JPS604521A - 絶縁樹脂ペ−スト - Google Patents

絶縁樹脂ペ−スト

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JPS604521A
JPS604521A JP11181183A JP11181183A JPS604521A JP S604521 A JPS604521 A JP S604521A JP 11181183 A JP11181183 A JP 11181183A JP 11181183 A JP11181183 A JP 11181183A JP S604521 A JPS604521 A JP S604521A
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epoxy
curing
epoxy resin
resin
reactive diluent
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Shigenori Yamaoka
重徳 山岡
Toshinaga Endo
遠藤 歳永
Ryuzo Nakatsuka
中塚 隆三
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱伝導性充填材、液状エポキシ樹脂よりなる熱
放散性熱硬化性樹脂ペースト(=関するものである。更
(−詳しくは非電導性−液マクント用樹脂組成物;=関
するものである。
エレクトロニクス業界の最近の著しい発展により、トラ
ンジスター、IC,LSI、超LSIと進化し、これら
半導体素子(=おける回路の集積度が急激(=増大する
と共(′″−−量産能となり、これらを用いた半導体製
品の値下り(″−相俟ってその生産時の省力化、能率化
並び(=原材料費の節減が重要な問題となって来た。
従来法として、半導体素子、チップを基板導体、リード
フレーム上;二金箔を用いてマウントする工程と、次い
でこれをハーメチックシール(二より封止する工程(:
より半導体部品としていた。その改良法として熱硬化性
樹脂(=よる封止工程が開発され、これに併い銀粉を含
む心電性樹脂6二よりマウントする工程が実施されるよ
う(−なり、生産性の向上、コスト低減(二大きく寄与
するよう(ユなって来た。この場合MO8・ICの多く
はサブの電極をペレット上のボッディングバットより引
出すこと(二よりペレット裏面のメタライゼーションは
省略出来る。従ってマウント用樹脂としては高価な導電
性のものを用いなくても、比較的安価な非導電性のもの
で十分であり、これ(二よりトータルとしてのコストの
大幅な低域をはかることが出来る。本発明の熱放散性熱
硬化性樹脂ペーストはこのような目的に適合するもので
ある。
最近テップマウント用装置の自動化、高速化が進み、こ
れ(二用いる一液マクント用樹脂として必要な特性に対
する要望がより厳しくなりつつある。
マウント用樹脂として必要な特性は次の通りである。
■マウント強度;350℃の加熱時、−65〜150℃
の熱シヨツクサイクル、熱 水処理等の後の接着力がよい こと。
■熱放散性 ■作業性; ディスペンサー(二よる定量注入性、スク
リーン印刷性、スタンピ ング性などがよいこと。
■硬化性; オーブン方式、ホットプレート方式など(
=よる硬化性がよいこと。
■ボ イ ド; 低いこと。
■信頼性; 耐湿通電テスト;二よる不良のないこと。
即ち銀のマイグレーショ ン、接着剤硬化物よりの発生ガス (二よる素子の特性の変動、ハロゲ ン、アルカリメタル等イオン性不 鈍物(二よるアルミ配線の腐食など のないこと。
■ワイヤーボンディング性; 硬化物よりの発生ガス(
二よるボンディング性の低下、ブ リード;二よる汚染などのないこと。
■ペレットクラック; リードフレーム(特に銅合金の
場合)との熱膨張の差(= よる応力発生に対するバッファー のよいこと。
従来この種のマウント用樹脂としての最大の問題点は次
のようである。
■ 用いるエポキシ樹脂が不純物として加水分解性ハロ
ゲン基をi、ooo ppmまたはそれ以上の大量を含
