出納室に運ばれ、新たに紙幣が
補充されない限り、入出金機100に補充されることは
ない。
こうしてカセット管理が終了すると、貨幣管理機200
は所定の待機位置に戻るか、コール信号を発信した他の
自動入出金機の位置まで進んで同様なカセット管理を行
なうが、この例では所定の待機位置に戻る動作例を第2
0図(G)に示して説明する。戻りが開始されるとカセ
ット管理終了フラグBF2をオフして自動入出金機10
0との接続を解除しくステップ5551) 、貨幣管理
機20Gは障害物があるか否かを判断して、障害物があ
る場合には警報ランプ211を点滅又は点灯しくステッ
プ5552,5553)、障害物がない場合に上述と同
様に走行を行ない(ステップ5554) 、その走行路
に障害物がある場合には走行を停止して警報ランプ21
1を点滅又は点灯する(ステップ5555〜8558)
 、そして、障害物がない場合には上述と同様なステア
リングコントロールを行ない(ステップ9559) 、
 所定の待機位置まで走行して停止する(ステップ95
80,9561)。
ところで、営業終了時に自動入出金機100は、金種別
紙幣収納力セラ) 131〜133から回収/補充カセ
ット140へ紙幣を回収し、その回収/補充カセット1
40を貨幣管理機20Gが自動回収して出納室等へ運搬
する。
なお、上述の実施例では貨幣管理機200は内蔵した電
源制御部245内のバッテリでカセットの取込み取出し
の駆動電力を供給するようにしているが、自動入出金機
100との接続後に入出金機100からのコネクタによ
り電力を供給してもらい、カセット回収、補充処理の電
源とするようにしてもよい、また、自動入出金機100
のデータ出力部107及び貨幣管理機200のデータ入
力部204をそれぞれのシャッタ10111及び203
内に設け、シャッタ108及び203を開けてデータの
授受を行なうようにしてもよい、さらに、自動入出金機
の紙幣収納カセットは入出金処理で兼用するようにして
いるが、入金用及び出金用に側々の収納カセットを設(
すて管理するようにしてもよく、自動入金機及び自動出
金機のように全くの別装置で処理を行なうようにするこ
とも可能である。この場合、回収専用カセット、補充専
用カセットを取込み又は取出すようにすればよい、また
、上述の実施例では紙幣についての管理を説明している
が、硬貨についても応用することが可能である。
さらに、上述の実施例では自動入出金機側で回収/補充
カセットの紙幣収納枚数を把握し、基準値との比較によ
って満杯フラグ、紙幣無しフラグ等をオンするようにし
ているが、自動入出金機の回収/補充カセット内の紙幣
枚数をターミナル管理機に伝送し、ターミナル管理機側
で基準値と比較し、上記各フラグをオンするようにして
も良い。
発明の効果; 以上のようにこの発明によれば、自動走行する貨幣管理
機によって貨幣取引装置に対する貨幣の回収、補充を回
収/補充カセットにより自動的に行なうため、テラーや
出納に何ら手をわずられす必要がなくなり、テラーは顧
客との応対に専任でき、効率の良い窓口での取引業務を
行なうことができる。また、多量の現金をテラーの窓口
と出納との間でやりとりする必要がなくなり、重量のあ
る現金カセットを持ち運びすることも不要となり、テラ
ーにとっては労力の軽減となる。さらに、貨幣取引装置
内に滞留する現金の量を適正に管理することが可能とな
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による銀行窓口のレイアウト例を示す
外観図、第2図はこの発明における紙幣自動入出金機の
概略的な機能構成を示す図、第3図はこの発明に用いる
貨幣管理機の概略的な機能構成を示す図、第4図は貨幣
管理機のカセット取込/取出部の一例を示す機構図、第
5図及び第6図はその一部を示す構造図、第7図及び第
8図は紙幣自動入出金機の取込/取出部の詳細を示す斜
視図、第9図はカセットのデータ記憶部のメモリ例を示
す配列図、第10図はターミナル管理機と貨幣取引装置
との接続関係の一例を示すブロック図、第11図(^)
 、 (B)はターミナル管理機のメモリ部の一例を示
す構成図、第12図は紙幣自動入出金機の制御系を示す
ブロック図、第13図は貨幣管理機の制御系を示すブロ
ック図、第14図(^)及び(B)は紙幣自動入出金機
内のメモリのバッファメモリ、フラグ領域及びメインメ
モリの構成例を示す図、第15図は貨幣管理機内のメモ
