JPS6042127B2 - 卵をコンベヤ−に移送する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品を台皿あるいはボール箱からコンベヤーに
移動させるための装置に関し、更に詳細には運搬台皿か
ら一列のコンベヤーに卵を移動させるための装置に関す
る。

多くの卵処理工程において、最初卵はホール箱に貯蔵さ
れて輸送されるが、例えば、一つの台皿に３嘲の卵が数
列に並べられており、これらの台皿がケースの中に収め
られるようにして卵が個々の台皿に置かれている。洗浄
や等級分類、卵割りのようなその後の卵の処理工程を行
うには台皿から卵を取り出し、卵を移送コンベヤー上に
数列に並べることが必要である。台皿からコンベヤーに
卵を移送するために多く１の異なつた方法と装置とが使
用されている。

ある条件のもとでは満足できるものであるが、これらの
現在の方法と装置は多くの移送動作に対して非能率であ
り、卵の他の移送事情には適応し難いものであることが
判明している。現在のこれらの方。７法と装置は取扱者
の時間をくう点において非能率であり、取扱者が不必要
な移動または運動をしなければならないことが判明して
おり、また通常処理される最小規格の卵台皿を効率的に
取り扱うことができないことも判明している。

改良された移送装置は従来の装置によつては満足に行わ
れない通常の操作方式において標準的でない台皿を使用
できるようにする。

本発明の装置はまた高速で効率的な卵移送装置を提供し
、その装置を用いる場合卵がケースに何個もの台皿が入
つた形で移送位置へ簡単にかつ便利に供給される。

この位置におい、取扱者は、卵を移送する前にひび割れ
ていたり、中味の漏れている卵を台皿から取除くととも
に、連続高速卵移送操作の一部として、移送されなかつ
た卵があつた場合にそれを台皿から取除いたり、または
よごれた台皿を除去するのを取扱者ができる方法によつ
て、台皿に入つた卵を移送装置に供給する。この一般型
式をもつた従来の卵移送装置と比較してみると、本発明
の装置を用いるとき、取扱者は上記の工程または他の操
作シーケンスのどれを実施するためにもその操作位置か
ら移動する必要はない。従つて、本発明の目的は卵を列
コンベヤーに移送するための改良された割合簡単で高速
の移送を行なえる装置を提供することである。

本発明の他の目的は取扱者が卵の台皿から不都合な卵を
取り除き、取り除いた卵を受け入れ可能な卵で置換する
のに移送操作中に操作位置から離れずにすむ改良された
卵移送装置を提供することである。

本発明の他の目的は従来の装置によつて満足に−扱えな
いよごれた卵あるいは台皿を満足に扱う、台皿からコン
ベヤーへ卵を移送する改良された装置を提供することで
ある。

本発明の他の目的は台皿から列コンベヤーに卵を移送す
るにあたり台皿を積み重ねるかまたはケ．ースにいれた
状態で移送位置へ供給できる改良された装置を提供する
ことである。

卵を入れた台皿は直接移送位置に配置される。本発明の
他の目的は都合のよいことに一人の取扱者がそれぞれの
移送サイクルにおいて一つ以上・の台皿を処理できる台
皿からローラコンベヤーに卵を移送する改良された装置
を提供することてある。

本発明の他の目的は最小の床空間を使用する装置を用い
る比較的小さな面積において台皿あるいはケースから列
コンベヤーに卵を移送する改良された装置を提供するこ
とである。

本発明の他の目的およびそれ以外の目的は説明される実
施例の理解により明白になり、特許請求の範囲に示され
、ここに示されない種々の利点が本発明を実際に用いる
と当業者には思つくであろう。

本発明の一実施例が説明のために記載されておｌり、図
面に示されている。

本発明の装置は移送台皿から卵の洗浄、割りあるいは他
の処理装置に卵を連続的あるいは断続的に運ぶための列
コンベヤーに卵を移送するための卵の処理操作に使用さ
れる。

卵を貯蔵し、配送する便利て標準的な方法は卵を支持す
る輪部を持つた台皿に卵を詰めることであり、普通には
、台皿は多くの卵、例えば６個の卵を５列に並べて３Ｃ
＠の卵を有している。これらの台皿はケースの中に何段
にも積み重ねられている。本発明の好ましい装置におい
ては、ケースが移送装置の取扱者に隣接して便利な高さ
に支持されている場合、卵は卵移送位置に直接供給され
る。