むこと。そのためプレッシャークツカーテスト(20時
間)の熱水抽出クロルイオンの量が数百ppmまたはそ
れ以上と大きく、そのため信頼性の面で極めて不十分で
ある。
■ 作業性、硬化性の面で省力化、高速化への対応が不
十分である。
本発明者らはこれらの点(二ついて種々検討した結果、
熱伝導性充填材、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤及
び溶剤よりなる熱放散性熱硬化性樹脂ペースト(二おい
て、用いる熱伝導性充填剤としては熱伝導度が10kl
−−1x−1<o℃)、好ましくは20に/Wm = 
K−’以上のものであり、エポキシ樹脂としては液状で
、加水分解性ハロゲン基の含有量が600 ppm (
重量、以下同じ)以下であり、エポキシ基を分子当り2
.5ケ以上有するものであり、硬化剤としてはジンアン
ジアミドであり、硬化促進剤としては第3級アミンの塩
であり、反応性希釈剤としてはエポキシ基を分子当り少
くとも1ヶ有し、沸点250℃以上であり、10ポイズ
/25℃以下の粘度であり、更く二加水分解性ハロゲン
基の含有量が1,000 ppmであることにより、■
熱水抽出のハロゲンイ°オンの9(プレツシ4・−クツ
カーテスト20時間)をZoo I)I)m以下と大幅
な識少をは力)す、信頼性を一段と向上し、■ホットプ
レート上300℃で5分、350℃で1分、450℃で
10秒またはこれより短いサイクルでの硬化を可能とな
り、ボンディング工程とマウント工程とを同時にホット
プレート上で行えるようになり、■タンクフリー性が特
(二すぐれ、ディスペンサー法は勿論のことスクリーン
印刷法、スタンピング法などの長時間連続適用が可能と
なるなどの多くの特長が得られることを見出し本発明を
なす(二至った。
本発明(二用いる熱伝導性充填剤としては、熱伝導度が
IQk/W’m−’に一’ (0℃)以上、好ましくは
20に/Wm−’に一’以上のものである。しかもエポ
キシ樹脂とのなじみがよくて吸樹脂量が大きくなく、ア
ルカリ金属イオン、ノーロゲンイオンなどのイオン性不
純物を含まないことが必要である。そのため充填剤表面
を適宜表面処理剤、例えばシリコーン系、弗素樹脂系、
有機チタネート系などにより処理してもよい。また水1
.溶剤等己より適宜洗滌を行ってもよい。
本発明に用いる充填剤は以上の条件を充すものであれば
何れも同様に使用出来るが、可及的低コストのものが好
ましい。−例を示すと次のようである。
■ 黒鉛などの結晶性炭素類、 ■ 銅、アルミニウム、マグネシウム、鉄、錫などの金
属微粉末、 ■ ベリリウム、マグネシウム、アルミニウム。
チタン、シリコンなどの酸化物で結晶性のもの、 ■ カーボランダム、炭化はう素、窒化はう累、窒化ア
ルミニウム、窒化チタンなどの非酸化物タイプのセラミ
ック微粉末、 これらの中でも特(=金属酸化物類や非酸化物タイプの
セラミック類が非導電性であるので好ましい。
本発明呪:用いる充填剤と硬化剤を含む樹脂との混合割
合(容量)は性能を劣化させない範囲内で可及的に高い
ことが熱放散性がすぐれているので好ましい。通常は2
0/80乃至40/60 (容量比)の範囲内である。
本発明(=用いるエポキシ樹脂としては、液状で、加水
分解性ハロゲン基含有量は600 ppm以下、好まし
くはaoo ppm以下であり、エポキシ基を分子当り
2.5ケ以上含んでいることが必要である。
なお、ハロゲンイオンやアルカリ金属イオンなどのイオ
ン性不純物はそれぞれlQppm以下のものであること
は勿論である。
エポキシ樹脂の加水分解性ハロゲン基を600ppm以
下、好ましくは300 ppm以下になるようにする方
法は種々あるが、その1例を上げると次のようである。
■ 第4級アンモニウム・ハイドロオキサイドを触媒と
して、ポリ活性水素化合物(多価フェノール類、多塩基
酸など)とエピハロヒドリンとを反応させた後、得られ
たハロヒドリン基をアルコール性アルカリで閉環させる
エポキシ樹脂の製造方法。
■ エポキシ樹脂中(二残存するハロヒドリン基、主と
