JPS6039140Y2 - 羽根車模型成形金型 - Google Patents

羽根車模型成形金型

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JPS6039140Y2
JPS6039140Y2 JP16475980U JP16475980U JPS6039140Y2 JP S6039140 Y2 JPS6039140 Y2 JP S6039140Y2 JP 16475980 U JP16475980 U JP 16475980U JP 16475980 U JP16475980 U JP 16475980U JP S6039140 Y2 JPS6039140 Y2 JP S6039140Y2
Authority
JP
Japan
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support plate
mold
impeller
slide core
upper support
Prior art date
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Expired
Application number
JP16475980U
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English (en)
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JPS5792441U (ja
Inventor
章義 森田
芳郎 林
時春 福田
芳夫 浴野
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 開示技術はタービン等に装備される羽根車を鋳造する為
に使用される羽根車模型を底形する技術分野に属する。
而して、この考案は成形機に装備される下部支持板と上
部支持板との間に設けられたブレードキャビティによっ
て羽根車模型を底形するようにされた羽根車模型成形金
型に関するものであり、特に、上記ブレードキャビティ
を形成するスライドコアが下部支持板上にてラジアル方
向に分離集合自在とされていると共に該スライドコアと
上部支持板上に昇降自在に取付けられたスプルー金型と
によって形成されており、該スプルー金型は成形ノズル
の昇降に随伴して上下動するようにされた羽根車模型成
形金型に係るものである。
一般に、タービン等には羽根車が装備されているが、該
羽根車には第1図から第4図までに示すように、軸体1
に複数のブレード2が取付けられ、該各ブレード2が三
次元的に屈曲したものとされているものがある。
従来、このような形状の羽根車Wを造形する成形製とし
ては、ソルブルコア、或は、セラミックの複数個組立て
た成形製、分割されたブレードの成形製、又は、細分化
した金属製スライドコアを成形缶に組立てるものなどが
採用されている。
ところが、これら従来の成形製による成形方法では、量
産性が悪く、又、製品寸法精度が劣るものであり、加え
て、コア割れによる製品不良も多く、更には、コア製造
工程が必要とされたり、金型加工に時間が長くかかる等
の欠点があり、羽根車成形の為のコスト高、性能低下の
一因となる不利点があった。
この考案の目的は従来の羽根車成形技術の問題点に鑑み
、ブレードキャビティを形成するスライドコアをラジア
ル方向に分解集合自在とし、且つスプルー金型を成形ノ
ズルに随伴して昇降させることにより、上記欠点を除去
し成形工程の短縮化と製品精度の向上を図るようにした
優れた羽根車模型成形金型を提供せんとするものである
上記目的に沿うこの考案の構成は、成形機に取付けられ
た上部支持板と下部支持板との間にて、スライドコアと
スプルー金型との集合によって形成されたブレードキャ
ビティ内にワックス、プラスチック等の熱可塑性材料を
射出して羽根車模型を造形腰型開き時には上記スライド
コアを各々ラジアル方向にスライドさせると共に、成形
ノズルの上昇に伴いスプリング力によって上記スプルー
金型を上昇させて、成形された羽根車模型を取り出すよ
うにしたことを要旨とするものである。
次に、この考案の1実施例を第5図以下の図面によって
説明する。
第5図はこの考案による羽根車模型成形金型を示す縦断
面図である。
図中の符号11は成形機に取付けられる下部支持板であ
り、該下部支持板11上にはスペーサブロック12を介
して可動型ベース13が固設されており、該可動型ベー
ス13の上面中央部には位置決め用コア14が固設され
ており、又、該可動型ベース13の上面には位置決め用
コア14を中心としてラジアル方向に複数のレール15
が設けられており、このレール15上にはスライドコア
16が摺動自在に取付けられている。
而して、該スライドコア16は第6図に正面図を、第7