ボール箱は適当なボール箱コンベヤーによつてこの位置
に運んでくることができる。第１図は卵移送の好ましい
工程を示している。

これらの工程をその工程を実施するための装置の一般的
な説明とともに説明する。本発明の移送装置は、卵台皿
のケースが供給される（工程１）支持面に隣接して置か
れる卵台皿受けテーブル１０（第２図）を含んでいる。

テーブル１０は、枢軸を中心に回転するように設けられ
た卵移送ヘッド１１を支持し、ヘッド１１は取扱者がテ
ーブル１０に置いた（工程２）一つ以上の台皿１３（第
３図）の卵１２に係合してそれを持ち上げ、コンベヤー
１４にこれらの卵を運ぶように位置決めされている。例
えば、二つの標準的な卵の台皿のような卵の台皿を移送
するための好ましい最も効率的な方法は取扱者が前の何
回もの装荷サイクルて移送を終つてテーブル１０の上に
亭る一重ねの台皿の一番上に各台皿を載せることである
。

取扱者が移送テーブル１０上の各積み重ねの一番上に各
台皿１３を置いた後、取扱者が台皿上の卵を検査し、ひ
びがあつたりまたは卵の漏れ汁あるいは他の物質でよご
れた不都合な卵を取り除き、それらを受け入れ可能な卵
で置き換える（工程３）ための時間がもてる。台皿１３
がテーブル１０上の適所にあつて、不都合な卵が除去さ
れ、置替えられてしまうと、取扱者は卵移送ヘッド１１
を解放する移送スイッチ１７を押せば、そのあとヘッド
がタイミング装置の制御のもとに下方に移動して卵１２
と係合し、卵コンベヤー１４の上方の位置に向つて卵１
２を運ぶ（工程４）ようになつている。

移送ヘッドが卵１２をコンベヤー１４１こ運ぶ時、もし
必要であれば、コンベヤーに要求される卵と卵との列間
隔に合わせるため卵の間隔を変える。

１９７岬（昭和４５年）１１月２４日付のウイリアム・
エイチ・ワーレンの米国特許第３５４２２２４号が適当
な間隔調節装置を説明している（工程５）。

コンベヤー１４上のタイミング装置は正しいコンベヤー
の位置においてコンベヤー１４上へ卵を下ろすように卵
解放機構を働かす（工程６）。適当な卵移送ヘッドが、
例えば、ウイリアム・エイチ・ワーレンの１９６奔（昭
和４俳）４月８日付の米国特許第３４３７０９６号およ
び１９７１年（昭和４６年）６月２８日付の米国特許第
３５８７８８８号に説明されている。そのような移送装
置は弾性ゴムの卵チャック１５とチャック１５に接続さ
れた真空源を用いて卵１２に係合して、卵を台皿１３か
らコンベヤー１４へ運ぶ。上記の特許第３４３７０９６
号に説明された型の同期真空装置が卵を持上げる真空力
の適用および解除を制御する。好ましい移送ヘッドは、
送テーブル１０にある台皿１３上の卵１２とコンベヤー
１４の高さの間にある高低差に順応できる。移送装置は
卵の取上げ高さおよび卵解放高さの両方において支持さ
れた卵の配列を水平位置に維持するため上記の特許第３
５８７８８８号に説明された型の高さ調整装置を含んで
いる。移送ヘッド１１がコンベヤー１４に向つてその運
動を開始した後、取扱者は最上部の台皿１３を検査する
。

卵が残されていると、その状態によつて、それらは取り
除かれ、都合の良いコンテナーまたはこみすて用の大箱
に入れられる。最上部の台皿がよごれていると、その積
み重ねから除去され、積み重ねに残つているきれいな台
皿とは別にきれいにされる。移送テーブル１０の好まし
い構成は隣接して二重ねの卵台皿１３を積み重ねできる
ようにしてある。