して加水分解性のハロゲン基を無水の状態で当量のアル
コリックアルカリと共(二加熱し閉環させるエポキシ樹
脂の精製方法。
■ 残存するハロヒドリン基を無水の状態で当量の脂肪
酸銀塩と反応させてAgXの形にして除去する精製方法
1、 ■ ポリフェノール類を予めアリル化し、次にアリル基
を有機過酸、例えばP−クロル安息香酸の過酸などによ
りエポキシ化するエポキシ樹脂の製造方法。
本発明の目的のため(二は何れの方法によって加水分解
性ハロゲン基の少ない樹脂を得ても全く同様(二相いる
ことが可能であり、従ってその減少方法(二は制約され
ないものである。
本発明に用いるエポキシ樹脂としては、2種以上の樹脂
を適宜配合してこの水阜(二なるよう(ニ調節してもよ
い。
通常のエポキシ樹脂では1,000ppm またはそれ
以上含むのが普通である。従って通常の市販のエポキシ
樹脂をそのまま用いるのは本発明の目的のため(=は望
ましくない。
更(=本発明0用いるエポキシ樹脂はエポキシ基を分子
当り2.5ケ以上含んでいることが必要である。
通常のエビビスタイプのよう(一分子当りのエポキシ基
の数が2.0であるのは十分な耐熱性、速硬イヒ性が得
られないので望ましくない。但し3官能性またはそれ以
上のものと2官能性のものとを配合して、平均2.5官
能性以上にして用いてもよい。
本発明(=用いるエポキシ樹脂としては上記の条件を充
しているものであれば何れも使用可能であるが1次のタ
イプのものが特(=好ましい。
フロログルンシールドリグリシジールエーテlし、トリ
ヒドロオキシビフェニルのトリクリシジーIレエーテル
、テトラヒドロオキシビフエニlしのテトラグリシシー
ルエーテル、テトラヒドロキンビスフェノールFのテト
ラグリシジールエーテlし、テトラヒドロキシベンゾフ
ェノンのテトラグリシシールエーテル、エポキシ化ノボ
ラック、エポキシ化ポリビニルフェノール、トリグリン
ジーlレイソンアヌレート、トリグリシシールシアヌレ
ート、トリグリシシールS−)リアジン、トリグリシシ
ールアミノフェノール、テトラグリシシールジアミノジ
フェニルメタン、テトラグリシシールメタフェニレンジ
アミン、テトラグリンジールピロメリット酸などの3ま
たはそれ以上の多官能性のエポキシ樹脂及びこれに配合
する2官能性のエポキシ化物、例えばジグリシジールレ
ゾルシン、ジグリシジールビスフェノールA、ジグリシ
ジールビスフェノールF1ジグリシジールビスフェノー
ルS1ジヒドロキシベンゾフェノンのジグリシジールエ
ーテル、ジグリシジールオキシ安息香酸、ジグリシジー
ルフタル酸(0’、、 m、 p) % ジグリシジー
ルヒダントイン、ジグリシジールアニリン、ジグリンシ
ールトルイジンなどであり、またはこれらの縮合タイプ
の樹脂である。
また特殊なタイプとして、アリル化ポリフェノール(1
〜3核体が主体のもの)の過酸(二よるエポキシ化物の
ようにグリシシールエーテル基と核置換のグリシシール
基とを有しているものも上記の条件を充しているならば
同様に用いることが出来る。
本発明(=用いる硬化剤としては潜伏性のものであるこ
とが必要であり、ジンアンジアミドが最も適している。
しかしジンアンジアミドは樹脂(二溶解し難いので、粗
いと沈降したりして分散が不均一となり、硬化が不均一
となるおそれがあるので、均一(二分散するように微粉
砕、好ましくは湿式粉砕したものであることが必要であ
る。ジンアンジアミドを溶液として用いるのは揮発性溶
剤が組成物中(二含まれること(=なるので好ましくな
い。
用いるジンアンジアミドの粒度としては350メツシユ
パスのものであることが好ましい。このような微粉でな
いと均一な硬化物が得られず、性能のバラツキを生じる
おそれがあるので好ましくない。マウント用樹脂の信頼
性向上のため(=は上記の微粉末化は不可欠である。
本発明(=用いる硬化促進剤は第3級アミンの塩であり
、ジメチルベンジルアミン、トリス(ジメチルアミノメ
チル)フェノール、脂環式超塩基類。
イミダゾール類の群より選ばれた少くとも1種の第3級
アミンと、多価フェノール類及び多塩基酸類との塩であ
ることが望ましい。
