JPS6039281B2 - ワツクスの製造方法 - Google Patents

ワツクスの製造方法

Info

Publication number
JPS6039281B2
JPS6039281B2 JP10546979A JP10546979A JPS6039281B2 JP S6039281 B2 JPS6039281 B2 JP S6039281B2 JP 10546979 A JP10546979 A JP 10546979A JP 10546979 A JP10546979 A JP 10546979A JP S6039281 B2 JPS6039281 B2 JP S6039281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
titanium
compound
halogen
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10546979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5630412A (en
Inventor
修治 南
典夫 柏
道春 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP10546979A priority Critical patent/JPS6039281B2/ja
Publication of JPS5630412A publication Critical patent/JPS5630412A/ja
Publication of JPS6039281B2 publication Critical patent/JPS6039281B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、顔料分散剤として優れた特性を有するワック
スを収率良く製造する方法に関する。 高分子化合物を顔料で着色する際、顔料を着色むらのな
いよう高分子化合物に均一に配合するために、予め顔料
と顔料分散剤とのマスターバッチを作っておく方法があ
る。かかる目的に使用される顔料分散剤として各種のワ
ックスが市販されており、多くの高分子化合物の着色に
利用されている。市販ワックスとして合成品も知られて
おり、例えば高圧法ポリエチレンの熱分解で得たワック
スおよびエチレン又はエチレンとプロピレン、1ープテ
ンなどのQ−オレフィンとをチーグラー型重合すること
により得たワックスのようなポリエチレンワックスが多
用されている。熱分解ポリエチレンワックスと重合ポリ
エチレンワックスとは、分子構造その他の相違に起因し
てか着色すべき高分子化合物の種類により顔料分散能に
差があり、それぞれの得意とする分野が若干異っていた
。ところが熱分解ポリエチレンワックスは、熱安定性に
難があり、変色し易いという欠点があるので必らずしも
優れた顔料分散剤とは言えず他の代替品の出現が望まれ
ていた。これに反し重合ポリエチレンワックスは熱安定
性に優れ、変色傾向が少ないという利点があるが、従来
提供されているものでは、既述のように例えば顔料分散
性などの点において熱分解ポリエチレンワックスが優位
にあった分野には充分適合しうるとは言えなかった。例
えば高圧法ポリエチレン用の顔料分散剤としては、分散
性能の点から分解ポリエチレンワックスが一部で使用さ
れており、従来の重合ポリエチレンワックスで代替し得
なかった。 本発明者らは、熱安定性が良好で変色傾向が少ない重合
ポリエチレンワックスにおいて、顔料分散性が分解ポリ
エチレンワックスに類似した性能を有するもの、例えば
高圧法ポリエチレンに対する顔料分散性が優れたものを
探索した結果、以下に述べる条件下で重合を行うときに
顔料分散性の優れたワックスを高い触媒効率でもつて製
造できることを見出した。 すなわち本発明によれば、 ■ マグネシウム化合物で活性化された高活性チタン触
媒成分{B} ハロゲン含有有機アルミニウム化合物お
よびに} エーテルからなる触媒を用いて、炭化水素溶
媒中、水素の共存下、i20℃以上でかつ生成するワッ
クスが液相で存在する温度条件下でエチレンとQ−オレ
フインを共重合させ、分子量1000なし、し1000
0でありかつエチレン含有量が92ないし98モル%の
ワックスを製造することを特徴とするワックスの製造方
法が提供される。 本発明で使用される高活性チタン触媒成分凶は、マグネ
シウム化合物の使用により高情性化されたチタン触媒成
分であって、予め使用に先立ってマグネシウム化合物と
チタン化合物を作用させておくか、又は重合系でマグネ
シウム化合物とチタン化合物を接触させて高活性化が達
成される。 高活性チタン成分■は、エチレンの高分子量重合体を製
造する場合、通常チタンlmg当り、エチレン重合体約
50多以上を製造する能力を有する。該触媒成分風は、
マグネシウム化合物に坦持されたチタン触媒成分であっ
てもよく、またマグネシウム化合物とチタン化合物を、
例えばアルコールの如き可溶化剤の使用によって炭化水
素等に溶解せしめたものであってもよい。触媒成分風中
のチタンは、通常4価および/又は3価である。固体状
の触媒成分凶は、通常好ましくはチタン含有量が約0.
