JPS604823Y2 - アツシユトレ−構造 - Google Patents

アツシユトレ−構造

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JPS604823Y2
JPS604823Y2 JP9465079U JP9465079U JPS604823Y2 JP S604823 Y2 JPS604823 Y2 JP S604823Y2 JP 9465079 U JP9465079 U JP 9465079U JP 9465079 U JP9465079 U JP 9465079U JP S604823 Y2 JPS604823 Y2 JP S604823Y2
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JP
Japan
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outer case
ash tray
mounting part
ribs
mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP9465079U
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English (en)
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JPS5612998U (ja
Inventor
文義 佐藤
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Priority to JP9465079U priority Critical patent/JPS604823Y2/ja
Publication of JPS5612998U publication Critical patent/JPS5612998U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアッシュトレー構造、特に自動車用アッシュト
レーの取付構造に関するものである。
この種アッシュトレーはアウターケースを相手側取付部
に取付はインナーケースをこのアウターケースに対し引
出し自在にして組合わせる構造を採用しているが、この
アウターケースを相手側取付部へ取付けるに際し実開昭
52−101592号公報、同53−4958松報、同
50−12984公報などにより公知な技術を第1図で
示すようにアウターケース1をスクリュー2で単に相手
側取付部3,4へ取付けることが多く、アウターケース
1にはそのための取付孔5.6.7だけを猛威している
又、図示はしないが、この取付孔5に代えて、其処へ爪
体を取付は相手側取付部3へ係合させる構造がある。
しかしながら、この様な従来のアッシュトレー構造では
上下方向、左右方向の位置決めが難しく、仮りに位置決
めできても製作上の公差の吸収ができず、無理に取付け
を行なうと相手側取付部やアウターケースに変形が生じ
易<、シかも取付作業性もそれ程良いものではないとい
う不都合がある。
本考案は叙上の点に着目して開発されたもへで、アッシ
ュトレーのアウターケース後面を相手側取付部へ差込み
自在とし且つ同アウターケースの前方はスクリューを介
して相手側取付部に取付けるものとし、これら前後両歌
付部分に工夫を仮えて上下及び左右方向の位置調整や製
作上の公差の吸収を可能にし作業性を格段と向上したア
ッシュトレー構造を提供せんとするものである。
そして具体的には本考案はこのような意図の下で、アッ
シュトレーのインナーケースを保合・保持させるアウタ
ーケースとこのアウターケースを取付ける相手側取付部
とから戒り、アウターケースは上面の後方に差込み用の
爪体を又前方にスクリュー取付は用の切起し部を有し且
つ後面を傾斜面付きの差込み部とし、一方相手側取付部
は中間溝を残して上下2段にリブを突出形成した後方取
付部及びスクリュー取付用の前方取付部を備え、後方取
付部の上段リブはアウターケースの上記爪体を受止め、
中間溝と下段リブはアウターケースの上記後面の差込み
部を受止めるもので且つこの下段リブにはアウターケー
スの左右位置決め用の突出リブを付加形成したものであ
ることを特徴とするアッシュトレー構造を提供せんとす
るものである。
以下、この詳細を第3図〜第9図に示す実施例に基づい
て説明する。
尚、以上及び以下の説明に於いて、上下、左右及び前後
の各方向を示す用語は、′上下方向ヨが第3図矢視X方
向を、′左右方向ヨが第4図矢視Y方向をそして1前後
方向ヨが第4図矢視2方向を各々示すものとして用いる
ものでる。
本考案に係るアッシュトレー構造はアッシュトレー側と
相手側取付部と9組合わせ構造より成るものである。
アッシュトレー側はインナーケース8及びアウターケー
ス9から構成され、そして相手側取付部は後方取付部1
0及び前方取付部11から構成されるものであって、本
考案では特にアウターケース9及び後方取付部10に特
別な配慮が施こしである。
インナーケース8の上方側に位置させるアウターケース
9は上面の後方に爪体12,12を形成する。
この爪体12,12は後端部13,13を折り上げ且つ
折上げた角部を斜めに切除し其処を傾斜面14.14と
する〔第3図、第4図、第8図参照〕。
このような折上げた後端部13,13及び傾斜面14.
14は相手側の後方取付部10に対する差込みを極めて
容易にするものである。
一方アウターケース9の上面の前方にスクリュー15取
