JPS6045878B2 - N,n’−二置換環状ジアミン及び精神病治療用薬剤 - Google Patents

N,n’−二置換環状ジアミン及び精神病治療用薬剤

Info

Publication number
JPS6045878B2
JPS6045878B2 JP54500126A JP50012678A JPS6045878B2 JP S6045878 B2 JPS6045878 B2 JP S6045878B2 JP 54500126 A JP54500126 A JP 54500126A JP 50012678 A JP50012678 A JP 50012678A JP S6045878 B2 JPS6045878 B2 JP S6045878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
mol
reaction
drugs
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54500126A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55500001A (ja
Inventor
ウエ−ベル・ロルフ・オルトウイン
ペライ・クラウス
フオン・レヒエンベルク・ウオルフラ−ト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS55500001A publication Critical patent/JPS55500001A/ja
Publication of JPS6045878B2 publication Critical patent/JPS6045878B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/82Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D307/84Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen
    • C07D307/85Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen attached in position 2
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/24Antidepressants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/26Psychostimulants, e.g. nicotine, ***e

Description

【発明の詳細な説明】 明細書 N、N′−二置換環状ジアミン及び精神病治療用薬剤N
、N′−二置換環状ジアミン及びその酸付加塩並びにそ
の治療特性は既に知られている。
と(゛うのはフランス出願2160611(R−A−2
160611〕には化合物及びその精神治療薬(Psy
chOtherapeutikum)としての適性が記
載されている。
この化合物は一般式で示される化合物の特別の実施態様
であり、該化合物については、一般式の基R1は環系に
4ないしw個の炭素原子を含む単環又は多環の複素環基
であり、該複素環基はヘテロ原子として少なくとも一つ
の酸素原子、窒素原子又は硫黄原子を含みそして場合に
より少なくとも一つの二重結合を含み且つ群ハロゲン原
子、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アルコキシ、ア
ミノ及びアルキル(こ※で示される化合物又はその、生
理的に適合(Vertriglichen)酸による塩
に関する。
a)N−ベンジルピペラジンと5−メトキシクマリル酸
とを、a1)縮合剤を使用せずに高めた温度で又はA2
)適当な縮合剤の存在下で少なくとも15℃の温度で又
は2)N−ベンジルピペラジンと5−メトキシクマリル
酸の活性誘導体、例えば無水物、ハロゲン化物、エステ
ル、アミド又はアジドとを又はc)N−(5−メトキシ
クマロイル)−ピペラジンとベンジルハロゲニド、−ア
ルキルスルホネート又はーアリールスルホネートとを 反応させることを特徴とする、上記化合物の製造※れは
1ないし6個の炭素原子を含む)の中の少なくとも一つ
の置換基により場合により少なくとも一置換されている
と記載されている。
X,Y,R2及びR3の定義も種々様々でありうる。印
刷物5には更に又、好ましく実施態様によるアルコキシ
基は3個までの炭素原子を含むと記載されている。上記
印刷物には58個もの特別な化合物が記載されているが
、ベンゾフラン基がアルキル又はアルコキシにより置換
されているベンゾフラン化合θ物は一つも記載されてい
ない。しかし確かに基礎物質は、この印刷物に記載され
ている。
上記のフランス出願2160611に記載されている物
質が効くことはわかつていたが、環状ジアミンという化
合物のクラスを、選択した目指す置換基をベンゾフラン
系の5位に導入することにより拡大することが望まれ、
神経伝達物質セロトニンと一定の構造上の関係をもつ化
合物が得られた。ところで本発明は式 ゛方法も本発明の範囲にはいる。
反応a1)の場合には、両方の反応成分を殊に無溶媒で
130〜280℃、好ましくは150℃以上の温度に加