2ないし約18重量%、又、ハロゲン/チタン(モル比
)が好ましくは約4ないし約300、一層好ましくは約
5ないし約200である。更に、その比表面積は好まし
くは約10〆/汐以上、さらに好ましくは約20ないし
約1000で/夕、一層好まし〈は約40なし、し約9
00〆/夕である。このような固体状の高活性チタン触
媒成分■に関しては広く知られており、基本的には、マ
グネシウム化合物とチタン化合物を反応させて比表面積
の大きい反応物を得るか又は比表面積の大きいマグネシ
ウム化合物にチタン化合物を反応させる方法が多用され
る。例えば、マグネシウム化合物とチタン化合物の英粉
砕法、比表面積が充分に大きくされたマグネシウム化合
物とチタン化合物の熱反応、含酸素マグネシウム化合物
とチタン化合物の熱仮応、電子供与体で処理されたマグ
ネシウム化合物を予め有機アルミニウム化合物やハロゲ
ン含有ケイ素化合物で処理し、あるいは処理せずに、チ
タン化合物と反応させる方法などを代表例として挙げる
ことができる。固体状の高活性チタン触媒成分風の製造
に使用されるマグネシウム化合物としては、種々のもの
がある。 例えば塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、沃化マグ
ネシウム、弗化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸
化マグネシウム、マグネシウムヒドロキシハライド、ア
ルコキシマグネシウム、アルコキシマグネシウムハライ
ド、アリロキシマグネシウム、アリロキシマグネシウム
ハライド、アルキルマグネシウムハライド、あるいはこ
れらの混合物などを例示することができる。これらは如
何なる製法で作られたものであってもよい。マグネシウ
ム化合物はまた他の金属や電子供与体などが含有されて
いてもよい。固体状の高活性チタン触媒成分風の製造に
使用されるチタン化合物としては、Ti(OR)4‐m
Xm(Rは炭化水素基、×はハロゲン、OSm≦4)で
示される4価のチタン化合物が例示できる。 このようなチタン化合物の例としてはTIC〆4、Ti
Br4、Ti(〇C2日5)Cそ3 、Ti(〇C2日
5)Cと2 、Ti(OC6鴇)3CZ、Ti(OC2
日5)4などを挙げることができる。更に、四ハロゲン
化チタンを、アルミニウム、チタン、水素、有機アルミ
ニウム化合物などの還元剤で還元して得られる各種三ハ
ロゲン化チタン、例えば三塩化チタンを例示できる。こ
れらチタン化合物は2種以上複数種併用して利用するこ
とができる。このような固体状高活性チタン触媒成分凶
を得る代表的あ方法は、例えば特公昭46−34092
、特公昭46−3409&特公昭47−41670特公
昭47−46269特公昭50−32270、特公昭5
3一1796などに記載されており、本発明で利用でき
る。 また可溶型の高情性チタン触媒成分の1例は、特願昭5
3−151998号に示されている。 ハロゲン含有有機アルミニウム化合物曲としては、式R
ipAそ(OR2)nHqXr(ここで、R1,R2は
炭化水素基、好ましくは炭素数1なし、し15のアルキ
ル基、Xは塩素、臭素、沃素、弗素などのハロゲン、p
は好ましくは1≦pく2、nは好ましくはOSn<1、
とくに好ましくはn=0、qは好ましくは0≦q≦1、
rは好ましくは1くrく2の数であって、p十n十q+
r=3である)で表わされる平均組成を有する有機アル
ミニウミ化合物が好適に用いられる。また重合系内にお
いて有機アルミニウム化合物こ変換し得るのであれば、
有機アルミニウム化合物と共にアルミニウムトリハラィ
ドを平均組成が前記式となるような割合で用いることも
できる。同様の理由でトリアルキルァルミニゥムを前記
式を満足するような割合で使用するときには、ハロゲン
含有有機アルミニウム化合物と併用することができる。
ハロゲン含有有機アルミニウム化合物として具体的には
、ジヱチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミニウ
ムクロリド、ジエチルアルミニウムブロミドのようなジ
アルキルアルミニウムハライド、エチルアルミニウムセ
スキクロリド、プロピルアルミニウムセスキクロリド、
ブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウ
ムセスキブロミド、オクチルアルミニウムセスキクロリ
ドのようなアルキルアルミニウムセスキクロリド、エチ
ルアルミニウムジクロリド、ブチルアルミニウムジクロ
リドのようなアルキルアルミニウムジクロリド、あるい
はこれらの混合物などを代表例として挙げることができ