付用の切起し部16を形成する。
この切起し部16は切起こし外周部17がスリット18
を介してアウターケース9より切離されており、弾性を
利かすようにしである。
アウターケース9を金属製とした場合その使用金属材の
弾性がそのまま利用できることは勿論である。
アウターケース9の後面は傾斜面19付きの差込み部2
0として形成される。
この傾斜面19はアウターケース9の左右側の折下げ部
21,21の後端面22,22に形成するだけでもよい
アウターケース9に以上のような切起し部16や傾斜面
19を設けたことは本考案の特色の1つであって、後述
する多くの作用・効果を生ずる部分である。
アウターケース9へは、その内側の左右側面部に板バネ
23,23及びガイド用スライドレール24が設けられ
、インナーケース8は、その左右両側面に設けた突条2
5,25をこの板バネ23とスライドレール24間に介
入させることでアウターケース9に係合・保持され〔第
7図参照〕且つその引手部26の引出し引戻しで前後方
向に移動自在とされるものである。
尚、アウターケース9にはガラス窓27を設けるための
開口28が形成される。
アウターケース9を取付ける相手側取付部の内、後方取
付部10は通常クラスターリッドやインストロアーカバ
ーと称する部分を活用するもので、この後方取付部10
には、間に中間溝29を残し上下2段にリブを突出形成
するものである。
上段リブ30,30はアッシュトレー側アウターケース
9の爪体12,12を受止めるものであり、先端にガイ
ド用傾斜面31を有する〔第8図参照〕。
中間溝29と下段リブ32,32はアウターケース9の
後面に形成した差込み部20を受止めるものであり、下
段リブ32,32は先端にガイド用傾斜面33を備える
〔第9図参照〕。
更にこの下段リブ32,32は突出リブ34,34を付
加形成しておりこれらの突出リブ34,34はアウター
ケース9の左右方向の位置決めを行なうものである。
そして、アウターケース9の左右両側面に対するガイド
用傾斜面35,35を突出リブ34,34は有する。
〔第6図、第9図参照〕尚、第5図及び第6図で示すよ
うに、上段リブ30,30及び下段リブ32,32は後
方取付部10の左右方向に於いて部分的に設けであるが
勿論、全面的に設けることも自由である。
アウターケース9を取付ける相手側取付部の内、前方取
付部11は通常インストパネルの一部を活用するもので
あり、この前方取付部11にはアウターケース9の上面
に接触する部分36とアウターケース9の切起し部16
を受止める部分37とを設け、画部分36.37でスク
リュー取付部を構成するものである。
〔第3図参照〕本考案に係かるアッシュトレー構造は以
上のような内容のものなので、アウターケース9を相手
側取付部へ取付けるには、先ずアウターケース9の後方
に設けた爪体12,12及び後面の差込み部20を相手
側取付部の内の後方取付部10へ差込むようにして係合
・組合わせる。
爪体12,12は上段リブ30,30に係合し、且つ差
込み部20は中間溝29内に人込み其処で下段リブ32
.32に係合し、各々受止められる。
そして差込みの際、爪体12,12の折上げ部分は上段
リブ30,30のガイド用傾斜面にそして差込み部20
の傾斜面19は下段リブ32,32のガイド用傾斜面3
3にそれぞれ案内されるので容易・確実に後方取付部1
0へ取付けることができる。
更に、アウターケース9の左右両側面は下段リブ32.
32に付加形成した突出リブ34,34のガイド用傾斜
面35.35で案内されるから差込みによる取付は非常
に楽である。
そして上下方向の位置調整はアウターケース9側の爪体
12,12及び差込み部20と、後方取付部10側の上
段リブ30,30及び下段リブ32,32とが相互に噛
み合う状態を呈するので、アウターケース9を差込めば
一人でに位置決めが行われるのと同様になり、しかも左
右方向の位置調整は突出リブ34.34がアウターケー
ス9の左右両側面を位置決めしてゆくので、上記と同様
に1差込みヨ即ち1位置決めヨとなる。
次にスクリュー15を介してアウターケース9の切起し
部16を前方取付部11のスクリュー取付部、具体的に
は部分37、へ取付ける。
この切起し部16は弾性を有するので、上下方向での寸
法差は十分吸収できるものである。
そして、最後にインナーケース8をアウターケース9に
係合保持させれば取付けは完了する。
以上説明した如く、本考案によればアッシュトレー側の
アウターケースにその後方へ爪体及び差込み部、その前
方へスクリュー取付用の切起し部を各々形成し、相手側
の後方付部には爪体と差込み部を受止める上段リブ、中
間溝及び下段リブを形成し、且つこの下段リブには突出
リブをその左右最側端に設け、又前方取付部には切起し
部をスクリュー止めするためのスクリュー取付部を形成
するようにしたので、後方取付部へのアウターケースの
取付けは単に差込み作業のみで行なわれしかも差込めば
自動的に上下、左右方向の位置決めも行われるもので1
ガタヨが生ぜず、一方前方取付部へのアウターケースの
取付けは弾性を利かす切起し部を相手側にスクリュー止
めするだけで済み全体の取付は作業性が非常に良いもの
である。
しかもスクリュー取付けの際は切起し部の弾性により切
起し部と相手側との寸法差、製作上の公差、が多少存在
していても十分且つ容易に吸収でき上下方向の位置決め
が容易なので、アウターケースの後方が差込まれた相手
側の後方取付部に無理が生ぜず、更にアウターケースの
後方部分が前後方向や左方向に於いて変形することもな
いのでアッシュトレーとしての後面シール性が損われる