脂環式超塩基とはトリメチレンジアミン、1,8−ジア
ザ−ビシクロ−(5,4,0)ウンデセン−7、ドデカ
ヒドロ−1,4,7,9bテトラアザフェナレンなどで
ある。
イミダゾール類とは2−及び/または4−の位置にメチ
ル 長鎖のアルキル基、フェニル基などの置換基を導入した
ものである。
これらの第3級アミン類と塩を形成するものとしては、
フタル酸(o,m.p)、テトラヒドロフタル酸、エン
ドメチレンテトラヒドロフタル酸、ダイマー酸、ヘキサ
ヒドロフタル酸、トリメリット酸、アジピン酸、コハク
酸、マレイン酸、イタコン酸などの多塩基酸またはレゾ
ルシン、ピロガロール、ハイドロキノン、ビスフェノー
ルA、ビスフェノールF1ピヌフエノールS、低分子ノ
ボラックなどの多価フェノール類である。
これらの第3アミンの塩はエポキシ樹脂100部(重量
、以下同じ)(二対して0.1〜10部の範囲であるこ
とが望ましい。これより少いと促進効果が不十分であり
、これより多くしても硬化がさほど促進されないの(=
保存性が劣化するおそれがあるので何れも望ましくない
なおこれらの第3級アミンの均は使用前ζ二吸湿したり
、炭酸ガスを吸収し易く、これ(二より性能が劣化し易
いので、特(二本発明(=用いる場合(二は、吸水量が
10%(重量)以下、CO2 ガス吸収量が5%以下で
あることが好ましい。一旦吸水、吸CO2ガスしたもの
は十分には精製し難いので精製して使用することは一般
(:好ましくない。
マウント樹脂の硬化性を安定させるため(−は上記の範
囲内のものを用いることが好ましい。
本発明(−於いては脱泡剤、表面処理剤などを適宜用い
てもよい。
脱泡剤、表面処理剤としては、シリコーン系、弗素樹脂
系、その他有機チタネート系のものなどの何れを用いて
もよい。何れ(ニジても芳香族系の低沸点の溶剤は可及
的(二含んでいないことが好ましい。
また、接点不良の原因とならないよう(ニシリコーン系
のものでない方が好ましい。
本発明(二相いる反応性希釈剤は末端エポキシ基を分子
当り少くとも1ヶ有し、沸点は250℃以上、好ましく
は300℃以上のものであり、10ポイズ/25℃以下
の低粘度のものであり、しかも、加水分解性ハロゲン基
の含有量が1,000 pI)m以下、好ましくは60
0 ppm以下のものである。これより沸点が低いとス
クリーン印刷やスタンピングを長時間連続実施する際、
漸次揮発して粘度が上昇しそのため作業性が時間的に次
第(=劣化していくので望ましくない。また粘度がこれ
より高いと希釈効果が十分に達せられないので好ましく
ない。
一般(二希釈剤として用いる高沸点のエポキシ化合物は
、例えばポリエーテルポリオールのグリンジールエーテ
ルのよう(=加水分解性のハロゲン基の多いものでは不
適当であり、本発明の目的のため(二はCl0−四〇長
鎖脂肪酸のモノグリシシールエーテル類が上記のすべて
の条件を充しているので適当である。同様(:ダイマー
酸のポリグリンジールエーテルタイプのものも有効であ
る。
なお1官能性の希釈剤は硬化物の架橋密度を減少させ、
熱時の性能を劣化させるおそれがあるので、可及的に少
量用いることが必要である。
なお反応性希釈剤に於ける加水分解性ハロゲン基の減少
方法はエポキシ樹脂の場合(二重じてほぼ同様(二行う
ことが出来る。
本発明に用いる硬化剤、硬化促進剤、反応性希釈剤など
は何れもClイオン、Naイオンなどのイオン性不純物
を可及的C二含まないもの、例えば10ppm以下であ
ることが必要である。但しこれらの原材料は本質的にエ
ポキシ樹脂のように加水分解性のハロゲン基を含むもの
ではなく、またこれらのイオン性不純物をも含まぬもの
であり、蒸留、再結晶などの通常の精製C二より十分に
本発明の目的C二連したものが得られる。
イオン性不純物の試験方法は次のようである。
塩素イオンは液状試料15gを純水20fnlと2時間
振盪後、水層な遠心分離し検液とする。次に検液15c
cをホールピペットで採取し、6%鉄ミョウバン水溶液
4ml、0.3%六オシアン酸・水銀エタノール溶液2
m1lを加え25ツになるまで純水で稀釈する。得られ