熱して、熱で水を分離してアミドを生ぜしめる。
この実施形式は、ほとんど完全に反応させることのでき
る特に簡単且つ迅速な方法である。この場合反応混合物
を水(これは混合物から連続的に溜去させるのが有利で
ある)の分離が終る迄、上記の温度範囲に保つのが好ま
しい。反応に参加しない不活性な気体、例えば窒素又は
希ガス類元素を通すことにより、反応水の放出を早める
ことができる。方法A2)に従つて、カルボン酸アミド
の生成を促進する物質の存在下で遊離の酸と遊離のアミ
ンとを反応させる場合には、例えば20゜Cから150
℃までの温度範囲で、殊に一緒に使う溶剤、例えばテト
ラヒドロフラン又は後記溶剤の沸点までの温度で行う。
水を分離する、カルボン酸アミドの生地を促進する物質
としては殊にカルボジイミド、例えば1,3ージシクロ
ヘキシルカルボジイミド、1−シクロヘキシルー3−〔
2−(4−モルホリニル)一エチル〕一カルボジイミド
、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカ
ルボジイミドーヒドロクロリド、1,3−ジーp−トリ
ルーカルボジイミド、1,3ージイソプロピルカルボジ
イミド、それからアルキル基中に1〜4個の炭素原子を
含むジアルキルシアナミド、例えばジエチルシアナミド
、を考慮する。これらの脱水剤並びにジアミン及び酸成
分は当モル量で使用するのが好ましい。場合によりこの
最適な比を越えること又は該比に達しないことができる
。方法の変形b)の場合には、カルボン酸の活性誘導体
から出発する。特に適するものは例えばそのハロゲン化
物、殊に塩化物若しくは臭化物;その、アルコール(殊
に1〜4個の炭素原子を含むアルコール)又はフェノー
ル(これはニトロ若しくはクロルで場合により置換され
ている)によるエステルニその対称無水物又はその混合
無水物(アルキルー、フェニルアルキルー又はフェニル
炭酸半エステルからのものが好ましい、なおアルキル基
は場合により1〜4個の炭素原子を含むことができる)
;そのアミド、特にアゾール及びアジン、例えばイミダ
ゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール又はs−ト
リアジンからのアミド〔等モル量のカルボン酸とN,N
−カルボニルージイミダゾール、一トリアゾール、−ベ
ンゾトリアゾール、又は−s−トリアジンとを室温でテ
トラヒドロフラン、クロロホルム又は類似の、反応成分
に対して不活性の溶剤中で反応させることによりたやす
く製造することができる(H.A−STAAB,Ang
ew.Chem.74,4O7(1962)を参照)〕
である。方法c)に従つてカルボン酸ハロゲニドを使用
する場合及び全く同様にN−(5−メトキシクマロイル
)−ピペラジンをアルキル化剤と反応させる場合には、
炭酸アルカリ、例えば炭酸ナトリウム若しくは一カリウ
ム、第三アミン、例えばピリジン、ピコリン若しくはト
リエチルアミンの存在下で又は環状ジアミンをーモル過
剰にして、一般に不活性溶剤(例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン)中で、15〜50℃、場合により溶剤の
沸点までの温度で行うのが好ましい。
この方法の好ましい実施形式ではジメチルホルムアミド
中で反応を行う。この場合目的生成物が、同時に酸捕獲
剤として役立ち、ヒドロハロゲニドとして生じる。この
実施形式で最初に生じた塩は場合により既知の方法で、
例えば複分解で、他の酸付加塩に変えることができる。
ジメチルホルムアミド中での反応の特別の利点はその顕
著な清浄作用である。
この理由からもこの方法は好ましい。生成物の単離は普
通の方法で、例えば沈殿させて、行うことができる。そ
の上、タイプb)の反応、殊にN−ベンジルピペラジン
と5−メトキシクマリル酸ハロゲニドとの反応は、ジメ
チルホルムアミド中で特にたやすく工業的に実施するこ
とができる:該反応は、わずられしい副反応なしで進み
、従つて高い収量を生じる。この場合、成分のモル比は
1:1に選ぶべきであるが、他のモル比、例えば3:1
ないし1:3、殊に1.5:1ないし1:1.5である
こともできる。使用する溶剤を繰返して用いることがで
き、反応成分を有利に利用できる。塩基として生じる本
発明による式1の化合物を生理的に和合する酸付加塩に
変えるのには例えばハロゲン化水素酸特に塩酸、硫酸、
燐酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸及び
シクロヘキシルアミドスルホン酸である。
本発明の物質はすぐれた治療特性の点で卓越し)ている
従つて該物質はテトラベナジンーカタレプシー●テスト
でコマーシャルサイズの比較物質イミプラミンよりもか
なり強い作用を示し、しかも毒性がかなり少ない;この
結果該物質はかなり大きい治療係数を生じる。それ故本
発明による化7合物は、精神療法の治療薬として適する
:該治療薬は、望ましくない副作用(これにより、他の
治療薬に用いることが制限される)がほとんどない。特
に、本発明による化合物では治療に適切な用量で心臓毒
の作用も中枢の興奮も鎮静も植物神ク経系への影響も現
われない。従つて該化合物は匹敵する既知の、抗抑うつ
作用を示す物質と区別するのが好ましい。結晶質の化合
物及びその酸付加塩は安定なので例えば経口、腸管並び
に直腸投与用の製剤を製造することができる。