こうすることにより台皿１３が移送ヘッド１１の操作に
よつて次々に空にされると、二重ねの台皿１３を作るた
め二つの積み重ねの上に卵の詰つた台皿１３を取扱者が
連続して置けるようになる。移送ヘッド１１が移送サイ
クルを開始したときに卵１２を持ち上げた後に振り回さ
れて積み重ねから離される枢軸で回転するように取付け
られた押え装置１６が上部の台皿に設けられている。こ
の押え装置にはばねがついており、台皿１３の積み重ね
の高さが増えるのに適応するように十分に持ち上がる。
取扱者は空の台皿１３を検査しよごれているものは取除
く（工程７）、その後それぞれの積み重ねの上に卵の詰
つた台皿を迫加する（工程８）。押え装置１６は、卵チ
ャック１５が卵１２と係合し、台皿１３からそれらを持
ち上げて離すとき、移送期間中積み重ね上の最上部の台
皿１３と係合するように下方に施回させられる。定期的
に、取扱者は移送テーブル１０から空の台皿１３を取り
除き、それらを適当な除去コンベヤー上に置くかあるい
は再使用のために置かれたケースに入れる（工程９）。
第４図は押え装置１６の実施例の側面図を示している。

一連の台皿用平行案内棒１８は適当な取付ブラケット１
９に固定されており、それらが丁度テーブル１０の上に
来るように位置決めされ、棒１８が卵台皿１３上の卵の
区画の間にはまる。例えば、第２図に示された実施例に
おいては、二重ねの台皿１３を受けてそれをきちんと並
べるた゛めの４本の棒１８が示されている。押え装置１
６がテーブル１０の上で台皿案内棒１８の上方に設けら
れている。それは台皿に係合する横材２２を有する押え
枠２１が枢軸で回転するように取付けられている取付ブ
ラケット２０を含んでいる。横・材２２は、押え枠２１
の奥行方向に直角に押え枠２１に固着され、押え枠を下
げたとき最上部の台皿に係合する。押え枠２１は移送ヘ
ッド１１が最上部の台皿１３から卵１２を上方に持上げ
た後第２図に示された高くなつた台皿装荷位置まで上方
ノに揺動する。これによつて、取扱者が汚損台皿除去工
程７を行い、次に、次の卵の詰つた台皿が移送位置に置
かれるとき台皿装荷工程２および３を行うことができる
ようになる。押え枠２１は移送ヘッド１１の駆動軸２４
に設けられたカム駆動輪２３を含む駆動装置によつて持
ち上げた位置と降ろした位置の間で揺動される。カム輪
２３はピボット腕２６に設けられたカム従輪２５を介し
て押え腕２１に結合されている。ピボット腕２６はその
上端２７においてこの機械の台に枢軸で回転するように
取り付けられ、その下端２９においてピン２８によつて
ばね付結合レバー３１に連結され、結合レバー３１は結
合ピン２８を受けるため細長スロット３２を含んでいる
。レバー３１は一端がクランク３０に接続され、他端が
自由端になつている。コイルばね３３が結合ピン２８と
結合レバー３１の自由端との間に取付けられて、ピン２
８をスロット３２の右手端部の方に押しつけており、ピ
ン２８がばね３３の力に抗してスロット３２の中で動く
ので卵台皿１３の積重ねを高くするのに追髄して押え枠
２１が上方に揺動できるようにしている。制御装置を用
いて卵移送ヘッド１１の運動を制御するのが好ましい。