た検液は分光光度計で460 nmの波長(:於ける吸
光度を測定してブランクテストとの対比C二於いて、予
め作成した検量線を用いて不純物として含まれる塩素イ
オン濃度をめる。
なおエポキシ樹脂、マウント用樹脂組成物、硬化剤など
の中粉稠液状乃至固形の場合(=は、試料15gをトル
x y 30 mll (二均−(=溶解し、純水10
0m1を加えて2時間振盪復水層な遠心分離して検液と
し、以下同様C二行う。
ナトリウムイオンは、上記検波をフレームレス原子吸光
分析装置を用いて330.2 nmの波長の吸光度より
、ブランクテストとの対比(二於いて、予め作成した検
量線を用いて不純物として含まれるナトリウムイオンを
める。
エポキシ樹脂の加水分解性塩素の定量法は、樹脂ioy
を) ルx y 30 ml+二とかし、更(二0.I
NKOH−エタノール溶液50ツと30分間加熱還流さ
せ、次ζ二消費されたアルカリの量を0.I N HC
6+二より滴定してめる。消費されたアルカリの鼠と当
量の塩素量を計算でめ加水分解性塩素量とする。なお0
.I N KOH−メタノール溶液で15分間加熱還流
するのが従来の測定法であったが、これでは加水分解性
塩素量として過小の値が得られるので本発明の目的のた
め(=は好ましくない。
なおプレッシャークツカーテストによる硬化物よりの熱
水分解性クロルイオンの測定方法は次のようである。
マウント用樹脂を200℃、30分間で硬化させ、次い
で硬化物を粉砕する。得られた粉末試料2gを分解ルツ
ボ中でエタノール3tnlを加えて十分浸漬させる。次
(=純水40m1を加えた後、完全く=密封し125℃
、20時間処理する。処理後、要すれば遠心分離し上澄
液を検液とする。
検液中の塩素イオン濃度、ナトリウムイオン濃度は上記
の方法に準じてめる。
本発明の絶縁樹脂ペーストの製造工程は次のようである
先ず所定量のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、反応
性希釈剤などをそれぞれ秤取し、混練し均一溶液とする
。この場合混線(二は通常の撹拌槽、挿潰器、三本ロー
ル、インクミルなどを適宜組合せて用いてよい。
次に所定量の充填剤を秤取し、上記樹脂溶液と混練して
完全(=均一なペースト状にする。この場合にも攪拌槽
、拮潰器、三本ロールなどを適宜組合せて用いる。次に
ペースト状樹脂組成物を所定の容器(二秤址分配し、真
空チャンバー中で脱泡して製品とする。この場合マウン
ト用樹脂層が厚いと十分(二脱泡出来ないので可及的(
二Mい層(ニすることが好ましい。
このようにして得られた樹脂組成物は一15℃またはそ
れ以下の温度で貯蔵し輸送することが必要である。これ
より温度が上ると貯蔵寿命を著しく低下させるので好ま
しくない。
本発明の絶縁樹脂ペーストは従来品に肚し次のような特
長を有している。
(1)高純度であること: 樹脂ペースト中(=熱水分
解性のものをも含むイオン性不純物の量が極めて少ない
(2)高温硬化性がよいこと: ホットブンート上での
十分(=短いサイクルでの硬化が可能であり、チップマ
ウント工程の大幅な短縮化がはかれる。
(3)タックフリー性が特によいこと: スタンピング
、スクリーン印刷等の長時間運転が可能であり、作業性
がすぐれている。
(4)その他の特性、例えばマウント強度、熱放散性な
どじついては従来品とまさるともおとらない。
従って本発明の絶縁樹脂ベーストは最近急激(二高度化
しつつあるエレクトロニクス業界の要望(=合致した極
めて工業的価値の高いものである。
以下実施例(:ついて説明する。
実施例1 エポキシ樹脂としてはエポキシ化フェノールノボラック
(数平均分子量;550、エポキシ当量;170、エポ
キシ基の数7分子;3.2、加水分解性クロル基t 5
00 ppm ) 70部、反応性希釈剤としてはCt
a の長鎖脂肪酸のグリンジールエステル(加水分解性
クロル基; 900 ppm ) 30部、硬化剤とし
て予め350メツシユパスの微粉末化したジンアンジア
ミド40部、硬化促進剤として1.8ジアザ−ビシクロ
(5,4,、) )ウンデセン−7のレゾルシン塩0.