従つて、本発明による物質を、薬剤等に向精神薬を非化
学的方法で調製するために使用することも本発明の客体
である。その用量は例えば一日当り10ないし4001
殊に50ないし200m9になり得る。一用量単位には
例えば10ないし1501殊に25ないし100mgが
含まれていることができる。上記の製剤は普通のプラク
チスに従つて適当な適合する助剤、例えば澱粉、乳糖、
セルロース誘導体、ステアリン酸若しくはその塩、溶剤
、溶解補助剤、坐薬材料、塩化物、燐酸塩、炭酸塩、例
えば炭酸水素ナトリウムを混和して、散剤、錠剤、糖衣
錠、カプセル剤、坐剤、水剤又は懸濁剤の形に調製する
ことができる。
しかし添加物なしでマイクロカプセルを投与することも
できる。本発明の一実施形式は従つて治療上有効な量の
本発明による物質を含む薬剤である。例 1)a)5−メトキシクマリル酸クロリド5−メトキシ
クマリル酸576y(3モル)と五塩化燐625.5(
3モル)とを十分に混合し、オキシ三塩化燐3m1を加
える。
混合物は発熱反応の間に激しく塩酸ガスを発生しながら
液化する。次に、水流ポンプを用いてオキシ三塩化燐を
蒸留し去り、残渣を二回分留する。より良く行うために
融解物の熱い留出物を薄皿中へ注ぎ出す。収量593.
7y(理論量の94.0%)、沸点:175℃(201
T1b)、融点80〜82′COb)N−(5−メトキ
シベンゾフランー2−イルカルボニル)−N′−ベンジ
ルピペラジンーヒ.ドロクロリドN−ベンジルピペラジ
ン352y(2モル)及びジメチルホルムアミド21か
ら成る混合物と、5一メトキシクマリル酸クロリド42
1y(2モル)のジメチルホルムアミド600m1によ
る溶液とを混!合する。
発熱反応で結晶質の沈殿が生じ、この沈殿は加熱で再び
溶解する。反応混合物を1時間沸騰させ、約110℃に
冷却した後、激しく攪拌しながら5eのアセトン中に注
ぐ。生じる晶泥を室温で冷却させる。塩酸塩を十分に沈
殿させるためにi懸濁液を攪拌しながら37%の塩酸水
(約100m1)で強く酸性にする。固形生成物を吸引
沖取し、淵液が無色になるまでアセトンで洗う。次に、
95%の粗収率で生じる化合物をジメチルホルムアミド
と水から順繰に再結晶する。収量:660f(理論量の
85%)、融解の範囲:238〜246℃(分解を伴う
)、塩基:79℃(ジエチルエーテル)。
2)ベンジルーピペラジン35.2f(0.2モル)の
キシレン250m1による溶液に、微粉状の無水の炭酸
カリウム30.4f(0.22モル)を加える。
キシレン200mtに溶かした5−メトキシクマリル酸
クロリド42.1ダ(イ).2モル)を、激しく攪拌し
ながら)室温で5分間で加える。反応混合物を還流下で
攪拌しながら3時間沸騰状態に保つ。室温に冷却後、固
形生成物の溶液を吸引酒取し、洒液を減圧で濃縮する。
蒸発濃縮残渣をメタノール300Tn1中に入れ、エー
テル性の塩酸を加える。得られる沈.殿をアセトンとエ
ーテルで洗う。上記の塩酸塩の収量は63.8y(82
.5%に相当する)になる。更に精製するために該物質
をジメチルホルムアミドからそして次に水から再結晶す
る。3)新たに蒸留した5−メトキシクマリル酸クロリ
ド1053g(5モル)トルエン2fによる溶液を、N
−ベンジルピペラジン1760y(10モル)の溶液(
トルエン10e中の10モル)に、できるだけ沈殿が析
出する前に均質の混合物が存在するように、激しく攪拌
しながら一注ぎで加える。
多量の沈殿が速かに生じ、該沈殿は反応混合物を固化さ
せる。約2時間にわたつて度々振り動かすか又は攪拌す
る。室温に冷却した後、固形生成物をヌツツエ漏斗で吸
引戸取し、トルエンでそして次にアセトンで洗う。固形
物質はN−ベンジルピペラジンーヒドロクロリドから成
り、これから塩を再生させる。淵液(トルエン−アセト
ンー溶液)にエーテル性の塩酸を加える。生じる固形生
成物は最初にジメチルホルムアミドからそして次に水か
ら再結晶する。収量:1702y(理論量の88%)。
時折、収率は92%にもなりうる。4)5−メトキシク
マリル酸クロリド21y(0.1モル)のピリジン18
0m1による溶液に、N−ベンジルピペラジン17.6
9(0.1モル)のピリジン70m1による溶液を加え
る。
混合物を3紛間還流下で沸騰させる。冷却し、溶剤を蒸
発させ、残渣を水200m1と一緒に沸騰させる。再び
冷却した後、塩基を塩化メチレン中に入れ、塩化メチレ
ン溶液を二度水で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、
塩化メチレンを減圧で除く。このようにして得られる塩
基は普通の方法で塩酸塩に変えることができる。収量:
理論量の80%以上。
5)5−メトキシクマリル酸エチルエステル22f(4
).1モル)及びN−ベンジルーピペラジン17.6y
(イ).1モル)をキシレン100m1中で、還流冷却
器を付けて加熱し、薄層クロマトグラフィー試験で完全
に反応した事が認められるまで沸騰させる。
反応混合物をエーテル性塩酸で酸性にし、固形生成物を
吸引沖取し、ジメチルホルムアミド及び水から順繰に再
結晶する。希望した5−メトキシクマリル酸ピペラジド
を、無色の結晶物質の形で得る。融点:238〜246
無C(分解)。
6)5−メトキシクマリル酸28.8g(0.15モル
)及びN−ベンジルピペラジン26.4g(0.15モ
ル)をテトラヒドロフラン300m1中で透明な溶液に
なるまで加熱する。