ヘッドは上記の特許第３４３７０９６号の型の適当な電
気駆動装置によつてそのサイクルを通じて駆動される。
上部の台皿の検査を終ると、取扱者は作動スイッチ１７
を押す。スイッチ１７を入れると、移送ヘッドの運動は
規則的なタイミングカムによつて制御され、ヘッド１１
は移送テーブル１０の台皿１３の上方の持ち上がつた位
置から下方に揺動し、真空が卵チャック１５に加えられ
ると卵１２と係合し、次いでコンベヤー１４上の解放位
置に卵１２を運ふため反対方向に移動する。コンベヤー
１４が適当な卵受け位置に前進した時、コンベヤー１４
によつて駆．動されるカム（図示せず）の動作によつて
卵１２を移送ヘッド１１からコンベヤー１４に解放し、
移送ヘッド１１を最初の静止位置に揺動して戻す。従つ
て、移送ヘッド１１はコンベヤー１４が移送された卵１
２を受けるのに十分な量だけ前進！すると１サイクル終
了することになることが理解される。それ故、機械取扱
者によつて操作される作動スイッチ１７は、卵の詰つた
一番上の台皿１３が位置決めされ、検査されかつ移送操
作の準備ができている場合だけ移送操作が行われるよう
に４オーバーライディング制御をする。一番上の卵の詰
つた台皿１３が準備できていない時、取扱者はスイッチ
を押さないので、移送は、スイッチ１７が押され、コン
ベヤー１４が他の卵の群を受けるために更にある距離だ
け前進するまでは移送は行われない。装荷（ローテイン
グ）が円滑に進められている場合、作動スイッチはバイ
パススイッチ４１（第２図）によつてバイパスされ、機
械が完全に自動制御されその結果卵の移送ヘッド１１は
卵コンベヤーが一組の卵を受けるのに十分な距離だけ前
進する度毎に、即ち、（１）個の卵が移送されており、
６個の卵の列がコンベヤーで使用されている場合、コン
ベヤーが１賠前進する度毎にその）サイイルを終了する
。第３図に移送ヘッド１１の一例を示している。

Ｌ状の支持腕３５は駆動軸２４に取り付けられており、
実線で示されるようにその取り上げ位置から点線で示さ
れる解放位置まで駆動軸２４の制御・の下で腕が運動す
る。真空カップ１５のリフター（Ｌｉｆｔｅｒ）板３６
は一端において腕３５に、他端においてリフター板３６
の支持軸４２に回転可能にそれぞれ取り付けられている
装置すなわち軌道リンク３７によつて腕３５に取り付け
られている。レベル調整装置が図示の卵の取り上げ、解
放位置においてリフター板のレベルを調整するために使
用される。

レベル調整装置は、環状チェーン４３を含む標準的なパ
ンタグラフ型の装置を含んでいる。第３図において、弧
４４は卵の取り上げ位置と解放位置との間を運動させら
れる時の腕３５の外端の通路を表わしている。

曲線４５は卵１２が十分に垂直な動きで取り上げられ、
解放されることを保証するため卵支持板３６の支持軸４
２の取り上け位置と解放位置の近くにおける所望の運動
経路を表わしている。この運動は卵１２およびその支持
板３６に対して軌道リンク３７の制御装置によつて得ら
れる。第２図および第３図に示されるように、この装置
は軌道リンク３７に取り付けられるスプロケット３８と
環状チェーン３９によつて接続される固定スプロケット
４０とを含んでいる。スプロケット３８と４０とは板支
持軸４２に対して図示の経路４５を、板３６に支持され
た卵１２に対して類似の経路を与えるように選択されて
いる。移送ヘッド１１がテーブル１０上の台皿１３の積
み重ねの高さが増えるのに順応するように、移送ヘッド
の駆動装置はばね継手を備えているのが好ましい。

はね継手は最上部の台皿内の卵１２をおしつけて移送ヘ
ッド１１が下方に運動するときに縮むように調節されて
いる。それと入れ替えに、または追加として、台皿１３
は押え装置１６の作用により積み重ねの上部の高さをほ
ぼ一定に維持するため下方に縮む弾性的な支持の上に支
持されても良い。上記の移送装置は十分に小型化されて
おり、二つの装置を並行にまたは対向するように配置で
きる。

取扱者をそれらの装置間に配置して、卵のケースを都合
の良い点に供給すると、一人の取扱者が両方の装置を操
作できる。単一の機械の操作あるいは二台の機械の操作
は移送ヘッド１１が各移送サイクルの大部分の時間は卵
の台皿１３から離れているという上記の移送ヘッド１１
の作用によつて容易になる。移送ヘッド１１は好ましく
はコンベヤー１４の速度よりもかなり速い速度で運動さ
せられ、それによつて移送ヘッド１１の運転休止時間を
最大にし、ヘッド１１が取扱者の前で動いている時間を
最小にする。卵の台皿からコンベヤーに卵を移送するた
めの改良された装置を説明した。