3部、弗素樹脂系消泡剤0.01部を撹拌し均一分散液
とする。更(二結晶性ンリカ粉末100部を加え播潰器
で混練し、最後(二三本ロールを通して均一なペースト
状マウント用樹脂組成物を得る。
得られたペースト状マウント用樹脂組成物は液の厚さ2
0龍以下にバット中(二拡げて真空チャンバー中で常温
、5 imHg以下の高真空下に脱泡する。
脱泡された樹脂組成物はリードフレーム上にスクリーン
印刷またはスタンピング(二より定量的(′−自動供給
され、チップをマウントする。
樹脂の硬化は200℃の加熱炉の中、120分放置する
こと(二より得られる。
マウント用樹脂の各種の性能は第1表の通りである。
なお、上記のエポキシ樹脂として精製を行わないで市販
のまま用いると、加水分解性クロル基の量は1,200
 ppmである。これをそのまま用いると、熱水抽出後
のクロルイオンの量は350 ppmとなる。
この値は精密なエレクトロニクス用素子としては信頼性
の面より望ましくないものである。
実施例2 エポキシ樹脂としてはエピビス系液状エポキシ樹脂(数
平均分子量; 400、エポキシ当量; 190、エポ
キシ基の数/分子;2.O1加水分解性クロル基; 2
00 ppm )とフロログルシンのトリグリンジール
エーテル(数平均分子量; 360、エポキシ当量:1
25、エポキシ基の数7分子;2.9、加水分解性り1
71L/基; 700 pI)m >とを1.0 / 
3.0の割合(=混合したものを用いる。充填剤として
はアルミナを用いる。反応性希釈剤、硬化剤、硬化促進
剤、消泡剤は実施例1と同じである。配合、ペースト性
状、硬化条件、硬化物の性能は第1表の通りである。
実施例3 エポキシ樹脂としてはアリル化ビスフェノールFを過酸
でエポキシ化したもの(数平均分子量;400.エポキ
シ当tt ’、 125、エポキシ基の数/分子;3.
O1加水分解性クロル基;なし)と実施例1のエポキシ
化フェノールノボラックとを1.0 / 1.0の割合
に混合したものを用いる。
充填剤、硬化剤、硬化促進剤、消泡剤は実施例1と同じ
である。
配合、ペースト性状、硬化物の性能は第1表の通りであ
る。
比較例 反応性希釈剤としてフェニルグリシシールエーテルを用
いる以外は、他の原材料はすべて実施例1と同じものを
用いる。
配合、ペースト性状、硬化条件、硬化物の性質は第1表
の通りである。
フェニルグリシシールエーテルの揮発性(二よりタック
フリー性が劣化し、そのためスクリーン印刷、スタンピ
ングを長時間連続運転することは不可能であり、望まし
くない。
第1表 艙xlOmr/5ec−cl 火料プレッシャークツカー (2o時間)手続補正書(
自発) 昭和58年 8月 3日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第111811号 2、発明の名称 絶縁樹脂ペースト 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号4、補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。
5、補正の内容 (1)第18頁第1行 [10gをトルエン3011山ことかし、更に0.IN
 KOIIJ を手続補正書(自発) 昭和59年 1月5日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第1]1811号 2、発明の名称 絶縁樹脂ペースト 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所゛ 東京都千代田区内幸町コ丁目2番2号4、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。
5、補正の内容 (1)第18頁第3行 「消費されたアルカリの量を0.1NI−ICIにより
」を「生成したクロルイオンの量を0.01 A、NO
,により」と補正する。
(2)第18頁第4〜5行 「消費されたアルカリの量と当量の塩素量を計算でめ、
」を1この値を」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱伝導性充填剤、エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤及
    び反応性希釈剤よりなる絶縁樹脂ペーストであって、熱
    伝導性充填剤は熱伝導度が10に7’Wm−’ K −
    ” (0℃)以上のものであり、エポキシ樹脂は液状で
    、加水分解性ハロゲン基の含有量が600ppm (重
    量)以下であり、エポキシ基を分子当り平均2.5ケ以
    上有するものであり、硬化剤はジンアンジアミドであり
    、硬化促進剤は第3級アミンの塩であり、反応性希釈剤
    はエポキシ基を分子当り少くとも1ヶ有し、沸点250
    ℃以上であり、10ポイズ/25℃以下の粘度であり、
    更(=加水分解性へロゲン基の含有量が1ooo pp
    m (重量)以下であることを特徴とする無溶剤−波型
    絶縁樹脂ペースト。
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