室温に冷却した後、ジシクロヘキシルカルボジイミド3
0.9y(0.15モル)の液を加え、室温て夜通し放
置し、沈殿するジシクロヘキシル尿素から戸別する。溶
液を濃縮し、残渣を数回エーテルから再結晶する。融点
が79゜Cの対応する塩基を得る、この塩基は普通の方
法で塩酸塩に変えることができる。
7)5−メトキシクマリル酸ピペラジド2.6q(イ)
.01モル)をキシレン10TrL1中に懸濁させ、塩
化ベンジル0.6q(0.005モル)のキシレン5m
1による溶液を加える。
混合物を1時間沸騰温度に保ち、冷却し、メトキシクマ
リル酸ピペラジドの塩酸塩を沖取し、沖液にエーテル性
の塩酸を加える。得られる沈殿を単離し、最初にジメチ
ルホルムアミドから、次に水から再結晶する。収率:約
96.5% 単離した5−メトキシクマリル酸ピペラジドヒドロクロ
リドは、重炭酸ナトリウム液で塩基を遊離させた後、他
の項目で使用することができる。
8)5−メトキシクマリル酸57.5y(0.3モル)
及びN−ベンジルピペラジン52.8y(0.3モル)
の混合物を250℃に加熱する、その際約170゜Cか
ら全体が融解する。
約210℃で水の分離が始まる。希望した水の量(イ)
.3モル)が分離するまでの間、反応混合物を250℃
に保つ。残渣をエタノールに溶かし、エーテル性の塩酸
を加え、生じる固形生成物を数回ジメチルホルムアミド
からそして最後に水から再結晶する。収率:65% 薬理試験 本発明による物質の治療効果は、マウスでのテトラベナ
ジンーカタレプシー●テスト及びレセルピンー拮抗作用
一試験で調べた。
5テトラベナジンーカタレプシーーテスト10匹ずつの
群のねずみに、検体を与えてから30分後に、15mg
/K9のテトラベナジンを腹膜内投与する。
カタレプシー状態の出現は二段の円形コルクで判断し、
該円形コルクに動物を頭と前足がコ・ルクの下の段にそ
して後足が上の段に触れるように乗せる。正常な動物な
らこのような姿勢を歩き回つて直す。評価のために動物
の反応を各楊合60秒観察する。緊張病の阻止は、対照
群と比較したパーセント値で得られる。) 上記の準備
で得られた結果並びにマウスでの急性試験からのLD5
O値を表1及び表2に載せる。
表1から、本発明による化合物はテトラベナミンーカタ
レプシーーテストで比較物質よりもかなり強い効果を示
すということがわかる。更に、マウスでのレセルピンー
拮抗作用一試験では本発明による物質は比較用の試料と
効力が同じであるということを発見した。表2の墜り、
本発明による試料は経口投与でそのほか更に、比較用の
試料とくらべて1皓以上適合性があり、かなり大きな治
療係数になるということが認められる。その外、冠状動
脈の貫流及び心臓の機械的運動の描画的に及ぼす本発明
による化合物の影響を、分離したテンジクネズミの心臓
でランゲンドルフ(LlngendOrff.O.,P
fligersArch.旺(1895)、219)に
従つて調べ、又、本発明による化合物のノ鎮けい作用を
、分離したテンジクネズミの腸でマグヌス(Magnu
s,R.PfliigersAr−Ch.聖(1904
)、123)に従つて調べた。
この場合鎮けい作用は各場合0.2μg/mlのヒスタ
ミン及び100μg/mlの塩化バリウムと対抗させて
調べた。この試験からの本発明による物質のED5O値
と比較に引いた商品の値とを表3にまとめた。表3から
明らかなように、本発明による化合物は、分離した心臓
の収縮の強度に影響を及ぼさ.ず、冠状血管を拡張させ
る。
これと対称的に比較物質は先ず短期間貫流を増加させる
が、その後に急に狭窄させて心臓に傷害を与える結果に
なり、これは心臓の収縮の減少で表現される。本発明に
よる化合物の鎮けい作用はほんのわずかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物又はその、生理的に適合する酸による
    酸付加塩。 2 治療上有効な量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物又はその、生理的に適合する酸による
    酸付加塩を含有することを特徴とする精神病治療用薬剤
JP54500126A 1977-12-23 1978-12-16 N,n’−二置換環状ジアミン及び精神病治療用薬剤 Expired JPS6045878B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2757532.2 1977-12-23
DE19772757532 DE2757532A1 (de) 1977-12-23 1977-12-23 N,n'-disubstituiertes cyclisches diamin und verfahren zu dessen herstellung
PCT/DE1978/000040 WO1979000426A1 (en) 1977-12-23 1978-12-16 Cyclic diamine n,n'-disubstituted and process for preparing the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55500001A JPS55500001A (ja) 1980-01-10
JPS6045878B2 true JPS6045878B2 (ja) 1985-10-12