る。これらの中ではアルキルアルミニウムセスキハライ
ド又はアルキルアルミニウムセスキハラィドと他の有機
アルミニウム化合物との混合物であって、平均組成が、
ハロゲン/アルミニウム(原子比)が1なし、し2の範
囲にあるものであり、このような化合物を選択すること
により、願料分散性の良好なワックスが得やすく、しか
もエーテル使用の効果が顕著である。エーテル{C)と
しては、ジヱチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
ジn−プロピルエーテル、ジnーブチルエーテル、エチ
ルn−ブチルエーテル、ジイソブチルエーテル、ジイソ
アミルエーテル、ジヘキシルエーテル、ジオクチルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレン
グリコールジブチルエーテル、テトラヒド。フラン、ア
ニソールのような炭素数2ないし20のエーテルが好適
に使用される。エーテルの作用は、触媒活性を著しく上
昇させると共に生成ワックスの性状に影響を与える。エ
ーテルの使用量は、エーテル/ハロゲン含有有機アルミ
ニウム化合物(モル比)が0.05ないし1、とくに0
.1なし、し0.8の範囲となるようにするのがよい。
本発明では、前記脚,{B},‘C}成分を用い、炭化
水素溶媒中、水素の共存下、120qo以上でかつ生成
するワックスが液相で存在する温度条件下で、エチレン
Qーオレフィンを共重合させてワックスを製造させる。 炭化水素溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、デカン、ドデカン、灯油のような脂
肪族炭化水素、シクロベンタン、メチルシクロベンタン
、シク0へキサン、メチルシクロヘキサンのような脂環
族炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシレンのような芳
香族炭化水素、あるいはこれらの混合物などが使用でき
る。好ましい炭化水素溶媒は脂肪族炭化水素およびまた
は脂環族炭化水素である。重合温度は12000以上、
好適には140ないし23000であって、生成ワック
スが液相をなす条件、好ましくは生成ワックスが炭化水
素溶媒に溶解し、均一相を維持する条件である。 エチレンと共重合すべきQーオレフィンは、プロピレン
、1ーブデン、1ーベンテン、1ーヘキセン、4−メチ
ル一1ーベンテン、1ーオクテン、1−デンセン、1−
テトラデセン、1ーオクタデセンなどであり、顔料分散
性の良いワックスを得るには、とくに炭素数5なし、し
10のものを選ぶのが好ましい。 目的とするワックスのエチレン含量、分子量あるいは重
合温度など種々の反応条件によっても異なるが、エチレ
ンとQーオレフィンの供給比率(モル比)は通常エチレ
ンの供給量1モルに対し0.1なし、し1モル程度とす
るのが好ましく、ワックス中のエチレン含有量が92な
し、し98モル%となるように調節するのが好ましい。
また水素の供給量は、ワックスの分子量が1000なし
、し10000とくに2000ないし8000となるよ
うに調節され、通常エチレンの供給量1モルに対し0.
05ないし0.5モル程度の割合で供給するのが好まし
い。なおワックスの分子量Mwは135qo、デカリン
中で測定した極限粘度〔り〕から次式によって求めたも
のである。M=2.51×IぴX〔り〕1.凶5 上記共重合は回分式または連続式で行うことができるが
、とくに連続式で行うのが望ましい。 本発明によれば、顔料分散性良好なワックスを行収率で
得ることができる。次に実施例を示す。 実施例 1 内容積1.5そのガラス製オートク‐レープにおいて、
市販の無水塩化マグネシウム25夕をへキサン0.5そ
で懸濁させた。 これを3000に保ち櫨拝しながらエタノール92地を
1時間で滴下し、さらに1時間反応させた。反応終了後
、ジェチルアルミニゥムモノクロリド93机を1時間で
滴下し、さらに1時間反応させた。反応終了後TIC〆
4 を90の‘滴下し、反応容器を80ooに昇温して
1時間反応させた。反応終了後、固体部をデカンテーシ
ョンにより遊離のチタンが検出されなくなるまでへキサ
ンで洗浄した。 このものをへキサン懸濁液としてチタン濃度を滴定によ
り定量し、以下の実験に供した。内容量200その加圧
連続式装置を用いて、ヘキサン50夕/hr、エチルア
ルミニウムセスキクロリド9仇hmol/hr、イソア
ミルエーテル3仇hmol/hr、前記で得たチタン成
分原子換算で4mmol′hr連続的に供給した。 また、エチレンおよび4ーメチルー1ーベンテンを連続
的に供給し、全圧38k9/c鰭−G、滞留時間約2.