こともなく、又インナーケースの引出し操作性も悪化す
ることがない。
特にアウターケースの後方部分にはガラス窓用の開口を
形成したりするので其処の剛性が低くなり取付けの際無
理を強いると変形し易くなる傾向があるが上述の如く、
この恐れも皆無であるという多くの効果が期待ができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアッシュトレー構造を示す断面図、第2
図は従来のアッシュトレーのアウターケースを示す斜視
図、第3図は本考案に係かるアッシュトレー構造を示す
要部破断の正面図、第4図は第3図に示すアッシュトレ
ー構造の平面図で1部を切欠いて示すもの、第5図は後
方取付部の上段リブを示す平面図、第6図は後方取付部
の下段リブを示す平面図、第7図は第4図中の■−■線
に沿う部分断面図、第8図は爪体と上段リブの係合状態
を示す部分斜視図、そして第9図は差込み部と下段リブ
の係合状態を示す部分斜視図である。 図中、X・・・・・・上下方向、Y・・・・・・左右方
向、2・・・・・・前後方向、9・・・・・・アウター
ケース、10・・・・・・後方取付部、11・・・・・
・前方取付部、12,12・・・・・・爪体、16・・
・・・・切起し部、20・・・・・・差込み部、30.
30・・・・・・上段リブ、32,32・・・・・・下
段リブ、34,34・・・・・・突出リブ。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)アッシュトレーのインナーケースを係合・保持さ
    せるアウターケースとこのアウターケースを取付ける相
    手側取付部とから、威り、アウターケースは上面の後方
    に差込み用の爪体を又前方にスクリュー取付用の切起し
    部を有し且つ後面を傾斜面付きの差込み部とし、一方相
    手側取付部は中間溝を残して上下2段にリブを突出形成
    した後方取付部及びスクリュー取付用の前方取付部を備
    え、後方取付部の上段リブはアウターケースの上記爪体
    を受止め、中間溝と下段・リブはアウターケースの上記
    後面の差込み部を受止めるもので且つこの下段リブには
    アウターケースの左右位置決め用の突出リブを付加猛威
    したものであることを特徴とするアッシュトレー構造。
  2. (2)後方取付部の上段リブ及び下段リブはアウターケ
    ースの爪体・及び後面差込み部に各々猛威した傾斜面と
    相応するガイド用傾斜面を有する、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のアッシュトレー構造。
  3. (3)突出リブは、アウターケースの左右側面受入れ側
    をガイドする傾斜面を有する実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項のいずれかに記載のアッシュトレー構造
  4. (4)切起し部は弾性を有し、相手側取付部に対する上
    下方向の取付公差を吸収できるものである、実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項、又は第3項のいずれかに
    記載のアッシュトレー構造。
JP9465079U 1979-07-10 1979-07-10 アツシユトレ−構造 Expired JPS604823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9465079U JPS604823Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 アツシユトレ−構造

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JP9465079U JPS604823Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 アツシユトレ−構造

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Publication Number Publication Date
JPS5612998U JPS5612998U (ja) 1981-02-03
JPS604823Y2 true JPS604823Y2 (ja) 1985-02-13

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ID=29327526

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JP9465079U Expired JPS604823Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 アツシユトレ−構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147733U (ja) * 1984-09-01 1986-03-31 大塚ポリテック株式会社 車両用容器
JP5479843B2 (ja) * 2009-10-15 2014-04-23 本田技研工業株式会社 車両用灰皿構造

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JPS5612998U (ja) 1981-02-03

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