Family

ID=6027004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54500126A Expired JPS6045878B2 (ja) 1977-12-23 1978-12-16 N,n’−二置換環状ジアミン及び精神病治療用薬剤

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4221793A (ja)
EP (1) EP0018360B1 (ja)
JP (1) JPS6045878B2 (ja)
AT (1) AT366048B (ja)
BE (1) BE873054A (ja)
CA (1) CA1114380A (ja)
DE (2) DE2757532A1 (ja)
DK (1) DK282279A (ja)
ES (1) ES476266A1 (ja)
IT (1) IT1102430B (ja)
NL (1) NL7812508A (ja)
WO (1) WO1979000426A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0536075U (ja) * 1991-10-17 1993-05-18 弘 市川 水車装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE791501A (fr) * 1971-11-19 1973-05-17 Albert Ag Chem Werke Diamines cycliques n,n'-disubstituees et leur procede de preparation
FR2475898A1 (fr) * 1980-02-14 1981-08-21 Andre Buzas Medicament analgesique contenant de la 1-(3'-benzofuryl)-4-benzylpiperazine et son procede de preparation
US4822803A (en) * 1983-10-31 1989-04-18 Merck Frosst Canada, Inc. Benzofuran 2-carboxylic acid hydrazides useful as inhibitors of leukotriene biosynthesis
US4933351A (en) * 1983-10-31 1990-06-12 Merck Frosst Canada, Inc. Benzofuran 2-carbox amides useful as inhibitors of leukoriene biosynthesis
US4728650A (en) * 1985-05-13 1988-03-01 Kuraray Co., Ltd. 3,4-dihydrobenzopyran derivatives and medicinal uses thereof
EP0318235A3 (en) * 1987-11-25 1991-05-02 Takeda Chemical Industries, Ltd. Paf antagonist, 1,4-disubstituted piperazine compounds and production thereof
DE19932314A1 (de) * 1999-07-10 2001-01-11 Merck Patent Gmbh Benzofuranderivate
KR101916701B1 (ko) * 2014-09-26 2018-11-08 창저우 인셩 파마슈티칼 캄파니 리미티드 Ns4b 억제제인 벤조푸란 유사체