独特間、および重合温度170qoでエチレン−4−メ
チル−1ーベンテン共重合体ワックスを連続的に合成し
た。英重合体の密度、分子量はそれぞれ4−メチル−1
−ペンテンの供給量、およびQの供給量によって調節し
た。共重合体ワックスは、16.4k9/hrの収量で
得ることができ、分子量は4400、密度は0.893
であった。重合活性は、4100夕−エチレンワックス
共重合体/mmol−Tjに相当する。以下のようにし
て顔料分散用ワックスとして評価した。上記で得られた
ワックスと顔料を1:1の割合で配合して、三本ロール
により混練した。 このもの1夕を高圧法ポリエチレン38夕とよく混練し
て、100〜200山厚さのプレスシートに成型して、
顔料粗大粒子の状態を目視により観察したところ、顔料
の分散状態は非常に良好であった。比較例 1実施例1
の連続重合において、ィソアミルェーテルを使用せず、
実施例1のチタン成分を1仇hmol/hr供給した他
は同様にしてエチレン−4−メチル−1ーベンテン共重
合体ワックスを合成したところ、共重合体ワックスを1
【9′hrの収量で得ることができた。 重合活性は1800ターェチレンワックス共重合体/m
mol−Tiであり、分子量は4700、密度は0.8
95であった。 このものを顔料分散用ワックスとして評価したところ、
実施例1とほぼ同等であった。 比較例 2 実施例1の重合において、ィソアミルェーテルを使用せ
ず、エチルアルミニウムセスキクロリドのかわりにトリ
エチルアルミニウム5仇hmol′hr、実施例1のチ
タン成分をチタン原子換算で2.2hmol′hrを連
続的に供給した他は同様にしてエチレン−4ーメチルー
1ーベンテン共重合体ワックスを合成したところ、共重
合体ワックスを15.4k9′hrの収量で得ることが
できた。 重合活性は7000ターェチレンワツクス共重合体/m
mo】−Tiであり、分子量は4800、密度は0.8
97であった。 このものを顔料分散用ワックスとして評価したが、顔料
分散性は悪かった。 実施例 2 市販の無水塩化マグネシウム20夕、安息香酸エチル5
.0泌およびメチルポリシロキサン(点度10比s)3
.0泌を窒素雰囲気中、直径15肋のステンレス鋼製ボ
ール2.8kgを収容した内容積800の‘、内直径1
0仇岬のステンレス鋼製ボールミル容器に装入し、衝撃
の加速度7Gで2岬時間接触させる。 得られた共粉砕物20夕を四塩化チタン200の‘中に
懸濁させ、80qoで2時間損梓下に接触した後、デカ
ンテーションにより液相部を除去した。その後、80q
oのnーデカンによりデカンテーション法で1回洗浄後
、室温にて精製へキサンで遊離のチタンが検出されなく
なるまで洗浄を行った。前記で得たチタン成分を用いた
他は実施例1と同様にしてエチレン−4ーメチル−1ー
ベンテン共重合体ワックスを連続的に合成した。 共重合体ワックスは16.0k9/hrの収量で得るこ
とが出釆、分子量は4500、密度は0.896であっ
た。 このものを、実施例1と同様にして顔料分散用ワックス
として評価したところ、顔料の分散状態は良好であった
。実施例 3〜4 実施例1の重合において、チタン成分およびィソアミル
ェーテルの使用量を変えた他は同様にしてワックスの重
合を行った。 結果を表1に示した。実施例 5 実施例1の重合において、ィソアミルェーテルをnーブ
チルェーテルに変えた他は同様にしてワックスの重合を
行った結果を表1に示した。 表 1実施例 6 市販の無水塩化マグネシウム50夕を窒素雰囲気下で精
灯油1のこ懸濁させ、2ーヱチルヘキシルアルコール2
05夕(塩化マグネシウムに対して3倍モル)を添加し
、燈拝しながら徐々に昇温し、130qoで1時間反応
させた。 固体は完全に消失し、無色透明な液体が得られた。この
溶液を室温に冷却しても固体の析出はなく、無色透明な
溶液のままであった。このようにして可溶化された塩化
マグネシウム−2−エチルヘキシルアルコール鍔体を得
た。このものに室温でTj(0n−C4日9)4を52
.5mmol添加し、よく燭拝したが外見的には何の変
化もなく、均一透明溶液であった。このようにして、塩
化マグネシウム−2ーェチルヘキシルアルコール鍔体/
Ti(0n−C4日9)4混合液を得た。このときマグ
ネシウム/チタンのモル比は10である。実施例1の重
合において、上記チタン成分lmmol/hr、エチル
アルミニウムセスキクロリド8印hmol′hr、イソ
アミルェーテル26.7mmol/hr連続的に供給し
た他は、同様にしてエチレン−4ーメチル−1ーベンテ
ン共重合体を合成した。 英重合体ワックスは8k9′hrの収量で得ることが出
来、分子量は4200、密度は0.893であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) マグネシウム化合物で活性化された高活性
    チタン触媒成分(B) ハロゲン含有有機アルミニウム
    化合物および(C) エーテルからなる触媒を用いて、
    炭化水素溶媒中、水素の共存下、120℃以上でかつ生
    成するワツクスが液相で存在する温度条件下でエチレン
    とα−オレフインを共重合させ、分子量1000ないし
    10000でありかつエチレン含有量が92ないし98
    モル%のワツクスを製造することを特徴とするワツクス
    の製造方法。 2 ハロゲン含有有機アルミニウム化合物中のハロゲン
    /アルミニウム(原子比)が、1ないし2の範囲にある
    特許請求の範囲1記載の方法。 3 α−オレフインが、炭素数5ないし10のα−オレ
    フインである特許請求の範囲1記載の方法。 4 エーテルの使用量をハロゲン含有有機アルミニウム
    化合物1モルに対し、0.05ないし1モルとする特許
    請求の範囲1記載の方法。
