JPS6038456B2 - 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金 - Google Patents

延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金

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Publication number
JPS6038456B2
JPS6038456B2 JP1952479A JP1952479A JPS6038456B2 JP S6038456 B2 JPS6038456 B2 JP S6038456B2 JP 1952479 A JP1952479 A JP 1952479A JP 1952479 A JP1952479 A JP 1952479A JP S6038456 B2 JPS6038456 B2 JP S6038456B2
Authority
JP
Japan
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weight
aluminum alloy
impact extrusion
present
aluminum
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Expired
Application number
JP1952479A
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English (en)
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JPS55113855A (en
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清実 柳田
春海 麻草
明彦 高橋
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Sumitomo Aluminum Smelting Co
Original Assignee
Sumitomo Aluminum Smelting Co
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Publication date
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Priority to US06/058,661 priority patent/US4243438A/en
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Priority to AU49591/79A priority patent/AU516881B2/en
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  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は延性のすぐれた衝撃押出(インパクト)用アル
ミニウム合金に関するものである。
従釆衝撃押出アルミニウムチューブ用材料としては、通
常99.5%〜99.8%の純アルミニウムが使用され
ているが、問題点として燐鈍後のチューフが、とくに酸
化物など爽雑物を混入しているような場合でなくても、
使用時折曲げ頻度が多い場合まれに破れて内容物が漏洩
する点があげられこれの改善が要望されている。また近
時のエネルギーコストの高騰にともない嘘錨条件を緩和
し、低温、短時間で焼鎚処理しうる材料の提供も期待さ
れている。
本発明者らは上記のごとき問題を解決すべく鋭意研究を
行なった結果、アルミニウムに必須成分としてコバルト
とニッケルを添加したアルミニウム基合金が衝撃押出加
工後燐鈍処理することにより、すぐれた延性を与えると
ともに燐鈍処理条件を低温短時間化しうろことを見し、
出し本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は0.05〜3重量%のコバルト(Co
)と0.05〜3重量%のニッケル(Ni)とを必須成
分として含有し、且つCO+Niの合計含有量が少なく
とも0.15重量%であり、残部がアルミニウム及び不
可避的不純物からなる衛拳押出用アルミニウム合金を提
供するものである。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の衝撃押出用アルミニウム合金は0.05〜3重
量%のコバルトと0.05〜3重量%のニッケルとを必
須成分として含有し、且つCo十Niの合計含有量が0
.15重量%以上である。
本発明のアルミニウム合金においてはコバルトとニッケ
ルとを合金成分として同時添加することが必須条件であ
り、両成分を添加することにより純アルミニウムとの比
較においてはもとより、N−Co又はAI−Ni合金に
くらべても競鈍処理後の延性が著しく改善され、しかも
再結晶化温度が低下し煤鈍処理条件を緩和することがで
きる。
しかしながらCo+Njの合計含有量が0.15重量%
未満では目的とする特性の改善は達成されない。又コバ
ルト、ニッケルの添加量が過分になっても添加量に相応
する特性の改良が期待されず、合金の材料コストを無為
に高騰させることにもなる。さらに好ましい合金成分範
囲としては、目的とする用途、使用条件によりその選択
の範囲はことなるが、延性の改善の効果が特に顕著なも
のとしては0.2〜2重量%のコバルトと0.2〜2重
量%のニッケルとから成り、且つCo+Niの合計含有
量が3重量%以下のアルミニウム合金が好適である。ベ
ースとならるアルミニウムの純度については特に制限を
受けないが、市販の99.5%以上の純アルミニウムを
使用すれば本発明の効果、目的は十分に達成される。
衝撃押出チューブの製造方法としては常用の衝撃押出加
工、いわゆるインパクト加工がそのまま採用される。す
なわち、目的とする製品の形状にかなった本発明のアル
ミニウム合金製スラグを衝撃押出し、次いで暁鈍加工軟
化させる。本発明のアルミニウム合金製スラグを衝撃押
出した後焼金屯加工軟化処理することが、本発明の合金
の特性を発揮せしめるうえにおいて必須の要件であるが
、再結晶化温度が低下されたことにともないその処理条
件は緩和される。
本発明の著しい特長は、かかる常法の衝撃押出用加工に
より得られたインパクトチューブを焼鈍軟化加工処理す
ることにより、延性が著しく改善され、かつその焼鈍処
理条件が緩和される点にある。
蛇錨処理条件としては製品の大きさ、形状、糠鈍の目的
によりことなるが温度条件としては一般には約150〜
600ooの範囲であり、処理時間は温度条件等により
異なるため特定されない。
以下本発明を実施例によって説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例 純アルミニウム、AI−5%Co母合金及びM−10%
Ni母合金を用いて第1表に示すAI−Co−Ni合金
並びに比較例としてN−Co、AI−Ni合金を熔製し
た。
第1表 これらの合金を金型に鋳込み2仇肋厚の板に鋳造し、表
面面肖り後530午0に予熱し6柳厚まで熱間圧延した
この板から外径38側のスラグを打抜き、380ooで
1幼時間焼鎚後、衝撃押出して肉厚130ムのチューブ
をつくった。このチューブを200qoまたは400℃
に維持させた塩裕中に30分または1び分浸薄保持して
競鈍した。
衝撃押出したままのチューブおよびその後暁鎚加工軟化
したチューブにつき引張試験を行なった。結果を引張強
度について第2表に、伸びについて第3表にそれぞれ示
す。第2表引張強度 第3表伸び 以上のように本発明合金による衝撃押出アルミニウム合
金チューブは、延性にすぐれ、かつ破れにくく、しかも
焼鈍条件を緩和しても十分に特性が発揮されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 0.05〜3重量%のコバルト(Co)と0.05
    〜3重量%のニツケル(Ni)とを必須成分として含有
    し、且つCo+Niの合計含有量が少なくとも0.15
    重量%であり、残部がアルミニウム及び不可避的不純物
    からなる延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金。 2 Coが0.2〜2重量%で、Niが0.2〜2重量
    %であつて、Co+Niの合計含有量が3重量%である
    特許請求の範囲第1項記載の衝撃押出用アルミニウム合
    金。
JP1952479A 1978-07-21 1979-02-21 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金 Expired JPS6038456B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1952479A JPS6038456B2 (ja) 1979-02-21 1979-02-21 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金
US06/058,661 US4243438A (en) 1978-07-21 1979-07-18 Production of aluminum impact extrusions
DE19792929288 DE2929288A1 (de) 1978-07-21 1979-07-19 Verfahren zur herstellung von schlagstrangpress-erzeugnissen aus aluminium
AU49591/79A AU516881B2 (en) 1978-07-21 1979-08-06 Aluminium base alloy impact extrusions

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JPS55113855A JPS55113855A (en) 1980-09-02
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