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4115569A (en) * 1971-11-19 1978-09-19 Hoechst Aktiengesellschaft Cyclic diamine derivatives
BE791501A (fr) * 1971-11-19 1973-05-17 Albert Ag Chem Werke Diamines cycliques n,n'-disubstituees et leur procede de preparation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0536075U (ja) * 1991-10-17 1993-05-18 弘 市川 水車装置

Also Published As

Publication number Publication date
ES476266A1 (es) 1979-04-16
AT366048B (de) 1982-03-10
IT7831298A0 (it) 1978-12-22
IT1102430B (it) 1985-10-07
DE2861251D1 (en) 1981-12-10
EP0018360B1 (de) 1981-09-30
BE873054A (fr) 1979-06-22
ATA917478A (de) 1981-07-15
NL7812508A (nl) 1979-06-26
WO1979000426A1 (en) 1979-07-12
US4221793A (en) 1980-09-09
JPS55500001A (ja) 1980-01-10
DE2757532A1 (de) 1979-07-05
CA1114380A (en) 1981-12-15
EP0018360A1 (de) 1980-11-12
DK282279A (da) 1979-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100371297B1 (ko) 치환된티아졸리딘디온유도체
WO2005108370A1 (ja) ベンゼン化合物
JPS6354321A (ja) 血糖降下剤
EA002778B1 (ru) СЕЛЕКТИВНЫЕ β-АДРЕНЕРГИЧЕСКИЕ АГОНИСТЫ
BRPI0610833A2 (pt) derivados de acetileno
NZ274848A (en) 2-n-amidinocarbamoyl-3-aminopiperazine derivatives substituted by a phenyl substituted piperazinyl moiety
JPH0240657B2 (ja) 3*44jihidorokarubosuchirirujudotai
RU2007404C1 (ru) Способ получения производных оксадиазолалкилпурина или их фармацевтически приемлемых кислотно-аддитивных солей (его варианты)
JP2008534450A (ja) 7−(2−(4−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリド−1−イル)エチル)イソキノリンベシル酸塩、この調製および治療的使用
JPS60120872A (ja) 新規なヘテロ環状化合物及び強心剤
HU193258B (en) Process for preparing piperazine derivatives and acid addition salts thereof
JP2022521081A (ja) Hbv感染若しくはhbv誘導性疾患の治療において有用なアミド誘導体
NZ243959A (en) Substituted pyrazine derivatives and pharmaceutical compositions thereof
JPH0229671B2 (ja)
CN102036666A (zh) 作为硬脂酰-辅酶a去饱和酶的抑制剂的新型哌嗪衍生物
WO2019091277A1 (zh) 2-(1h-吡唑-3-基)苯酚类化合物及其应用
JPS6045878B2 (ja) N,n’−二置換環状ジアミン及び精神病治療用薬剤
JPH0460597B2 (ja)
JPH04230277A (ja) 2−アミノアルキル−5−アリールアルキル−1,3−ジオキサン誘導体、その製造方法およびそれを含有する医薬
FR2894579A1 (fr) Derives diaryltriazolmethylamine, leur preparation et leur application en therapeutique.
JPS63201177A (ja) アリルメルカプトアセチル−シドノンミン、その製造方法及びその使用方法
JPH0154349B2 (ja)
JPH09291076A (ja) 置換グアニジン誘導体およびその製法
JP2909151B2 (ja) ピリドベンゾインドール、その製造方法及びそれを含有する組成物
JPS63145272A (ja) 4,5−ジヒドロ−6−(4−置換フエニル)−3(2h)−ピリダジノン誘導体