JP10546979A 1979-08-21 1979-08-21 ワツクスの製造方法 Expired JPS6039281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10546979A JPS6039281B2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 ワツクスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10546979A JPS6039281B2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 ワツクスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5630412A JPS5630412A (en) 1981-03-27
JPS6039281B2 true JPS6039281B2 (ja) 1985-09-05

Family

ID=14408437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10546979A Expired JPS6039281B2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 ワツクスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6039281B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096622A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 Dainichi Seika Kogyo Kk 合成樹脂着色用組成物
JPH02245069A (ja) * 1989-03-17 1990-09-28 Nippon Oil Co Ltd 塗膜保護用水性組成物
JP2552400B2 (ja) * 1991-03-06 1996-11-13 出光石油化学株式会社 エチレン共重合体の製造方法
DE19750663A1 (de) * 1997-11-15 1999-05-20 Clariant Gmbh Verwendung von Polyolefinwachsen in Lösemittelpasten

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5630412A (en) 1981-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0022376B1 (en) Process for preparing a chemically blended composition of non-elastomeric ethylene resins, and shaped articles of such a composition
US3888835A (en) Method for the polymerization of copolymerization of ethylene
US4328328A (en) Continuous process for production of olefin polymers or copolymers
CA1325004C (en) Solid catalyst component for olefin copolymerization and process for olefin copolymerization using said solid catalyst component
JPS61218606A (ja) α−オレフイン重合体の製造法
US4322514A (en) Process for preparing a copolymer
JPS6025444B2 (ja) 低密度ポリエチレンの製造方法
JPS60228504A (ja) オレフイン重合体の製造法
CA1074500A (en) Process for preparing polyofefins
JPH0421686B2 (ja)
US4418184A (en) Process for preparation of ethylene polymer wax
JPH0656917A (ja) エチレンを重合および共重合させて超高分子量エチレンポリマーを得るための触媒成分の製造方法
US4209602A (en) Process for the production of polyolefins
NO153968B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av en fast titantrikloridakatalysator, egnet for fremstilling av hoeykrystallinske olefinpolymer.
AU650814B2 (en) Vanadium-containing copolymer
KR100316350B1 (ko) 에틸렌을초고분자량에틸렌단독중합체및공중합체로중합및공중합시키기위한촉매시스템의제조방법
JPS6039281B2 (ja) ワツクスの製造方法
GB2057468A (en) Process for polymerizing ethylene
JPS6119644B2 (ja)
US3634384A (en) Polymerization catalysts
KR0184600B1 (ko) 지글러-나타형 촉매의 제조방법
JPH0332581B2 (ja)
EP0294767B1 (en) Process for producing polybutene-1
US4384088A (en) Process for preparing polyolefins
JPS59179510A (ja) エチレン共重合体の製造法