図に側面図を示すようにスライドコア本体16aと、キ
ャビティ形成部16bとから成るものである。
該スライドコア本体16aは扇状の平面形状を有してお
り、その側面16a′と16b′とが互いに当接して環
状に組合わされるようになっている。
又、該スライドコア本体16aの下面には突起16cが
設けられており、該突起16cが前記可動型ベース13
上のレール15に係合されて移動するようになっており
、各スライドコア16が中央に集合して位置決め用コア
14に当たったときに、各スライドコア16の側面16
a′と16a″が当接し、この状態にてキャビティ形成
部16bのクロスラインにて示す両内面16b′と16
b″によってブレードキャビティ17(第5図)が形成
される。
尚、15′はスライドコア16の上面をガイドする支え
板である。
一方、前記可動型ベース13の下面には環状の溝18が
形成されており、該溝18内にはカム板19が回転自在
に設けられて、該カム板19は側部に取付板20を介し
てレバー21が固設されており、このレバー21を手動
あるいはシリンダー機構で操作することによってカム板
19が水平方向に回転するようになっている。
又、該カム板19の上面には複数の溝22が螺旋状に形
成されており、該溝22内にスライドコア16の下端に
設けられたガイドローラ23が挿入されている。
而して、カム板19の回転に伴ない、該ガイドローラ2
3が溝22に沿って移動し、各スライドコア16がレー
ル15に沿って移動されるようになっている。
一方、上方位置には成形機に取付けられた上部支持板2
4が配設されており、該上部支持板24の下面には複数
のガイドピン25が設けられ、上部支持板24と下部支
持板11とが接近するときに該ガイドピン25が可動型
ベース13のガイド穴26内に挿入されて位置決めされ
るようにされている。
この上部支持板24の中央部には固定型26が固設され
ており、その下面に形成された環状突起27がスライド
コア16の集合状態にてその上面に形成された溝28に
嵌合して、該スライドコア16のロックを行なえるよう
にされている。
又、上記固定型26にはスプルー金型29が軸方向に摺
動自在に内挿されており、該スプルー金型29の下面に
形成された凹部30によってブレードキャビティ17の
上面が形成されるようになっていると共に、該スプルー
金型29の軸心部に材料注入孔31が穿設されている。
該スプルー金型29の上端部にはフランジ32が形成さ
れており、該フランジ32と固定型26上端のストッパ
33との間にコイルバネ34が介装されて、該スプルー
金型29が常に上方に付勢されている。
又、スプルー金型29の上方には材料を供給する成形ノ
ズル35が上下動できるように設けられており、該成形
ノズル35の下端に設けられたジヨイント突起36が、
スプルー金型32の上面の凹部37に嵌合できるように
なっている。
上記構成の羽根車模型成形金型によって羽根車模型を成
形する工程を第6図から第10図に従って順に説明する
まず、第6図に示すように、レバー21を回転させて、
可動型ベース13の下側のカム板21を回転させ、これ
により該カム板19の上面に形成された螺旋状の溝22
が各スライドコア16の下端に設けられたガイドローラ
23を中心方向に移動すせ、各スライドコア16は可t
fl型ベース13上のレール15に沿って中心部にスラ
イドし、位置決め用コア14に当接する位置に至る。
その結果、各スライドコア16の両側面16a′と16
3”とが互いに当接して環状に集合した状態となる。
次に、第7図に示すように、成形機を動作させて上部支
持板24と下部支持板とを接近させ、上部支持板24の
下面に設けられたガイドピン25を可動型ベース13の
ガイド穴26内に挿入させて位置決めを行なう。
この両支持板11.24の接近により、固定型26の下
端の突起27が各スライドコア16上面の溝28に嵌合
して、該スライドコア16は中央にて集合した状態でロ
ックされる。
而して、第8図に示すように、成形ノズル35を下降さ
せると、該成形ノズル35の下端のジヨイント突起36
がスプルー金型29の上端凹部36に嵌合し、該スプル
ー金型29がコイルスプリング34の上方付勢力に対抗
して下降する。
その結果、スプルー金型29の下端凹部30が各スライ
ドコア16の上面に当接し、該凹部30の下部に三次元
的屈曲を有するブレードキャビティ17が形成される。
而して、上記底形ノズル35によって、ワックス、プラ
スチック等の熱硬化性樹脂を100kp/an〜100
0に9/ail程度の圧力で高圧射出し、該熱硬化性樹
脂を材料注入孔31及びブレードキャビティ17内に溶
融状態又は半溶融状態にて注入して硬化させ羽根車模型
Wを造形する。
次に、型開きに際しては、まず、成形ノズル35を上昇
させ、コイルスプリング34の力によってスプルー金型
29を上昇させた後に、第9図に示すように下部支持板