リの構成例を示す図、第18図はこの発明の全体的な動
作例を示すフローチャート、第17図は入金処理の動作
例を示すフローチャート、第18図は出金処理の動作例
を示すフローチャート、第18図(A)及び(B)は紙
幣回収及び補充の動作例を示す紙幣自動入出金機側のフ
ローチャート、第20図(A)〜(C)はカセットの管
理動作例を示す貨幣管理機側のフローチャートである。 l・・・顧客側、2・・・テラー側、3・・・主誘導帯
、100・・・紙幣自動入出金機、102,104・・
・支払返却口、107・・・データ入出力部、110・
・・識別部、111・・・表裏反転部、 121〜12
4・・・一時保留部、 131〜134・・・紙幣収納
カセット、150・・・マイクロコンピュータ(MPU
) 、 152,153・・・取込/返却部、157・
・・収納状態検知部、158・・・補充部、158・・
・回収部、160・・・通信部、180・・・メモリ、
200・・・貨幣管−埋積、201・・・アンテナ、2
05・・・データ入出力部、213・・・カセット供給
口、220・・・カセット取込/取出部、240・・・
自動走行ユニット、241・・・走行駆動部、242・
・・走行輪、243・・・走行センサ、244・・・ス
テアリングコントロール部、245・・・電源制御部、
250.288・・・マイクロコンピュータ(MPU)
 、 252・・・移動駆動部、282・・・誘導部、
270・・・通信部、28(1。 280・・・メモリ、300・・・テラーズマシン、3
01・・・デスク、302・・・操作部、303・・・
CR7表示装置、400・・・ターミナル管理機、40
1・・・アンテナ、41O・・・メモリ部。 出願人代理人 安 形 雄 三 第 4 図 第 5 図 第 6 図 1/)Q 第 7 図 第 9 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 貨幣の入金処理及び又は出金処理を行なう複数の
    貨幣取引装置に内蔵されている金種別カセットに収納さ
    れている貨幣の現在量を検知し、予め定められた上下限
    数量に対して過不足を生じたときに、内蔵されている回
    収/補充カセットと前記金種別カセットとの間で貨幣の
    自動回収又は自動補充を行なうと共に、自動回収及び又
    は自動補充の不能状態を集中的に管理し、不能状態を生
    じた前記貨幣取引装置に対して、予め定められた優先順
    位に従って走行可能な貨幣管理機を接続して前記回収/
    補充カセットを自動回収又は自動補充し、前記貨幣取引
    装置の貨幣量を適正に管理するようにしたことを特徴と
    する貨幣管理方法。 2、 内蔵した金種別カセットに収納した貨幣により入
    金処理及び又は出金処理を行なうと共に、別に内蔵した
    回収/補充カセットとの間で貨幣の自動回収又は自動補
    充を行なうようになっている複数の貨幣取引装置と、前
    記金種別カセット内の各収納貨幣量及び前記回収/補充
    カセット内の貨幣量を検知する貨幣量検知手段と、前記
    複数の貨幣取引装置に接続され、前記貨幣量検知手段に
    よっていずれかの収納貨幣量が予め定められた設定範囲
    外となった時に通信手段を介してコール信号を発信する
    ターミナル管理機と、金種別の回収/補充カセットを搭
    載し、前記コール信号を受信して走行可能な貨幣管理機
    とを具え、前記各貨幣取引装置に前記貨幣管理機との間
    で回収/補充カセットの取込み/取出しを行なう取込/
    取出手段を設け、前記貨幣管理機に回収/補充カセット
    を搭載するためのカセット収納部と、前記ターミナル管
    理機から前記コール信号を受信して貨幣管理を必要とす
    る前記貨幣取引装置に走行して接続する走行接続手段と
    、接続された前記貨幣取引装置との間で前記回収/補充
    カセットの取出し/取込みを行なう取出/取込手段とを
    設け、前記各貨幣取引装置と前記貨幣管理機との間でカ
    セット単位の貨幣管理を行ない、前記各貨幣取引装置に
    内蔵された前記金種別カセット内の貨幣量を適正に管理
    するようにしたことを特徴とする貨幣管理装置。
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