この装置は、動作効率を特によくするとともに一人の取
扱者が卵移送位置で占有する空間の利用効率を特によく
する。更に、この装置は、洗浄問題のある卵を容易に捜
して、それを取扱者が受け入れ可能な卵と交換するので
、洗浄の問題を生ずる卵を含む台皿を取扱うことになろ
う。取扱者は操作位置から移動する必要もなく、しかも
同時に不都合な卵を移送工程から除くために卵の移送を
監視しながら、洗浄機、卵割り器等のような高速度卵処
理機械のための一台あるいは二台の移送装置に効率的に
取扱いできる。空になつた台皿の積み重ねは取扱者が操
作位置を離れることなく卵の取上げ位置さら簡単に除去
される。移送用の関連装置とともに移送を達成する工程
の調整によつてこれらの改良が得られる。

台皿からコンベヤーへの卵の物理的な移動は穏かな卵取
扱方式で高速で行われるので卵の移送と移送との間で比
較的長い時間をとつて取扱者が関連する台皿の取扱い工
程と卵および台皿の検査工程を行えるようになる。改良
された装置はまた、移送を完全に取扱者の制御の下にお
くことができるようにするのに有効であり、それによつ
て不都合な卵あるいは汚れた台皿が卵処理工程または台
皿処理工程に入るのを防ぐことが必要なとき、移送を中
断できる。

これらの結果は、取扱者が全く安全であり、また、ケー
ス入りの台皿に載つてやつてくる卵を本発明の装置によ
つて移動コンベヤーに移送するとき、取扱者が比較的簡
単で物理的に厳しくない運動しか必要でない装置で得ら
れる。本発明の精神および範囲から逸脱せず、その利点
を犠性にすることなく種々の変更が各部の形状、構造お
よび構成において可能である故、ここにおける全ての事
項は例示的であつて意味を制限するものでないことを理
解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置を用いそ行なわれる移送作業工程
の例を示す工程図である。 第２図は本発明を実施するための装置の一実施例の斜視
図である。第３図は移送ヘッドの一例の側面図である。
第４図は台皿押え装置の側面図である。１０・・・台皿
受けテーブル、１１・・・卵移送ヘッド、１２・・・卵
、１３・・・台皿、１４・・・コンベヤー、１５・・・
卵チャック、１６・・・押え装置、１７・・・作動スイ
ッチ、１８・・・平行案内棒、１９・・・取付ブラケノ
ツト、２０・・・取付ブラケット、２１・・・押え枠、
２２・・・横材、２３・・・カム駆動輪、２５・・・カ
ム従輪、２６・・・ピボット腕、２８・・・ピン、３０
・・・クランク、３１・・・結合レバー、３２・・・ス
ロット、３３・・コイルばね、３５・・・支持腕、３６
・・・リフター板（支持板）、３７・・・軌道リンク、
３８・・・スプロケット、３９・・・環状チェーン、４
０・・・固定スプロケット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数の係合カップを有する把握手段１５と前記係合
   カップを支持する手段３６とを備えた卵移送ヘッド手段
   と、前記把握手段が施回自在に結合されている支持腕３
   ５を有する駆動手段とによつて、卵を卵の詰つた台皿か
   ら取出して列コンベヤーへ移送する卵移送装置において
   、（ａ）卵台皿の１つ以上の積重ねを１列に置くのに適
   する寸法を有し、取扱者が規定の位置で予め定めた数以
   下の台皿からなる各種重ねの最上部の皿の内側を見るこ
   とができる卵台皿受けテーブル１０と、（ｂ）前記卵台
   皿受けテーブルの取扱者の操作位置と反対の側に施回自
   在に取付られ、前記卵台受けテーブルの長さ方向に直角
   な方向に伸び前記テーブルの前記反対の側に配設された
   取付け手段２０に施回自在に取付けられた複数の腕を含
   む取付け枠２１と、前記腕に直角に前記腕に接続されて
   前記卵台皿に係合して前記卵台皿を前記卵台皿受けテー
   ブルに押さえつけるのに適応する押え部材２２とを備え
   た台皿押え手段１６と、を具備し、 （ｃ）前記卵移送ヘッド手段に対する前記駆動手段の前
   記支持腕が前記卵台皿受けテーブルとコンベヤーとの中
   間に位置する駆動軸２４に施回自在に結合され、（ｄ）
   前記卵移送ヘッド手段と前記台皿押え手段の両方が前記
   卵台皿の積重ねの高さの変化に適応できる構成になつて
   いること、を特徴とする卵移送装置。