と上部支持板24を分離させ、固定型26とスライドコ
ア16とを分Mする。
而して、第10図に示すようにレバー21によってカム
板19を回転させ、各スライドコア16をラジアル方向
にスライドさせて分散させ、羽根車模型Wを取り出す。
尚、この考案の実施態様は上記実施例に限られるものは
なく、例えば、スライドコアをスライドさせる為の機構
としては他の構造のものも応用できる等種々の態様が採
用可能であることは勿論である。
上記のようにこの考案によれば、スライドコアをラジア
ル方向に分散させるようにしたので、三次元的な屈曲を
有する複雑な形状のブレードも容易に成形することがで
き、金型組立て工程が短縮化され、パターン成形時間を
短縮することができる。
又、各スライドコアが集合した後にスプルー金型が前進
してキャビティが形成されるようになっているので、ス
プルー金型とスライドコアとの嵌合用抜き勾配を考慮し
なくても良く、余分な取りしろを製品につける必要がな
くなり、歩留りの向上、取りしろ加工の減少を図ること
ができる。
更に、スプルー金型によって形成される羽根車シュラウ
ド径の寸法精度も著しく向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は羽根車の平面図、第2図は■−■断面図、第3
図は■矢視図、第4図は■矢視図、第5図以下はこの考
案の1実施例を示すものであり、第5図は羽根車模型成
形型の縦断面図、第6,7図はスライドコア正、側面図
、第8〜12図は羽根車模型の成形工程を順に示す羽根
車模型成形型の縦断面図である。 11・・・・・・下部支持板、W・・・・・・羽根車模
型、17・・・・・・ブレードキャビティ、16・・・
・・・スライドコア、26・・・・・・スプルー金型、
24・・・・・・上部支持板、34・・・・・・スプリ
ング、35・・・・・・成形ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形機に装備される下部支持板に羽根車模型を造形する
    ブレードキャビティが設けられ、該成形機に装備される
    上部支持板にはブレードキャビティの上面を形成するス
    プルー金型が設けられており、該上部支持板と下部支持
    板とが近接離反自在に対向されている羽根車模型成形金
    型において、前記ブレードキャビティは下部支持板上に
    設けられた複数のスライドコアの内面によって形成され
    ていると共に、該スライドコアは各々ブレードキャビテ
    ィに対してラジアル方向に分離移動自在とされており、
    又、前記スプルー金型は上方に付勢されるスプリングを
    有して上部支持板に上下動自在に取付けられ、該スプル
    ー金型は上部支持板上にて昇降自在に設けられた成形ノ
    ズルに当接して随伴昇降するようにされていることを特
    徴とする羽根車模型成形金型
JP16475980U 1980-11-19 1980-11-19 羽根車模型成形金型 Expired JPS6039140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16475980U JPS6039140Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19 羽根車模型成形金型

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JP16475980U JPS6039140Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19 羽根車模型成形金型

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Publication Number Publication Date
JPS5792441U JPS5792441U (ja) 1982-06-07
JPS6039140Y2 true JPS6039140Y2 (ja) 1985-11-22

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ID=29523479

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16475980U Expired JPS6039140Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19 羽根車模型成形金型

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JPS5792441U (ja) 1982-06-07

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